ファルブラヴ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 1998年2月28日生
調教師L.ダウリア
馬主スキュデリアランカティ社
生産者
生産地
戦績 1戦[1-0-0-0]
総賞金25,344万円
収得賞金0万円
英字表記Falbrav
血統 (No Data) (No Data)
(No Data)
(No Data) (No Data)
(No Data)
兄弟
市場価格
前走 2002/11/24 ジャパンカップ G1
次走予定

ファルブラヴの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
02/11/24 中山 10 ジャパンC G1 芝2200 161120.591** 牡4 57.0 L.デットL.ダウリ 538
(--)
2.12.2 -0.035.6⑦⑥⑤⑤サラファン

ファルブラヴの関連ニュース

2002年にジャパンCを優勝したファルブラヴ(牡26)が12日の午前11時30分、北海道安平町の社台スタリオンステーションで老衰のため死んだことが分かった。

1998年2月28日、アイルランド生まれで、父フェアリーキング、母ギフトオブザナイツという血統。ジャパンCのほかイタリア・ミラノ大賞典やフランス・イスパーン賞、イギリス・キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなど世界5カ国でGⅠを8勝と大活躍。03年12月の香港C優勝を最後に引退、日本で種牡馬入りをすると、重賞4勝のワンカラットアイムユアーズなどを送り出した。また、ハープスターステルヴィオの母の父としても知られている。14年の種付けを最後に種牡馬を引退し、功労馬として余生を過ごしていた。社台スタリオンステーションの徳武英介場長は「疝痛も少しあり、昨年末から少し体調を崩していました。直子も頑張ってくれましたが、母の父としても素晴らしい馬を残してくれました」と話した。

【血統アナリシス】フィリーズレビュー2023 トニービンやSeattle Slewの持続力が活きる、Sadler’s Wells&Fairy King全兄弟にも注目 2023年3月11日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフィリーズレビュー2023・血統予想をお届けします!


阪神芝1400mは前傾ラップのタフな展開になりやすく、レース傾向からもトニービンやSeattle Slewの持続力が活きている印象を受ける。なお、昨年の勝ち馬サブライムアンセムも母の父シンボリクリスエスを介してSeattle Slewの血を引いていた。一方、トニービン内包馬にはハーツクライ直系として2連覇を飾った19年ノーワン(父ハーツクライ)、20年エーポス(父ジャスタウェイ)ほか、16年1着ソルヴェイグ(母の父ジャングルポケット)、18年2着アンコールプリュ(母の父ウイニングチケット)などが該当。

ほか、Sadler’s Wells&Fairy King全兄弟の血脈も好走馬の多くに見られ、直系ではファルブラヴ産駒の09年1着ワンカラット、11年2着スピードリッパー、12年1着アイムユアーズローエングリン産駒の17年1着カラクレナイが挙げられる。また、21年1着シゲルピンクルビーは、父系と母系の両方でSadler’s Wellsの血を引く意欲的な配合だった。

イコノスタシスは、父モーリス×母パストフォリア(母の父シンボリクリスエス)。昨年の勝ち馬サブライムアンセムの半妹にあたる血統で、2代母ハッピーパスも01年フィリーズレビューで2着とレースに所縁ある一族。同産駒からは21年1着シゲルピンクルビーが出ているため、直近2年の勝ち馬を足したような配合ともいえるだろう。前進気勢が強く、レースでも行きたがる面があるだけに、今回は距離短縮となる臨戦過程も評価しやすい。

イティネラートルは、父キズナ×母ジプシーハイウェイ(母の父High Chaparral)。同産駒からは22年3着アネゴハダが出ており、同じ母の父には21年1着シゲルピンクルビーが挙げられる。なお、その母の父がSadler’s Wellsの直仔であることを評価しやすい。2走前には今回と同じ阪神芝1400mのりんどう賞を快勝。前走阪神JFはハイペースの2番手追走で脚が上がっていただけに、持ち前のスピードを活かす意味でも距離短縮は歓迎だろう。

ランフリーバンクスは、父エピファネイア×母ワイルドラズベリー(母の父ファルブラヴ)。まず、父系でSadler’s Wells、母系でFairy Kingの血脈を持つ配合が目に留まる。また、父系祖父シンボリクリスエスと母の父を介してSeattle Slewの血を引くことも特筆できるだろう。直近2走は9着、10着と大敗を喫しているものの、力負けというよりは気難しい血筋が影響している印象なので、ピリッとした気性を活かせれば1400mで一変もあり得る。

【血統予想からの注目馬】
イコノスタシス ①イティネラートル ⑱ランフリーバンクス

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【血統アナリシス】フェアリーS2023 ブラックタイド&ディープインパクト全兄弟は後継種牡馬も活躍 2023年1月8日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフェアリーS2023・血統予想をお届けします!


シンプルながらもサンデーサイレンスの直系が有力で、とくにブラックタイドディープインパクト、オンファイア全兄弟の産駒が幅を利かせている。前2者においては後継種牡馬の産駒も活躍が目立ち、昨年はキタサンブラック(=父ブラックタイド)産駒のビジュノワールが7番人気3着、2年前にはキズナ(=父ディープインパクト)産駒のファインルージュが3番人気1着と好走していた。

また、冬の中山で施行される重賞ということもあり、基本的にはパワーや底力を強調できるタイプが狙い目。過去には15年ノットフォーマル(父ヴァーミリアン)、16年ビービーバーレル(父パイロ)とダートで実績を残した種牡馬の産駒も勝ち馬として名を連ねており、17年ライジングリーズンにおいてはブルーコンコルドの姪にあたる続柄だった。ほか、近年はデインヒルを筆頭にDanzigの血脈を保持する馬も上位を賑わせている。

ヒップホップソウルは、父キタサンブラック×母ダンスファンタジア(母の父ファルブラヴ)。同産駒からは昨年3着のビジュノワールが出ており、「父ブラックタイド(=ディープインパクト)系×母の父ファルブラヴ」となる配合は19年3着グレイスアンを想起させる。本馬においては母が11年フェアリーSの勝ち馬となるため、母仔制覇のかかった一戦としても注目だろう。一方、この母の父らしい気難しさが垣間見えるので、今回も折り合いが鍵。

ミシシッピテソーロは、父ダノンバラード×母ハピネスフォーユー(母の父A.P. Indy)。同産駒は初出走となるが、ディープインパクトの直系であることは念頭に置くべきだろう。なお、「ディープインパクト系×Seattle Slew系」となる大まかな配合は21年1着ファインルージュと共通。2代母ソフォリフィクがファインモーションと同い年の従姉妹という血統背景も興味深く、同馬を介してデインヒルの血脈を保持することも傾向から強調しやすい。

ディナトセレーネは、父レッドファルクス×母ダイワミランダ(母の父ハービンジャー)。近親にダイワメジャーヴァーミリアンがいる血統で、2代母ダイワスカーレット桜花賞有馬記念など重賞を6勝した女傑。なお、昨年の勝ち馬ライラックとは3代母同士が全姉妹の間柄であることを特筆できるだろう。芝とダートで活躍した父の産駒であることも評価しやすく、東京で切れ負けしていた様子からも未勝利を勝った中山替わりで改めて。


【血統予想からの注目馬】
ヒップホップソウル ⑥ミシシッピテソーロ ⑦ディナトセレーネ

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【血統アナリシス】クイーンステークス2021 2013年の代替開催時はファルブラヴ産駒のワンツー決着 2021年7月31日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はクイーンステークス2021・血統予想をお届けします!


今年は東京オリンピックの開催に伴う開催日割の変更があり、クイーンSは札幌芝1800mから函館芝1800mに舞台を移して施行される。なお、札幌競馬場のスタンド改修工事に伴い、2013年にも当該コースにて代替開催されているため、今年は2013年の結果に重きを置いて考えてみたい。

その2013年のクイーンSは1番人気に応えるかたちでアイムユアーズが別場所での2連覇を達成。一方で、8頭立ての少頭数ながら2着には最低人気のスピードリッパーが入線する小波乱の結果となっていた。アイムユアーズ、スピードリッパー、どちらもファルブラヴ産駒であったことは、シンプルながらも軽視できない血統傾向と言えるだろう。

マジックキャッスルは、父ディープインパクト×母ソーマジック(母の父シンボリクリスエス)。本馬は2代母スーアがファルブラヴと同じFairy King産駒であることを強調しやすく、母系由来と思えるピッチの利いた走りから函館の小回りコースにも良いイメージを描ける。現に内回りコースでは紫苑S、秋華賞、ともに勝ち馬から0秒2差。どちらも本質的には得意としない稍重馬場で好走していたことも評価すべきだろう。やや勝ち味に遅い一方で、相手なりに走れる強みがあるファミリーなので、やはり大崩れは考えにくい。

フェアリーポルカは、父ルーラーシップ×母フェアリーダンス(母の父アグネスタキオン)。00年クイーンSの勝ち馬トゥザヴィクトリーの姪にあたる血統で、同じく17年2着のトーセンビクトリーは従姉。また、本馬の父ルーラーシップアイムユアーズの母セシルブルースの従弟にあたり、どちらもKingmamboの直系という共通点も持つ。近走はダート、不得手な滑る芝と度外視できる部分が多く、もとより洋芝や小回りをこなせる下地はあるだけに、人気薄に甘んずるのであれば穴馬として一考の価値がありそうだ。

サトノセシルは、父Frankel×母Dupe(母の父Observatory)。本馬はSadler's Wellsの直系となるが、2013年の代替開催時に種牡馬としてワンツー決着を果たしたファルブラヴはSadler's Wellsの全弟にあたるFairy Kingの産駒。また、2013年の結果を重視するのであれば、非サンデーサイレンス系であること自体もアドバンテージとなるだろう。2勝クラスを勝ったばかりの身ではあるものの、前走洞爺湖特別の勝ち時計は今年の函館芝1800mで最速。コース実績と勢いを強みにどこまで食い下がれるか注目したい。


【血統予想からの注目馬】
マジックキャッスル ③フェアリーポルカ ⑩サトノセシル

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【血統アナリシス】フラワーカップ2021 ディープインパクト系が4連覇中、Sadler's Wells系を筆頭に欧州血統の底力も必要 2021年3月15日(月) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフラワーカップ2021・血統予想をお届けします!


昨年はキズナ産駒の12番人気アブレイズが単勝79.3倍の低評価を覆す走りで重賞初制覇。なお、17年ファンディーナ、18年カンタービレ、19年コントラチェックキズナの父にあたるディープインパクトの産駒が2017~2019年まで3連覇を果たしていたことを踏まえると、今後はディープインパクト系として孫世代の動向にも注視すべきだろう。

ほか、過去5年の勝ち馬5頭含め、3着以内に好走した15頭のうち11頭がSadler's WellsまたはFairy King(=全兄弟)、それらの叔父にあたるNureyevの血脈を抱えていた。ディープインパクト系の瞬発力に加えて、Sadler's Wells系を筆頭に欧州血統の底力を求められることにも気を配りたい。


イズンシーラブリーは、父ディープインパクト×母ブルーミンバー(母の父ファルブラヴ)。トーセンブレスの全妹、カタマチボタンやニジブルームの姪にあたる血統で、母ブルーミンバーは1200mで7勝を挙げたスプリンター。本馬は父がディープインパクト、母の父がFairy King直仔のファルブラヴなので、レース傾向に合致する血統構成と言えるだろう。なお、先述した全姉トーセンブレスも18年フラワーCでは上がり3F最速となる末脚を駆使して2着(勝ち馬とはクビ差)に好走していた。

エトワールマタンは、父ルーラーシップ×母ノーブルコロネット(母の父ディープインパクト)。ノーブルジュエリーの姪にあたる血統で、2代母ノーブルステラは06年ニューヨークBCH-米G2など重賞を4勝した中距離馬。本馬は昨年2着のレッドルレーヴキングカメハメハディープインパクトエアグルーヴの血脈が共通する血統構成を強調しやすい。なお、キングカメハメハ経由でNureyevの血を引く。一戦ごとにレースぶりも成長しており、これからの伸びしろにも期待が持てそうだ。

グローリアスサルムは、父キズナ×母グローリアスレイ(母の父チチカステナンゴ)。トリオンフの姪にあたる血統で、2代母メジロトンキニーズは06年ダイヤモンドSの2着馬。本馬は昨年の勝ち馬アブレイズと同じキズナ産駒となるが、母の父がGrey Sovereignの直系という点でも共通する。Sadler's Wellsに所縁ある血脈は持たないものの、母の父チチカステナンゴが現役時にフランスの中長距離で実績を残しており、スタミナと底力に富むメジロの牝系であれば杞憂だろう。

【血統予想からの注目馬】
イズンシーラブリー エトワールマタン グローリアスサルム

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【血統アナリシス】朝日杯FS2019 血統魅力度が高いデイリー杯2歳S優勝馬!ここでも差はないダイワメジャー産駒! 2019年12月14日() 16:00

日曜日に行われる朝日杯FSの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。


ジュンライトボルト
キングカメハメハ×スペシャルウィークの組み合わせは、2015年の勝ち馬リオンディーズと同じ。3代母にエアグルーヴを擁する牝系についても文句のつけようがない。一方で、祖母を基点とするファミリーは前評判ほど結果を残しておらず、重賞勝ちはグルーヴィット中京記念のみ。その点を鑑みると、1勝クラス敗退→G1の臨戦で評価を上げるまでには至らない。それなりの走りを見せたとしても、複勝圏まではどうか。

ビアンフェ
母はOP特別のすずらん賞勝ち馬。半姉のブランボヌールはスプリント重賞で2勝を挙げており、短距離指向の強い一族なのは確か。それだけに1ハロンの距離延長がカギとなるが、阪神JFで3着に奮闘した姉や、母父にサクラバクシンオーを持つサンデーサイレンス系産駒という点で共通する、2016年の2着馬モンドキャンノのパフォーマンスを思えば、まったくの無理筋ではない。アタマまではどうかも、ヒモ穴候補として一考の余地はある。

ペールエール
一族の活躍はフランスが主体で、母父のセルカークはシャーペンアップの後継種牡馬。その母方にダイワメジャーを重ねているのだから、本馬が備えるスピードの持続力はかなりのもの。父×欧州牝系の配合馬は、2016年にボンセルヴィーソが12番人気3着、昨年はアドマイヤマーズが制しているように相性バツグン。とりわけ、後者とは母方にリナミックスを持つ点でも共通する。持ち味を存分に発揮できる持続力勝負になれば、大きな差はない。

トリプルエース
父のシャマーダルは現役時にG1を4勝。種牡馬としても多くのG1ウイナーを輩出している。4代母に英オークス馬を擁し、一族から欧米で多数のG1馬が出ているボトムラインについても確かなものがある。ただ、パワーと持続力が強調された構成ゆえに、外回りのマイルで速い脚を求められると、前回のようにキレ負けする可能性が高い。特長を活かすためには、上がりを要する競馬、あるいは自身から動くなど、思い切った策が不可欠となる。

マイネルグリット
母と祖母は早い段階から短距離重賞で活躍。叔父には芝・ダート問わず結果を残したドリームバレンチノがいる。スプリント色の濃い一族に思えるが、父スクリーンヒーロー×母父ロージズインメイの配合を考えると、マイルをこなしてもまったく不思議はない。父×デヴィルズバッグ系の組み合わせは、昨年2着のクリノガウディーと同じ。後半のスピード勝負になると分が悪い反面、持続力優位の展開ならば滅法強い。不気味な存在といえよう。

サリオス
父がハーツクライで、母は独オークス勝ち馬。半姉にはローズS2着など現役で活躍中のサラキアがいる。重厚な構成ではあるが、サウジアラビアRCをレコードで制したあたり、本馬は母方に潜在するダンチヒの良い面が表面化している印象。馬群を嫌う面が強く重賞を勝ち切れない姉を思うと盤石とは言い難いが、本馬は父が替わり、なおかつ牡馬に出たため、姉の持つ弱さが解消されている可能性もある。要注目の1頭だ。

ウイングレイテスト
京都新聞杯と若葉Sを勝ったベストメンバーの半弟にあたり、牝系をさかのぼるとオークスチョウカイキャロルに分岐する一族。近い親族にG1級はいないものの、スクリーンヒーロー産駒かつノーザンダンサー&ヘイルトゥリーズンのインブリードが潜在する点は、ジェネラーレウーノクリノガウディーと同じ。母がナスルーラのクロスを持っているところも共通する。持ち味を活かせる持続力優位の競馬になれば、上位争いも十分可能だ。

タイセイビジョン
母は函館2歳Sで3着。それだけを踏まえると短距離指向の強いタイプに感じるが、祖母はユートピアアロハドリームの半妹でエルコンドルパサー産駒。そこにスペシャルウィーク、欧州ノーザンダンサー系のタートルボウルを重ねており、1ハロン延長のマイル戦が不向きと断じるのは早計だ。祖母と母の仔にコレといった実績馬はいないものの、本馬自身G2を制しているように、2歳G1なら底力の面で不足はない。ここでも好戦可能とみる。

グランレイ
母のミラクルベリーはスピード色が濃い短距離型。その母にルーラーシップを重ねることで持続力に秀でたタイプに出た印象。父×ファルブラヴの配合馬としては、テトラドラクマヒシゲッコウがいる。地味な字面から注目度は低いものの、意外性に富んだ組み合わせといえよう。ただ、本馬の近い親族をみると、ダイワキャグニーが最たる存在。根幹距離のG1では活力的に物足りない。上位圏内へのハードルは高そうだ。

エグレムニ
母のビーチアイドルは新馬→フェニックス賞を連勝し、祖母のビーチフラッグはかきつばた記念の2着馬。スピード&パワー型の牝系にファルブラヴキズナを重ね、前向きなスピードタイプに仕上がっている。それだけに、1ハロンの距離延長かつ急坂マイルでパフォーマンスアップを望めるかどうかについては甚だ疑問。相手強化のG1では割り引きが必要だろう。

カリニート
祖母のダービーラブリネスはOP青函S勝ちなど短距離路線で活躍。母のケイエスアカリはJRA2勝、その仔は本馬を含めJRAデビュー8頭のうち6頭が勝ち上がっている堅実なファミリーだ。とはいえ、兄姉に中央で2勝以上挙げた馬はゼロ。近親に重賞クラスはおらず、ここに入ると活力、底力ともに見劣りする。母父にフジキセキを持つ馬の当該コース成績も芳しくなく、苦戦は免れそうにない。

レッドベルジュール
兄姉は重賞タイトルに手が届いていないものの、母の半姉に米G1スピンスターSを制したインランジェリーがいる血統馬。BCジュベナイルフィリーズ勝ち馬を3代母に擁する牝系も上質だ。ディープインパクト産駒は阪神移設後の当レースで3勝。父×アンブライドルズソングの配合は、2014年1着ダノンプラチナと同じ。母系にファピアノとストームキャットが潜在する父産駒という点では、ラキシスサトノアラジンの姉弟と共通する。血統魅力度の高い1頭だ。

プリンスリターン
さかのぼると、快竜などの名が見られる在来牝系の出自。ただ、近親の活躍馬をみると、地方競馬の重賞ウイナーが最上位的な存在で活力的に見劣る印象は否めない。ストロングリターン産駒がJRA重賞未勝利である点も懸念材料だ。在来牝系らしい粘り腰や、ニジンスキー(4×5のクロスが潜在)特有のしぶとさは評価できるものの、相応の決め脚を要求される阪神の外回りマイル、それもG1では厳しいだろう。

タガノビューティー
ダートで新馬と特別を連勝し、朝日杯FSに挑むヘニーヒューズ産駒という点は、中山開催時の2013年1着馬アジアエクスプレスと同じ。NHKマイルC2着のタガノブルグを半兄に持つところも好感が持てる。一発の魅力を秘めた構成ではあるが、父産駒の当該コース成績が奮わないのは心配材料。加えて、行き脚がつかないレースぶりをみるに、芝で速い時計を求められると追走に窮する可能性が高く、評価は下げざるを得ない。

メイショウチタン
ロードカナロア×マイネルラヴという、スプリントG1ホース同士の配合馬。母のラルティスタは千直で2勝を挙げたスピードタイプ。本馬も速力優位のようで、前回は1600m→1400mの距離短縮が奏功し、レコード勝ちを収めた。だが、勝ちっぷりの良さは認めても、再度の距離延長がプラスに作用するとは思えない。そのうえ、中央のG1ではひと押し足りないファミリー。好走を予感させる材料は少ない。

ラウダシオン
ディープインパクト直仔×アンブライドルズソング直仔×ストームキャット直仔、という組み合わせ。つまり、当レースに出走予定のレッドベルジュールと相似した血統構成だ。こちらはそれぞれ1代経ているぶん、北米色の濃い前向きなスピードが強調されている。その点、1ハロンの距離延長に不安は残るが、数々のタイトルホースを送り出したキャロルズクリスマス(3代母)の一族だけに侮りがたい面があるのも確か。浮上のシーンがあっても驚けない。



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ファルブラヴの口コミ


口コミ一覧
閲覧 113ビュー コメント 0 ナイス 3

 
 26歳位で死んだと思う

 2002年は府中が工事で天皇賞もJCも中山にてだった

 ファルブラヴは1番で2200mを上手に走り、2着がアメリカ馬のサラファン Cナカタニ騎手
 秋天を勝てた3歳のシンボリクリスエスが3着だった<クリスエスは同年有馬をV>

 5頭かを10点でボックス買いしており、200倍馬連決着だった

 シャンパンカラーのオーナーのワンカラット牝<フィリーズレビュー勝ちなど>の子孫が
 繁殖で残ってるだろう、

 覆面ドクター・英 2023年5月2日(火) 14:25
覆面ドクター・英の NHKマイルC 2023
閲覧 409ビュー コメント 0 ナイス 12

まずは、天皇賞(春)の回顧から。普段はグリーンチャンネルなのですが、出先だったのでクルマで地上波観戦でした。タイトルホルダーは、スタート前からゴトゴトしてて細江さんやアンカツさんが、入念な返し馬でほぐしにかかってる話などしてて、あ、ダメかもと思ったら、案の定ダメでした。スタート前に言ってくれれば、発走除外でG1とWIN5の全額返還だったのですが、競走中止だとゼロ円に・・。まあ故障や落馬も含めての競馬なので気を取り直して来週頑張ります。

次に2月より力を入れているWIN5の回顧を。〇〇〇××と、スイートピーSはずして終わり、どっちみち5つ目もタイトルホルダー一点だったのでダメですね。こちらも来週頑張ります。

それではNHKマイルCの話へ。これと言った馬が居らず、大混戦の一戦となりそうです。手広く行って、どうにか大きいのを引っ掛けたい。

恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 ドルチェモア:ルーラーシップ×アユサン(桜花賞馬)という配合で昨年は3連勝で朝日杯FSも勝ちG1馬となった。今年始動戦のNZTは逃げて7着とイマイチな結果。もちろん巻き返してくる可能性十分ではあるが、成長力イマイチな可能性もあり、人気でも怪しい感じもする。G1で三浦騎手(こんだけチャンスのある馬に乗せてもらってきてのG1未勝利)への乗り替わりっていうのも、持ってない馬なのだろう(笑)今回は逃げないのかもしれないが三浦騎手の逃げというのも残念なほど終い失速する。ヒモまで。

2番人気想定 エエヤン:中山で、ここ3連勝で前走NZTも差し切った。Mデムーロ騎手とも合っていそう、と思ったら先約の関係もあるみたいで戸崎騎手に戻るよう。東京の瞬発力勝負が向くかだが、強い前進気勢と闘争心あり、上位に来れる能力ありそう。シルバーステート産駒はクラシックよりここらへんのG1が向きそう。調教師も、やんちゃでもエエヤン、的なコメントしていた。有力。

3番人気想定 カルロヴェローチェ:4戦2勝のこれまたシルバーステート産駒。前走のファルコンSでの2着も重い馬場が味方した感じもある。レーン騎手は、当たり前だが上手くて、確保できたのはかなり大きい。調教師が決めるわけではないのだろうが、須貝厩舎の2頭はこっちはレーン騎手、ドルチェモアは三浦騎手と差があり過ぎでは(笑)

4番人気想定 オオバンブルマイ:4戦3勝で前走アーリントンCも武豊騎手らしい絶妙の差し切りだった。ただ馬券にならなかった朝日杯FSが7着でディスクリートキャット産駒らしく条件問わず頑張るがあんまり大物感の無い小さな馬だけに・・。ヒモまで。先々はスプリンターか。

5番人気想定 ダノンタッチダウン:新馬勝ちの後にデイリー杯2歳Sで2着、朝日杯FSでも2着と活躍。前走休み明けでぶっつけの皐月賞では18着とビリだった。540kgある巨漢馬で調整難しいのでは。ちょっと買いにくい。皐月賞や桜花賞からNHKマイルCで相手弱くなっての好走というのもよくあるが、この馬は能力あるが、1か月無いローテでは立て直せないのでは。

6番人気想定 クルゼイロドスル:ダーレーの馬らしい配合のファインニードル×アルカセットという馬。ダルシャーンのクロスを持ち、父の血統以上に距離もつのだろう。前走のジュニアCも上手く逃げ切ったが、スケール感や東京マイルあまり向く感じはない。

7番人気想定 ショーモン:堅実に2勝して前走アーリントンCも3着ときているマインドユアビスケッツ産駒だが、この相手強くなる舞台での大駆けは、あまり期待できないタイプか。

8番人気想定 モリアーナ:新馬、コスモス賞と2連勝したエピファネイア産駒。その後も阪神JFは2番人気12着と惨敗したが、クイーンC3着、NZT4着と差のない競馬ができており、武藤厩舎だが武藤騎手から横山典騎手への非情の乗り替わりでもあり調教かなり動けており、うまく能力引き出せれば激走あるか。

9番人気想定 シャンパンカラー:新馬、ベゴニア賞と連勝したが京成杯6着、NZT3着と重賞ではまだ結果出ていない、ただ前走マイルに戻して良かったように、ドゥラメンテ産駒ではあるがマイル前後が良さそう。ここも、そこそこやれて良い能力はありそう。

10番人気以下想定
セッション:ノーザンF生産の林さんの馬でデビューから中距離使われていたが弥生賞7着であきらめたのかマイルのアーリントンC使ってきた前走はシルバーステート産駒らしく2着と距離短縮で良さ出てきた。今回くらいの相手ならやれて良い。それにしてもシルバーステート産駒だらけだ。

ナヴォーナ:新馬勝ち、2戦目はアーリントンC7着と賞金足りなそうな矢作厩舎+ノーザンFな馬。能力高そうで、出られればヒモ穴に入れたい。

ウンブライル:新馬、もみじSと連勝して3番人気で臨んだ阪神JFは15着と惨敗した。前々走のクイーンCも1番人気で6着と負け、成長力イマイチなのかなあと思わせたが、前走のNZTで2着と鋭く差してきた。ロードカナロア×ファルブラヴというノーザンF生産馬で単純に早熟とかは無さそうで、ファルブラヴ譲りの気性難出さなければ、ここも楽しみ。

オールパルフェ:昨秋は未勝利勝ち、デイリー杯2歳S勝ちと逃げて結果出した。ただ前走逃げれなかったスプリングSでも7着とイマイチで、逃げても残しにくい東京マイルの舞台は向かなそう。リアルスティール種牡馬として、もっとやれるかと思っていたがなかなか現実は厳しい。

トーホウガレオン:デビューから3連続2着で4戦目でようやく勝ち上がったが、その次にはすぐシンザン記念3着と強い相手にも通用。前走のアーリントンCも10番人気と人気なかったが差のない4着と好走。ノーザンF生産のリアルスティール産駒で、上昇傾向続き、ここでもやれるポテンシャルあるのでは。穴で。

シングザットソング:新馬勝ち、2戦足踏み後にフィリーズレビュー勝ち、前走は桜花賞で11番人気ながら0.8秒差の7着と頑張っている。父ドゥラメンテだけにオークス向かっても良かったようにも思うが、陣営は短いところ向きという判断なのだろう。今回程度のメンツなら好勝負可能。

タマモブラックタイ:新馬勝ちの後は4戦足踏みしていたが、前々走で1200Mの1勝クラス勝ち、前走のファルコンS(1400M)を8番人気ながら勝って連勝の勢いでの参戦。デクラレーションオブウォー×ブラックタイドという配合で、実績通り1400M以下の馬では。

ユリーシャ:逃げるとしぶといグレーターロンドン産駒で、2月にエルフィンSを6番人気ながら逃げ切って、前走アーリントンCでは1番人気で逃げるも11着と惨敗。東京マイルは向かないのでは。

フロムダスク:新馬勝ちの次の次に京王杯2歳Sで11番人気2着と頑張った。ただ朝日杯FSの13番人気16着というのが、本来のこの馬のマイルでの力では。マイル以下でこの先は頑張る馬では。

サトノヴィレ:未勝利勝ちだけで1勝クラスでも良くて2着なデクラレーションオブウォー産駒で、G1で激走は無さそう。

ミシシッピテソーロ:新馬、ダリア賞とデビューから8月までで2勝と早い時期に稼いで終わりのタイプかと思われたダノンバラード産駒だが、前走NZTで14番人気ながら5着と好走した。ただ外差しの特殊馬場だったのもあり、東京だと逆噴射に見える追えない柴田大騎手がそのままだと、ここでは無いのでは。

<まとめ>
有力:エエヤン、カルロヴェローチェ

ヒモに:シングザットソング、ウンブライル、セッション、シャンパンカラー、モリアーナ、ドルチェモア、オオバンブルマイ

穴で:トーホウガレオン、ナヴォーナ

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 sunaga 2018年12月8日() 16:15
阪神ジュベナイルフィリーズ
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タイプ◎
ビーチサンバ(3位)

今回の適性コース
東京:1600m
京都:1400m
福島:1200m
新潟:1600m

適性指数
1位(21)ダノンファンタジー
2位(19)シェーングランツ
3位(18)ビーチサンバ◎
4位(15)ジョディー
5位(14)ウインゼノビア

このレースのポイントは阪神1600mでも、「桜花賞とは違う!」ということです。
別コースと思って予想した方が当たりに近づくのではと思います。
というのも、

阪神JFの7番人気以下で3着になった馬の父
ソングオブウインド
ファルブラヴ
ハーツクライ
クロフネ
ネオユニヴァース
ステイゴールド

桜花賞の7番人気以下で3着になった馬の父
フジキセキ
フレンチデピュティ
キングカメハメハ
ダイワメジャー
ディープインパクト
ディープインパクト
ディープインパクト

と、桜花賞で3頭も激走しているディープインパクトが1頭も阪神JFでは来てないですし、1頭も共通している種牡馬がいないからです。
どちらかというと、フェアリーS(ファルブラヴ、ネオユニヴァース、クロフネが人気薄で来ている)や、ファンタジーS(クロフネが2頭、ファルブラヴが人気薄で来ている)っぽい予想が近いかもしれません。

買い目は本命がビーチサンバですが、7番人気以下になることはないでしょう。

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