レッドベルジュール(競走馬)

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レッドベルジュール
レッドベルジュール
写真一覧
抹消  鹿毛 2017年4月6日生
調教師藤原英昭(栗東)
馬主株式会社 東京ホースレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 3戦[2-0-0-1]
総賞金4,540万円
収得賞金2,300万円
英字表記Red Bel Jour
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
レッドファンタジア
血統 ][ 産駒 ]
Unbridled's Song
Cat Chat
兄弟 レッドベルオーブレッドベルディエス
市場価格
前走 2019/12/15 朝日フューチュリティ G1
次走予定

レッドベルジュールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/12/15 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 166125.9310** 牡2 55.0 C.スミヨ藤原英昭 476
(-2)
1.34.3 1.336.0⑫⑫サリオス
19/11/09 京都 11 デイリー2S G2 芝1600 11117.731** 牡2 55.0 武豊藤原英昭 478
(+28)
1.34.5 -0.233.8⑩⑨ウイングレイテスト
19/06/23 阪神 5 2歳新馬 芝1800 9892.921** 牡2 54.0 福永祐一藤原英昭 450
(--)
1.50.7 -0.033.8メイショウボサツ

レッドベルジュールの関連ニュース

 19日の中京3R(2歳未勝利、芝1600メートル)で、レッドベルオーブ(栗・藤原英、牡、父ディープインパクト)が1分33秒1の2歳コースレコードをマークし、2戦目で初勝利。2017年にシュバルツボンバーが計時した従来の記録を1秒1塗り替えた。

 福永騎手は「期待通りだった。次は重賞にチャレンジしてもいいと思う」と評価。次走は未定だが、全兄レッドベルジュールは昨年、新馬から連勝でGIIデイリー杯2歳Sを制しており、注目を集めそうだ。

★19日中京3R「2歳未勝利」の着順&払戻金はこちら

【朝日杯FS】レースを終えて…関係者談話 2019年12月16日(月) 05:03

 ◆和田騎手(タガノビューティー4着)「展開もはまりましたが、能力は高い」

 ◆原田騎手(プリンスリターン5着)「反応も良かったですし、最後にもうひと伸びしてくれました」

 ◆岩田康騎手(ジュンライトボルト6着)「右にモタれながらでも、直線は盛り返してここまで来ているから能力は高い」

 ◆藤岡佑騎手(ビアンフェ7着)「いいペースで行けました。能力的には素晴らしいものがあります」

 ◆ルメール騎手(ラウダシオン8着)「直線で走りのバランスが悪くなった」

 ◆松岡騎手(ウイングレイテスト9着)「まだ幼く、競馬になるともろさが出る」

 ◆スミヨン騎手(レッドベルジュール10着)「フォームがバラバラで、脚さばきがスムーズではなかった」

 ◆ビュイック騎手(トリプルエース11着)「距離に関しては大丈夫だと思うけど、速い時計がどうか」

 ◆幸騎手(カリニート12着)「最後までバテた感じはありませんが、これからの馬ですね」

 ◆国分優騎手(マイネルグリット13着)「返し馬は前走より良かったですが、実戦では追走に手いっぱいでした」

 ◆福永騎手(エグレムニ14着)「マイルはちょっと長い」

 ◆松山騎手(メイショウチタン15着)「自分の競馬はできましたが、少しイレ込む面がありました」

 ◆マーフィー騎手(ペールエール16着)「向こう正面で止まる感じに。何もなければいいのですが…」



★15日阪神11R「朝日杯FS」の着順&払戻金はこちら

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【朝日杯FS】唯一のディープ産駒レッドベルジュール見せ場なく10着 スミヨン「フォームがバラバラ」 2019年12月15日() 18:38

 12月15日の阪神11Rで行われた第71回朝日杯フューチュリティステークス(2歳オープン、GI、芝・外1600メートル、牡・牝、16頭立て、1着賞金=7000万円)は、ライアン・ムーア騎手騎乗の1番人気サリオス(牡、美浦・堀宣行厩舎)がデビューから無傷の3連勝。タイムは1分33秒0(良)。



 メンバー唯一のディープインパクト産駒レッドベルジュールは、スタートで後手を踏んで中団後方でレースを進めると、直線入口前で早くも手ごたえが怪しくなり、見せ場なしの10着に終わった。



 C.スミヨン騎手「フォームがバラバラで、脚さばきがスムーズではなかったです。スタートもフォームも前回とは違っていたと思います」



★【朝日杯FS】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【朝日杯FS】1番人気サリオスが無傷の3連勝で世代NO・1アピール! 2019年12月15日() 15:44

 12月15日の阪神11Rで行われた第71回朝日杯フューチュリティステークス(2歳オープン、GI、芝・外1600メートル、牡・牝、16頭立て、1着賞金=7000万円)は、ライアン・ムーア騎手騎乗の1番人気サリオス(牡、美浦・堀宣行厩舎)が好位4、5番手から4コーナーも余裕十分に回って直線も力強い脚取りで抜け出し、デビューから無傷の3連勝で世代NO・1の座を強烈にアピールした。タイムは1分33秒0(良)。

 2馬身半差の2着にはタイセイビジョン(2番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にグランレイ(14番人気)が続き、2戦無敗で臨んだレッドベルジュール(3番人気)は10着に敗れた。

 朝日杯FSを勝ったサリオスは、父ハーツクライ、母サロミナ、母の父ロミタスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は3戦3勝。重賞は2019年サウジアラビアRC・GIIIに次いで2勝目。朝日杯FSは、堀宣行調教師は初、ライアン・ムーア騎手は2012年アジアエクスプレスに次いで2勝目。

 ◆ライアン・ムーア騎手(1着 サリオス)「いい馬に乗せてもらって光栄です。まだ幼いところがあって、コーナーでもそういうところをみせましたが、体はしっかりしていて出来上がっています。距離は大丈夫ですし、このまま維持できれば将来楽しみな馬です」



★【朝日杯FS】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【馬場の有利不利、教えます!】朝日杯FS2019 使えない部分が増しつつある点に注意!枠順に関しては広く構えたほうがベター! 2019年12月15日() 10:30

5回阪神ならびに土曜日の阪神芝のレース結果、近年の朝日杯FSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。


好天が続き、中間の降水量はゼロ。土曜日はメインレースあたりから雨が降り始めたものの、大きな影響を及ぼすほどではなく、芝コースは終日良馬場(JRA発表)で開催を終えた。

ちなみに、月曜日から金曜日にかけて、1日置きに散水作業を施している。雨が無いとはいえ、冬季にもかかわらず頻繁に水を撒くということは、それだけ乾きが速いという証左。芝、路盤ともに張り詰めた状況であることは間違いない。

土曜日の結果を見直すと、内回りは内~中枠優位の様相。外回りについては、新馬戦を除くと1勝クラスの芝1800m戦1鞍のみで、そのレースの5F通過タイムは60秒9。判断するに悩ましいものがある。

とはいえ、全体的に内めを通った先行勢の粘り込みや、内~中に進路をとった差し馬の伸び脚が目立つのは確か。水を撒いて含水率が高めの割に決着時計も遅い水準ではなく、走りやすいコンディションとみて差し支えない。

その一方、向正面からコーナーにかけては、内ラチ沿いの約1頭分を避けて通るシーンが目につくようになってきている。先週の高速決着や芝部分の見た目の良さとは裏腹に、少しずつ使えない部分が広がりつつあることをシッカリと頭に入れておくべきだ。

ただでさえ、傾向が突然様変わりすることも少なくない阪神オーバーシード。内回りはともかく、外回りは内絶対有利と決めつけないほうがベター。それゆえ、枠順に関しては広いスタンスで構えたほうがいいだろう。

血統面については、5回阪神開催の芝1600mの結果を検証すると、ダイワメジャーならびにディープインパクト(関連の深い種牡馬を含む)の系統産駒、父キングマンボ系が堅調。スピード型のノーザンダンサー系種牡馬を父もしくは母父に持つ馬の好走も多い。

ほぼ例年と同様の傾向ではあるが、馬場が軽いせいか、ロベルト系種牡馬を父もしくは母父に持つ馬の好走頻度が昨年の同時期と比べて低くなっている。そのあたりには注意が必要だ。

また、阪神開催に移行した2014年以降の朝日杯FSを振り返ると、ディープインパクト産駒が3勝。キングカメハメハ産駒とダイワメジャー産駒も奮闘している。

全体的に大箱コースの中・長距離G1勝ち馬を父あるいは母父に持つ馬の活躍が目につくことから、主流血統が結果を出しやすいレースといえよう。

直近の阪神開催ならびに近年の当レースの傾向を合わせて考えると、父キングマンボ系と父サンデーサイレンス系が優位とみてよさそう。そのなかでも、現役時に大箱コースの中・長距離G1で優勝経験がある種牡馬の産駒が有望とみる。

ただし、2014年以降は距離延長組のパフォーマンスが下降気味。近5回の優勝馬はいずれも前走芝1600m以上の1着馬だった。その点も配慮すべきポイントのひとつだろう。

今回の出走メンバーで要点を満たしている馬は、⑫レッドベルジュールの1頭のみ。よって、当欄では⑫レッドベルジュールを注目株として推奨する。



ウマニティ重賞攻略チーム

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【斬って捨てる!】朝日杯FS2019 前走1勝クラス出走の栗東所属馬は劣勢!前走非重賞戦敗退馬は要割り引き! 2019年12月15日() 08:30

ウマニティの重賞攻略ページに掲載されている「データ分析」の内容や、朝日杯FSの近年の結果をもとに、凡走パターンに合致する馬をピックアップするものです。予想の際にお役立てください。




【全般】
前走で京王杯2歳Sに出走、かつ4着以下に敗れていた馬の好走例はみられない(2008年以降)

マイネルグリット

前走でオープン特別に出走していた馬の連対例はゼロ(2008年以降)

プリンスリターン
ラウダシオン

前走で1勝クラス(旧500万下)に出走して1着、かつ2着馬に対する着差が0秒1以内だった馬の連対例はなし(2008年以降)

エグレムニ

前走で1勝クラス(旧500万下)に出走していた栗東所属馬の連対例はゼロ(2008年以降)

ジュンライトボルト
エグレムニ
カリニート
タガノビューティー

前走で芝かつ良馬場のレースに出走、かつ勝ち馬から0秒6以上の着差で敗れていた馬の好走例はなし(2008年以降)

マイネルグリット
カリニート

前走非重賞戦で2着以下に敗れていた馬の好走例はゼロ(2008年以降)

ジュンライトボルト
カリニート

前走1番人気1着馬を除くと、前走で初勝利を挙げていた馬の好走例は皆無(2008年以降)

メイショウチタン

前走で未勝利戦に出走していた馬の好走例はみられない(2008年以降)

グランレイ
メイショウチタン

中1週以内のローテで臨んだ馬の連対例はゼロ(2008年以降)

カリニート
メイショウチタン

新潟または福島デビュー馬の連対例はなし(2008年以降)

タガノビューティー

【人気】
4番人気以下、かつ中9週以上のローテで臨んだ馬の好走例は皆無(2008年以降)
※8時00分現在の4番人気以下、かつ中9週以上の馬

プリンスリターン

10番人気以下、かつ前走5着以下敗退馬の好走例はゼロ(2008年以降)
※8時00分現在の10番人気以下、かつ前走5着以下敗退馬

マイネルグリット
カリニート

【脚質】
前走の4角通過順が1番手だった馬の連対例は皆無(2008年以降)

ビアンフェ
メイショウチタン

【枠順】
馬番枠7番、9番、16番の好走例はゼロ(2008年以降)

ウイングレイテスト
グランレイ
ラウダシオン

馬番枠13番の連対例はみられない(2008年以降)

プリンスリターン

大外馬番の好走例は皆無(2008年以降)

ラウダシオン

【血統】
無敗かつ重賞勝利経験がある馬を除くと、ダイワメジャー産駒の連対例はゼロ(産駒初出走以降)

ペールエール

オープンクラスの勝利経験がある馬を除くと、ディープインパクト産駒以外の父サンデーサイレンス系の連対例は皆無(2008年以降)

ペールエール
エグレムニ

【上記の凡走パターンに合致しなかった馬(連軸候補)】
トリプルエース
サリオス
タイセイビジョン
レッドベルジュール



ウマニティ重賞攻略チーム

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レッドベルジュールの関連コラム

閲覧 4,354ビュー コメント 1 ナイス 16

まずは先週の回顧から。久々の帯封ゲットに、ウマニティ予想では4895%と大爆発で、このコラムで「有力とした2頭」のワンツー+「穴で一番手グランレイ」が3着で、3連単9万馬券、3連複3.8万の高配当となりました。的中のポイントとしては、3強(オッズ的には1強扱いでしたが)の一角だった10着レッドベルジュールが、「いかにもマイルは忙しく、前走デイリー杯2歳Sで内を突く競馬で上手く行き過ぎていたので事実上は2強」、ハミを替えて未勝利戦ながら4馬身差の楽勝をしてきたグランレイが、「血統的にもルーラーシップ×ファルブラヴ×フジキセキとスケール負けしない配合であることから3着ならありか」、というあたりだったでしょうか(ちなみに、接戦で4着だった初芝の9番人気タガノビューティーも「兄弟は芝でも走る」ということで、当コラム穴での2番手推奨馬)。香港みたいに4連単がもしあったらすごかったなあ、とも思うのですが、まあ欲張り過ぎない方がいいですよね(実馬券では欲をかいて、本命◎タイセイビジョンからの馬券の資金配分をより高めて買っていた、なんてのはナイショということで(笑))

では、話を有馬記念に移して。今年は香港を回避したアーモンドアイの出走が一番のポイントでしょう。寄稿させてもらった「競馬の天才」特集記事の執筆時点ではアーモンドアイは香港遠征予定だったのですが、出走してくるということで俄然、当然有力。この馬の取捨が馬券的中の焦点となりそうです。深読みすると、体調だけでなく香港の政情不安定(香港競馬は時折中止もありました)も、他の海外馬同様に回避の一因になっていたという可能性はあるんじゃないでしょうか(繁殖にまわってからは、産駒が出来の善し悪しに関わらず毎年1億円くらいにはなりそうですし)。余談ですが、香港のほうは"覆面禁止法”があるので今のキャラは良くないのかもしれません。当たると随分饒舌だなあ、と言われそうなので、本題に。


<全頭診断>
1番人気想定 アーモンドアイ:この馬にとっての中山2500mは、デビュー以来、安田記念ほどではないがあまり向かない条件だと思う。思うが、正直体調に関しては回避時点からあまり問題ないんじゃないかと思っているし、前走を見ても「最も強い馬に、最内を通ってください」という忖度競馬で、敢えて厳しくマークしてくる騎手というのもいないだろう(外から蓋程度ならまだしも、前をカットしたりぶつけたりしてしまうと人気度合いからしばらくネット上で叩かれそう)し......。

2番人気想定 リスグラシュー:私自身とは非常に相性の悪い馬で、これで引退してくれると思うと正直ほっと胸をなでおろしている(笑) 若いうちは、末脚にはいいものあるが、不器用でやや人気先行くらいに思っていたのだが、ハーツクライ産駒らしい成長力で本当に強くなってしまい、牡馬相手でも国内でも海外でもG1を勝つ馬となってしまった。春のグランプリ馬であり普通は本命視される立場でもあるのだろうが、歴史的名牝レベルとなってしまった今は、海外帰りでそう厳しく仕上げる必要もないのでは?とみたい(「恥ずかしくない」程度のそこそこ好走でOKではないだろうか。さすがに、タイキシャトルのように、春より結局20kg増えちゃいましたというデブデブで出てはこないだろうが)。

3番人気想定 サートゥルナーリア:ホープフルSと皐月賞のG1・2勝の中山巧者の可能性も高い一頭だが、ダービーで4着、秋の天皇賞ではアーモンドアイを負かしに行って6着と敗れ、そんなに強くないのかなあと評価を下げつつある。確かに牡馬はそう強くない世代で、成長力の問題か気性の問題か、緊張が途切れると極端に走らなくなる傾向のこの一族のせいか。

4番人気想定 ワールドプレミア:故障もあり大成しなかったワールドエースの下だけあり、能力は確かだが気性的に幼く、活躍は来年かなあと思っていた馬だが菊花賞武豊騎手の神騎乗で勝ってしまった。ただ中山だとあれは難しく、やはり本格的な活躍は来年と思われる。うまく立ち回って、そこそこ上位進出も可能かといった位置づけ。

5番人気想定 フィエールマン凱旋門賞は12着と惨敗したが、正直全然向かない条件なのによく連れていくなあ、と思って見ていた(母がフランス馬とかの問題でなく、父ディープインパクトらしい高速馬場の申し子のような馬で、凱旋門賞と適性が真逆)。その前は差しにくいコースの札幌記念と、2戦ともに使い分けの影響もあるのか適性外条件での敗戦で評価を落としており、正直秋の天皇賞とJCを使うのが良かったと思っている1頭。勝ってしまった春の天皇賞よりは、中山2500mのここはこの馬にとってはまだ乗りやすいか。海外遠征使れというのもさほど無さそうで、凱旋門賞惨敗で萎んだとかいろいろ聞こえてくるが、先述の通りあれは完全ノーカウントでいいのでは。AJCCを今年初戦で使ったのもいくら使い分けとはいえ、毎度差しにくい不向きな正直センスの無いレース選択なのだが、最後に有馬記念で頑張って「(あそこで経験してたことや、不運な使われ方や諸々あったけど)良かったね~」という一年になるのでは。

6番人気想定 スワーヴリチャード:やんちゃさが無くなり正直もう終わったかと思っていたが、JCでは得意の左回りだけあって久々の勝利。ただ中山はここまで悲惨な成績(避けて通ってきたが3回とも馬券外)で、前走JCの影響でそこそこ人気を背負いそうなここは要らないか(ただ、またマーフィー騎手が乗ってくると、右回りだろうが急坂だろうか直線が短かろうが乗りこなしてしまうのかも)。

7番人気想定 キセキ:勢いのあった昨年でもこのレースで2番人気で5着だった。菊花賞を勝ってしまったが、本質的にステイヤーではなく中距離のスピードレースくらいのほうがいいタイプなのだろう。前に行けるだけにそこそこやれそうでもあるが、調教を見ると海外遠征の疲れもあるかといった具合。週末の雨予報は、昔から「雨のキングマンボ」という格言(?)があるように父父父キングマンボがプラスに働くかもだが。

8番人気想定 ヴェロックス皐月賞2着、ダービー3着で、ライバルの抜けた菊花賞で1番人気3着と、人気を裏切り株を下げた。ただ当コラムでも3冠のうちで最も向かないと人気ほど評価していなかった距離が長すぎる菊花賞敗戦はノーカウントで良いし、ここは巻き返す絶好の舞台だろう(年明け初戦に選びそうな2200mのAJCCなどは更にピッタリな印象だが)。

9番人気想定 レイデオロ:昨年の有馬記念2着までは非常に強かったが、今年は1番人気3回と2番人気1回ながら、6着、5着、4着、11着とボロボロの結果。気持ちが切れてしまっていそうで、正直この秋の2戦は余分で、価値を下げてしまった感じ。キングカメハメハの後継で母系もディープインパクトの母とも近く、種牡馬入りしたらサンデー牝馬にもたくさんつけられるしまた快進撃が続いていくだろう。

10番人気以下想定
アエロリットリスグラシュー同様、これまた私自身とは非常に相性の悪い馬で(牡馬混合戦での強豪牝馬の扱いがやはり昔と違って互角に近くなってきていて、難しい時代になった)、終わったかと思わせつつしぶとく東京なら走り続ける。ダートで厳しいペースで逃げて好成績おさめたテイエムジンソクの近親だけに、厳しいペースで粘るのは得意なのだろう。ただ、中山のこの距離はちょっと違うのでは。

エタリオウ:「最強の1勝馬」などと言われていたが、シルバーコレクターと呼ばれていた父ステイゴールドからみるとスケール感がかなり小さい(ステイゴールド自身が負けていた当時は非常に強敵の多い時代で、サイレンススズカエルコンドルパサーグラスワンダースペシャルウィークテイエムオペラオーアグネスデジタルジャングルポケットなど、かなりの一流馬ばかり)。馬体重の増減が激しかったり、深いブリンカーに替えてみたりと、気力・体力ともに安定せずで、ここも期待薄。

シュヴァルグラン:引退を延ばして現役続行してきたが、なぜか向くであろうオーストラリアの長距離レースを使わず、ドバイやイギリスに行ったり、もうスピード的に厳しいJCを今年は使ってみたり(香港の2400mならまだやれたはず)と、チグハグ続きの一年だった。昨年3着だったこのレースも、今年はボウマン騎手でもないし厳しいのでは。

クロコスミア:3年連続今年もエリザベス女王杯2着と、6歳秋でもまだまだ元気なところをアピールしたが、前走は絶妙ペース逃げでの藤岡佑騎手のかなりの好騎乗でのものであり、再度神騎乗というのは難しいだろう。

アルアイン:中山の中距離は得意だが常に善戦するタイプが崩れだすと脆い。この2戦が14着と16着というように気持ちが途切れた中で、いつもよりかなり長い2500mは、距離通り長く感じるのでは。

スカーレットカラー:府中牝馬S勝ちで期待したエリザベス女王杯は7着と快進撃は止まった。手ごたえの割に全然伸びなかったようでマイル前後が良さそう。初の2500mは適性が高くなさそう。

スティッフェリオオールカマー勝ちもあり、中山適性自体は高そうだが、アエロリットキセキのいるここは楽逃げ不可で、好走は難しそう。

クレッシェンドラヴ福島記念勝ちのあるステイゴールド産駒で、これまで福島での好走が多く、似た感じのある中山競馬場の適性自体はありそうなのだが、G3をやっと勝っただけに実力的にまだ足りないか。

ヴァイスブリッツ:1勝クラス辛勝直後で、実力が足りない。


<まとめ>
有力:アーモンドアイフィエールマン

ヒモに:ヴェロックスキセキワールドプレミア


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2019年12月13日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今週も2戦2勝馬が人気。朝日杯FSの展望&伏兵候補
閲覧 2,254ビュー コメント 0 ナイス 3

阪神ジュベナイルフィリーズは、終わってみればレシステンシアが5馬身差の圧勝劇。先週の当コラムにおいて2歳G1でしばしば見られる傾向として、

「キャリアが浅いからこそ、能力=人気とはならないケースが多々ある」

と書いたが、これは以下の2点を想定していた。

1、リアアメリアが人気ほど強くない
2、ウーマンズハートリアアメリアを逆転できる

結果的に1は正解だったが、2については、その主役はウーマンズハートではなく、レシステンシアの方だった。

そのレシステンシアは1400mでの連勝だったことで、同じ2戦2勝で重賞を制してきたリアアメリアウーマンズハートに対して人気面では大きく水をあけられる形となった。

リアアメリア 1.8倍
ウーマンズハート 4.5倍
レシステンシア 11.2倍

しかしレース内容を見ればわかる通り、終わってみればレシステンシアが完勝。恵まれたというよりは現状の能力と完成度が一枚上という競馬だった。2歳G1にはこのようなケースが多々ある。今後は桜花賞を見据えて行くことになるが、レシステンシアの場合は馬場状態もポイントになりそう。桜花賞がスピード競馬になれば有利だろうし、終盤開催となる同レースでしばしば見られる差しが届くような馬場になると、今回のようにスピードを生かせるかどうかがカギになりそうだ。

個人的にはまだ見ぬ大物候補として2戦2勝のアヌラーダプラに期待しているのだが、それも含めて来年へ向けて楽しみが広がる一戦だった。


~朝日杯で”2強”に割って入る伏兵は?

さて、今週末は朝日杯フューチュリティステークス(以下:朝日杯FS)。今度は牡馬の戦いになる。そして、今週も人気面で軸になるのは2戦2勝で重賞を制しているサリオスレッドベルジュールの2頭だろう。

サリオスは先週のリアアメリアと同様に2歳戦が始まった開幕週の新馬を制し、その後ひと息入れてサウジアラビアロイヤルカップを制覇。恐らく、陣営がデビュー当時から描いていた青写真通りの戦績を刻みココに挑んできた。

一方レッドベルジュールは、こちらも出世レースとして名高い3回阪神の芝1800mの新馬戦を制覇。久々で臨んだデイリー杯では3番人気止まりだったが、ペールエールサクセッションといった人気馬を封じて完勝、ココに歩を進めてきた。

ともにノーザンファーム生産で、前者がハーツクライ産駒、後者がディープインパクト産駒と、ある意味現代競馬のエリートの教科書のような2頭の激突となる。もっとも、先週がそうだったようにやはりそこは2歳戦。この2頭に対する評価(人気)が必ずしも正しいとは限らず、レシステンシアのごとく、まだ見ぬ素質馬がG1の舞台で一気に花開く可能性もある。まして牡馬戦線の主役はクラシックを見据えるならばホープフルSなどの中距離路線に回る可能性が高い。その点でも朝日杯FSは牝馬ほど素質馬勢揃いにはなりづらいという事情もある。

2強に割って入れる可能性のある伏兵ということで考えると、ともにデイリー杯2歳S組となるが、同2着ウイングレイテスト、4着トリプルエースの2頭はどうだろうか。

ウイングレイテストは派手さこそないが実戦に行ってのしぶとさを感じる馬。前走も外枠から上手く馬群に入れて、直線も内から伸びて来たように自在性とレースセンスの良さを感じさせる。ウイン=松岡騎手のコンビの勢いも怖い。

一方のトリプルエースは1200mの新馬戦でデビュー勝ちした後、小倉2歳Sで2着と好走。一気の2F延長となったデイリー杯2歳Sでは、直線狭くなるシーンがありながらも、最後までしぶとく伸びていた。

人気が予想される2頭はともかくとして、それ以外の上位人気勢、タイセイビジョンビアンフェラウダシオンあたりはいずれもマイル未経験だけに、先週以上に伏兵勢に付け入る隙があるとみている。

朝日杯FSの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2019年12月12日(木) 18:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2019朝日杯フューチュリティステークス
閲覧 2,076ビュー コメント 0 ナイス 7



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はAA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月15日(日) 阪神11R 第71回朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・芝1600m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)

タイセイビジョン<B>(中5週)
坂路で好時計の出る馬だが、前走時もまだトモが寂しく映り距離が延びての不安あり。前走時は関東への輸送もあったため直前は軽めの調整で、今回は関西での競馬なのでビッシリ追って仕上げてきそう。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。もともと速い時計の出る馬だが、これまでと同じように終いしっかりした走りで伸び脚は抜群。

ビアンフェ<C>(中5週)
前走時は休み明けで関東への輸送がある割に直前だけ一杯に追われていた。+24キロで、調教だけ見ればここへの叩き台といった内容だった。ただ逆に言えば、乗り込み不足での好走で、2走ボケの心配があるかもしれない。
<1週前追い切り>
坂路単走。時計的には前走時と変わらない感じも、終いの伸びがやや物足りなく見えた。

マイネルグリット<D>(中5週)
この厩舎は土曜と火曜に強めの追い切りを行うことが多いが、1週前追い切りは木曜といつものスタイルではない。前走時のパドックでは胸前がかなりガッチリしていて、馬体だけ見ると短距離馬に見える。
<1週前追い切り>
CW単走。終いに首が上がり気味で、伸び脚が甘い。

レッドベルジュール<B>(中4週)
休み明けの前走時はトレセンで1ヶ月半ほど乗り込まれていて、馬体は+28キロ。どこが太いという感じではなく全体的に大きくなった感じで、半分は成長分といって良さそうだった。気合い乗りも抜群で、この中間も1日(日)、4日(水)とCWで速い時計を出していて、最終追い切りで重たい感じがなければ前走以上の走りが期待できそう。
<1週前追い切り>
CW併せ馬の内。追われて先着も、まだ重め感が少しある。

サリオス<A>(中9週)
大きな馬で新馬、前走とお腹のあたりがまだボテーッと映り、まだまだ絞れそうな馬体だったがレースでは強い内容。間隔にも余裕があり、乗り込み量も豊富で今回は輸送もあるので前走以上の状態で出走できそう。
<1週前追い切り>
南W3頭併せの内。ほとんど持ったままでも、手応えに余裕あり。

ウイングレイテスト<B>(中4週)
休み明けの前走は、キビキビした動きで出来は良さそうだったが、輸送もあって+12キロと見た目まだ余裕のある馬体だった。
この中間も乗り込まれているが、時計的には前走時よりもかなり軽めの調整。もう一度輸送もあるので、上積みよりは前走の反動が出ないように調整されている感じ。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。だいぶ足跡がたくさんついた馬場でも、走りに勢いがあり終いもしっかりと伸びていて調子が良さそう。

トリプルエース<D>(中4週)
これまでは坂路中心に追い切られてきたが、この中間は2週前、1週前とCWでの追い切りに変えてきた。調教内容を変えてきたということは、距離に不安があることを意識しているのかもしれない。
<1週前追い切り>
CW単走。終いに首が上がっていて、前に伸びきれない。

プリンスリターン<C>(3ヶ月)
9月のききょうSを勝っての休み明け。調教ではあまり遅れたことのない馬だが、この中間は併せ馬での遅れがあり、先着がなく、夏場の好調教と比べると何か物足りない。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。久々で併せ馬では遅れたが終いの走りは力強さがあり、出来自体は悪くなさそう。

ペールエール<B>(中4週)
この馬は1週前の追い切りをCW(併せ馬)で追われるが、前走時だけ遅れていてパドックでもマイナス体重といえど緩さが残る馬体だった。今回の1週前追い切りでは併せ馬で先着しており、前走を使われての上積みはありそう。
<1週前追い切り>
CW併せ馬の内。フワフワした感じの走りで、追い比べで先着こそ果たしているが、重心が高くもうひと伸びほしい感じ。

ラウダシオン<C>(中8週)
この中間は2週前の併せ馬で遅れて1週前も単走馬なりと、間隔に余裕がある割に物足りない内容。
<1週前追い切り>
CW単走。併せ馬だと勝負根性を見せる馬だが、今回は単走馬なりで走りに力強さがない。

エグレムニ<C>(中3週)
この中間は間隔も詰っているので、1週前は坂路での追い切りと状態キープを優先。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。力強さはないが先着。回転の速い走りでいかにも短距離馬といった感じがある。

タガノビューティー<B>(中8週)
ダートで2連勝中。もともとスタートは遅い馬だが、前走時の芝スタートでの走りを見ると前半は追走に苦労しそう。
<1週前追い切り>
CW併せ馬の外。力強い走りも、重心が高く併走相手もしぶとく抜かせず。

カリニート<E>(中1週)
中1週と間隔が詰まっているため、1週前は速い時計は出していない。

グランレイ<D>(中6週)
間隔は空いているが、1週前に速い時計を出しただけで調子をキープする調整内容。
<1週前追い切り>
映像なし。CWを長めから池添騎手騎乗で追い切られ、馬なりで前走時と同じような時計が出ていて悪くない。

ジュンライトボルト<D>(中2週)
友道厩舎の馬でこれまでOP馬相手に併せ馬で追い切られたこともあるが、まだ非力な感じの走りで力強さがほしい感じ。
<1週前追い切り>
CW単走。馬なりでの追い切りで、力強さのない走り。

メイショウチタン<E>(中1週)
栗東に戻ってきて阪神で未勝利勝ち。坂路での追い切りではそれほど目立つ時計は出ていなく、ここは相手が強い。
<1週前追い切り>
映像なし。中1週と間隔が詰まっているため、1週前は速い時計は出していない。


◇今回は朝日杯フューチュリティステークス編でした。
先週のコラムでもお知らせしましたが今年も『第4回ウマニティ杯くりーく賞』と『第2回河内一秀記念』を笠松競馬場で開催します。開催日は12月30日(月)です。今年も昨年開催したウマニティ地方競馬コロシアムを使った『第4回ウマニティ杯くりーく賞』予想大会を行いたいと思います。参加者の中から、『第4回ウマニティ杯くりーく賞』予想の払戻額で最上位となった方には、昨年行われた『第3回ウマニティ杯くりーく賞』の優勝騎手(岡部誠騎手)のサイン入り記念ゼッケンをプレゼントさせていただきますので、ぜひ奮ってご参加ください。そして、その他にも今年は『第4回ウマニティ杯くりーく賞』、『第2回河内一秀記念』フォトコンテストも開催したいと考えています。レース当日の笠松競馬場での風景でも、その他の競馬場や場外発売場での様子、レース名入りの馬券の写真など何でも良いので『くりーく賞』と『河内一秀記念』に関する写真を撮って応募して頂きたいと思います。こちらも優秀な作品にはプレゼントを用意したいと思っています。なお12月30日の笠松競馬場のメインには、『第23回ライデンリーダー記念』が行われる予定です。他にも、『年末大抽選会』、『JRA柴山雄一騎手トークショー』、『バックヤードツアー』等のイベントも実施と目白押し。たくさんの方の来場を私も心待ちにしております。今回は、お知らせばかりの内容となってしまいましたが(^^; 、来週には早くも有馬記念が行われます。アーモンドアイの出走も決まり、ファン投票上位馬がほとんど出走してくる豪華なドリームレースとなりそうなので、まずはどの馬も無事に出走できることを願っています。

それでは次回、有馬記念編でお会いしましょう。


※朝日杯FS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2019年12月12日(木) 14:00 覆面ドクター・英
朝日杯FS・2019
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まずは先週の回顧から。阪神JFは失敗しました・・・。3強が鋭い末脚を持っているので、牽制しあってスローになりそう→ハイペースでの粘り強さで好時計持ちで、恐らくさまざまな指数系では一位のレシステンシアを狙いたくなる→いやはや「誰もがスローになりそうと思う時こそ、低人気馬も色気を持って行ったりで前が激しくなって、結局人気馬で決まるんだ」、というよくあるパターンを想定したのですが(裏の裏をかいたつもりです)。結局、レシステンシアの逃げ切りという結末で、3強の次あたりという評価だったスピード馬を、うまく北村友騎手が持ってきたもんだなと(政治力不足で前の週の武豊騎手と違って、外国人騎手を含め早めに競られて楽逃げ不可かと思っていたのですが)。人間素直が大事ですね(笑) ただ先週は、他のレースは好調で香港もプラス収支と、当直やら理事会やら忘年会やらと盛りだくさんの週末をどうにか乗り切りましたので、今週も頑張ってどうにか入れ替え戦に回らないで済むよう、引き続き年内好成績を持続していきたいと思っています。


それでは恒例の全頭診断へ

<全頭診断>

1番人気想定 サリオスディープインパクトキングカメハメハのいない種牡馬界の中にあっては、当然中心になっていくであろうハーツクライ産駒の牡馬中心勢力にいる一頭。前走は先週の阪神JFで人気となった牝馬クラヴァシュドールの鋭い末脚で迫られても、涼しい顔をして更に伸びていたように、人気でも当然有力。

2番人気想定 レッドベルジュール:前走デイリー杯2歳Sも勝ち、2戦2勝のディープインパクト産駒で藤原厩舎だけに、人気になりやすい運命にある。そして、前走も前半の行きっぷりが悪く、うまく最内を突くことができたが、本来もっと距離があった方がいいタイプでは。

3番人気想定 タイセイビジョン:上級馬をめったに出さないタートルボウル産駒だが、1200mだとやや忙しい感じのタイプで1400mに延びた前走(京王杯2歳S)ではレコード勝ちを果たした。調教の動きも鋭く、ここも通用の能力がありそう。

4番人気想定 ラウダシオン:早い時期に強いシルクRの馬で、3戦2勝のリアルインパクト産駒。そう大物感は伝わってこないものの、それなりの好走なら可能か。

5番人気想定 ペールエール:新馬勝ちの後は新潟2歳Sで牝馬ウーマンズハートに豪快に差し切られ、前走デイリー杯2歳Sではここにも出走するレッドベルジュールウイングレイテストに敗れている。ただ活躍馬を多数所有してきた林正道さんの所有馬で、まだまだ伸びる素材なのかも。

6番人気想定 ビアンフェ:父キズナに函館2歳Sの重賞勝ちをプレゼントした親孝行な馬だが、逃げ馬であり母父サクラバクシンオーが強く出ているか。距離延長の京王杯2歳Sでも2着とやれており、距離の融通は結構ききそうではある。

7番人気想定 ウイングレイテスト:松岡騎手の評価がずっと高く、この時期のウインブライト(先週、香港Cを快勝)より上と発言している馬。スクリーンヒーロー×サクラユタカオー牝馬と地味だが、能力を感じさせるのだろう。

8番人気想定 トリプルエース:ゴドルフィン軍団らしい良血で、阪神マイルで好走しやすいサンデー系×ジャイアンツコーズウェイの父と母が逆という配合で、まだまだ伸びしろがありそうで、穴で狙う手もありか。

9番人気想定 ジュンライトボルト:父キングカメハメハ、母母母エアグルーヴの良血なのだが、気難しいおなじみのタイプ。前走はスミヨン騎手が「右回りがいい」と発言、前々走の福永騎手は「ワンターンがいいのでは」と発言しているように、能力はあるがもどかしいといった感触の様子。ただ、大一番で意味不明な激走をする(目標に向けて仕上げてくる友道厩舎)キャラかもしれない。


10番人気以下想定
エグレムニ:母母ビーチフラッグなように早い時期の短めの距離が得意な血統なんだろうが、大物感は無く、激走も無さそう。

マイネルグリット:新馬、フェニックス賞、小倉2歳Sと3連勝したが、前走は終始掛かり通しでマイルに更に延びるのは良くなさそう。

クリノプレミアム:前走3度目の未勝利戦でギリギリ逃げ切り勝ちだったように、力が足りない。

タガノビューティー:ダートで2戦2勝で常識的に考えると厳しいのだが、血統構成の似た半兄タガノブルグも芝で走ったし、しかもNHKマイルCで17番人気2着だったように、激走のあるタイプなのかも。

グランレイ:2戦1勝だけの成績だが、ハミを替えた前走の未勝利勝ちでは4馬身差をつけて楽勝しているように、強敵相手に激走というのがあるかもしれない穴馬。

メイショウチタン:5戦目の前走でやっと未勝利勝ちをおさめたように能力不足。

プリンスリターン:オープン勝ちとはいえ、その前走ききょうSは6頭立てでレベルも低く、ここでは厳しいだろう。

カリニート:父ルーラーシップよりは母父フジキセキの特徴が強く出ているのか、初戦の小倉1200m勝ちの後は1勝クラスでさえ掲示板に載れない状況で力不足。


<まとめ>
有力:サリオスタイセイビジョン

ヒモに:ビアンフェウイングレイテスト

穴で:グランレイタガノビューティージュンライトボルトトリプルエース

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2019年12月8日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2019年12月08日号】特選重賞データ分析編(180)~2019年朝日杯フューチュリティステークス~
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 朝日杯フューチュリティステークス 2019年12月15日(日) 阪神芝1600m外


<ピックアップデータ>

【“JRA、かつ重賞以外のレース”において3着以下となった経験の有無別成績(2014年以降)】
×あり [0-0-2-31](複勝率6.1%)
○なし [5-5-3-37](複勝率26.0%)

 戦績の安定感がポイント。2014年以降の連対馬10頭は、いずれも重賞以外のレースで3着以下に敗れたことのない馬でした。勝ち上がる前のレースはもちろん、1勝クラスやオープン特別のレースで崩れたことがある馬も評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ウイングレイテストタイセイビジョンレッドベルジュール
主な「×」該当馬→グランレイジュンライトボルトプリンスリターン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年9月21日以降、かつJRA、かつ芝1400m以上のレース”において優勝経験がある」馬は2014年以降[5-4-5-29](複勝率32.6%)
主な該当馬→タイセイビジョンレッドベルジュール

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2019年12月4日(水) 12:18 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第10回ワールド上位者レビュー2~
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 11月23日の京都2歳ステークス(2歳G3・京都芝2000m内)をもって、2019年に施行されるG1競走以外のJRA2歳重賞はすべて終了。また、12月8日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)と12月15日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)は既に特別登録馬が発表されています。12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)を含む一連のビッグレースは、「ウマニティPOG 2019」における最初の山場。皆さんもさまざまな思いともに戦況を見守っていることでしょう。

 もっとも、日本ダービー施行週までに施行される“JRA、かつ2歳・3歳のレース”のうち、2歳限定の競走で動く賞金額は全体の4割強に過ぎません。しかも、GI・GII・GIII・オープンの各ワールドは、12月3日に新たな仮想オーナー募集枠が解放されたばかり。最終的な順位を左右するようなレースはまだ先ですし、スペシャルワールド以外はすべての2歳馬を獲得できる(可能性がある)わけですから、どのプレイヤーにも上位進出のチャンスはあるはずです。

 今回は12月1日終了時点における各ワールドの戦況と、優秀な成績を収めているプレイヤーの指名馬をチェックしてみました。来シーズン以降に向けた反省はもちろん、今シーズンの一発逆転に向けた策を練るうえでも、トップランカーたちの立ち回りは良いヒントになるはず。ぜひ参考にしてみてください。

 なお、12月1日終了時点における現2歳世代の本賞金額ランキングは下記の通りとなっております(集計対象はJRAのレースのみ)。

【牡およびセン】
●1位 タイセイビジョン(ソムニアの2017) 5700万円
●2位 マイラプソディ(テディーズプロミスの2017) 5600万円
●3位 マイネルグリット(マイネショコラーデの2017) 5400万円
●4位 ビアンフェ(ルシュクルの2017) 5380万円
●5位 レッドベルジュール(レッドファンタジアの2017) 4500万円
●6位 サリオス(サロミナの2017) 4000万円
●6位 コントレイル(ロードクロサイトの2017) 4000万円
●8位 ブラックホール(ヴィーヴァブーケの2017) 3880万円
●9位 ラインベックアパパネの2017) 3130万円
●10位 プリンスリターン(プリンセスプライドの2017) 3080万円
●10位 ラウダシオン(アンティフォナの2017) 3080万円

【牝】
●1位 ウーマンズハート(レディオブパーシャの2017) 3800万円
●2位 リアアメリア(リアアントニアの2017) 3600万円
●2位 レシステンシア(マラコスタムブラダの2017) 3600万円
●4位 エレナアヴァンティドリームカムカムの2017) 2610万円
●5位 オータムレッド(ティッカーコードの2017) 2590万円
●6位 ケープコッド(ハーロンベイの2017) 2380万円
●7位 ビッククインバイオアニメイトバイオの2017) 2340万円
●8位 ルーチェデラヴィタ(トウカイライフの2017) 2300万円
●8位 マジックキャッスルソーマジックの2017) 2300万円
●10位 エヴァーガーデン(モエレカトリーナの2017) 2140万円
●10位 ヤマカツマーメイド(ヤマカツマリリンの2017) 2140万円

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは村吉さん。6月30日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をビアンフェが、10月26日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)をリアアメリアが制しました。この他にも11月30日の葉牡丹賞(2歳1勝クラス・中山芝2000m内)を勝ったグランデマーレ(グランデアモーレの2017)、11月2日のファタジーステークス(2歳G3・京都芝1400m外)で3着となったクリアサウンド(アンコンソールドの2017)がいますし、非常にバランスの良いラインナップと言えるんじゃないでしょうか。また、既に11頭の指名馬が勝ち上がっている点も素晴らしいポイント。2位以下との差はそれほどありませんが、このまま押し切ってもまったく不思議はありません。
 2位の中(ナカ)さんは、もみじステークス(2歳オープン・京都芝1400m外)を勝ったラウダシオン、カンナステークス(2歳オープン・中山芝1200m外)の優勝馬アルムブラスト(ヴァンフレーシュの2017)などを指名。ヤマカツマーメイドも既に2勝をマークしています。こういう、渋いポイントゲッターを的確に押さえるタイプのプレイヤーって、一般的なドラフト制のPOGもめちゃめちゃ強いんですよね……。ぜひ皆さんも参考にしてみてください。
 3位につけているサウスさんは、マイラプソディが京都2歳ステークスを制したばかり。大物との呼び声も高く、順調ならばさらに獲得ポイントを伸ばしてくるでしょう。この馬を第1回の入札でしっかり競り落としていらっしゃいましたから、さすがと言うほかありません。

 G1ワールドはCaltechさんが3億1684万円でトップに立っているものの、2位の(じ~ じ)さんも3億1656万円を獲得しています。Caltechさんはアルムブラストウーマンズハートオーソリティ(ロザリンドの2017)・サリオスマイラプソディラインベックリアアメリアワーケア(チェリーコレクトの2017)と、既に9頭の指名馬がオープンクラスのレースを制覇。(じ~ じ)さんの指名馬も1勝クラス以上のレースで多数の好走例があり、非常に層の厚いラインナップとなっていました。今後もこのお二方を中心に、激しい首位争いが繰り広げられそうです。

 G2ワールドはアルムブラストタイセイビジョンビアンフェらを指名している蘇我馬子さんと蒼井光太郎さんがやや抜けた存在。前出の3頭が被っている一方、このお二方は全体的なラインナップや総出資PPが大きく異なっていますから、ここから年末へ向けてどう動くのかが気になります。

 G2ワールドはマイラプソディを指名しているのむのむごっくんさん・oharuさん・亀虎馬さんらが上位グループを形成。指名馬20頭すべてをデビュー前の入札で獲得しているのむのむごっくんさんを、追加指名で少しずつラインナップを固めてきた他のプレイヤーが追う構図です。

 オープンワールドはサリオスマイラプソディらを指名した藍色さん、サリオスコントレイルらを指名した亀の介さんが首位争いを繰り広げているところ。ただ、まだ仮想オーナー枠を上限いっぱいまで使っていないプレイヤーも多く、今後の入札やレース結果次第では大きく戦況が動くかもしれません。

 各プレイヤーのマイページにアクセスすれば、過去の入札結果などを含む詳しいデータを参照することができます。トッププレイヤーたちの戦術を学び、今後の改善に役立てていきましょう!

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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レッドベルジュールの口コミ


口コミ一覧

3/8(日) 競馬予想

 まっきー@白黒つける 2020年3月8日() 05:38

閲覧 443ビュー コメント 0 ナイス 3

3/8(日) 競馬予想

中山9レース アクアマリンS 芝1200m(右外)

1. 16頭立ての多頭数のレース
2. 稍重-良馬場でトラックバイアスは前有利
3. M-Hペースで平均的な上がりを想定

◎タケショウベスト
S系。闘争心主体も母父ダンスで若干コントロール難な印象。外枠微妙も上手く馬群に入れて集中力高めることが出来れば。上がりの掛かる馬場なら差し脚伸ばしてくるはず。

〇シャンデリアムーン
S系。前走は強い内容で休養明けですが纏まり感もあって鉄砲も効く。

△①②⑬

※前走⑫軽めの馬場を接戦負け直後で反動懸念

阪神10レース 播磨S ダ1400m(右)

1. 16頭立ての多頭数のレース
2. 稍重-重馬場でトラックバイアスはフラット
3. Hペースで平均的な上がりを想定

◎タガノジーニアス
L系。休み明けは合うしストレス疲労もなく体力充電してて。道悪は大の得意で逃げ馬多いのも同馬にとってはプラス。展開さえ向けばいきなり走ってきそうで。

〇デターミネーション
S系。道悪得意。前走は休み明けプラスと悪くはなかったけど凡走もストレス疲労なくって。バウンド距離短縮を馬体重絞って軽く位置取り下げて競馬すれば。

△①⑦⑬

※⑤休み明けを好まず叩いて良化するタイプ
※⑥揉まれ弱く枠不安で投げ出す可能性高くって

中山10レース 総武S ダ1800M(右)

1. 16頭立ての多頭数のレース
2. 稍重馬場でトラックバイアスはフラット
3. Hペースで上がりは掛かる想定

◎ローズプリンスダム
C系。本質的にはC系も現状はシンボリクリスエスが前に出てる印象で前走は被せられて投げ出した。バウンド距離短縮を逃げれれば。

〇コズミックフォース
初ダートで抜群の鮮度保有。走ってみなければわからないのは百も承知ですが弟もダート適正あって。追えるルメールが乗ってこのオッズなら。

△⑦⑨⑪

※⑦⑪が全く切れずに馬券構築が難易度高くて

中山11レース 弥生賞ディープ記念 芝2000m(右)

1. 11頭立ての少頭数のレース
2. 稍重-良馬場でトラックバイアスはま前有利
3. S-Mペースで平均的な上がりを想定

◎メイショウボサツ
L系。新馬戦がレッドベルジュールの2着でかなり集中力ありそうで。2戦目もかなり内容は良くってそこから間隔を開けて馬体重増やしてから叩かれながら前走で勝った一連の流れも集中力を感じる。休み明けで大幅に馬体重増えてこなければ…要はしっかり仕上げてきてれば本質はLなので休み明け少頭数というのは合うはず。

〇サトノフラッグ
M系。いつも少し位置取りがチグハグでディープインパクト産駒にしては良い意味で少し違和感を感じてて。あとは鮮度要求高めのディープ産駒の初重賞は黙って買えが基本なので中山コースも合う。

▲ワーケア
M系。量を感じる纏まり系で中山コースは少し疑問。ホープフルも結構苦しそうでしたし再度の中山コースでどこまでやれるのか?ここも格好付けれれば皐月ってよりはダービーで面白い。

△オーロアドーネ
L系。量とパワーで押すタイプ。一気の格上げ戦もL系の馬なのでゴチャつかない少頭数というのは丁度いいかなと。個人的には良い資質はあるなと感じてて距離延長をしっかり前受けして気分良く先行出来れば。正直鞍上はかなり不安…

✕⑩⑪

※勝負度合い低めもエピファネイア産駒が楽しみ


少頭数の弥生賞はケンも視野に入れつつ他の3レースで勝負も馬体重見て不自然な馬がいたら更に絞って勝負したい。そこでむりくり印を変える様な醜態だけは今日は避けたい笑!(^^;

参考になったよって方がいればウマフレ&ツイッターフォローよろしくお願いします!(^^)
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 山崎エリカ 2019年12月28日() 02:49
本日の見所(ホープフルS)
閲覧 706ビュー コメント 0 ナイス 13

ホープフルステークス
__________

有馬記念の感動(?)が冷めやらぬ中で、間髪を入れずに行われるホープフルS。このレースは、5年前にラジオNIKKEI杯2歳Sを引き継ぐ形でG2に昇格し、さらに3年前にG1レースにステップアップ。朝日杯フューチュリティSが短距離~マイル路線の2歳チャンピオン決定戦とするならば、こちらはマイル~中距離路線の2歳チャンピオン決定戦。それだけに成長力が重要ポイントとなります。

実際にホープフルSがG2に昇級してからの過去5年は、前走で連対していた馬ばかりが、1~3着を独占しています。近走で凡退が続いて成長力にやや疑問符がつく成績の馬が苦戦しているのは、朝日杯フューチュリティSと同じ。つまり、高い能力を持ち、近走成績も良い勢いのある馬を狙うのが基本。前走で大敗しているような馬は、致命的な敗因がない限り、巻き返すのは厳しいでしょう。

一方、レベルが高い2歳戦ほど、デビュー2戦目で相手が強い重賞レースを使い、そこで好走した馬は苦戦している傾向があるのも事実。今年の朝日杯フーチュリティSでも、デビュー2戦目でデイリー杯2歳Sを制したレッドベルジュールが、10着大敗を喫しました。

また、阪神ジュベナイルFでも、デビュー2戦目でアルテミスSを制したリアアメリアが1番人気を裏切り、見せ場のない6着に敗れています。キャリアの浅い時点で、強豪にぶつけて無理に走らせてしまうと、成長力を欠く傾向があるからです。

確かに、デビュー2戦目のサウジアラビアRCで強烈な末脚を見せつけたサリオスは、朝日杯フューチュリティSでさらなる強さを見せ、2歳マイル王となりました。遡ればデビュー2戦目で淀みないペースで流れたサウジアラビアRCを先行策から押し切ったダノンプレミアムも、朝日杯フューチュリティSでも強さを見せつけることができました。

これはサウジアラビアRCでの走りがサリオスやダノンプレミアムにとっては、全く負担になっていなかったということ。それほどの素質馬だからこそ、朝日杯フーチュリティSでも通用したのです。しかし、そのような馬は稀。デビュー2戦目で重賞を使って、大幅に指数を跳ね上げたような馬を狙い続ければ、馬券で大損します。

さて、今回で1番人気に支持されている、デビュー2戦目で東京スポーツ杯2歳Sを制したコントレイルは、稀な素質馬なのか? この馬も東京スポーツ杯2歳Sでは、前記2頭同様にレコードタイムで優勝しています。それも2着馬に2馬身半差、3着馬に5馬身半差突き放す圧勝でした。このコントレイルの取り扱いか、馬券の最重要ポイントとなるでしょう。


★★★★★★★★★★
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@_yamazaki_erika
★★★★★★★★★★

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 Haya 2019年12月20日(金) 07:00
【~術はある~】(2019.12.20.)(阪神カップ、有馬記念) 
閲覧 755ビュー コメント 0 ナイス 7

おはようございます!(=^・^=)
いつもブログ訪問される方々、ありがとうございます。
ついでに応援”ポチ”もよろしくお願いします。

街はイルミネーションがキラキラと輝きを増して、クリスマスムードで満ち溢れていますね?数年前から、一般家庭でも飾りつけをしてイルミネーションを楽しむ風習が…。中京競馬場近辺(豊明市)では、有名なイルミネーションスポット!があり、今年もいろいろな趣向が凝らしてあって、別世界のような素晴らしい光景です。

この東海地方も今年は12月になっても、あまり寒くないと感じていましたが、昨日からは、冬らしい寒気が南下して本格的な寒さの到来です。

【週間スケジュール】

一週間の基本的なブログスケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : お休み
火曜日 : 週末の重賞(日刊馬番コンピ指数活用術予想篇)
水曜日 : 週末の重賞(血 統データ活用術予想篇)
木曜日 : 週末の重賞(インパクトデータ活用術予想篇)
金曜日 : 先週末重賞に関する回顧(日記)等
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(ハイブリッド指数活用術予想篇)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(ハイブリッド指数活用術予想篇)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧

水曜TARGET frontier JVから血統データへ変更。
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【活用術予想 第12期 途中経過】
第12期(11月30日~12月28日)9日間(ステイヤーズS~ホープフルS:全11戦)

先週末は、当てる事ができたのか!?

土曜、G3ターコイズSでは、3頭を推奨。
(シゲルピンクダイヤ、ダノングレース、ディメンシオン)
馬番コンピの予想では、(6⇒7,8,12,1,5,9)狙いを参考にして、
7番シゲルピンクダイヤ軸で勝負!
ワイド(7⇒5,6,8,9,14,15)
結果は、的中!…トリガミ。(ワイド450円)

土曜「ターコイズS」の軸馬シゲルピンクダイヤは、先行集団5,6番手追走のまま直線で弾けて優勝…のはずが何とか3着死守!4着フィリアプーラとの着差ハナは、危なかった。馬券は、的中もトリガミ…残念。反省点として、優勝したコントラチェック(ルメール騎手)が逃げるのは想定内?ただ、逃げ切りは想定外!押さえは必要だったか…残念。基本的には、差し&追込み傾向のまま継続。



日曜、G1朝日杯フューチュリティSでは、4頭を推奨。
(ウイングレイテスト、トリプルエース、ペールエール、レッドベルジュール)
馬番コンピの予想では、(6,12⇒3,7,4,5,10)狙いを参考にして、
3番ペールエール軸で勝負!
馬連(3⇒6,8,12)
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

日曜「朝日杯フューチュリティS」の軸馬ペールエールは、先行集団5,6番手追走のまま直線で弾けて優勝…のはずが馬群に沈み込みシンガリ16着入線。反省点として、軸馬の選択に失敗?圧倒的な1人気馬サリオスor2人気タイセイビジョンを軸馬に選択していれば…残念。素直に人気馬から入るべきでした…反省。



【先週ブログのなかで推奨した結果】
ターコイズS=シゲルピンクダイヤ(3着)、ダノングレース(10着)、ディメンシオン(11着)

朝日杯FS=ウイングレイテスト(9着)、トリプルエース(11着)、ペールエール(16着)、レッドベルジュール(10着)


【今週の重賞データ 検証&有力馬】

【阪神カップ】(芝1400㍍戦)(3歳以上オープン定量)
【好走データ篇】【プラスデータ】
①ローテーション(中4週以上)
②前走クラス(オープン以上)
③前走着順(9着以内)
④前走着差(0.5秒以内)

今年出走予定馬で検証(項目順に該当外馬を消去)
①該当外:シュウジ、レインボーフラッグ、ワンアフター
②該当外:シヴァージ
③該当外:イベリス、グランドボヌール、ショウナンライズ、ノーワン、フィアーノロマーノ、メイショウケイメイ、ロジクライ(除外対象馬:タイムトリップ)
④該当外:グァンチャーレ、スマートオーディン、レッツゴードンキ

【該当馬のみ検証】
1⃣(芝)1400㍍戦実績(連対率/複勝率)
2⃣阪神競馬場(芝)実績(連対率/複勝率)

グランアレグリア  1⃣未出走  2⃣(1-0-1-0)50%/100%
ストーミーシー  1⃣(2-0-1-4)29%/43%  2⃣(0-0-0-4)0%/0%  *共に50%以下の為、消し
マイスタイル  1⃣(0-0-1-0)0%/100%  2⃣(1-0-0-1)50%/50%
メイショウショウブ  1⃣未出走  2⃣(0-0-1-3)0%/25%  *共に50%以下の為、消し

【阪神カップの有力馬】
グランアレグリア、マイスタイル


【有馬記念】(芝2500㍍戦)(3歳以上オープン)
【好走データ篇】【プラスデータ】
①馬 齢(3~5歳中心)
②前走クラス(G2戦以上)
③前走着順(9着以内)
④前走着差(0.9秒以内)
⑤騎 手(テン乗り以外の外国人騎手)

今年出走予定馬で検証(項目順に該当外馬を消去)
①該当外:クロコスミア、シュヴァルグラン
②該当外:(除外対象馬:クレッションラヴ、ヴァイスブリッツ)
③該当外:アルアイン、スティッフェリオ、フィエールマン、レイデオロ
④該当外:エタリオウ
⑤該当外:キセキ

【該当馬のみ検証】
1⃣(芝)2200㍍以上戦実績(連対率/複勝率)
2⃣中山競馬場(芝)実績(連対率/複勝率)

アーモンドアイ  1⃣(2-0-0-0)100%/100%  2⃣未出走
サートゥルナーリア  1⃣(1-0-0-1)50%/50%  2⃣(2-0-0-0)100%/100%
スワーヴリチャード  1⃣(2-1-3-1)43%/86%  2⃣(0-0-0-3)0%/0%
リスグラシュー  1⃣(2-1-0-2)60%/60%  2⃣未出走

【有馬記念の有力馬】
アーモンドアイ、サートゥルナーリア、スワーヴリチャード、リスグラシュー


【今週の有力馬】
阪神カップ=グランアレグリア、マイスタイル

有馬記念=アーモンドアイ、サートゥルナーリア、スワーヴリチャード、リスグラシュー


過去10年のレース傾向(1番人気の信頼度)
阪神カップ=阪神(芝)1400㍍=Ⅾ(66)内枠有利
有馬記念=中山(芝)2500㍍=Ⅾ(66)多頭数なら内枠有利

【日刊馬番コンピ指数活用術予想 結果報告】
(ターコイズS)
【馬連】で
馬番コンピ指数5位から
指数1、2、11~14位までの6頭へ流して6点。
(6⇒7,8,12,1,5,9)
結果 13⇒8⇒7
指数3位⇒2位⇒1位
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

(朝日杯フューチュリティステークス)
【馬連】で
馬番コンピ指数1、2位から
指数6~10位までの5頭へ流して10点。
(6,12⇒3,7,4,5,10)
結果 6⇒8⇒9
指数1位⇒3位⇒13位
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

【今週末の重賞レースの馬番コンピ指数活用術予想篇】

(阪神カップ)
【馬連】で
馬番コンピ指数1位から
指数2~8位までの7頭へ流して7点。

(有馬記念)
【馬連】で
馬番コンピ指数1位から
指数5~10位までの6頭へ流して6点。

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コメント一覧
4:
退会ユーザー 2019年11月6日(水) 20:37:44
このコメントは削除されました(投稿者退会による)
3:
退会ユーザー 2019年7月12日(金) 20:45:29
このコメントは削除されました(投稿者退会による)
2:
退会ユーザー 2019年6月26日(水) 22:13:45
このコメントは削除されました(投稿者退会による)

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2019年12月15日朝日フューチュリティ G110着
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