カレンブラックヒル(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
カレンブラックヒル
写真一覧
抹消  黒鹿毛 2009年2月19日生
調教師平田修(栗東)
馬主鈴木 隆司
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績22戦[7-0-0-15]
総賞金33,284万円
収得賞金9,450万円
英字表記Curren Black Hill
血統 ダイワメジャー
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
チャールストンハーバー
血統 ][ 産駒 ]
Grindstone
Penny's Valentine
兄弟 レッドアルヴィスプエルト
市場価格3,570万円(2009セレクトセール)
前走 2015/11/22 マイルチャンピオンS G1
次走予定

カレンブラックヒルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/11/22 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1861179.51313** 牡6 57.0 秋山真一平田修 472
(+2)
1.33.7 0.933.8⑪⑪モーリス
15/10/24 東京 11 富士S G3 芝1600 165922.1108** 牡6 58.0 秋山真一平田修 470
(-6)
1.33.3 0.634.3ダノンプラチナ
15/07/26 中京 11 中京記念 G3 芝1600 16234.817** 牡6 58.5 秋山真一平田修 476
(-2)
1.33.6 0.235.3スマートオリオン
15/06/07 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1781625.697** 牡6 58.0 武豊平田修 478
(-10)
1.32.5 0.534.2⑫⑩モーリス
15/04/05 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 144612.158** 牡6 57.0 松山弘平平田修 488
(+6)
2.04.5 1.638.5ラキシス
15/02/22 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 16365.431** 牡6 58.0 秋山真一平田修 482
(+4)
1.48.3 -0.136.9コスモソーンパーク
14/12/06 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 175107.755** 牡5 57.0 秋山真一平田修 478
(+10)
1.59.3 0.535.9ラストインパクト
14/11/02 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1871332.899** 牡5 58.0 秋山真一平田修 468
(-10)
2.00.0 0.334.9スピルバーグ
14/09/28 新潟 11 オールカマー G2 芝2200 182414.557** 牡5 57.0 秋山真一平田修 478
(+12)
2.12.4 0.235.2マイネルラクリマ
14/06/08 東京 11 安田記念 G1 芝1600 172316.659** 牡5 58.0 秋山真一平田修 466
(-2)
1.37.9 1.138.4⑤⑦ジャスタウェイ
14/04/06 中山 11 ダービー卿T G3 芝1600 16126.941** 牡5 57.5 秋山真一平田修 468
(-2)
1.34.6 -0.036.5カオスモス
14/03/02 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 1671412.7611** 牡5 57.0 秋山真一平田修 470
(+6)
1.22.1 1.436.3⑧⑧コパノリチャード
13/11/17 京都 11 マイルCS G1 芝1600 184818.9818** 牡4 57.0 岩田康誠平田修 464
(-8)
1.34.5 2.135.9⑥⑥トーセンラー
13/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18116.7414** 牡4 58.0 秋山真一平田修 472
(-2)
1.32.4 0.934.6ロードカナロア
13/04/21 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 18592.214** 牡4 58.0 秋山真一平田修 474
(+8)
1.32.7 0.135.1グランプリボス
13/02/17 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 166113.3115** 牡4 57.0 秋山真一平田修 466
(0)
1.37.9 2.839.0グレープブランデー
12/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 188164.735** 牡3 56.0 秋山真一平田修 466
(-2)
1.57.7 0.434.5エイシンフラッシュ
12/10/07 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 16243.511** 牡3 56.0 秋山真一平田修 468
(+8)
1.45.0 -0.034.3ジャスタウェイ
12/05/06 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 18353.711** 牡3 57.0 秋山真一平田修 460
(-6)
1.34.5 -0.634.6アルフレード
12/04/07 中山 11 NZT G2 芝1600 16243.711** 牡3 56.0 秋山真一平田修 466
(-4)
1.33.2 -0.435.0セイクレットレーヴ

⇒もっと見る


カレンブラックヒルの関連ニュース

小倉大賞典は小倉芝1800mで施行されるハンデ戦のG3。

波乱のイメージが強い重賞ながら、過去10年勝ち馬は1~4番人気から出ている。一方、2桁人気も計7頭馬券に絡むなど健闘。
今年は上位人気だったはずのディープモンスターが出走取消。ただでさえ、上位勢に信頼を置きづらいメンバーが多いなか、より混戦の度合いが深まった。大波乱を見られるのだろうか。過去10年のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。

逃げた馬の成績は【2-0-1-8】。内訳は2015年3番人気人気1着カレンブラックヒル、2017年4番人気1着マルターズアポジー、2019年14番人気3着サイモンラムセス

カレンブラックヒルは番手から道中動いてハナに立つ形。重馬場の1000m通過59秒7は楽なペースではなく、実際2・3着馬は初角2桁位置を通過している。
マルターズアポジーの年は良馬場、1000m通過57秒6だからこの馬も飛ばしている。同じように、2・3着には前半控えていた馬が追い込んだ。
馬場状態は違えど、自分の形に持ち込むとペースに関わらず強いという意味では、今年の逃げ候補筆頭セルバーグも同じ。少し楽しみが出てきた。
サイモンラムセスは当時9歳。最内枠もあり、積極策をとった。1000m通過59秒4と緩め、番手以下を離し、淡々と逃げられたのに加え、53キロも味方した。

今開催の小倉は先週からBコースへ変更。とはいえ、ラチ沿いの傷みはカバーしきれていない。ペース次第ではロスなく運んだ先行馬も残ったが、特に直線は外に進路を求める騎手が多く、外が伸びやすい。このあたりも念頭に置くべきだろう。

小倉芝1800mのスタートは、スタンド前の直線にある。平坦からすぐに上りとなり、かつ1コーナーまで272mと短いため、形状的にはペースが上がりにくい。
上りは2コーナーまで続き、そこからは下りと平坦の組み合わせ。前半はゆったりと走り、後半は負荷が少ないとなれば、基本的には前に利が出る。

逃げ馬に注目すると、久々に今村騎手に手が戻ったセルバーグがいる。一応、フェーングロッテンもいるが、近走の行き脚を見るとハナに立つ率は低そう。
セルバーグは昨年の中京記念勝ち馬。この時は松山騎手の騎乗、3枠6番から押していき、テン1ハロンは12秒3。道中もペースを緩めずに押し切っており、2・3着馬は初角2桁位置から追い込んできた。
その後、関屋記念はスローペースの逃げで8着、マイルCSはハイペースの番手で16着、前走の京都金杯は逃げ馬が飛ばす展開を6番手から13着。噛み合わない競馬が続いている。
今回はハナを叩けそうなメンバーとなり、施行が重なり時計がかかるようならさらに良さそう。人気も落ちるだろうし、今回のメンバーなら頑張れないか。

セルバーグ。どう乗るのかわからないが、変わるならハナだろうし、逃げてくれると祈るばかり。中京記念のように、マイペースで淡々と運べばなかなかしぶとい。後に中京記念2着ディヴィーナは府中牝馬S(G2)を勝ち、4着馬ウイングレイテストはスワンS(G2)を勝っている。実績的に57キロも有利に映り、一変を期待。

馬券は◎の単勝。⑤⑩⑪への馬連・ワイド。

(文・垣本大樹)

【2歳新馬・札幌5R】カレンブラックヒル産駒ブライトファントムが逃げ切る 2022年7月30日() 12:37

7月30日の札幌5R(2歳新馬、芝1500メートル、11頭立て=コモドアーズ競争除外)は、横山和生騎手の5番人気ブライトファントム(牡、栗東・杉山晴紀厩舎)がデビュー戦を飾った。好スタートからスッと先手を奪うと、2番手の2番人気ショーモンとのマッチレースになり、最後は直線での叩き合いをハナ差制した。タイムは1分30秒8(良)。

2着から5馬身離された3着には3番人気のシゲルノヴァが入り、1番人気に支持されたアルファインディは中団追走から直線伸びきれず4着に敗れた。

ブライトファントムは、父カレンブラックヒル、母 マプチートカーユ、母の父フレンチデピュティという血統。

横山和生騎手(1着 ブライトファントム)「返し馬の感じや、先生と話して1回使って良くなる感じと思っていましたが、それで勝ち切ってくれましたね。気持ち、ファイトの仕方がいいですね。外から来られたら普通はひるみますが、もう1回行く根性があります。競走馬にとっては大切ですからね。伸びしろがありそうな体で勝てましたし、続けて使うにしても休ませるにしても、ここで勝てたのは大きいです」

[もっと見る]

【NHKマイル】春の東京5週連続GIの第1弾・3歳マイル王決定戦の注目点! 2022年5月3日(火) 13:45

★昨年はシュネルマイスターが優勝 登録馬中、唯一の外国産馬ジャングロに注目

NHKマイルCは、創設当初“マル外の祭典“と称されるほど外国産馬の活躍が目立っており、創設年の1996年に1~8着をマル外が独占するなど2001年まではマル外が上位を独占した。その後は内国産馬の優勝が19年続いたが、昨年は独国産馬のシュネルマイスターが勝ち、20年ぶりに外国産馬が優勝した。今年のNHKマイルC登録馬を見ると、MoreThanReady産駒の米国産馬で、トライアルのニュージーランドTを制したジャングロ(牡、栗東・森秀行厩舎)が唯一の外国産馬となっているが、今年もマル外の“3歳マイル王”が誕生するだろうか。

★1997年にシーキングザパールでV “森秀行調教師&武豊騎手”コンビのジャングロ

ジャングロ(牡)を管理する森秀行調教師には、2008年皐月賞キャプテントゥーレ)以来14年ぶりのJRA・GI制覇がかかる。同調教師は1997年にシーキングザパールでNHKマイルCを制しているが、25年ぶりに同レースを制すことができるかどうか。なお、ジャングロには武豊騎手が騎乗する予定だが、“森秀行調教師&武豊騎手”のコンビはJRA・GIで3勝、2着8回(勝率.130、連対率.478)という成績を挙げており、1997年のNHKマイルC勝ち馬シーキングザパールにも武豊騎手が騎乗していた。

★最多勝種牡馬のダイワメジャー 今年は2頭の産駒が出走予定

種牡馬ダイワメジャーの産駒は2012年カレンブラックヒル、2016年メジャーエンブレム、2019年アドマイヤマーズでNHKマイルC3勝を挙げており、同レースにおける最多勝種牡馬となっている。今年のNHKマイルCには、朝日杯FS2着のセリフォス(牡、栗東・中内田充正厩舎)、シンザン記念勝ち馬マテンロウオリオン(牡、栗東・昆貢厩舎)と2頭のダイワメジャー産駒が登録しているが、最多勝記録を更新する同レース4勝目を挙げることができるかどうか。なお、セリフォスには福永祐一騎手、マテンロウオリオンには横山典弘騎手が騎乗する予定。

★今年初戦となるセリフォスソネットフレーズ 最長間隔優勝記録の大幅更新なるか

朝日杯FS2着以来中139日での出走となるセリフォス(牡、栗東・中内田充正厩舎)、デイリー杯2歳S2着以来中175日での出走となるソネットフレーズ(牝、美浦・手塚貴久厩舎)は、NHKマイルCが今年初戦となる。歴代のNHKマイルC優勝馬で前走からの間隔が最も長かった馬は、2014年ミッキーアイルの中70日で、セリフォスソネットフレーズには記録更新がかかるが、3歳初戦を勝利で飾ることができるかどうか。

また、ソネットフレーズは通算2戦1勝という成績で、2012年カレンブラックヒルと2021年シュネルマイスターが記録したNHKマイルCにおける最少キャリア勝利(3戦)の更新もかかる。同馬が勝てば、管理する手塚貴久調教師は史上初のNHKマイルC連覇、同馬を所有する(有)キャロットファームは現在実施されているJRA3歳GI7競走の完全制覇となるが(※同馬主の所有馬はフォラブリューテ(牝、美浦・宮田敬介厩舎)も登録している)、ソネットフレーズは記録ずくめの勝利を挙げることができるかどうか。同馬には横山武史騎手が騎乗予定。

★昨年は所有馬が1~3着を独占 (有)サンデーレーシング所有馬は4頭が登録

馬主(有)サンデーレーシングには、2016・17年に続く2度目のNHKマイルC連覇がかかる。同馬主は昨年のNHKマイルCに3頭の所有馬を出走させて、シュネルマイスターが1着、ソングラインが2着、グレナディアガーズが3着と上位を独占した。今年のNHKマイルCにはアルーリングウェイ(牝、栗東・藤岡健一厩舎)、インダストリア(牡、美浦・宮田敬介厩舎)、ステルナティーア(牝、美浦・木村哲也厩舎)、ソリタリオ(牡、栗東・西村真幸厩舎)と4頭の(有)サンデーレーシング所有馬が登録しているが、同馬主は今年もNHKマイルCを制すことができるかどうか。

なお、(有)サンデーレーシングは金子真人ホールディングス(株)(※馬主名「金子真人氏」も含む)と並びNHKマイルCの最多勝馬主(3勝)となっている。金子真人ホールディングス(株)の所有馬は今年のNHKマイルCにダンテスヴュー(牡、栗東・友道康夫厩舎)が登録しており、両馬主には歴代単独トップのNHKマイルC4勝目がかかる。

★今年JRA重賞7勝のロードカナロア産駒 アーリントンC1・3着馬とステルナティーアが登録

種牡馬ロードカナロアの産駒は5月3日現在、今年のJRA重賞で7勝を挙げており、種牡馬別のJRA重賞勝利数でトップとなっている。NHKマイルCには、アーリントンCを制したダノンスコーピオン(牡、栗東・安田隆行厩舎)、アーリントンC3着のキングエルメス(牡、栗東・矢作芳人厩舎)、昨年のサウジアラビアRC2着のステルナティーア(牝、美浦・木村哲也厩舎)と3頭のロードカナロア産駒が登録しているが、同レース初勝利を挙げることができるかどうか。なお、ダノンスコーピオンに騎乗予定の川田将雅騎手は5月3日現在、今年のJRA重賞で4勝を挙げており、騎手別のJRA重賞勝利数でトップとなっている。

★登録馬中、最多のキャリア9戦 重賞で2戦連続2着のタイセイディバイン

タイセイディバイン(牡、栗東・高野友和厩舎)は、通算9戦1勝という成績だが、ファルコンS、アーリントンCと重賞で2戦続けて2着に入っている。NHKマイルCにおける最多キャリア優勝記録は2008年ディープスカイ、2013年マイネルホウオウの9戦で、タイセイディバインが勝てばこの記録に並ぶが、登録馬中最多のキャリアを誇る同馬は勝利を挙げることができるかどうか。なお、タイセイディバインにはNHKマイルC初挑戦となる松若風馬騎手が騎乗する予定。

★11年連続JRA・GI制覇を狙うM・デムーロ騎手 イスラボニータ産駒のプルパレイに騎乗予定

ファルコンSを制したプルパレイ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)は、デビュー以来すべてのレースでM・デムーロ騎手が騎乗しており、通算7戦3勝という成績を挙げている。同馬は左回りの競馬場では2勝、2着2回で連対率100%となっているが、東京・芝1600メートル戦のNHKマイルCで初のGIタイトルを手にすることができるかどうか。同馬が勝てば、M・デムーロ騎手は11年連続JRA・GI制覇となる。

プルパレイは昨年に産駒がデビューした新種牡馬のイスラボニータ産駒。新種牡馬の産駒はプルパレイの他にドレフォン産駒の力ワキタレブリー(牡、栗東・杉山佳明厩舎)、アメリカンペイトリオット産駒のセイクリッド(牝、栗東・大根田裕之厩舎)、ディーマジェスティ産駒のデルマグレムリン(牡、栗東・五十嵐忠男厩舎)、ビッグアーサー産駒のトウシンマカオ(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎)が登録している。今年の桜花賞ではウォーターナビレラ(父シルバーステート)が2着、皐月賞ではジオグリフ(父ドレフォン)、イクイノックス(父キタサンブラック)が1、2着と新種牡馬の産駒が連対したが、NHKマイルCでも好走することができるかどうか。

★兄は2019年の2着馬ケイデンスコール ジュニアCを制したインダストリア

ジュニアCを制したインダストリア(牡、美浦・宮田敬介厩舎)は、父リオンディーズ、母インダクティという血統で、2019年のNHKマイルC2着馬ケイデンスコールの弟にあたる。インダストリアはジュニアCの後は弥生賞ディープインパクト記念に出走して5着となったが、同レースから巻き返しを見せることができるかどうか。Vなら、同馬を管理する宮田敬介調教師はJRA・GI初制覇となる(※同調教師はフォラブリューテ(牝)も登録している)。なお、弥生賞ディープインパクト記念からNHKマイルCに直行した馬はこれまでに4頭いるが、1勝、2着1回、3着1回という成績を残しており、昨年は弥生賞ディープインパクト記念2着から直行したシュネルマイスターが勝利を挙げた。

また、インダストリアには2年ぶりに短期騎手免許を取得したD・レーン騎手が騎乗する予定。同騎手はJRA初参戦となった2019年にJRA・GI3勝を挙げたが、今年はどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

★2年連続2着の“桜花賞組”は2頭が登録 皐月賞10着のダンテスヴューも出走予定

NHKマイルC歴代勝ち馬の前走を見ると、最も多くの勝ち馬が出ているのは9勝の“ニュージーランドT組“で、6勝の“毎日杯組“が続いているが、過去10年で見ると、“ニュージーランドT組“は3勝、“毎日杯組“は0勝となっており、クラシックの“桜花賞組“、”皐月賞組”がそれぞれ2勝をマークしている。

2020年レシステンシア、2021年ソングラインNHKマイルCで2年続けて2着に入っている“桜花賞組“は、同レース8着のアルーリングウェイ(牝、栗東・藤岡健一厩舎)、14着のフォラブリューテ(牝、美浦・宮田敬介厩舎)の2頭が登録。“皐月賞組“は同レース10着のダンテスヴュー(牡、栗東・友道康夫厩舎)が登録しているが、今年のクラシック出走組は好走することができるかどうか。“桜花賞組“が勝てば2017年アエロリット以来5年ぶり5頭目、“皐月賞組”が勝てば2019年アドマイヤマーズ以来3年ぶり3頭目となる。なお、ダンテスヴューは今回がデビュー以来初の芝1600メートル戦出走となるが、芝1600メートル戦未出走馬がNHKマイルCを勝てば2010年ダノンシャンティ以来12年ぶり5頭目となる。

★今年のJRA・GⅠは1番人気馬が未勝利 今年JRA・GⅠ5勝の関東馬は5頭が出走予定

今年のJRA・GIは、フェブラリーSから天皇賞・春まで6戦を終えたが、1番人気馬は未勝利で、2着も天皇賞・春でのディープボンドの1回だけと苦戦している。NHKマイルCは過去10年で1番人気馬、2番人気馬がそれぞれ3勝を挙げているが、3連単の払戻金が10万円を超えた年が7回と波乱の決着も多く見られる。さて、今年のNHKマイルCはどのような結果になるだろうか。

また、今年のJRA・GIでは関東馬が5勝、関西馬が1勝と関東馬が勝利数でリードしている。関東馬は今年のNHKマイルCにインダストリア(牡、美浦・宮田敬介厩舎)、ステルナティーア(牝、美浦・木村哲也厩舎)、ソネットフレーズ(牝、美浦・手塚貴久厩舎)、トウシンマカオ(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎)、フォラブリューテ(牝、美浦・宮田敬介厩舎)の5頭が出走する予定だが、このレースでも勝利を挙げることができるかどうか。ちなみに、過去10年のNHKマイルC連対馬の所属を見ると、関東馬が4勝、2着6回、関西馬が6勝、2着4回となっている。

[もっと見る]

カレンモエが登録抹消 初年度の交配相手はカレンブラックヒル 2022年3月2日(水) 18:00

 カレンモエ(栗・安田隆、牝6)が2日付で競走馬登録を抹消。現役を引退した。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖入りする。父ロードカナロア(GI6勝)、母カレンチャン(GI2勝)の良血で、血統背景は文句なし。初年度の交配相手には、カレンブラックヒル(2012年・NHKマイルC勝ち)が予定されている。

 安田隆調教師は「ブラックヒルもオーナー(鈴木隆司氏)が所有されていましたし、血統のロマン、夢のある配合ですね。面白い掛け合わせだと思います。お母さんとして、いい子を出してほしいです」と話した。

カレンモエの競走成績はこちら

[もっと見る]

【血統アナリシス】函館2歳ステークス2021 昨年はSeeking the Goldの血を引く馬のワンツー決着、母の父サクラバクシンオー系も存在感を示す 2021年7月16日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は函館2歳ステークス2021・血統予想をお届けします!


世代最初のJRA重賞として施行されるようになった1997年以降、本競走では2勝以上を挙げた種牡馬がいないことも特徴のひとつとなっており、昨年は10番人気リンゴアメが勝利したことでマツリダゴッホが種牡馬としての初勝利を飾っている。また、勝ったリンゴアメは母の父マイネルラヴ、2着ルーチェドーロはマクフィ産駒なので、昨年は父または母の父がSeeking the Gold系の2頭によるワンツー決着でもあった。なお、Unbridledやフォーティナイナーの血を引く馬も人気不問で好走する傾向にあるので、同じMr. Prospector系種牡馬としてSeeking the Goldと併せて注目しておきたい。

ほか、母の父サクラバクシンオーも15年ブランボヌール、19年ビアンフェの2頭が姉弟制覇を果たすだけでなく、14年タケデンタイガーが11番人気2着と大駆けするなど存在感を示しており、母の父サクラバクシンオー系として見ても18年にカルリーノ(母の父ショウナンカンプ)が3着と好走している。

ポメランチェは、父キングカメハメハ×母オレンジティアラ(母の父サクラバクシンオー)。母オレンジティアラは全4勝を芝1200mで挙げたスプリンターで、09年小倉2歳S・3着など早期重賞でも活躍した実績を持つ。なお、近親には93年札幌3歳Sを制したメローフルーツがいる。前述のとおり、母の父サクラバクシンオーは好相性を示しており、父キングカメハメハも種牡馬としてJRA重賞初制覇を飾った所縁あるレース。小柄で仕上がり早なタイプとはいえ、新馬はスピードの違いをまざまざと見せつける完勝だったので、重賞でも楽しみは大きい。

イチローイチローは、父カレンブラックヒル×母クリンゲルベルガー(母の父スウェプトオーヴァーボード)。父系にUnbridled、母系にフォーティナイナーの血を引くことから函館2歳S向きの血統と言えそうで、カレンブラックヒル産駒も昨年にラヴケリーが3番人気3着と順当に好走した実績を持つ。使いつつと思案された新馬は4頭横並びの接戦を制する勝負根性を見せており、今年の北海道開催は変則日程となることから、連闘でも同じ函館芝1200mの舞台を経験していることは強みとなりそうだ。

ナムラリコリスは、父ジョーカプチーノ×母ナムラキッス(母の父マツリダゴッホ)。ジョーカプチーノ産駒は実質的に函館2歳Sに初出走となるが、函館芝1200mでは抜群の成績を残しており、重賞でもジョーマンデリンが20年函館スプリントSで3着となっている。なお、ジョーカプチーノの母の父フサイチコンコルド、本馬の母の父マツリダゴッホも種牡馬として函館2歳S勝ち馬を出していることにも注目したい。新馬ではポメランチェにこそ水をあけられたが、自身の走破タイムも従来のレコードより0秒4速かった。函館替わりも苦にせず、2戦目で順当に勝ち上がった競馬センスは非凡。


【血統予想からの注目馬】
ポメランチェ ③イチローイチロー ⑪ナムラリコリス

[もっと見る]

【函館6R・新馬】カレンブラックヒル産駒ラヴケリーが逃げ切りV! 2020年6月13日() 14:20

 6月13日の函館6R・2歳新馬(芝1200メートル、牝馬限定)は、団野大成騎手騎乗の1番人気ラヴケリー(栗東・高柳大輔厩舎)が最内から二の脚を生かしスピードの違いで逃げ切り勝ちを果たした。タイムは1分09秒6(良)。

 3馬身差の2着にはスノークリスマス(7番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にセントポーリア(8番人気)が続いた。

 ラヴケリーは、父カレンブラックヒル、母ダームドゥラック、母の父シンボルクリスエスという血統。

 ◆団野大成騎手(1着 ラヴケリー)「一歩目で置かれたけど、その後、二の脚が付き、馬なりでハナに行けました。いいスピードがありますね。攻め馬通りの走りを見せてくれました」

★13日函館6R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

⇒もっと見る

カレンブラックヒルの関連コラム

閲覧 737ビュー コメント 0 ナイス 3

先週は、26(日)に函館競馬場でG3函館2歳ステークスが、中京競馬場でG3中京記念が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G3函館2歳ステークスメジェルダが先頭で直線コースへ。先頭はメジェルダでリードは半馬身、2番手に、最内からコスモフレンチ、中ドナルチアヒルダ、外からはまくり気味に進出したブランボヌールの態勢。残り200mを通過、ここで外からブランボヌールが一気にメジェルダを捉えて先頭に躍り出るとぐんぐんリードを広げていきます。残り100m、抜け出したブランボヌールは完全にセーフティリード、後続は粘るヒルダ、大外からはメジャータイフーンが一気の脚で追い込んで2番手争い。結局、早めに抜け出したブランボヌールが2着に3馬身半差をつける完勝劇!世代初の重賞ウイナーにとなりました。2着にメジャータイフーン、そこからクビ差の3着にヒルダが入っています。
 
公認プロ予想家ではサラマッポプロシムーンプロが的中しています。
 
G3中京記念はポンとスタートを決めたカレンブラックヒルがレースを作るかと思われたところで、外からメイケイペガスターが仕掛けて先頭へ。さらには3コーナー手前で今度はエールブリーズメイケイペガスターを交わして先頭に代わって直線コースへ。先頭は直線で外目に持ち出されたエールブリーズでリードは半馬身、直後にスマートオリオン、最内カレンブラックヒルと3頭が横に並んでの叩き合い。残り200mを通過、ここでエールブリーズは後退し、カレンブラックヒルスマートオリオンの争いにカオスモスも加わります。残り100m、ここでスマートオリオンカレンブラックヒルを競り落として単独先頭に立つと、内を突いたアルマディヴァン、大外からはダローネガあたりも差し込みますが、2番手争いまで。距離延長で新味を見せたスマートオリオンがオーシャンステークス以来となる重賞制覇を飾りました!クビ差の2着にアルマディヴァン、そこからクビ差の3着にダローネガが入っています。
 
公認プロ予想家では馬っしぐらプロが的中しています。
 
☆☆☆注目プロ →河内一秀プロ
勝負レースに指定した26(日)福島11Rで単勝22.0倍サクラアルディード(カツラギ予想勝率35.2%)からの3連複79.3倍、3連単582倍を的中!26万1830円を払い戻しました!この他にも25(土)勝負レースに指定した函館8R福島11Rを筆頭に的中を連発!週末トータル的中率34%、回収率161%、収支プラス26万8160円の好成績を収めました。
 
☆☆☆注目プロ →馬っしぐらプロ
26(日)中京11R中京記念GIIIで『難解レース。ダローネガの3着付け』とコメントし、馬連170.7倍、3連単2565.9倍を見事的中!27万3360円を払い戻しました!週末トータル回収率255%、収支プラス19万1580円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →シムーンプロ
26(日)福島11Rで『右回り1800は悪くない条件だし、力もある。不向きな障害レース惨敗後の人気落ちで妙味はある感。』と狙った◎サクラルディード(22.0倍)の単複を的中!函館3Rでは『初ダートは合いそう。揉まれない大外枠もプラスだろう。』とコメントした◎ノワールギャルソン(20.2倍)の単複を的中!この他にもコンスタントに的中を重ね、週末トータル的中率34%、回収率135%をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →山崎エリカプロ
26(日)福島11Rで『福島も時計が掛かりだしてきた。レース展開的にも差し、追い込み馬優勢のレースとなる。立て直されて、前走とは真逆の展開が予想される』と◎ヒストリカルを本命に抜擢!○サクラアルディードとの馬連30.8倍を本線で的中させ、7万9400円を払い戻しました!
 
※全レースの結果速報はこちら

今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣の予想にご注目下さい。

「TCK007」


登録済みの方はこちらからログイン

2015年7月26日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第112回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~トヨタ賞中京記念GIII
閲覧 666ビュー コメント 0 ナイス 1

みなさんこんにちは!

本日は中京11R「トヨタ賞中京記念GIII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)は、カレンブラックヒルから1.0ポイント差(約1馬身差)内のカオスモスまで。
第2グループ(黄)は、ネオウィズダムから1.0ポイント差(約1馬身差)内のスマートオリオンオリービンまでの3頭。
第3グループ(薄黄)は、トーセンレーヴから同差内のエールブリーズミッキードリームナリタスーパーワンオツウレッドアリオンダローネガの7頭で、以下は第4G(灰)となっています。

さてこのように色分けされた分布を見ると、全体を通じて各馬間に1.0ポイント以上の開き(溝)が一つも見られない珍しいパターンであること、特に第3グループのトーセンレーヴ以下は最下位まで見ても計1.7ポイント差内に11頭がひしめいている点などが特徴として見てとれます。
このように混戦模様な上に、何と言っても新装中京で行われるようになって以降の近3年、5→6→10人気、5→13→3人気、7→11→5人気決着と難解な一戦。データが少ないことも難しくしている一因ですが、それでも過去3回で少しずつ見え始めてきている傾向をもとに紐解いてみたいと思います。

①この時期に強い夏馬が活躍し易く、リピーターが出現し易い
②栗東坂路組が好相性
③大型馬(480キロ~)が優勢

と、このあたりに注目していますので、今回の馬券構築は凄馬出馬表の総合評価と上記3点を参考にしつつ、例年の通り波乱決着の想定でまとめたいと思います。

◎はミッキードリーム。正直この馬よりも総合評価上位の馬で①~③の条件に合致もしくはそれに近しい馬は何頭かいるのですが、前日時点でここまで人気ないのであればということでこの馬から。
このレース4着→2着→2着の馬に本命なんて面白みに欠ける予想だなぁと思いつつもそこには目をつぶり、終わってみれば「やっぱり中京記念だったな......」というオチに期待です。。。(^^ゞ
今回の私の馬券は◎ミッキードリームの単・複が本線ですが、当コラムでは馬連勝負としたいと思います。
以下、印としては、○オリービン、▲カオスモス、☆アルマディヴァン、△にアルバタックスカレンブラックヒルトーセンレーヴネオウィズダムナリタスーパーワンとし、お遊びで○から△アルバタックスまでの馬連も加えてみたいと思います。


【馬連総流し】

◎=全馬
8=1,2,3,4,5,6,7,9,10,11,12,13,14,15,16 (15点)

【馬連BOX】

○,▲,☆,△(15のみ)
1,4,5,15 (6点)


計21点

[もっと見る]

2015年4月8日(水) 13:22 【ウマニティ】
先週の回顧~(4/4~4/5)☆まんでがんプロが阪神5Rで117万オーバーの払い戻し!
閲覧 820ビュー コメント 0 ナイス 3

先週は、5(日)に中山競馬場でG3ダービー卿チャレンジトロフィー、阪神競馬場でG2産経大阪杯がそれぞれ行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G3ダービー卿チャレンジトロフィーラインスピリットがレースを引っ張って直線へ。直線に入ると2番手に付けていたマイネルメリエンダが逃げるラインスピリットを捉えて先頭に立ちます。1馬身程空いた後続からは中カオスモスアーデント、外からはまくるように進出したクラリティシチーが前を追います。残り200mを通過、先頭のマイネルメリエンダは一杯となり、外からクラリティシチーモーリスの2頭が追い込んで一気に先頭。残り100m、エンジンかかったモーリスの末脚が爆発。クラリティシチーを一瞬にして置き去りにすると最後は3馬身半の差をつけて優勝。渋った馬場状態の中で上がり33秒0という驚愕のパフォーマンスで嬉しい初重賞制覇を飾りました。2着にクラリティシチー、そこからクビ差の3着にインパルスヒーローが入っています。
 
公認プロ予想家ではサラマッポプロ岡村信将プロ河内一秀プロが的中しています。
 
G2産経大阪杯ゼロスがレースを引っ張りますが、第4コーナーで2番手に付けていたカレンブラックヒルが先頭を奪って直線コースへ。直線に入るとカレンブラックヒルロゴタイプの2頭が抜けての叩き合い、ここで1人気キズナは鞍上がGOサイン、一気に差を詰めてきます。残り200mを通過、ここでカレンブラックヒルロゴタイプは脱落し、外からラキシスキズナが併せ馬の形で抜け出します。残り100m、断然の1人気キズナの脚色が鈍り、ラキシスが単独先頭に立つとゴールまで力強く伸びてV。2馬身差の2着にキズナ、そこから3馬身差の3着にエアソミュールが入っています。
 
公認プロ予想家ではいっくんプロが◎○▲のパーフェクト予想、その他にも導師嵐山プロ佐藤洋一郎プロ3連単プリンスプロ蒼馬久一郎プロ河内一秀プロ霧プロ馬単マスタープロが的中しています。
 
☆☆☆注目プロ →☆まんでがんプロ
5(日)阪神5Rで本命に単勝18.2倍の伏兵ニホンピロサンダーを抜擢!◎△○の印で3連複598.1倍を600円、ニホンピロサンダーを1着固定にした3連単4091.9倍を200円的中させ、117万7240円を払い戻しました!この他にも4(土)中山3Rで◎○からの3連単4点勝負で6万9000円の払い戻しを記録!週末トータル回収率302%、収支プラス86万9730円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →きいいろプロ
4(土)に的中ラッシュを記録したきいいろプロ。勝負レースに指定した中山1Rを◎○、阪神2Rを単勝1点勝負でそれぞれ仕留めると、中山4Rで◎○の大本線的中で20万7400円を払い戻し!さらに迎えた中山11Rでは○サトノデプロマットネロの馬連22倍を4000円的中させ、11万500円を払い戻しました!週末トータル回収率165%、的中率37%、収支プラス31万2600円を記録しています。
 
☆☆☆注目プロ →シムーンプロ
4(土)中山11Rで『昇級でもスピード生かす競馬で粘り込みを。』とコメントしたサトノデプロマットの単複を的中!阪神4Rでも『距離延長良さそう。』と狙い撃ちしたトウカイトレジャーの単複を的中!この他にもコンスタントに的中を重ね、週末トータル回収率149%、的中率60%の好成績を収めています。
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
4(土)の両メインレースを完璧に的中させたスガダイプロ。中山11Rでは『前走時計は一見地味だが、当時の馬場状態を考えればかなり優秀な部類。2,3着馬も力のある馬だった。』と高評価したサトノデプロマットを本命に抜擢し、的中!阪神11Rでは『前走は出遅れて直線で詰まる不利。もう逃げにこだわる必要もない。ゲートさえ出ればまず勝ち負けに。』と評したコーリンベリーを本命に推し、◎▲○の大本線的中!5(日)も勝負レースにしてした阪神10Rで◎マリオーロから4万1470円の払い戻しに成功!週末トータル回収率142%、的中率48%、収支プラス9万8170円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →蒼馬久一郎プロ
4(土)阪神4Rで単勝13.1倍、馬連104.7倍、3連複7930円を的中させ、3万9350円の払い戻し!5(日)阪神5Rでもニホンピロサンダーの単勝18.2倍、馬連101.1倍を的中させ、阪神11R産経大阪杯GIIではラキシスの単勝、馬連を仕留めました。週末トータル回収率137%、的中率74%、収支プラス6万5510円をマークしています。
 
※全レースの結果速報はこちら

今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家の予想にご注目下さい。


「TCK007」

[もっと見る]

2015年4月5日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第88回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~ 産経大阪杯 GII
閲覧 478ビュー コメント 0 ナイス 1

みなさんこんにちは!

本日は阪神11R「大阪杯 GII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)は、キズナ
第2グループ(黄)は、ロゴタイプカレンブラックヒルエアソミュールスピルバーグ
第3グループ(薄黄)は、ラキシスデウスウルト。以下は第4G(灰)となっています。

ご覧のように今回の凄馬出馬表で気になる所は総合ポイントTOPのキズナ~2位ロゴタイプ間の2.2の大きな溝、第2グループ・5位スピルバーグ~第3グループ・6位ラキシス間の0.7の溝です。人気が予想されるキズナですが、凄馬出馬表でも高い評価となっています。

馬券構築ですが、大きな溝を素直に信頼して◎キズナからの3連単で組み立てたいと思います。以下、先行力を重視して○ロゴタイプ、▲カレンブラックヒル、実力上位の△スピルバーグ、人気的に妙味のある☆デウスウルトと印を打ちます。人気が予想されるキズナからですので手を広げすぎても旨みはありません。絞って勝負です!

【3連単】
7

6,9,12,13

6,9,12,13

計12点

[もっと見る]

2014年11月4日(火) 15:11 【ウマニティ】
先週の回顧~kmプロが京都8R◎コスモグラウベで33万超のビッグヒット!
閲覧 826ビュー コメント 0 ナイス 4

先週は、2(日)に東京競馬場でGI天皇賞(秋)が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
GI天皇賞(秋)は1番人気のイスラボニータが2.8倍、2番人気はジェンティルドンナ4.7倍、3番人気がフェノーメノ4.9倍、4番人気がエピファネイア8.0倍と4頭が10倍をきる混戦模様のレースとなりました。
 
 大観衆が見つめる中、ゲートインは無事完了。注目のスタートはペルーサがやや出遅れるも各馬まずまずといったところ。大方の予想通りカレンブラックヒルが先頭に立つと、大外からマイネルラクリマが出していって2番手、続いて内から追走するジェンティルドンナサトノノブレス、その外からダッシュをきかせてイスラボニータが追いかけて先行集団を形成。向こう上面に入ります。中団にはダークシャドウマーティンボロラブイズブーシェエピファネイアトーセンジョーダンが差なく追走し、その後ろにデニムアンドルビーディサイファフェノーメノの3頭が並走。そこから1馬身ほど後方にスピルバーグヒットザターゲットが追走し、さらに後方からアスカクリチャンフラガラッハが並んで最後方にペルーサといった隊列。
 
 カレンブラックヒルが作り出したペースは前半1000mを60秒7程の平均ペース。各馬動かず、じっくり脚を溜めて直線コースへ差し掛かります。逃げるカレンブラックヒルが2馬身ほどのリードを保って逃げ込みを図りますが、内からジェンティルドンナ、中から持ったままの手応えでイスラボニータが徐々に差を詰めます。残り200m、追い出されたイスラボニータが先頭に立って抜け出しを図るところ、内からようやくエンジンかかったジェンティルドンナが脚を伸ばし、大外からはスピルバーグが1頭目立つ脚で追い込んできます。ラスト100m、懸命に粘るイスラボニータジェンティルドンナが捉えて先頭に立ちますが、直後、スピルバーグが一気の脚で2頭をまとめて差しきって完勝!豪快な競馬でGI初制覇を飾りました!勝ちタイムは1分59秒7。3/4差の2着にジェンティルドンナ、そこからアタマ差の3着にイスラボニータが入っています。
 
 公認プロ予想家の中では導師嵐山プロろいすプロが的中しています。
 
☆☆☆注目プロ →kmプロ
1日(土)京都8Rで6人気◎コスモグラウベを1着固定にし、相手を5頭に絞り込んでの勝負!見事3連単664倍を500円的中させ、33万2400円払い戻しのビッグヒット!この他にも2(日)福島2Rショウナンライコウ(7.8倍)を8000円的中や東京2Rの◎スカーボロフェアの単勝を10000円的中させました!
 
☆☆☆注目プロ →サウスプロ
1(土)福島2Rで▲◎の馬連14.2倍を2点で仕留めると東京7Rでも○◎で馬連1520円を5000円的中させ、7万6000円の払い戻し!2(日)京都6Rでは▲◎○のパーフェクト予想を披露、京都9Rでも◎シュテルングランツサトノバリアントの馬連30.5倍を的中させ、10万650円を払い戻しました!
 
☆☆☆注目プロ →はははふほほほプロ
2(日)東京6Rで『休み明け12kg増が堪えた。絞れてきたらあんなことはない。中間も順調。今回は粘りが増す。』と評した◎ノウレッジの単勝、3連単を仕留め、8万9700円を払い戻しました!東京12Rでは『勝鞍のある1400m戦になるのはプラス。29日に坂路でビッシリ追って好気配。勝ち負けできる。』と狙った伏兵◎ガンジーからの単複、馬連を的中!6万2560円を払い戻しました!
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
勝負レースに指定した2(日)京都10Rで『このクラスならいつでも勝てる』と評した◎シルクドリーマー、『攻め内容は大幅に良化』と対抗評価にしたベルルミエールがワンツー、馬連、複勝を本線的中させました!東京9Rでは単勝22.7倍の中穴タガノザイオンを本命に抜擢し、馬連76.7倍、ワイド34倍、3連複339倍を仕留め、6万970円を払い戻しました!
 
☆☆☆注目プロ →霧プロ
2(日)京都7Rで◎ヴィッセンヨヨギマックヤマカツポセイドンの予想を披露!単勝14.2倍、馬連37.8倍、3連複74倍を本線的中させ、5万5300円を払い戻しました!
  
※全レースの結果速報はこちら
  
今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家の予想にご注目下さい。

[もっと見る]

2014年10月29日(水) 20:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第295話天皇賞・秋(謎解き編)
閲覧 987ビュー コメント 0 ナイス 5

第295話 「天皇賞・秋」


09年 35.6-47.9-33.7 =1.57.2 ▼9△5△ 3 瞬発戦
10年 35.3-48.0-34.9 =1.58.2 ▼5▼4△ 6 瞬発戦 稍重
11年 34.3-46.0-35.8 =1.56.1 ▼1△2▼ 3 平坦戦
12年 34.8-45.9-36.6 =1.57.3 △2△8▼10 瞬発戦
13年 35.0-47.2-35.3 =1.57.5 ▼3▼1△7 平坦戦

稍重だった10年こそ1分58秒台でしたが以外の年は56~57秒台となっており高速中距離戦のレース。
過去5年では瞬発戦3回、平坦戦2回でレースの上りは33秒7~36秒6とかなり差がある。
レースでの上り2位以内の馬の成績が
5-1-4-0 勝率50.0% 連対率60.0% 複勝率100.0%
となっていて上りが重要になるのは間違いありませんが中盤で脚を溜めての一気の爆発力なのか中盤で脚を溜めなくても持続可能な末脚なのかはその年によって異なるというのがポイントかと思われます。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
カンパニー     【瞬7平6消1】
ブエナビスタ    【瞬5平5消0】
トーセンジョーダン 【瞬6平4消0】
エイシンフラッシュ 【瞬6平1消0】
ジャスタウェイ   【瞬6平1消0】
2着馬
スクリーンヒーロー 【瞬4平6消0】
ペルーサ      【瞬2平2消0】
ダークシャドウ   【瞬6平1消0】
フェノーメノ    【瞬5平0消0】
ジェンティルドンナ 【瞬4平4消0】

瞬発戦>平坦戦というタイプか瞬発戦=平坦戦というタイプが多くなっています。
瞬発戦<平坦戦というタイプはスクリーンヒーローのみなので多少の割り引きは必要でしょう。
平坦戦になろうともやはりコース適性【瞬9平1消0】の舞台ということです。

今年のメンバーで流れを作りそうなのはカレンブラックヒルサトノノブレス辺りでしょうか。
それよりも鍵を握りそうなのが柴田大Jに乗り戻るマイネルラクリマ
先週の菊花賞でもそうでしたが実際逃げたのはサングラスでしたがペースを落とさないようにしたのは2番手追走の柴田大J騎乗のマイネルフロストだったと思われます。
柴田大Jもマイネルラクリマのことは熟知してるはずでラストの上り勝負ではこのメンバーでは厳しいはず。
ならば中盤であまりペースを落とさせないよう突っつくはずで今年も平坦戦になると予想します。

となれば昨年上手くいった戦法で行ってみるか。
狙い目は東京コースで平坦戦だった重賞連対経験馬。
今年の登録馬では
アスカクリチャンイスラボニータエピファネイアカレンブラックヒルジェンティルドンナダークシャドウトーセンジョーダンペルーサ
の8頭です。
6歳以上の馬の成績は過去5年で1-0-1-36で割り引きが必要でしょう。
上記の馬で5歳以下の馬は
イスラボニータエピファネイアカレンブラックヒルジェンティルドンナ
の4頭となっています。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
イスラボニータマーティンボロデニムアンドルビー
なんだかんだいって外国人Jの成績3-1-2-7(勝率23.1%、連対率30.8%、複勝率46.2%)は脅威。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

[もっと見る]

⇒もっと見る

カレンブラックヒルの口コミ


口コミ一覧
閲覧 462ビュー コメント 0 ナイス 1

 今週はNHKマイルCのトライアル・レース「ニュージーランドT」が行われます。

 クラシック・ディスタンスでは能力を十分発揮できないとみられる、マイル適正のある馬たちが3歳G1タイトルを目指し、NHKマイルCのトライアルに臨む思惑は、この重賞制覇にあるのか、その先にあるのかを踏まえながら予想を進めたいと思います。


 1着から3着までNHKマイルCの優先出走権が与えられる『ニュージーランドT G3』では、このレースを経由してNHKマイルCに出走した中から、過去10年間で3頭が3歳マイル王に輝いています。


【NHKマイルC 1着馬の前走成績:過去10年間】
2021年 シュネルマイスター 弥生賞2着
2020年 ラウダシオン    ファルコンS2着
2019年 アドマイヤマー   皐月賞4着
2018年 ケイアイノーテック ニュージーランドT2着
2017年 アエロリット    桜花賞5着
2016年 メジャーエンブレム 桜花賞4着
2015年 クラリティスカイ  皐月賞5着
2014年 ミッキーアイル   アーリントンC1着
2013年 マイネルホウオウ  ニュージーランドT7着
2012年 カレンブラックヒル ニュージーランドT1着

 『ニュージーランドT』から次走『NHKマイルC』に出走するのは、かなりの頭数の中で3勝という戦績が優秀と言えるのか微妙なところですが、この2つのレースを連勝したのは『カレンブーケドール』唯一頭です。新馬戦1着から2連勝で臨んだ重賞初制覇でした。

 この実績を上回る4勝馬として『シンザン記念1着』から『ニュージーランドT』を重賞2連勝で制した『エーシントップ』は『NHKマイルC』では7着に敗れています。

 今年の『ニュージーランドT』を制するのは、G3のタイトル獲得を狙った仕上げで臨んでくる馬たちなのか、『NHKマイルC』でも勝ち負けになるような、その次のG1を目標に仕上げてくる馬たちなのか。

これまでの成績と過去10年間のデータを比較検討しながら、どちらのタイプなのかを推測して予想に役立てたいと思います。


 そこで、そのタイプ分けをするために必要な基本となるデータを示してみます。


【過去10年間 出走馬の戦績】
全157頭
 1勝馬 36頭 1着:2頭 2着:3頭 3着:5頭 4着以下:26頭 勝率5.6% 連対率13.9% 複勝率27.8%
 2勝馬 110頭 1着:7頭 2着:7頭 3着:4頭 4着以下:92頭 勝率6.4% 連対率12.7% 複勝率16.4%
 3勝馬  9頭 1着:0頭 2着:0頭 3着:1頭 4着以下: 8頭 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率11.1%
 4勝馬  1頭 1着:1頭 2着:0頭 3着:0頭 4着以下: 0頭 勝率100.0%
中央未勝利  1頭 1着:0頭 2着:0頭 3着:0頭 4着以下: 1頭 勝率0.0%

 4勝馬は『エーシントップ』が唯一の出走で見事『ニュージーランドT』を制してはいますが、例外中の例外として扱います。

 3勝馬の不振が目立っています。10年の内、8年で9頭が出走して僅か3着が1回だけです。なぜ、このような結果になっているのかを理解するため、3着になった『ブライトライン』と他の7頭を比較できるよう3勝馬の戦績をみてみましょう。


【ニュージーランドT出走時 3勝馬の戦績】
3着 ブライトライン    新馬戦4着 小倉1800芝 9/04→未勝利2・1着
    3勝馬  2012年   1勝クラス1着→ラジオNIKKEI5着→京成杯13着→アーリントンC7着
                ファルコンS1着→当該レース3着→NHKマイルC10着

7着 マイネルホウオウ   新馬戦1着 福島1800芝 6/23
    3勝馬  2013年   コスモス賞OP2着→札幌2歳S9着→1勝クラス2着→東スポ2歳S8着
                1勝クラス1着→ジュニアCOP1着→当該レース7着→NHKマイルC1着

6着 モグモグパクパク   新馬戦6着 東京1400芝 6/09→未勝利2・8・2・1着
    3勝馬  2013年   1勝クラス4着→京王杯2歳S7着→1勝クラス1着→クリスマスROP1着
                ファルコンS4着→当該レース6着→NHKマイルC14着

7着 マイネルディアベル   新馬戦5着 阪神1400芝 6/09→未勝利1着
    3勝馬  2014年    函館2歳S6着→すずらん賞OP5着→1勝クラス1着→京王杯2歳S4着
                 朝日杯FS4着→クロッカスSOP1着→当該レース7着→NHKマイルC16着

10着 コスモナインボール   新馬戦9着 福島1800芝 7/19→未勝利1着
    3勝馬  2015年    1勝クラス1着→アイビーS1着→朝日杯FS9着→京成杯13着→共同通信杯8着
                 当該レース10着→NHKマイルC10着

5着 レインボーライン    新馬戦2着 札幌1800芝 8/02→未勝利2・1着
    3勝馬  2016年    萩SOP3着→東スポ2歳S9着→1勝クラス1着→シンザン記念6着
                 アーリントンC1着→当該レース5着→NHKマイルC3着

5着 タイムトリップ     新馬戦1着 福島1200芝 7/02
    3勝馬  2017年    函館2歳S3着→すずらん賞OP2着→カンナSOP1着→京王杯2歳S7着
                 ジュニアCOP3着→クロッカスOP1着→当該レース5着→NHKマイルC6着

8着 リョーノテソーロ    新馬戦2着 東京1300ダ 11/04→未勝利ダ1着
    3勝馬  2018年    1勝クラスダ1着→クロッカスSOP1着→当該レース5着→NHKマイルC11着

10着 マイネルグリット    新馬戦1着 中京1600芝 7/20
    3勝馬  2020年    フェニックスOP1着→小倉2歳S1着→京王杯2歳S9着→朝日杯FS13着
                 ファルコンS11着→当該レース10着→橘S(L)5着

 先ず、9頭に共通する3勝を挙げるためには、レース経験数がそれなりに多くなりますが、最少4戦で出走。最多は3頭が出走までに8戦を要しています。この他に6戦も3頭、7戦が2頭いて、平均6.7戦の経験で3勝馬は『ニュージーランドT』を戦っていることが分かります。

 『ブライトライン』は最多の8戦のキャリアで3着になっていました。

 また、3勝馬の前走レースの着順は、前走1着が6頭と前走4着以下が3頭の内訳になっています。もっと詳しくみてみると、3頭が前走4着以下になっていたのは、3歳重賞での成績でした。

 一方、前走1着だった6頭の内訳は、3歳OPで1着が4頭と3歳G3で1着の2頭でした。『ブライトライン』は格上の3歳G3で1着からの出走でした。

 これだけでは、『ブライトライン』だけが3勝馬で複勝圏(3着)に入った決定的な要因が見つかったと言えないので、「重箱の隅をつつく」ように、他の3勝馬たちとの違いを探し出してみると、重賞に初出走する時期が挙げられます。

 『ブライトライン』が重賞に初出走したのは2011年12月24日の『ラジオNIKKEI杯2歳S』です。この重賞は2014年から現在の11月第4週の施行に変更されましたが、この時はまだ12月に、2歳重賞の最後のレースとして行われていました。『朝日杯FS』よりも遅い時期に行われ、ほぼ3歳重賞と言ってもいいほどです。

 つまり、2歳重賞を経由して『ニュージーランドT』で実績を挙げるためには、余り早い時期から重賞レースで揉まれるより、成長を促しながら大切に使われて4月の3歳G1トライアルレースの時期に合わせて力を発揮できるように仕上げて出走させることが必要なのかもしれません。

 とは言いながら、3勝馬の『ニュージーランドT』における実績からは勿論、3勝馬故に本命候補に推すことは難しいと思います。

その理由は、3勝馬の次走が、9頭中8頭が『NHKマイルC』に出走していることから、優先出走権を獲得(3着以内に入賞)していなくても、前以てG1に挑戦することを決めていたのではないかと考えられるからです。

『NHKマイルC』に出走するつもりなら、トライアルレースに必勝を期したメイチの仕上げで臨むことはあり得ないので、G1に向かうことを前提の仕上がり具合で出走したことが成績に表れていると思わざるを得ません。

 本当に能力の高い馬なら、仕上がり途上でもトライアルで結果を残し、本番のG1でも優秀な成績を残せるはずですが、それができたのは、2勝馬で無敗のまま『ニュージーランドT』と『NHKマイルC』を連勝したカレンブラックヒルだけです。

 カレンブラックヒルほどの世代屈指の素質馬でなくても、また一定レベルの馬であっても3勝馬の身になれば、G1出走と満足できる結果を出すことを夢見て、両睨みの難しい仕上げで出走した結果が、当然と言えば当然の成績になっているのではないかと思わせられる過去10年の成績です。

 最終的に3勝馬が馬券に絡むことは確率が低いとみていますが、次の項目に2つ以上当てはまれば連下候補に残したいと思います。

(1)重賞初挑戦が12月以降で、3歳重賞の経験がある
(2)新馬戦から3戦以内に初勝利を挙げ、重賞と新馬戦以外は連対を外していない
(3)近走2~3戦で成績が好調か上がり傾向であることが窺われる
(4)直近の3歳重賞で5着~9着となり、掲示板に載る一歩手前の惜敗(程よい負け方)をしている


 3勝馬の活躍を期待できる実績にないと結論付けるなら、本命候補の中心は複勝率27.8%の1勝馬か、それとも7勝を挙げている2勝馬ということになります。

 この10年間の1勝馬と2勝馬の『ニュージーランドT』における2つのグループの実績を詳細にみておきます。

1勝馬 1着:2頭 2着:3頭 3着:5頭 4着以下:26頭
 勝率5.6% 連対率13.9% 複勝率27.8%

2勝馬 1着:7頭 2着:7頭 3着:4頭 4着以下:92頭
 勝率6.4% 連対率12.7% 複勝率16.4%

 年    1着  2着  3着     各グループ別 出走頭数
2021年  2勝馬 1勝馬 1勝馬  (3勝馬 0頭、2勝馬 11頭、1勝馬 4頭、0勝馬 1頭)
2020年  2勝馬 2勝馬 1勝馬  (3勝馬 1頭、2勝馬  9頭、1勝馬 6頭)
2019年  1勝馬 1勝馬 2勝馬  (3勝馬 0頭、2勝馬  8頭、1勝馬 7頭)
2018年  1勝馬 2勝馬 1勝馬  (3勝馬 1頭、2勝馬  9頭、1勝馬 5頭)
2017年  2勝馬 2勝馬 1勝馬  (3勝馬 1頭、2勝馬 12頭、1勝馬 3頭)
2016年  2勝馬 1勝馬 2勝馬  (3勝馬 1頭、2勝馬 11頭、1勝馬 4頭)
2015年  2勝馬 2勝馬 2勝馬  (3勝馬 1頭、2勝馬 14頭、1勝馬 1頭)
2014年  2勝馬 2勝馬 2勝馬  (3勝馬 1頭、2勝馬 13頭、1勝馬 1頭)
2013年  4勝馬 2勝馬 1勝馬  (3勝馬 2頭、2勝馬  9頭、1勝馬 4頭、4勝馬 1頭)
2012年  2勝馬 2勝馬 3勝馬  (3勝馬 1頭、2勝馬 14頭、1勝馬 1頭)
10年間の出走馬の合計  (3勝馬 9頭、2勝馬 110頭、1勝馬 36頭、4勝馬 1頭、0勝馬 1頭)

1年毎の1~3着馬の前走までの勝ち数をみると、一見して7勝を挙げている『2勝馬』が目立ちます。しかも、『2勝馬』が1頭も馬券に絡まない年はありません。

 『2勝馬』と『1勝馬』の組み合わせで決まった年が6回。
 『3勝馬』と『2勝馬』の組み合わせで決まった年が1回。
 『2勝馬』だけの組み合わせで決まった年が2回。
 『4勝馬』と『2勝馬』と『1勝馬』の組み合わせで決まった年が1回。


 『4勝馬』と『3勝馬』が絡んだのは各1回ずつで、この年が例外と考えれば、単純に2勝馬>1勝馬と考えて予想すればいいように思えます。

 しかし、『1勝馬』が絡まなかった3回(2012年、2014年、2015年)の出走馬の内訳を見ると『1勝馬』は僅か1頭ずつの年であったことが分かります。

 では『1勝馬』が複数出走した年の成績は、どうなっているかというと

 『1勝馬』が3頭出走した年は、3着    2017年 (『2勝馬』の出走数 12頭)
 『1勝馬』が4頭出走した年は、2着    2016年 (『2勝馬』の出走数 11頭)
 『1勝馬』が4頭出走した年は、3着    2013年 (『2勝馬』の出走数  9頭)
 『1勝馬』が5頭出走した年は、1着・3着 2018年 (『2勝馬』の出走数  9頭)
 『1勝馬』が6頭出走した年は、3着    2020年 (『2勝馬』の出走数  9頭)
 『1勝馬』が7頭出走した年は、1着・2着 2019年 (『2勝馬』の出走数  8頭)

 各グループの出走頭数を加味して評価すると、『1勝馬』が善戦しているというより、『2勝馬』に匹敵する成績を収めていると捉えてもいい成績です。

 『1勝馬』の成績を2012年~2016年と2017年~2021年に分けて考えると、近5年の方が『1勝馬』は好成績を収めていると感じます。

『1勝馬』  1着:2頭 2着:3頭 3着:5頭 4着以下:26頭
2017年以降 1着:2頭 2着:2頭 3着:4頭 4着以下:16頭
       勝率8.3% 連対率13.9% 複勝率33.3%
2016年以前 1着:0頭 2着:1頭 3着:1頭 4着以下:10頭
       勝率0.0% 連対率 8.3% 複勝率16.6%

『2勝馬』  1着:7頭 2着:7頭 3着:4頭 4着以下:92頭
2017年以降 1着:3頭 2着:3頭 3着:1頭 4着以下:43頭
       勝率6.0% 連対率12.0% 複勝率14.0%
2016年以前 1着:4頭 2着:4頭 3着:3頭 4着以下:49頭
       勝率6.7% 連対率13.3% 複勝率18.3%

 最近の5年間では、1勝馬もかなり巻き返していますので『1勝馬』も『2勝馬』も公平な目で本命候補を選択しなければならないようです。


 では、どのような実績を持っていれば本命にできるのかを探ってみます。

【ニュージーランドT1着馬の新馬戦の成績】
(1)1勝馬 2頭
     新馬戦1着 1頭(2・3歳重賞経由 1頭:デイリー杯2歳S2着・きさらぎ賞5着)カツジ
     新馬戦2着 1頭(当該レースに直行 1頭:未勝利1着)ワイドファラオ
(2)2勝馬 7頭
     新馬戦1着 4頭(1勝クラスで2勝目:直行 2頭:ルフトシュトローム・カレンブラックヒル、
     バスラットレオン:G2 3・6着→G1 3着→3歳G33着→1勝クラスで2勝目→直行 1頭
    ジョーストリクトリ:G3 6着→1勝クラスで2勝目→3歳重賞5着・6着経由 1頭)
     新馬戦3着 1頭(未勝利1着 1頭:1勝クラスで2勝目 1頭)ショウナンアチーヴ
     新馬戦4着 1頭(未勝利1着 1頭:2歳OPで 2勝目 1頭)ダンツプリウス
     新馬戦6着 1頭(未勝利1着 1頭:1勝クラスで2勝目 1頭)ヤマカツエース

 『1勝馬』『2勝馬』に限らず新馬戦1着馬が、重賞経由で出走してきた場合、勝利していなくても重賞5着・6着まで健闘(善戦)していれば、5頭が1着になっている。勝率(度数)は50%

 新馬戦2着~6着なら、2勝目(未勝利1着)を勝ち上がり、前走1着からの出走で4頭が1着になっている。
 『1勝馬』なら未勝利1着から直行。『2勝馬』なら1勝クラス1着から3頭が直行して1着の実績がある。
        ワイドファラオ         ショウナンアチーヴ、ダンツプリウス、ヤマカツエース

【ニュージーランドT1着馬の前走成績】
 (3)前走1着から当該重賞1着   5頭
     新馬戦  1着→当該重賞1着 0頭
     未勝利  1着→当該重賞1着 1頭 ワイドファラオ
     1勝クラス1着→当該重賞1着 3頭 バスラットレオン、ルフトシュトローム、カレンブラックヒル
     2歳O P 1着→当該重賞1着 0頭
     2歳重賞 1着→当該重賞1着 0頭
3歳重賞 1着→当該重賞1着 1頭 エーシントップ(4勝馬)

 (4)前走1着以外から当該重賞に出走 5頭
     1勝クラス複勝圏→当該重賞1着 0頭
     1勝クラス複勝外→当該重賞1着 0頭
     OP   複勝圏→当該重賞1着 0頭
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 0頭
     2歳重賞 複勝外→当該重賞1着 0頭
     3歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 2頭:G33着、2着ダンツプリウス、ヤマカツエース
     3歳重賞 複勝外→当該重賞1着 3頭:G35着、6着、6着
                               カツジ 、ジョーストリクトリ、
                               ショウナンアチーヴ

 前走1着馬については、【新馬戦の成績】の項で述べた通りの4頭に4勝馬『エーシントップ』を加えた5頭が前走から2連勝で『ニュージーランドT』を制しています。しかし、前走1着でなければ、前走3歳重賞での成績がキーポイントになります。3歳重賞であれば2着・3着でなくても複勝圏外の5・6着の適度な負け方(惜敗)まで5勝を挙げているからです。


 『1勝馬』『2勝馬』から本命候補を取捨する観点は

① 新馬戦1着で、重賞を経験していること

② 新馬戦2着~6着なら、前走1着からの出走馬であること

③ 2歳重賞の実績より、3歳重賞の成績を重視すること(程良い負け方:2着~6着)

④ 2歳重賞への初出走の時期は遅い方が好ましい(12月以降に初挑戦)

 以上4つの項目を目安に本命候補の『1勝馬』『2勝馬』を取捨選択したいと思います。ただし、『3勝馬』については、以下の4項目の中から2項目以上に当てはまれば連下候補に残したいと思います。

(1)重賞初挑戦が12月以降で、3歳重賞の経験がある
(2)新馬戦から3戦以内に初勝利を挙げ、重賞と新馬戦以外は連対を外していない
(3)近走2~3戦で成績が好調か上がり傾向であることが窺われる
(4)直近の3歳重賞で5着~9着となり、掲示板に載る一歩手前の惜敗(程よい負け方)をしている


 では、最初に出走馬の勝利数別の頭数を確認しておきます。『1勝馬』の出走が3頭以上の場合は馬券に1頭は絡む実績がありましたが、2頭だった年は過去10年のデータがないので予想するには微妙な出走数になりました。

 ちなみに、出走が1頭だけだった3年は『1勝馬』が馬券に絡んでいなかったことが懸念されます。


出走登録馬(ニュージーランドT)

2022年(3勝馬 1頭、2勝馬 7頭、1勝馬 2頭、0勝馬 1頭)

『1勝馬』
3.モチベーション   新馬2着 札幌1500芝 8/14→未勝利1着
  1勝馬       Fレビュー11着→当該重賞
10.デルマグレムリン  新馬6着 阪神1600芝 11/27→未勝利1着
  1勝馬       シンザン記念5着→1勝クラス3・6着→当該重賞

『2勝馬』
1.マテンロウオリオン 新馬2着 阪神1600芝 12/12→1勝クラス1着
  2勝馬       シンザン記念1着→当該重賞
2.ティーガーデン   新馬5着 東京1600芝 6/06→未勝利1着
  2勝馬       1勝クラス1着→ファルコンS8着→当該重賞
4.アバンチェリエ   新馬1着 東京1600芝 6/27
  2勝馬       1勝クラス3着→ジュニアC(L)4着→共同通信杯8着→1勝クラス1着→当該重賞
5.ベルウッドブラボー 新馬3着 東京1400芝 6/12→未勝利1着
  2勝馬       ダリア賞OP1着→京王杯2歳S9着→ジュニアC(L)2着→ファルコンS16着→当該重賞
7.リューベック    新馬1着 函館1800芝 7/18
  2勝馬       札幌2歳S6着→若駒S(L)1着→弥生賞6着→当該重賞
8.サーマルウインド  新馬7着 中京1400芝 9/11→未勝利1着
  2勝馬       1勝クラス4・1着→当該重賞
11.エンペザー     新馬11着 阪神1400芝 10/31→未勝利3・2・1着
  2勝馬       1勝クラス1着→当該重賞

『3勝馬』
6.ジャングロ     新馬3着 小倉1200芝 8/22→未勝利2・2・1着
  3勝馬       1勝クラス6着→2歳OP1着→マーガレット賞(L)1着→当該重賞

『0勝馬』
9.エイシンシュトルム 新馬 不出走 地方馬
  0勝馬       共同通信杯11着→ファルコンS9着→当該重賞


 新馬戦の着順別に並び替えて、重賞経験とその着順及び前走の着順をチェックします。

新馬戦着順別 出走馬(ニュージーランドT)
2022年(3勝馬 1頭、2勝馬 7頭、1勝馬 2頭、0勝馬 1頭)

【新馬戦1着】
4.アバンチェリエ   新馬1着 東京1600芝 6/27
  2勝馬       1勝クラス3着→ジュニアC(L)4着→共同通信杯8着→1勝クラス1着→当該重賞
7.リューベック    新馬1着 函館1800芝 7/18
  2勝馬       札幌2歳S6着→若駒S(L)1着→弥生賞6着→当該重

【新馬戦2着】
1.マテンロウオリオン 新馬2着 阪神1600芝 12/12→1勝クラス1着
  2勝馬       シンザン記念1着→当該重賞
3.モチベーション   新馬2着 札幌1500芝 8/14→未勝利1着
  1勝馬       Fレビュー11着→当該重賞

【新馬戦3着】
5.ベルウッドブラボー 新馬3着 東京1400芝 6/12→未勝利1着
  2勝馬       ダリア賞OP1着→京王杯2歳S9着→ジュニアC(L)2着→ファルコンS16着→当該重賞
6.ジャングロ     新馬3着 小倉1200芝 8/22→未勝利2・2・1着
  3勝馬       1勝クラス6着→2歳OP1着→マーガレット賞(L)1着→当該重賞

【新馬戦4着】対象馬なし

【新馬戦5着】
2.ティーガーデン   新馬5着 東京1600芝 6/06→未勝利1着
  2勝馬       1勝クラス1着→ファルコンS8着→当該重賞

【新馬戦6着】
10.デルマグレムリン  新馬6着 阪神1600芝 11/27→未勝利1着
  1勝馬       シンザン記念5着→1勝クラス3・6着→当該重賞

【新馬戦7着】
8.サーマルウインド  新馬7着 中京1400芝 9/11→未勝利1着
  2勝馬       1勝クラス4・1着→当該重賞

【新馬戦11着】
11.エンペザー     新馬11着 阪神1400芝 10/31→未勝利3・2・1着
2勝馬       1勝クラス1着→当該重賞

【新馬戦 不出走】
9.エイシンシュトルム 新馬 不出走 地方馬
  0勝馬       共同通信杯11着→ファルコンS9着→当該重賞


 本命候補選択の優先事項を『3歳重賞の着順』→『前走1着からの出走』→『連対を外していないこと』の順で最終予想の印を打ちます。

○1.マテンロウオリオン 新馬2着 阪神1600芝 12/12→1勝クラス1着
   2勝馬       シンザン記念1着→当該重賞
 2.ティーガーデン   新馬5着 東京1600芝 6/06→未勝利1着
   2勝馬       1勝クラス1着→ファルコンS8着→当該重賞
 3.モチベーション   新馬2着 札幌1500芝 8/14→未勝利1着
   1勝馬       Fレビュー11着→当該重賞
▲4.アバンチェリエ   新馬1着 東京1600芝 6/27
   2勝馬       1勝クラス3着→ジュニアC(L)4着→共同通信杯8着→1勝クラス1着→当該重賞
 5.ベルウッドブラボー 新馬3着 東京1400芝 6/12→未勝利1着
   2勝馬       ダリア賞OP1着→京王杯2歳S9着→ジュニアC(L)2着→ファルコンS16着→当該重賞
△6.ジャングロ     新馬3着 小倉1200芝 8/22→未勝利2・2・1着
   3勝馬       1勝クラス6着→2歳OP1着→マーガレット賞(L)1着→当該重賞
◎7.リューベック    新馬1着 函館1800芝 7/18
   2勝馬       札幌2歳S6着→若駒S(L)1着→弥生賞6着→当該重
×8.サーマルウインド  新馬7着 中京1400芝 9/11→未勝利1着
   2勝馬       1勝クラス4・1着→当該重賞
 9.エイシンシュトルム 新馬 不出走 地方馬
   0勝馬       共同通信杯11着→ファルコンS9着→当該重賞
△10.デルマグレムリン  新馬6着 阪神1600芝 11/27→未勝利1着
   1勝馬       シンザン記念5着→1勝クラス3・6着→当該重賞
△11.エンペザー     新馬11着 阪神1400芝 10/31→未勝利3・2・1着
   2勝馬       1勝クラス1着→当該重賞


 『3勝馬 ジャングロ』と『前走重賞1着 マテンロウオリオン』は『NHKマイルC』を目標の仕上がり途上の可能性が高いと考え、『ニュージーランドT』では1枚割り引いた評価とします。



 データを信じるか信じないかは自分次第!

 これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。






資料編


【ニュージーランドT 過去10年間の成績】

2022年(3勝馬 1頭、2勝馬 8頭、1勝馬 2頭、0勝馬 1頭)
1着  新馬戦1着→当該レース1着
2着  新馬戦1着→着→着→当該レース2着
3着  新馬戦3着→着→着→当該レース3着

2021年(3勝馬 0頭、2勝馬 11頭、1勝馬 4頭、0勝馬 1頭)
1着 バスラットレオン 新馬戦1着 札幌1800芝 7/26
2勝馬      札幌2歳S3着→京都2歳S6着→朝日杯FS3着→シンザン記念3着→
1勝クラス1着→当該レース1着→NHKマイルC中止
2着 タイムトゥへヴン 新馬戦4着 東京1800芝 11/14→未勝利4・1着
1勝馬      京成杯3着→弥生賞6着→当該レース2着→NHKマイルC6着
3着 シティレインボー 新馬戦2着 札幌1800芝 8/09→未勝利1着
1勝馬      野路菊SOP4着→1勝クラス取消→デイリー杯2歳S6着→1勝クラス2着→
1勝クラス2・5着→当該レース3着→NHKマイルC14着

2020年(3勝馬 1頭、2勝馬 9頭、1勝馬 6頭)
1着 ルフトシュトローム 新馬戦1着 中山1600芝 1/19
2勝馬       1勝クラス1着→当該レース1着→NHKマイルC6着
2着 シーズンズギフト  新馬戦1着 福島2000芝 11/09
2勝馬       1勝クラス1着→フラワーC3着→当該レース2着→紫苑S3着
3着 ウイングレイテスト 新馬戦2着 東京1600芝 6/23→未勝利1着
1勝馬       デイリー杯2歳S2着→朝日杯FS9着→ファルコンS6着→当該レース3着
→NHKマイルC7着

2019年(3勝馬 0頭、2勝馬 8頭、1勝馬 7頭)
1着 ワイドファラオ   新馬戦2着 東京1600芝 10/13→未勝利2・1着
1勝馬       →当該レース1着→NHKマイルC6着
2着 メイショウショウブ 新馬戦3着 阪神1600芝 9/22→未勝利3・1着
1勝馬       デイリー杯2歳S2着→阪神JF6着→チューリップ賞9着→当該レース2着
→オークス17着
3着 ヴィステルスバッハ 新馬戦4着 新潟1600芝 8/25→未勝利1着
2勝馬       1勝クラス5・1着→当該レース3着

2018年(3勝馬 1頭、2勝馬 9頭、1勝馬 5頭)
1着 カツジ       新馬戦1着 京都1600芝 10/21
1勝馬       デイリー杯2歳S2着→きさらぎ賞5着→当該レース1着→NHKマイルC8着
2着 ケイアイノーテック 新馬戦1着 阪神1600芝 6/03
2勝馬       デイリー杯2歳S3着→朝日杯FS4着→1勝クラス2・1着→当該レース2着
→NHKマイルC1着
3着 デルタバローズ   新馬戦1着 東京1600芝 10/21
1勝馬       京成杯13着→当該レース3着→NHKマイルC9着

2017年(3勝馬 1頭、2勝馬 12頭、1勝馬 3頭)
1着 ジョーストリクトリ 新馬戦1着 東京1400芝 10/23
2勝馬       京王杯2歳S6着→1勝クラス5・1着→アーリントンC5着→
ファルコンS6着→当該レース1着→NHKマイルC12着
2着 メイソンジュニア  新馬戦1着 小倉1200芝 8/14
2勝馬       小倉2歳S11着→1勝クラス4着→福島2歳SOP1着→全日本2歳優駿5着→
ファルコンS3着→当該レース2着→CBC賞12着
3着 ボンセルヴィーソ  新馬戦8着 小倉1200芝 8/20→未勝利4・1着
1勝馬       デイリー杯2歳S2着→朝日杯FS3着→ファルコンS2着→当該レース3着
→NHKマイルC3着

2016年(3勝馬 1頭、2勝馬 11頭、1勝馬 4頭) ※3勝馬レインボーライン:アーリントンC1着
1着 ダンツプリウス   新馬戦4着 阪神1600芝 6/21→未勝利2・3・1着
2勝馬       1勝クラス2着→京都2歳S9着→1勝クラス3着→ジュニアCOP1着→
アーリントンC2着→当該レース1着→NHKマイルC4着
2着 ストーミーシー   新馬戦2着 福島1200芝 7/04→未勝利2・8・1着
1勝馬       1勝クラス2着→当該レース2着→NHKマイルC9着
3着 エクラミレネール  新馬戦7着 東京1400芝 10/17→未勝利3・1着
2勝馬       1勝クラス7・1着→クイーンC7着→アネモネS4着→当該レース3着
→NHKマイルC13着

2015年(3勝馬 1頭、2勝馬 14頭、1勝馬 1頭)
1着 ヤマカツエース   新馬戦6着 函館1200芝 6/22→未勝利1着
2勝馬       すずらんOP2着→ききょうOP6着→1勝クラス4・1着
アーリントンC6着→ファルコンS3着→当該レース1着→NHKマイルC13着
2着 グランシルク    新馬戦2着 東京1800芝 11/24→未勝利3・1着
2勝馬       1勝クラス1着→当該レース2着→NHKマイルC5着
3着 アルマワイオリ   新馬戦1着 札幌1500芝 8/23
2勝馬       札幌2歳S6着→2歳OP1着→デイリー杯2歳S4着→朝日杯FS2着
アーリントンC2着→当該レース3着→NHKマイルC9着

2014年(3勝馬 1頭、2勝馬 13頭、1勝馬 1頭)
1着 ショウナンアチーヴ 新馬戦3着 中山1200芝 9/07→未勝利1着
2勝馬       1勝クラス3・1着→朝日杯FS2着→ファルコンS6着→当該レース1着
→NHKマイルC6着
2着 ショウナンワダチ  新馬戦1着 東京1600芝 11/10
2勝馬       1勝クラス1着→朝日杯FS6着→共同通信杯8着→当該レース2着
→NHKマイルC10着
3着 ベルルミエール   新馬戦1着 小倉1200芝 7/28
2勝馬       小倉2歳S11着→1勝クラス2・3・1着→ファルコンS3着→当該レース3着
→NHKマイルC12着

2013年(4勝馬 1頭、3勝馬 2頭、2勝馬 9頭、1勝馬 4頭)
1着 エーシントップ   新馬戦1着 阪神1400芝 6/17
2勝馬       中京2歳SOP1着→京王杯2歳S1着→朝日杯FS8着→
シンザン記念1着→当該レース1着→NHKマイルC7着
2着 レッドアリオン   新馬戦2着 阪神1400芝 9/17→未勝利2・4・3・1着
2勝馬       シンザン記念5着→アーリントンC3着→1勝クラス1着→
当該レース2着→NHKマイルC4着
3着 ストーミングスター 新馬戦 不出走→1勝クラス3・1着→当該レース3着→NHKマイルC12着
    1勝馬       

2012年(3勝馬 1頭、2勝馬 14頭、1勝馬 1頭)
1着 カレンブラックヒル  新馬戦1着 京都1600芝 1/21
2勝馬       1勝クラス1着→当該レース1着→NHKマイルC1着
2着 セイクレットレーヴ  新馬戦5着 札幌1800芝 8/14→未勝利1着
2勝馬       1勝クラス11着→2歳OP2・1着→当該レース2着→NHKマイルC5着
3着 ブライトライン    新馬戦4着 小倉1800芝 9/04→未勝利2・1着
3勝馬       1勝クラス1着→ラジオNIKKEI5着→京成杯13着→アーリントンC7着
ファルコンS1着→当該レース3着→NHKマイルC10着


【上位入賞馬の傾向】

ニュージーランドT 1着馬(2012年~2021年) 10年間
 (1)1勝馬 2頭
     新馬戦1着 1頭(当該レースに直行 0頭、2・3歳重賞経由 1頭:2着・5着)
     新馬戦2着 1頭(当該レースに直行 1頭:未勝利1着)ワイドファラオ
     新馬戦3着 0頭
     新馬戦4着 0頭
     新馬戦5着 0頭

 (2)2勝馬 7頭
     新馬戦1着 4頭(1勝クラスで2勝目 4頭:直行 2頭、直行←経由G3 3・3着・G2 6着・G1 3着、
3歳重賞経由5着・6着)
     新馬戦2着 0頭
     新馬戦3着 1頭(未勝利1着 1頭:1勝クラスで2勝目 1頭)
     新馬戦4着 1頭(未勝利1着 1頭:2歳OPで2勝目 1頭)
     新馬戦5着 0頭
     新馬戦6着 1頭(未勝利1着 1頭:1勝クラスで2勝目 1頭)

 (3)3勝馬 0頭
     新馬戦1着 0頭(新潟2歳S2着→2歳OPで2勝目→2歳重賞で3勝目 0頭:イスラボニータ)

 (4)4勝馬 1頭
     新馬戦1着 1頭(2歳OPで2勝目→2歳重賞で3勝目→2歳重賞で4勝目 1頭:エーシントップ)

 (5)前走1着から当該重賞に出走   5頭
     新馬戦  1着→当該重賞1着 0頭
     未勝利  1着→当該重賞1着 1頭 ワイドファラオ
     1勝クラス1着→当該重賞1着 3頭 バスラットレオン、ルフトシュトローム、カレンブラックヒル
     2歳O P 1着→当該重賞1着 0頭
     2歳重賞 1着→当該重賞1着 0頭
3歳重賞 1着→当該重賞1着 1頭 エーシントップ

 (6)前走1着以外から当該重賞に出走 5頭
     1勝クラス複勝圏→当該重賞1着 0頭
     1勝クラス複勝外→当該重賞1着 0頭
     2歳O P 複勝圏→当該重賞1着 0頭
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 0頭
     2歳重賞 複勝外→当該重賞1着 0頭
     3歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 0頭
     3歳重賞 複勝外→当該重賞1着 5頭:G35着、6着、2着、3着、6着
カツジ 、ジョーストリクトリ、ダンツプリウス、ヤマカツエース
ショウナンアチーヴ


重賞経験のある1着馬(2012年~2021年) 7頭
『ニュージーランドT』 重賞経験馬 7頭 内、重賞勝馬 1頭(延べ2頭)、重賞2着馬 3頭、重賞3着馬 2頭
(4)前走1着から当該重賞に出走   2頭
  1勝クラス 1着→当該重賞1着 1頭:G3 3・3着・G2 6着・G1 3着 バスラットレオン
     2歳重賞  1着→当該重賞1着 0頭
3歳重賞  1着→当該重賞1着 1頭:G3 1着・G2 1着・G1 8着 エーシントップ
(5)前走1着以外から当該重賞に出走 5頭
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 0頭
     2歳重賞 複勝外→当該重賞1着 0頭
     3歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 2頭:G3 2着・G2 9着 、G3 3着・6着、
ダンツプリウス、ヤマカツエース
     3歳重賞 複勝外→当該重賞1着 3頭:G3 5着・G2 2着、G3 6着・G3 5着、G3 6着・G1 2着
 カツジ、ジョーストリクトリ、ショウナンアチーヴ


『ニュージーランドT』2着馬(2012年~2021年) 10年間
 (1)1勝馬 3頭
     新馬戦1着 0頭
     新馬戦2着 1頭(未勝利1着→1勝クラス経由 1頭:1勝クラス2着)ストーミーシー2着
     新馬戦3着 1頭(未勝利1着→2歳重賞経由 1頭:G2 2着・9着・G1 6着)メイショウショウブ2着
     新馬戦4着 1頭(未勝利1着→2歳重賞経由 1頭:G33着・G2 6着、・・着)タイムトゥへヴン2着
     新馬戦5着 0頭

     
 (2)2勝馬 7頭
     新馬戦1着 4頭(1勝クラスで2勝目 3頭:3歳G3経由1頭G3 3着、2歳G2 3着・G1 4着
                          :3歳G3経由1頭G3 8着・G1 6着
              2歳OPで2勝目  1頭:3歳G3経由1頭G3 3・11着)
シーズンズギフト2着、ケイアイノーテック2着、メイソンジュニア2着
ショウナンワダチ2着、
新馬戦2着 2頭(未勝利1着→1勝クラスで2勝目 2頭:直行、3歳G3 3・5着)
グランシルク2着、レッドアリオン2着
新馬戦3着 0頭
新馬戦5着 1頭(未勝利1着→2歳OPで2勝目 1頭:直行)セイクレットレーヴ2着
(3)4勝馬 0頭
     新馬戦1着 0頭

 (4)前走1着から当該重賞に出走   3頭
     新馬戦  1着→当該重賞2・3着 0頭
     未勝利  1着→当該重賞2・3着 0頭
     2歳OP 1着→当該重賞2・3着 1頭 セイクレットレーヴ
     1勝クラス1着→当該重賞2・3着 2頭 ケイアイノーテック、グランシルク、
     2歳重賞 1着→当該重賞2・3着 0頭
     2歳G1 1着→当該重賞2・3着 0頭

 (5)前走1着以外から当該重賞に出走 7頭
     1勝クラス複勝圏→当該重賞2・3着 1頭:1勝クラス2着 ストーミーシー
     1勝クラス複勝外→当該重賞2・3着 0頭
     2歳OP 複勝圏→当該重賞2・3着 0頭
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞2・3着 0頭
     2歳重賞 複勝外→当該重賞2・3着 0頭
     3歳重賞 複勝圏→当該重賞2・3着 3頭:3歳G3 3着、G3 3・11着、G3 3・5着
3歳重賞 複勝外→当該重賞2・3着 3頭:3歳G3 3着・G2 6着、G3 9着・G2 2着・G1 6着
                     3歳G3 8着・G1 6着

重賞経験のある2着馬(2012年~2021年)
『ニュージーランドT』 重賞経験馬 7頭 内、重賞勝馬 0頭、重賞2着馬 1頭、重賞3着馬 5頭
   (4)前走1着から当該重賞に出走     2頭
     1勝クラス1着→当該重賞2・3着  2頭:朝日FS4着←デイリー杯2歳S3着 ケイアイノーテック、
アーリントンC3着←シンザン記念5着 レッドアリオン
     2歳重賞 1着→当該重賞2・3着  0頭
     2歳G1 1着→当該重賞2・3着  0頭

   (5)前走1着以外から当該重賞に出走   5頭
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞2・3着 0頭
     2歳重賞 複勝外→当該重賞2・3着 0頭
     3歳重賞 複勝圏→当該重賞2・3着 2頭:3歳G3 3着、3歳G3 3・11着、
 シーズンズギフト、メイソンジュニア
     3歳重賞 複勝外→当該重賞2・3着 3頭:3歳G2 6着・G3 3着、3歳G39着・2歳G2 2着・G16着
                          3歳G3 8着・2歳G16着、
 タイムトゥへヴン、メイショウショウブ、ショウナンワダチ


『ニュージーランドT』3着馬(2012年~2021年) 10年間
 (1)1勝馬 5頭
     新馬戦1着 1頭(3歳重賞経由 1頭:G3 13着)デルタバローズ
     新馬戦2着 2頭(未勝利1着→2歳重賞経由 2頭:G2 6着、G2 2着・G1 9着・3歳3 6着、
2歳OP経由 0頭:着)シティレインボー、ウイングレイテスト
     新馬戦3着 0頭(未勝利1着→2歳重賞経由 0頭:・・・着)
     新馬戦4着 0頭
     新馬戦5着 0頭(未勝利1着→OPクラス経由 0頭:着)
     新馬戦8着 1頭(未勝利1着→2歳重賞経由 1頭:G2 2着・G1 3着)ボンセルヴィーソ
     新馬戦不出走1頭(1勝クラス1着→直行)ストーミングスター

 (2)2勝馬 4頭
     新馬戦1着 2頭(2歳OPで2勝目 1頭:2歳G36着・G24着・G12着・3歳G3 2着 アルマワイオリ1勝クラスで2勝目 1頭:2歳G3 11着・3歳G3 3着) ベルルミエール
新馬戦2着 0頭(未勝利1着→1勝クラスで2勝目 0頭)
新馬戦3着 0頭(未勝利1着→1勝クラスで2勝目 0頭:2歳重賞着)
新馬戦4着 1頭(未勝利1着→1勝クラスで2勝目 1頭)ヴィステルスバッハ
新馬戦5着 0頭(未勝利1着→1勝クラスで2勝目 0頭)
新馬戦7着 1頭(未勝利1着→1勝クラスで2勝目 1頭:3歳重賞経由G3 7・4着)エクラミレネール

(3)3勝馬 1頭
     新馬戦4着 1頭(未勝利1着→1勝クラスで2勝目→3歳重賞で3勝目) ブライトライン

 (4)前走1着から当該重賞に出走   3頭
     新馬戦  1着→当該重賞2・3着 0頭
     未勝利  1着→当該重賞2・3着 0頭
     1勝クラス1着→当該重賞2・3着 2頭 ヴィステルスバッハ、ストーミングスター
     2歳重賞 1着→当該重賞2・3着 0頭
     2歳G1 1着→当該重賞2・3着 0頭
     3歳重賞 1着→当該重賞2・3着 1頭 ブライトライン

 (5)前走1着以外から当該重賞に出走 7頭
     1勝クラス複勝圏→当該重賞2・3着 0頭
     1勝クラス複勝外→当該重賞2・3着 1頭:1勝クラス5着←2歳G2経由6着 シティレインボー
     2歳OP 複勝圏→当該重賞2・3着 0頭
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞2・3着 0頭:2歳G1着・2歳重賞着・着・着
     2歳重賞 複勝外→当該重賞2・3着 0頭:2歳G1着・着、2歳重賞着・着・着
     3歳重賞 複勝圏→当該重賞2・3着 3頭:3歳G3 2着・2歳G1 3着・2歳G2 2着 ボンセルヴィーソ
                          3歳G3 2着・2歳G1 4着・2歳G2 2着 アルマワイオリ
                          3歳G3 3着・2歳G3 11着    ベルルミエール
     3歳重賞 複勝外→当該重賞2・3着 3頭:3歳G3 6着・2歳G1 9着・G2 2着 ウイングレイテスト
                          3歳G3 13着    デルタバローズ
                          3歳G3 4着・7着  エクラミレネール


重賞経験のある3着馬(2012年~2021年)
『ニュージーランドT』 重賞経験馬 8頭 内、重賞勝馬 1頭、重賞2着馬 3頭(延べ5頭)、重賞3着馬 2頭
   (4)前走1着から当該重賞に出走     1頭
     2歳重賞 1着→当該重賞2・3着  0頭
     2歳G1 1着→当該重賞2・3着  0頭
3歳重賞 1着→当該重賞2・3着  1頭:ファルコンS1着←アーリントンC7着←京成杯13着
←ラジオNIKKEI5着  ブライトライン
   (5)前走1着以外から当該重賞に出走   7頭
     1勝クラス複勝外→当該重賞2・3着 1頭:1勝クラス5着・デイリー杯2歳S6着 シティレインボー
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞2・3着 0頭
     2歳重賞 複勝外→当該重賞2・3着 0頭
3歳重賞 複勝圏→当該重賞2・3着 3頭:3歳G3 2着・2歳G1 3着・G2 2着 ボンセルヴィーソ
3歳G3 2着・2歳G1 2着・G2 4着 アルマワイオリ
3歳G3 3着・2歳G3 11着  ベルルミエール
     3歳重賞 複勝外→当該重賞2・3着 3頭:3歳G3 6着・2歳G1 9着・G2 2着 ウイングレイテスト
3歳G3 13着   デルタバローズ
3歳G3 4着・7着 エクラミレネール

ニュージーランドT 1・2・3着馬(2012年~2021年) 10年間
 (1)1勝馬 1着:1頭 2着:3頭 3着:5頭 4着以下:27頭 勝率2.7% 連対率11.1% 複勝率25.0%
           1着  2着  3着
     新馬戦1着 1頭  0頭  1頭
     新馬戦2着 0頭  1頭  2頭
     新馬戦3着 0頭  1頭  0頭
     新馬戦4着 0頭  1頭  0頭
     新馬戦5着 0頭  0頭  0頭
     新馬戦8着 0頭  0頭  1頭
新馬戦不出走0頭  0頭  1頭 ストーミングスター


 (2)2勝馬   1着:8頭 2着:7頭 3着:4頭 4着以下:91頭 勝率7.3% 連対率13.6% 複勝率17.3%
           1着  2着  3着
     新馬戦1着 4頭  4頭  2頭
     新馬戦2着 1頭  2頭  0頭
     新馬戦3着 1頭  0頭  0頭
     新馬戦4着 1頭  0頭  1頭
     新馬戦5着 0頭  1頭  0頭
     新馬戦6着 1頭  0頭  0頭
     新馬戦7着 0頭  0頭  1頭


 (3)3勝馬   1着:0頭 2着:0頭 3着:1頭 4着以下:8頭 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率11.1%
           1着  2着  3着
     新馬戦1着 0頭  0頭  0頭
     新馬戦4着 0頭  0頭  1頭 ブライトライン

 (4)4勝馬   1着:1頭 2着:0頭 3着:0頭 4着以下:0頭 勝率100.0%
           1着  2着  3着
     新馬戦1着 1頭  0頭  0頭
      エーシントップ

 (5)前走1着から当該重賞に出走  1着 5頭、 2着 0頭、 3着 0頭
     新馬戦  1着→当該重賞1着 0頭  2着 0頭
     未勝利  1着→当該重賞1着 1頭  2着 0頭
ワイドファラオ
     1勝クラス1着→当該重賞1着 3頭  2着 2頭
バスラットレオン、         ケイアイノーテック、
ルフトシュトローム、        グランシルク、
カレンブラックヒル
     2歳O P 1着→当該重賞1着 0頭  2着 1頭
                        セイクレットレーヴ
     2歳重賞 1着→当該重賞1着 0頭  2着 0頭
3歳重賞 1着→当該重賞1着 1頭  2着 0頭
エーシントップ



 (6)前走1着以外から当該重賞に出走 1着 5頭、 2着 7頭、 3着 0頭 
     1勝クラス複勝圏→当該重賞1着 0頭  2着 1頭
                        ストーミーシー
     1勝クラス複勝外→当該重賞1着 0頭  2着 0頭
     2歳O P 複勝圏→当該重賞1着 0頭  2着 0頭
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 0頭  2着 0頭
     2歳重賞 複勝外→当該重賞1着 0頭  2着 0頭
     3歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 0頭  2着 3頭
     3歳重賞 複勝外→当該重賞1着 5頭  2着 3頭  3着 0頭 
3歳G35着、6着、2着、3着、6着
カツジ 、ジョーストリクトリ、ダンツプリウス、
ヤマカツエース、ショウナンアチーヴ


重賞経験のある (2012年~2021年)  1着馬7頭、 2着馬7頭、 3着馬0頭 
『ニュージーランドT』
(4)前走1着から当該重賞に出走 1着 2頭、 2着馬2頭、 3着馬0頭 
  1勝クラス 1着→当該重賞1着 1頭、 2着馬2頭、 3着馬0頭
バスラットレオン          ケイアイノーテック
レッドアリオン
     2歳重賞  1着→当該重賞1着 0頭、 2着馬0頭、 3着馬0頭
3歳重賞  1着→当該重賞1着 1頭、 2着馬0頭、 3着馬0頭
エーシントップ

(5)前走1着以外から出走    1着馬5頭、 2着馬5頭、 3着馬0頭 
     2歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 0頭、 2着馬0頭、 3着馬0頭
     2歳重賞 複勝外→当該重賞1着 0頭、 2着馬0頭、 3着馬0頭
     3歳重賞 複勝圏→当該重賞1着 2頭、 2着馬2頭、 3着馬0頭
ダンツプリウス、          シーズンズギフト
ヤマカツエース           メイソンジュニア
     3歳重賞 複勝外→当該重賞1着馬3頭、 2着馬3頭、 3着馬0頭
カツジ、              タイムトゥへヴン、
ジョーストリクトリ、        メイショウショウブ
ショウナンアチーヴ         ショウナンワダチ

 ビター ティー 2022年4月1日(金) 19:51
あの『モーリス』も、このレースから始まった。多様な路線か...
閲覧 601ビュー コメント 0 ナイス 7

 今週の土曜メイン重賞は「ダービー卿CT」。そのグレードはG3・・・その位置づけから、どんな狙いを持って参戦(チャレンジ)してくるのかを推測し、予想の鍵を探りたいと思います!

 上半期の古馬G3への出走は、馬齢によって目指すところが違いますが、ある意味、G1やG2以上に時としてハッキリしている場合があると思われます。


 3歳クラシックで勝ち負けを争った世代のトップクラスの馬たちは、休養を挟んで4歳となって戦線に復帰するのがG2やG1からになります。

 ですから、このレース(ダービー卿CT)に出走してくる4歳馬は『古馬重賞初制覇』が大命題になっているはずです。特に、この時期(3月下旬)は今年上半期の最終目標となるべきレースとの間隔も近いし、もちろんこのレースが勝利可能な目標としている陣営もいるでしょうから、一定のレベル以上に仕上げてくる馬がほとんどだと思いますので、どの馬の本気度が高くて、どの馬が本気モードではないかにあれこれ悩む必要がないのでは、と捉えています。

 5歳以上の古馬たちにとっても同様のことがあるとみられるので、それぞれの馬の能力・実力がハッキリする『ガチンコ勝負』が展開されてきたとみられます。

 ですから、各馬齢に応じた『ダービー卿CT』出走の狙いを踏まえつつ、前走の成績から1着馬となる可能性を見つけていきたいと思います。


 まずは、『ダービー卿CT』における馬齢毎の狙い(あくまでも予想をするための前提として)に当てはめて出走馬を分類してみます。


 (1)4歳馬   重賞初制覇
グラティアス   京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、
         白富士S3着→東風S(L)5着→
タイムトゥへヴン 京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、セントライト記念14着、
         富士S3着、キャピタルS8着、ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→
リフレイム    京王杯2歳S5着、クイーンC13着、フラワーC10着、2勝クラス1着→3勝クラス1着→

 (2)5歳馬   重賞初制覇またはGⅡ・GⅠに通用の可能性の確認
インターミッション アネモネS(L)1着、桜花賞14着、オークス18着、信越S(L)1着→オーロC15着→
ギルデッドミラー  アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、ターコイズS3着→京都牝馬S6着→
ダーリントンホール 札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
マイルCS着7着→洛陽S(L)2着→
ノルカソルカ    3勝クラス1着→小倉大賞典6着→
ワーケア      ホープフルS3着、弥生賞2着、ダービー8着、七夕賞15着→東風S(L)8着→

 (3)6歳馬   重賞通用の能力が維持できているかの確認、または、引退前の重賞制覇
インテンスライト  3勝クラス2着→3勝クラス1着→
カイザーミノル   マイラーズC3着、京王杯SC3着、天皇賞秋14着→京都金杯3着→
カテドラル     アーリントンC2着、NHKマイルC3着、キャピタルS9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
          安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、マイルCS9着→東京新聞杯8着→
ザダル       セントライト記念3着、エプソムC1着、富士S 7着→京都金杯1着→
トーラスジェミニ  3勝クラス4着→3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着、
           小倉大賞典14着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
           七夕賞1着、中山記念16着→黒船賞8着→
フォルクメン    ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
ミッキーブリランテ シンザン記念3着、ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着→

 (4)7歳以上馬 下半期以降も競走馬生活の継続が可能かの確認、または、引退前の重賞制覇
サトノフェイバー  きさらぎ賞G1着、京都金杯14着→大阪城S(L)6着→
ボンセルヴィーソ  デイリー杯2歳S2着、ファルコンS2着、NZT3着、NHKマイルC3着、
            淀短距離S(L)5着→東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着、京成杯AH3着、
            京都金杯7着   →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
            ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→


 年齢ごとに4つのグループにまとめてみましたが、過去10年のデータから馬齢別の狙いが適切かどうかを次に検証してみたいと思います。

 『ダービー卿CT』の歴代の1着馬の成績を示すことによって出走時の狙いが明らかになると考え、データを分析してみます。

【1着馬の前走までの成績・次走の成績】
2021年1着 テルツェット  4歳 3勝クラス1着   ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                 QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退
2019年1着 フィアーノロマーノ5歳3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
2018年1着 ヒーズインラブ 5歳 3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
2017年1着 ロジチャリス   5歳 東風S 3着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
2016年1着 マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
クイーンC2着
2015年1着 モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                  NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着、
2013年1着 トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着 ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
2012年1着 ガルボ      5歳 阪急杯 5着   ダービー卿CT1着→安田記念5着
                  シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                  東京新聞杯1着


 『ダービー卿CT』で1着になった10頭中7頭が重賞初制覇という予想以上に出走馬の狙いが鮮明になったように思います。

 しかも、4歳馬は『古馬重賞初制覇』が大命題ではないか、と書きましたが、7頭すべてが2・3歳の重賞では勝ち切れていません。最高着順は2着までです。ですから、生涯初重賞制覇が『ダービー卿CT』だったということになります。

 7頭の重賞初勝利組を更に細かく見てみると、

 4歳馬 
テルツェット   4歳 3勝クラス1着  ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
            1勝クラスから4連勝で重賞初勝利 前走:節分S1600m
モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
            2勝クラスから3連勝で重賞初勝利 (G14連勝→2着2回→G14連勝)
            スプリングS4着
トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
            朝日杯FS4着、シンザン記念4着

 5歳馬
フィアーノロマーノ5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
            ファイナルS
ヒーズインラブ  5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
            武庫川S1600m
ロジチャリス   5歳 東風S(OP)3着 ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
            ラジオNIKK4着
マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
            クイーンC2着

 4歳馬3頭については、前走が全て3勝クラス1着です。2・3歳重賞では4着となり、重賞でも通用する能力を示していた実力馬か、前走の3勝クラスまで連勝していて調子・実力共に上向きの『上がり馬』だったことが分かります。

 5歳馬については、1600mの距離適正があった(4戦3勝で掲示板を外していない。マイル戦4-2-3-4)か、3歳重賞で2着・4着と能力の高さを見せていた馬たちでした。


 では、重賞初制覇でなかった3頭は、どんな馬たちだったのでしょうか。まず、2頭の5歳馬について


2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                           NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着
2012年1着 ガルボ      5歳 阪急杯 5着    ダービー卿CT1着→安田記念5着
                  シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                  東京新聞杯1着

 5歳馬の2頭については、3歳重賞でも古馬重賞でも勝利を挙げると共に、重賞2・3着などコンスタントに勝ち負けを争える力を持っている2勝以上の勝馬という共通点があります。前走も『阪急杯』からとまったく同じで、最終目標となる『安田記念』でも有力(両馬とも5番人気)とみられる実力を持っていました。

 おそらく、『安田記念』出走に向けて体調を上げていく過程で『ダービー卿CT』に出走したところ、能力の一端を示しただけで勝つことができたのではないかと思います。2着馬との着差が『0.0秒』で辛勝だったことも共通しており、2頭の能力からみて、仕上がり途上で出走し、実力差によって勝利したと考えて間違いないと思います。

 ちなみに、この2頭に着差『0.0秒』でそれぞれ惜敗したカオスモスは4歳で、オセアニアボスは7歳で重賞初制覇を逃したことになります。


 最後の1頭は、8歳での勝利でした。

2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                 QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退

 クルーガーは、4歳時にG2マイラーズCで重賞初勝利を挙げて1年間の長期休養。その後、G3で2・3着はあったものの目を見張るような戦績を挙げられなかったのですが、1着馬との着差は全レース1.0秒以内で、底力の片鱗を見せていました。

 7歳で海外G1に初挑戦して2戦目に2着になり、依然として実力に大きな衰えのないことを示していました。8歳になり、2戦目で『ダービー卿CT』に初出走し、4年ぶりに重賞2勝目を挙げて安田記念14着を最後に引退しました。

 勝ち味に遅い馬が、4年後の引退間近になっての勝利は、ほとんど重賞初制覇と同じではないでしょうか。

 そして、カレンブラックヒルやガルボの時と同じように、クルーガーに敗れた2着馬のボンセルヴィーソも勝てば重賞初制覇になったかもしれないのです。これは奇跡的偶然の一致と言うしかありません。


 結論として、『ダービー卿CT』における馬齢別の狙いが適切であったとの思いを強く感じつつ、本命候補を取捨するためのキーワードを『重賞初制覇』で予想したいと考えます。


 予想をする上で、もう一つ確かめておきたいことがあります。それは『リピーター』の成績です。

 実は、先程話題に出したボンセルヴィーソが今年も出走することになっており、合わせて3頭がリピーターとして名を連ねます。

ボンセルヴィーソ8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT?着→
ボンセルヴィーソ7歳 京都金杯7着    →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
ボンセルヴィーソ6歳 淀短距離S(L)5着 →東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着

カテドラル   6歳 マイルCS 9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT?着→
カテドラル   5歳 キャピタルS(L)9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着→安田記念12着

トーラスジェミニ6歳 中山記念 16着  →黒船賞 8着 →ダービー卿CT?着→
トーラスジェミニ5歳 小倉大賞典14着  →東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
トーラスジェミニ4歳 3勝クラス4着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着


 昨年の2着馬、3着馬が今年も揃って参戦してきます。さらに、6着馬も参戦しますので、『ダービー卿CT』におけるリピーターの成績を確かめておく必要があります。

【過去10年間のリピーターの成績 今年の出走馬以外】
キャンベルジュニア6歳 スワンS 10着 →阪神C 11着 →ダービー卿CT2着→京王杯SC2着
キャンベルジュニア5歳 3勝クラス2着 →3勝クラス1着→ダービー卿CT2着→京王杯SC11着
キャンベルジュニア4歳 3勝クラス2着 →3勝クラス1着→ダービー卿CT8着→3勝クラス3着

ロジチャリス   6歳 キャピタルS15着 →東風S 8着 →ダービー卿CT12着→函館記念12着
ロジチャリス   5歳 札幌記念15着  →東風S 3着 →ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着

インパルスヒーロー6歳 リゲルS 12着 →東風S(L) 1着 →ダービー卿CT10着→谷川岳SOP12着
インパルスヒーロー5歳 ポルックスS14着→東風S(L) 3着 →ダービー卿CT 3着→谷川岳SOP4着
インパルスヒーロー4歳 富士S 9着  →キャピタルS16着→ダービー卿CT 6着→京王杯SC12着
                     ファルコンS1着、NHKマイルC2着

カオスモス    5歳 ファイナルS13着→シルクロードS13着→ダービー卿CT 9着→谷川岳SOP11着
カオスモス    4歳 洛陽SOP3着 →東風S(L) 4着  →ダービー卿CT2着→マイラーズC6着

ダイワマッジョーレ6歳 京都金杯16着  →阪急杯 14着   →ダービー卿CT11着 引退
ダイワマッジョーレ4歳 中山金杯5着  →東京新聞杯2着  →ダービー卿CT2着→京王杯SC1着

ダイワファルコン 7歳 福島記念1着  →中山記念 12着  →ダービー卿CT12着→七夕賞9着
ダイワファルコン66歳 有馬記念10着  →中山記念 2着  →ダービー卿CT3着→鳴尾記念10着
ダイワファルコン 5歳 中山金杯2着  →中山記念 9着  →ダービー卿CT5着→エプソムC9着

ガルボ      6歳 東京新聞杯8着 →フェブラリーS11着→ダービー卿CT5着→京王杯SC3着
ガルボ      5歳 東京新聞杯1着 →阪急杯 5着   →ダービー卿CT1着→安田記念5着

 以上のように、リピーターの成績の評価は難しいところがありますが、前年より明らかに出走レースのレベルや着順が上がっていれば『ダービー卿CT』における着順も上がっているように感じられます。

 着順を落としている頭数や頻度数の方が若干多い印象ですが、『リピーター』だからといって切り捨てず、公平な目で能力が発揮できるかどうかを判断する必要がありそうです。

 では、今年出走するリピーターの3頭を本命候補の中に入れるかどうかその順位付けをしてみます。

【リピーター組の本命候補】

第1位 ボンセルヴィーソ
 8歳でも勝てば正真正銘の重賞初制覇。2・3歳時には重賞で5戦連続馬券に絡んだこともある素質馬で善戦マン。4歳・5歳では条件クラスで低迷し、雌伏の時を過ごす。
5歳の年末に渡月橋Sを勝って条件クラスを卒業し、6歳春からG3に照準を定めたのか、6歳・7歳ではG3で3着・2着・3着・3着と全て馬券に絡むなど、立て直しを図って結果が出るようになると、7歳上半期はG2マイラーズCに挑戦して12着と大敗を喫する。7歳下半期にもG2富士Sに再挑戦したが15着と再び惨敗に終わる。
今年は8歳となり、昨年の3着と同じ臨戦過程で出走するが、前走は昨年を上回る東風S(L) 1着なら、一昨年の2着をも超える重賞ウイナーになって引退の花道を飾れるかもしれない。仕上がり具合によって重賞もG3なら・・・
芝1600m成績 1-3-7-11 複勝率50.0%
2021年 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT?着
2020年 7歳 京都金杯7着    →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
2019年 6歳 淀短距離S(L)5着 →東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着

第2位 カテドラル
 昨年の『ダービー卿CT』2着馬であり、その後、G3中京記念2着、G3京成杯OHで1着となり既に重賞初制覇を飾っている。
 3歳時にG3で2着、G1で3着と能力は高いが、G3でも大敗を喫するなど浮き沈みも激しい。4歳時には5戦してOP勝ちはあるものの、重賞ではG2とG1への出走だったこともあって掲示板に載ることもなかった。
 5歳になってG3を2戦連続で2着となり、その2戦目が昨年の『ダービー卿CT』2着だった。もし、1着になっていれば重賞初制覇であったが、待望の重賞制覇は下半期のG3京成杯OHだった。
 6歳でリピーターとして出走することになったが、前走の東京新聞杯の成績が落ちたことが懸念され1枚評価を下げざるを得ない。
芝1600m成績 1-3-1-9 複勝率35.7%
2021年 6歳 マイルCS 9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT?着→
2020年 5歳 キャピタルS(L)9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着→安田記念12着

第3位 トーラスジェミニ
4歳春まで重賞実績もなく、2歳と3歳に1回ずつG3に出走しただけで、4歳の初重賞が『ダービー卿CT』の11着という目立たない存在。
しかし、直後のエプソムCで3着になって能力開花したかに見えた。ところが、その後1年以上も重賞では鳴かず飛ばず。G2・G1にも出走し、少々背伸びし過ぎたところもあったからとはいえ、リピーターとして出走した『ダービー卿CT』でも6着。
 その次走はG1安田記念だったので5着でも善戦の部類で、その直後にG3七夕賞で重賞初制覇を達成。どうやら、夏場ならG3で力を発揮できるタイプのようで、『ダービー卿CT』はそのための足がかりに出走させているのかもしれない。
 今年で3回目となる『ダービー卿CT』であるが、前走がダートになり着順からも大きな望みを持てないのが実情。
芝1600m成績 3-0-0-10 複勝率23.1%
2021年 6歳 中山記念 16着  →黒船賞 8着 →ダービー卿CT?着→
2020年 5歳 小倉大賞典14着  →東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
2019年 4歳 3勝クラス4着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着


 『ダービー卿CT』の予想をするためのキーワードは、やはり10年間で7勝の『重賞初制覇』と設定して、その可能性がある出走馬について検討してみます。

 今年の重賞未勝利馬は10頭です。その内、前走3勝クラス1着は3頭です。

リフレイム    4歳 2勝クラス1着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT
インテンスライト 6歳 3勝クラス2着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT
ボンセルヴィーソ 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT

 この3頭の中に『重賞初制覇』の本命候補にできる馬がいるかを吟味する必要があります。


 次に、前走が重賞で上位に入賞している次の2頭が『重賞初制覇』の可能性があるのではないかと思います。

カイザーミノル  6歳 天皇賞秋14着     →京都金杯3着 →ダービー卿CT
             マイラーズC3着、京王杯SC3着、
ミッキーブリランテ6歳 ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着  →ダービー卿CT
             シンザン記念3着、

 この他に、重賞勝ちは難しいけれど、連下・複勝圏に入る可能性が残っていると思う、2・3歳重賞で複数回上位入賞経験のある次の2頭を穴候補に加えます。

タイムトゥへヴン 4歳 ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→ダービー卿CT
            京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、
            セントライト記念14着、富士S3着、キャピタルS8着、
ギルデッドミラー 5歳 ターコイズS3着 →京都牝馬S6着→ダービー卿CT
            アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、


 最後に、重賞1着の経験がある中で『ダービー卿CT』を契機に古馬重賞戦線で活躍が期待できそうな出走馬をピックアップしてみると次の4頭が残ります。

グラティアス   4歳 白富士S3着   →東風S(L)5着→ダービー卿CT
            京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、
ダーリントンホール5歳 マイルCS着7着 →洛陽S(L)2着→ダービー卿CT
            札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
ザダル      6歳 富士S 7着   →京都金杯1着→ダービー卿CT
            セントライト記念3着、エプソムC1着、
カテドラル    6歳 マイルCS9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT
            キャピタルS9着 →東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
            アーリントンC2着、NHKマイルC3着、安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、

 この4頭では、歴代1着馬のモーリスやカレンブラックヒル、クルーガーには実績で及びませんが、連下候補として吟味しておくことが必要と考えています。


 
 以上、これまで検討してきたデータを踏まえて予想し、印を打ってみたいと思います。

 1.フォルクメン   6歳 ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
×2.インテンスライト 6歳 3勝クラス 2着  →3勝クラス1着→
×3.タイムトゥへヴン 4歳 ニューイヤーS 7着→東風S(L)11着→
○4.ボンセルヴィーソ 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→
△5.ギルデッドミラー 5歳 ターコイズS3着  →京都牝馬S6着→
◎6.リフレイム    4歳 2勝クラス1着   →3勝クラス1着→
△7.ザダル      6歳 富士S 7着    →京都金杯 1着→
×8.グラティアス   4着 白富士S3着    →東風S(L)5着→
 9.サトノフェイバー 7歳 京都金杯14着    →大阪城S(L)6着→
△10.ダーリントンホール5歳 マイルCS7着    →洛陽S(L)2着→
△11.カイザーミノル  6歳 天皇賞秋14着    →京都金杯 3着→
 12.トーラスジェミニ 6歳 中山記念16着    →黒船賞 8着 →
▲13.ミッキーブリランテ6歳 ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯 2着 →
 14.インターミッション5歳 信越S(L) 1着   →オーロC 15着→
△15.カテドラル    6歳 マイルCS 9着   →東京新聞杯 8着→
 16.ノルカソルカ   5歳 3勝クラス1着    →小倉大賞典6着→



 データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

 これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。





データ編


【ダービー卿CT 過去10年の成績】

年      馬  名   馬齢  前走       重賞経験              
2021年1着 テルツェット   4歳 3勝クラス1着   ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
    2着 カテドラル   5歳 東京新聞杯2着   ダービー卿TC2着    →安田記念12着
                  中京記念2着、京成杯OH1着
アーリントンC2着、NHKマイルC3着、東京新聞杯2着

    3着 ボンセルヴィーソ7歳 東風S(L) 2着   デイリー杯2歳S2着、朝日杯FS3着、 ファルコンS2着
                  NZT3着、NHKマイルC3着、京都金杯3着、
                  ダービー卿CT2着、京成杯AH3着

2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退
    2着 ボンセルヴィーソ6歳 東風S(L) 12着   デイリー杯2歳S2着、朝日杯FS3着、  ファルコンS2着
                  NZT3着、NHKマイルC3着、京都金杯3着、
    3着 レイエンダ   5歳 東京新聞杯8着   セントライト2着、エプソムC1着、富士S2着

2019年1着 フィアーノロマーノ5歳3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
    2着 プリモシーン  4歳 ターコイズS8着  フェアリーS1着、関屋記念1着、
    3着 マイスタイル  5歳 小倉大賞典10着   弥生賞2着、福島記念2着、京都金杯2着

2018年 1着 ヒーズインラブ 5歳 3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
    2着 キャンベルジュニア6歳 阪神C 11着    ダービー卿CT2着→京王杯SC 2着
    3着 ストーミーシー 5歳 東京新聞杯10着   ダービー卿CT3着→京王杯SC 7着
                            NZT2着、

2017年1着 ロジチャリス   5歳 東風S 3着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
    2着 キャンベルジュニア5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT2着→京王杯SC 11着
    3着 グランシルク   5歳 ニューイヤー(L) 2着 ダービー卿T3着→京王杯SC 3着
                  NZT2着

2016年1着 マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
クイーンC2着
    2着 ロゴタイプ    6歳 中山記念2着   ダービー卿CT2着→安田記念1着
    3着 サトノアラジン  5歳 香港C 11着   ダービー卿CT3着→京王杯SC1着

2015年1着 モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
    2着 クラリティシチー 4歳 東風S(L) 1着  ダービー卿CT2着→京王杯SC16着
                           東スポ2歳S3着、スプリングS3着、ラジオNIKKEI2着
    3着 インパルスヒーロー5歳 東風S(L) 3着  ダービー卿CT3着→谷川岳SOP4着

2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                            NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着、
    2着 カオスモス    4歳 東風S(L) 4着  ダービー卿CT2着→マイラーズC6着
                           京王杯2歳S3着、アーリントンC2着
    3着 インプロヴァイズ 4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT3着→京王杯SC6着
                           東スポ2歳S3着

2013年1着 トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着 ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
    2着 ダイワマッジョーレ4歳 東京新聞杯2着 ダービー卿CT2着 →京王杯SC1着
                          金鯱賞 2着、東京新聞杯2着
    3着 ダイワファルコン 6歳 中山記念 2着 ダービー卿CT3着→鳴尾記念10着
                          弥生賞3着、中山金杯2着、金鯱賞 2着、

2012年1着 ガルボ     5歳 阪急杯 5着   ダービー卿CT1着→安田記念5着
                          シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                          東京新聞杯1着
    2着 オセアニアボス 7歳 阪急杯 4着   ダービー卿CT2着→京王杯SC13着
                          スワンS3着
    3着 ネオサクセス  5歳 中山記念5着   ダービー卿CT3着→マイラーズC12着



【ダービー卿CT 出走馬】

 (1)4歳馬   重賞初制覇
グラティアス   京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、白富士S3着→東風S(L)5着→
タイムトゥへヴン 京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、セントライト記念14着、
         富士S3着、キャピタルS8着、ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→
リフレイム    京王杯2歳S5着、クイーンC13着、フラワーC10着、2勝クラス1着→3勝クラス1着→

 (2)5歳馬   重賞初制覇またはGⅡ・GⅠに通用の可能性の確認
インターミッション アネモネS(L)1着、桜花賞14着、オークス18着、信越S(L)1着→オーロC15着→
ギルデッドミラー  アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、ターコイズS3着→京都牝馬S6着→
ダーリントンホール 札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
マイルCS着7着→洛陽S(L)2着→
ノルカソルカ    3勝クラス1着→小倉大賞典6着→
ワーケア      ホープフルS3着、弥生賞2着、ダービー8着、七夕賞15着→東風S(L)8着→

 (3)6歳馬   重賞通用の能力が維持できているかの確認、または、引退前の重賞制覇
インテンスライト  3勝クラス2着→3勝クラス1着→
カイザーミノル   マイラーズC3着、京王杯SC3着、天皇賞秋14着→京都金杯3着→
カテドラル     アーリントンC2着、NHKマイルC3着、キャピタルS9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
          安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、マイルCS9着→東京新聞杯8着→
ザダル       セントライト記念3着、エプソムC1着、富士S 7着→京都金杯1着→
トーラスジェミニ  3勝クラス4着→3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着、
  小倉大賞典14着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
  七夕賞1着、中山記念16着→黒船賞8着→
フォルクメン    ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
ミッキーブリランテ シンザン記念3着、ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着→

 (4)7歳以上馬 下半期以降も競走馬生活の継続が可能かの確認、または、引退前の重賞制覇
サトノフェイバー  きさらぎ賞G1着、京都金杯14着→大阪城S(L)6着→
ボンセルヴィーソ  デイリー杯2歳S2着、ファルコンS2着、NZT3着、NHKマイルC3着、
淀短距離S(L)5着→東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着、京成杯AH3着、
京都金杯7着   →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→

[もっと見る]

 ビター ティー 2021年5月7日(金) 21:02
クラシックとは一線を画す『餅は餅屋』のNHKマイルカップ !?...
閲覧 839ビュー コメント 0 ナイス 11

 今週は3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップG1」が行われます。このレースは3歳G1ではありますがクラシック3冠レースとは趣が異なり、マイル適性を磨く特別なレース経験が必要なのかもしれません。

 2歳G1レースが牡馬も牝馬と同じ1600mの朝日FSと2000mのホープフルSの2レースになって4年目を迎える今年は、3歳芝マイルG1であるNHKマイルCと2歳芝マイルG1の関連がそろそろはっきりするのではないかと考えて、予想のキーポイントを見つけたいと思います。

 そこで、この10年間のNHKマイルCで複勝圏内の上位入賞馬と2歳マイルG1の『朝日FS・阪神JF』との関連に焦点を当てつつ、最重要トライアルレースといわれる『NZT』との関係にも目を向けて、出走馬に関する10年間のデータを分析して予想を進めたいと思います。


【過去10年間の各年上位入賞馬の臨戦過程】

2020年
新馬戦  2戦目  朝日FS (弥生賞出走)→マイル経験 前走の成績→出走経験数

1着ラウダシオン 新馬戦① 小倉2歳S③ 朝日FS8着 弥生賞なし(クロッカス①)→ファルコン②→⑦当該レース
2着レシステンシア新馬戦①ファンタジーS① 阪神JF1着 チューリップ賞3着→桜花賞2着→⑥当該レース
3着ギルデッドミラー 新馬戦① サフラン賞③阪神JFなし チューリップ賞なし→アーリントン2着→⑦当該レース

新馬戦 1着 11頭  2着 2頭  3着 0頭  4着以下 5頭

朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-1-0-0) レシステンシア
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(1-0-0-0) ラウダシオン
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 0-0-0-4
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 0-0-1-6 ギルデッドミラー
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 0-0-0-1

2019年
1着アドマイヤマーズ 新馬戦① 中京2歳S①朝日FS1着 弥生賞なし(共同通信杯2着)→皐月賞4着→⑦当該レース
2着ケイデンスコール 新馬戦② 未勝利①  朝日FS13着 弥生賞なし(毎日杯4着) →⑥当該レース
3着カテドラル    新馬戦① 野路菊OP① 朝日FSなし 弥生賞なし(京成杯⑪)→アーリントン2着→⑥当該レース

新馬戦 1着 9頭  2着 4頭  3着 1頭  4着以下 4頭
朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(1-0-0-0) アドマイヤマーズ
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1) グランアレグリア5着
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-2)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-1-0-0) ケイデンスコール
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 0-0-0-3
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 0-0-1-8 カテドラル
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 1-0-0-4 ※アドマイヤマーズ(再掲)※グランアレグリア5着(再掲)


2018年
1着ケイアイノーテック新馬戦① デイリー2S3着 朝日FS4着 弥生賞なし→500万下1着→NZT2着→⑦当該レース
2着ギベオン     新馬戦① フリージア①  朝日FSなし 弥生賞なし→毎日杯2着→④当該レース
3着レッドヴェイロン 新馬戦② 未勝利⑤②②① 朝日FSなし 弥生賞なし→アーリントン3着→⑦当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 5頭  3着 0頭  4着以下 3頭
朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 1-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1) ケイアイノーテック
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-2 ※NZT以外(0-0-0-2)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 0-0-0-3
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 0-1-1-4 ギベオン、レッドヴェイロン
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 0-0-0-2 ⑪プリモシーン5着 ⑪アンコールプリュ17着


2017年
1着アエロリット  新馬戦① サフラン賞② 阪神JFなし チューリップ賞なし→桜花賞5着→⑥当該レース
2着リエノテソーロ 新馬戦① すずらん賞① 阪神JFなし チューリップ賞なし→アネモネ④→⑥当該レース
3着ボンセルヴィーソ新馬戦⑧ 未勝利④①  朝日FS3着 弥生賞なし (ファルコン②)→NZT③→⑧当該レース

新馬戦 1着 8頭  2着 3頭  3着 0頭  4着以下 7頭

朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)②モンドキャンノ⑨前走スプリングS
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-1-0 ※NZT以外(0-0-0-0) ボンセルヴィーソ
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-2)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 0-0-0-4
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 1-1-0-6 アエロリット、リエノテソーロ
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 1-0-0-3※アエロリット(再掲)※⑪ミスエルテ7着⑬トラスト⑧


2016年
1着メジャーエンブレム 新馬戦① アスター賞① 阪神JF1着 クイーンC1着→桜花賞4着→⑥当該レース
2着ロードクエスト   新馬戦① 新潟2歳S② 朝日FSなし 弥生賞なし(ホープフルG2②)→皐月賞⑧→⑥当該レース
3着レインボーライン  新馬戦② 未勝利②①  朝日FSなし 弥生賞なし アーリントン1着→NZT⑤→⑩当該レース

新馬戦 1着 9頭  2着 4頭  3着 1頭  4着以下 4頭

朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(1-0-0-0) メジャーエンブレム
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-2)※直行シャドウアプローチ⑩
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-2)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 0-0-1-3 レインボーライン
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 0-0-0-7
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 1-1-0-1※メジャーエンブレム (再掲)、ロードクエスト


2015年
1着クラリティスカイ新馬戦④ 未勝利②① 朝日FS3着 弥生賞6着 (直行) →⑦当該レース
2着アルビアーノ  新馬戦① 500万下① 阪神JFなし チューリップなし フラワーC1着→④当該レース
3着ミュゼスルタン 新馬戦① 新潟2歳S①朝日FSなし 弥生賞なし   スプリングS⑦→④当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 2頭  3着 1頭  4着以下 5頭

朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(1-0-0-0) クラリティスカイ
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 0-0-0-5
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 0-1-3-6 アルビアーノ全勝から、ミュゼスルタン全勝からスプリングS
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 0-0-0-1


2014年
1着ミッキーアイル新馬戦② 未勝利①  朝日FSなし 弥生賞なし→シンザン①→アーリントン①→⑥当該レース
2着タガノブルグ 新馬戦① かえで賞⑫ 朝日FSなし 弥生賞なし→アーリントン④→橘S1着→⑨当該レース
3着キングズオブザサン 新馬戦① 黄菊賞④  朝日FSなし 弥生賞5着→    皐月賞15着→⑦当該レース

新馬戦 1着 9頭  2着 3頭  3着 3頭  4着以下 3頭

朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 0-0-0-4
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 1-1-0-4 ミッキーアイル、タガノブルグ
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
弥生賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 0-0-1-3 キングズオブザサン※④ホウライアキコ⑤


2013年
1着マイネルホウオウ 新馬戦① コスモス賞② 朝日FSなし 弥生賞なし→スプリングS③→NZT⑦→⑩当該レース
2着インパルスヒーロー新馬戦② 未勝利①    朝日FSなし 弥生賞なし→500万下①→ファルコン①→⑤当該レース
3着フラムドグロワール新馬戦① 芙蓉S②   朝日FS4着 弥生賞なし→(いちょう①)→京成杯10着→⑥当該レース

新馬戦 1着 12頭  2着 2頭  3着 1頭  4着以下 3頭

朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-1-0) フラムドグロワール
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-2 ※NZT以外(0-0-0-2)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 1-0-0-4 マイネルホウオウ
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 0-1-0-3 インパルスヒーロー新馬以外全賞
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 0-0-0-2


2012年
1着カレンブラックヒル 新馬戦① こぶし賞①   朝日FSなし 弥生賞なし→NZT1着 →④当該レース
2着アルフレード    新馬戦① きんもくせい① 朝日FS1着 弥生賞なし→スプリングS⑫→⑤当該レース
3着クラレント     新馬戦① デイリー杯①  朝日FS7着 弥生賞12着      →⑥当該レース

新馬戦 1着 9頭  2着 3頭  3着 3頭  4着以下 3頭

朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-1-0-0) アルフレード
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-1-1) クラレント
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-1)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 1-0-0-4 カレンブラックヒル全勝
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 0-0-0-7
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-0
弥生賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 0-0-0-2


2011年
1着グランプリボス 新馬戦① デイリー杯⑦ 朝日FS1着 弥生賞なし→(スプリングS④)→NZT3着→⑦当該レース
2着コティリオン  新馬戦① ベゴニア賞② 朝日FSなし 弥生賞なし→(きさらぎ⑥)→毎日杯2着→⑦当該レース
3着リアルインパクト 新馬戦① 京王杯2歳② 朝日FS2着 弥生賞なし  (直行)  →NZT11着→⑤当該レース

新馬戦 1着 9頭  2着 5頭  3着 0頭  4着以下 4頭

朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(1-0-0-0) グランプリボス
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-1-0) リアルインパクト
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-0)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-1 ※NZT以外(0-0-0-2)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(0-0-0-2)
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 0-0-0-4
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 0-1-0-4 コティリオン
朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-1 ※マイネルラクリマ6着から直行
皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 0-0-0-2


 以上10年間の臨戦過程とレース結果のデータをまとめてみると

【新馬戦成績別のNHKマイルC成績分布】
新馬戦 1着 96頭      2着 33頭       3着 10頭       4着以下 41頭
     53.3%(96/180頭)  18.3%(33/180頭)    5.6%(10/180頭)  22.8%(41/180頭)  
       7-7-6-0    1-3-3-0        0-0-0-0        2-0-1-0

※3歳G1レースの共通点として、新馬戦1着の参戦数が多く、2着以下の馬たちより勝率も高い。
※NHKマイルCにおいても本命は、新馬戦1着(10年間で7勝)からの選択が望ましい。
※新馬戦3着馬は、データでは複勝率0.0%で、まったく実績がなくバッサリ切ってみたい。

【朝日FS・阪神JF出走経験の有無 及び NZT経由の有無別のNHKマイルC成績分布】
朝日FS・阪神JF あり6-3-4-47   朝日FS・阪神JF なし4-7-6-93
  (1)勝率  9.8%(6/61頭)        (1)勝率  3.6%(4/110頭)
  (2)連対率14.8%(9/61頭)        (2)連対率 10.0%(11/110頭)
  (3)複勝率21.3%(13/61頭)        (3)複勝率15.5%(17/110頭)

1着アドマイヤマーズ 新馬戦① 中京2歳S①朝日FS1着 弥生賞なし(共同通信杯2着)→皐月賞4着
1着ケイアイノーテック 新馬戦① デイリー2S3着 朝日FS4着 弥生賞なし→500万下1着→NZT2着
1着メジャーエンブレム 新馬戦① アスター賞① 阪神JF1着 クイーンC1着→桜花賞4着
1着クラリティスカイ 新馬戦④ 未勝利②① 朝日FS3着 弥生賞6着 (直行)
1着グランプリボス  新馬戦① デイリー杯⑦ 朝日FS1着 弥生賞なし→(スプリングS④)→NZT3着

2着レシステンシア  新馬戦① ファンタジーS① 阪神JF1着 チューリップ賞3着→桜花賞2着
2着ケイデンスコール 新馬戦② 未勝利①  朝日FS13着 弥生賞なし(毎日杯4着)
2着アルフレード    新馬戦① きんもくせい① 朝日FS1着 弥生賞なし→スプリングS⑫

3着ボンセルヴィーソ 新馬戦⑧ 未勝利④①  朝日FS3着 弥生賞なし (ファルコン②)→NZT③
3着フラムドグロワール 新馬戦① 芙蓉S②   朝日FS4着 弥生賞なし→(いちょう①)→京成杯10着
3着クラレント     新馬戦① デイリー杯①  朝日FS7着 弥生賞12着 
3着リアルインパクト 新馬戦① 京王杯2歳② 朝日FS2着 弥生賞なし


ニュージーランドT あり3-0-2-51  ニュージーランドT なし7-10-8-88
  (1)勝率  5.4%(3/56頭)        (1)勝率  6.2%(7/113頭)
  (2)連対率5.4%(3/56頭)          (2)連対率15.0%(17/113頭)
  (3)複勝率8.9%(5/56頭)         (3)複勝率22.1%(25/113頭)



朝日FS・阪神JF  1着→ NZT 0-0-0-0 ※NZT以外(3-2-0-0)
朝日FS・阪神JF  2着→ NZT 0-0-0-2 ※NZT以外(0-0-1-4)
朝日FS・阪神JF  3着→ NZT 0-0-1-1 ※NZT以外(1-0-0-5)
朝日FS・阪神JF4~5着→ NZT 1-0-0-1 ※NZT以外(0-0-1-8)
朝日FS・阪神JF6~9着→ NZT 0-0-0-7 ※NZT以外(1-0-1-9)
朝日FS・阪神JF 10~18着→ NZT 0-0-0-2 ※NZT以外(0-1-0-7)

朝日FS・阪神JF全出走馬   NZT 2-0-2-13 ※NZT以外(4-3-2-34)
朝日FS・阪神JF全出走馬      6-3-4-47
全出走馬 勝率10.0%(6/60頭)  連対率15.0%(9/60頭)  複勝率21.7%(13/60頭)
  NZT経由 勝率11.8%(2/17頭)  連対率11.8%(2/17頭)  複勝率23.5%(4/17頭)
   〃以外 勝率 9.3%(4/43頭)   連対率16.3%(7/43頭)  複勝率20.9%(9/43頭)


【NHKマイルC上位入賞馬 その1 NZT不出走の朝日FS・阪神JF経験馬】
1着ラウダシオン   新馬戦① 小倉2歳S③ 朝日FS8着 弥生賞なし(クロッカス①)→ファルコンS②
1着アドマイヤマーズ 新馬戦① 中京2歳S①朝日FS1着 弥生賞なし(共同通信杯2着)→皐月賞4着
1着メジャーエンブレム新馬戦① アスター賞① 阪神JF1着 クイーンC1着→桜花賞4着
1着クラリティスカイ 新馬戦④ 未勝利②① 朝日FS3着 弥生賞6着
2着レシステンシア  新馬戦① ファンタジーS① 阪神JF1着 チューリップ賞3着→桜花賞2着
2着ケイデンスコール 新馬戦② 未勝利①  朝日FS13着 弥生賞なし(毎日杯4着)
2着アルフレード    新馬戦① きんもくせい① 朝日FS1着 弥生賞なし→スプリングS
3着フラムドグロワール 新馬戦① 芙蓉S②   朝日FS4着 弥生賞なし→(いちょう①)→京成杯10着
3着クラレント     新馬戦① デイリー杯①  朝日FS7着 弥生賞12着

【NHKマイルC上位入賞馬 その2 NZT出走の朝日FS・阪神JF経験馬】
1着ケイアイノーテック新馬戦① デイリー2S3着 朝日FS4着 弥生賞なし→500万下1着→NZT2着
1着グランプリボス  新馬戦① デイリー杯⑦ 朝日FS1着 弥生賞なし→(スプリングS④)→NZT3着
3着ボンセルヴィーソ 新馬戦⑧ 未勝利④①  朝日FS3着 弥生賞なし (ファルコン②)→NZT③
3着リアルインパクト 新馬戦① 京王杯2歳② 朝日FS2着 弥生賞なし  (直行)  →NZT11着


※マイルで実施される2歳G1(朝日FS・阪神JF)への出走の有無では、出走馬が優勢です。
出走数の割合と勝数  出走あり61頭35.9%(6勝)  出走なし109頭64.1%(4勝)
※朝日FS・阪神JF出走馬の勝率・複勝率の方が、明らかに不出走馬を上回っています。
出走馬 勝率10.2%(6/61頭)  連対率16.9%(10/61頭)  複勝率23.7%(14/61頭)
不出走 勝率 3.7%(4/109頭)  連対率9.2%(10/109頭)  複勝率12.8%(14/109頭)
※朝日FS・阪神JF出走馬の中で、NZT出走の有無を比較すると、
勝率では NZT出走馬が優勢 勝率 11.8%(2/17頭)
連対率ではNZT不出走が優勢 連対率18.2%(8/44頭)
※ところが、朝日FS・阪神JF1着でNZTを経由しない馬は2-2-0-0と連対率100%。
 2歳マイルG1馬が本命に候補に最適か?


【NHKマイルC上位入賞馬 その3 朝日FS・阪神JF不出走馬のNZT出走の有無別成績】

朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 2-0-1-38
  勝率 4.9%(2/41頭)   連対率 4.9%(2/41頭)  複勝率 7.3%(3/41頭)

2013年マイネルホウオウ NZT7着→NHKマイルC1着
2012年カレンブラックヒルNZT1着→NHKマイルC1着
2016年レインボーライン NZT5着→NHKマイルC3着

朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 2-7-5-55
  勝率 2.9%(2/69頭)  連対率13.0%(9/69頭)  複勝率20.3%(14/69頭)

2017年アエロリット   桜花賞5着   →NHKマイルC1着
2014年ミッキーアイル  アーリントン1着→NHKマイルC1着
2018年ギベオン     毎日杯2着   →NHKマイルC2着
2017年リエノテソーロ  アネモネ4着  →NHKマイルC2着
2016年ロードクエスト  皐月賞8着   →NHKマイルC2着
2015年アルビアーノ   フラワーC1着 →NHKマイルC2着
2014年タガノブルグ   橘S1着    →NHKマイルC2着
2013年インパルスヒーローファルコン1着 →NHKマイルC2着
2011年コティリオン   毎日杯2着   →NHKマイルC2着
2020年ギルデッドミラー アーリントン2着→NHKマイルC3着
2019年カテドラル    アーリントン2着→NHKマイルC3着
2018年レッドヴェイロン アーリントン3着→NHKマイルC3着
2015年ミュゼスルタン  スプリングS7着→NHKマイルC3着
2014年キングズオブザサン皐月賞15着  →NHKマイルC3着


【NHKマイルC上位入賞馬 その4 朝日FS・阪神JFからNHKマイルC直行馬】

朝日FS・阪神JF→NHKマイルカップ直行 0-0-0-1
※2歳マイルG1からNHKマイルカップに直行した場合、該当馬はいません。


【NHKマイルC上位入賞馬 その5 皐月賞・桜花賞からNHKマイルC直行馬の成績】

皐月賞・桜花賞直行→NHKマイルカップ直行 3-2-1-21(再掲含む)
2019年アドマイヤマーズ 皐月賞4着→NHKマイルC1着
2017年アエロリット   桜花賞5着→NHKマイルC1着 (再掲)
2016年メジャーエンブレム桜花賞4着→NHKマイルC1着
2020年レシステンシア  桜花賞2着→NHKマイルC2着
2016年ロードクエスト  皐月賞8着→NHKマイルC2着 (再掲)
2014年キングズオブザサン皐月賞15着→NHKマイルC3着 (再掲)


【NHKマイルC上位入賞馬 その6 皐月賞・桜花賞からNHKマイルC直行馬の成績】

朝日FS・阪神JF 不出走馬(全体)   4-7-6-93
朝日FS・阪神JF 不出走 → NZT 2-0-1-38
  勝率 4.9%(2/41頭)   連対率 4.9%(2/41頭)  複勝率 7.3%(3/41頭)
朝日FS・阪神JF 不出走 →〃 以外 2-7-5-55
  勝率 2.9%(2/69頭)  連対率13.0%(9/69頭)  複勝率20.3%(14/69頭)

※朝日FS・阪神JFの不出走馬で、出走経験馬と共通している点は、勝率がNZT経由の方が高いということです。
※一方、朝日FS・阪神JFの不出走馬で、NZTの不出走馬の方が連対率・複勝率が高いという逆転現象があります。


 NHKマイルCのトライアルレースである「NZT」を視点の中心に据えてデータを改めて見てみると、

【NHKマイルC上位入賞馬 その7 NZT出走馬の朝日FS・阪神JF経験の有無別成績】
朝日FS・阪神JFに出走した  NZT出走馬 2-0-2-13  NZT不出走馬 4-3-2-34 全体 6-3-4- 47( 60頭)
朝日FS・阪神JFに不出走の  NZT出走馬 2-0-1-38  NZT不出走馬 2-7-5-55 全体 4-7-6- 93(110頭)
NHKマイルC出走馬(全体)   NZT出走馬 4-0-3-51  NZT不出走馬 6-10-7-89 全体10-10-10-140(170頭)

NZT経由朝日FS・阪神JF出走馬 勝率11.8%(2/17頭)  連対率11.8%(2/17頭)  複勝率23.5%(4/17頭)
NZT以外朝日FS・阪神JF出走馬 勝率 9.3%(4/43頭)  連対率16.3%(7/43頭)  複勝率20.9%(9/43頭)
NZT経由朝日FS・阪神JF不出走 勝率 4.9%(2/41頭)  連対率 4.9%(2/41頭)  複勝率 7.3%(3/41頭)
NZT以外朝日FS・阪神JF不出走 勝率 2.9%(2/69頭)  連対率13.0%(9/69頭)  複勝率20.3%(14/69頭)


※朝日FS・阪神JFに出走したNZT出走馬の勝率が1番高く、それ以外の朝日FS・阪神JF出走が続きます。
※朝日FS・阪神JF1着でNZTを経由しない馬は2-2-0-0と連対率100%。2歳マイルG1馬が本命に候補に最適。
※NZT1着馬は、10年間で唯一カレンブラックヒルがNHKマイルCで1着。他の1着馬は惨敗の1-0-0-9。
 過去20年間まで遡っても、1-1-0-18の苦戦状態。NZTから選ぶなら1着以外の掲示板に挙がった馬から。

以上、データを分析して次の7項目にできるだけ当てはまる馬から有力候補を選択したいと思います。
(1)新馬戦1着が望ましい。
(2)新馬戦2着か4~6着で、2戦目か3戦目で未勝利勝ちならOK。新馬戦3着馬は実績なし
(3)芝1600m中心にレースを使われていること。
(4)阪神JFか朝日FS1着なら迷わず本命か対抗候補
(5)阪神JFか朝日FSに出走し、NZTで2着か3着の惜敗組(NZT1着は危険な有力馬1-0-0-9)
(6)阪神JFか朝日FSに不出走なら、NZT以外で重賞複勝圏内の実績があれば連対する可能性が高い。2-7-5-55
(7)NHKマイルCの過去10年間の2着馬は、NZT不出馬が独占中(対抗候補にに最適)。6-10-7-89


 さて、今年の出走馬でデータの上で、可能性が残されているのは

             新馬戦  2戦目  2歳マイルG1  (弥生賞出走)→マイル経験 前走の成績→出走経験数
 1.レイモンドバローズ新馬戦⑤ 未勝利③⑧①朝日FSなし 弥生賞なし→(1勝クラス①)アーリントン3着→⑦NZT
△2.アナザーリリック 新馬戦① 菜の花賞① 阪神JFなし チューリップなし→アネモネS①      →④NZT
×3.ルークズネスト  新馬戦② 未勝利⑤① 朝日FSなし 弥生賞なし→シンザン記念②→ファルコン1着→⑥NZT
△4.バスラットレオン 新馬戦① 札幌2歳S③朝日FS4着 弥生賞なし→シンザン記念③→NZT1着  →⑧NZT
 5.リッケンバッカー 新馬戦④ 未勝利⑥②①朝日FSなし 弥生賞なし→       アーリントン2着→⑧NZT
 6.シティレインボー 新馬戦② 未勝利①  朝日FSなし 弥生賞なし→フローラル5着→NZT3着  →⑩NZT
×7.タイムトゥへヴン 新馬戦④ 未勝利④① 朝日FSなし 弥生賞6着          →NZT2着→⑦NZT
◎8.グレナディアガーズ新馬戦② 未勝利④① 朝日FS1着 弥生賞なし        ファルコンS2着→⑥NZT
 9.ゴールドチャリス 新馬戦④ 未勝利①  阪神JFなしチューリップなし (中京2歳S1着)→NZT6着→⑨NZT
 10.ソングライン    新馬戦② 未勝利①  阪神JFなし チューリップなし(紅梅S1着) 桜花賞15着→⑤NZT
 11.ヴェイルネビュラ  新馬戦① 百日草⑤  朝日FSなし 弥生賞なし→ジュニアC1着→スプリングS⑤→⑤NZT
 12.ランドオブリバティ 新馬戦① 芙蓉S1着 朝日FSなし 弥生賞なし(きさらぎ賞3着)→スプリングS⑦→⑥NZT
○13.ホウオウアマゾン  新馬戦② 未勝利①  朝日FS9着 弥生賞なし デイリー2着→アーリントン1着→⑦NZT
 14.ショックアクション 新馬戦③ 未勝利①  朝日FS13着 弥生賞なし        ファルコンS10着→⑥NZT
▲15.シュネルマイスター 新馬戦① ひいらぎ賞①朝日FSなし 弥生賞2着     (直 行)       →④NZT
 16.ロードマックス   新馬戦① 新潟2歳S⑦朝日FS6着 弥生賞なし シンザン記念⑮→ファルコン9着→⑦NZT
 17.グレイイングリーン  新馬戦① 1勝クラス③朝日FSなし 弥生賞なし→1勝クラス1着 アーリントン⑰→⑤NZT
×18.ピクシーナイト   新馬戦① 秋明菊3着 朝日FSなし 弥生賞なし→シンザン記念④→アーリントン④→⑤NZT

(除外馬)
エリザベスタワー 新馬戦① エルフィン⑨朝日FSなし チューリプ1着 桜花賞13着 スイートピー⑥→⑥NZT
スペシャルドラマ 新馬戦⑤ 未勝利①  朝日FSなし 弥生賞なし (フリージア5着)1勝クラス1着→⑤NZT
ダディーズビビット新馬戦① 野路菊OP②朝日FSなし 弥生賞なし →シンザン記念⑪ →毎日杯⑦着→⑦NZT
ニシノアジャスト 新馬戦⑧ 未勝利①  朝日FSなし 弥生賞なし (中京2歳S6着)ファルコンS⑧→⑧NZT
ワザモノ     新馬戦④ 未勝利①  朝日FSなし 弥生賞なし→シンザン記念⑧→NZT7着   →⑦NZT
ヴィアルークス  新馬戦④ 未勝利①  朝日FSなし 弥生賞なし→Fウォーク賞2着→1勝クラス⑥→⑥NZT
ヴィジュネル   新馬戦② 未勝利①  朝日FSなし 弥生賞なし→ファルコン7着→NZT4着   →⑦NZT



 データを信じるか信じないかは自分次第!

 これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

[もっと見る]

⇒もっと見る

カレンブラックヒルの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
1:
  だいきのパパ   フォロワー:1人 2014年4月6日() 16:26:39
時計のかかる馬場向き マイル1分34秒台なら勝ち負け。33秒台なら切り

カレンブラックヒルの写真

カレンブラックヒル

カレンブラックヒルの厩舎情報 VIP

2015年11月22日マイルチャンピオンS G113着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

カレンブラックヒルの取材メモ VIP

2015年11月22日 マイルチャンピオンS G1 13着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。