ナイトインロンドン(競走馬)

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写真一覧
現役 牡3 芦毛 2020年3月10日生
調教師大竹正博(美浦)
馬主窪田 芳郎
生産者坂東牧場
生産地平取町
戦績 7戦[3-1-0-3]
総賞金3,150万円
収得賞金1,500万円
英字表記Night in London
血統 グレーターロンドン
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
ロンドンブリッジ
ムーンハウリング
血統 ][ 産駒 ]
メジロマックイーン
アスカシーズ
兄弟 リュヌルージュワーウルフ
市場価格
前走 2023/10/22 菊花賞 G1
次走予定

ナイトインロンドンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 1771388.1128** 牡3 57.0 和田竜二大竹正博 472
(-10)
3.04.2 1.135.1⑪⑫⑫⑮ドゥレッツァ
23/09/24 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2400 137109.1511** 牡3 56.0 和田竜二大竹正博 482
(+6)
2.24.8 1.334.9④④サトノグランツ
23/07/30 札幌 9 阿寒湖特別 2勝クラス 芝2600 14341.811** 牡3 55.0 和田竜二大竹正博 476
(+6)
2.39.4 -0.334.9⑧⑧⑧④ライリッズ
23/06/17 東京 8 3歳以上1勝クラス 芝2400 9771.911** 牡3 54.0 田辺裕信大竹正博 470
(-12)
2.24.9 -0.534.3フォーグッド
23/04/23 東京 5 3歳未勝利 芝2400 128123.021** 牡3 56.0 和田竜二大竹正博 482
(+4)
2.26.7 -0.734.1④④コルテローザ
23/02/18 東京 5 3歳未勝利 芝2400 183670.5102** 牡3 56.0 西村淳也大竹正博 478
(+2)
2.26.2 0.034.3⑱⑱⑱⑱ニシノレヴナント
22/12/17 中山 5 2歳新馬 芝2000 173554.21112** 牡2 55.0 田辺裕信大竹正博 476
(--)
2.05.1 1.435.8⑮⑮⑮⑮セリオーソ

ナイトインロンドンの関連ニュース

◆坂井騎手(リビアングラス4着)「道中も折り合いがついてリズム良く運べて、一生懸命走り切ってくれました」

◆池添騎手(サヴォーナ5着)「マイペースで走らせて、本当に長くいい脚を使っています。来年が楽しみになる内容でした」

◆松山騎手(ハーツコンチェルト6着)「勝負どころで後ろの馬と接触してバランスを崩して、スピードに乗るところで乗り切れませんでした」

◆岩田望騎手(マイネルラウレア7着)「最後までしっかり脚を使ってくれました。長い距離の方がいいですね」

◆和田竜騎手(ナイトインロンドン8着)「ゲートを決めたかったけど、突進して後手を踏んでしまいました。直線は脚を使っています」

武豊騎手(ファントムシーフ9着)「レース自体はいい形で運べましたが、少し距離が長かったのかなという感じです」

◆川田騎手(サトノグランツ10着)「動かし続けてこのポジションで、その位置からついていけないくらいでした。最後まで頑張っていますが、もう少し時間をかければさらにいい馬になると思います」

◆M・デムーロ騎手(ショウナンバシット11着)「勝負どころで密集して、いい反応ができませんでした」

◆角田河騎手(シーズンリッチ12着)「本質的には距離は長かったかなと思いますが、まだまだ先のある子なので楽しみです」

◆三浦騎手(ウインオーディン13着)「3コーナーから内が混雑していたので伸び伸び走らせましたが、外を回ったぶん甘くなりました」

◆昆師(トップナイフ14着)「スタートするときに膝蓋(しつがい)が外れてゲートを出られなくなった。競馬は上手に乗ってくれた。立て直したい」

◆北村宏騎手(ノッキングポイント15着)「4コーナーで前の馬が下がってきて接触して、ハミが外れて挽回できませんでした」

◆西村淳騎手(ダノントルネード16着)「やりたい競馬はできましたし、いい経験になりました」

◆田辺騎手(パクスオトマニカ17着)「スタート良く、途中までリズムは良かったんですが」

【有名人の予想に乗ろう!】菊花賞2023 霜降り明星・粗品さん、大久保先生、徳光和夫さんなどズラリ!競馬大好き芸能人・著名人がガチ予想! 2023年10月22日() 05:30


※当欄では菊花賞について、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。



【粗品(霜降り明星)】
◎⑪サトノグランツ
3連単フォーメーション
⑦⑪→⑦⑪⑭→①⑥⑦⑪⑫⑭⑰

【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑭ソールオリエンス
○⑦タスティエーラ
▲⑪サトノグランツ
△⑫ハーツコンチェルト
△⑮ファントムシーフ
△⑰ドゥレッツァ

【徳光和夫】
◎⑫ハーツコンチェルト
3連単1頭軸流しマルチ
⑫→⑥⑦⑧⑪⑭⑰
ワイド
⑫-⑪サトノグランツ

【DAIGO】
注目馬
ソールオリエンス

【林修】
注目馬
サトノグランツ

【あの】
注目馬
サトノグランツ

【篠原梨菜】
◎⑪サトノグランツ

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎⑪サトノグランツ
単勝


【キャプテン渡辺】
◎⑰ドゥレッツァ
単勝

馬連
⑰-⑭ソールオリエンス
3連複
⑦-⑭-⑰
3連単フォーメーション
⑰→④⑭→④⑭
⑭→⑦⑨→⑦⑨
⑨→⑦⑭→⑦⑭

【お兄ちゃん(ビタミンS)】
◎⑪サトノグランツ
馬単流し
⑪→⑦⑧⑨⑫
3連単フォーメーション
⑦⑨⑫⑭→⑪→①⑦⑧⑨⑫⑭
⑦⑨⑫⑭→①⑦⑧⑨⑫⑭→⑪

【林健(ギャロップ)】
◎⑥リビアングラス
3連複1頭軸流し
⑥-⑦⑪⑫⑭

【恋さん(シャンプーハット)】
◎⑭ソールオリエンス
3連単フォーメーション
⑦⑭→⑦⑭→⑥⑨⑩⑪⑫⑰
⑦⑭→⑥⑨⑩⑪⑫⑰→⑦⑭

【てつじ(シャンプーハット)】
◎⑬ナイトインロンドン
3連単フォーメーション
⑦⑧⑪⑫⑭⑮→⑦⑧⑪⑫⑭⑮→⑬

【浅越ゴエ】
◎⑪サトノグランツ
馬連流し
⑪-⑦⑭
馬連
⑤-⑪
3連単フォーメーション
⑪→⑦⑭⑮→⑥⑦⑧⑭⑮
⑦⑭⑮→⑪→⑥⑦⑧⑭⑮

【月亭八光】
◎⑪サトノグランツ
3連単フォーメーション
⑪→①③⑦⑭→①③④⑥⑦⑧⑨⑩⑫⑬⑭⑮⑯

【岩部彰(ミサイルマン)】
◎⑪サトノグランツ
馬単
⑪→⑦タスティエーラ
⑦→⑪
ワイド
⑦-⑪

【西代洋(ミサイルマン)】
◎⑩マイネルラウレア
3連複フォーメーション
⑩-⑦⑪-①④⑥⑦⑧⑨⑪⑭⑮⑰

【浜田順平(カベポスター)】
◎⑦タスティエーラ
馬連流し
⑦-①⑥⑧⑨⑫⑮⑰
3連複フォーメーション
⑦-⑨⑫⑭⑰-①③⑤⑥⑧⑨⑪⑫⑭⑮⑰

【永見大吾(カベポスター)】
◎⑩マイネルラウレア
複勝


【佐野瑞樹】
注目馬
ウインオーディン

【長岡一也】
◎⑪サトノグランツ
○⑭ソールオリエンス
▲⑦タスティエーラ
△⑥リビアングラス
△⑧サヴォーナ
△⑮ファントムシーフ
△⑰ドゥレッツァ

【原奈津子】
◎⑪サトノグランツ
○⑰ドゥレッツァ
▲⑧サヴォーナ

【鈴木淑子】
◎⑰ドゥレッツァ

【船山陽司】
◎⑨ノッキングポイント

【皆藤愛子】
◎⑬ナイトインロンドン

【高田秋】
◎①トップナイフ

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎①トップナイフ
ワイド流し
①-⑥⑦⑩⑬⑭
3連単
⑭→⑬→⑦

【レッド吉田(TIM)】
◎⑥リビアングラス

【杉本清】
◎⑪サトノグランツ

【小木茂光】
◎⑪サトノグランツ
3連単フォーメーション
⑧⑪⑫→①⑥⑦⑧⑪⑫⑭⑰→⑧⑪⑫

【守永真彩】
◎⑦タスティエーラ
3連複フォーメーション
⑦-⑪⑰-⑥⑧⑪⑫⑭⑮⑰

【福原直英】
注目馬
ドゥレッツァ

【田中裕二(爆笑問題)】
◎⑮ファントムシーフ

【田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)】
◎⑦タスティエーラ

【中村均(元JRA調教師)】
◎⑭ソールオリエンス

【橋本マナミ】
◎⑦タスティエーラ

【田原成貴(元JRA調教師)】
◎⑰ドゥレッツァ

【酒井一圭(純烈)】
◎⑦タスティエーラ

【旭堂南鷹】
◎⑪サトノグランツ

【横山ルリカ】
◎⑪サトノグランツ

【稲富菜穂】
◎⑫ハーツコンチェルト

【岡田紗佳】
◎⑫ハーツコンチェルト

【やべきょうすけ】
◎⑦タスティエーラ
○⑭ソールオリエンス
▲⑪サトノグランツ
△⑧サヴォーナ
△⑫ハーツコンチェルト
△⑮ファントムシーフ
△⑰ドゥレッツァ

【川島明(麒麟)】
注目馬
ファントムシーフ

【津田麻莉奈】
◎⑭ソールオリエンス

【ノブ(千鳥)】
注目馬
ソールオリエンス

【安田和博(デンジャラス)】
◎⑪サトノグランツ
○⑭ソールオリエンス
▲⑦タスティエーラ
△①トップナイフ
△⑨ノッキングポイント
△⑮ファントムシーフ
△⑰ドゥレッツァ

【小林雅巳】
◎⑦タスティエーラ

【じゃい(インスタントジョンソン)】
◎⑰ドゥレッツァ
○⑭ソールオリエンス
▲⑪サトノグランツ
△①トップナイフ
△⑥リビアングラス
△⑫ハーツコンチェルト
△⑬ナイトインロンドン

【中野雷太】
◎⑭ソールオリエンス

【土井よしお(ワンダラーズ)】
◎⑪サトノグランツ
○⑭ソールオリエンス
▲⑧サヴォーナ
△⑦タスティエーラ
△⑩マイネルラウレア
△⑫ハーツコンチェルト
△⑮ファントムシーフ

【清水久嗣】
◎⑰ドゥレッツァ

【岡野陽一】
◎⑭ソールオリエンス
○⑪サトノグランツ
▲①トップナイフ
△②ウインオーディン
△⑨ノッキングポイント
△⑫ハーツコンチェルト
△⑰ドゥレッツァ

【小塚歩】
◎⑮ファントムシーフ

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑮ファントムシーフ

【大島麻衣】
◎⑦タスティエーラ

【熊崎晴香(SKE48)】
◎⑪サトノグランツ

【雪平莉左】
◎⑭ソールオリエンス

【柴田阿弥】
◎⑪サトノグランツ

【栗林さみ】
注目馬
トップナイフ

【ほのか】
◎⑧サヴォーナ

【目黒貴子】
◎⑭ソールオリエンス

【天童なこ】
◎⑥リビアングラス
○⑰ドゥレッツァ
▲⑪サトノグランツ
☆⑦タスティエーラ
△⑫ハーツコンチェルト
△⑭ソールオリエンス
△①トップナイフ
△⑧サヴォーナ
△⑬ナイトインロンドン
△⑮ファントムシーフ



ウマニティ重賞攻略チーム

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【菊花賞】前走後の談話 2023年10月22日() 04:48

トップナイフ「狙い通りだったが、相手が強かった」(横山和騎手=札幌記念2着)

ウインオーディン「折り合いが鍵だけど、きょうの感じなら距離も大丈夫そう」(三浦騎手=セントライト記念6着)

シーズンリッチ「瞬発力勝負でスタミナを最大限に生かすのが難しかった」(角田河騎手=神戸新聞杯10着)

パクスオトマニカ「ダートは厳しかった」(田辺騎手=レパードS15着)

リビアングラス「距離は延びても良さそう」(吉田豊騎手=阿賀野川特別1着)

タスティエーラ「この馬の強いポイントは、リラックスしてリズム良く競馬ができるところ」(レーン騎手=日本ダービー1着)

サヴォーナ「直線は勝ったと思ったが、あと少しでかわされた」(池添騎手=神戸新聞杯2着)

ノッキングポイント「きょうは自信を持って臨める条件だと思っていた」(北村宏騎手=新潟記念1着)

マイネルラウレア「相変わらず体が緩い」(横山武騎手=神戸新聞杯8着)

サトノグランツ「得意ではない全体時計も上がりも速い流れのなか、勝ち切ってくれました」(川田騎手=神戸新聞杯1着)

ハーツコンチェルト「思っていた以上に最後は脚が使えなかった」(松山騎手=神戸新聞杯5着)

ナイトインロンドン「気合が入りすぎていて遊びがなかった」(和田竜騎手=神戸新聞杯11着)

ソールオリエンス「距離がかなりもつことが分かったのは収穫。課題のコーナリングも問題なかった」(手塚師=セントライト記念2着)

ファントムシーフ「やりたいレースはできたけど、この馬には馬場が硬すぎた」(武豊騎手=神戸新聞杯3着)

ショウナンバシット「もう少し流れてほしかった」(M・デムーロ騎手=神戸新聞杯7着)

ドゥレッツァ「馬に助けられた。スタートで内の馬が出てきたときに戸惑って後ろからになった」(戸崎騎手=日本海S1着)

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【重賞データ分析】菊花賞2023 サトノグランツ、ソールオリエンスのほか、関西馬3頭が5項目オールクリア 2023年10月21日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!菊花賞・データ分析 をお届けします!


【所属】
京都で施行された直近10回(2011~2020年)の所属別成績は、美浦の【1.0.2.46】に対し、栗東が【9.10.8.104】と圧倒している。なお、前者の1勝は連対(2着以内)率が100%だった馬(2018年フィエールマン)によるもの。3着以下敗退歴のある関東馬は評価を控えめにしたい。

(減点対象馬)
ウインオーディン ③シーズンリッチ ⑤パクスオトマニカ ⑦タスティエーラ ⑨ノッキングポイント ⑫ハーツコンチェルト ⑬ナイトインロンドン ⑰ドゥレッツァ

【前走クラス】
京都施行の直近10回における3着以内馬30頭の前走クラス(レース格)を確認すると、3歳以上G2、3歳限定G2、3歳限定G3、2勝クラス(旧1000万下)の4パターン。これ以外のステップで臨んだ馬は好走(3着以内)皆無と、厳しい戦いを強いられている。

(減点対象馬)
ダノントルネード ⑨ノッキングポイント ⑰ドゥレッツァ

【前走着順】
京都で施行された直近10回の1~2着馬20頭のうち、19頭が前走3着以内からの臨戦馬。例外の1頭には、G1で4着の善戦経験があった。相応の戦歴がない、前走4着以下敗退馬は過信禁物とみておきたい。

(減点対象馬)
ウインオーディン ③シーズンリッチ ④ダノントルネード ⑤パクスオトマニカ ⑩マイネルラウレア ⑬ナイトインロンドン ⑯ショウナンバシット

【近走人気】
京都施行の直近10回、近2走とも単勝9番人気以下だった馬が、当レースで複勝圏に入ったケースはゼロとなっている。該当馬の過大評価は避けたいところだ。

(減点対象馬)
トップナイフ

【OPクラス実績】
京都施行の直近10回における1~2着20頭全馬に、重賞3着以内またはOP特別で2着以内の好走経験があった。この条件を満たしていない馬は疑ってかかりたい。

(減点対象馬)
ナイトインロンドン ⑰ドゥレッツァ


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、⑥リビアングラス、⑧サヴォーナ、⑪サトノグランツ、⑭ソールオリエンス、⑮ファントムシーフの5頭。

トップには、⑪サトノグランツを推す。京都施行の直近10回、神戸新聞杯1着からの参戦馬は【5.0.1.1】の好成績。また、上がり3Fタイム2位以内で神戸新聞杯を勝っていた馬は【5.0.1.0】という、抜群のパフォーマンスをみせている。有力視したい1頭だ。

京都施行の直近10回、皐月賞の勝ち馬は【3.0.0.3】。それに該当する、⑭ソールオリエンスを2番手評価。以下、⑥リビアングラス、⑧サヴォーナ、⑮ファントムシーフらが続く。

<注目馬>
サトノグランツ ⑭ソールオリエンス ⑥リビアングラス ⑧サヴォーナ ⑮ファントムシーフ

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【ROBOTIPの勝率予測】菊花賞2023 騎手重視予測からは絶好調騎手が騎乗するサトノグランツを軸馬に 2023年10月21日() 12:00

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
日曜重賞の菊花賞(G1)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回の菊花賞ですが、舞台が3000mの長丁場。馬と騎手との折り合い、そしてペース配分が最重要ファクターとなりますので、騎手適性の距離を100%に全振りといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出した菊花賞全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑪サトノグランツ   17.29%
2 ⑰ドゥレッツァ    12.91%
3 ⑮ファントムシーフ  12.86%
4 ⑭ソールオリエンス  7.88%
5 ⑦タスティエーラ   6.71%
6 ⑨ノッキングポイント 6.08%
7 ⑫ハーツコンチェルト 5.50%
8 ②ウインオーディン  5.28%
9 ①トップナイフ    4.28%
10 ⑤パクスオトマニカ  3.94%
11 ⑧サヴォーナ     3.75%
12 ⑩マイネルラウレア  3.28%
13 ⑯ショウナンバシット 3.20%
14 ⑥リビアングラス   2.61%
15 ⑬ナイトインロンドン 2.25%
16 ④ダノントルネード  1.90%
17 ③シーズンリッチ   0.29%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(17頭立ての場合は5.88%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回の菊花賞では上位6頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

⑪>>⑰⑮>>⑭>⑦⑨

ご覧のようにサトノグランツが2位グループのドゥレッツァファントムシーフを抑えてトップ評価と相成りました。以下、ソールオリエンスタスティエーラノッキングポイントと続く隊列となります。馬券は絶好調騎手の川田将雅が騎乗するサトノグランツを軸とした2位グループへの流しを本線に、以下の馬連計10,000円(6点)で勝負いたします。

【劉備の菊花賞勝負馬券】
馬連ながし
⑪-⑮⑰
2点×各3,000円=6,000円

馬連
⑮-⑰
1,000円

馬連ながし
⑪-⑦⑨⑭
3点×各1,000円=3,000円

**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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【菊花賞】金曜日の陣営 2023年10月21日() 04:45

菊花賞の枠順発表から一夜明けた20日、出走馬は思い思いの方法で調整した。タスティエーラとソールオリエンスは、京都競馬場に入厩した。

<京都競馬場>

ソールオリエンスは午後2時5分に到着。初の関西圏への輸送でも、落ち着いて馬房に入った。名畑助手は「渋滞で到着が遅れましたが、馬運車ではおとなしかった。輸送も無事にクリアしてくれましたね」とホッとした表情を見せた。

タスティエーラは午後2時7分に到着。堂々とした、たたずまいだった。高橋智助手は「雰囲気はいいです。課題はカイバを食べて、環境への慣れですね。普段ぐらい食べていてくれれば」とポイントを挙げた。

<栗東トレセン>

サトノグランツは角馬場で体をほぐした。友道調教師は「変わりなくきている。カイバも食べているし、前走より今回の方がいい」と上昇ムードだ。

トップナイフはCWコースを1周半。黒羽根助手は「元気いっぱい。気合も乗っているし、不安なく来られています」と話した。

栗東滞在中の関東馬シーズンリッチは角馬場から坂路。山崎助手は「追い切って、すごく良くなっています。スタミナはあると思っているので、うまく壁を作って運べれば」と思い描いた。

ダノントルネードは坂路。福永助手は「折り合いに課題がないので、距離は対応してくれると思います」と話した。サヴォーナは角馬場で調整。「雰囲気は良かった。(体重は)増えていたけど、乗り込み量を増やしての数字ですからね」と伊藤助手。

ハーツコンチェルトはゲートで駐立を確認して、ダートコースを1周。武井調教師は「少しうるさいぐらいで、元気いっぱい。駐立も問題なかった」と胸を張る。ファントムシーフは坂路で調整。ゲートも確認した。梛木助手は「集中力があって、めちゃくちゃいい。ゲートも問題なかったです」。ショウナンバシットはDPコースを1周。榎本助手は「反動もなく、回復も早かった。体調はいいと思います」と前向きだった。

マイネルラウレアは角馬場からCWコース。宮調教師は「使って状態は上がっている。すごくいい感じ」とうなずいた。リビアングラスは坂路をゆったり。甲斐助手は「予定通りです。仕上がりもいいと思う」と満足げに話した。

<美浦トレセン>

ウインオーディンは坂路でラスト1ハロン13秒4(4ハロン57秒5)と攻めの最終調整を行った。鹿戸調教師は「元気があるし雰囲気もいい。内枠が当たったので、自分のリズムでいければ」と理想のプランを思い描く。

パクスオトマニカは坂路で汗を流した。「追い切ってからピリッとしてきた。いい感じです。順調にきているし、輸送も大丈夫」と、久保田調教師は巻き返しへ自信をのぞかせた。

新潟記念を制したノッキングポイントは坂路入り。一歩一歩脚取りを確認するように、ゆっくりと駆け上がった。「戦術は騎手が頭をフル回転させるので、自分は体調管理だけ。輸送を経験しているのは頼もしい」と木村調教師。

ナイトインロンドンは坂路で最後に1ハロン15秒台を刻み、大一番に備えた。大竹調教師は「順調です。前走よりもマイナス体重で出走することができそうです」とは納得の表情を浮かべた。

4連勝の勢いそのままに参戦するドゥレッツァは、坂路を中心に最終調整。真一文字に駆け上がり、4ハロン65秒5でフィニッシュした。「追い切りの反動はなく、フレッシュな状態です。今回体が増えているのは成長ぶん。精神面も落ち着いています」と尾関調教師は目を細めた。

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ナイトインロンドンの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月22日(日) 京都11R 第84回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ソールオリエンス(2着 460kg(±0kg))<B> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走はパドックではまだ馬体に余裕がある感じで緩さがあった。前走を使われてのこの中間も、南Wで2週前、1週前と追われて好時計が出ている。ただ、1週前の併せ馬では直線強めに追われたものの併走相手のウインマリリンを突き放すことができず、重さを残した印象の走りだった。

ウインオーディン(6着 482kg(+4kg))<B>
休み明けを2回使われてこの中間は南Wと坂路で入念な調整。1週前追い切りでは楽な手応えで先着と、上積みが期待できそう。


<前走:神戸新聞杯 阪神芝2400m(レース映像)> 中3週

サトノグランツ(1着 492kg(+2kg))<A> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
前走は阪神での重賞勝ちも春には京都コースで重賞を勝っていてコース適性は高い。前走時は、休み明けだったが最終追い切りの動きがかなり良く、パドックでもスッキリした馬体を見せ好仕上がりだった。この中間も坂路中心にプールも併用しての調整となっており、1週前追い切りでは3頭併せで素軽い動き。上積みが見込める。

サヴォーナ(2着 528kg(+12kg))<A> 優先出走馬
前走は休み明け、コラムでも指摘した通り馬体が増えていてパドックでは明らかにお腹の辺りに余裕があった。それでもレースでは好位からしぶとく伸びて差のない2着に好走。この中間は1週前にCWで強めに追われて併せて先着と、前走を使われての上積みには十分期待がもてる。

ファントムシーフ(4着 502kg(+12kg))<C> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走、馬体重は10キロ以上増えていたが太め感はなかった。この中間は、1週前に3頭併せの外を一杯に追われ力強く伸びて先着を披露。ただ、前走のレース内容やこの中間の追い切りと頭が高くなり前に伸びるというより上に抜けてしまう感じの走りになっている点がどうか。

ハーツコンチェルト(4着 492kg(-2kg))<C>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、マイナス体重も動きが鈍くまだ締まりそうな馬体だった。この中間、1週前追い切りでは前走でも併せた未勝利馬にしぶとく食い下がられていて、調子の良し悪しというよりは右回りだと反応が鈍い。

ショウナンバシット(7着 486kg(±0kg))<A>
休み明けの前走は最終追い切りで抑えきれないほど気合乗り抜群で、かなり良い出来に見えて本命◎に指名。ただ、レースでは勝ち馬の後ろを追走してきて直線でジリジリしか伸びなかった。この中間も2週前、1週前とCWで速い時計をマーク、1週前を見ると楽な手応えでここもかなり良い動きと、出来自体は引き続き良好に映る。

マイネルラウレア(8着 496kg(-6kg))<C>
休み明けの前走時は、追い切りでの動きが重く当日マイナス体重でも緩さが残っていた感じ。休み明け2戦目となる今回、1週前にCWで追い切られたが前走時よりも時計がかかっていて、良化は思いのほかスローとの印象。

シーズンリッチ(10着 498kg(+8kg))<D>
☆『前走の追い切り
前走のパドックではいつものうるさい面はまだマシだったが、レースではペースが緩むと行きたがってしまい4角早め先頭も直線早々に脚が上がってしまった。この中間も栗東での調整が続くが、頭が上がり気味の走りで物足りない内容。

ナイトインロンドン(11着 482kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走は追い切りの動きが良く状態十分といった具合に映ったが、パドックでは周りを気にしていてやや集中力を欠く感じだった。この中間も1週前に南Wで追い切られて動きは前走時よりも良く、競馬場は違うが長距離輸送も2度目となるため、前走よりも気持ちの面で良いほうに向きそう。


<前走:その他のレース出走馬>

タスティエーラ日本ダービー:1着 芝2400m 478kg(±0kg) 5ヶ月)<A>
☆『前走の追い切り
ダービーからの休み明けになるが時計を出し始めた3週前からいきなり3頭併せで速い時計を出して先着と重め感はまったくなく元気な走りで牧場での調整が順調だった感じ。1週前の追い切りでも直線強めいに追われて一気に突き放し力強い動き。今回は長距離輸送があるので1週前でこれだけ出来ていれば直前は馬なりで十分な仕上がり。

トップナイフ札幌記念:2着 芝2000m 482kg(-2kg) 中8週)<B>
前走は軽めの調整2本で出走だったので軽視したが、ジョッキーの好騎乗で2着に好走。この中間は栗東CWを中心に乗られていて、日曜には坂路でも速い時計と、反動よりは上積みのほうを感じ取れる過程となっている。

ノッキングポイント新潟記念:1着 芝2000m 494kg(+6kg) 中6週)<C>
☆『前走の追い切り
前走は古馬相手に重賞制覇。状態も良かったとは思うが、好騎乗、枠順、斤量面と恵まれた面もあり、すべてが上手くいった感じだった。この中間も南W中心の調整で、日曜には改修された坂路での調整に戻って優秀な時計をマーク。ただ前走時もパドックでチャカチャカした面を出しており、距離延長がプラスにはなるかというそうではなく……。

ドゥレッツァ(日本海S:1着 芝2200m 456kg(-6kg) 中8週)<A>
前走3勝クラス勝ちで未勝利から4連勝。その間京都新聞杯1、2着馬に先着していて能力は高い。これまでの調教では併せ馬で遅れたことがなく、この中間は1週前追い切りで抑えきれない手応えから直線併走相手を一気に突き放す上々リハを見せてきた。引き続きかなりの好状態だろうう。

ダノントルネード(日本海S:8着 芝2200m 514kg(±0kg) 中8週)<D>
☆『前々走の追い切り
休み休み使われてきている馬だが、前走時のパドックでは馬体重こそ増減なしでもふっくらした感じがなく硬さを感じる馬体だった。この中間も併せ馬での追い切りが1本のみで、1週前も月曜こそ坂路で終い速い時計を出しているものの水、土、日と軽めの調整に終始。ビシッと追われていない点はマイナスになりそう。

パクスオトマニカ(レパードS:15着 ダ1800m 488kg(+2kg) 中10週)<D>
☆『前走の追い切り
前走はダートが向かないところもあったかもしれないが、追い切りでも終いの時計がかかっていた。この中間も南Wで乗られているが、春の良い時と比べるとまだ物足りない。

リビアングラス(阿賀野川特別:1着 芝2200m 500kg(+12kg) 中8週)<A>
☆『前々走の追い切り
デビュー戦の時から毛艶が良く好馬体で、パドックでは毎回目にとまる馬。跳びが大きく切れる感じはないが、先行力がありしぶとさも兼ね備える。淀の3000mは絶好の舞台だろう。休み明けの前走は馬体が増えていたが太め感はなく、むしろ迫力が増した感じで成長著しい。ローテーションに余裕があり、この中間はこれまでの坂路中心からCWを長めからのメニューに変えてきている。併せ馬でも先着をはたすなど、休み明けを使われての上積みが感じられる。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像)中山芝2000m
2着:⑧トップナイフ、4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像)東京芝1800m
1着:⑧ファントムシーフ、4着:⑥タスティエーラ、5着:⑪ウインオーディン、6着:④シーズンリッチ
◇弥生賞(レース映像)中山芝2000m
1着:⑥タスティエーラ、2着:④トップナイフ
皐月賞レース映像)中山芝2000m
1着:①ソールオリエンス、2着:⑭タスティエーラ、3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、7着:⑧トップナイフ、8着:⑥ウインオーディン、14着:⑱マイネルラウレア
京都新聞杯レース映像)京都芝2200m
1着:⑥サトノグランツ、2着:⑦ダノントルネード、3着:⑫リビアングラス、5着:②マイネルラウレア
日本ダービーレース映像)東京芝2400m
1着:⑫タスティエーラ、2着:⑤ソールオリエンス、3着:⑪ハーツコンチェルト、5着:⑮ノッキングポイント、7着:⑬シーズンリッチ、8着:⑭ファントムシーフ、11着:⑱サトノグランツ、13着:⑯パクスオトマニカ、14着:④トップナイフ、16着:⑥ショウナンバシット


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラドゥレッツァリビアングラスサトノグランツショウナンバシットサヴォーナの6頭をあげておきます。



◇今回は菊花賞編でした。
菊花賞と言えば、芝3000mという出走馬にとって未知の距離とともにポイントとなるのが、3コーナーからの下り坂ではないかと思います。特にここ2年はリニューアル工事で開催がなかったこともあり、京都競馬場でレースを経験したことのある馬も出走馬中4頭で、それら馬たちも京都新聞杯の1回のみ。1度しか走っていないからあまり参考にならないと考えるか、経験できている点は大きなプラスになると考えるかは意見が分かれるところだと思いますが、私個人としては特殊なコースであることから1度でもこのコースを走っている点はプラスになるのではないかと思っています。さらに、当時騎乗していた騎手が今回も同じ馬とタッグを組んで出てくる場合は相当メリットが大きいと踏んでいます。
そのほか、京都競馬場で開催された過去5年(2016年から2020年)の連対馬の調教内容について見てみたところ、1週前にCW及び南Wで追い切られていた馬が10頭中9頭、最終追い切りはCW及び南W5頭、坂路4頭、芝コース1頭となっており、1週前にWコースで追い切っていた馬がほとんどだった点が特に目立ちます。やはり長距離戦ということで、中間に長めからの追い切りは必要になってくるということでしょうか。坂路だけササっとやっている馬は軽視したほうが良さそうです。
最後に、個人的なおススメポイントとして、長距離での実績が良い騎手と何だかんだで距離が長いのでロスなく走れる内枠の馬は注意、この2点を記して締めくくりたいと思います。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年9月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】母系を眺める楽しみ/神戸新聞杯展望
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先週はローズSとセントライト記念、秋G1へ向けて重要な3歳のトライアル2レースが行われた。

印象に残ったのはローズS、マスクトディーヴァの末脚。展開が向いた面はあったとはいえ、直線は強烈な伸びを見せ差し切り勝ち。人気のブレイイディヴェーグを1馬身半突き放す完勝で、レコードのおまけつきだった。

強烈な末脚の源泉となっているのは、母母ビハインドザマスクだろう。ビハインドザマスクは20世紀末に台頭した牝馬で、強烈な末脚を武器とした。3連勝で臨んだ2000年のセントウルSでは、当時人気を集めていたブラックホークを並ぶ間もなく差し切り勝ち、重賞初制覇。その後G1には縁がなかったが、引退レースとなった京都牝馬Sでは、牝馬で58キロを背負いながらやはり上がり最速の鋭い末脚を披露し差し切り勝ち。

そのビハインドザマスクディープインパクトの間に生まれたマスクオフの産駒が今回ローズSを制したマスクトディーヴァ。あのローズSを見ると、祖母の末脚を思い出さざるを得なかった。

翌日のセントライト記念は、レーベンスティールが勝利。リーベンスティールの血統表を眺めると、母父トウカイテイオーが話題になっているが、母母父のリアルシャダイも懐かしい。リアルシャダイは20世紀末~2000年代にかけてステイヤーを多く輩出した名種牡馬。1995年、ライスシャワーが2度目の制覇を成し遂げた天皇賞(春)では、2着ステージチャンプ、3着ハギノリアルキングも含め、産駒のワンツースリーという偉業を成し遂げている。本校執筆時点でレーベンスティールの今後のローテは明らかになっていないが、母系を眺める限りスタミナは豊富にありそうだ。是非、菊花賞ソールオリエンスとの再戦を観たい。

母系を眺めていると思わぬ名馬、名牝に出会うことがある。今年の札幌記念で2着と健闘したトップナイフは、父デクラレーションオブウォー、母の父スピニングワールド。これだけ見るとやや地味な血統なのかなと思えるが、さらにさかのぼってみると3歳母にワンスウェドの名前を見つけることができる。ワンスウェドは、あのテイエムオペラオーの母。つまり母母ビクトリーマッハがテイエムオペラオーの異父姉ということになる。そう考えると、タフな馬場の2000m戦だった札幌記念での激走もなんとなく説明がつくような気がする。

即馬券に繋がるような類の話ではないかもしれないが、母系を眺める楽しみを感じる今年の3歳戦線だ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/17(月)中山12R レディアス 2番人気3着

外からキッチリ伸びて来て3着確保。展開不向きもラストは目立った。叩き良化型で使いつつ良くなるタイプで、1200mもこなすが過去の実績や今回の内容から1400mの方がより流れに乗りやすそう。この後、仮に東京替わりで距離が延びても問題なく、現級なら軸で信頼できる。

~今週末の注目馬~

今週は神戸新聞杯から。

ナイトインロンドン和田竜二騎手)

注目はナイトインロンドン和田竜二騎手。

3連勝で挑むナイトインロンドンが面白い。前走の阿寒湖特別は完勝。2~3着に下したライリッズミステリーウェイも次走即勝ち上がっており、相手も揃った一戦だった。母父メジロマックイーンから豊富なスタミナを受け継いでいる印象で、菊花賞で是非見たい上がり馬。今回はさらに相手も揃ってはいるが、いきなりの重賞で通用しておかしくない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月21日(木) 10:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 神戸新聞杯2023 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月24日(日)阪神11RR 第71回神戸新聞杯(3歳G2・芝2400m)


【登録頭数:13頭】(フルゲート18頭)


<前走:日本ダービー出走馬 芝2400m(レース映像)> 4ヶ月

ハーツコンチェルト(3着、494kg(-4kg))<A>
青葉賞、ダービーとここ2戦は追い切りの動きも良くレース内容も良かった。休み明けのこの中間も、乗り込み豊富で追われるごと時計を詰めている。早めの栗東移動で1週前には3頭併せで強めに追われて先着と、仕上がりも良さそう。
☆『前走の追い切り

シーズンリッチ(7着、490kg(-2kg))<C>
パドックではテンションが高くなるところがあり、レースでも行きたがる面がある馬で今回急に良くなるということはなさそう。この中間は、1週前にジョッキー騎乗で一杯に追われていて好時計で先着と状態面は好印象。ただ、2400mでは前走のように行きたがってしまい、折り合い面での不安が残る。
☆『前走の追い切り

ファントムシーフ(8着、490kg(-4kg))<A>
前走のダービーでは追い切りに3週連続武豊騎手が騎乗していたが、かなりハードに追われていてやや強く追いすぎたかもしれない。新馬、野路菊Sと連勝しているときの追い切りでは一度もジョッキーを乗せていなかったので、普段から乗りなれている調教助手が騎乗して仕上げたほうが良いのかも。この中間は一度もジョッキーを乗せていないので、このまま最終追い切りでも助手騎乗で追ってくるようなら、今回は好仕上がりでの出走が見込める。
☆『前走の追い切り

サトノグランツ(11着、490kg(-4kg))<C>
前走時は、京都新聞杯から間隔が詰まっていて疲れが取れず1週前追い切りが坂路で軽めの調整だった。この中間は2週前に強めの追い切り、1週前は馬なりでの併せ馬を消化している。乗り込み豊富ではあるのだが、1週前に見せた動きは、重心が高い走りで物足りな印象だった。
☆『前走の追い切り

ショウナンバシット(16着、486kg(-12kg))<B>
前走時は追い切りでは伸びきれていない様子で、パドックでもテンションが高め、馬体も減り続けていてあまり状態は良くなかった。レースでも行きっぷりが悪く後方からとなり、直線も見せ場なく終わってしまった。この中間は休み明けで乗り込まれているが、2週前、1週前と併せ馬で先着しており、前走時よりは良化の気配。
☆『前走の追い切り


<前走:その他のレース出走馬>

マイネルラウレア京都新聞杯:5着 芝2200m 502kg(-8kg)4ヶ月半)<C>
前走の京都新聞杯は、内ラチ沿いを追走していたものの、直線では外に出したぶん上位争いから遅れてしまった格好。コース取りによっては勝ち負けしていたかもしれない脚を使っていた。中間、1週前にはCWで上々の時計で先着しているが、休み明けもあってか坂路での時計はまだ重さが残る感じがある。
☆『前走の追い切り

サヴォーナ(信夫山特別:1着 芝2600m 516kg(+2kg)中9週)<B>
大きな馬でドッシリとした印象を覚えるレースが多かったが、前走時はトモが締まってこれまでで一番シャープな馬体でレースに臨めた。追い切りも使われるごと時計を詰めてきているところがあり、この中間も2週、3週前に坂路で好時計をマークしている。間隔が空いて馬体が戻ってしまう可能性もあるが、状態面は上々。
☆『前々走の追い切り

サスツルギ(木曽川特別:1着 芝2200m 480kg(-2kg)3ヶ月〕)<C>
デビュー戦からルメール騎手が乗っていたが、スタートが遅く、前でレースができないところがあり脚を余すことも多かった。ここ2戦は、相手関係に恵まれたところもあり力の違いで勝ち切った。とはいえ今回も後方からのレースとなりそうで、相手も強くなり展開の助けも必要になってきそう。この中間も早めに栗東に入って調整されているが、CWでの時計にやや物足りなさが窺え、このあたりもスタート後のモタつきに影響してきそう。

ナイトインロンドン(阿寒湖特別:1着 芝2600m 476kg(+6kg)中7週)<B>
2400m以上のレースで未勝利から3連勝。使われるごとにパドックでは素軽さが出てきて、レース内容が良くなっている。この中間も、1週前に長めから強めの追い切り、そして今回は輸送もあるので日曜日にも強めに追われてと、好気配が漂う。母父メジロマックイーンのように芦毛で、素軽く長く良い脚を使えるところがあり、京都の3000mでこそ走りを見てみたいと思わせる馬。先週は母父トウカイテイオーの仔が勝っているので、同馬との対決が実現すれば本番は盛り上がりがプラスされることに。

ロードデルレイ(赤倉特別:1着 芝2000m 482kg(+2kg)中2週)<A>
休み明けの前走は、坂路とCWで入念な乗り込みで好時計を連発していたが、パドックではまだ馬体に緩さを覚えた。レースは早め先頭からのクビ差での勝利も、抜かれる感じはなく着差以上に2着馬とは力の差を感じる内容。この中間、中2週での出走で1週前は金曜日に坂路で馬なりというメニューだったが、終いの時計は良い。前走時、馬体に余裕があったので、最終追い切りで強めに追ってくるようなら、上積みも見込める。

ビキニボーイ(日本海S:5着 芝2200m 500kg(+6kg)中4週)<C>
中央に戻り新潟で2戦。転入前よりも坂路での時計が良化し状態面はかなり良かったと思われるが、伸びそうで伸びきれていなかった。この中間も、坂路・CWで好時計が出ていて好状態は伝わってくるが、首が高く、洋芝かダート向きという走りをしていて、野芝でのこの開催は状態が良くてもマイナス。

スマートファントム(香嵐渓特別:1着 芝2000m 460kg(±0kg)中8週)<C>
デビューから阪神で使われることが多く、後方から終いを活かすももうひと伸びが足りずという内容が続いていた。ここ2戦は中京で好走しているが、2走前は勝ち馬から離された2着で、前走はコース取りの差が大きかった。走りを見ると重心が低く安定感のあるフォームだが、右回りよりも左回りのほうがベターという印象。距離も2400mは長いか。この中間も、CWで好時計がマークされていて出来自体良いのだろうが、勝ち切れなかった阪神のこの距離で相手が強くなると厳しくなる。

バールデュヴァン(HTB賞:4着 芝1800m 504kg(-2kg)中6週)<C>
芝、ダートの短距離から中距離まで様々な条件を使われてきている馬だが、レース内容と調教内容を見ると短距離が向いているような気も。この中間も、坂路で好時計こそ計時されているもののスピードが勝っている感じで、前走からさらなる距離延長での2400mでは苦戦必至か。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ハーツコンチェルトファントムシーフロードデルレイナイトインロンドンの4頭をあげておきます。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像
4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像
1着:⑧ファントムシーフ、6着:④シーズンリッチ
皐月賞レース映像
3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、14着:⑱マイネルラウレア
青葉賞レース映像
2着:④ハーツコンチェルト、6着:⑩サヴォーナ
京都新聞杯レース映像
1着:⑥サトノグランツ、5着:②マイネルラウレア


◇今回は神戸新聞杯編でした。
今週は関西圏での菊花賞トライアル・神戸新聞杯となりますが、過去5年の連対馬10頭すべてが関西馬。そして、前走が日本ダービーだった馬が9頭。ダービーからの休み明けの関西馬をシンプルに買えば当たるということになりそうですが、それらの馬の調教内容を振り返ると、「1週前強め→10頭中7頭」、「最終追い切り強め→10頭中4頭」となっていました。ただし、最終追い切りを強めに追われていた馬4頭については、1週前にも強めに追われていたという共通点がありました。こうした傾向から、狙い馬は前走日本ダービーに出走していた馬で、「1週前強め→最終追い切り馬なり」、「1週前強め→最終追い切り強め」のいずれかのパターンで出走してくる馬、ということになろうかと思います。


神戸新聞杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ナイトインロンドンの口コミ


口コミ一覧
閲覧 107ビュー コメント 0 ナイス 2



12頭の血統診断を書いてみたが、シャザーン
は出走しないので、11頭ということになる。

枠順と評価を並べると以下のようになる。

1‐①トップナイフ  ○
4‐⑦タスティエーラ ○
4‐⑧サヴォ―ナ   △
5‐⑨ノッキングポイント ▲
6‐⑪サトノグランツ ◎
6‐⑫ハーツコンチェルト △
7‐⑬ナイトインロンドン ×
7‐⑭ソールオリエンス △
8‐⑮ファントムシーフ ○
8‐⑯ショウナンバシット ◎
8‐⑰ドゥレッツァ  ○

Northern Dancerクロスを持つ馬だらけで、
主導となるべき馬と同位置で並んでいたり
すると、どちらの影響が強いのか判断が付
かない。

どうしてもNorthern Dancer側のクロスが
多くなるから、そうなるとスピード不足と
いうことになってしまう。

一応平均ペース以上のレースとなった場合
の評価で、スローペースになると、タステ
ィエーラやソールオリエンスのような馬が
台頭してくるのだろう。

ショウナンバシットは血統表上は優秀だが、
レースを見ると明らかにスタミナがなく、
評価は下げざるを得ない。

予想としては、1着はサトノグランツかフ
ァントムシーフ、相手はトップナイフとし
ておく。

 サンダーガルチ 2023年10月22日() 14:24
菊花賞出走有力馬血統診断 その他
閲覧 98ビュー コメント 0 ナイス 0

菊花賞出走馬の血統診断を書いてきましたが、
7頭書いたところで残念ながら当日を迎えま
した。

書き残した分の短評を書いておきます。

■ナイトインロンドン

母父がメジロマックイーンということでステ
イヤー扱いされているが、メジロマックイー
ンの母、母の母アスカシーズの部分が、昔日
本に輸入された馬の血が残っており、父と傾
向が異なる。

クロス馬のない欠損した項目があまりに多く、
こういうタイプは距離が持たない。

評価 ×(ダメ)


■ショウナンバシット

Lyphardのクロスを持つディープインパクト系
の成功パターン。

他にHail to Reason、Nashua、Menowのクロス
を持っており、スピードは間違いない。

スタミナはDjebel、Wild Riskのクロスを持ち
問題はない。

配合構成は優秀だが、なぜこの馬がこんなに
走らないのか不思議でならない。

血統以外の何かが作用しているとしか言えない。

評価 ◎(優秀)


■ノッキングポイント
Hail tk ReasonとNorthern Dancer主導。今年
の出走馬にありがちな配合だが、他にNasua、
Tom Foolのクロスがあり、スピード勢力は優秀。

スタミナはHyperionのクロスとなるが、父側に
は1つしかなく、不安はある。

評価 ▲(普通)


■ドゥレッツァ
Halo主導でMr.Prospectorがスピードをアシスト
した形態。

Haloが持つNearcoのクロスが8代目にびっしり
並んでおり、底力はある。

ただ、Nearcoが伝えるのは長距離戦でのスピー
ドでスタミナは伝えない。

スタミナはMr.Prospector内Native Dancerだが、
Halo側との相性はよくわからない。

しかし、勝ったとしても不思議はない。

評価 ○(良い)


■トップナイフ
Northern DancerとBlushing Groom2頭主導の
配合で、Northern Dancerが強い。

両馬をつなぐBlenheimのクロスが多く、結合状
態は良い。

母系のスタミナも優秀で、3000米は問題ないが、
軽い芝は不利。

評価 ○(良い)

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 エスプレッソ 2023年10月22日() 01:04
菊花賞
閲覧 189ビュー コメント 0 ナイス 2

みなさん本命は決まったのでしょうか?
堅く決まる気もしますが、不安要素もそれぞれあります。

まず傾向ですが過去10年の内京都開催での8年間、菊花賞はキンカメ系が人気を裏切りがちです。ちなみに春天はもっと傾向が強くなります。
2017年にルーラーシップ産駒のキセキが勝っていますが、この時は稀に見る泥んこ不良馬場で、レース適性より不良馬場の適性が決め手になったのだと思います。

血統面でもう一頭ハーツクライ産駒も2011年2着のウインバリアシオン以降馬券に絡んでいません。

2016年の1〜3着馬は500kgオーバーの大型馬3頭で決着しましたが、それ以外の7年500kgオーバーの馬は馬券になっていません。
むしろ440kg台の小型?の馬が時々好走しています。
470〜500kg未満の馬が多く好走しているイメージです。


予想

◎ ⑭ ソールオリエンス
父はキタサンブラック母方にはレインボークエストも入っていて、このレースには一応向いている気がします。


◯ ⑪ サトノグランツ
ダービーで本命にして失敗した馬です。
父サトノダイヤモンドはディープの子で良いと思うのですが、母方の血統が単調?な感じがしてスピードとスタミナが足りない気もします。
春天でもこの日記で書いたのですが、川田騎手の長距離実績も不安要素です。


▲ ⑦ タスティエーラ
サトノクラウン産駒で距離に不安があるが、父も2400香港ヴァーズ優勝馬で、この馬は掛かる馬ではないらしいのでこの時期の3歳馬なら我慢してこなしてくれればと思います。


爆穴 ⑤ パクスオトマニカ
最終コーナー先頭か2番手で回って来るのでドキドキできます。
プリンシパルの勝ち馬です。レースレベルとか不問です。
父はヴィクトワールピサで少し地味ですが、産駒は京都が一番複勝率が高い。
姉は2021年の牝馬ながら菊花賞3着馬ディヴァインラブ。


× ⑩ マイネルラウレア
× ⑬ ナイトインロンドン
× ⑰ ドゥレッツア

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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:0人 2023年2月18日() 12:40:51
流石は西村、馬鹿兄弟とは技術が違う!

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2023年10月22日菊花賞 G18着
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2023年10月22日 菊花賞 G1 8着
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