【JCダート】データ解析2013年11月26日(火) 05:03
*過去10年が対象
日本馬
◆ダート重賞V 連対19頭中17頭がダート重賞ウイナー。残る2頭、2006年1着アロンダイトは4連勝中と勢いがあり、07年2着フィールドルージュは前年の3着馬だった。
◆GI実績重要 連対8頭がダートGI勝ち馬で、残る11頭中6頭にも同GI3着以内の実績。GI5着以内歴もなかったのは2頭のみで、前述のアロンダイト、10年1着トランセンドはともに前走1着でGI初出走だった。
◆前走は重賞 連対17頭の前走が重賞。なかでも9連対のJBCクラシック組、新設された10年から3年連続で連対馬を出しているみやこS組が中心だ。前走が重賞以外なら1着が不可欠。
◆前走4着以内 連対13頭が前走で連対しており、残る6頭中4頭も4着以内。好調な馬が主力だ。掲示板外から巻き返して優勝した08年1着カネヒキリは05年の覇者で、前走(武蔵野S9着)が2年4カ月ぶりのレースだっただけに、特殊なケースとしたい。
◆中3週以内 連対18頭が中3週以内で、例外の09年1着エスポワールシチーも中7週。2カ月以上間隔があいた馬は8頭が出走して3着もない。
◆3歳と7歳以上は苦戦 7歳以上は【0・0・2・23】。3歳も阪神開催となった08年以降は【0・1・2・10】と劣勢だ。
外国馬
03年に米国所属のフリートストリートダンサーが優勝したが、08年以降に出走した3頭はいずれも着外。右回り未経験の米国馬では厳しい。
◇結論◇
トップ評価はホッコータルマエ。昨年の3着馬で今年に入って交流GI3勝。JBCクラシック1着からのローテも理想的だ。昨年の東京大賞典の覇者でみやこS3着から参戦するローマンレジェンドも差はない。昨年、一昨年2着のワンダーアキュート、みやこSを勝ったブライトラインも争覇圏内だ。 (データ室) |
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【JCダート】1日のローマンレジェンド2012年12月2日(日) 05:06
滋賀県栗東トレーニングセンターの角馬場で軽く脚慣らしをしてからCWコースでキャンター調整を行った。頭を低く下げて気合が乗った様子で、好調を維持しているのは明らかだ。藤原英昭調教師は「目標のレースに照準を合わせてきた。最終追い切りの動きも良かったし、バッチリだよ」と不安なく本番に向かう態勢が整ったことを強調していた。
★GI初挑戦
ローマンレジェンドがデビュー12戦目で初めてGIに挑む。これまでジャパンCダートをGI初挑戦で優勝したのは、2006年アロンダイト(デビュー8戦目)と10年トランセンド(デビュー15戦目)の2頭。アロンダイトは未勝利から4連勝で臨み、トランセンドは前走のみやこSを勝って挑戦と、ともに勢いに乗っていた。 |
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【JCダート】データ解析2011年11月29日(火) 05:04
過去10年は東京6回(2100メートル)、中山1回(1800メートル)、阪神3回(1800メートル)と条件は違うが、ダート王決定戦という位置づけは変わらないと判断して検討する。
◆近況不振馬の巻き返しは困難 連対20頭中17頭が前走5着以内、14頭が前走3着以内と好走している。実績があっても近況が不振の馬は厳しく、対照的に06年1着のアロンダイトのように、オープン初挑戦でも連勝中の勢いで頂点に立ったケースがある。最近の充実度は重要。
◆重賞実績 連対馬で重賞未勝利だったのは、03年1着のフリートストリートダンサー(米)、アロンダイト、07年2着のフィールドルージュの3頭。だが、フリートストリートダンサーはGI3着などGレースで何度も好走実績があり、アロンダイトは未勝利から4連勝と勢い十分での挑戦、フィールドルージュはオープン特別3勝に加えて前年3着の実績があった。
◆ステップ 武蔵野S組が3勝2着2回、JBC組が2勝2着6回で、この2レースが主流になっている。ただ、昨年創設されたみやこSは、初年度の覇者トランセンドが優勝しており、今後の主流になるかもしれない。
◆牝馬苦戦 JBCレディスクラシックが今年創設されたことで、今後挑戦が増えるかもしれないが、これまでは不振。帝王賞優勝馬ネームヴァリュー(03年10着)などもいたが、8頭が挑戦して02年プリエミネンスの4着が最高だ。
◆結論
トランセンドで気になるのは、南部杯、JBCと両GIに出走したこと。この2戦を経て出走したのは16頭いるが未勝利で、03年アドマイヤドン(〔1〕〔1〕着)など断トツの存在も2着に敗れた。順当に成績を上げてきたエスポワールシチーが満点で通過。トランセンドは1点減点で、初のダートで重賞を制覇したヤマニンキングリーが続く。ダノンカモン、トウショウフリークは重賞実績で減点となった。 (データ室) |
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アロンダイト&ヒカルアマランサスが引退2011年8月6日(土) 05:00
06年のGIジャパンCダート優勝馬アロンダイト(栗・石坂、牡8、父エルコンドルパサー)が5日付で競走馬登録を抹消された。09年のGIIIエルムS6着が最後のレースとなった。通算成績は16戦5勝(JRA14戦5勝、地方2戦0勝)。獲得賞金は2億2193万5000円(JRA2億893万5000円、地方1300万円)。重賞は1勝。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。
また、10年のGIII京都牝馬Sの勝ち馬ヒカルアマランサス(栗・高野、牝5、父アグネスタキオン)も5日付で競走馬登録を抹消された。日曜のGIII関屋記念に出走予定だったが、3日の追い切り後に鼻出血を発症して回避。4月のGIII中山牝馬S9着が最後のレースとなった。通算成績16戦4勝、獲得賞金1億5873万4000円。重賞は1勝。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖牝馬となる予定。 |
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