ハープスター(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
ハープスター
ハープスター
写真一覧
抹消  鹿毛 2011年4月24日生
調教師松田博資(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績11戦[5-2-0-4]
総賞金36,024万円
収得賞金7,275万円
英字表記Harp Star
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ヒストリックスター
血統 ][ 産駒 ]
ファルブラヴ
ベガ
兄弟 ゴールドティアピュアソウル
市場価格
前走 2015/03/28 ドバイシーマC G1
次走予定

ハープスターの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/03/28 アラ 8 ドバイシーマ G1 芝2410 9--------8** 牝4 54.5 R.ムーア松田博資 --0000 ------ドルニヤ
15/02/15 京都 11 京都記念 G2 芝2200 11781.815** 牝4 54.0 川田将雅松田博資 490
(+14)
2.11.9 0.434.0⑦⑦⑤⑤ラブリーデイ
14/11/30 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 18364.125** 牝3 53.0 川田将雅松田博資 476
(--)
2.24.0 0.935.0⑭⑬⑫⑫エピファネイア
14/10/05 フラ 5 凱旋門賞 G1 芝2400 20--------6** 牝3 54.5 川田将雅松田博資 --0000 ------TREVE
14/08/24 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 14583.721** 牝3 52.0 川田将雅松田博資 476
(+2)
1.59.1 -0.135.5⑬⑬⑨④ゴールドシップ
14/05/25 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 185101.312** 牝3 55.0 川田将雅松田博資 474
(-4)
2.25.8 0.033.6⑭⑭⑯⑯ヌーヴォレコルト
14/04/13 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 188181.211** 牝3 55.0 川田将雅松田博資 478
(+2)
1.33.3 -0.032.9⑱⑱レッドリヴェール
14/03/08 阪神 11 チューリップ G3 芝1600 13331.111** 牝3 54.0 川田将雅松田博資 476
(0)
1.34.3 -0.433.7⑫⑫ヌーヴォレコルト
13/12/08 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 185101.712** 牝2 54.0 川田将雅松田博資 476
(+2)
1.33.9 0.033.6⑭⑭レッドリヴェール
13/08/25 新潟 11 新潟2歳S G3 芝1600 188172.611** 牝2 54.0 川田将雅松田博資 474
(0)
1.34.5 -0.532.5⑱⑱イスラボニータ
13/07/14 中京 5 2歳新馬 芝1400 108101.811** 牝2 54.0 川田将雅松田博資 474
(--)
1.24.5 -0.334.5⑦⑧オウノミチ

ハープスターの関連ニュース

 6日の東京5R(3歳未勝利、芝1600メートル)は、単勝1.3倍の1番人気に推されたライラスター(美浦・木村哲也厩舎、牡、父ロードカナロア)がカヨウネンカの追撃をアタマ差抑えてデビュー3戦目で初勝利を飾った。2014年の桜花賞を制した母ハープスターにとっても、記念すべき産駒初Vとなった。

 「2番手からじりじりと加速してくれました。1600メートルがちょうどいいですね。休み明けだったのでまだ良くなると思います」とクリストフ・ルメール騎手。木村調教師は「勝ててよかったです。周囲の期待も大きい馬ですし、(素質を)育んでいけるように頑張っていきます」と安どの表情だった。

★6日東京5R「3歳未勝利」の着順&払戻金はこちら

【うわさの3歳馬】おばに桜花賞馬ハープスター~ベネフィック 2022年1月21日(金) 11:04

 【中京3R】キングカメハメハ産駒のベネフィックは、おばに桜花賞ハープスターがいる。「調教で水準の時計が出ているし、パワーがあってダートが向きそう。強めに追い切ったあとでもダメージが残るようなところもない。体力的にも問題のない仕上がりだ」と福永助手。半姉イストワールファムが4勝、半兄ジュリオが3勝と兄姉も活躍している。(夕刊フジ)

[もっと見る]

【新潟2歳S】セリフォスがデビュー2連勝で重賞初V! 2021年8月29日() 15:58

 8月29日の新潟11Rで行われた第41回新潟2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝・外1600メートル、12頭立て、1着賞金=3100万円)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気セリフォス(牡、栗東・中内田充正厩舎)が最内枠スタートからロスなく中団を追走。直線を向くとエンジン全開で駆け抜け先頭でゴール。過去の勝ち馬からはハープスター、2着馬からはジャスタウェイイスラボニータなど後のGI馬を輩出している出世レースを制し、デビュー2連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは1分33秒8(良)。



 1馬身1/4差の2着には中団追走から脚を伸ばしたアライバル(1番人気)、さらに3/4差遅れた3着に逃げたオタルエバー(2番人気)が入った。



 新潟2歳Sを勝ったセリフォスは、父ダイワメジャー、母シーフロント、母の父Le Havreという血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は(株)G1レーシング。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。新潟2歳Sは管理する中内田充正調教師は16年ヴゼットジョリー、17年フロンティアに次いで3勝目、騎乗した川田将雅騎手は13年ハープスターに次いで2勝目。



★【新潟2歳S】払い戻し確定!! 全着順も掲載

[もっと見る]

【われかく戦う】須貝師ゴールドシップの“リベンジ”でソダシ秋GIへ弾み 2021年8月17日(火) 05:00

 札幌記念で、史上初の白毛GI馬ソダシ(牝3)が実戦に復帰する。昨夏の函館デビューから阪神JF桜花賞まで無傷の5連勝を飾ったが、前走のオークス8着で初の黒星。初めて年長馬と走る一戦を前に、須貝尚介調教師(55)=栗東=に意気込みを聞いた。(取材・構成=川端亮平)

 --昨夏のデビューから5連勝で桜花賞を制したが、前走のオークスは初黒星となる8着だった。改めてレースを振り返って

 「1、2コーナーでずっとストレスがかかる厳しい展開だった。(敗因は)決して距離じゃないと思う。あれだけ厳しい中で、もっとバタバタになってもおかしくなかったけど8着に残っている。1600メートルを使ってきて、2400メートルに慣れもなかった。神経質な面があって、そういうところも出ていた。いろいろ、かみ合わなかったね」

 --放牧でリフレッシュし、3カ月ぶりの復帰戦。成長を感じる点は

 「精神面でかなり大人になったというところが見受けられる。ドッシリとしているね」

 --肉体面での変化は

 「背が伸びて、筋肉にも張りが出た。全体的に筋肉の凹凸がはっきり出ている。特に後肢が良くなっているね。1週前追い切り(※注1)もいうことがない動きだった」

 --年長馬、牡馬が相手の札幌記念を始動戦に選んだ理由は

 「昨夏の北海道でデビューして、洋芝でしっかり走れていたからね。走り慣れた競馬場というのはいい。斤量52キロもね。2014年にゴールドシップ(1番人気2着)が走ったとき、(1着の)ハープスターは確かに強かったけど、(3歳牝馬で4歳以上の牡馬と比べて)斤量面で5キロのアドバンテージがあったからね。ソダシでリベンジをしたいな」

 --札幌芝2000メートルの舞台設定について

 「札幌芝1800メートルの2歳レコードホルダー(※注2)だからね。1ハロン延びて走れないということはないと思うよ。これもひとつの経験。ここで結果が出れば、今後の選択肢も増えるからね」

 --今秋のプランは

 「まずは、ここでいいレースをすることだけを考えている。精神面の成長が競馬にも生きてくれればいいね。レースに行くとハミをかむところがある。リラックスして走れれば、しまいの脚も違ってくる。さらにいい面が出てきてほしいと期待している」

 --最後に意気込みを

 「ラヴズオンリーユーなどGI馬が何頭もいていいメンバーだけど、ソダシも成長しているからね。その中で、どういう競馬ができるか。先々が明るくなるようなレースをしてほしい。ゴールドシップハープスターのときのように盛り上がればいいね」

 ■須貝 尚介(すがい・なおすけ)1966(昭和41)年6月3日生まれ、55歳。滋賀県出身。85年に騎手免許を取得し、2008年までJRA通算302勝(重賞4勝)。調教師として09年に開業。JRA通算423勝(16日現在)。うち重賞は40勝で、GIはゴールドシップの6勝、ソダシの2勝を含む13勝。他に海外でドバイデューティフリー(ジャスタウェイ)を制覇。父は須貝彦三元JRA調教師。

 ※注1 11日に函館芝コースで吉田隼騎手を背に5ハロン65秒0-11秒4と、強めに追われて重馬場でも確かな伸び。直線で併せる形になったユーキャンスマイルに1馬身先着した。

 ※注2 昨年、デビュー2戦目の札幌2歳Sで白毛馬初のJRA芝重賞V。勝ち時計1分48秒2で、2012年にコディーノが記録した1分48秒5のレースレコードを更新。さらに19年7月27日にゴルコンダ(2歳未勝利戦)が記録した1分48秒3のコースレコードも更新した。

 ●2014年札幌記念VTR 14頭立てで行われ、1番人気のGI5勝馬ゴールドシップ(牡5、斤量57キロ)と、2番人気の桜花賞ハープスター(牝3、同52キロ)が注目を集めた。道中はハープが後方2番手で、ゴールドはさらに7~8馬身離れた最後方から追走。ハープは向こう正面で進出を開始し、3コーナーで馬群の外を通って先頭集団をとらえた。ゴールドはその後ろから上がり最速の末脚を繰り出し、ゴール前は凱旋門賞を目指す2頭の一騎打ちとなったが、ハープスターが3/4馬身差で1着。2着ゴールドシップから3着ホエールキャプチャの間には、5馬身の差がついていた。



札幌記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

桜花賞ソダシに札幌記念参戦プランが浮上 2021年6月17日(木) 04:45

 阪神JF桜花賞を無敗で制した白毛馬ソダシ(栗・須貝、牝3)に、札幌記念(8月22日、札幌、GII、芝2000メートル)へ参戦するプランがあることが16日、分かった。須貝調教師が「これから(金子真人)オーナーとの相談になるんだけどね。もちろん最優先は馬の状態。(2014年に同年の桜花賞馬)ハープスターが斤量52キロで走ったパターン(結果は1着)もあったしね」と話した。同馬は無敗での2冠達成を狙ったオークスで8着に敗れたあと、ノーザンファーム空港(苫小牧市)へ放牧に出されて、英気を養っている。

 札幌記念は夏競馬唯一のGIIで、秋のGIに向けてしっかりと間隔をとれることもあって例年、有力馬が集結。今年は2年前のオークス馬で、4月の香港GI・クイーンエリザベスIICでGI2勝目を挙げたラヴズオンリーユー(栗・矢作、牝5)が、秋の米遠征に向けた国内のステップレース候補として参戦を視野に入れている。

 ソダシは昨年、札幌2歳S(芝1800メートル)を制覇。須貝調教師は「札幌(コース)は下手ではないし、ファンも盛り上がるんじゃないかな」と前向きに話した。

 出走すれば3歳馬としては4年連続で、クラシックホースとしては14年のハープスター以来、7年ぶり。札幌記念をステップに牝馬3冠の最終戦、秋華賞(10月17日、阪神、GI、芝2000メートル)へ向かうのかを含め、白毛の3歳牝馬の挑戦は注目を集めそうだ。

[もっと見る]

【桜花賞】桜の女王の座に輝くのは?牝馬クラシック第1弾の注目点はこちら! 2021年4月6日(火) 11:55

★4戦4勝、白毛の2歳女王ソダシ 今年も無敗の“桜の女王”誕生なるか



 4戦4勝で昨年のJRA賞最優秀2歳牝馬を受賞したソダシ(栗東・須貝尚介厩舎)が、史上8頭目となる無敗での桜花賞制覇に挑む。同馬は7月12日の函館でデビュー勝ちをおさめると、札幌2歳SアルテミスS阪神JFと連勝を伸ばし、白毛馬として初のJRA・GI制覇を遂げた。ソダシ阪神JF以来、約4力月ぶりの出走となるが、無傷の5連勝で“桜の女王”の座に就くことができるかどうか。Vなら、無敗での桜花賞制覇は昨年のデアリングタクトに続き2年連続8頭目、最優秀2歳牝馬の勝利は2010年アパパネ以来11年ぶり10頭目となる。なお、ソダシ桜花賞に出走すれば、白毛馬初のクラシック競走出走となる。



ソダシの過去4走(競馬予想ツール「Deep」より)



阪神JF1・2着馬は桜花賞が今年初戦 前走からの最長間隔V記録の更新なるか



 昨年の阪神JF1着のソダシ(栗東・須貝尚介厩舎)、2着のサトノレイナス(美浦・国枝栄厩舎)は、いずれも同レース以来中118日の出走で、桜花賞が今年初戦となる。阪神JFでの2頭の着差はハナ差だったが、2度目の対戦はどちらに軍配があがるだろうか。ちなみに、阪神JFがハナ差で決着したのは2013年以来のことだったが、同年の阪神JF1着馬レッドリヴェール、2着馬ハープスター桜花賞でも接戦を繰り広げ、ハープスターがクビ差でレッドリヴェールを破り、阪神JFのリベンジを果たしている。また、歴代の桜花賞馬で前走からの間隔が最も長かったのは、2019年グランアレグリアの「中111日」で、ソダシサトノレイナスにはこの記録の更新がかかる。



 ソダシに騎乗予定の吉田隼人騎手には、クラシック競走初制覇がかかる。同騎手は2015年以来、6年ぶり5回目の桜花賞参戦となるが、デビュー戦からすべてのレースで手綱をとり、4戦4勝の成績を誇るソダシとのコンビでクラシック初勝利を挙げることができるかどうか。



桜花賞3勝目を狙う国枝栄調教師 サトノレイナスアカイトリノムスメを登録



 国枝栄調教師(美浦)には、現役単独トップの桜花賞3勝目がかかる。同調教師は2010年のアパパネ、2018年のアーモンドアイと、その後牝馬3冠馬となる2頭で桜花賞を制している。国枝調教師は阪神JF2着のサトノレイナス、自身が管理した牝馬3冠馬アパパネを母にもつクイーンC勝ち馬アカイトリノムスメの2頭を登録しているが、3度目の桜花賞制覇を果たすことができるかどうか。Vなら、同調教師はグレード制が導入された1984年以降で4人目のJRA・GI通算20勝となる。なお、桜花賞では1948年に増本勇元調教師、1988年に庄野穂積元調教師が1・2着独占を決めている。



★両親ともに3冠馬のアカイトリノムスメ 桜花賞史上初の母子制覇なるか



 クイーンC勝ち馬アカイトリノムスメ(美浦・国枝栄厩舎)は、父が2005年の3冠馬ディープインパクト、母が2010年の牝馬3冠馬アパパネという血統。同馬は昨年8月2日の新馬戦(新潟)こそ7着に敗れたが、その後は未勝利戦→赤松賞→クイーンCと3連勝で桜花賞に駒を進めてきた。アカイトリノムスメには桜花賞史上初の母子制覇がかかるが、母アパパネに続いて“桜の女王”の座に就くことができるかどうか、なお、ディープインパクト産駒はこれまでにクラシック競走で22勝を挙げており、桜花賞を勝てば、種牡馬のクラシック勝利数で歴代トップのサンデーサイレンス(23勝)に並ぶ。



アカイトリノムスメの馬情報(競馬予想ツール「Deep」より)



★父、母、母の父もすべて自身の所有馬 金子真人HD(株)所有馬は重賞勝ち馬2頭が登録



 桜花賞に登録しているアカイトリノムスメ(美浦・国枝栄厩舎)、ソダシ(栗東・須貝尚介厩舎)は、どちらも金子真人ホールディングス(株)の所有馬。アカイトリノムスメは父ディープインパクト、母アパパネ、母の父キングカメハメハソダシは父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハという血統で、両馬の父、母、母の父も同馬主が所有していた。(馬主名「金子真人氏」も含む)。アカイトリノムスメは前走でクイーンCを勝ち、ソダシはデビューから4連勝で阪神JFなど重賞3勝を挙げているが、金子真人ホールディングス(株)の所有馬は2010年アパパネ以来、11年ぶり2回目の桜花賞制覇を果たすことができるかどうか。



★8大競走完全制覇を狙う横山典弘騎手 “テン乗り”メイケイエール桜花賞初Vなるか



 桜花賞初制覇を目指す横山典弘騎手は、“テン乗り”となる重賞3勝馬メイケイエール(栗東・武英智厩舎)とのコンビで参戦する予定。同騎手は8大競走のうち桜花賞のみ未勝利で、勝てば、保田隆芳元騎手、武豊騎手、C.ルメール騎手に続く史上4人目の8大競走完全制覇、並びに史上12人目のクラシック完全制覇となるが、15度目の挑戦で桜花賞初勝利を挙げることができるかどうか。なお、横山典弘騎手のレース当日の年齢は53歳1力月20日で、桜花賞を勝てば、安藤勝己元騎手が2011年桜花賞で記録したクラシック競走での最年長優勝記録(51歳0力月14日)を更新する。



★Kingman産駒のエリザベスタワー 史上初、外国産馬の桜花賞制覇なるか



 今年のチューリップ賞は、メイケイエール(栗東・武英智厩舎)、エリザベスタワー(栗東・高野友和厩舎)がJRA重賞では2年ぶりの1着同着となった。過去10年の桜花賞を見ると、“チューリップ賞組”は5勝、2着7回と連対馬の過半数を占めているが、同レースの勝ち馬は2014年のハープスターを最後に、桜花賞で勝利を挙げていない。果たして、今年の勝ち馬2頭は7年ぶりに桜花賞制覇を遂げることができるかどうか。



 メイケイエールは昨年、産駒がデビューした新種牡馬のミッキーアイル産駒。新種牡馬の産駒は過去10年の桜花賞で4勝を挙げているが、メイケイエールは父にクラシックのタイトルを贈ることができるかどうか。なお、同産駒はミニーアイル(栗東・武幸四郎厩舎)も登録している。



 また、エリザベスタワーはKingman産駒の英国産馬で、外国産馬初の桜花賞制覇がかかる。同馬は阪神・芝1600メートル戦で2戦2勝という成績を残しているが、2007年のオークスローブデコルテ以来、史上2頭目の外国産馬によるクラシック制覇を成し遂げることができるかどうか。なお、外国産馬エリザベスタワーには前走に続き川田将雅騎手が騎乗する予定。



★姉シゲルピンクダイヤは2019年の桜花賞2着馬 フィリーズRを制したシゲルピンクルビー



 フィリーズRを制したシゲルピンクルビー(栗東・渡辺薫彦厩舎)は、父モーリス、母ムーンライトペイという血統で、2019年の桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤの妹にあたる。フィリーズRの勝ち馬が桜花賞を勝てば、2005年ラインクラフト以来、16年ぶり10頭目となるが、シゲルピンクルビーは2着に敗れた姉の雪辱を果たし、桜花賞を制すことができるかどうか。



 また、シゲルピンクルピーに騎乗予定の和田竜二騎手は、同馬の姉シゲルピンクダイヤの主戦騎手も務めており、2019年の桜花賞2着、秋華賞3着といった成績を残している。同騎手にはテイエムオペラオーで制した1999年皐月賞以来のクラシック制覇がかかるが、久しぶりにクラシック競走で勝利を挙げることができるかどうか。なお、Vなら、同馬を管理する渡辺薫彦調教師はJRA・GI初制覇となる。



★フィリーズR2着の熊本産馬ヨカヨカ 九州産馬初のクラシック制覇なるか



 フィリーズR2着のヨカヨカ(栗東・谷潔厩舎)は、熊本県・本田土寿氏の生産馬。同馬は新馬戦→フェニックス賞→ひまわり賞とデビューから3連勝を飾った後は重賞に出走を続け、ファンタジーS5着、阪神JF5着、フィリーズR2着という成績を残している。ヨカヨカ桜花賞を勝てば、九州産馬初のクラシック制覇となるが、歴史的な勝利を挙げることができるかどうか。同馬には幸英明騎手が騎乗予定。なお、北海道以外で生産された馬が桜花賞を勝てば、1971年のナスノカオリ(栃木県・那須野牧場生産)以来、50年ぶりとなる。



★“テン乗り”の馬で桜花賞2勝の池添謙一騎手 紅梅Sを制したソングラインに騎乗予定



 池添謙一騎手は、2002年にアローキャリー、2017年にレーヌミノル桜花賞を制しているが、2頭はいずれも“テン乗り”の馬だった。同騎手は今年の桜花賞で“テン乗り”のソングライン(美浦・林徹厩舎)に騎乗する予定だが、今回も勝利に導くことができるかどうか。なお、ソングラインは未勝利戦→紅梅Sをいずれも2着馬に3馬身差をつけて2連勝中。



 また、未勝利戦→フェアリーSを連勝したファインルージュ(美浦・木村哲也厩舎)には、福永祐一騎手が“テン乗り”で騎乗する予定。福永騎手が“テン乗り”の馬で桜花賞に参戦するのは 2010年エーシンリターンズ、2015年テンダリーヴォイスに続く3回目で、エーシンリターンズでは11番人気で3着と好走している。果たして、福永騎手は2005年ラインクラフト以来の桜花賞3勝目を挙げることができるかどうか。なお、ソングラインファインルージュはいずれもキズナの産駒で、Vなら、同産駒はJRA・GI初制覇となる。



★3戦目での桜花賞制覇狙うアールドヴィーヴル 昨年Vのデアリングタクトに続くか



 新馬戦1着→クイーンC2着のアールドヴィーヴル(栗東・今野貞一厩舎)には、デビュー3戦目での桜花賞制覇がかかる。2歳戦が実施されるようになった1946年以降、デビュー3戦目で桜花賞を制したのは1948年ハマカゼ、1980年ハギノトップレディ、2020年デアリングタクトの3頭だけで、アールドヴィーヴルが勝てば、3頭と並ぶ桜花賞最少キャリア優勝記録となる。同馬にはM.デムーロ騎手が騎乗する予定だが、デビュー3戦目で桜花賞のタイトルを手にすることができるかどうか。なお、アールドヴィーヴルは、3日にJRA通算2000勝を達成したキングカメハメハの産駒で、同産駒には2010年アパパネ、2015年レッツゴードンキに続く桜花賞3勝目がかかる。



 また、エリザベスタワー(栗東・高野友和厩舎)に騎乗予定の川田将雅騎手は、高松宮記念ダノンスマッシュ)→大阪杯レイパパレ)と2週連続でJRA・GIを制している。同騎手にはグレード制が導入された1984年以降で3人目(5回目)の3週連続JRA・G1制覇がかかるが、今週もGI制覇を遂げることができるかどうか。なお、エリザベスタワーを管理する高野友和調教師は、大阪杯勝ち馬レイパパレの管理調教師。同一“調教師&騎手”が2週連続でJRA・GIを勝てば、2017年にオークス→ダービーを連勝した“藤沢和雄調教師&C.ルメール騎手”以来、グレード制が導入された1984年以降で2組目となる。



ヨカヨカオパールムーンの2頭が登録 JRAブリーズアップセール取引馬初のクラシックVなるか



 桜花賞はフルゲート18頭で実施されるが、4月5日現在の出走馬決定順を見ると、16頭までは優先出走権獲得馬と収得賞金上位馬で決まっており、残る2頭の出走馬は収得員金1000万円のオパールムーン(栗東・昆貢厩舎)、ククナ(美浦・栗田徹厩舎)、ゴールドチャリス(栗東・武幸四郎厩舎)、ブルーバード(美浦・高橋祥泰厩舎)から抽選で決定する。果たして、「4分の2」の抽選を突破して、クラシックの舞台に立つのはどの馬だろうか。



 オパールムーンは、昨年のJRAブリーズアップセールにおいて1110万円(税抜)で取引された。今年の桜花賞登録馬では、ヨカヨカ(栗東・谷潔厩舎)も同セールにおいて1020万円(税抜)で取引されており、JRAブリーズアップセール取引馬初のクラシック勝ち馬が誕生するか注目される。



 また、オパールムーンには横山和生騎手が騎乗する予定。桜花賞では、同騎手の父、横山典弘騎手がメイケイエール(栗東・武英智厩舎)、弟・横山武史騎手がアカイトリノムスメ(美浦・国枝栄厩舎)に騎乗予定で、オパールムーンが抽選を突破すれば、横山親子3人揃ってのGI挑戦となる見込み。なお、親子騎手3人による同一JRA・GI騎乗となればグレード制が導入された1984年以降で初めてのこととなる。



桜花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★【桜花賞】レース展望

[もっと見る]

⇒もっと見る

ハープスターの関連コラム

閲覧 4,016ビュー コメント 0 ナイス 7


阪神ジュベナイルフィリーズからチューリップ賞、桜花賞と、すべて“阪神芝1600m”のコースで施行される、謎の牝馬クラシック路線。同コース施行であるがゆえに、それら3つのレースが密接な関係を持っていることは言うまでもないのだが、平均を出してみると、それぞれのレースが持つ特徴が少しずつ違うことも分かってくる。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞と桜花賞、過去10年勝ち馬のタイムをざっと比較してみよう。勝ち馬の前半1000mタイムと、ラスト600mのタイムを一覧にしてみた。ちなみにこれは“レース先頭馬の通過タイム”ではなく、“勝ち馬の通過タイム”である。

■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年
2006年 58.9-34.2 ウオッカ      桜花賞2着
2007年 58.6-35.2 トールポピー    桜花賞8着
2008年 60.4-34.8 ブエナビスタ    桜花賞1着
2009年 60.6-34.3 アパパネ      桜花賞1着
2010年 61.8-33.9 レーヴディソール  桜花賞不出走
2011年 60.8-34.1 ジョワドヴィーヴル 桜花賞6着
2012年 58.3-35.9 ローブティサージュ 桜花賞5着
2013年 59.8-34.1 レッドリヴェール  桜花賞2着
2014年 60.4-34.0 ショウナンアデラ  桜花賞不出走
2015年 58.7-35.8 メジャーエンブレム 桜花賞4着
2016年 59.2-34.8 ソウルスターリング 

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.2-33.5 ウオッカ      桜花賞2着
2008年 61.3-34.5 エアパスカル    桜花賞9着
2009年 61.8-34.7 ブエナビスタ    桜花賞1着
2010年 61.4-34.7 ショウリュウムーン 桜花賞4着
2011年 60.9-33.6 レーヴディソール  桜花賞不出走
2012年 61.5-34.0 ハナズゴール    桜花賞不出走
2013年 60.2-34.7 クロフネサプライズ 桜花賞4着
2014年 60.6-33.7 ハープスター    桜花賞1着
2015年 61.8-35.9 ココロノアイ    桜花賞10着
2016年 59.8-33.0 シンハライト    桜花賞2着
2017年 59.4-33.8 ソウルスターリング 

■桜花賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.1-33.6 ダイワスカーレット 
2008年 59.9-34.5 レジネッタ     
2009年 60.7-33.3 ブエナビスタ    
2010年 59.2-34.1 アパパネ      
2011年 59.6-34.3 マルセリーナ    
2012年 60.3-34.3 ジェンティルドンナ 
2013年 59.5-35.5 アユサン      
2014年 60.4-32.9 ハープスター    
2015年 62.5-33.5 レッツゴードンキ  
2016年 60.4-33.0 ジュエラー     

実際のところ、この一覧を見ただけではピンと来ないと思われるのだが、それぞれの平均を出してみると、少しずつ傾向が出始める。


■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 59秒8   ラスト600m34.6

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 61秒0   ラスト600m34.2

桜花賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 60秒3   ラスト600m33.9


要するに、阪神ジュベナイルフィリーズはハイペースから上がりの掛かるレースであり、チューリップ賞はスローペースから上がりの早いレース。これは“多頭数G1”と“少頭数トライアル”というレースの性質がそのまま出ているのだと思われる。

そして問題の桜花賞は、とにかく上がりが速いのが特徴。チューリップ賞より遥かに速いペースから、それでいてチューリップ賞よりさらに速い上がりが要求されるレース。「チューリップ賞の時計が速い年は桜花賞と連動する」と言われる理由は、ここではないかと思われる。


そう、桜花賞を勝つためには、それなりの時計的な裏付けが必要なのだ。具体的なラインとしては・・・

続きは、VIPクラブ会員登録でご覧頂けます。
※限定公開期間終了後は、一般会員の方もご覧頂けます。
続きを読む
登録済みの方はこちらからログイン

2016年8月26日(金) 18:40 みんなの競馬コラム
【新潟2歳ステークス】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,529ビュー コメント 0 ナイス 4

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
今週は新潟2歳ステークス。キャリアの少ない2歳戦、しかもクラシックに繋がるレースだけあり、血統派としては気合が入ります。

内枠から考察していきます。

●前走はフロックではない
チシャーキャットメイショウボーラー産駒で母母がCaerleon産駒だからメイショウボーラーの配合のキーを継続してCaerleon≒Storm Cat4・3×3となる。母父クロフネ、母系にRobertoも入りダート馬に出てもおかしくない(将来はダートで結果を残す可能性もある)血統だが、自身には先述したCaerleon≒Storm Catや、3代母MamalunaのRoyal Cherger≒Nasrullah4・4・4・4による柔らかさも発現しているようで芝結果を残しました。新馬戦は単勝万馬券だったが決してフロックではなく、ハイペースではあったが勝ち時計はダリア賞より0.7秒も速い。新潟2歳はこれくらい軽さのあるタイプの方が合うし、穴の筆頭はこの馬だとみています。

●素質は高いが新潟マイルでは?
モーヴサファイアは、ブラックスピネルの妹でクリソプレーズ(マリアライトリアファルクリソライトの母)によって急速に発展している3代母キャサリーンパー牝系。クリソプレーズ=アロンダイトのパワーは、エルコンドルパサーの影響も大きいですが、キャサリーンパーはNever bend×Ribotなので、パワーを伝える牝系。モーヴサファイアはShareef Dancer≒Chief’s Crown4×4だけでもなかなかの配合といえますが、母モルガナイトは、デインヒルの重要血脈、Danzig、Ribot、Tudor Minstrel、La Troiennneを持っているのでハービンジャー産駒の配合としてはかなりの好配合で、将来性は非常に高いとみています。ただ、まだまだ動きは緩いので平坦の新潟マイルの瞬発力勝負では厳しい気が。素質の高さでどこまで走ってくるかでしょう。内枠というのも圧倒的にマイナスです。

●新潟マイルだと詰めの甘さが出そう
イブキルーラーシップ産駒らしいストライドで走るので如何にも大箱向きの中距離馬で、大箱でもマイルで坂のない新潟では詰めの甘さが出るでしょう。

ラブリーデイのような馬
アピールバイオは、母ビクトリアスバイオがキングカメハメハ×ブライアンズタイムという配合で、Graustark6×4、Raise a NativeとNashuaもクロスするからパワー型でラブリーデイに似たピッチ走法で走る。キンカメにRobertoという点でもラブリーデイと同じ。だからベストは内回りの中距離だと思うが、スローになれば脚質は違えどハープスターシンメイフジのようなピッチ走法の加速力が活きるレースではあるから好走しても驚けません。

オメガヴェンデッタのようなタイプ
サンライズソアは、エピファネイアユールシンギングらが出たシンボリクリスエス×スペシャルウィークで、母母がビハインドザマスクだから叔父にオメガヴェンデッタマスクトヒーローがいる血統。ビハインドザマスクの母ヴァインゴールドはMr.Prospector×Bold Reason×ヒッティングアウェーだから米血パワーが豊富。サンライズソアの面白いところは、ビハインドザマスクスペシャルウィークシンボリクリスエスと名牝La Troiennneの血を多く配されているところで、パワーに寄っている走法からもやはり同牝系のオメガヴェンデッタと同じような1400型の馬になっていくのでしょう。このメンバーでは素質上位だから好走しても驚けないが、追って味のある馬ではないので重賞の外回りのマイルで積極的に買いたいかというと違う。

●器用さと奥深さがある
ヴゼットジョリーベルルミエールの妹でローエングリン×サンデーサイレンス、母系にSaumarezを持つからHalo≒Red God4×3・6で、「ストライド走法ではないけれど、柔らかみのある走り」には、ロゴタイプサトノダイヤモンドのようなHaloらしさを感じます。血統表の1/4に当たる母母フェンジーは、Saumarez×LyphardというNasrullahとHyperionとFair Trialをクロスしてある重厚な血で、奥があるのも魅力。Haloらしく何でも出来るタイプだろうから、桜花賞でバッキューンと弾けるかどうかはともかく、2歳のこの時期の重賞ならば競馬の巧さで好走しそうです。

●ディープ×Storm Catのニックスだが…
キャスパリーグは、ディープインパクト×Storm Catのニックスで、Nijinskyを持つのはサトノアラジンラキシスらと同じ。1/4にあたる母母Que BelleがPokerやSpectacular Bidを持つから全体でSir Gaylord≒Secretariat≒Poker≒Bold Bidderとナスキロが豊富だし、Promised Landのクロスもあるから柔らかい体質を持ちます。ただ、兄リアルキングと同じように、Que BelleはStriking≒Blue Eyed Momo5×5というパワーに秀でたニアリークロスも持つからストライド走法には出ないよう。キャスパリーグもこの走法で外回りマイルのGIで弾けきるにはハープスターほどの抜けた運動神経を持っていなければ難しいですが、新潟2歳なら好走しておかしくないはずです。

●加速力≒ギアチェンジ勝負なら
オーバースペックの父プリサイスエンドは母母がSecretariat≒Bold Bidder2×3(Bold RulerとPrincequillo)、さらに母系にCount Fleetを持ち、Mr.Prospector系の中でもアドマイヤムーンスイープトウショウラインクラフトなど芝の一流馬を多く輩出したエンドスウィープの仔ということもあり、プラチナティアラ(函館2歳S2着)やセレスロンディーシンザン記念3着)など同世代相手であれば芝の重賞で勝ち負けする馬を出せる種牡馬ではあります。母父キャプテンスティーヴはBold Ruler5×4ですし、追込みで結果を残していますが、小回り福島での未勝利戦の加速などは、ストライド走法のそれではなく、Bold Ruler的なものだと解釈することはできないでしょうか。新潟2歳はスローの瞬発力勝負というよりは、加速力≒ギアチェンジ勝負になることが多いですから、この馬にはもって来いだと思います。

●内1400m→外1600m替わりは歓迎
マイネルバールマンは、Nijinskyが出た牝系で、Nijinsky≒Midsummer Magic5×3、Nijinsky≒Midsummer Magic+ナスキロという点では、Caerleon≒プレイリースカイ4×2ともいっても良い配合で、それらしいストライドで走るので前走の新潟内1400mよりは、今回の新潟外マイル向き。前走は適性の差と流れで負けただけで、外回りでやればリンクスゼロを差し切っていたと思います。今年の岡田繁幸氏系なら断然この馬でしょう。


【まとめ】
・人気どころで推したいのは、キャスパリーグヴゼットジョリー
・人気ほど信頼が置けないのは、モーヴサファイアサンライズソア
・人気薄で注目したいのは、チシャーキャットマイネルバールマン
アピールバイオオーバースペックは可も不可もない
6枠2頭(キャスパリーグヴゼットジョリー)から、チシャーキャットマイネルバールマンへのワイドや、枠連の6枠流しで買ってみたいです。

---------


【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle

金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/


執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

------------------------------------------------
あなたも「みんなの競馬コラム」コーナーでコラムニストデビューしてみませんか!
>>応募方法など詳しくはこちら<<
------------------------------------------------

[もっと見る]

2015年2月16日(月) 12:19 凄馬プロジェクトチーム
『凄馬出馬表&馬券検討』2月14日~15日の結果(クイーンカップGIII・京都記念GII)
閲覧 777ビュー コメント 0 ナイス 3

2月14日(土)に行われました東京11Rの「クイーンカップ GIII」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。

1着:総合ポイント【1位】△キャットコイン(4.4倍)
2着:総合ポイント【4位】ミッキークイーン(8.5倍)
3着:総合ポイント【5位】○ロカ(3.2倍)



第1グループ・総合ポイント1位の△キャットコインが1着、第3グループ・総合ポイント4位のミッキークイーンが2着、第3グループ・総合ポイント5位のロカが3着という結果でした。

馬券は総合ポイント1位・キャットコインの抱える不安要素を考慮して人気妙味のある◎スマートプラネットからの勝負でしたので的中とはなりませんでした。堅い決着となりましたが、凄馬出馬表でも順位1位→4位→5位と上位勢で決まっており、捻ったのが裏目に出てしまいました(>_<)

【3複フォーメーション】

◎○▲☆=◎○▲☆=印馬
1,3,5,11=1,3,5,11=1,3,4,5,6,11,15(22点)

【馬連ボックス】

◎,○,▲,☆
1,3,5,11(6点)

計28点


続いて2月15日(日)に行われました京都11Rの「京都記念 GII」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。

1着:総合ポイント【2位】○ラブリーデイ(8.5倍)
2着:総合ポイント【7位】▲スズカデヴィアス(16.1倍)
3着:総合ポイント【3位】キズナ(2.3倍)



第2グループ・総合ポイント2位の○ラブリーデイが1着、第4グループ・総合ポイント7位の▲スズカデヴィアスが2着、第2グループ・総合ポイント3位のキズナが3着という結果でした。

馬券は◎ハープスターラブリーデイでの勝負でしたので的中とはなりませんでした。○ラブリーデイは総合ポイント2位と高評価でしたのでなんとか的中したかったですが、ハープスターが来なくてはどうにもなりません。京都の馬場状態も加味して抜擢した▲スズカデヴィアスも頑張ってくれたんですが、、、。

【馬連】
6-8

【馬単】
8→6

【3連単】
8

6

4,7,9

8

4,7,9

6

計8点

今週も週末重賞の凄馬出馬表を開催当日14時に公開致します。宜しくお願い致します!

[もっと見る]

2015年2月15日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第75回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~京都記念 GII
閲覧 431ビュー コメント 0 ナイス 2

みなさんこんにちは!

本日は京都11R「京都記念 GII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。




第1グループ(橙)は、ハープスター
第2グループ(黄)は、ラブリーデイ
第3グループ(薄黄)はキズナレッドデイヴィスの2頭。(←訂正)

世間的にもそうですが、凄馬出馬表でも人気2頭は強力なようです。但し、ラブリーデイの方が2番手という点がポイントになりそうです。

馬券は配当妙味も考えて絞って構築したいと思います。◎本命には指数トップのハープスター、対抗○にはラブリーデイ、▲には展開的に残り目もありそうなスズカデヴィアス、乗り代わりで新味が出そうな△トウシンモンステラを加えて勝負します。

【馬連】
6-8

【馬単】
8→6

【3連単】
8

6

4,7,9

8

4,7,9

6

計8点

[もっと見る]

2014年12月10日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第301話阪神JF(謎解き編)
閲覧 626ビュー コメント 0 ナイス 3

第301話 「阪神JF


09年 35.1-24.5-35.3 =1.34.9 ▼ 5▼7△13 瞬発戦
10年 35.8-25.4-34.5 =1.35.7 ▼10▼5△ 4 瞬発戦
11年 35.8-24.4-34.7 =1.34.9 ▼ 5▼7△10 瞬発戦
12年 34.1-23.7-36.4 =1.34.2 △ 3▼7△ 8 瞬発戦
13年 34.2-24.2-35.5 =1.33.9 ▼ 4▼1△ 6 平坦戦

昨年のみ平坦戦となりましたが基本的には瞬発戦になりやすいレース。
阪神外マイル戦でどの馬が瞬発力があるのか?というレースだと思われます。
10年&11年はテン緩い後傾ラップになっていますが基本的にはテンの方が速い前傾ラップになりやすいレース。
2歳牝馬レースで前走1500m以下の距離延長組の方が比較的出走頭数が多いというのが主な要因でしょう(距離短縮組は過去5年で5頭しか出走していません)
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
アパパネ      【瞬2平0消0】▼ 8▼7△12 ▼14▼ 4▼1
レーヴディソール  【瞬2平0消0】▼ 5△1▼ 1 ▼ 7▼ 6▼1 
ジョワドヴィーヴル 【瞬1平0消0】▼ 6▼5▼ 6
ローブティサージュ 【瞬1平1消0】△ 6▼3△ 1 ▼ 4▼ 6▼4
レッドリヴェール  【瞬1平1消0】△ 2△3▼ 3 ▼12▼13△7
2着馬
アニメイトバイオ  【瞬0平2消1】▼ 3▼4△11 ▼ 3▼ 4△5 ±0△1△2
ホエールキャプチャ 【瞬2平1消0】▼ 4▼4△ 5 △ 1▼ 5△2 △7▼6△5
アイムユアーズ   【瞬1平2消0】± 0▼2△ 4 △ 7▼ 1△3 △5▼5△2
クロフネサプライズ 【瞬1平0消1】▼ 2▼7△ 5 △ 5△ 1△4
ハープスター    【瞬2平0消0】▼13▼6△15 ▼10△ 4△1

(勝ち馬の名前からブエナビスタが消えたか、時が経つのは早いなと)
アニメイトバイオ以外の連対馬には瞬発戦実績がありました。
アイムユアーズ以外の連対馬には連続加速実績がありました。
どちらもほぼ必須条件かと思われます。
▼10以上の加速実績があった馬はあまり多くない印象で高いギアチェンジ能力はそれほど必要ではないということかと思われます。
あまりスローにならないのが要因かも?

このレースはとにかく上り重視、差し脚重視です。

【前走脚質別成績】
逃げ 0-1-0- 7 勝率 0.0% 連対率12.5% 複勝率12.5%
先行 1-0-2-22 勝率 4.0% 連対率 4.0% 複勝率12.0%
差し 4-1-3-31 勝率10.3% 連対率12.8% 複勝率20.5%
追込 0-3-0-15 勝率 0.0% 連対率16.7% 複勝率16.7%

【前走上り順位別成績】
上り2位以内 5-4-4-33 勝率10.9% 連対率19.6% 複勝率28.3%
上り3位以下 0-1-1-41 勝率 0.0% 連対率 2.3% 複勝率 4.7%

前走の上り順位はかなり偏りのある傾向です。
3位以下で馬券になったのは過去のこのレースで最も上がりの掛かった12年の2着馬クロフネサプライズと過去のこのレースで最も緩い流れだった10年の3着馬ライステラスの2頭だけとなっています。
脚質的には前走差しが圧倒的ですが追い込み馬は2着までというのが要注意。
分かりやすい例で言えば昨年のハープスターでしょうか。
圧倒的人気に支持されながらハナ差2着という結果でした。
差し馬有利だが後ろすぎても駄目ということでしょう。
(前走4角6~9番手ぐらいがベスポジぐらいか)

今年の登録馬を見ると該当するような馬があまり見当たりません。
デイリー杯の開催時期が変更となった影響か?出走メンバーのレベルか?
上記の条件をクリアしたのは
レッツゴードンキロカ
の2頭のみとなっています。
次点ではコートシャルマンダノングラシアスの2頭。

この4頭で決まれば人気サイドの決着となるでしょうがロカ以外の3頭は今回乗り替わりとなっていてロカは1勝馬で出走出来るかどうか。
1番人気が予想されるレッツゴードンキが軸としては固そうですがなんとなく足りない印象(>個人的感想で本当になんとなくです。なんとなくの正体は非社台なのかも?)
コートシャルマンはハーツ産駒で上り掛かって持続力が問われる展開になった方がベターでしょう。
イチオシは抽選突破出来ればロカ
ハービンジャー産駒ですが他のハービンジャー産駒とはちょっと違う印象の馬。
ドスローではありましたが上り33.2秒で突き抜けて圧勝というのはハービンジャー産駒らしからぬレースでこれはディープの姪という血統が成せる技なのかも。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ロカコートシャルマンレッツゴードンキ
本音を言えばPOG馬コートシャルマンに勝ってほしい(笑)


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

[もっと見る]

2014年12月3日(水) 15:00 【ウマニティ】
先週の回顧~伊吹雅也プロが100万超えの特大ホームラン!週末回収率1515%をマーク!
閲覧 659ビュー コメント 0 ナイス 6

先週は30(日)に東京競馬場でG1ジャパンカップが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
  
GIジャパンカップジェンティルドンナが3.6倍で1番人気、2番人気がハープスターで4.1倍、3番人気ジャスタウェイ6.7倍、4番人気エピファネイア8.9倍、5番人気イスラボニータ9.5倍とここまでが10倍を切って上位人気を形成しました。
 
10万人を超える大観衆が見つめる中、各馬順調にゲートイン完了。スタートが切られると外からサトノシュレンが先手を取ってタマモベストプレイアンコイルドエピファネイアがこれに続いていって第1コーナーへ入っていきます。先頭はサトノシュレンでリードは2馬身、2番手にタマモナイスプレイ、その内にエピファネイア、続いてアンコイルドトーセンジョーダントレーディングレザージェンティルドンナと先行集団を形成。そこから1馬身程離れてイスラボニータジャスタウェイディサイファワンアンドオンリーアイヴァンホウハープスターフェノーメノと中団グループ。4馬身程後方にヒットザターゲットスピルバーグアップウィズザバーズと続き、最後方にデニムアンドルビー
 
先頭を行くサトノシュレンの1000m通過は59秒6(参考)。各馬脚を溜めながらホームストレッチから第3コーナーへ。3コーナーを過ぎると中団、後方グループの各馬が押していって徐々にペースアップ。直線コースへ差し掛かります。
 
直線に入ると先頭を行くサトノシュレンはここで一杯、タマモベストプレイが先頭に変わり、リード1馬身。外からアンコイルドも必死に食らいつきますが、内から馬なりの手応えでエピファネイアタマモベストプレイに並びかけると、鞍上スミヨンのGOサインで一気に突き放して先頭に躍り出ます。抜け出したエピファネイアを目掛けて内からはジェンティルドンナ、中からイスラボニータジャスタウェイも脚を伸ばしてきます。残り200mを通過。先頭を行くエピファネイアのリードは5馬身、離れた2番手にジャスタウェイ、内からはジェンティルドンナスピルバーグ、大外からはハープスターと各馬脚を伸ばしてきますが、先頭を行くエピファネイアとの差は縮まりません。100mを通過しても大勢変わらず、結局エピファネイアがリードを保ったまま4馬身差の大楽勝!他馬を寄せ付けない圧巻の内容でジャパンカップを制しました!勝ちタイムは2分23秒1。2着にはジャスタウェイ、そこから半馬身差の3着にスピルバーグが入っています。
 
公認プロ予想家の中では霧プロ夢月プロ山崎エリカプロはははふほほほプロスガダイプロサウスプロ導師嵐山プロ河内一秀プロが的中しています。
 
☆☆☆注目プロ →伊吹雅也プロ
29(土)東京10Rで『前走で出走メンバー中上位の上がり3ハロンタイムをマークしていた馬が人気を裏切りがち』という傾向から◎マイネオーラム(単勝18.1倍)を抜擢!◎×▲の印で3連複2189倍を500円的中!109万4600円の特大ホームランとなりました!続く30(日)京都12R京阪杯G3でも単勝5人気◎アンバルブライベンから3連複294倍を400円的中させ、11万7600円を払い戻しました!週末トータル回収率1515%、収支プラス113万2200円を達成!大爆発の週となりました!
 
☆☆☆注目プロ →サウスプロ
30(日)京都10Rで単勝27.4倍◎アーバンレジェンドからの馬連4点勝負!2着に単勝70.2倍のチェスナットバロンが突っ込み、馬連637倍を2500円的中!159万2500円のビッグヒットとなりました!週末トータル回収率349%、収支プラス116万8300円をマークしています!
 
☆☆☆注目プロ →霧プロ
勝負レースに指定した30(日)東京11RジャパンカップG1で『前走はレースの4分の3ほど掛かって勝ち馬と0.2秒差。前走時よりもソフトな仕上げを施されており、欧州の名手スミヨンへの乗り替わりも魅力的』と評した◎エピファネイアからの単勝、馬連、3連複を仕留め、9万4710円を払い戻しました!同日の京都9Rでも中穴◎アスカビレンから単勝25.5倍、馬連164倍、ワイド35.4倍、19.7倍、3連複292.4倍を仕留めるパーフェクト予想を披露。11万2080円の高額払い戻しとなりました!週末トータル的中率34%、回収率173%、収支プラス15万8150円を達成しました!
 
☆☆☆注目プロ →夢月プロ
29(土)東京11Rで◎フレイムヘイローの単勝27.7倍を1万円的中させ、27万7000円の的中!!30(日)東京11Rジャパンカップでは『前走は休み明けでテンションが上がりスタートがスムーズにいかず道中もかかっていてスタミナを浪費した。元々スタミナは豊富で距離延長は良く、折り合いさえつけばかなりパフォーマンスを上げてくる可能性が高い。』と評した◎エピファネイアの単勝を的中!この他のレースでもコンスタントに的中を重ね、週末的中率29%、回収率172%、収支プラス34万1000円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →ろいすプロ
30(日)京都3Rで『力の要る馬場状態で合いそう。一押しあれば馬券圏内も可能な力はある』と評価した単勝63倍の大穴フォルサからの3連複1527倍、ワイド212倍を的中させ、17万3980を払い戻しました!週末トータル回収率280%、収支プラス12万5330円を記録しています。
 
この他にも凄馬勝子プロ(229%)、億の馬券術事務局プロ(174%)、山崎エリカプロ(172%)、3連複プリンセスプロ(130%)、河内一秀プロ(118%)、蒼馬久一郎プロ(111%)、dream1002プロ(100%)が週末トータル回収率100%超えの活躍を見せています。

※全レースの結果速報はこちら
  
今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家の予想にご注目下さい。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ハープスターの口コミ


口コミ一覧
閲覧 106ビュー コメント 0 ナイス 14

明日の東京6Rの1勝クラスに

ライラスター

が出走します。

父がロードカナロア
母がハープスター

です。


前走の未勝利戦は、2番手追走から
直線で抜け出し、見事1着でした。
前走でようやく勝ちあがりました。
番手から抜け出しての勝利でしたが
ハープスターのイメージが強すぎで
ピンときませんでしたが、現状はこの形が良いのかもしれません。
今回は、横山武史騎手に乗り替わりますが
どんなポジション取りをするのか注目ですね。
ここを勝ち上がって秋に備えて欲しいですね。


まずは、怪我なく無事にゴールしてほしいですね。

 ちびざる 2021年9月11日() 23:45
【POG】ライラスターが出走します。
閲覧 346ビュー コメント 4 ナイス 19


明日の中山5Rの新馬戦に

ライラスター

が出走します。

父がロードカナロア
母がハープスター

です。


気性難を危惧されていて
デビューがもう少し遅くなるかと思いましたが
意外と早いデビューになりました。
中間の調教の動きも悪くなかったと思います。
鞍上が川田騎手を確保出来たのは大きいですね。
その川田騎手がどの位置でレースをするのか注目したいですね。
いつものようにスタート出していって好位から競馬するのか
ハープスターのように後方から競馬をするのか。
開幕週の中山だけに後ろからだと差し切れない気がするので
ある程度、前目で競馬をしてほしいですね。



まずは、怪我なく無事にゴールしてほしいですね。

[もっと見る]

 ビター ティー 2021年4月9日(金) 20:52
今年の桜花賞は、奇跡が起きるか? 想定外の結末になるのか?
閲覧 407ビュー コメント 0 ナイス 9

 今週は牝馬クラシック第1弾「桜花賞」が行われます。
昨年は無敗三冠牝馬が誕生し、また先週は、影(鹿毛)の無敗牝馬が6連勝でG1を制するなど、何かと牝馬が話題になりました。
昨年の『桜花賞』発送時には、まだ『三冠』が意識されることはなかっただろうと思います。しかし、デアリングタクトやレイパパレの活躍もあり、無敗のソダシが出走するということで、2年連続で『三冠牝馬(無敗三冠牝馬)』が誕生するか、に関心が向けられている今年のクラシック第1戦『桜花賞』です。

そこで、今回はソダシとデアリングタクト、レイパパレの徹底比較を行ってから、次に『阪神JF』との関係に焦点を当てながら出走馬に関する10年間のデータを分析して予想を進めたいと思います。

【ソダシとデアリングタクト、レイパパレの比較】
① 新馬戦の成績
ソダシ      函館1800m 1分50秒4(35.3) 先行 着差0.4 2着馬ギャランドウォリ 2歳新馬2歳4カ月
デアリングタクト 京都1600m 1分37秒7(34.8) 先行 着差0.3 2着馬ノーセキュリティ 2歳新馬2歳7カ月
レイパパレ    京都1600m 1分37秒5(35.6) 先行 着差0.3 2着馬ホワイトロッジ  3歳新馬2歳11カ月

② 新馬戦のレース展開(ラップタイム)
ソダシ      37.5 → 35.3  -2.2秒(後傾ラップ)  1800m平均ラップ12.26秒(36.80)
デアリングタクト 36.8 → 35.2  -1.6秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ12.21秒(36.63)
レイパパレ    35.8 → 35.8  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ12.18秒(36.56)


③ 阪神JFの成績
ソダシ      1着     1分33秒1(34.2)  好位 着差0.0 2着馬サトノレイナス
デアリングタクト 不出走
レイパパレ    不出走

④ 芝1600mの最高タイム(桜花賞前まで)
ソダシ      阪神 G1  1分33秒1(34.2) 好位 着差0.0 2着馬サトノレイナス
デアリングタクト 京都 OP(L) 1分33秒6(34.0) 後方 着差0.7 2着馬ライティア
レイパパレ    阪神1勝クラス 1分33秒9(34.6) 後方 着差0.2 2着馬オーマイダーリン

⑤ 芝1600mの最高タイム(桜花賞前まで)レースの展開(ラップタイム)
ソダシ G1   34.9 → 34.4  -0.5秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ11.63秒(34.91)
    新馬戦  37.5 → 35.3  -2.2秒(後傾ラップ)  1800m平均ラップ12.26秒(36.80)
デアリングタクト 34.7 → 35.1  +0.4秒(前傾ラップ)  1600m平均ラップ11.70秒(35.10)
    新馬戦  36.8 → 35.2  -1.6秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ12.21秒(36.63)
レイパパレ1勝  35.1 → 35.1  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ11.73秒(35.21)
    新馬戦  35.8 → 35.8  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ12.18秒(36.56)


①~⑤の視点で比較してみましたが、ソダシはデアリングタクトとレイパパレに遜色がないように思います。

レースの格の違いがあって単純に比較できませんが、デアリングタクトはOPでの持ちタイムであり、レイパパレは1勝クラスでのもの、ソダシはG1ということもあり、むしろソダシの方が1600mでの持ちタイムが上回っているなど優れているように感じられます。また、3頭の中で唯一の2歳牝馬チャンピオンのタイトルを手に入れているのも事実です。

しかし、『阪神JF』が『桜花賞』で勝つための必要条件になっているわけでないことも、然りです。そもそも、2歳牝馬のタイトルを狙う馬たちはどんなタイプなのかを押さえておくことも大切なのかもしれません。

タイプその1 早熟で2歳時ならG1でも勝ち負けできるタイプ
タイプその2 目イチに仕上げさえすれば勝てる能力を持ち、目標を定めて必勝を期すタイプ
タイプその3 能力があり、まだまだ成長する余地を残している晩成タイプ(現状の力を試したい馬)
タイプその4 かなりの能力を秘めていて成長途上でも余力で勝ち負けできる大物タイプ

 4戦目で『阪神JF』勝ちを収めたソダシはどのタイプなのでしょう。過去10年間のデータからソダシのタイプとその勝敗の行方を推測しながら予想したいと思います。


【過去10年間の上位入賞(1~3着)馬と『阪神JF』との関係について】

2020年
1着 デアリングタクト  新馬戦① 阪神JF不出走 エルフィンS 1着→ 当該レース ※桜花賞は3戦目
2着 レシステンシア   新馬戦① 阪神JF 1着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
 3着 スマイルカナ    新馬戦① 阪神JF不出走 チューリップ賞7着→ 当該レース ※桜花賞は6戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-1-0-0 レシステンシア
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-2
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~ →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-1-1 スマイルカナ
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-10 デアリングタクト
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-1 リアアメリア⑥→⑩

2019年
1着 グランアレグリア  新馬戦① 阪神JFなし 朝日FS   3着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 シゲルピンクダイヤ 新馬戦③ 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 クロノジェネシス  新馬戦① 阪神JF2着 クイーンC  1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1 
  〃  2着 →    〃    0-0-1-0 クロノジェネシス
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-1 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~ →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-0-1 シゲルピンクダイヤ
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-10 グランアレグリア
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0



2018年
1着 アーモンドアイ   新馬戦② 阪神JFなし シンザン記念 1着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 ラッキーライラック 新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
 3着 リリーノーブル   新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-1-0-0 ラッキーライラック
  〃  2着 →    〃    0-0-1-0 リリーノーブル
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-11 アーモンドアイ
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2017年
1着 レーヌミノル    新馬戦① 阪神JF3着 Fレビュー  2着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
2着 リスグラシュー   新馬戦② 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
3着 ソウルスターリング 新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-1-0 ソウルスターリング
  〃  2着 →    〃    0-1-0-0 リスグラシュー
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(1-0-0-0)レーヌミノル
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-3
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-8
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2016年
1着 ジュエラー     新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 シンハライト    新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞1着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 アットザシーサイド 新馬戦① 阪神JF5着 Fレビュー  2着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは4戦目
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは5戦目
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-1-0)アットザシーサイド
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-2 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは4戦目
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-3)
  〃 不出走 → チューリップ賞 1-1-0-2 ジュエラー、シンハライト
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-6
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2015年
1着 レッゴードンキ  新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
2着 クルミナル    新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞11着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 コンテッサトゥーレ新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞6着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    1-0-0-0 レッツゴードンキ
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-1-1 クルミナル、コンテッサトゥーレ
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-9
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2014年
1着 ハープスター   新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
2着 レッドリヴェール 新馬戦① 阪神JF1着 3連勝で直行   → 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 ヌーヴォレコルト 新馬戦④ 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    1-0-0-0 ハープスター
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-1-2 ヌーヴォレコルト
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-7
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-1-0-1 レッドリヴェール①→②、モズハツコイ⑧→⑭


2013年
1着 アユサン     新馬戦① 阪神JF7着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
2着 レッドオーヴァル 新馬戦② 阪神JFなし チューリップ賞7着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
3着 プリンセスジャック新馬戦① 阪神JF6着 チューリップ賞8着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃  2着 →    〃    0-0-0-1
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    1-0-1-0 アユサン、プリンセスジャック ※(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-3)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-0-1 レッドオーヴァル
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-7
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2012年
1着 ジェンティルドンナ 新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞4着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
2着 ヴィルシーナ    新馬戦① 阪神JFなし クイーンC  1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
3着 アイムユアーズ   新馬戦③ 阪神JF2着 Fレビュー  1着→ 当該レース ※阪神JFは5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-1-0)アイムユアーズ
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-1 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-4)
  〃 不出走 → チューリップ賞 1-0-0-0 ジェンティルドンナ
  〃 不出走 →    〃 以外 0-1-0-6 ヴィルシーナ
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2011年
1着 マルセリーナ    新馬戦① 阪神JFなし エルフィンS1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
2着 ホエールキャプチャ 新馬戦② 阪神JF2着 クイーンC 1着→ 当該レース ※阪神JFは5戦目
3着 トレンドハンター  新馬戦② 阪神JFなし フラワーC 1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-1-0-0)
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-1-10
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-1 マルモセーラ⑫→⑰

 以上、10年間の『桜花賞』について、『阪神JF』と関連付けながらデータをまとめてみると



阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-2-1-3 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃  2着 →    〃    2-1-2-1 ※チューリップ賞以外(0-1-1-1)
  〃  3着 →    〃    0-0-0-4 ※チューリップ賞以外(1-0-0-4)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-3 ※チューリップ賞以外(0-0-1-7)
  〃 6~9着 →    〃    1-0-1-3 ※チューリップ賞以外(0-0-0-9)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-14)
  〃 不出走 → チューリップ賞 2-4-3-13
  〃 不出走 →    〃 以外 4-1-1-84
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-1-0-3

【阪神JFから桜花賞に直行した馬の成績】
2020年 リアアメリア   6着→桜花賞10着 4戦目
2014年 レッドリヴェール 1着→桜花賞2着 4戦目
2014年 モズハツコイ   8着→桜花賞14着 8戦目
2011年 マルモセーラ   12着→桜花賞17着 5戦目

 【阪神JF経験の有無と前走別の成績】
パターン1 阪神JFからチューリップ賞
      3-3-4-14 1着レッツゴードンキ、ハープスター、アユサン
             2着レシステンシア、ラッキーライラック、リスグラシュー
             3着リリーノーブル、ソウルスターリング、プリンセスジャック、アイムユアーズ
パターン2 阪神JFからチューリップ賞以外のレース
      1-1-2-36 1着レーヌミノル、
             2着ホエールキャプチャ
             3着クロノジェネシス、アットザシーサイド
パターン3 阪神JFから桜花賞に直行
      0-1-0-3 1着(該当馬なし)
             2着レッドリヴェール
             3着(該当馬なし)
パターン4 阪神JF経験なしでチューリップ賞経由
      2-4-3-13 1着ジュエラー、ジェンティルドンナ
             2着シゲルピンクダイヤ、シンハライト、クルミナル、レッドオーヴァル
             3着スマイルカナ、コンテッサトゥーレ、ヌーヴォレコルト
パターン5 阪神JF経験なしでチューリップ賞以外のレース
      4-1-1-84 1着デアリングタクト、グランアレグリア、アーモンドアイ、マルセリーナ
             2着ヴィルシーナ
             3着マルセリーナ

過去10年間のデータの範囲で分析すると、桜花賞で優勝する可能性が高くなる必要条件がいくつか見えてきます。

【阪神JFを経験したなら桜花賞に直行よりも、1戦使った方がベター】
①阪神JF後に1戦以上使った場合 4-4-6-50 勝率 6.3% 連対率12.5% 複勝率21.9%
②阪神JFから桜花賞直行の場合   0-1-0-3 勝率 0.0% 連対率25.0% 複勝率25.0%

直行した方が確率は高いように思われますが、前走をチューリップ賞に限れば、
③阪神JFからチューリップ賞経由   3-3-4-14 勝率12.5% 連対率25.0% 複勝率41.7% 

チューリップ賞以外のレースを使った場合は2戦以上の馬も含まれるので、確率が極端に低くなります。
④阪神JFから他のレースを経由   1-1-2-36 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率10.0%

【阪神JFに出走していない場合もチューリップ賞を経由した方がベター】
⑤阪神JF以外からチューリップ賞経由2-4-3-13 勝率 9.1% 連対率28.6% 複勝率42.9%

チューリップ賞を経由した場合の③と⑤を合わせた確率でみると10年間で5勝となり、チューリップ賞を経由した出走馬を吟味することがキーポイントになると考えます

⑥チューリップ賞を経由した場合③+⑤5-7-7-27 勝率10.9% 連対率26.1% 複勝率41.3%

チューリップ賞経由の成績について視点を変えて(10年間の着順別の頭数で)みると
  1着 5頭(50%)   2着 7頭(70%)   3着 7頭(70%)


【阪神JFに出走せず、チューリップ賞にも出走していない場合】
出走したレース数から潜在能力の大きさを推測し、有力馬を見分けることが2番目のキーポイントになると考えます。

⑦チューリップ賞を経由しない場合  5-3-3-120 勝率 3.9% 連対率 6.1% 複勝率 8.4%

勝利数の5を除き、かなり低い確率に感じられます。これを阪神JFの出走の有無で分けてみると
(1)阪神JFに出走経験あり     1-1-2-36 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率10.0%
(2)阪神JFに出走経験なし     4-1-1-84 勝率 4.4% 連対率 5.6% 複勝率 6.7%
  
 これだけをみると、阪神JFに出走せず、チューリップ賞にも出走していない場合は複勝率が1番低く感じます。ところが、勝利した4頭を挙げてみると

2020年 デアリングタクト ※桜花賞は3戦目
2019年 グランアレグリア ※桜花賞は4戦目
2018年 アーモンドアイ  ※桜花賞は4戦目
2011年 マルセリーナ   ※桜花賞は5戦目

 桜花賞までに出走したレース数が3戦または4戦と少ない馬に歴史的名牝が並んでいます。5戦目で優勝したマルセリーナはむしろ例外で、阪神JFとチューリップ賞のどちらにも出走していない、桜花賞が3戦目から4戦目の未来の歴史的名牝を見つけられれば・・・と思います。

 さて、これまでの分析からソダシの本命度を推測すると、4連勝で、桜花賞が5戦目になるということで、この観点から推測すると「歴史的名牝」になれるか微妙なレース経験数という見立てになります。

 『阪神JF』までに3戦していることも少々懸念されます。前述した阪神JF出走馬のタイプでは

タイプその1 早熟で2歳時ならG1でも勝ち負けできるタイプ
タイプその2 目イチに仕上げさえすれば勝てる能力を持ち、目標を定めて必勝を期すタイプ
タイプその3 能力があり、まだまだ成長する余地を残している晩成タイプ(現状の力を試したい馬)
タイプその4 かなりの能力を秘めていて成長途上でも余力で勝ち負けできる大物タイプ

 「タイプその1」か「タイプその2」に当てはまるのではないかと思います。無敗であることから「タイプその4」の可能性も捨てきれないのですが、『阪神JF』から桜花賞に直行というのも、過去10年間のデータから複勝率25%で、2014年のレッドリヴェールが阪神JF1着から2着したのが最上位で、この記録を上回ることが果たしてできるのか。ちなみに、レッドリヴェールは3戦目での挑戦でした。

 次いで、2017年のソウルスターリングが4戦無敗で参戦し、3着でした。この時はチューリップ賞1着からの出走でした。5戦目というのはソダシと同じですね。

ソウルスターリング 新馬戦① アイビーS OP1着→阪神JF1着→チューリップ賞1着 4戦無敗で3着

 もし、ソダシが1着になれば『阪神JS』と『桜花賞』の両G1を制することになります。過去10年間で、この2つのレースを勝ち抜いた例はありませんでした。そこで、2010年~2000年まで遡ってみると

2010年アパパネ     新馬戦③ 阪神JF1着 チューリップ賞2着→桜花賞1着 3-1-1-0
2009年ブエナビスタ   新馬戦③ 阪神JF1着 チューリップ賞1着→桜花賞1着 3-0-1-0
※2007年ウォッカ     新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→桜花賞2着 4-1-0-0
2001年テイエムオーシャン新馬戦① 阪神3牝S1着 チューリップ賞1着→桜花賞1着 4-0-1-0

 以上3頭の例が見つかりました。この3頭に遜色のないウォッカも参考として示しました。この期間(10年間)の該当馬も歴史的名牝ばかりです。いずれもチューリップ賞を経由している点はソダシと異なります。

 また、2つのG1を制した無敗牝馬は1頭もいませんでした。ただし、ブエナビスタ以外はソダシと同じく桜花賞を5戦目で勝利して牝馬クラシックの一冠目を手に入れています。

 以上、これまで検討してきたデータを踏まえて予想し、印を打ってみたいと思います。無敗馬の能力が高いことは分かっていますが、阪神JFからの直行には懸念があります。

 阪神JFからチューリップ賞を経由して参戦してくる馬で、おそらく1.2番人気になるであろうソダシとサトノレイナスに先着する可能性のある馬を本命候補にしたいと考えて予想を組み立てます。

 1.ストライプ
△2.ファインルージュ
 3.ブルーバード
○4.ソダシ
△5.アカイトリノムスメ
 6.ストゥーティ
 7.ククナ
◎8.メイケイエール
 9.エンスージアズム
△10.アールドヴィーヴル
 11.ジネストラ
×12.ヨカヨカ
△13.エリザベスタワー
 14.ミニーアイル
×15.シゲルピンクルビー
×16.ソングライン
 17.ホウオウイクセル
▲18.サトノレイナス


 ソダシが1着になるということは、以下のハードルを全て越えたことになります。
(1)白馬初のクラシック制覇
(2)史上初の阪神JFから直行で桜花賞制覇
(3)無敗のまま阪神JFと桜花賞の両G1レース制覇
(4)2年連続無敗で桜花賞馬の誕生(三冠牝馬誕生の可能性も)

 これだけ高い複数のハードルをクリアするのは至難の業。まさに奇跡が起きなければ達成できないと考えて印を打ってみました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ハープスターの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
5:
  World Tower   フォロワー:0人 2013年12月9日(月) 19:57:59
新潟二歳S勝利後に休養するのは当然だが、3ヶ月経っても当レースでの課題解消が出来ていなかったための本日のハナ差2着では無かったか?
資質は十分と思うので手元に置いて稽古で磨いてやって欲しい!
4:
  World Tower   フォロワー:0人 2013年9月9日(月) 08:47:11
新潟二歳ステークスでの最後方からのゴボウ抜き勝利を見てギリギリであったがこの馬を持ち馬に加えられ本当にラッキーだった。今後は馬体(特に足元)の十分なケアーを施しレースでの課題解消に努めて欲しい。現状では直線の長さがあるコースを選択出走すれば牡馬を交えても敵無しと云える存在となった!
3:
  yukinsky   フォロワー:0人 2013年7月20日() 04:15:10
吊り上げや~、吊り上げ行為やで、これは。
賞品がみすぼらしいのにこんなカネ出すヤツが居ると思うの?
昔、UMAJINっていうのがあってね、後出しの謎のIDが優勝して潰れたのよ。
知ってる?ウマニティさん?

⇒もっと見る

ハープスターの写真

ハープスター
ハープスター

ハープスターの厩舎情報 VIP

2015年2月15日京都記念 G25着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

ハープスターの取材メモ VIP

2015年2月15日 京都記念 G2 5着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。