今年初の3歳中距離芝重賞(G3)「きさらぎ賞」 本命候補は...
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1月のシンザン記念に続き3歳重賞の第2弾「きさらぎ賞」。中距離戦線(=クラシック)の先行きを占うレースとして注目されています。
過去10年間の1着~3着の上位入賞馬を列挙して、予想を進めたいと思います。
① 前走とその成績 → 前走までの出走レース数(成績) → 次走とその成績 の順で示しています。
② ( )内の数字を○で囲んでいるのは、新馬戦での着順を示しています。
例 新馬戦勝ちから出走 1戦(①-0-0-0)
新馬戦2着、未勝利勝ちから出走 2戦(1-①-0-0)
新馬戦勝ち、500万下1着、OP5着から出走 3戦(②-0-0-1)
③ ②の下に示したのは「きさらぎ賞」出走時までの各グレードでの成績です・
2020年
1着 コルテジア シンザン記念3着 →5戦(1-1-1-②)当該レース→皐月賞7着
G33着、G2 8着
2着 ストーンリッジ 新馬1着 →1戦(①-0-0-0)当該レース→毎日杯G3 6着
新馬1着
3着 アルジャンナ 東京スポーツ2歳S2着→2戦(①-1-0-0)当該レース→毎日杯G3 2着
G31着
2019年
1着 ダノンチェイサー こうやまき賞1着 →4戦(2-1-0-①)当該レース→NHKマイルC4着
500万下1着・2着
2着 タガノディアマンテ エリカ賞3着→3戦(1-0-1-①)当該レース→スプリングS G2 4着
500万下3着
3着 ランスオブプラーナーきずな賞2着→2戦(1-①-0-0)当該レース→アルメリア賞500万下1着
500万下2着
2018年
1着 サトノフェイバー 新馬1着 →1戦(①-0-0-0)当該レース→六甲S L3着
新馬1着
2着 グローリーヴェイス こうやまき賞2着 →2戦(①-1-0-0)当該レース→京都新聞杯4着
500万下2着
3着 ラセット 未勝利1着 →4戦(1-2-0-①)当該レース→アーリントンCG3 11着
未勝利1着
2017年
1着 アメリカズカップ 朝日杯FS9着 →3戦(②-0-0-1)当該レース→皐月賞18着
OP1着、G1 9着
2着 サトノアーサー シクラメン賞1着→2戦(②-0-0-0)当該レース→毎日杯G3 2着
500万下1着
3着 ダンビュライト 朝日杯FS13着 →3戦(①-1-0-1)当該レース→弥生賞G2 3着
G32着、G1 13着
2016年
1着 サトノダイヤモンド 500万下1着 →2戦(②-0-0-0)当該レース→皐月賞3着
500万下1着
2着 レプランシュ シクラメン賞1着→3戦(2②-0-0-1)当該レース→カシオペアOP10着
500万下1着、OP7着
3着 ロイカバード 福寿草特別1着 →3戦(2-①-0-0)当該レース→京都新聞杯3着
500万下1着
2015年
1着 ルージュバック 百日草特別1着 →2戦(②-0-0-0)当該レース→桜花賞9着
500万下1着
2着 ポルトドートィユ シクラメン賞1着 →4戦(2-②-0-0)当該レース→若葉S OP4着
500万下1着、OP2着
3着 アッシュゴールド 朝日FS8着 →4戦(1-1-0-②)当該レース→毎日杯G3 15着
G22着、G1 8着
2014年
1着 トーセンスターダム 京都2歳S1着 →2戦(②-0-0-0)当該レース→皐月賞11着
OP1着
2着 バンドワゴン エリカ賞1着 →2戦(②-0-0-0)当該レース→長期休養(2年)
500万下1着
3着 エイシンエルヴィン 未勝利1着 →3戦(1-0-1-①)当該レース→弥生賞G2 8着
未勝利1着
2013年
1着 タマモベストプレイ シンザン記念3着→3戦(②-0-1-0)当該レース→着
G3 3着
2着 マズルファイヤー 未勝利1着 →4戦(1-②-0-1)当該レース→若葉S OP 6着
未勝利1着
3着 アドマイヤドバイ 福寿草特別2着 →5戦(1-②-1-1)当該レース→若葉S OP 10着
500万下2着
2012年
1着 ワールドエース 若駒S OP2着 →2戦(①-1-0-0)当該レース→若葉S OP 1着
OP2着
2着 ヒストリカル 福寿草特別4着 →3戦(①-0-0-2)当該レース→毎日杯G3 1着
新馬1着
3着 ベールドインパクト 未勝利1着 →3戦(1-1-0-①)当該レース→すみれOP 1着
未勝利1着
2011年
1着 トーセンラー 福寿草特別3着 →3戦(①-0-2-0)当該レース→皐月賞7着
500万下3着
2着 リキサンマックス 3歳未勝利1着 →2戦(1-0-0-①)当該レース→若葉S OP9着
未勝利1着
3着 オルフェーヴル シンザン記念2着→4戦(①-2-0-1)当該レース→スプリングS1着
G3 2着、G2 10着
複勝圏内の30頭をいくつかの視点から分類してみます。
視点1 新馬戦での成績別の着順内訳
新馬戦 新馬戦 新馬戦 新馬戦
1着馬の内訳 1着 8頭 2着 0頭 3着 0頭 4着以下 2頭
2着馬の内訳 1着 6頭 2着 2頭 3着 0頭 4着以下 2頭
3着馬の内訳 1着 3頭 2着 3頭 3着 0頭 4着以下 4頭
合 計の内訳 1着17頭 2着 5頭 3着 0頭 4着以下 8頭
なぜか、新馬戦の3着馬だけが複勝圏内に1頭もきていません。
1着は新馬戦勝ちが80%、新馬戦2着が20%、新馬戦3着が00%、新馬戦複勝圏外20%
2着は新馬戦勝ちが60%、新馬戦2着が20%、新馬戦3着が00%、新馬戦複勝圏外20%
3着は新馬戦勝ちが30%、新馬戦2着が30%、新馬戦3着が00%、新馬戦複勝圏外40%
視点2 無敗馬の成績
1勝馬 1-1-0-0
2勝馬 3-2-0-0
3勝以上 対象馬なし
視点3 連対100%馬の成績
(2-②-0-0)馬の成績 0-1-0-0 複勝率100%、連対率100%
(2-①-0-0)馬の成績 0-0-1-0 複勝率100%、連対率500%
※(1-1-0-0)馬の成績 1-1-2-0 複勝率100%、連対率050%
※上記の内新馬勝ち①-1-0-0(複勝率100%、連対率100%)
(1-2-0-0)馬の成績 対象馬なし
視点4 複勝圏100%馬の成績
(①-0-2-0)馬の成績 1-0-0-0 複勝率100%、連対率100%トーセンラー
これ以外のパターンの複勝圏100%馬はいません
視点5 複勝圏外1回馬の成績
新馬勝ち 1-1-2-0
新馬戦のみ複勝圏外 1-2-3-0
新馬戦は複勝圏 0-1-1-0
※穴馬として1度は4着以下に敗れている馬を選ぶなら、
新馬戦勝ちか、新馬戦だけで敗れている馬を選択するのも「あり」
視点6 前走のグレード別成績(勝率)
全 体 新馬勝ち
新馬勝ち 1-1-0-0 、①-1-0-0 、新馬複勝圏外 新馬複勝圏内
未勝利勝ち 0-2-3-0 、0-0-0-0 、0-1-3-0 、0-1-0-0
500万下1着 3-4-2-0 、2-4-0-0 、1-0-0-0 、0-0-2-0
500万下2・3着 1-2-2-0 、1-1-0-0 、0-1-0-0 、0-0-2-0
500万下4着以下 0-1-0-0 、0-1-0-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0
OP 1着 1-0-0-0 、1-0-0-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0
OP 2・3着 1-0-0-0 、1-0-0-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0
G3 2・3着 2-0-2-0 、1-0-2-0 、1-0-0-0 、0-0-0-0
G1 経験馬 1-0-1-0 、1-0-1-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0
全てのグレード 10-10-10-10 、8-7-3-0 、2-2-3-0 、0-1-4-0
1着馬率 80% 20% 0%
1・2着馬率 75% 20% 5%
1~3着馬率 60% 23.3% 16.7%
1着になった馬は、新馬戦勝ちが80%。新馬戦複勝外が20%。新馬戦2・3着馬は0%。
2着になった馬は、新馬戦勝ちが70%。新馬戦複勝外が20%。新馬戦2・3着馬は10%。
3着になった馬は、新馬戦勝ちが30%。新馬戦複勝外が30%。新馬戦2・3着馬は40%。
上位入賞馬(1~3着)で前走レースのグレード別で分類した場合では、
①新馬勝ちした OP1着 か 2・3着馬
①-0-0-0 ①-0-0-0
②新馬勝ちした 500万下1着 か 2・3着馬
②-4-0-0 ①-1-0-0
③新馬戦勝ちから直行で出走する馬
①-1-0-0
上記①~③の出走馬から本命候補を選びたくなります。ただし、これは過去10年間の上位入賞馬(1~3着)のデータだけでまとめたものです。
このデータだけでは不十分なので、過去10年間の4着以下の70頭のデータを加えて「視点6 前走のグレード別成績(勝率)」を修正してみます。
視点6 前走のグレード別成績(勝率) 修正版(出走全馬)
全 体 新馬勝ち
新馬勝ち 1-1-0-11 、1-1-0-11 、新馬複勝圏外 新馬複勝圏内
未勝利勝ち 0-2-3-7 、0-0-0-0 、0-1-3-4 、0-1-0-3
500万下1着 3-4-2-1 、2-4-0-1 、1-0-0-0 、0-0-2-0
500万下2・3着 1-2-2-5 、1-1-0-3 、0-1-0-2 、0-0-2-0
500万下4着以下 0-1-0-12 、0-1-0-7 、0-0-0-4 、0-0-0-1
OP 1着 1-0-0-1 、1-0-0-0 、0-0-0-1 、0-0-0-0
OP 2・3着 1-0-0-0 、1-0-0-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0
OP 4着以下 0-0-0-3 、0-0-0-2 、0-0-0-1 、0-0-0-0
G3 2・3着 2-0-2-6 、1-0-2-3 、1-0-0-2 、0-0-0-1
G3 4着以下 0-0-0-9 、0-0-0-6 、0-0-0-2 、0-0-0-1
G2 2着 0-0-0-1 、0-0-0-1 、0-0-0-0 、0-0-0-0
G1 経験馬 1-0-1-6 、1-0-1-4 、0-0-0-0 、0-0-0-2
全てのグレード 10-10-10-61 、8-7-3-47 、2-2-3-16 、0-1-4-8
※①上記のグレード分類に入らないパターンの出走馬が9頭全て複勝圏外
1着馬率 80% 20% 0%
1・2着馬率 75% 20% 5%
1~3着馬率 60% 23.3% 16.7%
※② 4着以下を加えても変わらないデータです。
1着になった馬は、新馬戦勝ちが80%。新馬戦複勝外が20%。新馬戦2・3着馬は0%。
2着になった馬は、新馬戦勝ちが70%。新馬戦複勝外が20%。新馬戦2・3着馬は10%。
3着になった馬は、新馬戦勝ちが30%。新馬戦複勝外が30%。新馬戦2・3着馬は40%。
※③4着以下を加えても変わらないデータです。
前走レースのグレード別で分類した場合では、
①新馬勝ちした OP1着 か 2・3着馬
①-0-0-0 ①-0-0-0
②新馬勝ちした 500万下1着 か 2・3着馬
②-4-0-1 ①-1-0-3
③新馬戦勝ちから直行で出走する馬
①-1-0-11
①については、データを加えても変わりませんでした。このパターンで出走してくる馬は本命候補に押さえる必要があると思います。
②については、新馬戦2・3着馬については本命として信頼性が低くなりますが、新馬戦1着馬については本命視してもいいと考えます。
③については、データを加えることによってかなり信頼性がなくなるようです。新馬勝ちから直行で出走してくる馬は、かなりの能力を秘めているとみられる馬でない限り本命候補にはできないというのが結論になります。
以上のデータを踏まえて出走馬11頭をを評価してみたいと思います。
1.ジャンカルド 2戦(①-1-0-0)葉牡丹賞2着
2.ラーゴム 3戦(①-2-0-0)着 京都2歳S G3 2着
3.ヨーホーレイク 3戦(②-0-1-0)ホープフルS3着
4.ダノンジェネラル 1戦(①-0-0-0)新馬戦1着
5.タガノカイ 5戦(2-0-0-③)500万下1着
6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着
7.ショウナンアレス 5戦(1-2-②-0)未勝利1着
8.アクセル 2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止
10.ドゥラモンド 3戦(②-0-0-1)朝日杯FS7着
11.アランデル 2戦(①-1-0-0)芙蓉SOP2着
11頭を「視点1」で分類すると
A.新馬勝ちグループ
1.ジャンカルド 2戦(①-1-0-0)葉牡丹賞2着
2.ラーゴム 3戦(①-2-0-0)着 京都2歳S G3 2着
3.ヨーホーレイク 3戦(②-0-1-0)ホープフルS3着
4.ダノンジェネラル 1戦(①-0-0-0)新馬戦1着
6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着
8.アクセル 2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止
10.ドゥラモンド 3戦(②-0-0-1)朝日杯FS7着
11.アランデル 2戦(①-1-0-0)芙蓉SOP2着
B.新馬戦複勝圏外グループ
5.タガノカイ 5戦(2-0-0-③)500万下1着
C.新馬戦で複勝圏(2.3着)グループ
7.ショウナンアレス 5戦(1-2-②-0)未勝利1着
複勝圏外が2レース以上の5.タガノカイは、「切り」ですが、前走500万下1着なら複勝圏大穴候補に残すか一考するのは「あり」かも?
新馬戦3着の7.ショウナンアレスは、このパターンでは10年間で3着以内に1頭も絡んだ実績がないので「切り」。
残った9頭を「視点2 無敗馬」で検討すると、1勝馬(=新馬勝ちからの直行)以外に無敗馬はいません。
4.ダノンジェネラル 1戦(①-0-0-0)新馬戦1着
これは「視点6」の修正版で示したとおり
③新馬戦勝ちから直行で出走する馬 ①-1-0-11
と、かなり信頼性は低いのですが、連対した2頭は
2020年 ストーンリッジ 2着 シュタルケ 出走数 8頭 先行2番手
2018年 サトノフェイバー 1着 古川吉洋 出走数10頭 逃げ
どちらも4番人気で、新馬戦もきさらぎ賞とまったく同じ位置取りで1着になっていたという共通点がありました。
さらに、どちらも新馬戦が2番人気で1着になったことも共通しているのです。
では、4.ダノンジェネラルがこの2頭のように連帯できる可能性があるのかというと・・・
新馬戦 ダノンジェネラル 1着 川田将雅 出走数10頭 中団6番手
中内田厩舎 川田騎手の必勝コンビであり、ノーザンファーム生産馬。4番人気かそれ以上の人気になれば連対する可能性は高めではないかと思います。
ただし新馬戦の距離が、サトノフェイバー2000m。ストーンリッジ1600m。ダノンジェネラル1800m。とばらばらなこと。種牡馬も三者(馬)三様。開催地も中京競馬場に変更、距離も例年の1800mから2000mに変更されて100%参考にできないことが問題ですが・・・本命候補の1頭には入れておきたい有力馬と思っています。
次に、「視点3 100%連対馬」は
A.前走500万下またはOPグループ
1.ジャンカルド 2戦(①-1-0-0)葉牡丹賞2着
11.アランデル 2戦(①-1-0-0)芙蓉SOP2着
B.前走G3グループ
2.ラーゴム 3戦(①-2-0-0)着 京都2歳S G3 2着
A.前走500万下またはOPグループ について
100%連対馬で、2戦(①-1-0-0)のパターンの成績は 1-1-0-4で複勝率33.3%。
その内、前走OP 2・3着馬の場合は ①-0-0-0
その内、前走500万下 2着馬の場合は 1-1-0-3
1.ジャンカルドは、連下に評価したい。
11.アランデル は、データ上本命候補の1頭に入れたい。
B.前走G3グループ について
100%連対馬で、3戦(①-2-0-0)のパターンの成績は 0-0-0-1で複勝率0%。
しかも、前走重賞(G3)2着馬の連対100%馬と合わせても 0-0-1-3で複勝率25%。
2.ラーゴムは、ヒモ候補までの評価
それから、「視点4 複勝圏100%馬」は
3.ヨーホーレイク 3戦(②-0-1-0)ホープフルS3着
この視点に当てはまるのは、この1頭だけです。「②-0-1-0」のパターンで出走してきた馬のデータはないので、複勝圏100%で出走してきた全馬の成績を調べると 1-0-0-6 勝率14.2%で複勝率も14.2%と厳しい状況です。2歳G1を含めた2歳重賞組の2・3着馬でさえ複勝圏0%と奮いません。
前走G1なら、むしろ惨敗組(9着・13着・8着)の方が、1着または3着に入賞しています。
3.ヨーホーレイクは、思い切って「切り」と評価したい「いわゆる危険な人気馬」と言えるかもしれません。
最後に、「視点5 複勝圏外1回馬」は
A.前走500万下またはOPグループ
6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着
B.前走重賞(G1・G3)グループ
8.アクセル 2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止
10.ドゥラモンド 3戦(②-0-0-1)朝日杯FS7着
複勝圏外1回の4頭をAグループ(重賞レース未経験)とBグループ(重賞経験)に分けてみましたが、「重賞経験馬の方がきさらぎ賞での実績を残している訳ではありません。
これら4頭の取捨を考えるために、「視点5」に当てはまる馬を、更に3つに分類すると
① 新馬勝ち 1-1-2-8 勝率 8.3%、連対率16.7%、複勝率33.4%
② 新馬戦のみ複勝圏外 1-2-3-2 勝率12.5%、連対率37.5%、複勝率75.0%
③ 新馬戦は複勝圏 0-1-1-2 勝率 0%、連対率25.0%、複勝率50.0%
4頭すべて新馬勝ちしているので、①に当てはまります。複勝率が1番低いグループに入るわけです。しかも、①に示した4着以下に敗れた8頭の前走レース(レースのグレードと着順)と比較することが肝要です。
【4着以下に敗れた馬たちの前走成績】
ホープフルS G1 6着 ヴァンドギャルド
朝日FS G1 9着 クラウンレガーロ
東京スポーツ2歳SG3 4着 ジャスタウェイ
シンザン記念 G3 3着 プレミアブルー
京都2歳S OP 4着 アルキメデス
東京スポーツ2歳SG3 8着 マデイラ
ラジオNIKKEI賞 G3 4着 ウインヴァリアシオン
500万下 12着 レッドアーヴィング
過去10年間のデータから考えると、むしろBグループ(重賞経験)の
8.アクセル 2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止
10.ドゥラモンド 3戦(②-0-0-1) 朝日杯FS7着
この3頭は軽視したいと考えます。
次に、A.前走500万下またはOPグループの取捨についても過去10年のデータを示して考えてみます。
【複勝圏外1回で上位入賞した馬の前走成績】
朝日FS G1 9着 アメリカズカップ →きさらぎ賞1着
朝日FS G1 13着 ダンビュライト →きさらぎ賞3着
シクラメン賞500万下 1着 レプランシュ →きさらぎ賞2着
シンザン記念 G3 2着 オルフェーヴル →きさらぎ賞3着
以上 ①新馬戦勝ちのグループ
こうやまき賞500万下 1着 ダノンチェイサー →きさらぎ賞1着
エリカ賞500万下 3着 タガノディアマンテ→きさらぎ賞2着
未勝利 1着 ラセット →きさらぎ賞3着
未勝利 1着 エイシンエルヴィン→きさらぎ賞3着
未勝利 1着 ベールドインパクト→きさらぎ賞3着
未勝利 1着 リキサンマックス →きさらぎ賞2着
以上 ②新馬戦のみ複勝圏外グループ
未勝利 1着 マズルファイヤー →きさらぎ賞2着
未勝利 1着 アドマイヤドバイ →きさらぎ賞3着
以上 ③新馬戦は複勝圏(上記2頭は新馬戦2着)
これらを総合して考えると、A.前走500万下またはOPグループの
6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着
も、前走の500万下での着順があまりに悪すぎるので「切り」ですが、大穴中の大穴として残すのも一考です。
さて、今年の出走馬に、データを踏まえて、印を打ってみると
◎4.ダノンジェネラル 1戦(①-0-0-0)新馬戦1着
○11.アランデル 2戦(①-1-0-0)芙蓉SOP2着
▲3.ヨーホーレイク 3戦(②-0-1-0)ホープフルS3着
△1.ジャンカルド 2戦(①-1-0-0)葉牡丹賞2着
△2.ラーゴム 3戦(①-2-0-0)着 京都2歳S G3 2着
△10.ドゥラモンド 3戦(②-0-0-1)朝日杯FS7着
3着にはヒモ穴候補を加えて
×5.タガノカイ 5戦(2-0-0-③) 500万下1着
×8.アクセル 2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
×9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止
注6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着
消7.ショウナンアレス 5戦(1-2-②-0)未勝利1着
データを信じるか信じないかは自分次第!
これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。 |
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