【板津雄志の馬券プレゼンター】アロマ激走!2014年11月16日(日) 05:08
今年の3歳牝馬が強いのは、札幌記念を制したハープスターの走りからも明らかだ。それでも秋華賞1、2着のショウナンパンドラを▲、ヌーヴォレコルトを○にとどめたのはレースレコード決着の疲労が心配だから。当初からここが目標だった古馬との差が最後に出るのでは…。
今年のエリザベス女王杯は波乱必至とみて◎アロマティコで勝負する。決して「重賞未勝利馬が勝つ」というこの秋のトレンドに乗じたわけではない。
過去10年で古馬は5勝だが、最重要ステップであるはずの府中牝馬Sを経由したのは一昨年のレインボーダリアのみ。残りは天皇賞・秋や京都大賞典で牡馬と戦っていた。昨年は府中牝馬S7着から挑戦して3着だったアロマティコも、今年は産経賞オールカマーからの参戦。しかも0秒1差の5着まで追い上げて好勝負を演じた。2着ラキシスには先着されたが、タイム差なしなら流れ次第で逆転可能だ。
中6週のゆったりしたローテも好感がもてる。全6勝のうち4勝が中間にひと息入れてのもの。「短期放牧を挟んでレースに向かうリズムがこの馬には合う。巴賞を勝って賞金加算したことでそれが可能になった」と佐々木調教師。
今まで以上に気合にあふれていた最終追い切りもリフレッシュの効果か。「最高の状態に仕上がった」とトレーナーが胸を張るのもうなずける。中3週の在厩調整だった昨年よりさらに上のパフォーマンスが期待できるはずだ。
懸念されるのは大外枠の(18)番だが、前走も(17)番からスタートをソロッと出してインへ潜り込んだ。「今までそういう競馬を続けてきましたから」と三浦騎手も腹をくくる。勝負事はやることがシンプルなほうが、うまくいくものだ。
馬連(18)-(5)(12)(3)(1)(6)(15)の馬券を握りしめ、最後の直線でヴィクトリーロードが開けることを祈りたい。
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【エリザベス杯】アロマティコ、気合乗り上々!2014年11月13日(木) 05:10
昨年の3着馬アロマティコは坂路を単走。一杯に追われてラスト1ハロン12秒9(4ハロン53秒2)でフィニッシュした。「しまいだけ伸ばしました。馬場が悪い中で無理をしていないし、いい感じですね。自分が乗った中で一番気合が乗っている感じです」と三浦騎手は笑顔で好感触を伝えた。
前走の産経賞オールカマーは0秒1差の5着で、ここを見据えての競馬。「いい状態を維持しているし、去年よりこの馬のことをつかんでいる。チャンスはあると思う」と期待を込めた。
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【エリザベス杯】アロマティコ躍動感溢れる脚どり2014年11月12日(水) 13:51
昨年の3着馬・アロマティコは三浦騎手を背に、栗東坂路で単走。馬任せにラップを速めて、ラスト1Fを一杯に追われると力強い脚取りで12秒9。躍動感溢れるフットワークから好調ぶりが伝わってきた。
●三浦騎手「順調さが感じられる、いい動き。いい脚を一瞬しか使えないので、包まれる危険性はあるけど、馬ごみで脚をためて直線勝負」(夕刊フジ)
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