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【安田記念の注目点】ソウルラッシュ悲願のGI制覇は? ダービー優勝の横山典弘騎手はステラヴェローチェとコンビ

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【安田記念の注目点】ソウルラッシュ悲願のGI制覇は? ダービー優勝の横山典弘騎手はステラヴェローチェとコンビ

★今年初戦のマイラーズCを制して参戦 昨年のマイルCS2着馬ソウルラッシュ

今年初戦のマイラーズCを制したソウルラッシュ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、デビュー当初、おもに芝・ダートの中距離戦に出走していたが、デビュー7戦目の2021年12月に初めて芝1600メートル戦に出走して1着となって以降は同距離に出走を続けており、昨年のマイルCSでは勝ったナミュールからクビ差の2着に入っている。ソウルラッシュは22年の安田記念は13着、23年は9着に終わっているが、三度目の正直で同レースを制すことができるだろうか。ソウルラッシュは父ルーラーシップ、母エターナルブーケという血統で、下河辺牧場の生産馬だ。これまでルーラーシップ産駒でJRA・GIを制した馬はキセキドルチェモアの2頭で、いずれも下河辺牧場生'馬だが、ソウルラッシュルーラーシップ産駒3頭目のJRA・GI勝ち馬になることができるだろうか。なお、ソウルラッシュはJ.モレイラ騎手が騎乗する予定だ。

★3年ぶりの横山典弘騎手とのコンビで出走予走 大阪杯4着のステラヴェローチェ

ステラヴェローチェ(牡6歳、栗東・須貝尚介厩舎)は、2021年に皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞4着とクラシックで善戦したが、22年のドバイシーマクラシック(UAE)9着後に約1年7カ月間の長期休養に入り、昨年秋に復帰した。同馬は休養から復帰後、富士S7着、武蔵野S16着、大阪城S1着、大阪杯4着という成績を残している。ステラヴェローチェは今回が国内外合わせて8回目のGI挑戦となるが、GI初制覇を遂げることができるだろうか。同馬には21年の共同通信杯(5着)以来、約3年3カ月ぶりに横山典弘騎手が騎乗する予定だ。なお、ステラヴェローチェを管理する須貝尚介調教師はJRA重賞通算50勝まであと1勝となっている。


★ダート初挑戦のフェブラリーSで2着に好走 昨年4着のガイアフォースが今年も参戦

ガイアフォース(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、昨年の安田記念4着以来1年ぶりの芝1600メートル戦出走となる。同馬は今年初戦のフェブラリーSで、デビュー以来初めてダート戦に出走して2着と好走したが、今回は再び芝のレースに出走する。ガイアフォースにはJRA・GI初制覇がかかる長岡禎仁騎手が騎乗する予定だが、昨年以上の走りを見せることができるだろうか。ガイアフォースを管理する杉山晴紀調教師は、チャンピオンズマイル(香港)8着以来の出走となるエルトンバローズ(牡4歳)も登録しており、2頭出しで安田記念初勝利を目指す。

蛯名正義調教師&福永祐一調教師 騎手&調教師双方での制覇なるか

京王杯SC2着のレッドモンレーヴ(牡5歳)を管理する蛯名正義調教師(美浦)は、騎手時代に1999年の安田記念を勝っており、安田記念がGIに格付けされた84年以降では初の騎手&調教師双方での同レース制覇がかかる。蛯名正義調教師には開業3年目でJRA・GI初制覇がかかるが、調教師としても安田記念を制すことができるだろうか。なお、レッドモンレーヴには横山和生騎手が騎乗する予定だ。また、2022年のNHKマイルC以来の勝利を目指すダノンスコーピオン(牡5歳)を管理する福永祐一調教師(栗東)は、騎手時代に安田記念で2勝(12、19年)を挙げており、こちらも騎手&調教師双方での安田記念制覇がかかる。福永調教師は今年3月に厩舎を開業したばかりだが、開業初年度からJRA・GIを制すことができるだろうか。なお、ダノンスコーピオンには安田記念連覇がかかる戸崎圭太騎手が騎乗する予定だ。

★ウインカーネリアンは高松宮記念4着以来の出走 中山記念2着ドーブネとの先行争いに注目!?

ウインカーネリアン(牡7歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)は、初の芝1200メートル戦出走となった前走の高松宮記念で4着に入り、今回は同レース以来約2カ月ぶりの出走となる。同馬は昨年の安田記念では逃げて8着に敗れたが、今年もレースの主導権を握るだろうか。ウインカーネリアンには123回目の挑戦でJRA・GI初制覇を目指す三浦皇成騎手が騎乗予定だ。なお、グレード制が導入された1984年以降の安田記念では、88年ニッポーテイオー、2016年ロゴタイプの2頭が逃げ切り勝ちを収めている。また、中山記念2着以来の出走となるドーブネ(牡5歳、栗東・武幸四郎厩舎)は、通算16戦6勝という成績だが、逃げた時の成績は6戦3勝、2着2回、3着1回とすべて3着以内に入っており、前走の中山記念、逃げて2着と好走している。今回、ドーブネにはテン乗りの菱田裕二騎手が騎乗する予定だが、どのような戦法で挑むだろうか。



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