2強対決の行方を探る天皇賞(春)。タイトルホルダーは『ディ...
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今年の天皇賞(春)は、昨年の菊花賞馬『タイトルホルダー』と昨年の天皇賞(春)2着馬『ディープボンド』が、これまでの実績から、他の出走馬の追随を許さず、どちらかが勝つのではないかと思われているようです。
ちなみに、『ディープボンド』は菊花賞で4着になっていますので、3歳時点では『タイトルホルダー』の方が実績上位と言えるのですが、その後の成長により菊花賞馬と互角に戦える力を付けて天皇賞(春)で2着になったと捉えれば、この2頭の能力に差がないと推測することができます。
確かに、天皇賞(春)における『菊花賞馬』は10年間で6勝を挙げていて、実績から菊花賞馬の『タイトルホルダー』に分があると思いたくなるのですが、両馬の力関係を正しく判断するため、菊花賞と天皇賞(春)の関連をもっと詳しく分析してみたいと思います。
まず、過去10年間で6勝の内訳をみると、フィエールマンとキタサンブラックが2連覇していますので、実質は、菊花賞馬10頭中4頭が勝利していることになり、天皇賞(春)で4-0-1-3 不出走2、という成績では勝つ見込みが五分五分ということになり、菊花賞馬の成績が優秀と言えるか、微妙な感じがします。
昨年の菊花賞馬『タイトルホルダー』が今年の天皇賞(春)で勝利することができるか、過去10年間で菊花賞馬が翌年春に『天皇賞(春)』を勝った例を確かめると、2連覇したフィエールマンとキタサンブラックの2頭だけです。
残りの2頭は、菊花賞の翌々年に勝利したワールドプレミアと、3年後の『天皇賞(春)』を勝ったゴールドシップでした。
更に遡って、菊花賞馬が翌年春に『天皇賞(春)』を勝つパターンを探し出すと2006年のディープインパクト、2003年のヒシミラクル、2002年のマンハッタンカフェの3頭が見つかります。
即ち、極論すると『タイトルホルダー』が『ディープインパクト級』でなければ、4歳で初出走する『天皇賞(春)』では勝てないことになります。
別の言い方をすると、過去22年間で7頭の菊花賞馬しか『天皇賞(春)』を勝つことができないこと(勝率31.8%:5頭の不出走馬を除くと勝率41.2%)が『タイトルホルダー』に対する不安材料になります。
それでは、昨年の『天皇賞(春)』2着馬が連続で連対する可能性への期待は、『タイトルホルダー』に対する不安に勝るのでしょうか。
これまで述べてきたことの根拠にしている『菊花賞馬が翌年春の天皇賞(春)を勝つことが如何に容易でないか』が分かるデータを示して、同じデータから2年連続で連対する可能性について検討してみたいと思います。
【菊花賞馬の天皇賞(春)への出走状況と成績】
実施年 菊花賞優勝馬 翌年天皇賞(春) 翌々年天皇賞(春) 3年後天皇賞(春)
2021年 タイトルホルダー
2020年 コントレイル 2021年不出走
2019年 ワールドプレミア 2020年不出走 2021年1着
2018年※フィエールマン 2019年1着 2020年1着
2017年 キセキ 2018年不出走 2019年不出走 2020年6着
2016年 サトノダイヤモンド 2017年3着
2015年※キタサンブラック 2016年1着 2017年1着
2014年 トーホウジャッカル 2015年不出走 2016年5着
2013年 エピファネイア 2014年不出走
2012年 ゴールドシップ 2013年5着 2014年7着 2015年1着
2011年 オルフェーヴル 2012年11着
2010年 ビッグウィーク 2011年不出走
2009年 スリーロールス 2010年不出走
2008年 オウケンブルースリ 2009年不出走 2010年不出走 2011年10着
2007年 アサクサキングス 2008年3着 2009年9着
2006年 ソングオブウインド 2007年不出走
2005年※ディープインパクト 2006年1着
2004年 デルタブルース 2005年不出走 2006年10着 2007年12着 2008年不出走 2006年10着
2003年 ザッツザプレンティ 2004年16着 2005年10着
2002年※ヒシミラクル 2003年1着 2004年不出走 2005年16着
2001年※マンハッタンカフェ 2002年1着 2003年不出走
2000年 エアシャカール 2001年8着
上記のデータで分かるように『過去22年間で7頭の菊花賞馬しか「天皇賞(春)」を勝つことができない』ということになります。
そして、この7頭の内『菊花賞馬が翌年春の天皇賞(春)を勝つパターン』に絞ると※印のついた5頭のみということになります。
過去10年間に限定すると昨年の菊花賞馬が勝つ確率は20.0%(2頭/10頭)。過去22年間に広げれば22.7%(5頭/22頭)と推測することができます。
そこで、菊花賞馬以外にどのような馬たちが『天皇賞(春)』で勝利して来たかが分かるように、先程のデータに『天皇賞(春)』の勝馬のデータを重ね合わせてみます。
【天皇賞(春)の勝馬+菊花賞馬の天皇賞(春)への出走状況と成績】
天皇賞(春)優勝馬 菊花賞 実施年 菊花賞優勝馬 翌年天皇賞(春) 翌々年天皇賞(春) 3年後天皇賞(春)
ワールドプレミア 1着 2021年 タイトルホルダー
フィエールマン 1着 2020年 コントレイル 2021年不出走
フィエールマン 1着 2019年 ワールドプレミア 2020年不出走 2021年1着
レインボーライン 2着 2018年 フィエールマン 2019年1着 2020年1着
キタサンブラック 1着 2017年 キセキ 2018年不出走 2019年不出走 2020年6着
キタサンブラック 1着 2016年 サトノダイヤモンド 2017年3着
ゴールドシップ 1着 2015年 キタサンブラック 2016年1着 2017年1着
フェノーメノ 不出走 2014年 トーホウジャッカル 2015年不出走 2016年5着
フェノーメノ 不出走 2013年 エピファネイア 2014年不出走
ビートブラック 3着 2012年 ゴールドシップ 2013年5着 2014年7着 2015年1着
ヒルノダムール 7着 2011年 オルフェーヴル 2012年11着
2連勝したフィエールマンとキタサンブラックに加え、ワールドプレミアの勝ち星の3勝分は『菊花賞馬が翌々年春の天皇賞(春)を勝ったパターン』であり、ゴールドシップは『菊花賞馬が3年後の天皇賞(春)を勝ったパターン』になります。これらを合わせると菊花賞馬が計6勝となり、菊花賞馬の強さが際立つのは確かです。
上記のデータで示したように、『春の天皇賞(春)』で菊花賞馬が勝てなかった年でも、菊花賞2着のレインボーラインや同3着のビートブラック、そして同7着のヒルノダムールが勝利していますので、菊花賞出走馬の優勢な状況は揺るぎのないものに感じられます。
菊花賞の出走経験がない『天皇賞(春)』の勝馬は唯一、フェノーメノだけで、2連勝しています。菊花賞の出走経験がない場合は、3歳重賞実績があり、クラシックレース(皐月賞またはダービー)で勝ち負けできるだけの実力を発揮していなければ『天皇賞(春)』で勝ちきることができないことを示しているようです。
その意味で、昨年の『ディープボンド』は、ほんの少し力が足りなかったために『菊花賞馬』になれず、『天皇賞(春)』でも1年先輩の『菊花賞馬』ワールドプレミアの2着に敗れてしまったのかもしれません。
しかし、凱旋門賞を度外視すれば、その後はG2・G1で2勝2着1回の成績で、昨年以上の実績を引っ提げて、このレースに臨んで来ると思われます。
『ディープボンド』が昨年の『有馬記念』で『エフフォーリア』の2着になっていることがそのように考える根拠になっています。
ご存じの通り、『エフフォーリア』は『タイトルホルダー』を『皐月賞』と『ダービー』で2戦連続で下しており、この馬を物差しにして比較するなら、現在の『ディープボンド』ならば、1年後輩の『菊花賞馬 タイトルホルダー』にも、歴代の『菊花賞馬』にも遜色のない能力を持っていると推測することができます。
『有馬記念』で同様に2着になり、その翌年の『天皇賞(春)』で2連勝した『キタサンブラック』級の力を『ディープボンド』が身につけるまで成長していれば、2年連続で連対または雪辱を果たして初のG1タイトルを獲得できるかもしれません。
実は、『菊花賞馬』として『天皇賞(春)』で2連勝した『フィエールマン』も、『ディープボンド』と同様に凱旋門賞から『有馬記念』を経由して、翌年の『天皇賞(春)』で2連覇を果たしているのですが、有馬記念の成績では2着と4着で『ディープボンド』の方が上位の成績であることも、データ上は期待させる材料になっています。
これまで、2強と思われる『タイトルホルダー』と『ディープボンド』について、菊花賞の成績と天皇賞(春)の成績の関連で検討してきましたので、これからは、どんな臨戦過程で『天皇賞(春)』に参戦してきた馬たちが上位に入賞してきたのかを調べてみたいと思います。
ちなみに、『タイトルホルダー』は前走がG2日経賞1着で年明け2戦目の出走。『ディープボンド』は前走がG2阪神大賞典1着で、年明け3戦目の出走になります。
『天皇賞(春)』はJRAにおける最長距離のG1レースですから、年明け初戦ではなかなか最大限に能力を発揮し難いと考えられます。
ですから、4月下旬の約5カ月間に何戦するか、どのレースを選ぶのかによって、どんな成績を残しているかをデータから拾い出してみます。
その際、昨年の日記に書いた以下の観点を再度確かめておきたいと思います。
『日経新春杯の1~3着までの馬たちが天皇賞(春)に目標を定めるとしたら、直行するのでなく次走に日経賞G2を経由してきた場合、過去11年間で最多の9頭が天皇賞(春) に出走し、2-1-2-4となかなか優秀な成績を収めています。今年(2021年)は日経新春杯から日経賞を経由して天皇賞(春)に参戦してくる馬がいないので来年(2022年)以降の参考にしたいものです。』
それでは、前哨戦とみられる年明けのG2レース別の成績を確認にてみます。昨年は、『日経新春杯』『AJCC』『日経賞着』の3レースに絞って成績を調べていましたが、昨年の天皇賞(春)では『阪神大賞典1着』から参戦してきた『ディープボンド』が2着になり、今年も出走しますので『阪神大賞典』を加えて4つのG2レースについて検討してみます。
【同じシーズンにおけるG1での成績 2011年~2021年 過去11年】
① 日経新春杯からG1への参戦 2頭 (0-1-0-1)
天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ 2019年 日経新春杯1着
大阪杯 9着 アドマイヤビルゴ 2021年 日経新春杯10着
【日経新春杯1着~3着馬のG1への参戦】 22頭 (1-1-0-20)
天皇賞(春)1着 ヒルノダムール 2011年 日経新春杯2着 →大阪杯1着
天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ 2019年 日経新春杯1着 天皇賞に直行
大阪杯 9着 アドマイヤビルゴ 2021年 日経新春杯10着 大阪杯に直行
② AJCCからG1への参戦 1頭 (1-0-0-0)
天皇賞(春)1着 フィエールマン 2019年 AJCC2着
【AJCC1着~3着馬のG1への参戦】 19頭 (2-3-0-14)
天皇賞(春)1着 フィエールマン 2019年 AJCC2着 天皇賞に直行
天皇賞(春)4着 アリストテレス 2021年 AJCC1着 →阪神大賞典7着
天皇賞(春)5着 ウインマリリン 2021年 AJCC6着 →日経賞1着
QE2世C1着 ルーラーシップ 2012年 AJCC1着 →日経賞3着
宝塚記念 2着 ルーラーシップ 2012年 AJCC1着 →日経賞3着
宝塚記念 2着 ダノンバラード 2013年 AJCC1着 →日経賞7着
宝塚記念 8着 モズベッロ 2021年 AJCC5着 →京都記念8着→大阪杯2着
大阪杯 2着 モズベッロ 2021年 AJCC5着 →京都記念8着
③ 日経賞からG1への参戦 38頭 (5-2-4- 27)
天皇賞(春)1着 ワールドプレミア 2021年 日経賞3着
天皇賞(春)1着 フェノーメノ 2014年 日経賞5着
天皇賞(春)1着 フェノーメノ 2013年 日経賞1着
天皇賞(春)2着 スティッフェリオ 2020年 日経賞3着
天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年 日経賞1着
天皇賞(春)3着 カレンブーケドール 2021年 日経賞2着
天皇賞(春)3着 ミッキースワロー 2012年 日経賞1着
天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ 2014年 日経賞2着
天皇賞(春)3着 ウインバリアシオン 2012年 日経賞2着
天皇賞(春)5着 ウインマリリン 2021年 日経賞1着
天皇賞(春)13着 オセアグレート 2021年 日経賞6着
天皇賞(春)17着 ジャコマル 2021年 日経賞5着
宝塚記念 1着 マリアライト 2016年 日経賞着
QE2世C1着 ルーラーシップ 2012年 日経賞着
④ 阪神大賞典からG1への参戦 64頭 (3-3-5-53)
天皇賞(春)1着 レインボーライン 2018年 阪神大賞典1着
天皇賞(春)1着 ゴールドシップ 2015年 阪神大賞典1着
天皇賞(春)1着 ビートブラック 2012年 阪神大賞典1着
天皇賞(春)2着 ディープボンド 2021年 阪神大賞典1着
天皇賞(春)2着 シュヴァルグラン 2017年 阪神大賞典2着
天皇賞(春)2着 カレンミロティック 2016年 阪神大賞典6着
天皇賞(春)3着 クリンチャー 2018年 阪神大賞典3着
天皇賞(春)3着 サトノダイヤモンド 2017年 阪神大賞典1着
天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン 2016年 阪神大賞典1着
天皇賞(春)3着 カレンミロティック 2015年 阪神大賞典4着
天皇賞(春)3着 ナムラクレセント 2011年 阪神大賞典1着
天皇賞(春)4着 アリストテレス 2021年 阪神大賞典7着
天皇賞(春)4着 ユーキャンスマイル 2020年 阪神大賞典1着
天皇賞(春)5着 トーセンカーナビ 2020年 阪神大賞典2着
天皇賞(春)6着 キセキ 2020年 阪神大賞典7着
天皇賞(春)7着 ユーキャンスマイル 2021年 阪神大賞典2着
天皇賞(春)8着 メイショウテンゲン 2020年 阪神大賞典3着
天皇賞(春)9着 ナムラドノバン 2021年 阪神大賞典3着
天皇賞(春)11着 メロディーレーン 2020年 阪神大賞典5着
天皇賞(春)12着 ゴースト 2021年 阪神大賞典中止
天皇賞(春)14着 メイショウテンゲン 2021年 阪神大賞典6着
天皇賞(春)16着 シロニイ 2021年 阪神大賞典4着
4つのG2レースの出走実数に対するG1上位入賞率は下記の通りになります。
勝率 連対率 複勝率
日経新春杯 4.5% 9.1% 9.1% (1-1-0-20)
AJCC 10.5% 26.3% 26.3% (2-3-0-14)
日経賞 13.2% 18.4% 28.9% (5-2-4- 27)
阪神大賞典 4.7% 9.4% 17.2% (3-3-5-53)
『日経新春杯』と『AJCC』については『天皇賞(春)』に直行するケースは少数派で、もう1戦G2を挟むのが常套手段になっていることが分かります。また、この2つのレースに出走後は『天皇賞(春)』ではなく、他のG1に向かうケースが散見されます。
これに対して、『日経賞』と『阪神大賞典』の出走馬は、レース間隔の関係で『天皇賞(春)』に直行するのが主流で、目標が『天皇賞(春)』であることが明確になっています。
このように4つ前哨戦は、それぞれの実施時期や距離の違いによって様々な選択の仕方があると思われますが、総合すると、4つのG2から直行した馬たちだけで9勝-2着6回-3着9回となり、着度数で考えると勝率81.8%であることは重く受け止めなければなりません。
ですから、年明けのG2を1戦か2戦した出走馬を中心に本命候補を選ぶとすれば、これまでの『天皇賞(春)』の上位入賞馬がどのような臨戦過程で出走しているか、菊花賞に出走の有無と絡めながら過去のデータを調べ、今年の出走馬から本命候補を見つけるための選択に活かしたいと思います。
最初に、2011年の成績だけ詳しく示してみます。
【2021年天皇賞(春)におけるG2からの出走馬の成績】
成績(着順) 馬名 前走G2着順 G2全体の成績 前々走(着順)
天皇賞(春)1着 ワールドプレミア ←日経賞 3着 (5-2-4-27) ←有馬記念5着
天皇賞(春)2着 ディープボンド ←阪神大賞典1着 (3-3-5-53) ←中山金杯14着
天皇賞(春)3着 カレンブーケドール ←日経賞 2着 (5-2-4-27) ←有馬記念5着
天皇賞(春)4着 アリストテレス ←AJCC1着 (2-3-0-14) ←菊花賞2着
天皇賞(春)5着 ウインマリリン ←日経賞 1着 (5-2-4-27) ←AJCC6着
天皇賞(春)13着 オセアグレート ←日経賞 6着 (5-2-4-27) ←有馬記念15着
天皇賞(春)17着 ジャコマル ←日経賞 5着 (5-2-4-27) ←ダイヤモンド7着
昨年は1着から3着までの前走が全て前哨戦とみられるG2だけで占められています。掲示板に載った5頭まで広げても、やはり前哨戦の3つのG2だけで決まったレースになりました。(昨年は『日経新春杯』からの直行馬はいませんでした。)
昨年の天皇賞(春)の4つの前哨戦では『日経賞』が優勢であり、次に『AJCC』であることも窺われます。とは言いながら、なぜか『日経賞1着馬』が、前走となった『AJCC』で6着、天皇賞(春)でも5着に敗退しているのがなんとも皮肉な結果であったと思います。
全体の傾向を捉えることができたとしても、前走(前々走)の着順通りに決まらないことを踏まえながら、過去11年間の成績を見ていきましょう。
○レース全体のデータに示してあるのは
実施年度 優勝タイム 参考にする 前年の菊花賞優勝タイム 優勝馬名
菊花賞に出走経験のある全出走馬の成績 ※牝馬の場合は秋華賞の出走経験も含む
天皇賞(春)が年明け初戦の成績 2戦目の馬の成績 3戦目の馬の成績 4戦目以上の馬の成績
菊花賞に出走経験のない全出走馬の成績 ※牝馬の場合は秋華賞の未経験も含む
天皇賞(春)が年明け初戦の成績 2戦目の馬の成績 3戦目の馬の成績 4戦目以上の馬の成績
○1~3着馬のデータに示してあるのは
馬名 菊花賞前の重賞成績(菊花賞前の全成績)菊花賞出走の有無と着順 前々走→前走→天皇賞(春)着順
G1(菊花賞以降~天皇賞(春)前の全G1の成績) レース名と着順
G2(菊花賞以降~天皇賞(春)前の全G2の成績) レース名と着順
※天皇賞(春)で2回以上の場合は、その年の天皇賞(春)前までの全G1・2の成績
【過去11年間の天皇賞(春)の成績 2011年~2021年】
2021年 3分14秒7 ※参考 2020年菊花賞 3分05秒5 コントレイル
菊花賞・秋華賞 あり1-1-1-6
年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-1-1 3戦目0-1-0-3 4戦目以上0-0-0-2
菊花賞・秋華賞 なし0-0-0-8
年明け初戦0-0-0-1 2戦目0-0-0-3 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-3
ワールドプレミア 神戸新聞杯3着(2-1-2-0)菊花賞1着 有馬記念5着→日経賞3着→天皇賞(春)1着
G1(0-0-1-2) 菊花賞1着、有馬記念3着、ジャパンC6着、有馬記念5着
G2(0-0-1-0) 日経賞3着
ディープボンド 京都新聞杯1着(2-1-1-4)菊花賞4着 中山金杯14着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)2着
G1(0-0-0-1) 菊花賞4着
G2(1-0-0-0) 阪神大賞典1着
カレンブーケドール オークス2着(2-2-2-1)秋華賞2着 有馬記念5着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
G1(0-2-0-2) 秋華賞2着、ジャパンC2着・4着、有馬記念5着
G2(0-3-0-0) 京都記念2着、オールカマー2着、日経賞2着
アリストテレス (3-4-0-1) 菊花賞2着 AJCC1着→阪神大賞典7着→天皇賞(春)4着
G1(0-1-0-0) 菊花賞2着
G2(1-0-0-1) AJCC1着、阪神大賞典7着
ウインマリリン フローラS1着、オークス2着(3-1-0-1) 秋華賞15着 天皇賞(春)5着
AJCC6着→日経賞1着→天皇賞(春)5着
G1(0-0-0-2) 秋華賞15着、エリザベス女王杯4着
G2(1-0-0-1) AJCC6着、日経賞 1着
2020年 3分16秒5 ※参考 2019年菊花賞 3分06秒0 ワールドプレミア
菊花賞・秋華賞 あり1-1-1-7
年明け初戦1-0-0-1 2戦目0-0-0-3 3戦目0-1-1-3 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-0-0-4
年明け初戦0-0-0-1 2戦目0-0-0-1 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-0
フィエールマン ラジオNIKKEI2着 (2-1-0-0) 菊花賞1着 凱旋門賞12着→有馬記念4着→天皇賞(春)1着
G1(2-0-0-2) 菊花賞1着、天皇賞(春)1着、凱旋門賞12着、有馬記念4着
G2(0-0-0-0)
スティッフェリオ (2-2-1-4) 菊花賞14着 AJCC8着→日経賞3着→天皇賞(春)2着
G1(0-0-0-5) 菊花賞14着、大阪杯7着、宝塚記念7着、天皇賞秋12着、有馬記念13着
G2(1-0-1-2) 札幌記念5着、オールカマー1着、AJCC8着、日経賞3着
ミッキースワロー セントライト1着 (3-0-1-2) 菊花賞6着 AJCC4着→日経賞1着→天皇賞(春)3着
G1(0-0-0-4)菊花賞6着、大阪杯5着、ジャパンC5着、有馬記念11着、
G2(1-2-0-2)AJCC2着、札幌記念13着、オールカマー2着、AJCC4着、日経賞1着
2019年 3分15秒0 ※参考 2018年菊花賞 3分06秒1 フィエールマン
菊花賞・秋華賞 あり1-1-0-5
年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-1-0-2 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし0-0-1-5
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-1-2 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
フィエールマン ラジオNIKKEI2着 (2-1-0-0) 菊花賞1着 菊花賞1着→AJCC2着→天皇賞(春)1着
G1(0-0-0-0) 菊花賞1着
G2(0-1-0-0) AJCC2着
グローリーヴェイズ きさらぎ賞2着(2-2-0-1) 菊花賞5着 菊花賞5着→日経新春杯1着→天皇賞(春)2着
G1(0-0-0-0) 菊花賞5着
G2(1-0-0-0) 日経新春杯1着
パフォーマプロミス 3歳時2戦全勝(2-0-0-0) 菊花賞なし 有馬記念14着→京都記念4着→天皇賞(春)3着
G1(0-0-0-0) 宝塚記念9着、有馬記念14着
G2(0-0-0-0) 日経新春杯1着、目黒記念3着、京都記念4着
2018年 3分16秒2 ※参考 2017菊花賞 3分18秒9 キセキ 不良
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-3
年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-2 3戦目0-0-1-1 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-10
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-5
レインボーライン アーリントン1着、NHKマイル3着、札幌記念3着 (3-2-3-4) 菊花賞2着
天皇賞秋3着→有馬記念8着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)1着
G1(0-1-1-5)菊花賞2着、ジャパンC6着・6着、天皇賞春12着、宝塚記念5着、
天皇賞秋3着、有馬記念8着
G2(1-0-0-1) 日経賞4着、阪神大賞典1着
シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし 有馬記念3着→大阪杯13着→天皇賞(春)2着
G1(1-1-3-4) 天皇賞(春)3着、宝塚記念9着、ジャパンC3着、有馬記念6着、
天皇賞(春)2着、宝塚記念8着、ジャパンC1着、有馬記念3着、
大阪杯13着
G2(2-2-1-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着、アルゼンチン1着、阪神大賞典2着、
京都大賞典3着
クリンチャー (2-0-0-4) 菊花賞2着 京都記念1着→阪神大賞典3着→天皇賞(春)3着
G1(0-1-0-0) 菊花賞2着
G2(1-0-1-0) 京都記念1着、阪神大賞典3着
2017年 3分12秒5 ※参考 2016年菊花賞 3分03秒3 サトノダイヤモンド
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-6
年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-1-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-8
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-6 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-1
キタサンブラック スプリングS1着、皐月賞3着、セントライト1着 (4-0-1-1) 菊花賞1着
有馬記念2着→大阪杯1着→天皇賞(春)1着
G1(4-1-2-0)菊花賞1着、有馬記念3着、天皇賞春1着、宝塚記念3着、ジャパンC1着、
有馬記念2着、大阪杯1着
G2(1-1-0-0)大阪杯2着、京都大賞典1着
シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし 有馬記念6着→阪神大賞典2着→天皇賞(春)2着
G1(0-0-2-2) 天皇賞(春)3着、宝塚記念9着、ジャパンC3着、有馬記念6着
G2(2-2-0-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着、アルゼンチン1着、阪神大賞典2着
サトノダイヤモンド きさらぎ賞1着、皐月賞3着、ダービー2着、神戸新聞杯1着 (4-1-1-0)
菊花賞1着 有馬記念1着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
G1(2-0-0-0) 菊花賞1着、有馬記念1着
G2(1-0-0-0) 阪神大賞典1着
2016年 3分15秒3 ※参考 2015年菊花賞 3分03秒9 キタサンブラック
菊花賞・秋華賞 あり1-0-0-5
年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-1-10
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-4 3戦目0-0-1-4 4戦目以上0-0-0-2
キタサンブラック スプリングS1着、皐月賞3着、セントライト1着 (4-0-1-1) 菊花賞1着
天皇賞(春)1着 有馬記念3着→大阪杯2着→天皇賞(春)1着
G1(1-0-1-0) 菊花賞1着、有馬記念3着
G2(0-1-0-0) 大阪杯2着
カレンミロティック (2-0-0-6) 菊花賞なし ジャパンC15着→阪神大賞典6着→天皇賞(春)2着
G1(0-1-1-5) 有馬記念6着、宝塚記念2着、香港ヴァース5着、天皇賞(春)3着、
宝塚記念13着、天皇賞秋13着、ジャパンC15着、
G2(1-0-1-4) 金鯱賞1着、中山記念14着、大阪杯4着、阪神大賞典4着、
京都大賞典3着、阪神大賞典6着
シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし
日経新春杯2着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
G1(0-0-0-0)
G2(0-0-0-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着
2015年 3分14秒7 ※参考 2014年菊花賞 3分01秒0 トーホウジャッカル
菊花賞・秋華賞 あり1-0-0-5
年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-4 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-1-9
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-1-2 3戦目0-1-0-6 4戦目以上0-0-0-1
ゴールドシップ 札幌2歳S2着、皐月賞1着、神戸新聞杯1着 (5-2-0-1) 菊花賞1着
AJCC7着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)1着
G1(0-0-0-0) 菊花賞1着、有馬記念1着、天皇賞(春)5着、宝塚記念1着、
ジャパンC15着、有馬記念3着、天皇賞(春)7着、宝塚記念1着、
凱旋門賞14着、有馬記念3着
G2(0-0-0-0) 阪神大賞典1着、京都大賞典15着、阪神大賞典1着、札幌記念2着、
AJCC7着、阪神大賞典1着
フェイムゲーム 京成杯1着(2-0-0-4) 菊花賞なし AJCC12着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)2着
G1(0-0-0-2) 天皇賞(春)6着、宝塚記念6着
G2(1-0-1-2) AJCC3着、オールカマー6着、アルゼンチン1着、AJCC12着
カレンミロティック (2-0-0-6) 菊花賞なし 香港ヴァース5着→阪神大賞典4着→天皇賞(春)3着
G1(0-1-0-2) 有馬記念6着、宝塚記念2着、香港ヴァース5着
G2(1-0-0-3) 金鯱賞1着、中山記念14着、大阪杯4着、阪神大賞典4着
2014年 3分15秒1 ※参考 2013年菊花賞 3分05秒2 エピファネイア 不良
菊花賞・秋華賞 あり0-1-0-3
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-1 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし1-0-1-12
年明け初戦0-0-0-1 2戦目1-0-1-4 3戦目0-0-0-5 4戦目以上0-0-0-2
フェノーメノ 青葉賞1着、ダービー2着、セントライト1着 (4-1-0-2) 菊花賞なし 天皇賞(春)1着
宝塚記念4着→日経賞5着→天皇賞(春)1着
G1(1-1-0-2) 天皇賞秋2着、ジャパンC5着、天皇賞(春)1着、宝塚記念4着、
G2(1-0-0-1) 日経賞1着、日経賞5着
ウインバリアシオン青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着(3-2-0-3) 菊花賞2着 天皇賞(春)2着
有馬記念2着→日経賞1着→天皇賞(春)2着
G1(0-2-1-2) 菊花賞2着、ジャパンC5着、天皇賞(春)3着、宝塚記念4着、
有馬記念2着
G2(1-1-1-1) 京都記念6着、日経賞2着、金鯱賞3着、日経賞1着
ホッコーブレーヴ (1-2-2-4) 菊花賞なし ジャパンC12着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
G1(0-0-0-1) ジャパンC12着
G2(0-1-0-1) アルゼンチン5着、日経賞2着
2013年 3分14秒2 ※参考 2012年菊花賞 3分02秒9 ゴールドシップ
菊花賞・秋華賞 あり0-1-0-3
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-2 3戦目0-0-0-0 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし1-0-1-12
年明け初戦0-0-1-0 2戦目1-0-0-1 3戦目0-0-0-9 4戦目以上0-0-0-2
フェノーメノ 青葉賞1着、ダービー2着、セントライト1着 (4-1-0-2) 菊花賞なし 天皇賞(春)1着
ジャパンC5着→日経賞1着→天皇賞(春)1着
G1(0-1-0-1) 天皇賞秋2着、ジャパンC5着
G2(1-0-0-0) 日経賞1着
トーセンラー きさらぎ賞1着、セントライト2着(2-1-2-2) 菊花賞3着 天皇賞(春)2着
新潟記念7着→京都記念1着→天皇賞(春)2着
G1(0-0-0-0) 菊花賞3着
G2(0-0-0-0) 京都記念4着、日経賞10着、京都記念1着
レッドカドー (0-0-0-0) 菊花賞なし ジャパンC8着→天皇賞(春)3着
G1(0-0-0-1) ジャパンC8着
G2(0-0-0-0)
2012年 3分13秒8 ※参考 2011年菊花賞 3分02秒8 オルフェーヴル
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-6
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-0-4 3戦目0-0-1-2 4戦目以上1-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-9
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-2 3戦目0-0-0-4 4戦目以上0-0-0-3
ビートブラック (3-3-2-6) 菊花賞3着 ダイヤモンドS6着→阪神大賞典10着→天皇賞(春)1着
G1(0-0-1-2) 菊花賞3着、天皇賞(春)7着、宝塚記念11着
G2(0-1-0-5) 日経新春杯10着、京都大賞典2着、アルゼンチン5着、
ステイヤーズS11着、日経新春杯4着、阪神大賞典10着
トーセンジョーダン 共同通信杯2着(3-2-0-1) 菊花賞なし 有馬記念5着→大阪杯3着→天皇賞(春)2着
G1(1-1-0-3) 有馬記念5着、宝塚記念9着、天皇賞秋1着、ジャパンC2着、
有馬記念5着
G2(3-0-1-0) アルゼンチン1着、AJCC1着、阪神大賞典取消、札幌記念1着、
大阪杯3着
ウインバリアシオン青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着(3-2-0-3) 菊花賞2着 天皇賞(春)3着
京都記念6着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
G1(0-1-0-1) 菊花賞2着、ジャパンC5着
G2(0-1-0-1) 京都記念6着、日経賞2着
2011年 3分秒 ※参考 2010年菊花賞 3分06秒1 ビッグウィーク
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-5
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-0-1 3戦目0-0-1-2 4戦目以上1-0-0-2
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-9
年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-3 3戦目0-0-0-5 4戦目以上0-0-0-1
ヒルノダムール 皐月賞2着 (2-3-0-3) 菊花賞7着 京都記念3着→大阪杯1着→天皇賞(春)1着
G1(0-0-0-1) 菊花賞7着
G2(1-1-1-0) 日経新春杯2着、京都記念3着、大阪杯1着
エイシンフラッシュ 京成杯1着、ダービー1着、神戸新聞杯2着(4-1-2-1) 菊花賞なし
天皇賞(春)2着 有馬記念7着→大阪杯3着→天皇賞(春)2着
G1(0-0-0-2) ジャパンC8着、有馬記念7着
G2(0-0-1-0) 大阪杯3着
ナムラクレセント (3-0-1-4) 菊花賞3着 日経新春杯4着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
G1(0-0-1-2) 菊花賞3着、天皇賞(春)4着、宝塚記念9着
G2(1-0-1-4) 阪神大賞典3着、毎日王冠4着、日経賞8着、金鯱賞8着、
日経新春杯4着、阪神大賞典1着
過去11年間の上位入賞馬の傾向を総合すると次のようにまとめられます。
2011年~2021年
菊花賞・秋華賞 あり9-5-6-54
年明け初戦1-0-0-1 2戦目6-3-2-26 3戦目0-2-4-19 4戦目以上2-0-0-8
菊花賞・秋華賞 なし2-6-5-96
年明け初戦0-0-1-3 2戦目2-5-3-31 3戦目0-1-1-41 4戦目以上0-0-0-21
過去11年間の上位入賞馬の傾向と前哨戦となるG2の傾向のデータを踏まえ、本命候補を絞るための視点を次の8点にしたいと思います。
(1) 菊花賞出走経験のある中から本命候補を選ぶ 9-5-6-54
(2) 年明け2戦目(前哨戦のG2で1戦)の上位入賞馬に本命候補を絞り込む 6-3-2-26
(3) 前走が『日経賞』の場合は、1~3着馬から。前年秋のG1実績があれば掲示板5着前後まで広げて選択する。
(4) 前走が『阪神大賞典』の場合は、1着馬から。年明け3戦目(前哨戦のG2で1戦または2戦)の上位入賞馬も可。
(5) 菊花賞出走経験がない場合は、前年秋のG1上位入賞経験か、年明けのG1大阪杯1着からなら対抗扱い。
(6) 菊花賞1~6着の実績があり、G1で3回以上掲示板に載っていれば連下以上の評価
(7) 菊花賞の経験がなくても、G2を1勝以上で複勝圏を外していなければ穴馬候補に。
(8) 菊花賞の経験がなくても、G1で2回以上の掲示板があれば連下以上の評価
では、『タイトルホルダー』と『ディープボンド』を脅かす可能性がある馬を探しながら最終予想をしたいと思います。
×1.アイアンバローズ (2-2-1-4) 菊花賞なし ステイヤーズS2着→阪神大賞典2着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-0)
G2(0-2-0-2) 京都大賞典12着、アルゼンチン共和国杯6着、ステイヤーズS2着、
阪神大賞典2着
2.ハーツイストワール (1-2-0-0) 菊花賞なし ウエルカムS2着→早春S1着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-0)
G2(0-0-0-0)
3.ディバインフォース (2-1-0-5) 菊花賞4着 ステイヤーズS1着→日経賞11着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-2) 菊花賞4着、天皇賞(春)15着
G2(1-0-0-1) ステイヤーズS1着、日経賞11着
△4.ユーキャンスマイル (3-2-0-2) 菊花賞3着 有馬記念9着→阪神大賞典5着→天皇賞(春)
G1(0-0-1-10) 菊花賞3着、天皇賞春5・4・7着、天皇賞秋4・9着、
ジャパンC5・12・12着、有馬記念11・9着
G2(1-1-0-3) 阪神大賞典1着、アルゼンチン4着、阪神大賞典2着、札幌記念6着、
阪神大賞典5着
△5.マカオンドール 京都2歳3着、京都新聞3着(2-3-4-4) 菊花賞なし
万葉S1着→阪神大賞典4着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-0)
G2(0-0-0-1) 阪神大賞典4着
6.メロディーレーン (2-0-2-8) 菊花賞5着 有馬記念15着→ダイヤモンドS13着 天皇賞(春)
G1(0-0-0-5) 菊花賞5着、 天皇賞(春)11着、天皇賞(春)11着、宝塚記念11着、
有馬記念15着
G2(0-0-0-0) 日経新春杯9着、阪神大賞典5着
△7.テーオーロイヤル (4-0-1-3) 菊花賞なし 尼崎S1着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-0)
G2(0-0-0-0)
△8.クレッシェンドラヴ (1-1-1-5)→ 菊花賞なし AJCC7着→日経賞4着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-3) ジャパンC13着、有馬記念8着、大阪杯11着
G2(0-0-0-4) オールカマー5着・4着、AJCC7着、日経賞4着
△9.ヒートオンビート (3-3-1-3) 菊花賞なし 中山金杯3着→日経賞3着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-0)
G2(0-1-1-1) 目黒記念2着、京都大賞典8着、日経賞3着
×10.トーセンカーナビ (3-3-1-3) 菊花賞なし ダイヤモンドS3着→阪神大賞典7着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-2) 天皇賞(春)5着、宝塚記念8着
G2(0-1-0-4) 阪神大賞典2着、アルゼンチン14着・7着、ステイヤーズS4着、
阪神大賞典7着
△11.マイネルファンロン スプリングS3着(3-2-3-2) 菊花賞なし 中日新聞杯17着→AJCC2着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-0)
G2(0-0-0-0) 毎日王冠10着、金鯱賞8着、毎日王冠12着、AJCC2着
12.ハヤヤッコ レパードS1着(3-2-1-3) 菊花賞なし 東海S14着→日経賞5着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-0)
G2(0-0-0-3) 東海S6着、東海S14着、日経賞5着
×13.ロバートソンキー 神戸新聞杯3着 (1-1-1-1) 菊花賞6着
長久手特別1着→御堂筋S3着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-1) 菊花賞6着
G2(0-0-0-0)
14.ヴァルコス 青葉賞2着(2-2-0-4)→ 菊花賞8着
ステイヤーズS8着→ダイヤモンドS4着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-1) 菊花賞8着
G2(0-0-0-1) ステイヤーズS8着
▲15.タガノディアマンテ きさらぎ賞2着(1-1-1-6) 菊花賞7着
AJCC9着→京都記念2着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-1) 菊花賞7着
G2(0-1-0-1) ステイヤーズS2着、AJCC9着、京都記念2着
○16.タイトルホルダー 弥生賞1着(2-2-0-3)→ 菊花賞1着
有馬記念5着→日経賞1着→天皇賞(春)
G1(1-0-0-1) 菊花賞1着、有馬記念5着
G2(1-0-0-0) 日経賞1着
△17.シルバーソニック (3-3-0-0)→菊花賞なし 万葉S3着→阪神大賞典3着→天皇賞(春)
G1(0-0-0-0)
G2(0-0-2-0) ステイヤーズS3着、阪神大賞典3着
◎18.ディープボンド 京都新聞杯1着 (2-1-1-4)菊花賞4着
有馬記念2着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)
G1(0-2-0-2) 菊花賞4着、天皇賞(春)2着、凱旋門賞14着、有馬記念2着
G2(3-0-0-0) 阪神大賞典1着、フォワ賞1着、阪神大賞典1着
予想方針で挙げた8つの視点にピッタリ当てはまる有力候補は、今年の出走馬にはいなかったので『タイトルホルダー』と『ディープボンド』の2強を脅かす馬はいない・・・と言いたいところですが。
『タイトルホルダー』と『ディープボンド』は、現時点ではどちらもディープインパクト級とも、キタサンブラック級とも言い難いので、8つの視点を若干緩めに修正して印を付けてみました。
データを信じるか信じないかは自分次第!
これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。 |
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