カジュフェイス(競走馬)

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カジュフェイス
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写真一覧
現役 牡5 鹿毛 2019年2月18日生
調教師森田直行(栗東)
馬主STレーシング
生産者チャンピオンズファーム
生産地新ひだか町
戦績16戦[2-1-0-13]
総賞金2,685万円
収得賞金1,000万円
英字表記Kaju Faith
血統 エイシンヒカリ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
キャタリナ
タイキアプローズ
血統 ][ 産駒 ]
Devil's Bag
Private Encore
兄弟 ブルロックサミットストーン
市場価格
前走 2023/10/14 飛翼特別
次走予定

カジュフェイスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/10/14 新潟 11 飛翼特別 2勝クラス 芝1000 183568.41417** 牡4 58.0 丸山元気森田直行 498
(-2)
0.56.6 1.734.4--アジアノジュンシン
23/08/06 新潟 10 驀進特別 2勝クラス 芝1000 174710.538** 牡4 58.0 幸英明森田直行 500
(+8)
0.55.1 0.833.1--トレンディスター
23/07/09 福島 12 彦星賞 2勝クラス 芝1200 141133.284** 牡4 58.0 幸英明森田直行 492
(-4)
1.08.7 0.335.1サンティーテソーロ
23/02/12 阪神 12 4歳以上2勝クラス ダ1200 1671440.91014** 牡4 58.0 秋山真一森田直行 496
(-6)
1.14.3 2.038.7クレド
23/01/21 中京 8 4歳以上2勝クラス ダ1400 164821.2811** 牡4 57.0 菱田裕二森田直行 502
(+22)
1.26.7 1.239.7タイミングナウ
22/10/01 中京 12 3歳以上2勝クラス 芝1400 136914.549** 牡3 55.0 幸英明森田直行 480
(0)
1.20.7 1.035.6ルピナスリード
22/09/04 小倉 9 宗像特別 2勝クラス 芝1200 1871510.2718** 牡3 55.0 今村聖奈森田直行 480
(+6)
1.08.7 1.034.2⑱⑱エイシンスポッター
22/05/28 中京 11 葵ステークス G3 芝1200 172344.7158** 牡3 56.0 秋山真一森田直行 474
(-4)
1.08.9 0.735.2⑤⑤ウインマーベル
22/05/08 中京 10 橘ステークス (L) 芝1400 10114.2310** 牡3 56.0 幸英明森田直行 478
(0)
1.21.2 1.936.1ウインマーベル
22/03/19 中京 11 ファルコンS G3 芝1400 182415.977** 牡3 56.0 田辺裕信森田直行 478
(-10)
1.21.7 0.837.3プルパレイ
22/02/27 阪神 10 マーガレット (L) 芝1200 136812.159** 牡3 56.0 秋山真一森田直行 488
(+4)
1.09.0 1.035.6ジャングロ
21/12/19 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 151155.11114** 牡2 55.0 秋山真一森田直行 484
(+8)
1.35.4 1.937.1ドウデュース
21/10/17 阪神 9 もみじS OP 芝1400 6444.421** 牡2 55.0 幸英明森田直行 476
(-2)
1.23.3 -0.635.7テーオースパロー
21/10/03 中京 3 2歳未勝利 芝1400 18594.221** 牡2 55.0 秋山真一森田直行 478
(-8)
1.21.2 -0.735.6ジューンヨシツネ
21/09/05 小倉 2 2歳未勝利 芝1200 13334.925** 牡2 54.0 秋山真一森田直行 486
(0)
1.09.3 0.235.7タムロキュラムン
21/08/14 小倉 5 2歳新馬 芝1200 1651024.272** 牡2 54.0 秋山真一森田直行 486
(--)
1.10.8 0.135.6サンディブリッジ

カジュフェイスの関連ニュース


毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第30回は新潟2歳Sについて田口啄麻プロ・プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。


【田口啄麻】ーソフトの自動運転で年間数千万円を稼ぐ馬券利殖家


世に氾濫するスピード指数を徹底研究し、圧倒的回収率を実現する現在のスピード指数へ到達。高性能スピード指数に、様々なファクターを掛け合わせ中央競馬を無双する田口啄麻プロに新潟2歳Sについてお聞きしました。

―キャリアの浅い馬同士のレースですが、どう見ていますか。

指数的には、古馬のレースに比べると、調教の優先度合いがかなり上がる感じになります。

―現状、最終追切の結果は指数に組み込んでいますか。

基準タイムの補正などはまだですけど、ざっくりとは。

―調教評価の高かった馬はどの馬でしょう。

ルージュスタニングヒヒーンですね。その次が、ルクスノアエンヤラヴフェイス

ルージュスタニングは指数的は抜けている感じですかね。

いや、別のデータも入れると、それなりに混戦の感じになると思うんですよ。でも、ルージュスタニングは3番手以内には入るかなと。

―軸向きですかね。調教というと全体時計を見るわけですか、それともしまいが伸びているとか。

そうですねえ……すべては明かせないんですけど、しまいが伸びているのは重要視していますよ。あとは、その日の馬場状態とか、脚色がどうだったのかとか。ハロー掛け後なのか、馬場が荒れている時間帯なのか。騎乗者は助手なのか、ジョッキーなのか。そういった部分で補正をかけていく感じですね。

―では、とりあえずルージュスタニングヒヒーンはしまいが良く伸びていたと。

そうですね。通常強め追いが一番タイムが出やすいんです。反対に一杯追いは一番しまいのタイムがかかりやすいんですけど、どちらも一杯追いのわりには伸びていますね。

ルージュスタニングの新馬戦はどうですか。後半3ハロンは加速ラップを踏んでいましたが、そのあたりは指数に反映されるんでしょうか。

新馬戦はタイム的にはふつうですよね。加速ラップを加味しても、それほどという感じでした。

―なるほど。レース内容より調教がいいと。ヒヒーンも同じですか。

ヒヒーンも同じですね。ただ、ルージュスタニングは前走もそこそこ良かったんですが、ヒヒーンは新馬戦と比べて調教がかなり良化していますね。前はけっこう遅れていましたけど、今回はしっかり先着していますし。

―人気もそこまでないと思うんですが、総合評価でも上位に来そうですか。

一番手まではいかなそうですが、上位3頭には入ってくるかな。予想オッズを見ると、期待値的には最も高くなりそうな気がします。

―妙味ならヒヒーンですね。2頭の次となるとルクスノアですか、エンヤラヴフェイスですか。

エンヤラヴフェイスですね。この馬は良くなったわけじゃないんですが、それでも全体時計で見ると一番いいです。一応、新馬戦の走破時計も一番評価できます。

―前走も良いと。新馬戦ってほぼスローになりますよね。スローになると全体時計も遅くなりがちだと思うんですけど、指数は低く出てしまうものですか。

基本は低く出ますね。

―となると、たまたま新馬戦で飛ばす馬がいて、その関係でタイムが速くなった組の指数が高く出るといったことも?

いや、それはないですね。そういうケースは問題ないというか、スロー補正が難しいというだけで。

―ああ、なるほど。むしろ素直に出るわけですね。

スローペースすぎると、補正をかけきれない部分が出てくるんですよね。

―今回は前走逃げた馬がショウナンマヌエラしかいないと思うんですけど、展開とかは予測されますか。

するんですけど、枠と騎手が確定してない段階だとなんとも言えないですね。

―騎手に関しては、率で判断するわけですか、どれくらい逃げるかとか、出遅れるとか。

オーバーペースにしがちな騎手がいると、速くなりやすいんですよ。

―ああ、前回ダメな騎手は余計なことをすると仰っていましたよね。ショウナンマヌエラに騎乗する石橋騎手はどうなんですか。

評価低めですね。馬自体も調教がかなり悪いです。

―ほかはどうですかね。調教が良いと上がった4頭以外に食指の動く馬がいれば。

クリーンエアの人気がないなら買いたいですね。調教は5、6番手評価ですけど上積みは大きいいので。ただ、デビュー戦は内で包まれ、外に出して差し切っていますから、人気になりそうな感じもしますが。

―このままいくといいですね。馬券はレースに合わせて組む感じなんですかね。プロ予想MAXを見ていると、レースによって券種が違っていて、先週日曜の札幌1Rは14.1倍の馬単を1点で取っています。これって、裏も買おうとかならないんですか。

このレースは推定勝率1着馬30%、2着馬25%と抜けていて、逆を買うと期待値的に損なので裏は買わなかった感じですね。買うケースもありますよ。


取材後記:期待値を自分で買うときも正確に把握できればいいですけどねえ。なんとなくおいしそうとか、そのレベルですから。まだまだ、システムは良くなる余地があるとのこと。ほしいですね!


【霧】ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ


戦歴、レース内容や指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握し、そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドして、コンスタントに人気薄の激走を見抜く霧プロ。今年の新潟2歳Sはどう映っているのでしょう?

―先週は多数的中されていますが、なかでも日曜小倉10Rは6番人気ロコポルティを軸に高額配当獲得でした。狙いはどのあたりでしたか。

U指数がそれほど悪くない馬なんですよね。安定感はないんですけど、距離を伸ばした3、4走前が良くて、2走前の東京マイルは左回りですし、芝スタートだったりちょっと特殊ですから。そこを挟み、高指数を出した小倉なので。思ったより人気がなかったですね。

―馬単48.3倍は大きいですね。土曜の新潟3Rは、5番人気の勝ち馬に本命を打たれています。これは新馬戦なのでU指数を使えないと思いますが、どこを見るんですか。

新馬戦に関しては調教7、血統3くらいなんですよ。ブループリマドンナの場合は、坂路主体の追切で、全体時計もしまいもしっかりしていて、なおかつ馬なりだったので。一杯と馬なりだと同じ好時計でもイメージが違いますからね。血統的にもダートの固まりのような感じで適性的にも問題ないかなと。

―ありがとうございます。では、新潟2歳Sに移りたいと思います。やや頭数少なめですが、どう見ていますか。

キャリアの浅い馬で、それほど派手な勝ち方をしている馬もいないので、ここ最近の新潟2歳Sと同じく、力関係の把握が難しいですね。

―5馬身差とか着差をつけて勝ってる馬もいますが、印象的にはもうひとつな感じですか。

着差をつけていても相手が弱かったり、いっぱいいっぱいな競馬だったりするので、着差はそれほどあてにしていないですね。

―となると、2歳戦は何を重視するんですか。

ほとんど1戦、2戦の馬たちですから、U指数を見てもバラツキがあって評価しにくいんです。判断基準としてわかりやすいのはラップタイムですよね。

―例えばルージュスタニングが加速ラップを踏んでいるとか。

そうですね、そういうところです。スローペースというのもありますけど、こういうラップを刻めるのは、まだ余裕があるということになります。最後の1ハロンが1番速いというのは。

―この馬は聞きたかったんですけど、ダート馬ではないんですか。

Into Mischiefっていうお父さんは、日本だとダート馬をたくさん出していますけど、世界的に見ると色んなタイプを出しているんですよ。

―へえ。

母父のGiant's CausewayはStorm Cat系でも芝馬でしたしね。2歳戦くらいであれば、芝もこなしてしまうかなという感じです。

―勉強になります。ほかにラップ的に評価できる馬はいますか。

余裕残しっぽいのはアスコリピチェーノ

―新馬戦はいい脚でした。

最後の3ハロンが、11.3 - 11.6 - 11.6。失速していませんよね。

―1ハロン伸びても大丈夫ですか。

正直、血統表をパッと見たときは、1400mの馬っぽいなと思いました。お母さんのアスコルティがスピードタイプの馬ですし、娘にも遺伝するのかなと見ていたら、レースでは1400mでおっつけおっつけだったんですよね。それを考えると、マイルくらいならもってしまうのかなと。

―距離は問題なくこなせそうですね。想定では1番人気で出ていますが、抜けてる感じはしないですか。

この馬に限らず、今年のメンバーで抜けている感じの馬はいないですね。

―全体的にハイレベルという感じでもないんですかね。去年もかなり弱かった印象ですが。

去年はほんとうにひどかった(笑)。今年は去年ほどではないですが、セリフォスの年とかと比べると小粒なイメージですよね。

セリフォスは3番人気で買えたのか。だからこう、隠れた実力馬を探せじゃないですけど。

今年のメンバーなんかは特にそうですよね。

―ズバリこれといった馬はいますか。

ズバリ…、今のところ勝ち馬候補としては、挙げたルージュスタニングアスコリピチェーノ。あとはヒヒーン、前走の着差だけ見ればエンヤラヴフェイス

ヒヒーンはやっぱりいいですか? 新馬戦は阪神マイルで番手から上がり33秒9を使いました。

まあ、かなりのスローだったというのはありますけど、最後のラップを見ると失速はしていないですからね。この時期の新馬戦にしてはU指数も高めに出ています。

―指数も高めですか。エンヤラヴフェイスどうでしょうか。

この馬は私の書いている別のコラムでも今週取り上げたんですよ。U指数は最上位なんですけど、直線でいっぱいに追っているのに、11.4 - 11.1 - 12.0と最後がくんと失速しているんですよね。

―おお、なるほど。

まったく同じ血統のカジュフェイスってお兄さんは、前回は直線競馬に出ているくらいで、そこと似ているようなら相手が強くなって甘くなる可能性もあるかなと。

―人気馬を一頭でも切れるといいんですが。馬券は勝ち馬候補の4頭で馬券を組む感じですかね。これといった穴馬はいないでしょうか。

唯一距離短縮で臨むヴァンヴィーヴとか、あとごちゃついて最後の最後に伸びてきたクリーンエアですかね。


取材後記:ラップの見方は非常に参考になります。オッズも含め考えると、ヒヒーンがおいしい気もしますね。というか、この馬牝馬だったんですね。


以上、プロ予想家2名の新潟2歳Sの見解と注目馬を紹介しました。お二方ともルージュスタニングに高評価、穴にクリーンエアですか。この2頭には注目です!


(文・垣本大樹)


⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
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【霧プロのキーホース診断】新潟2歳S2023 全兄の影を払拭できるか? 再度のマイルに挑むエンヤラヴフェイスに迫る 2023年8月24日(木) 11:00


ウマニティプロ予想家・霧が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。



エンヤラヴフェイス
中京1600mでデビューし、2番手から上がり最速の脚で伸びて5馬身差のぶっちぎり。
坂路調教で好時計を刻んでいた仕上がり具合そのままに実戦で結果を出した本馬。今回の登録馬の中に、デビュー戦でこれだけ着差を付けた馬はおらず、勝ちっぷりの鮮やかさだけでも人気を集めそうな存在と言える。
が、そこはキャリアの浅い2歳馬。デビュー戦圧勝=盤石な存在ではないというのは、読者の皆様も常々感じられている事だろう。筆者の本馬に対する気持ちも期待と不安が半々。この微妙な感情の正体を、いつも通り掘り下げることによって探ってきたいと思う。

まず指数面だが、後続に着差を付けていることで、自然と高めの数字が刻まれている。
キャリアの浅い馬が多いので参考程度ではあるが、登録馬達が歩んできたレースの中で、最も高い数字を記録しているのは本馬のデビュー戦だった。今回も全馬がそれほど変わらないレベルの走りしかできないようであれば、自然と本馬が上位に来るのだろうが、さすがにここは重賞。道中のペースや勝負所からのせめぎ合いも全く違う事が予想される中で、更にパフォーマンスを上げられるかどうかが重要となる。

本馬に対して不安に感じているのは、この上積みという部分。
余力がある勝ち方だったかどうかを示す要素としてラップタイムの刻み方が挙げられるが、本馬はデビュー戦において最後の200mでガクンとラップを落としている。圧勝濃厚と判断して最後流す形になっていればまだしも、ゴール直前までムチを入れ、しっかりと追われてのものなので、最後は明らかに失速していたということになる。

この辺りに、血統……特に全く同じ血を持つ全兄カジュフェイスの影がちらつく。
この馬も本馬同様に早い時期から動いていたが、1400mで連勝した後1600mの朝日杯で失速。現在は1200mや直千競馬に挑戦するほどのスピードを示している。
本馬はこの兄よりは気性面が穏やかで、折り合いも付くタイプではあるようだが、前述のラップの刻み方や坂路調教での時計の出方から、本質的には兄同様1400m寄りのタイプという印象が強い。それだけに、同じ1600mのレースでも、メンバーレベルが上がることで最後の最後に甘さが出るかもという不安を感じるのだ。

調教面においても、長めのコース調教も挟んでいた初戦時と比べると、この中間はコースで時計を出しておらず、坂路オンリーの調整内容。時計の出方も初戦時の方が良かったように映り、仕上がりの面でも若干の不安を感じる。前走後に一息入れた原因が骨膜炎を発症していることだっただけに、立ち上げを慎重にせざるを得ない部分があったのかもしれない。

それでも、軽いスピードを生かしたいタイプゆえに直線が平坦な新潟コースに変わるのはプラス要素だし、折り合いのつく気性を生かしてもう少しじっくりと脚を溜めるような戦法が取れれば、最後の伸びに関してはカバーできる可能性がある。ここの結果次第で、マイル以上を意識できるようになるのか、兄同様の短距離路線を視野に入れるようになるのか、本馬にとって大きな岐路になるのではないだろうか。
今回の結果がどうあれ、能力自体は決して低くなく、芝・ダートも問わない血統構成なので、長い目で見ても色々な条件で走ってくれそうで楽しみな馬なのは間違いない。最終的にどんな路線に落ち着くのかは現時点では分からないが、まずは今週、どのような走りを見せるのか注目だ。



○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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【2歳新馬・中京5R】エンヤラヴフェイスが2番手から抜け出し5馬身差の圧勝! 2023年7月16日() 13:56

7月16日の中京5R(2歳新馬、芝1600メートル、12頭立て)は、菱田裕二騎手の1番人気エンヤラヴフェイス(牡、栗東・森田直行厩舎)が道中2番手追走から直線で急坂を勢いよく駆け上がると、一気に抜け出して後続に5馬身差をつけ圧勝した。タイムは1分35秒3(良)。

2着には外から脚を伸ばしたアンモード(4番人気)、さらに1馬身遅れた3着に逃げたタイキヴァンクール(8番人気)が入った。

エンヤラヴフェイスは、父エイシンヒカリ、母タイキアプローズ、母の父Devil’s Bagという血統。半兄に2014年の浦和記念(JpnⅡ)を制したサミットストーンなどがいる。

菱田裕二騎手(1着 エンヤラヴフェイス)「金曜日に調教に乗せていただいて、すごくいい馬だと感じていました。普段から丁寧に調教をされていて、行儀よくとてもいい内容でレースができました。今のところ折り合いも全く心配ないですし、距離の融通も利くと思います」

森田直行調教師「1600メートルはもったね。(全兄の)カジュフェイスと比べて体も歩様も柔らかく、筋肉も柔らかい。折り合いはついていた。これから1800メートルなどに延びてどうか。今後は新潟2歳Sを視野に入れていきたい」

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【今日の注目新馬】エンヤラヴフェイスは2週連続で破格の調教/中京5R 2023年7月16日() 04:45

エンヤラヴフェイスは、調教の良さが目立つ。1週前は栗東坂路で4ハロン52秒1─11秒7を出して2馬身先着。当週は単走で4ハロン52秒4─12秒1をマークした。ともに馬場の荒れた時間帯での好時計だ。森田直行調教師は「牧場にいるときから動きは目立っていた。攻め馬だけ動いたら楽しみ。兄のカジュフェイス(2勝、現役)はマイルだと長いので、距離がどうかだと思う」と慎重な口ぶりの中にも期待を漂わせていた。

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【初ダート出走馬 2023/1/21(土)版】小倉3Rメタマックスは適条件でスムーズに競馬できれば 2023年1月20日(金) 17:00


初めてダート戦を走る馬の取捨選択は、予想する上で重要なファクターのひとつです。当欄では、1/21(土)の出走馬たちの中から初ダートとなる馬をピックアップしています。ぜひ馬券検討にお役立てください。



【1月21日(土)中山】
1R 3歳未勝利 ダ1200m
ワンダーフルーリ ⑥アイリッシュパール ⑦テイエムエレガント ⑫ハッピーミーク ⑭フェリスクララ ⑮カプリーヌメファ

2R 3歳未勝利 ダ1200m
カンタベリースワン ⑧スイートレーヴ ⑯ヴィートディエース

3R 3歳未勝利 ダ1800m
ロジドレフォン

8R 4歳以上1勝クラス ダ1800m
ユキノオウジサマ ⑥モネータドーロ ⑧サインオブサクセス ⑬カールスモーキー

9R 初茜賞 ダ1800m
セナリスト

土曜中山は対象馬の頭数こそ揃ったが、どれも推奨するには一歩も二歩も足りない。強いて言えば2Rの⑯ヴィートディエースだろうか。近親にハタノヴァンクールがいる血統でダートの方が良いのは確かであり、マインドユアビスケッツの仔はダートの外枠で結果を残す馬が多いので大外は好材料だろう。加えて相手関係にも恵まれた印象があるのだが、休み明けで調教時計はパッとせず、ここが勝負掛かりかどうかはかなり疑問。今回ある程度目途を立てて次以降勝負という算段かも知れない。


【1月21日(土)中京】
1R 3歳未勝利 ダ1900m
ベルオブピース ⑩スカイゲイザー

2R 3歳未勝利 ダ1200m
タケルルーク

4R 3歳1勝クラス ダ1400m
シンゼンイズモ

8R 4歳以上2勝クラス ダ1400m
カジュフェイス

9R 遠州灘ステークス ダ1800m
フェアリーグルーヴ

土曜中京もどれも推すだけの決め手に欠ける。8Rに出走する⑧カジュフェイスは芝でもみじS勝ちの実績があり、地方交流重賞戦線で活躍したサミットストーンの半弟という血筋。エイシンヒカリ×デヴィルズバッグ牝馬という配合からしてもダートに適性を示す可能性は認められよう。中京コースも恐らく悪くなく、すんなり前付けできるようならば面白い存在と言えるか。上位進出の目はまずまずありそうだが、勝ち切るまではどうだろうか。


【1月21日(土)小倉】
1R 3歳未勝利 ダ1700m
オシゲ ⑦テキーラプリティ

3R 3歳未勝利 ダ1000m
ジーゲルマン ③クリーデンス ⑨ヤマニンリジッド ⑩メタマックス

8R 4歳以上1勝クラス ダ1700m
ブリンク

3Rの⑩メタマックスは期待できそうだ。個人的に特注だと思っている森秀行厩舎所属馬の小倉ダート1000mという条件であり、イントゥミスチーフ産駒もこの条件に実績がある。内目に1頭強い馬がいるのがどうかだが、窺い知れる条件適性に鑑みれば十分太刀打ちできるはず。先行策からの粘り腰に定評あるムルザバエフ騎手起用というのも良く、10番枠から行き脚がついてスムーズに競馬できるようならばかなり楽しめるだろう。

(文:古橋うなぎ)

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TODAYS聖奈~重賞2勝目に向けミカッテヨンデイイで小倉2歳S参戦 2022年9月4日() 05:00

重賞2勝目が懸かる11Rは「一戦ごとに競馬が上手になっています。差しが決まり出した馬場も合いそうです」と意気込む。8Rは「49キロで乗れるのはいいと思います。控える競馬でも大丈夫です」と連勝を狙う。3Rは「(4日で3歳)未勝利戦は最後なので何とか頑張りたいです」と力を込める。5Rは「ストライドが大きいので1800メートルは合うと思います」。




◆4日・小倉の騎乗馬◆

2Rソフィアエール   C

3Rエルザストラウム  A

4Rショウナンパラボラ C

5Rアズマサクラエモン B

6Rヒノデテイオー   B

7Rドリアード     C

8Rイプノーズ     A

9Rカジュフェイス   B

11Rミカッテヨンデイイ B

12Rカルトゥーシュ   C

(A=単争い、B=連候補、C=微妙、評価は担当記者)

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カジュフェイスの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月19日(日) 阪神11R 第73回朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・芝1600m)


【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)

セリフォス(前走486kg(±0kg)、中4週)<A>
新馬、新潟2歳Sと使われてきて、前走時のパドックでは毛艶が良く気合いも乗ってこれまでで一番良い出来だった。この馬はこれまで、1週前に併せ馬でビッシリ追われて直前は軽めという調整でレースに臨んできているが、この中間も1週前にC.デムーロ騎手騎乗で一杯に追われている。迫力満点の伸び脚で併走馬を一気に突き離して大きく先着と、出来はここ2戦よりもさらに良くなった感じで仕上りは万全。

ジオグリフ(前走492kg(+2kg)、3ヶ月半)<A>
500kg近くある馬だが新馬、前走とパドックでは太め感がなく見せていて、それだけしっかり仕上がっていたということだろう。この中間も、間隔は空いたが1週前追い切りでは素軽い動きを披露、日曜日には坂路でビッシリと順調にメニューを消化。関西への輸送を考えると、この2本でほぼ仕上がっていていると判断でき、直前は馬なりで十分といったところか。

ダノンスコーピオン(前走462kg(+6kg)、中6週)<B>
これまでの2戦とも追い切りでは良い動きを見せていたが、パドックでは馬体がまだ緩い印象を受けた。それでいて、レースではゴール前でキッチリ差し切るあたりは素質の高さであり、これからさらに強くなっていくものとみられる。この中間も2週前、1週前とCWを長めから好時計が出ていて、叩き2戦目での上積みが期待できそう。

ドウデュース(前走506kg(+12kg)、中7週)<B>
前走のレースを見ると、ワンターンのコースだと前半に行きたがってしまう感じがあるので、本来は新馬戦のようにコーナー4つのコースが向いている馬だとは思う。武豊騎手がまだ勝っていないG1レースということもあって、こちらに回ってきたのかもしれない。この中間も間隔がたっぷりありしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りでも武豊騎手が騎乗して重心の低い走りを披露。単走でもしっかりと伸びていて状態は良さそうで、上積みにも期待が持てる。

トウシンマカオ(前走452kg(+6kg)、中5週)<A>
新馬戦でも◎にした馬で、調教では毎回好時計が出る馬。この中間は、1週前に戸崎騎手が騎乗して南Wで併せて先着を果たしてきた。レースでも力みが見られるなど、血統的には1200mのほうが良いのかもしれないが、新馬戦では1600mを勝っていて戸崎騎手がガッチリと押さえることで折り合いもつくタイプ。今の時期ならこの距離の重賞でも好走しても不思議なく、出来に関してもそう思えるくらい良さそう。

ヴィアドロローサ(前走446kg(+2kg)、中5週)<B>
前走は出負けして後方から。直線最速の脚を使って伸びてはいたが、1400m戦であの流れだと厳しかった。1週前追い切りでは鮫島駿騎手が騎乗して、終いしっかり伸びていて出来は前走以上に良さそう。距離延長も追走が楽になって悪くない。

カジュフェイス(前走476kg(-2kg)、中8週)<D>
スピードがありで坂路での走りを見ると短い距離が良さそうな馬。この中間は間隔が空いている割に乗り込み量は少なめで、目立つ時計も少ない。

ドーブネ(前走468kg(+4kg)、中10週)<D>
前走時のパドックでは、毛艶こそ良かったものの緩さが残る馬体であまりいい印象は受けなかったが、レースでは先行してそのまま直線で突き離す強い内容。ただこの中間は間隔が空いた割には調教内容が物足りず。1週前の動きを見ても、重心が高めでまだまだ素質だけで走っている感が拭えず、ここを目標に調整されてきた感じがない。

ベルウッドブラボー(前走456kg(-4kg)、中5週)<D>※回避予定。
右回りだと右にササるようなところを見せる馬で1週前の追い切りでもジョッキーが押さえるのに苦労すれいる感じだった。走りを見ても力んで走るようなところもある距離延長と右回りに長距離輸送とマイナス材料が多い。

オタルエバー(前走462kg(-8kg)、中3週)<A>
新潟、東京と輸送時間のかかる競馬場だとパドックでテンションが高くなるところがあるが、前走の阪神では程良い気合いで好印象だった。2走前の東京を取りこぼしたことで、前走を使うことになったとは思うが、調教以外で右回りを使えたことは逆に良かった。左回りだとどうしても終い甘くなってしまうところがある馬で、右回りだと待って追い出せる余裕がみられることから、断然今回のほうが向いていると思われる。出来に関しても、幸騎手が騎乗した1週前追い切りでは、併走馬が来るのを待って追い出す余裕を覗かせるなど上昇中。馬体はこれ以上減らしたくないので、最終追い切りは軽めで十分。

デュガ(前走482kg(±0kg)、中3週)<->※中京2歳Sに出走予定のため出走回避。

プルパレイ(前走488kg(±0kg)、中4週)<B>
使われつつ良くなってきた馬だが、前走時は馬体も緩く追い切りでも時計がかかっていて仕上り途上だった。乗り込み量はこの中間も十分で、坂路と1週前のCWでの時計が前走時とは別馬かと思うくらい良化を果たしていて、変わり身が期待できそう。


【抽選対象馬(6/7)】

アネゴハダ(前走440kg(-6kg)、連闘)<->※阪神JFに出走したため回避予定。

アルナシーム(前走438kg(+20kg)、中3週)<C>
これまでの2戦ともパドックではうるさい面を見せていて、前走は前半押さえきれず途中で先頭の競馬といろいろな面で難しい馬。出来に関しては、小柄な馬でも1週前にCWで好時計をマーク、折り合いもしっかりついてと悪くない印象だが。

エーティーマクフィ(前走438kg(+2kg)、3ヶ月半)<C>
休み明けで乗り込み量はそれほど多くはないが、小柄な馬で坂路、CWと好時計が出ていて出来は悪くはなさそう。

シンリミテス(前走478kg(-2kg)、3ヶ月)<D>
休み前の2戦は、若さやズブさを見せるところが多くジョッキーもかなり強く追っていた。休み明けとなるが、乗り込み量も少なく1週前の動きを見てもガラッと良くなったという動きでもなく、いきなりこのメンバーで勝ち負けというレベルまではまだ遠い。

スプリットザシー(前走392kg(-2kg)、中7週)<B>
先週の阪神JFを除外され、結果1本でも多く追えた点はプラスになりそう。動きも悪くなく状態面は合格点を与えられそうだが、先週と比べると出走馬のレベルがかなり高くなり、それでいて好調勢も多くここに入ると見劣ってしまう。

セッカチケーン(前走502kg(±0kg)、中2週)<D>
デビューからの2戦とも東京ダート1600m戦を使われた。スタート後の芝ではダッシュもついて悪くない走りを見せているが、ダートで特に強い競馬をしてきている訳でもなく、1週前追い切りは時計平凡で強調材料に乏しく......とくれば、ここは相手が強すぎるだろう

トゥードジボン(前走472kg(-4kg)、中5週)<C>
新馬戦ではセリフォスベルクレスタとともに直線で伸びてきた馬の1頭で、レベルの高い3着。その後休養を挟んで休み明けで迎えた2走前は、出遅れて途中で脚を使って直線では余力ナシの大敗。前走は、内枠から好スタートを決めてゴールまでしぶとく粘り込んで初勝利をあげた。前走でまだ馬体に余裕があり良化余地こそ感じるものの、レースでは終い首が高くなるところがありしぶとさの反面伸びきれないところも。つまるところ、新馬戦でのセリフォスとの差は広がってしまった印象がある。


※今回のこのコラムからの推奨馬はセリフォスジオグリフトウシンマカオオタルエバーの4頭をあげておきます。


<出走予定馬の近走追い切り参考VTR(新潟2歳S/札幌2歳S/京王杯2歳S/デイリー杯2歳S)>







◇今回は朝日杯フューチュリティステークス編でした。
6月から2歳戦が始まり、新馬戦そして未勝利戦、オープン、重賞と約半年行われてきて、レースの数としては2歳戦だけで500レース以上。2勝以上している馬を含めてもJRAだけで500頭ほどの2歳馬が勝ち上がっているということになります。それでもこのレースに登録してきた馬は19頭。条件が向かない馬もいますし、出走したくても状態が整わない馬もいるとは思いますが、そう考えると少ない感じがします。それだけ馬を目標のレースに良い状態で出走させるということが大変だとも言える部分ではないでしょうか。そんな思いをはせつつ、今回登録してきた馬たちをいつものように1頭1頭状態面チェックを行いましたが、総論として状態の良い馬が多かったとの印象を強く感じています。なかなか高レベルのレースが期待できるのではないでしょうか。

※朝日杯FS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2021年12月1日(水) 11:49 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第9回各ワールド上位者の考察~
閲覧 3,550ビュー コメント 0 ナイス 2

 今週から12月に突入。いよいよ今年も年の瀬が近付いてきました。「ウマニティPOG 2021」は開幕からおよそ半年が経過。12月12日には阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)が、12月19日には朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)が、12月28日にはホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)が施行される予定で、各ワールドのランキングも大きく変動しそうです。後半戦の勢力図が概ね固まる、中盤のクライマックスと言って良いでしょう。

 なお、皆さんもご存知の通り、この秋は10月9日から3開催連続で阪神競馬が行われています。つまり、阪神ジュベナイルフィリーズは開幕から10週目、朝日杯フューチュリティステークスは開幕から11週目の馬場で施行されるということ。天候などにもよるとはいえ、芝コースに蓄積されたダメージがレースの結果を左右してしまう可能性もありそうです。出走予定馬の追加指名を検討するなら、このあたりの事情も考慮した方が良いかもしれません。

 今回は11月28日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。残念ながらシーズン序盤で思うような結果を残せず、既に心を折られてしまっている方も少なくないはず。しかし、スペシャル以外の各ワールドは最後の仮想オーナー募集枠解放(来週12月6日)を控えていますし、この「ウマニティPOG」には「仮想オーナー馬数 拡大アイテム」や「未出走馬返却券」を活用することで指名馬のラインナップを変更できますから、まだほとんどのプレイヤーに上位進出の目が残っています。今後の入札、もしくは来シーズン以降を見据えた戦略検討のヒントとしてご活用ください。

 なお“JRA、かつ2歳のレース”における競走馬ごとの本賞金額(11月28日終了時点)トップ20は下記の通りでした。

【1位】セリフォス(シーフロントの2019) 7600万円
【2位】ナムラクレア(サンクイーン2の2019) 6080万円
【3位】キングエルメス(ステラリードの2019) 4660万円
【4位】ウォーターナビレラ(シャイニングサヤカの2019) 4610万円
【5位】イクイノックスシャトーブランシュの2019) 4500万円
【6位】ジャスティンロック(フラワーロックの2019) 4090万円
【7位】コマンドライン(コンドコマンドの2019) 4000万円
【8位】ナムラリコリス(ナムラキッスの2019) 3890万円
【9位】ジオグリフアロマティコの2019) 3800万円
【10位】サークルオブライフ(シーブリーズライフの2019) 3590万円
【11位】ラブリイユアアイズ(オープンユアアイズの2019) 3250万円
【12位】トーセンヴァンノ(トーセンソニアの2019) 2860万円
【13位】コラリン(モルジアナの2019) 2790万円
【14位】オタルエバー(ルージュクールの2019) 2780万円
【15位】ウインマーベルコスモマーベラスの2019) 2652万円
【16位】カワキタレブリー(カフジビーナスの2019) 2520万円
【17位】アサヒ(ライクザウインドの2019) 2490万円
【18位】カジュフェイス(タイキアプローズの2019) 2441万円
【19位】ダノンスコーピオン(レキシールーの2019) 2400万円
【19位】ドウデュース(ダストアンドダイヤモンズの2019) 2400万円

 JRA重賞を2勝以上しているのは、8月29日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)と11月13日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・阪神芝1600m外)を制したセリフォスのみ。JRA重賞で4着以内となった回数が2回以上なのも、前出のセリフォスを除くとナムラクレアだけです。シーズン序盤としては自然な流れですが、突出した成績を収めている馬がいない分、全体的な層の厚さを問われる展開と言えるでしょう。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは長澤まさみさん。獲得ポイントは2億8870万円で、2位のムーンシュタイナーさんと熾烈なトップ争いを繰り広げています。
 現時点における長澤まさみさんの“稼ぎ頭”はキングエルメス。2021年11月06日の京王杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1400m)を、単勝オッズ16.4倍(8番人気)の低評価を覆して完勝しました。また、2021年11月20日にはイクイノックスが東京スポーツ杯2歳ステークス(3歳以上G3・東京芝1800m)を制覇。ムーンシュタイナーさんもセリフォスらを指名していて、一般的なPOGグループなら断然のトップでもおかしくない好成績を収めていらっしゃるのですが、全体的な層の厚さを武器に長澤まさみさんが攻勢をかけている状況です。このお二方は年明け以降もトップ争いをリードすることになりそう。3位以下のプレイヤーもここから獲得ポイントを伸ばしてくるでしょうし、今後の展開が楽しみで仕方ありません。

 複数のプレイヤーが同一馬を指名できるスペシャル以外のワールドは、基本的にどこも混戦模様。2歳G1競走がひと通り終わった後には、勢力図がガラッと変わっているでしょう。
 しかし、そんな中で圧倒的な存在感を見せているのが、G1ワールドのよ~じさん。獲得ポイントは3億5291万円で、現在2位の鉄板ママさんに1億4千ポイント超の大差をつけていました。
 よ~じさんは第1回入札でコマンドラインの指名に成功。ここで筆頭仮想オーナーとなったため、コマンドラインの獲得ポイントは通常の1.5倍になります。この後にビッグレースを勝つようだと、ボーナス部分だけでもかなりのアドバンテージになりそうです。
 さらに、現時点で指名している19頭のうち14頭が(獲得後に)勝ち上がりを果たすなど、他の手駒も豊富。逆転可能なラインナップを今から揃えるのはちょっと難しいかもしれませんね。究極に近い成功例として、皆さんもよ~じさんの指名戦略をチェックしてみてください。

 G2ワールドは現在のところ雅夢。さんが首位。本賞金額トップ20にランクインしている指名馬こそいないものの、筆頭仮想オーナーになっているベルクレスタ(ベルアリュール2の2019)やスリーパーダ(シンハリーズの2019)らが重賞戦線で健闘し、獲得ポイントが積み上がりました。雅夢。さんも指名馬の勝ち上がり率が優秀なので、ここから後続との差を広げてくる可能性もあるんじゃないでしょうか。

 G3ワールドは1位から7位までをセリフォスの仮想オーナーが占める展開。現在はコマンドラインらも指名しているたち777さんがトップに立っています。筆頭仮想オーナーになっている指名馬こそゼロですが、既に10頭がオープンクラスのレースで5着以内に好走を果たすなど、来春まで存分に楽しめそうなラインナップです。筆頭仮想オーナーになっていないということは、手頃な落札額で的確に戦力を揃えてきたことの裏返し。過去の入札履歴をじっくり観察し、コツを学んでおいた方が良いかもしれません。

 オープンワールドは、ナムラリコリスらを指名している銀の荼毘さんがトップ。ナムラリコリスを落札したのは第4回入札、すなわちデビュー戦で2着に敗れた直後でした。新たに仮想オーナー募集枠が開放される分、G1を狙えるような素質馬は来週以降の入札で壮絶な奪い合いになりそう。ただ、仮想オーナー募集枠が余っている馬の中にも、ナムラリコリスのような妙味ある存在がまだまだたくさん隠れていると思います。悔いのない戦略補強ができるよう、しっかり作戦を練って今後の入札に臨みましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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カジュフェイスの口コミ


口コミ一覧

新潟10R 驀進特別の短評

 藤沢雄二 2023年8月6日() 11:54

閲覧 78ビュー コメント 0 ナイス 2

WIN5向けに各馬の短評を書いてみました。
新潟10Rの驀進特別です。

①ルルルージュ…直線競馬は【1-1-0-1】。持ち時計ないのがネック。
②バオバブスピリット…前走は初めての直線競馬で快勝。今回2番枠で?
③アジアノジュンシン…初芝はともかく、昇級の前走が大敗で。
④ミキノバズドラム…大敗続きで、変わり身望めず。
⑤ティフォーザ…格上挑戦も直線競馬は4戦馬券絡みなく。
⑥ボルタドマール…2勝クラスが壁で。
⑦カジュフェイス…前走4着で復調気配。一考の余地あり。
⑧セイラブミー…近2走シンガリ負け。6歳で上積みは?
⑨オリエンタルキング…格上挑戦。持ち時計なくて。
⑩エスジープリンセス…直線競馬は勝ち星こそないが大崩れもなく。
⑪モテモテ…54.8秒で勝利経験あるが一昨年の話。7歳牝馬で上積みは見込めず。
⑫ダレモトメラレナイ…初の直線競馬も行き切れれば。
⑬フサイチメルチャン…昨秋に直線競馬で3着はあるが、近2走不満で。
⑭ボンクラージュ…直線競馬に勝ち星あるも対戦比較では劣勢で。
⑮トレンディスター…はやぶさ賞が好内容。昇級で古馬相手でも。
⑯ステラダイヤ…2桁着順が続いて。
⑰ディアナグラン…鞍上とは好相性。時計掛かれば。


首位争い候補…⑮
上位争い…①②⑫⑰⑩

前走のはやぶさ賞で負かしたダンシングニードルが、先週の1勝クラスをアイビスサマーダッシュより速い時計で勝っただけに、ここはトレンディスターで首位不動の一戦。
唯一の3歳牝馬で他馬との比較でも54kgは有利。
馬券的な焦点は2、3着争いに。

 DEEB 2023年8月6日() 07:32
恥ずかしい馬予想2023.08.06
閲覧 116ビュー コメント 0 ナイス 4

趣味が競馬です。へたくそです。当たりません…。
恥ずかしい予想を…記録用に書きます。
今日も競馬を楽しみましょう。

新潟 7R 3歳以上1勝クラス(混合)(特指)
◎ 9 マコトヴェリーキー
○ 2 ホウオウスーペリア
☆ 4 ハナビマンカイ

新潟 8R ダリア賞 2歳オープン(国際)(特指)
◎ 5 アトロルーベンス
○ 8 コラソンビート
▲ 1 ジュントネフ

新潟 9R 苗場特別 3歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎ 2 レッドプロフェシー
○13 フェルヴェンテ
▲ 8 コンソレーション
△ 5 タマモバンケット
×15 ヤマニンエンディマ

新潟10R 驀進特別 3歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎15 トレンディスター
○ 2 バオバブスピリット
▲12 ダレモトメラレナイ
△ 7 カジュフェイス
× 1 ルルルージュ
×10 エスジープリンセス

新潟11R レパードステークス GⅢ 3歳オープン(国際)(指定)
◎ 6 オメガギネス
○13 エクロジャイト
▲14 クールミラボー
△ 2 ソッコータルマカ
× 9 ミスティックロア
☆12 マテンロウガイ

札幌 9R HTB賞 3歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎ 7 キミノナハマリア
○ 9 ヤマニンループ
▲ 1 レイトカンセイオー
△10 オオキニ

札幌10R 札幌スポニチ賞 3歳以上2勝クラス(混合)(特指)
◎ 3 アスクエピソード
○10 ヴィアドロローサ
▲ 9 ガリレイ
△ 1 シャークスポット

札幌11R エルムステークス GⅢ 3歳以上オープン(国際)(指定)
◎ 3 ペプチドナイル
○ 5 オーソリティ
▲ 8 ロッシュローブ
△ 6 セキフウ
×12 ルコルセール
☆ 7 ロードブレス
☆12 ベレヌス

今日も暑い。
当たり前に、暑すぎる。
とりあえずは、徘徊する。

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  2022年9月4日() 09:58
今日はどうしよう  あと買い目追加など
閲覧 225ビュー コメント 0 ナイス 1

今日はどうしましょう

昨夜狙い目レースってことで目ぼしいレースチェックしてましたが
今朝になり、なんか腑に落ちず
オッズが思ったより・・・とか
もしかしたらこっちの方が・・・とか

まぁ、こんな日もありますわなぁ

今日も手広くせず、絞って絞って

新潟記念も実馬券、何が何でも買うのではなく
見も含め深追いしないようにしよう


今日は軽く眺めるだけにしときます


あと予想コロシアムの方へ登録分
今日の小倉9R、買い目追加しました
カジュフェイスと思うも、何だかなぁと
指数信じ切れないのか、今村騎手乗るためオッズ思ったより下がったか
1番メイショウハボタン複勝追加してみました

皆さん、良き競馬デーを!

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2023年10月14日飛翼特別17着
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2023年7月9日 彦星賞 4着
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