トップナイフ(競走馬)

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写真一覧
現役 牡5 青鹿毛 2020年3月9日生
調教師昆貢(栗東)
馬主安原 浩司
生産者杵臼牧場
生産地浦河町
戦績17戦[2-4-2-9]
総賞金12,512万円
収得賞金5,700万円
英字表記Top Knife
血統 デクラレーションオブウォー
血統 ][ 産駒 ]
War Front
Tempo West
ビーウインド
血統 ][ 産駒 ]
スピニングワールド
ビクトリーマッハ
兄弟 ステラウインドムーンライト
市場価格2,420万円(2021北海道サマーセール)
前走 2025/05/10 エプソムカップ G3
次走予定

トップナイフの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/05/10 東京 11 エプソムC G3 芝1800 1861138.21111** 牡5 57.0 横山和生昆貢 492
(-4)
1.45.3 1.436.3セイウンハーデス
24/11/16 京都 11 アンドロメダ (L) 芝2000 15356.323** 牡4 57.5 横山典弘昆貢 496
(+4)
1.59.7 1.134.4⑮⑮⑮⑮デシエルト
24/10/06 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 145877.6129** 牡4 57.0 横山和生昆貢 492
(+4)
1.45.6 0.533.0⑭⑬⑫シックスペンス
24/08/18 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 125640.976** 牡4 58.0 田辺裕信昆貢 488
(+8)
2.00.4 0.835.1⑧⑧⑧⑥ノースブリッジ
24/07/14 函館 11 函館記念 G3 芝2000 165106.3210** 牡4 57.5 横山和生昆貢 480
(-2)
2.00.4 1.236.2ホウオウビスケッツ
23/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 171123.5814** 牡3 57.0 横山典弘昆貢 482
(0)
3.05.0 1.936.4⑪⑧ドゥレッツァ
23/08/20 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1561049.692** 牡3 55.0 横山和生昆貢 482
(-2)
2.02.2 0.736.9⑥⑤プログノーシス
23/05/28 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 182468.41014** 牡3 57.0 横山典弘昆貢 484
(-4)
2.26.2 1.033.1⑮⑯⑯⑰タスティエーラ
23/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 184818.497** 牡3 57.0 横山典弘昆貢 488
(+4)
2.01.5 0.936.4⑯⑯⑮⑯ソールオリエンス
23/03/05 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 10442.912** 牡3 56.0 横山典弘昆貢 484
(-10)
2.00.6 0.234.9タスティエーラ
22/12/28 中山 11 ホープフルS G1 芝2000 184818.772** 牡2 55.0 横山典弘昆貢 494
(+4)
2.01.5 0.035.0ドゥラエレーデ
22/11/26 阪神 11 京都2歳S G3 芝2000 15348.632** 牡2 55.0 横山典弘昆貢 490
(+6)
2.00.5 0.035.3⑥⑥⑤⑥グリューネグリーン
22/10/29 阪神 9 萩ステークス (L) 芝1800 73318.061** 牡2 55.0 横山典弘昆貢 484
(+2)
1.46.2 -0.333.9ナイトキャッスル
22/09/24 中京 9 野路菊S OP 芝2000 72212.444** 牡2 54.0 横山典弘昆貢 482
(-2)
2.01.7 1.534.9ファントムシーフ
22/09/04 札幌 1 2歳未勝利 芝2000 8117.131** 牡2 54.0 横山和生昆貢 484
(-6)
2.02.5 -0.736.7エルデストサン
22/08/13 札幌 1 2歳未勝利 芝1800 12333.413** 牡2 54.0 横山和生昆貢 490
(-10)
1.51.4 0.436.7トーセンウォルト
22/07/24 札幌 5 2歳新馬 芝1800 9666.836** 牡2 54.0 横山和生昆貢 500
(--)
1.52.9 0.635.9⑥④⑥⑥ドゥアイズ

トップナイフの関連ニュース

◆ルメール騎手(ドゥラドーレス2着)「スタートが遅いので後ろから。こういう馬場でもずっといい感じで走れていた。直線もだんだんと加速してくれたが、残念ながらレコードタイムだったからね。勝った馬が強かったよ」

◆団野騎手(トーセンリョウ3着)「いい位置を取りたかったが、馬のリズム重視であの(後方の)ポジションから。最後はよく伸びてくれたし、能力を再確認しました。馬がすごく良くなっているので、これからが楽しみ」

◆横山武騎手(クルゼイロドスル4着)「ポジションを取る競馬をしたかったのですが、スタートがそんなに速くなかったので。折り合いは大丈夫でした。しまいはよく頑張ってくれたし、重賞を勝てるチャンスはあると思います」

◆田辺騎手(コントラポスト5着)「ペースはちょうどいいかと思いましたが、周りが強かったです。きょうはゲート内の体勢がよくていいスタートを切れた。こういった感じでゲートが安定してくれば、競馬がしやすくなると思います」

◆レーン騎手(ダノンエアズロック6着)「外枠でポジションを取るのに少し脚を使った。スムーズな競馬で追ってから反応したが、ペースが速かったぶん、最後に脚がなくなった」

◆ディー騎手(ディープモンスター7着)「ペースがすごく流れていて、直線ははじけるかと思ったのですが…。現状で1800メートルを使うならブリンカーを着けた方がいいかも。距離を延ばしてみるのもいいと思います」

◆古川吉騎手(エヒト8着)「内をぴったり回って直線でグッと反応することろがあった。8歳馬でこの時計でよく頑張って偉い馬です」

◆岩田望騎手(デビットバローズ9着)「前回に比べると状態はもうひとつでした。ただ、このクラスでもやれるし、大きなところを取らせたいです」

◆杉原騎手(カラテ10着)「勝ち馬と同じような位置から運んで、最後も歯を食いしばって頑張ってくれました」

◆横山和騎手(トップナイフ11着)「休み明けでしたが、スタートを上手に決めてこの馬らしさが見られました」

◆柴田裕騎手(コレペティトール12着)「頑張ってくれましたが、最後はクタクタでした」

◆北村宏騎手(シュトラウス13着)「このメンバー、並びの中で与えられた枠からできる限り、馬のリズムを保ちながら行こうとしました。先頭に立ったことよりも近いところに馬がいて、息を入れながら行くことが前回より難しかった部分があります。そのぶん、最後まで残せませんでした。まだやれることはあると思うので、取り組んでいきたいです」

◆津村騎手(キョウエイブリッサ14着)「ゲートで待たされてナーバスな感じで、うまくスタートを切れませんでした。それにペース、全体時計も速く、忙しかった。これがいい経験になるといいですね」

◆鮫島駿騎手(ラケマーダ15着)「展開が向いたと思ったんですが、全然動けませんでした。良馬場の方がいいと思います」

◆藤岡騎手(ジューンテイク16着)「休み明けで気負っていたぶん、掛かってしまい、最後はガス欠ような感じでした。1回使って上がってくるといいですね」

◆西村太騎手(ビーアストニッシド17着)「ちょっとオーバーペースでしたね。それでもだいぶ気持ちが戻ってきた感じです」

吉田豊騎手(メイショウチタン18着)「このペースでもハナに行ければ違ったと思うんですけどね。(逃げた馬が)掛かり気味だったし、枠の内外が逆ならまた違ったと思いますが…」

【京都新聞杯2025ほか】回収率予報ニュース! 2025/5/10(土)版 2025年5月10日() 09:00

≪2025/5/10(土) 買ってはいけない 京都新聞杯エプソムCほか≫

「買ってはいけない」とは・・・予測回収率が低く、文字通り馬券購入の際には避けることをおすすめする馬。
なお、予測回収率が高い馬は回収率予報官プロ提供予想内「一言コメント」および「コメント」欄に記載しています。

メインレースの単勝の予測回収率が低い馬です。
馬券購入の際には避けることをおすすめします。
(2022~23年実績:1,800件中/1着62件/払戻86,900円/回収率48%)

■ 新潟 11R  芝1000m 4歳上3勝クラス 15:25 駿風ステークス
 ⑦ 50% 90.6倍(16) ユスティニアン
 ⑧ 50% 16.5倍(8) プロスペリダード
 ⑩ 60% 46.6倍(14) ハーモニーマゼラン

■ 京都 11R  芝2200m 3歳オープン 15:35 G2 京都新聞杯
 ⑤ 60% 4.2倍(3) エムズ

■ 東京 11R  芝1800m 4歳上オープン 15:45 G3 エプソムC
 ⑤ 50% 195.9倍(18) コレペティトール
 ⑨ 50% 182.8倍(17) ラケマーダ
 ⑪ 60% 33.8倍(12) トップナイフ
 ⑮ 50% 81.6倍(14) カラテ
 ⑱ 50% 106.3倍(15) ビーアストニッシド

・買ってはいけない 各レースの人気馬

各レースの出走馬で、単勝オッズ6.0以下かつ予測回収率60%以下の一覧です。
(2022~23年実績:1,383件中/1着210件/払戻76,850円/回収率56%)

京都 04R ② 60% 4.7倍(2) オーケーエンジェル
新潟 06R ⑮ 60% 4.4倍(1) マドモアゼルアスク
新潟 07R ③ 60% 4.8倍(2) ヴァズレーヌ
京都 07R ① 60% 3.1倍(1) レディーヴァリュー
京都 11R ⑤ 60% 4.2倍(3) エムズ


≪2025/5/10(土) 単勝万馬券を狙え≫

対象レースの単勝の予測回収率90%以上の出走馬で最もオッズの高い馬です。
単勝以外の券種でも、この馬を絡めるとオトクですよ。
(2022年7月30日札幌11R、1着フォワードアゲン/単勝払戻13,420円)

東京 10R ② 100% 128.2倍(11) ナムラジミー

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。

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【エプソムC2025】ROBOTIPの勝率予測 騎手重視予測からはデビットバローズ、ダノンエアズロック一騎討ちの図式 2025年5月9日(金) 17:00

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
土曜重賞のエプソムカップ(G3)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回の舞台となる東京芝1800mは、1・2コーナーのポケットからスタートするコース形態。ここはそんな舞台を考慮して、距離適性40%、トラック適性40%、周回方向適性10%、G前の坂の有無適性10%のセッティングといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出したエプソムC全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑭デビットバローズ  10.57%
2 ⑰ダノンエアズロック 10.09%
3 ⑫ディープモンスター 9.40%
4 ④ドゥラドーレス   8.80%
5 ⑧クルゼイロドスル  7.39%
6 ⑪トップナイフ    7.30%
7 ⑦コントラポスト   7.16%
8 ⑯セイウンハーデス  6.69%
9 ③エヒト       5.37%
10 ⑥トーセンリョウ   4.68%
11 ①キョウエイブリッサ 4.44%
12 ⑨ラケマーダ     4.05%
13 ②シュトラウス    3.94%
14 ⑩ジューンテイク   3.14%
15 ⑬メイショウチタン  2.79%
16 ⑮カラテ       2.62%
17 ⑱ビーアストニッシド 0.87%
18 ⑤コレペティトール  0.71%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(18頭立ての場合は5.56%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回のエプソムCでは上位8頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

⑭⑰>⑫④>⑧⑪⑦⑯

ご覧のようにデビットバローズ岩田望来)とダノンエアズロック(D.レーン)の2頭がほぼ横並びでトップ評価と相成りました。以下ディープモンスタードゥラドーレスが第2グループを、クルゼイロドスル他4頭が第3グループを形成する図式となります。
馬券はデビットバローズダノンエアズロックの一騎討ちと見立て、2頭の組み合わせを本線に、以下の馬連計10,000円(13点)で勝負いたします。

【劉備のエプソムC勝負馬券】
馬連
⑭-⑰
2,000円

馬連フォーメーション
⑭⑰-④⑫
4点×各1,000円=4,000円
⑭⑰-⑦⑧⑪⑯
8点×各500円=4,000円

**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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【エプソムC2025】過去10年の重賞データ分析 5項目で減点なし3頭からトップ評価はシュトラウス 2025年5月9日(金) 12:00

【馬齢】
2015年以降(すべて6月開催)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から6歳までの3世代間で収まっている。まずは、4~6歳馬を重視したいところだ。

(減点対象馬)
エヒト ⑫ディープモンスター ⑬メイショウチタン ⑮カラテ

【前走距離】
2015年以降(過去10年)の3着以内馬延べ30頭の前走を距離別で分けると、芝1400m、芝1600m、芝1800m、芝2000mの4組に集約される。なお、1400m・1600m組の好走(3着以内)は、グレード競走からの参戦馬のみ。その点には注意したい。

(減点対象馬)
キョウエイブリッサ ③エヒト ⑩ジューンテイク ⑯セイウンハーデス

【負担重量】
負担重量が前回から2キロ以上増えていた馬は苦戦傾向にあり、2015年以降の連対(2着以内)事例はゼロとなっている。該当馬は過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
キョウエイブリッサ ⑦コントラポスト ⑨ラケマーダ ⑩ジューンテイク ⑰ダノンエアズロック

【前走人気】
2015年以降の1~2着馬20頭は、そのいずれもが前走で単勝6番人気以内に支持されていた。前走で低評価を受けていた馬は、分が悪い傾向にあるようだ。

(減点対象馬)
キョウエイブリッサ ③エヒト ⑤コレペティトール ⑧クルゼイロドスル ⑨ラケマーダ ⑫ディープモンスター ⑬メイショウチタン ⑮カラテ ⑱ビーアストニッシド

【前走馬体重】
2015年以降の2着以内馬20頭のうち、半数の10頭は前走の馬体重が490キロ以内。490キロを超えていた残りの半数は、いずれも東京芝コースでの1着歴を有していた。東京芝コース未勝利の大型馬は、連対(2着以内)候補として強調しづらい。

(減点対象馬)
ジューンテイク ⑪トップナイフ ⑭デビットバローズ


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、②シュトラウス、④ドゥラドーレス、⑥トーセンリョウの3頭。

トップ評価は、②シュトラウスとする。2015年以降、4歳馬は【6.5.5.24】と主力を形成。そのなかでも、中9週以上と間隔をしっかりとって臨んだ馬は【1.1.2.3】の好成績を収めている。上位好走への期待はじゅうぶんだろう。

過去10年、前走がOP特別、かつ単勝4番人気以内に支持されていた馬は【3.5.3.20】。それに当てはまる、④ドゥラドーレス、⑥トーセンリョウも要警戒の存在だ。

<注目馬>
シュトラウス ④ドゥラドーレス ⑥トーセンリョウ

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【エプソムC】レース展望 2025年5月5日(月) 14:37

東京の土曜メインは年間日程の変更により、今年から約1カ月前倒しされたエプソムC(10日、GⅢ、芝1800メートル)。混戦模様の名物重賞に実力ぞろいのメンバーがそろった。

シュトラウス(美浦・武井亮厩舎、牡4歳)は2走前のオーロC(2着)からレースぶりが安定。600メートルの距離延長になった前走の白富士Sも道中はやや引っ掛かる面を見せたが、直線は地力の違いで押し切った。日頃の稽古から幼さを見せていた3歳時とは変わり、馬自身が成長してきた。もともと東京スポーツ杯2歳Sを勝つなど能力は高く、久しぶりの重賞でも気後れはない。

ダノンエアズロック(美浦・堀宣行厩舎、牡4歳)は近走不振だが、東京芝1800メートルは3戦2勝の得意舞台。中間は丹念に併せ馬を消化し、上々の仕上がりを見せている。父モーリスは4歳時から成績が急上昇していったように、成長力は産駒の大きな武器。一変しても不思議はない。

デビッドバローズ(栗東・上村洋行厩舎、騸6歳)はリステッドの前走・大阪城Sでオープン初勝利。好位から突き抜け、後続に2馬身半差をつける強い競馬で、6歳にして充実期に入った印象を受ける。時計勝負にも対応したことから今の高速決着が目立つ東京コースは向きそうで、勢いそのままに重賞初制覇を狙う。

ドゥラドーレス(美浦・宮田敬介厩舎、牡6歳)は屈腱炎からの復帰2戦目の小倉日経賞で久しぶりのV。3歳時からトップレベルで戦っていたようにポテンシャルの高さは折り紙付きで、半妹レガレイラの活躍に負けじと兄としての意地も見せたいところだ。

神戸新聞杯2着以来になるが、京都新聞杯優勝馬ジューンテイク(栗東・武英智厩舎、牡4歳)、身上の先行力を生かせば上位をうかがえるセイウンハーデス(栗東・橋口慎介厩舎、牡6歳)、前走は後方からの競馬で新味を見せたトップナイフ(栗東・昆貢厩舎、牡5歳)なども目が離せない。

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【エプソムC2025】出走予定馬最速チェック ダービー卿CT2着コントラポスト、昨年3着シルトホルンなどがエントリー 2025年5月5日(月) 11:00

クルゼイロドスル
昨年の関越S勝ち馬。開幕週の高速馬場で、2ハロン目からゴール前で11秒台が続いた。やや折り合いに不安のあるなか走りやすい流れとなり、中団インからよく伸びている。内枠から馬群に入れられたのも吉と出た印象。そこから、富士S(8着)、中日新聞杯(7着)、中山記念(5着)と善戦止まりが続くが、前走に関しては8枠16番のぶんロスがあった。G3なら出番があっても。

コントラポスト
今年のダービー卿CT2着馬。好位馬群で、前後半46.4秒-46.0秒の流れに乗って運ぶと、直線は間を割って伸びた。3勝クラス勝ちは今回と同じ東京芝1800m。稍重でも時計の出る馬場だったが、勝ち時計1:45.1はまずまず。1000m57.5秒、上がり35.9秒を好位から抜けた。抜群に切れる感じはなく、前で受けたほうが良さは出そう。

ジューンテイク
一昨年の朝日杯FSは11番人気ながら4着。前後半は46.1秒-47.7秒、シンガリから馬群外を進出し、4角もかなり外を回った。展開は向いたが、距離ロス大。3走後の京都新聞杯で重賞初制覇。最内からスローの好位、直線も最短距離を走り、上がりは最速の33.6秒。前走の神戸新聞杯2着は上がり35.4秒で、対応できるレンジは広い。

シュトラウス
一昨年不良の新馬戦(東京芝1600m)を圧勝も、次のサウジアラビアRC(3着)で折り合い難を露呈。東スポ杯2歳Sを制したが、緩みない流れのなか掛かっていた。暮れの朝日杯FS(10着)は、動いてハナに立ってしまい、余計に乗り難しくなる。短縮ローテを挟み、前走の白富士S1着は、掛かり気味のハナから粘り込み。能力は高いが、自滅の不安も。

シルトホルン
3歳4月の東京マイルを1:32.3の好時計で走り、7月のラジオNIKKEI賞は、開幕週の馬場を活かし好位から2着。昨年のエプソムC3着も、2番手から凌いだもの。緩みないラップのなか地力を示し、レースレコードから0.6秒差。前走の小倉大賞典は1番人気8着も、出負けして後方からになった。スタートを決めたい。

ダノンエアズロック
今回と同じ東京芝1800mの新馬戦、アイビーSを連勝。アイビーSは少頭数のスロー、上がり勝負のなか、最速の32.7秒は3着レガレイラとタイ。大きく崩れたのは、右回りかつ内回りの弥生賞(7着)、チャレンジC(7着)と、距離が長かったダービー(14着)。3勝目はプリンシパルSで決め、毎日王冠(6着)では0.3秒差にまとめている。舞台に不足なく、相手関係ひとつ。

ディープモンスター
昨年の小倉記念(中京)3着は、トップハンデ58.5キロ。レコードの出る高速馬場のなか、前後半57.6秒-58.9秒の持久力勝負。いつもどおり多少行きたがっていたが、中団からしぶとく伸びた。3走前のチャレンジC(京都)2着もタフな流れ。今回は初の1800m。折り合い面から良さそうだが、速い脚比べになるとどうだろうか。

デビットバローズ
昨年1月の3勝クラス突破以降、[1-3-0-2]。着外2回は重賞で、新潟大賞典はスローを前々で立ち回り4着。函館記念は、好位外でロスがあったとはいえ、負けすぎの16着。その後に去勢し、初戦の洛陽Sを2着。初マイルよりも、馬群をこなせたのが大きい。前走の大阪城Sは好位外から楽に抜け、勝ち時計も1:44.6と上々。

ドゥラドーレス
3年前阪神開催の菊花賞4着馬。後方で我慢を利かせ、外を回って脚を伸ばした。全5勝は芝1800~2000m。3勝クラス(東京芝2000m)突破時の2、3着馬は、リフレーミングチャックネイト。近2走のオクトーバーS(11着)は折り合わず、小倉日経賞(1着)は中団から伸び、上がり最速35.1秒をマークしての快勝。どちらかと言えば締まった流れがいいか。

トップナイフ
3年前に京都2歳S2着、ホープフルS2着、一昨年は弥生賞2着、対古馬戦かつ道悪の札幌記念では、9番人気2着と穴をあけた。すべて小回りの2000m、好位から持久力を活かしている。5戦ぶりの馬券内となった前走のアンドロメダSも京都内回り。横山典弘騎手騎乗で、以前と異なり後方ポツンから末脚を活かした。ただ、東京向きではないだろう。

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トップナイフの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月22日(日) 京都11R 第84回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ソールオリエンス(2着 460kg(±0kg))<B> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走はパドックではまだ馬体に余裕がある感じで緩さがあった。前走を使われてのこの中間も、南Wで2週前、1週前と追われて好時計が出ている。ただ、1週前の併せ馬では直線強めに追われたものの併走相手のウインマリリンを突き放すことができず、重さを残した印象の走りだった。

ウインオーディン(6着 482kg(+4kg))<B>
休み明けを2回使われてこの中間は南Wと坂路で入念な調整。1週前追い切りでは楽な手応えで先着と、上積みが期待できそう。


<前走:神戸新聞杯 阪神芝2400m(レース映像)> 中3週

サトノグランツ(1着 492kg(+2kg))<A> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
前走は阪神での重賞勝ちも春には京都コースで重賞を勝っていてコース適性は高い。前走時は、休み明けだったが最終追い切りの動きがかなり良く、パドックでもスッキリした馬体を見せ好仕上がりだった。この中間も坂路中心にプールも併用しての調整となっており、1週前追い切りでは3頭併せで素軽い動き。上積みが見込める。

サヴォーナ(2着 528kg(+12kg))<A> 優先出走馬
前走は休み明け、コラムでも指摘した通り馬体が増えていてパドックでは明らかにお腹の辺りに余裕があった。それでもレースでは好位からしぶとく伸びて差のない2着に好走。この中間は1週前にCWで強めに追われて併せて先着と、前走を使われての上積みには十分期待がもてる。

ファントムシーフ(4着 502kg(+12kg))<C> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走、馬体重は10キロ以上増えていたが太め感はなかった。この中間は、1週前に3頭併せの外を一杯に追われ力強く伸びて先着を披露。ただ、前走のレース内容やこの中間の追い切りと頭が高くなり前に伸びるというより上に抜けてしまう感じの走りになっている点がどうか。

ハーツコンチェルト(4着 492kg(-2kg))<C>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、マイナス体重も動きが鈍くまだ締まりそうな馬体だった。この中間、1週前追い切りでは前走でも併せた未勝利馬にしぶとく食い下がられていて、調子の良し悪しというよりは右回りだと反応が鈍い。

ショウナンバシット(7着 486kg(±0kg))<A>
休み明けの前走は最終追い切りで抑えきれないほど気合乗り抜群で、かなり良い出来に見えて本命◎に指名。ただ、レースでは勝ち馬の後ろを追走してきて直線でジリジリしか伸びなかった。この中間も2週前、1週前とCWで速い時計をマーク、1週前を見ると楽な手応えでここもかなり良い動きと、出来自体は引き続き良好に映る。

マイネルラウレア(8着 496kg(-6kg))<C>
休み明けの前走時は、追い切りでの動きが重く当日マイナス体重でも緩さが残っていた感じ。休み明け2戦目となる今回、1週前にCWで追い切られたが前走時よりも時計がかかっていて、良化は思いのほかスローとの印象。

シーズンリッチ(10着 498kg(+8kg))<D>
☆『前走の追い切り
前走のパドックではいつものうるさい面はまだマシだったが、レースではペースが緩むと行きたがってしまい4角早め先頭も直線早々に脚が上がってしまった。この中間も栗東での調整が続くが、頭が上がり気味の走りで物足りない内容。

ナイトインロンドン(11着 482kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走は追い切りの動きが良く状態十分といった具合に映ったが、パドックでは周りを気にしていてやや集中力を欠く感じだった。この中間も1週前に南Wで追い切られて動きは前走時よりも良く、競馬場は違うが長距離輸送も2度目となるため、前走よりも気持ちの面で良いほうに向きそう。


<前走:その他のレース出走馬>

タスティエーラ日本ダービー:1着 芝2400m 478kg(±0kg) 5ヶ月)<A>
☆『前走の追い切り
ダービーからの休み明けになるが時計を出し始めた3週前からいきなり3頭併せで速い時計を出して先着と重め感はまったくなく元気な走りで牧場での調整が順調だった感じ。1週前の追い切りでも直線強めいに追われて一気に突き放し力強い動き。今回は長距離輸送があるので1週前でこれだけ出来ていれば直前は馬なりで十分な仕上がり。

トップナイフ札幌記念:2着 芝2000m 482kg(-2kg) 中8週)<B>
前走は軽めの調整2本で出走だったので軽視したが、ジョッキーの好騎乗で2着に好走。この中間は栗東CWを中心に乗られていて、日曜には坂路でも速い時計と、反動よりは上積みのほうを感じ取れる過程となっている。

ノッキングポイント新潟記念:1着 芝2000m 494kg(+6kg) 中6週)<C>
☆『前走の追い切り
前走は古馬相手に重賞制覇。状態も良かったとは思うが、好騎乗、枠順、斤量面と恵まれた面もあり、すべてが上手くいった感じだった。この中間も南W中心の調整で、日曜には改修された坂路での調整に戻って優秀な時計をマーク。ただ前走時もパドックでチャカチャカした面を出しており、距離延長がプラスにはなるかというそうではなく……。

ドゥレッツァ(日本海S:1着 芝2200m 456kg(-6kg) 中8週)<A>
前走3勝クラス勝ちで未勝利から4連勝。その間京都新聞杯1、2着馬に先着していて能力は高い。これまでの調教では併せ馬で遅れたことがなく、この中間は1週前追い切りで抑えきれない手応えから直線併走相手を一気に突き放す上々リハを見せてきた。引き続きかなりの好状態だろうう。

ダノントルネード(日本海S:8着 芝2200m 514kg(±0kg) 中8週)<D>
☆『前々走の追い切り
休み休み使われてきている馬だが、前走時のパドックでは馬体重こそ増減なしでもふっくらした感じがなく硬さを感じる馬体だった。この中間も併せ馬での追い切りが1本のみで、1週前も月曜こそ坂路で終い速い時計を出しているものの水、土、日と軽めの調整に終始。ビシッと追われていない点はマイナスになりそう。

パクスオトマニカ(レパードS:15着 ダ1800m 488kg(+2kg) 中10週)<D>
☆『前走の追い切り
前走はダートが向かないところもあったかもしれないが、追い切りでも終いの時計がかかっていた。この中間も南Wで乗られているが、春の良い時と比べるとまだ物足りない。

リビアングラス(阿賀野川特別:1着 芝2200m 500kg(+12kg) 中8週)<A>
☆『前々走の追い切り
デビュー戦の時から毛艶が良く好馬体で、パドックでは毎回目にとまる馬。跳びが大きく切れる感じはないが、先行力がありしぶとさも兼ね備える。淀の3000mは絶好の舞台だろう。休み明けの前走は馬体が増えていたが太め感はなく、むしろ迫力が増した感じで成長著しい。ローテーションに余裕があり、この中間はこれまでの坂路中心からCWを長めからのメニューに変えてきている。併せ馬でも先着をはたすなど、休み明けを使われての上積みが感じられる。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像)中山芝2000m
2着:⑧トップナイフ、4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像)東京芝1800m
1着:⑧ファントムシーフ、4着:⑥タスティエーラ、5着:⑪ウインオーディン、6着:④シーズンリッチ
◇弥生賞(レース映像)中山芝2000m
1着:⑥タスティエーラ、2着:④トップナイフ
皐月賞レース映像)中山芝2000m
1着:①ソールオリエンス、2着:⑭タスティエーラ、3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、7着:⑧トップナイフ、8着:⑥ウインオーディン、14着:⑱マイネルラウレア
京都新聞杯レース映像)京都芝2200m
1着:⑥サトノグランツ、2着:⑦ダノントルネード、3着:⑫リビアングラス、5着:②マイネルラウレア
日本ダービーレース映像)東京芝2400m
1着:⑫タスティエーラ、2着:⑤ソールオリエンス、3着:⑪ハーツコンチェルト、5着:⑮ノッキングポイント、7着:⑬シーズンリッチ、8着:⑭ファントムシーフ、11着:⑱サトノグランツ、13着:⑯パクスオトマニカ、14着:④トップナイフ、16着:⑥ショウナンバシット


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラドゥレッツァリビアングラスサトノグランツショウナンバシットサヴォーナの6頭をあげておきます。



◇今回は菊花賞編でした。
菊花賞と言えば、芝3000mという出走馬にとって未知の距離とともにポイントとなるのが、3コーナーからの下り坂ではないかと思います。特にここ2年はリニューアル工事で開催がなかったこともあり、京都競馬場でレースを経験したことのある馬も出走馬中4頭で、それら馬たちも京都新聞杯の1回のみ。1度しか走っていないからあまり参考にならないと考えるか、経験できている点は大きなプラスになると考えるかは意見が分かれるところだと思いますが、私個人としては特殊なコースであることから1度でもこのコースを走っている点はプラスになるのではないかと思っています。さらに、当時騎乗していた騎手が今回も同じ馬とタッグを組んで出てくる場合は相当メリットが大きいと踏んでいます。
そのほか、京都競馬場で開催された過去5年(2016年から2020年)の連対馬の調教内容について見てみたところ、1週前にCW及び南Wで追い切られていた馬が10頭中9頭、最終追い切りはCW及び南W5頭、坂路4頭、芝コース1頭となっており、1週前にWコースで追い切っていた馬がほとんどだった点が特に目立ちます。やはり長距離戦ということで、中間に長めからの追い切りは必要になってくるということでしょうか。坂路だけササっとやっている馬は軽視したほうが良さそうです。
最後に、個人的なおススメポイントとして、長距離での実績が良い騎手と何だかんだで距離が長いのでロスなく走れる内枠の馬は注意、この2点を記して締めくくりたいと思います。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年9月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】母系を眺める楽しみ/神戸新聞杯展望
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先週はローズSとセントライト記念、秋G1へ向けて重要な3歳のトライアル2レースが行われた。

印象に残ったのはローズS、マスクトディーヴァの末脚。展開が向いた面はあったとはいえ、直線は強烈な伸びを見せ差し切り勝ち。人気のブレイイディヴェーグを1馬身半突き放す完勝で、レコードのおまけつきだった。

強烈な末脚の源泉となっているのは、母母ビハインドザマスクだろう。ビハインドザマスクは20世紀末に台頭した牝馬で、強烈な末脚を武器とした。3連勝で臨んだ2000年のセントウルSでは、当時人気を集めていたブラックホークを並ぶ間もなく差し切り勝ち、重賞初制覇。その後G1には縁がなかったが、引退レースとなった京都牝馬Sでは、牝馬で58キロを背負いながらやはり上がり最速の鋭い末脚を披露し差し切り勝ち。

そのビハインドザマスクディープインパクトの間に生まれたマスクオフの産駒が今回ローズSを制したマスクトディーヴァ。あのローズSを見ると、祖母の末脚を思い出さざるを得なかった。

翌日のセントライト記念は、レーベンスティールが勝利。リーベンスティールの血統表を眺めると、母父トウカイテイオーが話題になっているが、母母父のリアルシャダイも懐かしい。リアルシャダイは20世紀末~2000年代にかけてステイヤーを多く輩出した名種牡馬。1995年、ライスシャワーが2度目の制覇を成し遂げた天皇賞(春)では、2着ステージチャンプ、3着ハギノリアルキングも含め、産駒のワンツースリーという偉業を成し遂げている。本校執筆時点でレーベンスティールの今後のローテは明らかになっていないが、母系を眺める限りスタミナは豊富にありそうだ。是非、菊花賞ソールオリエンスとの再戦を観たい。

母系を眺めていると思わぬ名馬、名牝に出会うことがある。今年の札幌記念で2着と健闘したトップナイフは、父デクラレーションオブウォー、母の父スピニングワールド。これだけ見るとやや地味な血統なのかなと思えるが、さらにさかのぼってみると3歳母にワンスウェドの名前を見つけることができる。ワンスウェドは、あのテイエムオペラオーの母。つまり母母ビクトリーマッハがテイエムオペラオーの異父姉ということになる。そう考えると、タフな馬場の2000m戦だった札幌記念での激走もなんとなく説明がつくような気がする。

即馬券に繋がるような類の話ではないかもしれないが、母系を眺める楽しみを感じる今年の3歳戦線だ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/17(月)中山12R レディアス 2番人気3着

外からキッチリ伸びて来て3着確保。展開不向きもラストは目立った。叩き良化型で使いつつ良くなるタイプで、1200mもこなすが過去の実績や今回の内容から1400mの方がより流れに乗りやすそう。この後、仮に東京替わりで距離が延びても問題なく、現級なら軸で信頼できる。

~今週末の注目馬~

今週は神戸新聞杯から。

ナイトインロンドン和田竜二騎手)

注目はナイトインロンドン和田竜二騎手。

3連勝で挑むナイトインロンドンが面白い。前走の阿寒湖特別は完勝。2~3着に下したライリッズミステリーウェイも次走即勝ち上がっており、相手も揃った一戦だった。母父メジロマックイーンから豊富なスタミナを受け継いでいる印象で、菊花賞で是非見たい上がり馬。今回はさらに相手も揃ってはいるが、いきなりの重賞で通用しておかしくない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年8月16日(水) 15:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 札幌記念2023 
閲覧 3,126ビュー コメント 0 ナイス 5



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


8月20日(日) 札幌11R 第59回札幌記念(3歳以上G2・芝2000m


<休み明けでの出走>

シャフリヤールドバイシーマクラシック:5着(海外競馬)5ヶ月)<B>
海外遠征後の休み明けでこの中間は函館での調整。1週前には3頭併せで強めに追われて先着。気難しい面がある馬なので最終追い切りは馬なりでの調整で仕上げたいところで、ダービー馬だが注文がつくところが意外と多い。
☆『前々走の追い切り
☆『前走の追い切り

ウインマリリンドバイシーマクラシック:6着(海外競馬)5ヶ月)<C>
昨年は宝塚記念からの参戦で美浦で乗り込まれ移動してきたが、今年は海外遠征後の休み明けで早めに札幌に入厩しての調整。1週前の芝での併せ馬の動きを見ると、まだ走りに重さが残る。
☆『昨年の追い切り
☆『前走の追い切り

ダノンベルーガドバイターフ:3着(海外競馬)5ヶ月)<B>
能力の高い馬ではあるが、右回りに不安があったり距離も長すぎると伸びきれなかったりと1年半勝ち星から遠ざかっているのが現実。この中間は、海外遠征後の休み明けでも、ヒシイグアスと一緒に函館で調整され順調な過程でこれている印象。
☆『前々走の追い切り
☆『前走の追い切り

ヒシイグアス大阪杯:7着、486kg(-18kg)4ヶ月半)<B>
前走時は輸送があったにしても、直前の追い切りが軽すぎ。それでいて馬体が大きく減っていたところを見ると、レースでも影響が出ていたかもしれない。そこからの休み明けとなる今回、函館で乗り込まれ順調時同様に1週前は強めに追われて好時計。状態は良さそう。
☆『前走の追い切り

ラーグルフ大阪杯:11着、494kg(-10kg)4ヶ月半)<C>
この中間は函館Wコースでの調整で乗り込まれているが、特に目立つところがなく時計も平凡。
☆『前走の追い切り

マテンロウレオ(天皇賞(春):5着、474kg(-2kg)3ヶ月半)<C>
昨年秋に復帰してから大崩れのない安定した成績。この中間、まず3ヶ月半ぶりの休み明けで乗り込み量が少なすぎる。1週前追い切りにしても、重め感が残る物足りない動きだった。
☆『前走の追い切り

アフリカンゴールド(天皇賞(春):中止、468kg(±0kg)3ヶ月半)<E>
競走中止の天皇賞(春)からの休み明け。毎回少ない本数で出走してくる馬だが、それでも休み明け時にはこれまで速い時計を3本は出していたので、今回特に競走中止明けでこの本数は少なすぎる。
☆『前走の追い切り

プログノーシス(香港クイーンエリザベスⅡ世C:5着、474kg(±0kg)3ヶ月半)<A>
休み休み使われてきている馬で、叩き2戦目よりも休み明けのほうが断然成績が良い。この中間も、香港遠征からの休み明けではあるが栗東で入念に乗り込まれ好時計を連発。函館移動前にほぼ仕上げている状態なので、最終追い切りはこれまで通り馬なりでの調整で良さそう。好仕上がりで出走してくるとみられる。
☆『前々走の追い切り
☆『前走の追い切り

トップナイフ日本ダービー:14着、484kg(-4kg)3ヶ月)<D>
この2戦は出遅れて後方からの競馬で見せ場なく終わっている。今回こそ(スタートを決めて)といきたいところだが、強力な先行馬が揃っていて楽な競馬はさせてもらえなそう。出来に関しても、この中間札幌での追い切り1本で併せ馬でも重め残りの併走馬相手に見劣る動きと、不安が残る。
☆『前走の追い切り


<前走:その他のレース出走馬>

ソーヴァリアント鳴尾記念:12着、508kg(-4kg)中10週)<C>
ここ2戦追い切りでは悪くない時計が出ていたが、馬体重の増減が大きくパドックでの状態が物足りなく映った。この中間も変わりなく乗り込まれているが、使い込めないことがマイナスになっているのかも。
☆『前走の追い切り

ジャックドール安田記念:5着、508kg(-4kg)中10週)<A>
昨年は大阪杯からの参戦で、2週前と1週前に強めに追われていたが、今年は間に安田記念を挟んでいるため2週前は馬なりで1週前は強めと多少の違いあり。それでも、函館での調整はほぼ同じ内容で、併せ馬でも先着していて時計も優秀。今年も良い状態で出走できそう。
☆『昨年の追い切り
☆『前走の追い切り』、『前走のジョッキーカメラ

ウインマイティーマーメイドS:2着、490kg(+8kg)中8週)<B>
栗東にいる時はプール調教を多く取り入れている馬だが、前走時はCWでの追い切りが多く馬体の仕上がりが良かった。この中間も、栗東CWで2本追って1週前には札幌ダートで素軽い動きを見せており、前走時の仕上がりの良さをそのまま維持できている感じ。
☆『前走の追い切り

ヤマニンサルバム函館記念:11着、502kg(+2kg)中4週)<D>
デビューから17戦、長期の休みなく使い込まれてきていて、大きな馬だが近走はレース前に本数を乗り込むことがなく息切れしている感じ。
☆『4走前の追い切り
☆『3走前の追い切り

ユニコーンライオン函館記念:12着、522kg(+2kg)中4週)<D>
札幌での成績が良くないところがあり、大型馬の割に力のいる馬場が不向きという部分もあるかとも思うが、調子の良し悪しもある意味ハッキリしている馬。調子の良い時は乗り込み量も多く時計も優秀。近走はこの馬格にしては乗り込み量が少ないことが多く、目立つ時計も出ていない。
☆『前走の追い切り

イズジョーノキセキ(クイーンS:5着、474kg(+2kg)中2週)<C>
休み明けの前走時点、乗り込み量が少なかった。パドックでは気合乗り良く馬体も仕上がっていて、レースでもロスなく追走して直線追い出されたが、伸び脚は平凡だった。この中間も、中2週で軽めの調整時計は平凡で、上積みは期待できなさそう。
☆『前走の追い切り


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、プログノーシスジャックドールの2頭をあげておきます。


☆8月19日(土)18:00☆『あなたが選ぶ!思い出の👑札幌👑記念👑』ランキング発表!!


◇今回は札幌記念編でした。
サマータイムという言葉がありますが、これだけ暑い日が続くと何十年後かには夏の時期だけ昼夜逆転して生活する(仕事は夜勤が中心、お店も夕方開店して早朝に閉店、スポーツやコンサートなども夜間にナイター開催等々......人は昼に寝て夜に活動する)ことになるのではないかと思うくらい、昼間に活動することが大変な時代になってきています。競馬も夏の時期は夜間競馬が開催されて1Rの発走は22時で、メインレースは朝4時なんて時代が来たりするのかも!?
さて、先月札幌競馬場に行く機会がありましたが、件の暑さは本州と変わらず。年々暑い中での開催となっている札幌記念について、過去5年の連対馬の調教内容について見てみると、3年前のノームコア(1週前は美浦で追い切られ最終追いは札幌)以外は、1週前の段階で函館もしくは札幌で追い切られていて、10頭中8頭が強めに追われていました。逆に最終追い切りは7頭が馬なりでの調整となっており、早い段階で北海道に移動して1週前にはほぼ仕上がっている状態というのが重要なポイントと言えそうです。
ちなみに、過去3年に狭めると、1週前に強めに追われていた馬が6頭中5頭、最終追い切りで馬なりだった馬が6頭中6頭となっていました。年々暑さが増してきている状況下では、1週前に万全に仕上がっているくらいでないと、ほかの馬に勝つ前に暑さに負けてしまうということもあるのかもしれません。
最後に、乗り込み豊富で1週前までに一度は強めに追われ、かつ好時計をマークしてきてている馬をピックアップしてみると、登録馬の中ではウインマリリンシャフリヤールジャックドールダノンベルーガヒシイグアスプログノーシスの6頭となっています。あとはこの馬たちが最終追い切りでどんな動きを見せてくるか。馬なりで良い動きを見せ、内枠に入るような馬がいたら、狙ってみてください。

札幌記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年5月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本ダービーの穴は皐月賞○○馬/日本ダービー展望
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オークスリバティアイランドが好位から難なく抜け出し2冠達成。ゲートや距離など、懸念した課題をあっさりとクリアして、6馬身差の完勝だった。順調なら秋華賞もかなり有力で牝馬3冠の期待が大きく膨らみそうだ。

2着ハーパーリバティアイランドの後ろをマークする形で追走。強い馬の後ろは進路ができるということを上手く利用した好騎乗だった。今回は相手が悪かった。3着ドゥーラは昨年札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sでは今回穴人気していたドゥアイズを下しており、その後のチグハグな内容で人気急落だったが、ポテンシャルは高かった。

15番人気ドゥーラの3着激走により、オークスはこれで4年連続2ケタ人気馬が馬券圏内。カレンブーケドールウインマイティースタニングローズはその後も活躍しており、結果的にはオークス時点での人気がなさ過ぎただけ。ドゥーラも今後の成長次第では期待できそうだ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。同じ東京芝2400mが舞台になるが、オークス桜花賞から800mの距離延長、3歳牝馬にとって過酷ともいえる2400m。一方、日本ダービー皐月賞から400mの距離延長。中山最終週の皐月賞はスタミナも問われるレースで、そこで好走できている馬の多くは、距離不安はない。したがって、基本的には皐月賞で上位好走馬や上位評価を受けていた馬が順当に走るレースだ。

人気面の傾向を見ても明らかで、過去10年の連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内。逆にいえば6番人気以下で連対圏まで来た馬は2019年の勝ち馬・ロジャーバローズただ一頭だけ。同じ2013年~2022年の10年間でのオークスのデータを見ると、6番人気以下の馬が5連対と健闘しており、波乱度でいえば日本ダービーオークス。ダービーは基本的に人気馬の中から軸を選ぶレース。

一方で3着まで広げると、過去10年で6番人気以下の馬が下記の通り6頭馬券に絡んでいる。穴を狙うならこのゾーンだろうか。

2013年 アポロソニック 8番人気3着
2014年 マイネルフロスト 12番人気3着
2018年 コズミックフォース 16番人気3着
2020年 ヴェルトライゼンデ 10番人気3着
2021年 ステラヴェローチェ 9番人気3着
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着

前述した伏兵で唯一連対(勝利)したロジャーバローズは1枠1番だったが、穴をあけた上記6頭のうち5頭も真ん中より内寄りの枠に入っていた。というわけで、日本ダービーは5番人気以内の能力上位馬と内枠の伏兵でだいたい決まるというのが過去の傾向…と書いてはみたものの、ありきたりでまったく面白くない。

加えて近年のダービー当日の馬場は以前ほど内有利にはならなくなっており、果たして上記のデータ通りに決まるのだろうか?

というわけで、別の視点でもう一つ。近年は皐月賞当日の馬場悪化が顕著で、明らかに当日は内枠が不利な馬場になっている。その視点で見ると、ヴェルトライゼンデ皐月賞で4枠8番、ステラヴェローチェは同2枠3番、アスクビクターモアは同1枠2番。いずれも不利な内枠でひとケタ着順に踏ん張っていた。

この理論で行くならば、今年も皐月賞内枠馬の巻き返しが怖い。4番枠で5着のショウナンバシット、8番枠で7着のトップナイフ、5番枠で9着のフリームファクシが該当するが…。どうも歯切れが悪いのはこの3頭いずれも中山の方が合っていそうな点。そこでもう一頭穴馬を考えるならばベラジオオペラはどうか。皐月賞は外枠だったが、道中外からマクられ、内で苦しい競馬。それでもラストはそこそこ粘っていた。スタミナもありそうなので、少し相手に加えてみてもいいかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は日本ダービーの注目馬で締めたい。

タスティエーラ(ダミアン・レーン騎手)

注目はタスティエーラ&ダミアン・レーン騎手。
共同通信杯→弥生賞→皐月賞日本ダービーという最近のトップホースにしてはやや詰まったローテでの参戦になるが、差し遅れた共同通信杯から弥生賞ではキッチリ巻き返し、皐月賞でもソールオリエンスの差し脚には屈したものの2着と好走。トップレベルの能力を見せた。
今回さらにプラスになりそうなのがレーン騎手の騎乗。前2走の手綱を取った松山騎手も上手く乗っていたが、本馬に関していえば追わせるタイプなので外国人騎手と手が合いそう。実際デビュー戦でムーア騎手が騎乗した際の伸びが一番良かった。ヴィクトリアマイルソダシオークスコナコーストと、レーン騎手はG1での乗り替わりで結果を出し切れていない影響で多少人気面が甘くなりそうな点もプラス。ソフトタイプ向きでいかにも手が合わなそうだったコナコーストとは異なり、タスティエーラはハードに追われて伸びる馬。この乗り替わりはプラスになる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月25日(木) 08:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『ウマニティプロ総勢24名の注目馬一挙大公開SP!』 日本ダービー2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月28日(日) 東京11R日本ダービー東京優駿)(3歳G1・芝2400m)




⛅⛈☀☂今週の馬場状態が気になる方は
『東京競馬場の馬場状態』で確認を!




【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)


<前走:皐月賞出走馬>(中5週)

ソールオリエンス(1着、462kg(±0kg))<A><優先出走馬>
今回は中5週での出走となるが、これまでと同じような調整内容で1週前追い切りでは抜群の伸び脚を披露。前走からの上積みも期待できそう。

タスティエーラ(2着、478kg(-6kg))<A><優先出走馬>
皐月賞はあの馬場を早めに動いて普通なら勝っていた内容で、地味な馬だが一番強い競馬だった。この中間も2週前、1週前と南Wで追い切られていて動きも素軽さが出てきている。初騎乗となるDレーン騎手とも相性は抜群で、ここも前走以上の出来で出走の公算大。

ファントムシーフ(3着、494kg(-8kg))<B><優先出走馬>
前走時の追い切りでは終い伸びきれていない感じだったが、1週前追い切りではラストの伸び脚もしっかりしており使われてきての上積みが窺えた。ただどちらかというとパワー型の走りをしており、上りが速くなるようだと分が悪いかもしれない。

メタルスピード(4着、504kg(±0kg))<B><優先出走馬>
使い詰めできていた前走だったが、最終追い切りでは持ったまま馬なりで楽に先着と好仕上りだった。この中間も併せ馬で先着と、引き続き良い状態をキープ出来ている。

ショウナンバシット(5着、498kg(+2kg))<C><優先出走馬>
前走はパドックでは無駄肉がなく好馬体で好仕上がり。レースでは、ロスなく内を追走して直線に向き、スムーズに外に出してそこから伸びそうで伸びきれずの5着。この中間も入念に乗り込まれていて出来は良さそうだが、左にモタれるところがあり、追い切りでも終い伸びきれず遅れることが多く、その終いの甘さをどうカバーできるか。

シャザーン(6着、500kg(+4kg))<A>
休み明けの未勝利から前走の皐月賞までは追い切りでは重さがあり、パドックではまだ絞れそうな馬体に映った。素質だけでここまで来た感じだったが、この中間はこれまで通りのCWに加え、日曜日の坂路も2回速い時計を出してビッシリと仕上げてきた様子。1週前追い切りでは素軽さが出てきていて、馬体が前に伸びる走るに変わっている。デビュー以来ベストの状態でレースを迎えられそう。

トップナイフ(7着、488kg(+4kg))<C>
前走時は直前の追い切り内容が軽すぎたこともあり評価を下げた。この中間は、これまで通りのCWを長めからに加えて、日曜日にも坂路で時計を出しており、2~3走前と同じような調整内容に戻った。ただ1週前追い切りは、持ったままの併走相手に対して手綱をしごいて何とか少し前に出たといった具合で、首も高く伸びきれていない動きだった。

フリームファクシ(9着、506kg(+4kg))<C>
休み明けの前走時、パドックでは毛艶こそ良かったもののまだ絞れそうな馬体に見えた。CWを長めから3本追われているこの中間だが、1週前追い切りの時点でもまだ重さが残る動き。残り1週でどこまで上積みがあるか。

ベラジオオペラ(10着、496kg(-4kg))<B>
前走時は追い切りの動きも良く、パドックでも無駄肉がなく毛艶もピカピカで好仕上がりだったが、道悪のハイペースを先行する形で早めに脚が上がってしまった。この中間も乗り込み豊富で1週前追い切りでは力強く伸びて先着と、調子落ちは感じられない。

グリューネグリーン(11着、480kg(-4kg))<C>
新馬、未勝利と東京でのレースを見ると左回りのほうが向く印象。前走時は追い切りの動きがかなり良く出来は良かったはずだが、馬場の悪いところを先行する競馬になってしまったことがすべて。1週前追い切りは、伸びきれず併走遅れで重い動きに映った。

ホウオウビスケッツ(17着、494kg(±0kg))<C>
普段の追い切りでもかなり速い時計が出る馬。1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらの内容で、調子は悪くないと思うがスピードがあり過ぎる印象。短距離向きでこの距離は向かないのではないか。






<前走:青葉賞出走馬>(中3週)

スキルヴィング(1着、524kg(±0kg))<A><優先出走馬>
休み明けの前走時、パドックではやや余裕が感じられた。この中間もしっかりと乗り込まれ、疲れはなさそうで休み明け2戦目での上積みが期待できそう。

ハーツコンチェルト(2着、498kg(-10kg))<B><優先出走馬>
前走時はしっかり乗り込まれていて、追い切りの動きも上々で仕上がりは良かった。この中間も1週前は馬なりでの調整も、疲れなど感じさせない良い動きを披露していた。





<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ(UAEダービー:2着、前走海外出走 中2週)<C>
前走UAEダービーに出走しての帰国初戦。この中間はプール調教とCWを長めからの追い切りが多く、調整過程がこれまでと違う。1週前の動きを見ると強めに追われて疲れ自体はなさそうだが、何かを元に戻そうとしているような印象を覚えた。

サトノグランツ京都新聞杯:1着、494kg(+4kg)中2週)<C>
京都新聞杯からの中2週での出走。この中間は、1週前追い切りは馬なりでの調整だったが、フラつくなどやや疲れを残しているか。

シーズンリッチ毎日杯:1着、492kg(-8kg)中8週)<C>
前走から中8週で乗り込み豊富。時計も上々だが、行きたがる面があり距離延長は折り合い面でマイナスとなりそう。

ノッキングポイント毎日杯:2着、484kg(-2kg)中8週)<B>
この中間は間隔が空いていることもあり、南Wに加えて坂路でも速い時計が出ていて、優秀な内容を見せている。なかなか乗り難しそうな馬だが、出来は引き続き良好といった感触。

パクスオトマニカ(プリンシパルS:1着、494kg(-2kg)中2週)<D><優先出走馬>
前走のパドックではトモが寂しく映り、どちらかというと間隔を空け気味で使われてきた馬だけに回復には時間を要しそう。1週前は金曜日に南Wで時計を出しているが、平凡なタイムだった。

トーセントラム(プリンシパルS:7着、432kg(-2kg)中2週)<E><除外対象馬>
休み明けから連闘、中2週での出走だが、前走時がかなり緩めでこの中間も速い時計はなく変わり身なし。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスシャザーンスキルヴィングの4頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
時間が経つのは早いもので今週は日本ダービー行われます。このレースに関しても過去5年に連対した馬の追い切り内容について調べてみました。
今回特に目立ったのは、最終追い切りの内容で、2年前の2着馬エフフォーリア以外の9頭が馬なりでの調整。勝ち馬に関しては5頭すべてが馬なりでの調整となっていた点です。
逆に、1週前追い切りでは10頭中8頭が強めか一杯に追われていたことから、どのようなローテーションで出走することになっても、1週前には仕上げられる状態にあった馬たちが近年のダービーを制しているという結果になっていました。
近年はダービーに限らず、その他のG1レースでも最終追い切りは馬なり調整で勝利する例が多くなっている傾向がありますので、今後も中間の調整内容には特に注目して頂いて馬券の参考にしてもらえたらと思います。







そして、今回のコラムでは『日本ダービー特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているウマニティプロ予想家の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【暴君アッキープロ】~~~~~

ソールオリエンス
皐月賞の指数は水準レベルです。東京2400mになってプラスかマイナスかならプラスです。皐月賞は、内が重く外差し馬場でしたので1番枠を引いた時点で厳しい状況。勝ち切るには外を回るしかないためああいった後方からのレースを選択していましたが、ダービーでは積極的にポジション取りにいくとみています。また、仮に後方からでも直線の脚力勝負でも、十分勝ち負けになると思います。ソールオリエンスは、ディープ産駒ではないので母系が重い欧州血統でダービーは合わない、とかは考えないほうが良いと思います。

ファントムシーフ
ダービーより皐月賞向きの感じはしますが、上位の1頭だと思います。

フリームファクシ
皐月賞大敗組ならフリームファクシ皐月賞よりダービーのほうが向いていますし、皐月賞が軽い馬場なら勝ち負けになっていたかもしれません。

スキルヴィング
青葉賞の指数は高くありません。ただ、青葉賞を高指数勝ちの馬はダービーでは厳しい結果になるので、逆に良いかもと思います。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ショウナンバシット
前走は終始馬場の悪い内を通って見せ場を作りました。距離のロスはなく乗ってきましたがこちらが思っているより内は消耗したと判断して、もしかしたら力は上位にあるかもという感じです。人気がなければ押さえておきたい1頭ではないでしょうか。


~~~~~【単勝・連軸研究プロ】~~~~~

タスティエーラ
皐月賞同様、ソールオリエンスより器用に立ち回れば逆転するかも。

シーズンリッチ
成長力がありそうで追いかけたい馬。勝ち切るのは厳しくても差のない競馬を期待。

ソールオリエンス
皐月賞印象的+無敗で逆らいづらい。


~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

◇ダービー注目馬◇
ソールオリエンスは語る必要はないかと思いますので、その他から挙げます。
シャザーンです。
新馬戦で最後の直線ダノントルネードに並ばれ一度は完全に交わされてから差し返した勝負根性、すみれSでペース不向きのなか最後方から一頭だけ脚の回転が違った勝ち方で着差以上の内容、といったあたりを評価しています。ショウナンバシットを物差しにすると、力は大分上に見えます。
右回りでも重馬場でも走りますが、左回りの良馬場でまだ奥があるように感じています。
根拠は新馬戦からの馬体重の増加と、一週前追い切りの内容で、上昇度においてはこの馬に1番魅力を感じています。
ソールオリエンスにどこまで肉薄出来るのか、はたまた逆転まであるのか、非常に楽しみにしています。


~~~~~【ウマビッシュプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

今年も競馬の祭典がやってきましたね。自分なりに気になる馬をピックアップしました。
ダービー週はCコース変更により、内枠先行有利な馬場になると思われますが……。近年は早い上がりを出せる馬が、有利な競馬が多くなっている印象です。血統的には、頂上決戦らしくリーディング上位の種牡馬が走ってますね。
人気が予想されるソールオリエンススキルヴィングキタサンブラック産駒2頭は、共に末脚がしっかりしており有力ですが、割って入れるような穴馬を狙っていこうと思います。

シーズンリッチ
ドゥラメンテと母父ハーツクライから距離延長は好材料。

ハーツコンチェルト
青葉賞の内容からスキルヴィングと差もなく、人気観点からこっちを狙っていきたいところ。

フリームファクシ
ルーラーシップ母父スペシャルウィークで府中2400mはドンピシャかなと。

今後、何年も記憶に残るような競馬と馬券をと期待しております!


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ショウナンバシット
皐月賞は内枠を引かされて、馬場の悪いインを通る競馬で一瞬見せ場。鞍上も馬場で脚取られていた旨コメントを出していて、良馬場で巻き返したい

タスティエーラ
先行馬の中で唯一の掲示板、ハイペースの流れのなか一旦先頭の皐月賞では、強い競馬をした1頭で。

ファントムシーフ
皐月賞は向う正面で早々と落鉄していたとのこと。馬場も悪く落鉄の影響は相当響いたハズで。





~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

<ダービーの注目馬>
タスティエーラベラジオオペラ
タスティエーラは、前走の重馬場だった皐月賞でのタイムなどを素直に評価。
ベラジオオペラは、皐月賞で良いところがなく期待に応えられなかったが、本来の実力から見て過小評価となると予測。
皐月賞を制したソールオリエンスは当然高評価だが、やはり過剰人気になることは避けられないであろう。
スキルヴィングも人気を集めそうだが、前走、前2走とも評価できるファクターがほとんどなく避けるべき。
以上から、現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、妙味があり注目するのはタスティエーラベラジオオペラとなった。
(最終的な回収率予測はファクターが出揃うレース前日深夜となります。)

🗞ウマニティのニュース記事
【回収率予報ニュース! 土曜版】
【回収率予報ニュース! 日曜版】
毎週土曜、日曜日に公開中です!!


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

ソールオリエンス
新馬、京成杯皐月賞と無敗の3連勝でダービーに挑む。皐月賞も着差自体は大きくないが、一頭次元の違う脚で追い込んできたように、能力がかなり高い。京成杯のエンジンがかかってからグッと沈み込むようなフォームでの豪快な末脚を見て、皐月賞も本命打ったが、距離が延び、東京競馬場に替わって、皐月賞より競馬がしやすくなるここも本命を打つ予定。血統的にも、キタサンブラック×サドラー系のモティベーター牝馬という距離不安の無い配合。かつて、サドラー系は瞬発力が足りず日本向きでないとか、東京の長い直線は向かないなどと言われていたが、モティベーターはサドラー系の中でも日本適性が高い様子。また、キタサンブラックが父となるとサンデーやディープで引き出せなかったサドラー系の良さを引き出せるのでは。
(競馬日記『覆面ドクター・英の ダービー 東京優駿 2023』で、G1全頭診断を継続していますので、よかったらお読み下さい。)


~~~~~【ジャンヌプロ】~~~~~

注目馬はトップナイフ
そもそも相手なりに走るタイプで掲示板には載ってきそう。あとは5か3か1か。ダービーは皆さんご存知の通り究極の瞬発力勝負。持続力勝負となった皐月賞の上位組は、一段評価を落としたい。トップナイフは、ホープフルステークスや弥生賞のように瞬発力勝負になったほうが上昇が見込め、人気が全く無さそうな今回は妙味充分だろう。さらに言うと、皐月賞は出遅れで試合終了。おそらく出ていても馬券にはなっていないと思うが、少なくとも参考外で良い。もう一つ、ダービーで重要なのは枠。圧倒的に内枠有利になるのでそこだけは枠を見てから決めるしかないが、火曜日時点ではトップナイフで。ホープフルステークス勝ち馬のドゥラエレーデも、当然注目したい。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

日本ダービー登録馬のベスト指数と前走回顧コメントです。

【ベスト指数】
89 タスティエーラ(芝20)
88 スキルヴィング(芝24)
87 ソールオリエンス(芝20)
85 ファントムシーフ(芝20)
85 ベラジオオペラ(芝18)
85 メタルスピード(芝20)
84 ノッキングポイント(芝16)
83 ハーツコンチェルト(芝24)
82 パクスオトマニカ(芝18)
82 フリームファクシ(芝20)
81 シャザーン(芝20)
81 ショウナンバシット(芝20)
80 ホウオウビスケッツ(芝20・芝18)
79 サトノグランツ(芝24)
79 シーズンリッチ(芝18)
79 ドゥラエレーデ(芝18)
78 トップナイフ(芝20)
77 グリューネグリーン(芝20)
71 トーセントラム(芝16)

【前走回顧コメント】
グリューネグリーン 皐月賞11着
押してハイペース先行インで失速。荒れた内を通る。枠や展開が噛み合わなかった。

サトノグランツ 京都新聞杯1着
スローペース中団馬群から伸びた。自力上位で勝てたが、もっと長い距離で上がりが掛かる状況の方が良さそう。

シーズンリッチ 毎日杯1着
中団インから馬群を突いて伸びた。折り合いが課題の馬なので、速めの流れで壁を作れる状況が良かった。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと自滅のリスクが高まる。

シャザーン 皐月賞6着
押してハイペース後ろ目外からそれなりに伸びた。まだ揉まれる形の経験がないが、折り合いの不安はないので安定感がある。

ショウナンバシット 皐月賞5着
ハイペース後ろ目インからコーナーで徐々に進出し、直線外目に出してそれなりに伸びた。これまでは緩い流れで掛かって自滅していたが、ハイペースで折り合えたので本領発揮した。道悪も合う。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと掛かって自滅するリスクが大きくなる。

スキルヴィング 青葉賞1着
向こう正面で接触不利。ハイペース後ろ目外でロスあったがよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。折り合いの不安がなく安定感がある。

ソールオリエンス 皐月賞1着
1馬身出遅れ。ハイペース後方外で4角置かれたが、直線鋭く伸びた。コーナーかなり左にモタレ気味。コーナー加速できず不器用なので中山の多頭数は合わないが、外を回ることがマイナスにならない内荒れ馬場の縦長ハイペースという恵まれた状況が発生したうえ、展開も向いた。能力は高いが、ごちゃついたり上がりが速い状況だと崩れるリスクが大きくなる。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

タスティエーラ 皐月賞2着
ハイペース好位外から伸びた。展開を考慮すると内容は一番強い。上がりが掛かる状況が良かったし、道悪も合うか。

トーセントラム プリンシパルS7着
2馬身出遅れ。押してスローペース殿から3~4角で徐々に進出し、ロスあり伸びず。常にスタートが課題だし、1600~1800mで溜める形のほうが良さそう。

トップナイフ 皐月賞7着
2馬身出遅れ。ハイペース後方から外に出して伸びきれず。出遅れたが展開は向いた。上がりが掛かる状況が合う。

ドゥラエレーデ ホープフルS1着
やや掛かってスローペース2番手から伸びた。2000mをこなせたし、コーナーでモタレる面も大丈夫だった。渋太さを生かす形が合う。

ノッキングポイント 毎日杯2着
中団馬群から外に出して伸びた。距離延長ローテでも壁を作って折り合えたのは収穫。大トビなので広いコースのハイペースがベストだろう。

ハーツコンチェルト 青葉賞2着
ハイペース後方から馬群を突いてよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。距離延長や東京替わりが良かったし、展開も向いたので勝ち馬には力負けの形。

パクスオトマニカ プリンシパルS1着
押してスローペースハナで押し切る。逃げなくても問題はなく、血統的に距離延長は対応できそうだが、今回ほど楽な展開になるレースは今後あまりなさそう。

ファントムシーフ 皐月賞3着
ハイペース中団外から伸びた。向こう正面で後ろ脚を落鉄。大トビでワンペースなので中山の多頭数向きではないが、縦長のハイペースが良かった。広いコースや少頭数で上がりが掛かる状況が理想。

フリームファクシ 皐月賞9着
やや掛かってハイペース中団馬群から伸びず。近走より折り合いはマシだったが、不器用なので中山の多頭数は合わなかった。道悪も響いたか。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

ベラジオオペラ 皐月賞10着
押してハイペース先行で失速。コーナー左にモタレ気味。展開不向きで悲観する内容ではない。

ホウオウビスケッツ 皐月賞17着
押してやや掛かってハイペース好位で失速。気性面で1600m前後の方が良さそう。

メタルスピード 皐月賞4着
ハイペース中団外から伸びた。折り合って2000mをこなせたのは収穫。道悪や上がりが掛かる状況が合う。




~~~~~【世紀末覇者 券王プロ】~~~~

私の注目馬はメタルスピードです。
前回皐月賞では実馬券も握っていまして悶絶した悔しい思いをした馬です。今回は、適性、距離、枠、騎手、天候など理由付け云々関係なく注目しています。おそらく紐の末席には入れたいと思っていますが……。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

近年では、ロジャーバローズが2番手から波乱を演出しています。ホープフルSの再現は十分にありそうですが、人気が無いですね。2歳だったから? 上位人気馬の近走印象が強いから? この2頭強いですよ。
1.トップナイフ
2.ドゥラエレーデ
トップナイフに騎乗予定の)横山典弘騎手は次戦を見据える傾向がある(私見)ので、初対戦組に脚を測られたくないから敢えてあの着順に落としたのでしょう。
ドゥラエレーデは、札幌デビューから東スポ杯、ホープフルと見てソールオリエンス何が劣っているのでしょうか? 臨戦過程くらいでは。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬はグリューネグリーンです。
皐月賞は、内が悪く更にペースも速く、この馬には全く不向きな展開、馬場、ペース。巻き返すのはこの手の馬だと思います。また人気も全くないはずで、狙い目とみます。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ファントムシーフ
皐月賞は直線で前が壁になり進路変更をする不利。
外に出せなかった事で最後まで内に切れ込む形となり見た目以上に厳しい不利だった。
落鉄しながら不得手の馬場で3着に食い込んだのも立派で、広いコースなら巻き返しが期待出来そう。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

ソールオリエンス皐月賞での大外からの追い込み、またオークスリバティアイランドがあっさり2冠を達成したことから過剰人気になると考えられる。皐月賞は重馬場、いろいろな要素がかみ合った上での勝利であり死角はある。
枠順、馬場状態がわからない中で予想するのは難しいが、スキルヴィングが馬券的には面白そう。ルメールへの乗り替わりだが、青葉賞組ということでさほど人気にならないことが予想される。




~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

牝馬クラシックは前残りの展開を強引に差し切ったリバティアイランドが圧勝!
牡馬も同じような直線ゴボウ抜き1冠ソールオリエンスの圧勝なるか? ◎は当日まで悩んで考えますが、リバティ並みの1人気になるようなら少し逆らってみても良いかな、とも......。現時点での本命は、あれだけ悪い馬場を前半1000m58.5秒と速いペースで前総崩れの中、早め先頭から2着に粘ったタスティエーラを考えています。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

注目馬:スキルヴィング
青葉賞は安全策で外々を回したが快勝。上手に乗った2着馬も強い馬なので評価は上がる。タイトに乗ればG1でも勝機がありそう。青葉賞馬はダービーを勝てないジンクスが崩れてもいい。


~~~~~【皿屋敷プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

根拠薄弱でお馴染みですが(笑)、ロマンを求めてスキルヴィングを本命に考えています。
一強ムードに風穴を開けるのは、長い歴史に沈黙してきた青葉賞馬! ワンチャンスあればいいなーと思っております!


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

【第90回日本ダービー注目馬】
始めに5月23日(火)現在の注目馬であることをお断りしておきます。
日本ダービーを予想するポイントとしては、毎年皐月賞の分析と他路線組が通用するかどうかの2点だと思っています。

皐月賞馬の2冠はあるか?
結果として皐月賞で一番に輝いた馬がどうかですが、今年のソールオリエンスについてはかなり力があると見ています。
手前の替え方やそこから来るコーナーワークの粗削りさはありますが、皐月賞で見せた末脚には一目置きます。
嵌りすぎた点と雨馬場での皐月賞だったことで、良馬場で巻き返す馬がいるかもしれませんが、有力馬の一角としては外せません。
少なくとも皐月賞組でこの馬よりダービーで評価する馬はいません。回りも左の方が向きそうですし。横山武史騎手が落ち着いて構えて乗れれば。

他に安定性という意味で今年は青葉賞勝ち馬のスキルヴィングを挙げたいです。
青葉賞組のダービー制覇は鬼門ですが、反面2着3着には多くの馬が絡んできています。
スキルヴィングも頭はどうかも2着3着の軸には向いていると見ます。
まだまだ上がり目のある勝ちっぷりで、ダービーを見据えた乗り方をルメールがしたと思います。
有力馬の中でも唯一この馬だけがデビュー戦からずっと同じ鞍上で臨む点も大いに評価します。
青葉賞からのローテーションということで最終追い切りまで状態は見たいところですが。
結論として、3着までの軸という意味で◎ソールオリエンススキルヴィングとします。
ダービーデーはワイドの払い戻し率が高いので、1点大きな比重でソールオリエンススキルヴィングのワイド。3連複も2頭軸でいきたいですね!


~~~~~【雅夢。プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬(馬券に絡む馬)です。

ファントムシーフ
ソールオリエンス
ドゥラエレーデ
スキルヴィング

久しぶりに浦河産のダービー馬の誕生を見てみたいのもあり、ファントムシーフを本命にしました。
父ハービンジャーの子は2000m、2400mの根幹距離の成績は優秀ですし、今回の出走予定メンバーを見ていてもハイペースな流れになるとは思えず。中団前目で道中ゆっくりと運べれば、後続有力馬の追い込みも交わせそうとみますが……。距離延長+武豊マジックをプラスと捉えて馬券の中心に指名します。




~~~~~【automnenoceプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ダービー注目馬1頭目は、

ソールオリエンス
1946年以降史上最少キャリア3戦無敗で皐月賞を制したこの馬の扱いをどうするか。皐月賞の内容は、外有利のなか最内枠にもかかわらず後方2番手から差し切る競馬で、2着馬に0.2秒差の勝ち。
過去皐月賞馬(2010年以降~)で2着に0.2秒差以上つけた馬はダービーでも高確率で馬券になっています。

2021年
エフフォーリア2着に0.5秒差→ダービー2着
2018年
エポカドーロ2着に0.3秒差→ダービー2着
2016年
ディーマジェスティ2着に0.2秒差→ダービー3着
2015年
ドゥラメンテ2着に0.2秒差→ダービー1着
2014年
イスラボニータ2着に0.2秒差→ダービー2着
2012年
ゴールドシップ2着に0.4秒差→ダービー5着
2011年
オルフェーヴル2着に0.5秒差→ダービー1着
2010年
ヴィクトワールピサ2着に0.2秒差→ダービー3着

ただし、この期間に4角1~2番手で前に行った馬が馬券になっていた傾向から、ここ2年は強い競馬した馬がそのまま馬券に来ているイメージです。
もっとも運のある馬が勝つという格言から少し変わってきているのかなと。

あとは馬場に関しても、エアレーションの影響もあってか開幕週でも差しが決まっている傾向から、馬場が踏み固められてきてそこまで差が出にくくなっている感じも。

そして、ファントムシーフ
もし逆転があるのなら、東京替わりのこの馬に展開が向いた時ではないかと。いずれにしても土曜日の馬場を確認したいですね。


~~~~~【Curry1996プロ】~~~~~

ドゥラエレーデ
ケンタッキーダービーを目指している途中、左前脚の球節に疲れが出て路線を国内戦に変更し異例のローテンションで迎える。ただ血統的にも十分勝負になると思います。

トップナイフ
2歳G1ホープフルS2着の実力馬。前走の皐月賞はスタートで出遅れ7着となりましたが、すんなり先行出来る条件で再考したいと考えています。


~~~~~【教授プロ】~~~~~

ダービーの中心は、今年もやはり皐月賞組になると考えます。私の指数では、皐月賞が今年の3歳牡馬のベストレースで、別路線組はこれに敵いません。
ソールオリエンス皐月賞の勝ち時計は2分00秒6、上り3F35秒5。同日の野島崎特別モカフラワーとほぼ同じですが、これは野島崎特別直後のひと雨で更に馬場が悪化したためで、実際は皐月賞の勝ち時計のほうが1秒以上優秀と捉えています。
ただし、皐月賞は馬場状態を考えると明らかに先行馬のオーバーペース。外差しが効く馬場でもありました。今週末から東京芝はCコース替わりとなりますから、ダービー当日は外差し馬場にはならないでしょう。

現時点での構想ですが、圧倒的1番人気の追い込み馬、ソールオリエンスを本命にするのは馬券的に非常に非効率だと考えています。前哨戦でソールオリエンスの大外差しが気持ちよく嵌ったことで、逆に他の皐月賞組の期待値が上がりやすくなりました。
当日のオッズを見て、最も期待値の高い馬を本命に選びます。万一、ソールオリエンス圧勝で終わったとしても、2、3着のワイドと3連複で馬券的な実利を獲る。そんな戦略で臨みます。そして、ソールが3着以下なら爆勝です。


~~~~~【プロ】~~~~~

重馬場のハイペースという、あまりない状況下だった皐月賞
上位勢の走りは確かに目立ったが、ダービーは展開、天候、馬場傾向とも全く違ったものになる可能性がある。
結果がガラッと変わることも視野に入れて、強気に狙っていきたい。

ファントムシーフ
皐月賞上位馬の中で、最も舞台不向きだったと感じたのが本馬。そんな中で道中落鉄があっての3着確保というのは能力の証明と言える。中間の調教の印象もかなり良かったし、ベストと思える広々としたコースと良馬場に変われば逆転があっても。

シャザーン
小頭数の緩い流れしか経験してこなかった中で、皐月賞のような激流に対応したのは好感。4角付近で見せた一瞬の脚の速さは目を引いたし、本来は好位でも運べる馬。早めの競馬であの瞬発力を発揮できたら面白そうだし、調教の動きからも、それが可能なだけの体調にありそう。

ノッキングポイント
デビュー戦がとにかく強かった馬だが、その後は調教の動きからして下降線を辿った。木村調教師曰く「脚の可動域が狭くなった時期があった」とのことなので、初戦後の不振は能力によるものではなかった可能性がある。この中間の動きは初戦時並かそれ以上の動きなので、ようやく戻ってきた印象。この相手にどれだけやれるか注目したい。

🗞ウマニティのニュース記事
【霧プロの重賞レースおさらい帳】
【霧プロのキーホース診断】
毎週公開中です!!


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※



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2023年5月24日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第1回 POG的データ分析~
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 1年間に渡って争われてきた前シーズン「ウマニティPOG 2022」もいよいよラストウィークに突入。今週末5月28日のダービーデイ終了とともに各ワールドのチャンピオンが確定します。例年と同じく「伊吹雅也のPOG分析室」第2回で最終結果の解説を行う予定です。

 来週からは通算11シーズン目となる「ウマニティPOG 2023」がスタート。既に「カラーパドック」「プロの指名馬リスト」などの公開が始まっていますし、皆さんの指名候補選びも佳境を迎えているところでしょう。

 例年通り、第1回の本稿では、指名候補の絞り込みに役立ちそうなデータをご紹介します。いわゆる「POG本」や2歳新馬の想定と見比べるだけでもさまざまな発見があると思いますので、ぜひご活用ください。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり賞金です。今年も集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ例年の2回中山・1回阪神閉幕週までのレース」のみ、調教師別成績の集計区分は各馬のJRA初出走時における調教師としました。

 まずは種牡馬別成績(表A)をご覧いただきましょう。


 現2歳世代に直仔がいないディープインパクトらを除く、集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった種牡馬に限ると、1頭あたり賞金のトップはデクラレーションオブウォー。現3歳世代の種付けシーズンから国内供用になったばかりですが、タマモブラックタイが2023年のファルコンステークスを勝ったほか、トップナイフが2022年のホープフルステークスで2着に、サトノヴィレが2023年のクロッカスステークスで2着に食い込むなど、上々の滑り出しを見せています。勝ち馬率はやや低かったものの、引き続きマークしておいた方が良いかもしれません。
 勝ち馬率と1頭あたり賞金のバランスを考えると、キズナキタサンブラックハーツクライ・ヘニーヒューズあたりも高く評価して良さそう。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がたくさんいた数年前に比べると、狙うべき種牡馬を絞り込みにくくなった印象です。
 気掛かりなのはロードカナロア。昨年も同様の指摘をした通り、POG期間の序盤~中盤における成績は低迷気味でした。2022年のJRAリーディングサイアーランキング(賞金順)でも2位をキープしていて、今後もそれなりに注目が集まると思いますから、扱いに注意するべきでしょう。

 続いて、生産者別成績(表B)をご覧いただこうと思います。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった生産者に限ると、1頭あたり賞金のトップはノーザンファーム。勝ち馬率も頭ひとつ抜けた存在です。私が毎年言っているように、指名候補選びは「まずノーザンファーム生産馬を徹底的にチェックする」「余裕があれば他のブリーダーにも目を向けてみる」くらいの方針で臨んだ方が良いのかもしれません。
 2番手グループを形成しているブリーダーのうち、出走頭数が比較的多いのは下河辺牧場・ノースヒルズあたり。下河辺牧場生産馬のドルチェモアが2022年の朝日杯フューチュリティステークスを、ノースヒルズ生産馬のエミューが2023年のフラワーカップを制すなど、現3歳世代の該当馬もまずまず健闘していました。余裕があればこちらもマークしておきましょう。

 最後にご覧いただくのは、調教師別成績(表C)です。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった調教師に限ると、1頭あたり賞金のトップは須貝尚介調教師。勝ち馬率の高さを加味すると、木村哲也調教師・友道康夫調教師・中内田充正調教師あたりも同等以上に高く評価して良いのではないかと思います。
 余談ながら、集計対象レースにおける勝利数がもっとも多かったのは矢作芳人調教師(52勝)。勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字はやや地味ですが、これは出走頭数が極端に多いからなので、評価を下げる必要はありません。
 種牡馬での絞り込みが以前より難しくなっている分、新たな勢力図が固まるまでは、これまで以上に調教師を重視した方が良いのかも。池添学調教師・斉藤崇史調教師・武幸四郎調教師・西村真幸調教師といった若手有望株も含め、管理予定馬の動向を注視しておきましょう。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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トップナイフの口コミ


口コミ一覧
閲覧 334ビュー コメント 0 ナイス 5

◎04番 ドゥラドーレス
○07番 コントラポスト
▲15番 カラテ
△06番 トーセンリョウ
△10番 ジューンテイク
×17番 ダノンエアズロック
×02番 シュトラウス
×11番 トップナイフ

レース波乱度判定 値 判定
単勝30倍以下頭数 11頭 ×
上位単複下降数 1頭 〇
上中位複勝断層数 0本 ×

中波乱程度と想定する。

 末三 2025年5月10日() 05:34
いつもの出かける前に・・・ 末三の第42回エプソムC調教評...
閲覧 151ビュー コメント 0 ナイス 4

今日は泊りがけでミニバスの試合へ行く末三です。

それでは早速。

 ヽ( ´ ▽ ` )ノ 


土曜 東京 11R 第42回 エプソムCより

【末三調教評価】

A評価 ・・・ キョウエイブリッサ コントラポスト ダノンエアズロック

B評価 ・・・ デビットバローズ ドゥラドーレス トップナイフ

C評価 ・・・ ごめんなさい、その他の出走馬たち。

【末三予想】

◎ 17番 ダノンエアズロック

〇 14番 デビットバローズ

▲  1 番 キョウエイブリッサ

馬券は3連複6頭ボックス17-14-1-7-4-11番で

さぁ、それでは張り切っていってみよっ♪

 (* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

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 れぎゅらー 2025年5月9日(金) 21:35
【私見】エプソムC'25 出走各馬短評
閲覧 147ビュー コメント 0 ナイス 3

※京都新聞杯の短評も書くつもりでしたが、すべて書き上げたところで誤って投稿前に消してしまったので心が折れました…

①キョウエイブリッサ
前走は幕張Sに勝利。
内枠の馬のスタートが良かった事も有っていつもより後ろの位置取りになりましたが、一番外を回って豪快に差し切っており、着差以上に強いといえる勝利だったと思います。
1年4カ月の休養を挟んで今年から復帰していますが、復帰戦こそ大敗したもののすぐに立て直しており、状態面の良さが伺えます。
ただタイムだけでいうとそこまで目立つものではありません。

②シュトラウス
前走は白富士Sに勝利。
途中から先頭に立ってそのまま押し切る内容でしたが、ペースは緩く、高く評価できる勝利では無かったように思えます。
ただ以前あった気性面の悪さが、ここ2戦は見られなかったので、精神面での成長を感じます。
元々朝日杯FSで2番人気に推される様な素質馬なので、注目は必至です。

③エヒト
前走は京都記念で7着でした。
長期休養明け以降も大崩れせずに来ていますが、今一つ弾けきれない様なレースが続いています。
相手なりに走る馬で、この馬なりの走りはここ数戦しっかりできていると思うので、結果を期待するためには展開など外的要因による助けが要るように感じます。

④ドゥラドーレス
前走は小倉日経賞に勝利。
終始外を回るような形になりましたが、最後まで足を使って上りも最速にまとめました。
2着馬シルトホルンは重賞でも馬券に絡む活躍を見せている馬なので、相手関係が有利だったという訳ではありません。
まだまだ衰えは感じませんが、長期の休みを経験してきた馬なので、状態が万全かどうかをしっかりと見極めてから判断したい1頭です。

⑤コレペティトール
前走は福島民報杯で8着でした。
最近は後ろから差し届くかどうかという競馬しか出来ていないので、今回も同じような展開になりそうです。
中々難しい戦いになると思いますが、ここ2戦は上り3位の脚を使えているので、状態はいいと思います。

⑥トーセンリョウ
前走は大阪城Sで2着でした。
好走はしていますが、勝馬とは2馬身差以上離されていますし、ロス無くスムーズに直線を向くことが出来ているので、あまり高い評価は出来ないと思います。
ただ毎回の様に良い脚を使えているので、展開が向きそうなら注目する必要があると思います。

⑦コントラポスト
前走はダービー卿CTで2着でした。
最後は内から差し込んできたトロヴァトーレに屈しましたが、一時は完全に抜け出しており、勝ちに等しい2着と言って良いと思います。
もっとも、道中は前に馬を置いて落ち着いた競馬が出来ていましたし、直線もロス無く進路が空いているので、展開的な利は働いています。
また前走はハンデ戦で斤量が55kgだったので、過信は禁物です。

⑧クルゼイロドスル
前走は中山記念で5着でした。
差し届かずという展開でしたが、このレースは内を通った馬が上位に来ているので、外を通ってこの着順であれば悪くない結果だったと思います。
何よりも外枠から出て中団より前目に付けられたことが好印象です。
現状は重賞の壁に跳ね返されている様な状況ですが、オープン戦では結果を出していますし、チャンスはあると思います。

⑨ラケマーダ
前走は小倉大賞典で3着でした。
セルバーグが単騎大逃げの形になって、離れた2番手にヤマニンウルス、また離れて3番手グループがほぼ一団という隊列になり、この馬は勝馬のロングランと共に差し込んでくる形になりました。
小回りの小倉で、且つ特殊な展開のレースになったため、エプソムCにあたっては参考にし難いですが、4走前から控える形の競馬に切り替えて結果を残しつつあります。
今回も控える形でどこまで飛んでくるか、といったところでしょうか。

⑩ジューンテイク
前走は神戸新聞杯で2着でした。
最内枠を活かしてロス無く立ちまわり、結果を見ても先行勢にバイアスが働く様な流れになりましたが、早めに動いて3着には2馬身差をつけているので、順当に評価できる内容だと思います。
その3着馬は、この前の天皇賞で3着に好走したショウナンラプンタですから、前走評価だけで言えば今大会の中でも最も注目すべき1頭です。
この馬の場合は、屈腱炎明けの状態と、斤量59kgの克服。この2点にすべてが掛かっていると言って良さそうです。

⑪トップナイフ
前走はアンドロメダSで3着でした。
3着とは言え、勝馬からは1.1秒離されていますし、内容的にもスタートが悪くて最後方で腹をくくった戦法がハマったといったものなので、高く評価できる結果ではありません。
3歳の時の札幌記念2着以後どうも精彩を欠いている印象で、なかなか復調の兆しが見えてきません。
休み明け走るイメージも無いため、今回も厳しい戦いになりそうです。

⑫ディープモンスター
前走は金鯱賞で5着でした。
10頭立てだったので評価できる結果ではありませんが、一応上り3位の脚も使っており、この馬なりに走った結果かなと思います。
G2では現状壁がありますが、G3では馬券内を何度か経験しているので、実力的には足りると思いますが、如何せん出たなりにしかポジションを取れない為、ちょっと安定感には欠けてしまう印象があります。

⑬メイショウチタン
前走はダービー卿CTで13着でした。
前々走や3走前と比較すると、行き脚が鈍いように感じます。
3層前に東京新聞杯3着という結果を残していますし、条件がハマれば一発があるポテンシャルは秘めていると思いますが、ここ3戦の走りを見るとどうも調子は下り坂という印象があります。

⑭デビットバローズ
前走は大阪城Sに勝利。
比較的緩めのペースで、先行したこの馬にとっては展開が向いた側面は有りますが、2着に0.4秒差をつけており、完勝と言って良い内容だったと思います。
4コーナーでほぼ一団という体制からあれだけの差をつけている訳ですから、パフォーマンスは高いです。
一方で重馬場を経験していないという点が不安材料ですが、かなり荒れた馬場状態での開催だった、昨年の新潟大賞典で4着という結果を残しているので、その点あまり心配ないと思います。

⑮カラテ
前走は大阪杯で12着でした。
このところ2桁着順が続いており、見直せる要素にも乏しいです。
道悪ならどうかという話も有ると思いますが、道悪で勝った新潟大賞典は、時計が2.03.8もかかる非常に極端な状態だったので、参考にはならないと思います。

⑯セイウンハーデス
前走は京都記念で8着でした。
外枠からスタートを決めて先行し、道中もスムーズに運べましたが、直線全く粘り切れませんでした。
前々走の長期休み明けで臨んだチャレンジカップが5着だったことを考えれば、少々物足りない内容だったと思います。
前走は稍重としてもかなり時計がかかる馬場状態だったので、それが堪えた可能性は有りますが、元々重い馬場が苦手な馬では無いので、参考外とまでは言い切れません。

⑰ダノンエアズロック
前走はチャレンジカップで7着でした。
最後脚が上がっている様に見えたので、単純に距離が長かったのかなという印象です。
前々走の毎日王冠では最後まで粘り切れていますし、結果は6着でしたが勝馬とは0.3秒差ですから、寧ろ評価できる内容だと思います。
休養明けでどこまでのパフォーマンス発揮できるかがカギです。

⑱ビーアストニッシド
前走はマイラーズCで9着でした。
このところ先行して粘り切れずというレースが続いており、見直せる要素には乏しいです。その点大外枠も厳しいですし、なかなか難しいレースになりそうです。
なお、過去のレースを見ると、控えた時に速い上りを使えているレースも有るので、今回は控える可能性も考えておく必要があると思います。

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2024年11月16日 アンドロメダS (L) 3着
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