フリートストリートダンサー(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 1998年5月12日生
調教師D.オニール
馬主T.レザーマン
生産者
生産地
戦績 1戦[1-0-0-0]
総賞金13,340万円
収得賞金0万円
英字表記Fleetstreet Dancer
血統 (No Data) (No Data)
(No Data)
(No Data) (No Data)
(No Data)
兄弟
市場価格
前走 2003/11/29 ジャパンカップダート G1
次走予定

フリートストリートダンサーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
03/11/29 東京 11 JCダート G1 ダ2100 163549.3111** セ5 57.0 J.コートD.オニーB 526
(--)
2.09.2 -0.038.5アドマイヤドン

フリートストリートダンサーの関連ニュース

週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第37回は2003年のジャパンCダート(現在のチャンピオンズカップに当たる)優勝馬フリートストリートダンサーを取り上げる。


2000年に新設されたG1・ジャパンCダートは日本馬ウイングアローの勝利により幕を開けたが、その際の米国馬ロードスターリングの粘り腰には驚かされた。記録的ハイペースを道中2番手で追走しながら3着に踏ん張った同馬は重賞勝ちが無かった。世界的に全く無名の馬が複勝圏内に入るようでは本邦のダート路線のレベルはたかが知れたものだし、今後このレースはどうなってしまうのかと思わされたものだが…。

時代は下って2014年、それまでの国際招待競走から単なる国際競走へと変更されたことに伴い、ジャパンCダートは「チャンピオンズカップ」として新装開店した。後ろ向きな変更になるが、2003年に優勝したフリートストリートダンサー以降外国調教馬が馬券に絡む機会が二度と無かったのだからしょうがない。

フリートストリートダンサーが金星をマークした2003年は日本のアドマイヤドンが大本命。安藤勝己騎手にスイッチしたエルムS以来圧勝を繰り返していたアドマイヤドンは、前年3着の雪辱を期して万全の態勢で挑んだ。同馬をはじめとして上位人気は日本馬が独占し、一方の外国馬は11番人気フリートストリートダンサーと13番人気オウタヒアの2頭。いずれも重賞未勝利馬であった。

季節外れの台風により東京ダート2100mの舞台は生憎の不良馬場となった。戦前はハイペース想定ながら、最内枠からカネツフルーヴが行き切ったことで案外常識的に流れた。フリートストリートダンサーは差し脚質と認識されていたが、鞍上のジョン・コート騎手が雨降り馬場を意識して前付けを試みたことで、道中は3番手。結果としてこの作戦が奏功した。直線半ばで逃げ馬を交わすと、満を持してやってきたアドマイヤドンとの一騎打ちに。外のアドマイヤドンが一旦前に出たように見えたが、ゴール前で内からフリートストリートダンサーが差し返した。

フリートストリートダンサーを管理するダグ・オニール調教師に「天才的な判断」と称賛されたコート騎手は、43歳にしてこれがG1初制覇。優勝馬は同年のBCクラシック王者プレザントリーパーフェクトと僅差の勝負をしていた経験があったとレース後よく話題に上ったが、こじつけというかいかにも後の祭りであった。片やテレビ東京の中継において実況アナウンサーにより勝ち馬を「ねじ伏せた」ことにされたアドマイヤドンは翌年も2着に屈し、大一番のジャパンCダート未勝利のままその現役生活を終えた。

ジャパニーズ・ドリームを手にした先駆者の成功に影響されて、トータルインパクト、ラヴァマン、スチューデントカウンシルといった北米のG1馬が翌年以降こぞって参戦したものの、彼らが日本で栄冠を掴むことは無かった。そしてセン馬だったフリートストリートダンサーの引退後の動向は全く不明である。史上唯一外国調教馬としてジャパンCダートを優勝した彼なのだから、JRAが買い上げて馬事公苑辺りで繋養すべきだったんじゃないかとも思うが、それは結果論というものだろう。

フリートストリートダンサー
セン 黒鹿毛 1998年生
父Smart Strike 母Street Ballet 母父Nijinsky
競走成績:海外24戦4勝 中央1戦1勝
主な勝ち鞍:ジャパンCダート

(文・古橋うなぎ)

【東西現場記者走る】パヴェル自信アリ!モラ師“勝ち方知ってる” 2018年11月30日(金) 05:06

 1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI連載『東西現場記者走る』。チャンピオンズCは、大阪サンスポの山口大輝記者(27)が担当する。4日目は今春のドバイワールドCで4着に入った米国の実力馬パヴェルをチェック。2003年に前身のジャパンCダートを制したフリートストリートダンサーにも携わったモラ調教師に、手応えを聞いた。

 前夜に栗東から名古屋に入り、この日は中京競馬場へ。眠い目をこすりながらでも見ておきたかったのは、パヴェルだ。外国馬が苦戦しがちな日本のダートへの適性や馬自身の状態など、気になることはたくさんある。

 まずは馬をチェックだ。ダートコースを1周半。キャンターでは、馬なりながらもスピード感あふれる走りを見せた。前脚のさばきもなめらかで、さすがGI馬といった印象。朝日に照らされた馬体も迫力がある。

 「きのうは(中京の)ダートを確かめて、きょうはよく分かっている感じだった。動きについては満足しています」

 モラ調教師の口ぶりからも自信がうかがえた。続けて「輸送に強くて旅好きの馬。スタッフも『いい状態』と言ってくれています」。調整はすこぶる順調なようだ。

 前身のジャパンCダートを含めて、外国馬のVは2003年のフリートストリートダンサーのみという厳しいデータがある。ただ、同馬を管理していたのはオニール調教師で、実はパヴェルも前走までオニール厩舎の所属だった。これについてモラ調教師は「彼(オニール師)とはパートナーシップで厩舎運営をしている。担当馬が変わったようなものだ」と説明。もともと、転厩前から調整に携わっていたというわけだ。しかも、フリートストリートダンサーについても「100%関わっていた」。このレースの“Vノウハウ”を継承していることを、胸を張ってアピールしていた。

 レースのイメージに関しては「自分が前に出てレースを動かすのは“プランB”。できれば中団前めの3~5番手で追走する“プランA”で行きたい」。ハイペースが基本の米国競馬で鳴らすこの馬が展開の鍵を握りそうだ。ただ、〔2〕枠(3)番の枠順については、「ゲートがあまり速くない。真ん中から外めがいい」と話していた指揮官にとって残念な結果だろう。

 「勝つ気十分で来ています」との言葉にオッと思ったが、「3、4着でも好走してくれれば満足です」と続けたあたり、100%の自信ではないという本音も感じた。金曜は美浦トレセンに移って、さらに取材を進めたい。(山口大輝)



★チャンピオンズCの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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【JCダート】スティーヴンスで“勝負パンツ” 2013年11月26日(火) 05:04

 ジャパンカップダートへ向け、海外から4年ぶりに刺客が乗り込んできた。米国の重賞で4勝を挙げている5歳牡馬パンツオンファイアだ。一昨年のGIケンタッキーダービーで2番人気(9着)に支持された経歴の持ち主。米国で競馬殿堂入りしているゲイリー・スティーヴンス騎手(50)と初コンビを組み、外国馬として2003年のフリートストリートダンサー(米)以来、10年ぶり2度目のVを狙う。

 『慌てふためいて(尻に火がついて)』という馬名が似つかわしくないほど、米国馬パンツオンファイアはじっくりと調教を積んでいる。レースの約2週前の今月15日に来日。千葉県白井市の競馬学校での検疫を経て、21日に阪神競馬場に移動した。

 「驚くほど好調。来日直前までカリフォルニアにいたが、当時よりいい。新しい環境にも慣れて馬もハッピーに見える」

 ホームウッド厩務員が順調ぶりに目を細める。

 米東海岸ニュージャージー州のモンマスパークを拠点とするこの馬は、1日のブリーダーズカップダートマイル7着後、米サンタアニタ競馬場で11日にダート4ハロン48秒0(強め)の追い切りを行ってから日本へやってきた。24日に阪神競馬場のダートコースで最終追い切りを行い、馬なりでラスト1ハロン12秒7(5ハロン64秒7)を計時している。

 米国にはない右回りのレース。しかし、ふだんとは反対回りの調教を重ねてきた。「いつもと違う方向に走ることにも慣れてきた」という。

 実力的に侮れない。米重賞4勝のうち、一昨年のGIIルイジアナダービーでムッチョマッチョマン(3着=今年のブリーダーズカップクラシック勝ち馬)を破り、ケンタッキーダービー(9着)では2番人気に支持された。GI未勝利だが、2003年のジャパンCダートでは、重賞未勝利だった米国馬フリートストリートダンサーがレコード勝ちしている。

 鞍上は1997年に米国で殿堂入りしたG・スティーヴンス。今年1月に2度目の現役復帰を果たすと、米3冠戦プリークネスSで優勝し、1、2日に行われたブリーダーズカップでは牝馬最高峰のディスタフと牡馬最高峰のクラシックを制した。4年ぶりの海外からの挑戦者は、鞍上も含めて日本馬にとって脅威となる。

★外国馬は1勝

 ジャパンCダートは、日本初のダート国際招待競走として2000年に創設。外国馬はこれまで25頭が参戦し、03年に米国馬フリートストリートダンサーが勝っている。パンツオンファイアと同じケンタッキーダービー出走馬では、2003年にオウタヒアが参戦(9着)。ちなみにジャパンCで米国馬は、1981年の初代王者メアジードーツをはじめ4頭が優勝している。

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【JCダート】データ解析2011年11月29日(火) 05:04

 過去10年は東京6回(2100メートル)、中山1回(1800メートル)、阪神3回(1800メートル)と条件は違うが、ダート王決定戦という位置づけは変わらないと判断して検討する。

 ◆近況不振馬の巻き返しは困難 連対20頭中17頭が前走5着以内、14頭が前走3着以内と好走している。実績があっても近況が不振の馬は厳しく、対照的に06年1着のアロンダイトのように、オープン初挑戦でも連勝中の勢いで頂点に立ったケースがある。最近の充実度は重要。

 ◆重賞実績 連対馬で重賞未勝利だったのは、03年1着のフリートストリートダンサー(米)、アロンダイト、07年2着のフィールドルージュの3頭。だが、フリートストリートダンサーはGI3着などGレースで何度も好走実績があり、アロンダイトは未勝利から4連勝と勢い十分での挑戦、フィールドルージュはオープン特別3勝に加えて前年3着の実績があった。

 ◆ステップ 武蔵野S組が3勝2着2回、JBC組が2勝2着6回で、この2レースが主流になっている。ただ、昨年創設されたみやこSは、初年度の覇者トランセンドが優勝しており、今後の主流になるかもしれない。

 ◆牝馬苦戦 JBCレディスクラシックが今年創設されたことで、今後挑戦が増えるかもしれないが、これまでは不振。帝王賞優勝馬ネームヴァリュー(03年10着)などもいたが、8頭が挑戦して02年プリエミネンスの4着が最高だ。

 ◆結論

 トランセンドで気になるのは、南部杯、JBCと両GIに出走したこと。この2戦を経て出走したのは16頭いるが未勝利で、03年アドマイヤドン(〔1〕〔1〕着)など断トツの存在も2着に敗れた。順当に成績を上げてきたエスポワールシチーが満点で通過。トランセンドは1点減点で、初のダートで重賞を制覇したヤマニンキングリーが続く。ダノンカモントウショウフリークは重賞実績で減点となった。 (データ室)

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GⅠメモリアル ~2003年 ジャパンカップダート

 自分に相馬眼はない。馬見の才能はゼロである。
 ある人に「最初から馬の見方を覚えようとする気がないんじゃない?」と言われたことがあるが、決してそんなことはない。馬体のことを勉強し、パドックに張り付いていた時期もある。パドック名人に何度もレクチャーを受けた。そして、ある程度の知識を得るに至った。
 しかし、実際に“自分の目”で判断すると、これがもう当たらないのなんの。「間違いない!」と思った馬がコロッと負け、「絶対に来ない!」と思った馬があっさりと勝つ。ただただその繰り返しで、努力をすればするほど馬券の成績は下降線をたどっていった。
 もう、あきらめよう……。
 ある時を境に、馬体写真やパドックをいっさい見ないことに決めた。馬を見ること自体は好きなので、正確にはゼロではないのだが、それはただ眺めているだけの話。自身が参考にする予想ファクターという集合体のなかから、完全に“馬見”を切り捨てたのである。

 とはいえ、馬を見て “ものすごくいい印象”を受けたときは、その直感を信じるようにしている。「どこどこがいい」と具体的に言い表せなくても、これは!と思えることがごくたまにある。「雰囲気があるなぁ」とか「オーラを感じるなぁ」とか、相馬とはかけ離れたところにある素人同然の感想なのだが、意外にこれがバカにならない。「トモの張りがいい」や「腹回りがまだ若干太い」といったような知ったかぶりをするよりも、はるかに好結果に結び付くのである。
 当連載のスプリンターズSの回で触れたサイレントウィットネスしかり、過去に何度か直感馬券は成功させている。ピンとくることが年に一度あるかないかのレベルなのが困りものだが、その“たまに”がやってきたときは、金額はわずかでも必ず馬券を買うようにしている。

 2003年11月27日の早朝、週末に行われるジャパンカップおよびジャパンカップダートに出走する外国馬の公開調教を見に、東京競馬場を訪れた。厩舎エリアから続々と姿を現す海外の列強にカメラを向け、シャッターを切る。どれも見栄えがするな~。強そうだな~。感想はまぁ、その程度。真剣に良し悪しを判断しようとするのが逆効果だということは、本人がいちばんわかっている。
 そんななか、ふと視界に入った1頭に瞬時に心を奪われた。思わずウワッとなった。筋骨隆々の美しい馬体。その体から放出される、近寄りがたいまでの威圧感。なんだこの馬は! めちゃくちゃ強そうだ。きた。久々にピンときた。ひょっとしたらやってくれそうな気がする!
 その馬のゼッケンには、FLEETSTREET DANCERと書いてあった。

 レース当日、いざ馬券を買う段階になって非常に悩んだ。だって、考えれば考えるほどアドマイヤドンで決まりなんだもん。負ける要素はどこにも見当たらないんだもん。いくらフリートストリートダンサーに好印象を抱いたからといって、さすがに勝つまではいかないと思うんだもん。
 この2年前、チリでGⅠ4勝、アメリカでGⅠ2勝の実績を誇っていたリドパレスで大勝負をして、痛い目にあった経験がある。フリートストリートダンサーは2走前に、次走でブリーダーズカップクラシックを勝つプレザントリーパーフェクトの半馬身差2着という実績はあったものの、重賞は未勝利。能力的に通用しないのでは、という思いがあった。当時は完全単複派だったので、勝つ可能性が低いとわかりきっている馬の馬券を買うことには、どうしても抵抗があった。
 フリートストリートダンサーの単勝と複勝を500円ずつ。
 これが、最終的に下した結論である。勝つことはまずないだろう。でも、好走馬を拾う率の悪くない自分の直感は大事にしたい。アドマイヤドンは配当が安すぎて手が出せないし、ダメもとの観戦料感覚でちょっとだけ買おう。どうせアドマイヤドンが勝つだろうけど、“あわよくば”があったら嬉しいな♪ そんな気楽なノリで、レースを見守った。
 ところが……。

 的中させた本人が言うのもおかしな話だが、まさかまさか、あんな結末を迎えるとは想像もしなかった。重賞すら勝てない馬が、日本のダート最強馬とGⅠでマッチレースを演じている。しかも、一度は完全に交わされたのに、差し返してみせたのだから驚きは倍増だった。
 いや~、ダートの本場アメリカはやっぱり侮れない。そして、自分の直感もなかなかどうして隅に置けない。この年のジャパンカップダートは、2つの大きなことを再確認したレースとして、強烈な印象が残っている。
 レース後の共同記者会見の場で、フリートストリートダンサーを管理するダグ・オニール調教師が、「このレースへの参戦を決めた最大の理由は?」という記者の質問に対し、笑顔でこう答えていた。
「A lot of yen!」
 アハハ、面白いなぁ、この人。「無欲の勝利」の対極にある言葉を、堂々と言ってのけちゃったよ。
 そうなのだ。人間、欲のかきすぎはよくないが、欲があるからこそ時に大仕事をやってのけられるものなのだ。挑戦なくして成功はなし。冗談めいた言葉だけど、けっこうズシリと響くなぁ。そんなことを考えながら、500円ずつしか買えなかった自分の小ささを恨んだ。5000円ずつはさすがに無理でも、せめて1000円ずつは買っておくべきだったと……。


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