リオンディーズ(競走馬)

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リオンディーズ
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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2013年1月29日生
調教師角居勝彦(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 5戦[2-1-0-2]
総賞金13,040万円
収得賞金2,500万円
英字表記Leontes
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
シーザリオ
血統 ][ 産駒 ]
スペシャルウィーク
キロフプリミエール
兄弟 エピファネイアサートゥルナーリア
市場価格
前走 2016/05/29 東京優駿 G1
次走予定

リオンディーズの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/05/29 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 186125.545** 牡3 57.0 M.デムー角居勝彦 496
(-4)
2.24.5 0.533.2⑮⑯⑯⑰マカヒキ
16/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 188162.825** 牡3 57.0 M.デムー角居勝彦 500
(0)
1.58.4 0.536.1ディーマジェスティ
16/03/06 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 127101.912** 牡3 56.0 M.デムー角居勝彦 500
(+4)
1.59.9 0.034.4④④④マカヒキ
15/12/20 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 168155.921** 牡2 55.0 M.デムー角居勝彦 496
(-4)
1.34.4 -0.133.3⑮⑮エアスピネル
15/11/22 京都 5 2歳新馬 芝2000 158152.211** 牡2 55.0 岩田康誠角居勝彦 500
(--)
2.02.2 -0.233.4⑥⑥⑤④ピースマインド

リオンディーズの関連ニュース

★ダート戦では連対率100% 武蔵野Sを制したエンペラーワケア

エンペラーワケア(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、芝1600メートルのデビュー戦こそ5着に敗れたが、2戦目以降出走を続けているダート戦では通算9戦7勝、2着2回と連対率100%を記録している。昨年11月の武蔵野S1着以来の出走となるが、GⅠ初挑戦となる今回も好走することができるだろうか。今回、エンペラーワケアには初騎乗となる横山武史騎手が騎乗する予定。同騎手は2月11日現在、JRA重賞24勝を挙げているが、約半数の11勝を初騎乗の馬で挙げている。横山武史騎手には2023年皐月賞ソールオリエンス)以来のJRA・GⅠ制覇がかかるが、エンペラーワケアを勝利に導くことができるだろうか。

★芝&ダート双方でのGⅠ制覇なるか ドゥラエレーデが今年も参戦

2022年ホープフルS勝ち馬のドゥラエレーデ(牡5歳、栗東・池添学厩舎)は、昨年(12着)に続く参戦。未勝利戦1着以来ダート戦での勝利はないものの、チャンピオンズCで2年連続3着に入るなどダート重賞で再三好走しているが、芝&ダート双方でのGⅠ制覇を遂げることができるだろうか。なお、フェブラリーSがGⅠに昇格した1997年以降、芝GⅠ勝ち馬の勝利は2002年アグネスデジタル、2004年アドマイヤドン、2020年モズアスコットの3頭が記録している。

★JRAダート重賞最多勝がかかるキングカメハメハ産駒 ロードカナロア産駒は前走重賞Vの2頭が登録

グレード制が導入された1984年以降、JRAダート重賞で最多勝の種牡馬は、22勝を挙げているゴールドアリュールで、21勝を挙げているキングカメハメハが1勝差で続いている。今年のフェブラリーSには、連覇を狙うキングカメハメハ産駒ペプチドナイル(牡7歳、栗東・武英智厩舎)が登録しているが、ゴールドアリュールに並ぶ最多タイとなるJRAダート重賞22勝目を挙げることができるだろうか。なお、キングカメハメハ産駒は、2008年から毎年JRA重賞を制しており、今年も勝てば18年連続JRA重賞制覇となる。

また、武蔵野S勝ち馬エンペラーワケア(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)、根岸S勝ち馬コスタノヴァ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎)のロードカナロア産駒2頭と、ドゥラメンテ産駒のドゥラエレーデ(牡5歳、栗東・池添学厩舎)、リオンディーズ産駒のサンライズホーク(セン6歳、栗東・牧浦充徳厩舎)とキングカメハメハの孫にあたる馬が4頭登録している。ロードカナロアドゥラメンテリオンディーズの産駒にはいずれもJRAダートGⅠ初制覇がかかるが、フェブラリーSを制すことができるだろうか。

★史上初のJRAダートGⅠきょうだい制覇なるか ジュンライトボルトの半弟ミッキーファイト

昨年のレパードS名古屋大賞典の勝ち馬ミッキーファイト(牡4歳、美浦・田中博康厩舎)は、父ドレフォン、母スペシャルグルーヴという血統で、2022年のチャンピオンズC勝ち馬ジュンライトボルトの半弟にあたる。ミッキーファイトには史上初のJRAダートGⅠきょうだい制覇がかかるが、兄に続いてダートのビッグタイトルを手にすることができるだろうか。同馬には戸崎圭太騎手が騎乗する予定。なお、通算成績6戦4勝のミッキーファイトが勝てば、2016年モーニン、2022年カフェファラオが持つフェブラリーS最少キャリア優勝記録に並ぶ。

ミッキーファイトは前走の馬体重が555キロという大型馬で、グレード制が導入された1984年以降、JRA・GⅠの最高体重勝利記録は1995年のスプリンターズS勝ち馬ヒシアケボノの「560キロ」で、ミッキーファイトにはこの記録を更新する可能性がある。なお、GⅠ昇格以降のフェブラリーSでの最高体重勝利記録は2015年コパノリッキーの「536キロ」となっている。

★音無秀孝調教師が最後のJRA・GⅠ挑戦 プロキオンS1、2着馬とデルマソトガケを登録

音無秀孝調教師(栗東)は、定年のため3月4日に引退することが決まっており、フェブラリーSが最後のJRA・GⅠ挑戦になる。今年から東海Sと実施時期が入れ替わる形でフェブラリーSの前哨戦となったプロキオンSを制したサンデーファンデー(牡5歳)、同2着のサンライズジパング(牡4歳)、2022年の全日本2歳優駿(川崎)以来のGⅠ級制覇がかかるデルマソトガケ(牡5歳)の3頭を登録しているが、勝利を挙げることができるだろうか。サンデーファンデーには鮫島克駿騎手、サンライズジパングには幸英明騎手、デルマソトガケには松若風馬騎手が騎乗する予定だ。

なお、音無秀孝調教師は2月11日現在、JRA通算995勝を挙げており、大台のJRA通算1000勝まであと5勝に迫っている。また、GⅠに昇格した1997年以降、フェブラリーSにおける調教師の最年長優勝記録は工藤嘉見元調教師(2000年)の「70歳3カ月16日」で、フェブラリーS当日の年齢が「70歳8カ月14日」の音無秀孝調教師には記録の更新がかかる。



【朝日杯FS2024】血統アナリシス 中長距離実績のある種牡馬が優位、トニービン内包の人気薄にも要警戒 2024年12月14日() 12:00

のちに東京優駿(日本ダービー)をも制して世代の頂点に輝いた2021年ドウデュースは最たる例といえるかもしれないが、純然たるマイラーが勝ち馬になるとは限らず、むしろ中距離をこなせる下地がある馬のほうが勝ち負けになりやすい。2014年以降の当レースでは、ディープインパクトが3勝、ハーツクライが2勝、この2頭の種牡馬が複数頭の勝ち馬を出しているため、まずは父が中長距離実績を持つかどうかにも注目すべきだろう。

ほか、10番人気以下の2桁人気で激走した4頭に目を向けると、2015年3着シャドウアプローチ(父ジャングルポケット)・11番人気、2016年3着ボンセルヴィーソ(2代母の父トニービン)・12番人気、2019年3着グランレイ(父ルーラーシップ)・14番人気の3頭はトニービンの血脈を持つ点で共通していた。なお、前述したハーツクライも母の父がトニービンであることを気にとめておきたい。

ミュージアムマイルは、父リオンディーズ×母ミュージアムヒル(母の父ハーツクライ)。朝日杯フューチュリティSは、父が15年に勝ち、近親コディーノが12年に2着と所縁あるレース。また、一族に93年マイルチャンピオンシップを制したシンコウラブリイがいることを考えると、京都芝1600mでの施行も追い風となりそうだ。母の父が種牡馬として好相性を示していることも興味深く、すでに本馬自身に中距離実績がある点も評価に値する。

ダイシンラーは、父サトノダイヤモンド×母グレースドゥモナコ(母の父タイキシャトル)。父はディープインパクト直仔で、現役時は16年菊花賞を制するなど、京都で【4.0.1.0】と底を見せないコース巧者だった。なお、先週の阪神ジュベナイルFでも同産駒のビップデイジーが8番人気2着と健闘していたことは記憶に新しい。母系の奥にトニービンを持つことも興味深く、下り坂向きの血統構成を考えると前走中京での凡走は度外視してみたい。

トータルクラリティは、父バゴ×母ビットレート(母の父スペシャルウィーク)。本馬と同じ母の父の好走例は多く、15年1着リオンディーズ、19年2着タイセイビジョンなどが挙げられる。一方、父は04年凱旋門賞など芝1600~2400mのG1を5勝した万能型で、種牡馬としては朝日杯フューチュリティSでも20年2着ステラヴェローチェを出した実績を持つ。また、菊花賞が産駒のG1初制覇であったように京都適性にも一目置けるだろう。


【血統予想からの注目馬】
ミュージアムマイル ①ダイシンラー ⑩トータルクラリティ


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【朝日杯FSの注目点】父子制覇かかるミュージアムマイル C・デムーロ騎手は2歳GⅠ完全制覇なるか 2024年12月8日() 19:01

★父は2015年の優勝馬リオンディーズ 黄菊賞を制したミュージアムマイル

ミュージアムマイル(牡、栗東・高柳大輔厩舎)は、2015年の朝日杯FS優勝馬リオンディーズの産駒で、4組目となる父子制覇がかかっている。ミュージアムマイルは新馬戦で3着に敗れたが、その後は未勝利→黄菊賞を連勝して朝日杯FSに駒を進めてきた。同馬には前走に続きC・デムーロ騎手が騎乗予定だが、3連勝でGⅠを制すことができるだろうか。なお、C・デムーロ騎手は17年にホープフルS、18年に阪神JFを制しており、朝日杯FSを勝てばJRA2歳GⅠ3レースの完全制覇となる。

ミュージアムマイルは今年の朝日杯FS登録馬では最も生まれたのが早く、1月10日が誕生日。グレード制が導入された1984年以降、1月生まれのJRA・GⅠ勝ち馬は32頭いるが(※12月2日現在)、最も早い誕生日は18年のマイルCS勝ち馬ステルヴィオの「1月15日」で、ミュージアムマイル朝日杯FSを勝てばグレード制導入後以降で最も誕生日の早いJRA・GⅠ勝ち馬となる。

京王杯2歳Sから巻き返し狙う小倉2歳S1・2着馬 エイシンワンド&クラスペディア

エイシンワンド(牡、栗東・大久保龍志厩舎)とクラスペディア(牡、栗東・河嶋宏樹厩舎)は、デビューから3戦連続で同じレースに出走しており、新馬戦と小倉2歳Sはどちらもエイシンワンドが1着、クラスペディアが2着となった。続く京王杯2歳Sではクラスペディアが5着、エイシンワンドが8着という結果になったが、2頭は朝日杯FSで巻き返すことができるだろうか。エイシンワンドには幸英明騎手、クラスペディアにはJRA・GⅠ初制覇がかかる小崎綾也騎手が騎乗予定となっている。

★重賞2着馬でJRA・GⅠ初挑戦 今年開業の河嶋宏樹調教師、藤野健太調教師

今年開業の河嶋宏樹調教師(栗東)、藤野健太調教師(栗東)は、朝日杯FSがJRA・GⅠ初挑戦となる。河嶋調教師は小倉2歳S2着のクラスペディア(牡)、藤野調教師はデイリー杯2歳S2着のドラゴンブースト(牡)を登録しているが、開業初年度からJRA・GⅠを制すことができるだろうか。なお、JRAの現役調教師では西園正都調教師がJRA・GⅠ初挑戦となった2001年阪神JFで勝利を挙げている。また、ドラゴンブーストに騎乗予定の田口貫太騎手はレース当日の年齢が「21歳0カ月6日」で、朝日杯FSを勝てば同レース史上2位の年少優勝となる。

サウジアラビアRCは最後方から追い込んで2着 タイセイカレントは坂井瑠星騎手とのコンビで参戦

タイセイカレント(牡、栗東・矢作芳人厩舎)は、新馬戦では逃げ切り勝ちを収めたが、続くサウジアラビアRCではスタートから最後方を進み、最後の直線で追い込んで勝ったアルテヴェローチェから1馬身差の2着に入っている。同馬は新馬戦では西村淳也騎手、サウジアラビアRCでは横山武史騎手が騎乗していたが、今回は坂井瑠星騎手が騎乗予定。同騎手は2022年の朝日杯FSでテン乗りのドルチェモアを勝利に導いているが、タイセイカレントとのコンビでも朝日杯FSを制すことができるだろうか。Vなら、同馬を管理する矢作芳人調教師は10年グランプリボス以来14年ぶり2回目の朝日杯FS制覇となる。

★デビュー5年目・秋山稔樹騎手がJRA・GⅠ初挑戦 初の芝レースに挑むコスモストームに騎乗予定

コスモストーム(牡、栗東・北出成人廐舎)に騎乗予定の秋山稔樹騎手は、デビュー5年目でJRA・GⅠ初挑戦となる。同騎手は2020年デビューで、同期には泉谷楓真騎手、小林脩斗騎手、原優介騎手がいる。秋山稔樹騎手は20年デビューのJRA騎手では最多のJRA通算96勝を挙げており(※12月2日現在)、節目のJRA通算100勝も迫っているが、初の大舞台でどのような騎乗を見せてくれるだろうか。なお、コスモストームはデビュー以来すべてダート戦に出走して4戦2勝という成績を挙げており、朝日杯FSが初の芝レース出走となる。芝レース初出走馬がJRA・GⅠを勝てば、13年の朝日杯FSを制したアジアエクスプレス以来、グレード制が導入された1984年以降2頭目となる。

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【京都2歳S2024】血統アナリシス キングカメハメハは後継種牡馬もバラエティ豊かに活躍 2024年11月22日(金) 12:00

重賞に昇格した2014年以降は、ハーツクライキングカメハメハの直系がしのぎを削る。ハーツクライは、2014年ベルラップ、2017年グレイル、2019年マイラプソディと直仔が3勝。まだ後継種牡馬の産駒は2着連対圏に入っていないものの、2019年4着トウカイデュエル、2021年4着ポッドボレット、2023年3着サトノシュトラーセジャスタウェイ産駒が奮闘している。一方、キングカメハメハは、2018年に直仔クラージュゲリエが勝ち、2020年ワンダフルタウン(父ルーラーシップ)、2021年ジャスティンロック(父リオンディーズ)、2022年グリューネグリーン(父ラブリーデイ)と勝ち馬の系統もバラエティ豊か。

ほか、Danzigの血を引く馬も毎年のように上位を賑わせており、直系だけでも2015年1着ドレッドノータス(父ハービンジャー)、2017年3着ケイティクレバー(父ハービンジャー)、2021年2着ビーアストニッシド(父アメリカンペイトリオット)、2022年2着トップナイフ(父デクラレーションオブウォー)、2023年2着プレリュードシチー(父ハービンジャー)が該当する。

クラウディアイは、父サートゥルナーリア×母モンクール(母の父ディープインパクト)。父はロードカナロアキングカメハメハと遡る父系。その父の半兄リオンディーズは、21年ジャスティンロックの勝利によって種牡馬としてJRA重賞初制覇を飾っているが、同種牡馬もキングカメハメハの直仔であった。「父キングカメハメハ系×母の父ディープインパクト」も20年1着ワンダフルタウンが出るなど、配合の組み合わせからも注目に値する。

テイクイットオールは、父キズナ×母トップソリスト(母の父War Front)。母の父はDanzigの直仔で、21年1着ビーアストニッシド、22年2着トップナイフと直系が存在感を示す。一方、父は改修後の京都競馬場で勝率が向上しており、単勝回収率もベタ買いでプラス収支を記録しているほど。本馬においては牝系の資質も世界規模で申し分なく、日本ではキンシャサノキセキなどがG1でも活躍。先々まで重賞戦線で楽しめる存在だろう。


【血統予想からの注目馬】
クラウディアイ ①テイクイットオール


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【京都4R・2歳新馬】リオンディーズ産駒のインフローレが人気に応え1馬身1/4差で勝利 2024年10月6日() 12:50

6日の京都4R・2歳新馬(2歳新馬、芝1400m)は、藤岡佑介騎手騎乗の1番人気インフローレが勝利。
徐々に先行する2頭との差を詰めて迎えた直線、3分どころを通って脚を伸ばすと、最後は内のエクレアを1馬身1/4差で競り落とした。
勝ちタイムは1分21秒3(良)。
2着に4番人気エクレア、3着に2番人気チェルビアット

勝ったインフローレは、父リオンディーズ、母キュイキュイ、母父ハービンジャーという血統の2歳牝馬。おじに2015年G3アーリントンCなど重賞3勝のヤングマンパワーがいる。栗東・寺島良厩舎の管理馬で、生産者は杵臼牧場。馬主は杉山忠国氏。通算成績1戦1勝。

■払戻金
単勝 :2   360円(1番人気)
複勝 :2   150円(1番人気)
    8   200円(4番人気)
    5   170円(3番人気)
枠連 :1-4  760円(1番人気)
馬連 :2-8  1,170円(2番人気)
ワイド:2-8  540円(4番人気)
    2-5  470円(2番人気)
    5-8  1,000円(12番人気)
馬単 :2-8  2,020円(3番人気)
3連複:2-5-8 2,950円(6番人気)
3連単:2-8-5 11,980円(17番人気)

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【特報! POGニュース】~第5回 新馬勝ち馬レビュー Part2~ 2024年6月19日(水) 16:00


前回と今回の「特報! POGニュース」は、2024年夏季競馬の1~3週目にJRAの新馬で優勝を果たした馬のプロフィールをご紹介します。では、6月9日(日)、6月15日(土)、6月16日(日)の勝ち馬をご覧いただきましょう。

■2024年6月9日 函館5R 芝1200m
【優勝馬】エメラヴィ
牝 父オルフェーヴル/母ショウナンワヒネ 松永幹夫厩舎
→8番人気・単勝オッズ18.6倍と伏兵扱いでしたが、2馬身1/2差の完勝でした。好位から楽に抜けており、レース内容も盤石。父オルフェーヴルはG1・6勝を挙げた言わずと知れた名馬ですが、産駒は晩成傾向、かつ中距離志向が強く、短距離での新馬勝ちは新鮮さを感じさせます。母系にMr.Prospectorが入るのは、G1馬のラッキーライラックエポカドーロなどと同じ。次走は同じ舞台の函館2歳Sを予定しています。

■2024年6月9日 京都5R 芝1200m
【優勝馬】ポートデラメール
牝 父ナダル/母ジュベルアリ 斉藤崇史厩舎
→父ナダルはアメリカのダート戦を4戦4勝した新種牡馬。産駒は前日と翌週にも勝利を挙げ、早くも3勝(芝2勝・ダート1勝)と上々の滑り出し。当馬は、スタート直後は7頭立ての最後方、道中は一団馬群の5番手につけ、終始外々を回る競馬でしたが、ゴール前で捉え切りました。全体時計は地味でも、ラスト2ハロン11.3-11.3を差し切った脚力は評価に値します。叔父にシャフリヤールアルアインをもつ血統背景も魅力でしょう。

■2024年6月9日 東京5R 芝1800m
【優勝馬】クロワデュノール
牡 父キタサンブラック/母ライジングクロス 斉藤崇史厩舎
→父キタサンブラックは中・長距離のG1を7勝、母ライジングクロスはイギリスオークス2着、芝2900m戦のパークヒルSに勝ち鞍をもつステイヤー。半姉にフラワーC2着&オークス4着のアースライズがいる血統です。レースは番手から逃げ馬を競り落とす競馬でしたが、勝ち時計1分46秒7と、東京芝1800mの新馬戦レコードを記録しました。しまいのラップも優秀で、大きな舞台を目指せそうです。

■2024年6月15日 函館5R 芝1200m
【優勝馬】ヴーレヴー
牝 父サトノクラウン/母アルギュロス 武幸四郎厩舎
→2022年のセレクトセールで購買されており、価格は4290万円。父のサトノクラウンは香港ヴァ―ズ、宝塚記念など重賞5勝、母アルギュロスは未勝利1戦で引退してしまいましたが、半弟に現在種牡馬として活躍するシルバーステートがいます。アルギュロスの仔は勝ち鞍すべてがマイル以下で、当馬もレースぶりからは前向きさが窺えます。今後は控えたときの対応が鍵になるでしょう。

■2024年6月15日 京都5R ダート1200m
【優勝馬】ハッピーマン
牡 父ダノンレジェンド/母ベルミュール 寺島良厩舎
→父のダノンレジェンドは、JBCスプリントなど1400m以下のダート重賞で9勝を挙げた快速馬。米国型のスピード引き継いだ産駒は、ダート戦のほかにも、芝の短距離戦に適応しています。レースでは出遅れから先行集団の後ろ、砂を被る位置でもひるまず、直線外に持ち出されると抜群の伸び脚を見せました。上がり3ハロン36秒8は、2位に0秒8差つける圧巻の数字。荒削りですが、上のクラスでもと思わせます。

■2024年6月15日 東京5R 芝1600m
【優勝馬】ショウナンマクベス
牡 父リオンディーズ/母ウインフロレゾン 武市康男厩舎
→6番人気・単勝オッズ22.5倍での逃走劇でした。好スタートからハナに立ち、半マイル49秒3とかなり楽なペースに持ち込めたものの、直線で差を詰められてから再度突き放す強い競馬。父リオンディーズは朝日杯FSの勝ち馬、母ウインフロレゾンはJRA芝を2勝し、半妹にマーメイドS勝ち馬で、G1・7勝イクイノックスの母シャトーブランシュをもちます。

■2024年6月15日 函館6R ダート1000m
【優勝馬】リリーフィールド
牝 父モズアスコット/母ハイリリー 小崎憲厩舎
→父モズアスコット安田記念フェブラリーSを制した二刀流の新種牡馬で、当馬の優勝は産駒のJRA初勝利となりました。母ハイリリーはJRA芝の1600~2000mで3勝、その父はアグネスタキオンという血統です。レースでは競りかける外の馬を振り切りハナに立つと、勝負どころで後続の手が盛んに動くなか、余裕ある手応えで6馬身差をつける圧勝でした。モズアスコット産駒にも要注目でしょう。

■2024年6月15日 東京6R ダート1400m
【優勝馬】クレーキング
牡 父ナダル/母クインアマランサス 中舘英二厩舎
ポートデラメールのパートで紹介したように、ナダル産駒は当馬の勝利によりすでに3勝目。先の2頭は芝での勝利でしたが、ダートでは初勝利となりました。このレースでは同じくナダル産駒のパースウェイドも2着と、新馬戦開始3週目とはいえ、芝・ダート問わず活躍が目立ちます。母クインアマランサスは、JRAダートの1800mで3勝を挙げており、適性はもう少し長い距離でしょうか。

■2024年6月16日 函館5R 芝1200m
【優勝馬】ニシノラヴァンダ
牝 父サトノアラジン/母プルージャ 奥平雅士厩舎
→父サトノアラジン安田記念の勝ち馬。良馬場・外枠・ハイペースが噛み合ったG1制覇でした。母プル―ジャはアルゼンチンで8戦2勝、G2のラプラタ1000ギニーに勝ち鞍をもちます。当馬は、絶好のスタートからハナに立ち、4角付近で外の馬に被せられましたが先頭を譲らず、最後は流す余裕もありました。2着に4馬身差とスピードの違いを見せ、同様のスタートなら次走予定の函館2歳Sも楽しみです。

■2024年6月16日 京都5R 芝1600m
【優勝馬】トータルクラリティ
牡 父バゴ/母ビットレート 池添学厩舎
→父のバゴは凱旋門賞などG1を5勝、日本での種牡馬入り後は、G1・4勝のクロノジェネシス、重賞2勝のステラヴェローチェなどを輩出。母ビットレートはJRA芝の1200~1400mを2勝、その母スルーレートはフラワーC2着という血統です。レースは半マイル49秒8と、かなり緩い流れでしたが、ラスト3ハロン11.8-11.4-10.9の加速ラップを差し切っており、勝ち時計で図れない能力を感じます。

■2024年6月16日 東京5R 芝1400m
【優勝馬】プリティディーヴァ
牝 父Kingman/母Assurance 田中博康厩舎
→父のKingmanは現役時代イギリスで管理され、マイルG1を4連勝した名マイラー。母Assuranceはアイルランド出身で、当馬も当地で生まれました。Assurance自身は1勝馬ながら、全弟GearUpはフランスで芝2000mのG1を制しています。調教内容からもややスピードに勝る印象ですが、Kingmanの産駒にはマイルG1馬シュネルマイスターがおり、マイルでの走りにも期待したいところです。

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フローラSは内枠を生かしてラチ沿いを追走したエリカヴィータが、直線もインを捌いて抜け出して勝利。人気を集めたルージュスティリアは最下位という結果に終わった。

もっとも、勝ったエリカヴィータは枠順などに恵まれた面も大きい。2着に逃げたパーソナルハイ、3着に2番手追走のシンシアウィッシュ、4着にもイン追走のマイシンフォニーが入り、開幕週らしい逃げ先行&イン有利の決着となった。

そもそも今年のフローラSはメンバー自体がやや低調で、エリカヴィータは1勝馬でまだ条件戦にも出られる立場。それ以外の出走馬も大半が条件クラスで、オークスに繋がるかはかなり疑問の残るところ。今年は桜花賞組に関しても上位勢の適性が怪しいのでで、フローラSを終えてオークス戦線はますます混沌とした状況になって来た。

~年齢を重ねるごとに成績が上がるリオンディーズ産駒

さて、先週もう一つ気になったのは土曜の福島牝馬ステークス。勝ったアナザーリリックリオンディーズ産駒。リオンディーズは2015年の朝日杯FS勝ち馬。その後は勝利を挙げられずに故障で早期引退をしてしまったが、産駒は今年に入ってこれまで以上に活躍が目立つようになっている。現時点での代表産駒の一頭、テーオーロイヤル天皇賞(春)でも印を集めそうな位置にいる馬だし、前述のアナザーリリック、先週の晩春Sでは6着に敗れたが、それまでは年明けから4戦して2勝2着2回とオール連対のショウナンアレスなど、初年度産駒が4歳になり地力とつけて来ている。

そこで気になって調べてみると、やはりリオンディーズ産駒は年齢とともに成績が上がることがわかる。

リオンディーズ産駒の年齢別成績(データの数字は先週末終了時点)

2歳 勝率 7.8%
3歳 勝率 9.3%
4歳 勝率 16.2%

ご覧の通り、年齢を経るごとに明らかに成績の向上が見られる。初年度産駒は今4歳。リオンディーズ自身、現役時代は志半ばの引退となってしまったが、これから種牡馬として花開くかもしれない。馬券的にも妙味があるので、上手く手の内に入れて成長のサインを見極めたい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】ルビーカサブランカ(土曜福島11レース・福島牝馬S/5着)

小回り1800mは絶望的に合わないと思うのだが、なぜか連続して使われるという少々かわいそうな状況。今回も適性がない舞台を使われた分の敗戦で、騎手や馬の能力の問題ではない。恐らくこの後はマーメイドSあたりでは? いずれにしても2000m以上への延長なら即巻き返し可能。

天皇賞(春)展望

さて、今週末から再びG1が続く。まずは天皇賞(春)。今年も阪神が舞台となる。例によって注目馬を一頭挙げて締めたい。

ヒートオンビート池添謙一騎手)

ディープボンドタイトルホルダーは当然有力だが、それでは面白くないので、伏兵勢の中からヒートオンビートを推奨したい。ヒートオンビートは前走の日経賞で3着と健闘。逃げ&インが有利な流れだったが、上位勢の中では多少ロスがありながらの好走は評価できる。もともと未勝利を勝ち上がってからはほぼ崩れ知らずで、大きな不利があった2020年の西宮Sと大外枠から先行する形で流れに乗れなかった京都大賞典以外は馬券圏内を外していない。大一番での決め打ちが怖い池添騎手が騎乗する今回、上手く道中ロスなく立ち回れればチャンスがあって良い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2016年6月1日(水) 17:29 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(5/28~5/29)いっくんプロが◎〇▲で114万超払い戻しの大花火!
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先週は、29(日)に東京競馬場でG1日本ダービーが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1日本ダービーの1番人気はディーマジェスティで3.5倍、2番人気がサトノダイヤモンド3.8倍、マカヒキ4.0倍、リオンディーズ5.5倍と4頭が10倍を切る形で人気を形成しました。

注目のスタートはマウントロブソンレインボーラインがやや出遅れましたが、全体にまずまずの出。まずは内から好スタートを切ったマイネルハニーが先手を主張して第1コーナーへ差し掛かります。先頭はマイネルハニーでリードは3馬身、2番手にプロフェット、3番手にアグネスフォルテ、そこから4馬身ほど間が開いてプロディガルサンエアスピネルと追走して先行集団を形成。中団からはアジュールローズサトノダイヤモンドマカヒキヴァンキッシュランディーマジェスティロードクエストが追走。後方からはイモータルスマートオーディンレインボーラインレッドエルディストリオンディーズマウントロブソンと追走して最後方にブレイブスマッシュの態勢。

前半の1000m通過は1分ちょうど(参考タイム)の平均ペース、各馬大きな動きなく、直線コースへ差し掛かります。

先頭はマイネルハニーでリードは1馬身、続いてアグネスフォルテプロディガルサンが徐々に追い出されると、外からは抜群の手応えでエアスピネルもこの争いに加わってきます。残り300mを通過、ここで一杯になったマイネルハニーを捉えてエアスピネルが先頭に躍り出ます。内からは食い下がるプロディガルサン、その後ろからはマカヒキサトノダイヤモンドも差を詰めてきます。残り200mを通過、逃げ込みを図るエアスピネルに馬体を併せてマカヒキ、これに外からサトノダイヤモンドディーマジェスティも加わって4頭が抜け出します。残り100mを通過、ここでエアスピネルの脚色が鈍ると内マカヒキ、外サトノダイヤモンドの2頭が抜け出して激しい追い比べ!ゴール前まで両者一歩も譲らない叩き合いとなりましたが、僅かに内マカヒキがハナ差サトノダイヤモンドの追撃を振り切って第83回日本ダービーを制しました!勝ちタイムは2分24秒0(良)。2着にサトノダイヤモンド、そこから半馬身差の3着にディーマジェスティが入っています。

公認プロ予想家ではいっくんプロ他8名が的中しています。

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☆☆☆注目プロ →いっくんプロ
29(日)東京4Rで単勝61.4.倍の○ミスユーを高評価、3連単◎○▲のパーフェクト予想で3連単2280.1倍を500円的中!114万50円を払い戻しました!同日の京都7Rでも◎○△の印で3連単537.1倍を1000円的中させ、53万7000円を払い戻しました!この他にもスマッシュヒットを重ね、週末トータル回収率408%、収支プラス147万9000円というダントツの成績を収めています。

☆☆☆注目プロ →kmプロ
28(土)東京9Rで単勝59.8倍の◎ケイリンボスの単勝を1万円的中!59万8000円を払い戻しました!さらに翌日の東京9Rで『距離短縮歓迎。スムーズなら勝ち負け。人気妙味あり。』と狙った◎バーディーイーグルの単勝を的中させ、13万2000円を払い戻し!週末トータル回収率187%、収支プラス34万2500円を記録しています。

☆☆☆注目プロ →伊吹雅也プロ
29(日)東京8Rで『芝2400m以上のレースにおいて4着以内となった経験のある馬が堅実。距離適性が高そうな馬を重視すべき』と本命に抜擢した◎ヴェラヴァルスターからの3連複を800円的中させ、5万6320円を払い戻しました!28(土)京都6Rでも▲○◎の大本線!3連複59.6倍を800円的中させ、4万7680円を払い戻しました!週末トータル回収率131%をマークしています。

☆☆☆注目プロ →☆まんでがんプロ
28(土)東京7Rで『キレ味No1』と評した▲ダイチヴュルデ絡みの3連複625.9を200円的中させ、12万5180円を払い戻し!翌日の京都7Rでも3連単537.2倍を300円的中させ、16万1160円を払い戻しました!週末トータル回収率106%をマークしています。

※全レースの結果速報はこちら

競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家の予想にご注目下さい。

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2016年5月29日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第189回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~日本ダービー G1
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みなさんこんにちは!

本日は東京11R「日本ダービー G1」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。






第1グループ(橙)は、マカヒキリオンディーズの2頭。
第2グループ(黄)は 、サトノダイヤモンドエアスピネルの2頭。
第3グループ(薄黄)は、ディーマジェスティ1頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

上位間ではエアスピネルディーマジェスティ間の1.2の溝、ディーマジェスティスマートオーディン間に1.1の溝が生まれています。全体を見渡しても先週のオークスと比べて上位勢と下位勢に差がある分布と言えそうです。

私の本命は◎リオンディーズにしたいと思います。土曜日の馬場からすると先行、内伸びの馬場で外からの差し馬には厳しい状況。◎リオンディーズは朝日杯FSのコラムでも触れましたが、個人的には兄を上回る能力を秘めている逸材と見ています。この2戦は正直能力を出し切れていないと思いますし、今度こそ鞍上が能力を引き出してくれると信じています。好位を取れる先行力も今の馬場状態なら大きな武器になるはずです。
○対抗にはサトノダイヤモンド。この枠ならそつなく良い位置につけれるでしょうし、中間の攻めっぷりを見てもここをピークに仕上げられています。▲にはディーマジェスティ。正直前走の走りは驚愕の内容で能力は計り知れません。前走は直線でマカヒキを突き放していますので、マカヒキとの勝負つけも終わったと思っています。穴では先行力のある△ヴァンキッシュランエアスピネルもマークしたいと思います。


【3単フォーメーション】
8,12

8,12

1,3,5,14

8,12

1,3,5,14

8,12

1

8,12

8,12

計18点

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2016年5月27日(金) 17:20 みんなの競馬コラム
【日本ダービー】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
いよいよ東京優駿日本ダービーです。やっぱりダービーは特別です。身が引き締まります。

個人的な話をさせていただくと、高校生の頃から競走馬の血統というものが好きだったのですが、今のように自分の生活の中心が血統研究になるほどノメり込んだのは、昨年のダービーを検討していたときでした。東京で威力を発揮してきたトニービンの斬れというものは、NasrullahとHyperionに起因するもので、Hornbeam(トニービンの母父)と牝祖バロクサイドのニアリークロスでトニービンの再現性の高い配合といえるドゥラメンテと、サンデーサイレンスを介さずに、あれほどまでに柔軟性があり、日本のスピード競馬に対応できるサトノクラウンの配合を、望田潤先生のブログで学んだことがキッカケでした。そして、祖母エアグルーヴ天皇賞(秋)から18年、母と同じように府中の直線を斬り裂いたドゥラメンテの姿と血統・配合の奥深さに感極まり涙を流した昨年のダービーでした。

あれから1年、この1年間はクラシック路線に重点を置いて競馬をみてきました。その答えが5月29日に出ます。書きたいことを書いて、その時を待ちたいと思います。


今年の3歳世代は、3着以下を4馬身離した朝日杯FSをみても、4着以下を5馬身離した弥生賞もみても、やはりハイレベルであることは間違いないとところ。逆にいえば、抜けた存在がいないから、3冠はそれぞれ展開、馬場、枠順などといった外的要因を最も味方に付けることができた馬が勝つと推測しています。皐月賞ヴィクトワールピサ、ダービー・エイシンフラッシュ菊花賞ビッグウィークの2010年世代に似ています。

ディーマジェスティ
4代母Margarethenから広がる牝系で、中でもTrillionの分岐からは直仔に「鉄の女」と呼ばれ富士Sを制したトリプティクを輩出し、2013・14年凱旋門賞連覇のTreveやダート王フリオーソらも輩出している。ディーマジェスティはDoff the Derbyの分岐で、母母シンコウエルメスは英ダービー、キングジョージを制したジェネラスの半妹で、その産駒にはエリ女3着のエルノヴァや、中京記念マチカネオーラらがいる。シンコウエルメスはNantallahとRuss-Marie(Margarethenの母=ディーマジェスティの5代母)のニアリークロス(NasrullahとGallant Fox≒Maarguery)5×3を持つパワー型で、そこにブライアンズタイムを配されたのがディーマジェスティの母エルメスティアラだから、極めてパワーとスタミナに特化した母といえる。このパワーとスタミナに偏重した母に、柔らかいディープインパクトを配されたディーマジェスティは、一般的なディープインパクト産駒ではなく、だからこそ急坂のある中山で肉弾戦となった皐月賞はこの馬に最も外的要因が向いていたといえよう。中間のフォトパドックを見ても明らかに他のディープ産駒に比べてお尻が大きな馬体で、東京では仮にレースが流れたとしても急坂がない分皐月賞程のパワーとスタミナが求められるレースにはならないし、良馬場で、急坂がない東京で、33秒台の上がりが求められるレースになったとき、このハイレベル世代において2冠奪取というのは非常に難しいと思うのだ。

マカヒキ
ウリウリの全妹で、ショウナンパンドラらが出るディープインパクト×フレンチデピュティという配合で、サザンヘイローを通じるHalo≒Sir Ivor≒Red God3・5×6・5。また、母母父Rainbow Coner→母父フレンチデピュティ→父ディープインパクトと3代に渡ってNasrullah≒Royal ChergerとPrincequilloを継続して交配されているから斬れる。よく父と比較をされるが、特にコーナリングにおいては、父の場合は抜群の柔軟性から股関節の可動域の大きさを活かしたチーターのようなコーナリングだったが、この馬の場合はHaloらしい“サササッ”というコーナリング、直線のストライドも父ほど雄大なものではない。瞬発力が活きるダービーの舞台は合っているが、これまでのような後方からの競馬で、このハイレベル世代で、前にいるライバルをまとめて差し切れるほど力は抜けていないだろう。

サトノダイヤモンド
マカヒキと同じサザンヘイローを通じるHalo≒Sir Ivor3・5×4・4。母マルペンサは亜古馬牝馬チャンピオンに2度輝いた名牝で、HaloやNothern Dancer、デインヒルなどの牝祖Almahmoud6・7・5×5・6という強烈なクロスを持つ。また、マルペンサの血統表の1/4部分である3代母RiviereはHaloを持たないが、その父LigicalはBlue Larkspur、Man o’War、The Tetrarch、Pharamond、Sir GallahadなどがHalo共通で、Almahmoudだけでなく、LogicalでもHaloの血統構成を増幅させているのがすごい。とはいえ、BCマイルを連覇した母父父LureはDanzig×Alydarという配合馬で、これはジェンティルドンナの母父Bertoliniと同じでパワーに特化。このパワーをHalo的な柔らかさで中和しているが、走りをみるとやはり地面に叩きつけるような走法で、体型に恵まれているから完歩は大きいがストライドが伸びているとはいえないから、特別東京向きというわけではない。皐月賞きさらぎ賞から直行というローテーションに加え、池江調教師は先行有利な馬場状態だったため、ルメール騎手に「好位の5~7番手くらいの先頭から5馬身差くらいを追走してくれ」と指示を出したという(*1)。向こう正面でルメール騎手が追っつけ、ハイペースに付いていったのは、その「先頭から5馬身差くらいを追走してくれ」という指示を守っていたからで、そのことに加え直線での不利がなければマカヒキと2着争いに絡んでいたであろう非常に強い負け方。最も崩れないのはこの馬だろう。

リオンディーズ
シーザリオは、強い遺伝力を持つHabitatの影響で自身と同じ外回り向きのストライド走法で走る産駒を多く輩出する名繁殖牝馬で、リオンディーズのあの完歩の大きさ(サトノダイヤモンドマカヒキよりも一完歩が大きいとMahmoudさんが試算されている(*2))、あのフットワークはどこからどう見ても明らかに直線の長いコース向き。また、リオンディーズに関しては①手前と、②折り合い不安について仮説を持っている。

①手前については、リオンディーズは道中を右手前で走る右回りの朝日杯において、直線に入り左手前に替えてから、内回りとの合流地点で再度右手前に戻し、末脚が爆発。マイル戦で完全なエアスピネルの勝ちパターンを差し切るという、とんでもないパフォーマンスを披露した。弥生賞こそしっかり直線では左手前一本で走っていたが、皐月賞ではミルコ騎手もコメントをしているように、残り300m地点までコーナリングから手前を替えずに右手前のまま走っていた。このことからリオンディーズは、左手前以上に右手前の方が走りやすい、好き、得意なのではないかと推測できる。だから道中右手前が温存できる左回りの今回はどんな末脚を繰り出すのか、個人的には「楽しみ」というより、「恐ろしさ」さえ感じている
②折り合い不安について、ミルコ騎手は、Web Sportiva(*3)において、『皐月賞で「向こう正面でマウントロブソンが近付いてきたところで掛かった」と言われていますが、「リオンディーズのフットワークを活かすために自分の意思で出していった」が、レース後振り返ってみると、明らかに速すぎたと思い、自身の騎乗を悔やんだ』という趣旨のコメントを残しています。つまり、皐月賞リオンディーズは鞍上の指示通りに走れていたわけで、決して掛かったわけではなかった。また、新馬戦と休み明けは掛かるそぶりを見せていましたが、皐月賞での走りは、エピファネイアと同じように、「掛かっている」というよりも「パワーで突進している」という表現の方が正しく、ミルコ騎手の手腕を持ってすればそのパワーをコントロールすることができると思うのです。

Cコースに替わり、先行有利な近年のダービーにおいては、マカヒキなどと異なり、弥生賞、皐月賞と先行させたことが活きてくるとも思うし、得意である可能性が高い右手前の威力を存分に発揮できる左回り、圧倒的に大きなストライド、先行できるパワースピード、その特徴をフルに活かせる条件に好転する東京2400mでどんな走りを見せてくれるのか、楽しみでなりません。

エアスピネル
Bold RulerやTudor Minstrelのスピードを伝えるアイドリームドアドリームの牝系で、この牝系は器用さがあるのでエアシャカール皐月賞)やエアメサイア秋華賞)やエアシェイディ有馬記念2年連続3着など)、エアアンセム(ホープフルS)など内回りでの好走が目立つ。本馬も小刻みなピッチ走法で走るのでコーナリングは抜群に巧く、外回り<内回りであることは間違いないところ。しかしいくら枠順や展開の恩恵が働いても距離が伸びて皐月賞上位組を逆転できるとは思えない。

スマートオーディン
母レディアップステージはGII時代のプリティポリーSを制し、GIオペラ賞では3着。父Alzao、Busted、Fair Trialとウインドインハーヘアと血統の共通項が多い馬。とはいえ、Habitatを通じてSir Gaylord4×5を持つから前駆で走り、ベストは平坦コースか。プール調教などで心肺機能を高めてきたが、やはり体型はマイラーに近く、ダービーを1着で駆け抜ける馬体にはみえない。2400mも長く、スローでどこまでやれるかだろう。

ヴァンキッシュラン
母リリーオブザヴァレーは2010年のオペラ賞勝ちで、ND3×6・6・5、叔父には昨年のUAEダービーを制したMubtaahujがいる。母はMiswaki≒ラストタイクーンでNasrullahとPrincequilloとLa Troienneのクロス、更にBold Reason≒Never Bendでもあるからパワー型で、前脚の可動域は狭くストライドは伸びないが、Galileoらしい持続力で長い脚が使えるタイプ。しかし皐月賞上位組が見せたこれまでにみせたパフォーマンスと比較すると、それ以上のものは感じなかったから3着までとみる。

レッドエルディスト
母は父、母父、母母父、3代母父とNasrullah血脈が入り、母母Alruccabaはクリスタルパレス×ゼダーンでGrey Sovereign4×3とフランス血脈をクロスしているから斬れる。しかし父がゼンノロブロイでマイニングとNever Bendを通じLa Troienneのクロスの影響かヴァンキッシュランと同じく前脚の可動域は狭い。自分の競馬に徹してどこまでやれるかだろう。

レインボーライン
面白いのがNHKマイルC3着のレインボーライン。3代母レインボーローズがRoyal Cherger≒Malimdi4×3、Prince Rose4×4、母父フレンチデピュティの母MitterrandもBold RulerとPrincequilloを持つので、母レーゲンボーゲンはRoyal Cherger≒Milindi=NasrullahとPrince Rose系を増幅した配合といえ、外回りで長い脚を使うことに長けている。体型をみてもマイラーとは思えないので、距離延長はプラスととらえたい。今年の3着穴があるとすればこの馬ではないか。

【まとめ】
条件好転のリオンディーズが兄の無念を晴らすとみる。相手は大崩れが考えられないサトノダイヤモンド。この2頭の争いで、穴ではレインボーラインに少し注目してみたい。

*1 サラブレ6月号『JRA調教師池江泰寿のやっぱり だから 競馬は 難しい 面白い』(28~29頁)
*2 サラブレ6月号『皐月賞&桜花賞ラプ・完歩ピッチ分析』(18~21頁)
*3 Web Sportiva『皐月賞はボクがへたくそ」デムーロのリオンディーズがダービーで復権』


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【参考】
日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。


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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年5月25日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第351話日本ダービー(謎解き編)
閲覧 4,105ビュー コメント 0 ナイス 6

第351話 「日本ダービー

11年 36.8-38.6-38.6-36.5 =2.30.5 ▼3▼1▼2 平坦戦 不良
12年 35.6-35.2-36.9-36.1 =2.23.8 ▼6△3△4 瞬発戦
13年 35.0-37.2-36.9-35.2 =2.24.3 ▼3△1△2 平坦戦
14年 34.9-36.8-36.8-34.4 =2.24.6 ▼6▼5△6 瞬発戦
15年 35.4-35.9-37.3-34.6 =2.23.2 ▼5▼9△7 瞬発戦

不良馬場だった11年を除くと2分23~24秒の速い時計決着で瞬発戦というのが最近の傾向と言えます。
これだけ速いと中距離のスタミナさえあれば問題ないと思われます。
それよりもやはり瞬発力です。
ダービーは瞬発力№1決定戦です。
傾向は変わっていないので
・▼10以上の瞬発戦実績
・1800m以上の重賞勝利実績
の2点が勝つための条件だと思われます。
今年の登録馬でクリアしてるのは
スマートオーディンマカヒキヴァンキッシュラン
の3頭だけとなっています。

サトノダイヤモンドは最大加速が▼9まで、リオンディーズは重賞勝利は1600mまでで2000mの弥生賞はクビ差2着でどちらも誤差って感じなのですが一応目安ということで。

サトノダイヤモンド
皐月賞は1番人気も3着に敗退。
元々ダービー狙いのローテで皐月賞きさらぎ賞後直行。
皐月賞も強風でハイペースという条件で外を回した馬のワンツー決着と若干特殊。
それでの3着は上々で上積みという点においてはこの馬が一番かもしれません。
大外枠でも引かない限りは高確率で馬券圏内に入ってくる馬でしょう。

スマートオーディン
瞬発戦4-0-0-0、平坦戦0-1-0-1という分かりやすい馬。
スローで溜めたら物凄く斬れる馬。
スローになるかどうか、その1点に尽きる。

ディーマジェスティ
皐月賞を勝ったので当然弱い馬ではない。
弱い馬ではないが皐月賞が若干特殊条件だったのは否めない。
平坦戦だった共同通信杯を勝利していることからも持続力勝負になれば2冠もあると思います。

マカヒキ
自身の上りが過去4戦で32.6~33.9秒と恐ろしく斬れる馬。
前走は▼6の瞬発戦になったとはいえ問われたレース質は持続力の方なので今回はスローペース希望。
但し、スローペースになれば4コーナー10番手以下の位置取りでは流石に厳しい。
14年のワンアンドオンリー皐月賞では4コーナー12番手の追い込みだったのを引っ掛かるのを覚悟で横山Jは前に出していって中団に付けた。
川田Jも前走よりも前でという意識が欲しいところ。

リオンディーズ
前走はハイペースを演出してしまう苦しいレース展開。
それでいて5着(4着入線)は力のある証拠だが前に行きたがる馬を更に距離伸びてというのは馬券的には買いにくい。
この馬は位置取りや馬のコントロール含めて「全てデムーロJ次第」

ヴァンキッシュラン
初勝利まで4戦を要して手間取ったがここに来て急成長で青葉賞を2分24秒2の好タイムで快勝。
3歳春のクラシックは成長力が鍵なのでここは無視出来ない存在。
青葉賞が残り1400mから11秒台のラップが並ぶ平坦戦だったので瞬発力は未知数。
速い流れになって搭載エンジンの差が決め手になれば上位進出も可能でしょう。

という6頭の評価です。
これに1~2枠の穴馬が食い込めるかどうか?というのが今年のダービーだと思います。
その穴候補は
イモータルエアスピネルブラックスピネルマウントロブソンロードクエスト
の5頭か。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
マカヒキサトノダイヤモンドスマートオーディン
枠が不明なのでこうなるか。
マイネルハニーが逃げる予想だが前走青葉賞での惨敗でハイペースで逃げる可能性は低い。
今年はスロー予想。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2016年4月20日(水) 16:30 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(4/16~4/17)☆まんでがんプロが皐月賞▲◎×で21万超払い戻し!
閲覧 1,343ビュー コメント 0 ナイス 5

先週は、17(日)に中山競馬場でG1皐月賞が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1皐月賞の1番人気はサトノダイヤモンドで2.7倍、2番人気がリオンディーズで2.8倍、続いて3番人気マカヒキ3.7倍とここまでが10倍を切る形で上位人気を形成しました。

注目のスタートはリスペクトアースが先手を奪って第1コーナーへ入ります。先頭はリスペクトアースでリードは1馬身、その外2番手に押して早めの競馬を選択したリオンディーズ、その後ろからアドマイヤモラールマウントロブソンジョルジュサンクエアスピネルと続いて先行集団を形成。そこから2、3馬身ほど間があいて中団からはアドマイヤダイオウドレッドノータスサトノダイヤモンドロードクエストウムブルフナムラシングンと追走。後方からはディーマジェスティプロフェットマカヒキミライヘノツバサミッキーロケットと続いて最後方にトーアライジンの態勢。
 
リスペクトアースリオンディーズが競る形で前半の1000m通過は58秒4(参考)のハイペース。第3コーナー過ぎにリスペクトアースが一杯となって後退するとリオンディーズが先頭に変わって直線コースへ差し掛かります。
 
先頭はリオンディーズでリードは2馬身、2番手グループには内からマウントロブソンエアスピネル、馬場の真ん中からはサトノダイヤモンド、大外からはナムラシングンが前を追います。残り200mを通過、ここでエアスピネルサトノダイヤモンドが並走する形でリオンディーズに迫るとさらに外からはディーマジェスティ、人気の一角、マカヒキも大外からグングン差をつめてきます。残り100mを通過、火花散るリオンディーズエアスピネルサトノダイヤモンドの激しい叩き合いをディーマジェスティが一気の脚で並ぶ間もなく交わすとゴール前、猛追を見せたマカヒキの追撃も封じ込んで優勝!人気馬をまとめて撫で切る豪快な競馬で初G1制覇を飾りました!
 
勝ちタイムは1分57秒9(良)。そこから1馬身1/4差の2着にマカヒキ、そこから1馬身1/4差の3着にサトノダイヤモンドが入っています。
 
公認プロ予想家では☆まんでがんプロ他3名が的中しています。
 
 
☆☆☆注目プロ →☆まんでがんプロ
勝負レースに選んだ17(日)中山11R皐月賞G1で『朝日杯の1・2着馬を力で捻じ伏せた。一瞬で抜き去った脚力差は この短い期間では逆転できまい。』と◎マカヒキを本命に抜擢!『ここ数年は共同通信杯からの直行組が目立つ。』とディーマジェスティも▲に評価し、3連単703.9倍を300円的中!21万1170円を払い戻しました!週末トータル回収率115%、収支プラス11万70円をマークしています。
 
 
☆☆☆注目プロ →dream1002プロ
17(日)阪神10Rで◎サウンドバーニングから3連単勝負!3着に単勝66.1倍のブレイヴリーが入り、23万3040円を払い戻しました!勝負レースに指定した同日の阪神9Rでも◎○▲のパーフェクト予想を披露し、4万2300円を払い戻し!週末トータル回収率344%、収支プラス19万5340円を払い戻しています。
 
 
☆☆☆注目プロ →くりーく
推奨した5つの勝負レースを的中させたくりーくプロ。中でも17(日)阪神4Rでは『休養明けの前走が好調教叩かれてさらに上積みあり』と狙った◎パーシーズベストから馬単171.4倍、馬連134.4倍、ワイド30.4倍を的中させ、4万7080円を払い戻しました。週末トータル回収率170%の好成績を収めています。
 
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
17(日)中山4Rで◎△△の印で単勝3.9倍、馬連161.1倍、3連複258.9倍を仕留め、5万3700円を払い戻しました!この他にも中山3Rで馬連146倍を仕留めるなど的中を重ね、週末トータル回収率108%をマークしています。
 
 
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リオンディーズの口コミ


口コミ一覧
閲覧 164ビュー コメント 0 ナイス 2

キンカメでーす。

こりゃ、ドゥラメンテ産駒、来るな。

 藤沢雄二 2023年6月9日(金) 06:08
ウマニティPOGの指名馬ラインナップ③
閲覧 495ビュー コメント 2 ナイス 16

ウマニティPOGの指名馬ラインナップの3回目です。

⑦アパパネの2021(牡・美浦/国枝)
父:ブラックタイド
母の父:キングカメハメハ
馬名:(バードウォッチャー)
生産:ノーザンF
馬主:金子真人HD
落札額:3億2000万PP


アパパネの仔は2番仔のジナンボー以降はずっとPOGで指名しています。

アパパネの現役当時、POGでリストアップまではしたんです。
ただ母のソルティビッドがスプリンターだったので、距離はマイルがギリギリだろうと思っていたのです。

当時は新馬戦が福島開催で開幕していたのですが、デビューが福島の1800mと聞いて、イメージと違うと思ってPOG指名を止めたんですよね。
そうしたら牝馬三冠でしょ。
ホントに逃した魚は大きくて、それで仔はできるだけ追いかけようと思っていたのが一つ。

それとこれは極めて個人的な話になるのですが、2009年の12月に他界した父が最後に当てた馬券というのがアパパネが勝った阪神JFでした。
それでアパパネの縁というのを大事にしたいと思って、ほぼ毎年の指名に至るという次第です。

さてアパパネの2021ですが、全姉のアスパルディーコは蛯名厩舎開業の御祝儀相場感でPOGでも人気を集めました。
しかしながら、そこは新人調教師の難しさか思うような結果は期間内には得られませんでした。
レース選択自体は悪くなかったとは思っていますが、鞍上を田辺で固定したのはどうだったのかという気はします。

そのせいかアパパネの2021はPOG的にはそんなに注目を集めているようには思えません。
国枝厩舎の予定とクレジットは入っているものの、情報はほとんど出回っていないので、ドラフト上位の枠を割くような存在ではないですね。

ただ、牡馬ではあるものの母を管理した国枝厩舎に戻ること。
ブラックタイド産駒は、まあキタサンブラックは別格としても、牡馬の方が活躍馬が多いこと。
アパパネの仔で新馬勝ちを決めたのはジナンボーとラインベックの牡馬勢。

人気落ちは必至なところに、ポジティブに考えられる要素もまあまあある。
ドラフトであればリストの中~下位に忍ばせておくのも一つの手ではありました。

しかしながらウマニティPOGは入札制です。
筆頭オーナーに拘りさえしなければ手頃な価格で落札することは可能でしょう。
ところが筆頭オーナーに拘る立場の自分にとっては、億単位のPPで落札している人の存在が非常に目障りでした。
人気落ちにもかかわらず安くなる要素がないのであれば「旨味」の点では物足りません。
状況的にはおそらくスルーした方が正解でしょう。
G2ワールドなので、そんなにムキになって生態系を荒らすのもどうかという思いもありました。
その一方で、そんな小手先のテクニックを理由に回避していいのか?とも自問自答しました。

考えること小一時間。
出した結論は強行突破でしたw

ぶっちゃけた話、3億2000万PPは高い。
こんなに出すべき額ではないですよ。
それは分かっています。

だけど入札制なので、ブラフと真っ向勝負の使い分けは必要なんです。
そこで「なんぴとたりとも………」のブランドイメージを持たせたいわけですよ。
藤沢(Fujisawa)なので「F」だけにw

ホント、アパパネのせいですよ。
G2ワールドの1回目の入札で唯一の10億越えに舵を切ったのは。
アパパネでこんなに突っ張らなかったら、ドバイマジェスティもアウェイクももう少しマイルドな入札額になっていたハズですから。


⑧オーサムウインドの2021(牡・栗東/須貝)
父:リオンディーズ
母の父:ディープインパクト
馬名:(ブエナオンダ)
生産:ノーザンF
馬主:金子真人HD
落札額:2800万PP


金子真人HD×須貝調教師のタッグは
・5歳
ソダシ
・4歳
リューベック
・3歳
フリームファクシ
ユティタム

と目下3世代連続でPOG期間内にオープン特別勝ち以上の成果を出している優良ライン。
「それならば全部指名すればいいじゃん」という声が聞こえたのかどうかは定かではありませんが
この2歳世代はPOG本に記載があるだけで4頭もいますw

こうなると指名枠の兼ね合いから全部というわけにはいきません。
でもスルーという選択肢は得策ではない。
じゃあ、どの馬を選ぶ?という話です。

そこで浮上してきたのがこのオーサムウインドの2021。
リオンディーズ産駒で母が5歳時の初仔ながらセレクトセールで1億円の値がついたのは、それだけの器なんじゃないかと睨みました。
その4頭の須貝勢の中でも、秋デビューを予定しているからか情報の露出が薄い分、ドラフト人気も落ちる感があっただけに逆に狙い頃かと。

須貝厩舎の活躍馬というのは早期デビュー組が多いのですが、3歳世代からはフリームファクシとショウナンバシットが秋デビューからクラシックに駒を進めたので傾向も変わりつつあるのかもしれません。

G2ワールドでの落札額の2800万PPは妥当な数字だったようです。


⑨ライトファンタジアの2021(牡・栗東/松下)
父:レイデオロ
母の父:ゼンノロブロイ
馬名:スノーライトニング
生産:ノーザンF
馬主:吉田勝己
落札額:1200万PP


新馬戦がスタートして注目を集めるのは新種牡馬の産駒というのはあると思います。

生産者的には
「早く1つ勝ってホッとしたい」というのはあるでしょうけど、開幕直後の時期は、毎年7月10日前後に開催されるセレクトセールのプロモーションにもなるので、特に社台SSの種牡馬には大事な時期です。
現に今シーズンも6月3日の新馬戦でブリックスアンドモルタル産駒のテラメリタが快勝しましたけど、そういう狙い筋はありますよね。

で、そんな方向性からレイデオロ産駒をチェックしていたところ、早期デビュー情報を見たのがこの馬。
社台オーナーズ(吉田勝己氏名義)で阪神のマイルを視野とあれば、そういうことなんじゃない?という次第です。
その3週目のマイル戦はノーザンの一口クラブからの血統馬の参戦予定もあるので、忖度はなさそうですがw
逆に馬券的にはいい狙い目になりそうな雰囲気です。

レイデオロ×母の父ゼンノロブロイなので藤沢和雄イズム満載というのが魅力的に感じました。
血統的な話をすると、近親にアドマイヤモナークやハギノリアルキングの名前があるのでゆくゆくは長いところが向きそうなイメージですが、遠縁には現3歳でダートで活躍中のオマツリオトコがいるので早い時期からでも動けそうな感じです。

なおG2ワールドでは今のところ単独指名です。


④に続きます。

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 海外にいても競馬はや 2022年12月13日(火) 14:51
ターコイズ枠順発表前予想
閲覧 248ビュー コメント 2 ナイス 4

先週2勝級が先行決着で勝ち時計 1.34.0。
例年通り32秒台決着濃厚だが、ペース次第では34秒台も。


①ヴィクトリアマイル組 4頭
▲54ローザノワール6歳父マンハッタンカフェ
1.32.5で4着 2-5着ファインルージュ/レシステンシア/ソングラインと同タイム 逃げれれば超強い

×56アブレイズ5歳父キズナ
×56シャドウディーヴァ6歳父ハーツクライ
×55ミスニューヨーク5歳父キングスベスト

この3頭は後方からほぼ同等、ミスニューヨークは昨年53kで-0.2差で優勝、今年は+2kg、この3頭は展開次第で馬券圏内。


②3歳馬 4頭
◎54サブライムアンセム父カナロア
大将格 桜9着だが勝ち馬と0.2差 FRも好時計で優勝し速い時計も対応可能 ロードカナロア産駒も相性良い

×53ママコチャ父クロフネ
3連勝中の上がり馬 人気になりそうだが中山マイルは相性あまり良くない 持ち時計は最速だがサブライムアンセムと比較するとアルーリングウェイ比較でちょい下 ハンデあっても割引

54エリカヴィータ父キンカメ
×51ニシノラブウインク父エピファネイア

共に中山マイルのフェアリー7/10着 ニシノは時計裏付けないがG1馬サークルオブライフ/スタニングローズと差のない競馬 51kgなら買わないといけない


③ディープ産駒 3頭
○54ライティア5歳
△53ラヴユーライブ5歳
53フィアスプライド4歳

大将格ライティア シンハライトの全妹 前に行けるディープ産駒だが時計対応がどうかも府中牝馬では速い時計対応しアブレイズと同斤量で差なし デアリングタクトに敗れたエルフィンでは昨年7着のスマートリアンに0.4差つけて先着 ここはチャンスか

ラヴユーライブも超良血 マイル戦は過去2戦して4着と1着で速い時計の方が合う 32秒台で斤量2kg差ウイングレイテストに先着しておりエイシンチラーよりは格上

フィアスプライドはソフトフルートの全妹 マイル戦2101で昇級戦 力は1枚落ち


④キズナ産駒 2+1(アブレイズ)頭
×56アブレイズ5歳父キズナ
×53フィオリキアリ5歳父キズナ
△53フラーズダルム4歳父キズナ

アブレイズと戦績的に遜色ないのがフィオリキアリで重馬場桜7着、オークスと稍重秋華賞でもアブレイズに先着 ただし好走は全て時計がかかる時でキズナ産駒だけど速いとダメかも

フラーズダルムは前走3勝級では速い時計で圧勝 新馬戦でホウオウアマゾンに圧勝しており53kgと軽量なので要注意

⑤その他4歳馬 5頭
△56アナザーリリック父リオンディーズ
56レイハリア父カナロア
55ウインシャーロット父スクリーンヒーロー
×53エイシンチラー父リアルインパクト
53シャーレイポピー父ミッキーアイル

アナザーリリックはNHK7着で中山マイルも1100 秋華賞も7着と実力最上位とも言えるが56k背負ったので△1番手評価

レイハリアはちょっと怖いが初マイル戦 未勝利時東京1400では逃げて5着に敗れているのでここでは軽視か

ウインシャーロットも昇級戦 1400は3戦全勝だが1600では少し足りない ここでは軽視か

エイシンチラーはちょっと時計足りなさそうだが中山マイル好成績でハンデ戦とはいえウイングレイテストに先着している 53kgなので軽視禁物

シャーレイポピーは中山苦手なミッキーアイル産駒 京成AH6着だが不要


⑥その他5歳馬 2頭
55スカイグルーブ父エピファネイア
53フェルミスフィア父エピファネイア

スカイグルーブは稍重関谷記念で4着に好走しているが基本1400の馬
フェルミスフィアも同様でマイルではフィオリキアリに劣る


枠順前の力関係では
◎54サブライムアンセム父カナロア
○54ライティア父ディープ
▲54ローザノワール父マンハッタンカフェ
△56アナザーリリック父リオンディーズ
△53フラーズダルム父キズナ
△53ラヴユーライブ父ディープ

注意×は
56アブレイズ父キズナ
56シャドウディーヴァ父ハーツクライ
55ミスニューヨーク父キングスベスト
53エイシンチラー父リアルインパクト
53フィオリキアリ父キズナ
53ママコチャ父クロフネ
51ニシノラヴウインク父エピファネイア

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2016年5月29日東京優駿 G15着
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2016年5月29日 東京優駿 G1 5着
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