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フェブラリーSは東京ダート1600mで施行されるG1。
昨年の勝ち馬レモンポップなど、超一線級は賞金の高いサウジアラビアへ遠征。根岸Sを勝ったエンペラーワケアは休養に入り、東海S2着のオメガギネスも一時は除外かと思われた。
チャンスありと見てか、短距離・中距離を走っていた馬に加え、芝や地方からの参戦も複数あり、彩り豊かな組み合わせに。週明けから目移りが止まらないものの、どれだけ頭を悩ませても勝つのは1頭。過去データ10年のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。
逃げた馬の成績は【1-1-0-8】。内訳は2019年1番人気1着インティ、2022年5番人気2着テイエムサウスダン。
インティの年は前半3ハロン35秒8と最も遅く、このペースだと控えた馬はかなり苦しい。2着・3着の馬は道中6番手あたり、前々での決着。
テイエムサウスダンの年は前半3ハロン34秒5も、重発表の高速馬場を考えると極端に速いわけではなく、初角4番手以内の着内独占。インティはペース、テイエムサウスダンは馬場の恩恵を受けている。
各年の前半3ハロンをみたい。
2023年 12.3 - 10.9 - 11.4(良)
2022年 12.2 - 11.0 - 11.3(重)
2021年 12.5 - 10.8 - 11.4(良)
2020年 12.5 - 10.9 - 11.2(良)
2019年 12.4 - 11.5 - 11.9(良)
2018年 12.2 - 10.7 - 11.2(良)
2017年 12.1 - 10.5 - 11.4(良)
2016年 12.2 - 10.8 - 11.1(重)
2015年 12.3 - 10.6 - 11.4(良)
2014年 12.4 - 11.3 - 11.8(良)
概ね前半3ハロン34秒台中盤までに収まり、35秒台に乗った年は前述の2019年と2014年しかない。2014年は1着・初角2番手(16番人気)、2着・初角5番手(2番人気)、3着馬は4角11番手から上がり最速で追い込んだが、1番人気だった。当然、前につけた馬が利を得ている。
5年に一度は緩むから今年も……、などとオカルトめいたことを言いたいわけではなく、むしろ5年に一度程度しか緩まないのだから、流れやすいレイアウトだと判断できる。
東京ダート1600mのスタートは、2コーナーの奥。150mほど芝を走り、ダートへ進入する。芝とダートとの境目は斜線のため、外枠の馬は若干芝を長く走れる。
3コーナーまでは640mとかなり長い。また、前半2ハロンは下りなので、前述した各年3ハロンのとおり、2ハロン目は10秒台が刻まれやすい。続く3ハロン目を見ると、前残りの2014年と2019年だけ極端に遅く、隊列決定がスムーズだったと見てとれる。
コーナー手前に上りがあり、下りながらのコーナリングは息を入れづらく、スタミナも必要。最後の直線は501mと、末脚を十分に活かせるため、上がり最速馬は複勝率90.9%と健闘している。
逃げ候補筆頭は、ドンフランキー。前走の東京盃のテン1ハロンは11秒9。今回と同じく、芝スタートのプロキオンS(中京ダート1400m)でも、テン1ハロン12秒0を踏み、ハナに立っている。これは対象期間中のフェブラリーSよりも速い。今回は2ハロン延長が鍵となり、鞍上の池添騎手も共同会見でこう言う。
「東京コースに関しては問題ないと思うのですが、マイルの距離になるので前半の進め方が大事になってくると思います」
なるべく自身に苦しいペースにしたくない、と読みとってよさそう。問題ははたしてそれが叶うのかというところ。ドゥラエレーデとオメガギネスはそれほど無理はしないはず。奇策があるなら、イグナイター・ペプチドナイル・ガイアフォースあたりか。特にイグナイターは最内に加え、西村騎手なら積極的にきそうだ。
私はドンフランキーが出脚の違いで早々とハナに立ち、案外ペースが上がらず逃げ粘るシーンを度々夢想したが、ペプチドナイル・イグナイターもわりと速い。う~ん、現実を見るべきなのか……。
◎キングズソード。どの差し馬を買うかと考えると、能力とオッズに最も乖離を感じる。言い換えればおいしく映る。2走前JBCクラシックを4馬身差で圧勝しており、前走東京大賞典は展開不向きかつ、最内枠。今回は外目の枠を引き、初マイルも気性的によさそう。岩田望来騎手の中央G1初勝利にも期待し、馬券は◎の単勝。
(文・垣本大樹)
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