コラリン(競走馬)

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コラリン
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コラリン
写真一覧
現役 牝5 栗毛 2019年2月21日生
調教師木村哲也(美浦)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 8戦[2-0-1-5]
総賞金3,314万円
収得賞金1,000万円
英字表記Coralline
血統 ダイワメジャー
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
モルジアナ
血統 ][ 産駒 ]
Dubawi
サマーハ
兄弟 マローディープマーシャルテイル
市場価格
前走 2023/12/23 キャンドルライト賞
次走予定

コラリンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/12/23 中山 12 キャンドル賞 2勝クラス 芝1200 1681520.3911** 牝4 56.0 T.マーカ木村哲也 470
(+4)
1.09.3 0.634.3⑨⑩スピードオブライト
23/09/30 中山 10 勝浦特別 2勝クラス 芝1200 1661217.7611** 牝4 56.0 北村宏司木村哲也 466
(+16)
1.10.0 0.834.8⑦⑧タリア
22/05/28 中京 11 葵ステークス G3 芝1200 178166.1213** 牝3 54.0 池添謙一木村哲也 450
(+6)
1.09.4 1.234.9⑭⑭ウインマーベル
22/01/29 東京 10 クロッカスS (L) 芝1400 10333.623** 牝3 54.0 C.ルメー木村哲也 444
(+10)
1.22.1 0.333.1⑤⑤トウシンマカオ
21/11/06 東京 11 京王杯2歳S G2 芝1400 146103.414** 牝2 54.0 C.ルメー木村哲也 434
(+2)
1.21.6 0.333.6⑧⑧キングエルメス
21/09/25 中山 9 カンナS OP 芝1200 10112.811** 牝2 54.0 C.ルメー岩戸孝樹 432
(0)
1.08.8 -0.134.2⑧⑧シゲルファンノユメ
21/07/31 函館 1 2歳未勝利 芝1200 10782.311** 牝2 54.0 横山武史岩戸孝樹 432
(+2)
1.09.4 -0.435.7ディージェーサン
21/06/12 札幌 5 2歳新馬 芝1000 13562.214** 牝2 54.0 横山武史木村哲也 430
(--)
0.57.2 0.333.4⑥⑤カイカノキセキ

コラリンの関連ニュース

マーシャルテイル阪神大賞典など重賞3勝を挙げたシャケトラのおい。半姉コラリンは2歳時に2勝しており、仕上がりの早い血筋でもある。池添学調教師は「ハミにモタれるところはありますが、体形的にも短距離で良さが出そうです。気性も前向きで初戦から、というタイプ。ゲートも速いですからね」と力を込める。栗東芝コースでの動きも上々で、デビュー戦から能力全開だ。

【乗り替わり勝負度チェック!】シリウスS2023 阪神巧者が相性抜群の主戦への手戻りで重賞実績馬を蹴散らす! 2023年9月29日(金) 15:00


当企画のコンセプトにつきましては、コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2020年以降の結果をもとに集計


編集部(以下、編) 先週は重賞で推奨した人気薄の馬たちが、いい働きをしてくれました!

新良(以下、新) 勝利には届きませんでしたが、連勝馬券の配当アップには貢献してくれましたね。

編 神戸新聞杯サヴォーナが10番人気2着、オールカマーゼッフィーロが7番人気3着。それよりも上の着順の馬がすべて継続騎乗でしたので、完璧の予想だったと言えるでしょう。

新 確かに、振り返ってみれば両方とも乗り替わりの最先着。我ながら、目の付けどころが良かったんですね(笑)。

編 この2重賞以外にも推奨馬の馬券圏内好走があり、複勝回収率は120.0%でした。今週も重賞を中心に、ガンガン当てちゃってください。

新 ご期待に沿えるように頑張ります。

編 よろしくお願いします。土曜日にはシリウスSが組まれていますが、こちらがメインターゲットになりますか?

新 はい。近年は毎年のように乗り替わりの馬が馬券になっているので、今年も続くことに期待したいです。

編 では、注目の狙い目を教えてください。

新 菅原明良騎手から松山弘平騎手に乗り替わる④ヘラルドバローズを取り上げます。

編 関西圏のレースに出走する際は松山騎手が騎乗するケースが多い馬で、今回は手戻りのかたちになりますね。

新 その通りです。全4勝のうち3勝を松山騎手があげていますので、ベストパートナーと考えていいでしょう。

編 この馬のことをいちばんよく理解しているジョッキーかもしれませんね。

新 おそらくそうでしょうね。阪神ダ2000mでは、今年の仁川Sで2着に入っています。コンビとして、舞台設定も申し分ありません。

編 松山騎手は、ヘラルドバローズとのコンビ以外でも、コース実績を残しているんですか?

新 コース勝率は13.3%と、あまり強調できるほどではないんですが、どうやら最近コツがわかってきたようで、成績を大きく上昇させています。

編 大きく上昇! その中身が気になります。

新 データ集計期間を2022年以降に限定すると、コース勝率は23.5%にまで上がるんです。数年前とは別人と考えたほうがいいでしょう。

編 人馬ともに、コースに関して不安はなさそうですね。

新 ヘラルドバローズは阪神ダートで3勝をマークしていますからね。不安なしどころか、大歓迎と言ったほうがいいでしょう。

編 前走は2番人気の支持に応えられず、8着に敗れてしまいましたが……。

新 この馬はレース間隔が2カ月以上あくとダメなタイプなんです。3走前も休み明けで14着に大敗しました。

編 今回は前走から1カ月ちょっとでの出走。叩き2戦目の競馬で、前進に期待できそうですね。

新 叩かれた次のレースは、毎回着順を大きく上げてきますからね。今回も前走以上のパフォーマンスを見せてくれるはずです。

編 前走内容も影響して、人気を落としそうです。

新 そのタイミングで、相性抜群の主戦への乗り替わり。激走の条件が揃ったのではないでしょうか。重賞実績馬たちに一泡吹かせてもらいたいです。


★その他の注目乗り替わり★
中山10R ⑫コラリン池添謙一北村宏司
阪神10R ⑫ジュリアバローズ西村淳也M.デムーロ
中山12R ⑮タリエシン松山弘平横山武史


【プロフィール】
新良武志(しんら・たけし)
かつてはどこにでもいる競馬ファンの1人だったが、データベースソフト【TARGET】との出合いを経て、眠っていた馬券師としての素質が開花。騎手・種牡馬にウマニティU指数を組み合わせた独自のデータ活用術を考案し、常勝スタイルを確立させる。2015年秋にメディアデビュー。雑誌、WEBを中心に精力的に予想家活動を行っている。著書に『毎日コツコツ勝ち逃げリーマン馬券術』(ベストセラーズ)、『ジョッキー未来予測2019』(秀和システム)。

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【葵ステークス】レースを終えて…関係者談話 2022年5月29日() 04:39

◆和田竜騎手(コムストックロード2着)「聞いていたよりひるむ感じはなかった。いい脚を使ってくれた」

◆M・デムーロ騎手(ブレスレスリー3着)「3、4コーナーで少し狭くなってリズムを崩した。外に出す形でもったいなかった」

◆松岡騎手(ウインモナーク4着)「包まれたくないので2番手に行った。きついペースの中、よく頑張った」

◆鮫島駿騎手(カイカノキセキ5着)「前走が控えていいレースをしたので同じ形で。思ったほど流れなかった」

◆藤岡佑騎手(シゲルファンノユメ6着)「先行馬の後ろを取れれば届く脚はあるし、位置取りが安定してくれば」

◆藤懸騎手(ケイアイオメガ7着)「取り組んできたことが表れてきた」

◆秋山真騎手(カジュフェイス8着)「脚質転換をしているし、これを覚えていけば」

◆松田騎手(ニシノレバンテ9着)「口向きの難しそうなところがあった」

◆国分恭騎手(テイエムスパーダ11着)「まともにつまずいて、リズムが悪くなったのが響いた」

◆横山和騎手(ヴィアドロローサ12着)「返し馬で緩さを感じたけど、追って反応の良さを感じた」

◆池添騎手(コラリン13着)「ゲートに入った時から力が入って、スムーズにスタートを決められなかった」

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【葵ステークス】2番人気のコラリンは伸びを欠き13着 池添「スムーズにスタートを決められなかった」 2022年5月28日() 17:59

5月28日の中京11Rで行われた第5回葵ステークス(3歳オープン、GIII、芝1200メートル、17頭立て、1着賞金=4000万円)は、松山弘平騎手の1番人気ウインマーベル(牡、美浦・深山雅史厩舎)が中団やや前追走から直線半ばで抜け出すと、接戦の2着争いを尻目に2馬身半差の快勝。重賞初制覇を果たした。タイムは1分08秒2(良)。

2番人気でオープン勝ちの実績があったコラリンは、もっさりと出て大きく離された最後方からのスタート。道中から直線に入るまでも位置取りは後方のままで、直線でも伸びを欠いて13着に敗れた。

池添謙一騎手「ゲートに入ったときから力が入り、スムーズにスタートを決められなかったです。追走に余裕もありませんでした」

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【有名人の予想に乗ろう!】葵S2022 今年からG3に格付けされた3歳限定スプリント重賞!仕留めるのは!? 2022年5月28日() 05:30


※当欄では葵ステークスについて、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。



【原奈津子】
◎⑬ブレスレスリー
○⑮ジャスパークローネ
▲⑯コラリン

【長岡一也】
◎⑨カイカノキセキ
○⑯コラリン
▲⑦ウインマーベル
△②テイエムスパーダ
△⑤シゲルファンノユメ
△⑬ブレスレスリー
△⑮ジャスパークローネ

【佐藤哲三(元JRA騎手)】
◎⑯コラリン

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑯コラリン



ウマニティ重賞攻略チーム

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【ROBOTIPの勝率予測】葵S2022 騎手重視予測からは芝短距離で好成績のM.デムーロに託す 2022年5月27日(金) 12:05

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
土曜重賞の葵ステークス(G3)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回の葵ステークスの舞台となる中京芝1200mは、コーナーを2つ回り最後の直線に急坂のあるコース。ここはそんな舞台を考慮して、距離適性60%、トラック適性20%、G前の坂の有無適性20%のセッティングといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出した葵ステークス全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑬ブレスレスリー   13.19%
2 ⑤シゲルファンノユメ 10.71%
3 ⑮ジャスパークローネ 9.24%
4 ⑨カイカノキセキ   7.64%
5 ⑯コラリン      6.41%
6 ⑧ヴィアドロローサ  6.05%
7 ①ウラカワノキセキ  6.00%
8 ⑭ニシノレバンテ   5.80%
9 ⑥コムストックロード 4.90%
10 ⑪タヤスゴールド   4.58%
11 ⑦ウインマーベル   4.44%
12 ②テイエムスパーダ  4.27%
13 ③カジュフェイス   4.17%
14 ④トップキャスト   3.95%
15 ⑫ウインモナーク   3.79%
16 ⑰ゼットレヨン    2.65%
17 ⑩ケイアイオメガ   2.22%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(17頭立ての場合は5.88%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回の葵ステークスでは上位7頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

⑬>>⑤>⑮>⑨>⑯⑧①

ご覧の通り、⑬ブレスレスリーが勝率予測で1位評価と相成りました。鞍上のM.デムーロ騎手は今年の芝短距離(~1200m)では連対率43%と好成績を残しておりますので、馬券はブレスレスリーを軸に、馬券対象馬7位までの馬単・3連単の以下計10,000円(36点)で勝負いたします。

【劉備の葵ステークス勝負馬券】
馬単
⑬→⑨
2,000円

馬単1着ながし
⑬→①⑤⑧⑮⑯
5点×各400円=2,000円

3連単1着ながし
⑬→①⑤⑧⑨⑮⑯
30点×各200円=6,000円

**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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コラリンの関連コラム

閲覧 3,550ビュー コメント 0 ナイス 2

 今週から12月に突入。いよいよ今年も年の瀬が近付いてきました。「ウマニティPOG 2021」は開幕からおよそ半年が経過。12月12日には阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)が、12月19日には朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)が、12月28日にはホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)が施行される予定で、各ワールドのランキングも大きく変動しそうです。後半戦の勢力図が概ね固まる、中盤のクライマックスと言って良いでしょう。

 なお、皆さんもご存知の通り、この秋は10月9日から3開催連続で阪神競馬が行われています。つまり、阪神ジュベナイルフィリーズは開幕から10週目、朝日杯フューチュリティステークスは開幕から11週目の馬場で施行されるということ。天候などにもよるとはいえ、芝コースに蓄積されたダメージがレースの結果を左右してしまう可能性もありそうです。出走予定馬の追加指名を検討するなら、このあたりの事情も考慮した方が良いかもしれません。

 今回は11月28日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。残念ながらシーズン序盤で思うような結果を残せず、既に心を折られてしまっている方も少なくないはず。しかし、スペシャル以外の各ワールドは最後の仮想オーナー募集枠解放(来週12月6日)を控えていますし、この「ウマニティPOG」には「仮想オーナー馬数 拡大アイテム」や「未出走馬返却券」を活用することで指名馬のラインナップを変更できますから、まだほとんどのプレイヤーに上位進出の目が残っています。今後の入札、もしくは来シーズン以降を見据えた戦略検討のヒントとしてご活用ください。

 なお“JRA、かつ2歳のレース”における競走馬ごとの本賞金額(11月28日終了時点)トップ20は下記の通りでした。

【1位】セリフォス(シーフロントの2019) 7600万円
【2位】ナムラクレア(サンクイーン2の2019) 6080万円
【3位】キングエルメス(ステラリードの2019) 4660万円
【4位】ウォーターナビレラ(シャイニングサヤカの2019) 4610万円
【5位】イクイノックスシャトーブランシュの2019) 4500万円
【6位】ジャスティンロック(フラワーロックの2019) 4090万円
【7位】コマンドライン(コンドコマンドの2019) 4000万円
【8位】ナムラリコリス(ナムラキッスの2019) 3890万円
【9位】ジオグリフアロマティコの2019) 3800万円
【10位】サークルオブライフ(シーブリーズライフの2019) 3590万円
【11位】ラブリイユアアイズ(オープンユアアイズの2019) 3250万円
【12位】トーセンヴァンノ(トーセンソニアの2019) 2860万円
【13位】コラリン(モルジアナの2019) 2790万円
【14位】オタルエバー(ルージュクールの2019) 2780万円
【15位】ウインマーベルコスモマーベラスの2019) 2652万円
【16位】カワキタレブリー(カフジビーナスの2019) 2520万円
【17位】アサヒ(ライクザウインドの2019) 2490万円
【18位】カジュフェイス(タイキアプローズの2019) 2441万円
【19位】ダノンスコーピオン(レキシールーの2019) 2400万円
【19位】ドウデュース(ダストアンドダイヤモンズの2019) 2400万円

 JRA重賞を2勝以上しているのは、8月29日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)と11月13日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・阪神芝1600m外)を制したセリフォスのみ。JRA重賞で4着以内となった回数が2回以上なのも、前出のセリフォスを除くとナムラクレアだけです。シーズン序盤としては自然な流れですが、突出した成績を収めている馬がいない分、全体的な層の厚さを問われる展開と言えるでしょう。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは長澤まさみさん。獲得ポイントは2億8870万円で、2位のムーンシュタイナーさんと熾烈なトップ争いを繰り広げています。
 現時点における長澤まさみさんの“稼ぎ頭”はキングエルメス。2021年11月06日の京王杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1400m)を、単勝オッズ16.4倍(8番人気)の低評価を覆して完勝しました。また、2021年11月20日にはイクイノックスが東京スポーツ杯2歳ステークス(3歳以上G3・東京芝1800m)を制覇。ムーンシュタイナーさんもセリフォスらを指名していて、一般的なPOGグループなら断然のトップでもおかしくない好成績を収めていらっしゃるのですが、全体的な層の厚さを武器に長澤まさみさんが攻勢をかけている状況です。このお二方は年明け以降もトップ争いをリードすることになりそう。3位以下のプレイヤーもここから獲得ポイントを伸ばしてくるでしょうし、今後の展開が楽しみで仕方ありません。

 複数のプレイヤーが同一馬を指名できるスペシャル以外のワールドは、基本的にどこも混戦模様。2歳G1競走がひと通り終わった後には、勢力図がガラッと変わっているでしょう。
 しかし、そんな中で圧倒的な存在感を見せているのが、G1ワールドのよ~じさん。獲得ポイントは3億5291万円で、現在2位の鉄板ママさんに1億4千ポイント超の大差をつけていました。
 よ~じさんは第1回入札でコマンドラインの指名に成功。ここで筆頭仮想オーナーとなったため、コマンドラインの獲得ポイントは通常の1.5倍になります。この後にビッグレースを勝つようだと、ボーナス部分だけでもかなりのアドバンテージになりそうです。
 さらに、現時点で指名している19頭のうち14頭が(獲得後に)勝ち上がりを果たすなど、他の手駒も豊富。逆転可能なラインナップを今から揃えるのはちょっと難しいかもしれませんね。究極に近い成功例として、皆さんもよ~じさんの指名戦略をチェックしてみてください。

 G2ワールドは現在のところ雅夢。さんが首位。本賞金額トップ20にランクインしている指名馬こそいないものの、筆頭仮想オーナーになっているベルクレスタ(ベルアリュール2の2019)やスリーパーダ(シンハリーズの2019)らが重賞戦線で健闘し、獲得ポイントが積み上がりました。雅夢。さんも指名馬の勝ち上がり率が優秀なので、ここから後続との差を広げてくる可能性もあるんじゃないでしょうか。

 G3ワールドは1位から7位までをセリフォスの仮想オーナーが占める展開。現在はコマンドラインらも指名しているたち777さんがトップに立っています。筆頭仮想オーナーになっている指名馬こそゼロですが、既に10頭がオープンクラスのレースで5着以内に好走を果たすなど、来春まで存分に楽しめそうなラインナップです。筆頭仮想オーナーになっていないということは、手頃な落札額で的確に戦力を揃えてきたことの裏返し。過去の入札履歴をじっくり観察し、コツを学んでおいた方が良いかもしれません。

 オープンワールドは、ナムラリコリスらを指名している銀の荼毘さんがトップ。ナムラリコリスを落札したのは第4回入札、すなわちデビュー戦で2着に敗れた直後でした。新たに仮想オーナー募集枠が開放される分、G1を狙えるような素質馬は来週以降の入札で壮絶な奪い合いになりそう。ただ、仮想オーナー募集枠が余っている馬の中にも、ナムラリコリスのような妙味ある存在がまだまだたくさん隠れていると思います。悔いのない戦略補強ができるよう、しっかり作戦を練って今後の入札に臨みましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2021年11月12日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ラブリイユアアイズから感じる穴馬としての才能/エリザベス女王杯展望
閲覧 1,935ビュー コメント 0 ナイス 2



先週は東西で4つの重賞が開催された。

土曜の2歳重賞はともにメンバーレベルは高くなく先々に繋がる印象は持てなかったが、その中でキラリと光る才能を見せたのが、京王杯2歳Sで3着に好走したラブリイユアアイズだ。今回はこの馬について少し掘り下げてみたい。

~地味であればあるほど良い

もう10年以上前から言い続けていることだが、穴馬というのは一種の才能でもある。なぜなら、その馬が穴馬たりえるかどうかは、ほとんどが生まれながらにして決まっているからである。冷静に考えればそうだろう、ノーザンF生産&ディープインパクト産駒…こんなプロフィールを持つ馬は嫌でも人気してしまうだろうし、ましてルメール騎手が騎乗したりした日には、例えそれが牛だったとしてもとりあえずは人気になるだろう。

だからこそ穴馬になるには地味である必要がある。ラブリイユアアイズは父がロゴタイプ。社台ファーム生産ではあるが、どちらかといえば地味なプロフィールの馬だ。穴馬としての第一関門を突破したといって良い。

何より良いのがレースぶりだ。デビュー戦をみた時は、正直重賞で好走するほどの馬には見えなかった。好位から抜け出した内容には安定感はあったが、あまり奥を感じさせなかったからだ。

だが、その後は一戦ごとに中身が良くなっている。なにより素晴らしいのは追われてからのしぶとさだ。京王杯2歳Sでも、直線一度は手応えが悪くなっており人気のコラリンに交わされるかと思ったが、そこからしぶとく伸びて3着を確保。1400mはやや短い印象を受けるレースぶりは、手薄に思えた出走馬の中で今後も安定して走れそうな資質を感じた。

デビュー以来3戦の成績は、6番人気1着→4番人気1着→3番人気3着。好走を続けてもあまり人気になっていない。この後仮に阪神JFに出走したとしても、恐らくそこまで人気にはならないだろう。G1で通用するかはまだ未知数ではあるが、こういったタイプの馬は覚えておいて損はない。どうせ買うなら、人気になりにくい方が良い。人気になりにくいタイプの馬は、プロフィールやレースぶりからある程度わかるので、覚えておくと馬券的にはありがたい存在になる。今後の2~3歳のマイル前後の重賞路線でまだまだ注目したい。

エリザベス女王杯の注目馬

今週末から秋G1中盤戦が始まる。ココではエリザベス女王杯の注目馬を挙げてみたい。

ランブリングアレー吉田隼人騎手)

前走のオールカマーでは伸び切れなかったが、春には極悪馬場の中山牝馬Sで大外一気を決めた後、高速上がり戦のヴィクトリアマイルでもラストで2着に突っ込んで来たように地力強化は顕著。マイルG1でも好走したとはいえ、本質的には中距離型で、阪神芝2200mも問題ない舞台だろう。あまり強気に仕掛けない方が良いので、ソフト系ジョッキーの吉田隼人騎手とは手が合う。人気もそこそこに留まりそうな今回は絶好の狙いどころでは。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年10月6日(水) 17:45 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第8回注目馬ランキング上位馬の近況
閲覧 4,384ビュー コメント 0 ナイス 3

 秋季競馬の開幕戦にあたる4回中山・5回中京が先週いっぱいで幕を閉じ、今週末からは4回東京・4回阪神・5回新潟がスタート。ちなみに、阪神競馬はここから11月6日開幕の5回阪神、12月4日開幕の6回阪神と、3か月連続で開催されます。6回阪神では12月12日に阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)が、12月19日に朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)が施行される予定。連続開催でダメージを受けた馬場への適性もポイントになりそうです。
 例年と同じく、9月中旬から10月中旬までの間に施行されるJRAの2歳重賞は、今週末10月9日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)のみ。G1シーズンのスタートと重なっていることもあり、一時的にPOGへの関心を失っている方も少なくないでしょう。しかし、スペシャル以外の各ワールドでは今後も仮想オーナー募集枠が順次解放される予定。現状のラインナップを見直し、改めて手駒を揃えるのにはちょうど良いタイミングかもしれません。

 今回は、2歳戦が開幕する直前の時点における注目POG馬ランキング(2021/06/05 01:00更新)の上位100頭を対象として、各馬の近況をまとめてみました。今後の入札を検討するうえでの参考資料としてご活用ください。

 既にJRAのレースで勝ち上がりを果たしている馬は32頭。ちなみに、注目POG馬ランキングでベスト10入りを果たしていた馬は3頭だけです。まだまだ序盤戦の最中とはいえ、早期勝ち上がりの難しさを改めて実感しますね。

●2位 コマンドライン(コンドコマンドの2019) 1戦1勝
●3位 ダンテスヴュー(クロウキャニオンの2019) 2戦1勝
●6位 レッドベルアーム(レッドファンタジアの2019) 1戦1勝
●14位 ベルクレスタ(ベルアリュール2の2019) 2戦1勝
●21位 フィデル(ラッキートゥビーミーの2019) 1戦1勝
●22位 リアグラシア(リアアントニアの2019) 3戦1勝
●24位 ハイアムズビーチ(ユキチャンの2019) 2戦1勝
●25位 トゥデイイズザデイ(キトゥンズクイーンの2019) 1戦1勝
●26位 ソネットフレーズ(ボージェストの2019) 1戦1勝
●29位 キラーアビリティ(キラーグレイシスの2019) 2戦1勝
●32位 アライバル(クルミナルの2019) 2戦1勝
●35位 ブラックボイス(ソングライティングの2019) 2戦1勝
●36位 ホウオウプレミア(アドマイヤテンバの2019) 1戦1勝
●39位 クレイドル(オーマイベイビーの2019) 2戦1勝
●44位 リューベック(ライツェントの2019) 2戦1勝
●50位 グランディアディアデラノビアの2019) 2戦1勝
●51位 サトノヘリオス(エアマグダラの2019) 2戦1勝
●53位 メリトクラシー(メリオーラの2019) 2戦1勝
●55位 スタニングローズ(ローザブランカの2019) 3戦1勝
●59位 プルパレイ(マイジェンの2019) 3戦2勝
●61位 ヴァーンフリート(ロスヴァイセの2019) 1戦1勝
●64位 アバンチュリエ(パンデイアの2019) 1戦1勝
●66位 ステルナティーア(ラルケットの2019) 1戦1勝
●67位 モンゴリアンキング(Minoretteの2019) 1戦1勝
●69位 セリフォス(シーフロントの2019) 2戦2勝
●73位 スリーパーダ(シンハリーズの2019) 2戦1勝
●74位 ロムネヤ(ヤンキーローズの2019) 1戦1勝
●78位 ルージュラテール(レッドメデューサの2019) 2戦1勝
●84位 グランアプロウソ(Fiduciaの2019) 1戦1勝
●87位 ミント(ビートマッチの2019) 1戦1勝
●89位 フェズカズマ(シナジーウィスパーの2019) 2戦1勝
●100位 コラリン(モルジアナの2019) 3戦2勝

 本賞金額はセリフォス(シーフロントの2019)が3800万円で単独トップ。2220万円のコラリン(モルジアナの2019)が単独2位、1900万円のスリーパーダ(シンハリーズの2019)とアライバル(クルミナルの2019)が3位タイでした。4頭ともデビュー当初からそれなり注目を集めていましたが、人気の中心と言えるほどではなかったので、今後の入札においては面白い存在となりそう。伸びしろがありそうで、なおかつ実績のわりに手頃な価格で落札できそうな雰囲気なら、積極的に狙っていくべきかもしれません。

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は35頭。デビュー戦で期待を裏切ってしまった評判馬など、入札における人気が急落した馬もいるので、あえてこの辺りを狙ってみるのもひとつの手でしょう。

●1位 コリエンテス(イスパニダの2019) 1戦0勝
●4位 アグリ(オールドタイムワルツの2019) 1戦0勝
●5位 レディナビゲーター(レディスキッパーの2019) 2戦0勝
●9位 グットディール(マリアヴァレリアの2019) 1戦0勝
●11位 ラクスバラディー(リッチダンサーの2019) 3戦0勝
●13位 スパイダーバローズ(マラコスタムブラダの2019) 1戦0勝
●15位 マイシンフォニー(テディーズプロミスの2019) 3戦0勝
●17位 アドマイヤラヴィ(アドマイヤミヤビの2019) 1戦0勝
●18位 ソクラテス(ブルーダイアモンドの2019) 1戦0勝
●23位 プルサティーラ(カヴァートラブの2019) 2戦0勝
●31位 フォーグッド(ウィキッドリーパーフェクトの2019) 1戦0勝
●38位 ママコチャ(ブチコの2019) 2戦0勝
●40位 ダノンアーリー(ファイネストシティの2019) 2戦0勝
●41位 メトセラ(ドナブリーニの2019) 1戦0勝
●42位 アカデミー(イサベルの2019) 1戦0勝
●45位 ダノンフォーナイン(タミーザトルピードの2019) 1戦0勝
●47位 ヴァラダムドラー(バラダセールの2019) 1戦0勝
●48位 サトノアヴァロン(サトノシュテルンの2019) 1戦0勝
●49位 セレブレイトガイズ(ライフフォーセールの2019) 1戦0勝
●58位 ティーガーデン(ルミナスパレードの2019) 1戦0勝
●60位 エルバリオ(インナーアージの2019) 3戦0勝
●62位 ローマンネイチャー(キューティゴールドの2019) 1戦0勝
●72位 ウラヤ(Wadiの2019) 1戦0勝
●75位 ナインティゴット(フルマークスの2019) 3戦0勝
●76位 ショウナンハクラク(Shonan Adelaの2019) 2戦0勝
●77位 グールドベルト(アナンジュパスの2019) 1戦0勝
●79位 ライラスターハープスターの2019) 1戦0勝
●81位 インプレス(ベアトリス2の2019) 1戦0勝
●88位 ソリダリティ(ミュージカルロマンスの2019) 1戦0勝
●91位 フォアランナー(ジュモーの2019) 1戦0勝
●92位 プレミアムスマイル(ジンジャーパンチの2019) 1戦0勝
●93位 アンジーニョ(ポルケテスエーニョの2019) 2戦0勝
●95位 ロジマギーゴー(ゴーマギーゴーの2019) 3戦0勝
●98位 ダグザ(タリサの2019) 2戦0勝
●99位 フェニックスループマルセリーナの2019) 1戦0勝

 残る32頭は現時点で未出走。もっとも、JRA-VANによると下記の13頭は10月5日時点で入厩済みとなっていました。おそらく近日中にデビューするでしょうし、ひと通りチェックしておいた方が良さそうです。

●8位 アルファヒディ(ドバイマジェスティの2019) 0戦0勝
●16位 スタニングスター(Stacelitaの2019) 0戦0勝
●19位 ショウナンアデイブ(シーヴの2019) 0戦0勝
●20位 サンセットクラウド(ロードクロサイトの2019) 0戦0勝
●27位 リアド(タイタンクイーンの2019) 0戦0勝
●30位 エリカヴィータ(マルシアーノの2019) 0戦0勝
●46位 チェルノボーグ(コンテスティッドの2019) 0戦0勝
●56位 ラスール(サマーハの2019) 0戦0勝
●65位 ダノンギャラクシー(ベネンシアドールの2019) 0戦0勝
●82位 エピファニー(ルールブリタニアの2019) 0戦0勝
●83位 グルアガッハ(マネーキャントバイミーラヴの2019) 0戦0勝
●90位 アートハウス(パールコードの2019) 0戦0勝
●96位 レイフル(シェルズレイの2019) 0戦0勝

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。

●7位 パラレルヴィジョン(アールブリュットの2019) 0戦0勝
●10位 ディーンズリスター(ラヴズオンリーミーの2019) 0戦0勝
●12位 アストロフィライト(ウェイヴェルアベニューの2019) 0戦0勝
●28位 ピエドラデルーナスイープトウショウの2019) 0戦0勝
●33位 サリエラ(サロミナの2019) 0戦0勝
●34位 カラパナブラック(ウリウリの2019) 0戦0勝
●37位 フィアレスデザイア(ヒルダズパッションの2019) 0戦0勝
●43位 ブレスク(パララサルーの2019) 0戦0勝
●52位 マリーナドンナジェンティルドンナの2019) 0戦0勝
●54位 サンドレス(ツルマルワンピースの2019) 0戦0勝
●57位 ヴァンガーズハート(ケイティーズハートの2019) 0戦0勝
●63位 ライラックワイン(ライラックスアンドレースの2019) 0戦0勝
●68位 ショショローザ(マンデラの2019) 0戦0勝
●70位 ダノンマイソウル(フォエヴァーダーリングの2019) 0戦0勝
●71位 ミッキーキング(ミッキークイーンの2019) 0戦0勝
●80位 デアリングオウカ(デアリングバードの2019) 0戦0勝
●85位 グラヴィタス(ヴィルシーナの2019) 0戦0勝
●86位 ルージュエクレール(マーブルケーキの2019) 0戦0勝
●94位 サラビ(ザズーの2019) 0戦0勝
●97位 アドマイヤカーム(アドマイヤシーマの2019) 0戦0勝

 このうちグラヴィタス(ヴィルシーナの2019)は残念ながら既にJRAの登録を抹消されているのでご注意ください。
 早い時期から注目を集めていたとはいえ、さすがに現時点で初陣のメドが立っていないとなると、入札を決断する心理的ハードルはだいぶ高いはず。その分、意外と手頃な価格で落札できるのではないかと思います。気になる馬は今のうちに確保しておきましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2021年10月1日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】安心してみていられる横山武史騎手/スプリンターズS展望
閲覧 2,149ビュー コメント 0 ナイス 2



オールカマーは期待した◎ウインキートスが、ほぼ想定していた通りの競馬で2着確保。唯一心配していたのが、隣の枠にいたセダブリランテスとの位置取り争いで、この馬に前に行かれると厄介だったのだが、そこを上手くパスして丹内騎手が良い位置を確保してくれた。

道中は前に同馬主のウインマリリン、1番人気のレイパパレがいたので、進路の確保は容易だった。セントライト記念のように逃げ先行勢に力のない馬がいると失速してくるため内が詰まりやすくなるが、今回はその心配がなかったので安心して内枠の先行馬を狙えた。隊列の考え方はいつでも大事だ。

それにしても改めて感じたのは横山武史騎手の安定感だ。

~若手ではすでに抜きんでた存在感

横山武史騎手といえば同じコースのセントライト記念では人気のタイトルホルダーに騎乗し、直線は進路がなくなっていた。人気馬での目立つ不利だったので一見すると騎乗ミスのように思えるかもしれないが、あれは勝負のアヤのようなもので、むしろ道中から直線までの運びは完璧。改めて同騎手の手腕と判断力を確認するレースとなった。

そして迎えた同コースのオールカマーでは、その判断力の的確さを見せてくれた。最内枠という幸運もあったが、それでもキッチリインの好位を確保して、いつでも動ける位置につけ、道中のスタミナロスをなくしている。2列目にいるからこそ、直線は多少詰まっても脚があるから捌いて来れる。まさに必然だった。

横山武史騎手はまだ若手という世代ではあるが、特に小回りでは本当に考えて乗っているのがわかる。結果だけ見れば人気馬を勝たせただけのレースでも、例えば7月31日(土)の2歳未勝利・コラリンの初勝利などは、騎手の手腕があってこその内容だった。先週の競馬でいえば、土曜2レースのジェットグリッター(4番人気2着)なども、難しい隊列の中で実に上手く促して2着に持って来ている。とりわけ騎手の腕が生きる中距離戦では頼りになる。札幌記念ペルシアンナイトなども、まさに騎手の腕といえる好走だった。これまで重賞6勝を挙げているが、すべて芝1800m以上というのは偶然ではない。活躍する前から光るものを見せていたジョッキーだが、若手の中では既に一歩抜きんでた存在になりつつある。

スプリンターズステークスの注目馬

さて、今週末からはいよいよ秋のG1戦線がスタートする。開幕を飾るのはスプリンターズS。ココではいつも通り注目馬を一頭挙げておきたい。

ファストフォース鮫島克駿騎手)

前走の北九州記念は難しい馬場状態だったが、控える競馬で脚を伸ばして来た価値ある内容だった。もともと急坂を楽々と駆け上がるパワーが武器で、中山替わりは問題ない。相手はさらに強くなるが、今季の馬場の良い中山芝は向くだろう。JRAで勝ち上がれず地方から再び這い上がって来た反逆の新星が、G1のタイトルを射止める可能性もありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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コラリンの口コミ


口コミ一覧
閲覧 151ビュー コメント 1 ナイス 1

さて 今週が終わり 今年も終わる・・


いや 終われない

このまま今年は終われない


ということで 今週は 有馬記念ですが また買い目は日曜決めるとして 事前予想では

5 ドウデュース
10 ジャスティンパレス
14 プラダリア
1 ソールオリエンス
13 タスティエーラ

あたりということでした



今年も頑張ったね、えらいえらい って サンタさんがプレゼントをもってきてくれる・・

わけもないので 自分で プレゼントをゲットしに行きましょうか(何でしたっけ、日頃の行いの関係で 靴下に 石炭とか入ってる感じになるんでしたっけ(いじめか))



中山①
11プレイフルネス,6テイエムビッグサー,12アルデリシャス
中山②
7クーデメイン,14ダイビングヘッド,6ショーヴァロンス
中山③
1ピックアチェリー,15モリノレッドスター,6ニシノインヴィクタ
中山④
5アスプリージャ,2ソレルビュレット,9カンジ
中山⑤
6プラクティコ,1ドンアレス,9グレイトクラウン
中山⑥
2イルプリンチペ,10シトパレード,0
中山⑦
1カラフルメロディー,9カルフ,2アシセバイラ
中山⑧
8カサブランカキッド,16ピカリエ,6レディアス
中山⑨
10エールトゥヘヴン,11セリオーソ,6ダノンティアラ
中山⑩
11マイネルレオーネ,9ニシノデイジー,4ジューンベロシティ
中山⑪
4キングズパレス,11リビアングラス,10ニシノレヴナント
中山⑫
12ナバロン,15コラリン,9ヨール
阪神①
4マックスセレナーデ,8ペイシャコパ,12ネバーモア
阪神②
14ピストンボーイ,2エコロエイト,11フーコサンライズ
阪神③
5アスクデビューモア,8ヴォルスター,7エートラックス
阪神④
13カズアブディーン,6クイーンズウォーク,12ドゥマイシング
阪神⑤
12セウタ,2ディアモミノル,13レイピカケ
阪神⑥
2ナムラアトム,11エリカエレガンテ,15フォルティシーム
阪神⑦
2アンジュフィールド,4シブースト,3ワイドアウェイク
阪神⑧
13ディアサクセサー,10トモジャケーヤ,14ナイトアクアリウム
阪神⑨
7ロゼフレア,2モンシュマン,12デルシエロ
阪神⑩
7マルブツプライド,13アウトレンジ,14セイクリッドゲイズ
阪神⑪
14アグリ,12ララクリスティーヌ,15ロータスランド
阪神⑫
7イングランドアイズ,10スズカダブル,13バトルハーデン

 しんちゃん52 2023年9月30日() 09:14
西宮ステークス&勝浦特別&シリウスステークス&秋風ステークス
閲覧 188ビュー コメント 0 ナイス 29

おはよ~♪

9月30日ですね!

9月最後の競馬、あんまし良い結果では無かったんで

最後でドカン!と大花火を打ち上げましょ♪

さて、我が広島東洋カープさんは昨日決めるどころか

1ゲーム差まで詰め寄られました・・・。

大丈夫か?

阪神さん相手の2連戦なんで厳しい状況ではありますが、

我が馬券と共に良い結果が出ると信じましょ!

阪神10R 西宮ステークス

◎⑫ジュリアバローズ
△①リカンカブール
△⑪サンライズロナウド
△⑬トゥルーヴィル
△⑮エアサージュ
△⑯スズカノロッソ

馬連⑫ー①・⑪・⑬・⑮・⑯への5点。

逃げ先行馬が揃って速い流れになるかな?有力処に懸念材料が見受けられるんで波乱もありかな?
2走前に勝った舞台に戻って巻き返しに期待しましょ! 出来れば薄目を連れて来てホシーノ☆彡

中山10R 勝浦特別

◎⑬タツダイヤモンド
△①イラーレ
△➂リラックス
△⑨ヨール
△⑫コラリン
△⑭トーセントラム

馬連⑬ー①・③・⑨・⑫・⑭への5点。

ここも波乱の匂いが? 重賞の前走は相手が強過ぎたのと出遅れが敗因かな?それでも上がり最速の脚。
自己条件ならハマって突き抜ける事をキボンヌ(^^♪

阪神11R シリウスステークス

◎⑨カフジオクタゴン
〇⑭ハギノアレグリアス
▲⑪サンライズホープ
△➂ヴァンヤール
△⑦アイコンテーラー
△①キリンジ

馬連⑨ー①・③・⑦・⑪・⑭への5点。
馬単⑨ー①・③・⑦・⑪・⑭への5点。
三連複⑨・⑭ー①・③・⑦・⑪への4点。

一見重賞では壁がありそうに見えるんだけんどもしかし・・・、
レパードステークス勝ち以降は小回りか馬場が悪かったりと条件が全く合っていなかった為。
今回は広いコースで待望の良馬場。特に阪神良馬場では崩れ無し。更にブリンカー効果も期待出来るし。
主戦の坂井クンに戻るんである程度の位置を取ってくれるだろうしね。残念なのは想定以上の人気。
なので頭から来てホシーノ☆彡

中山11R 秋風ステークス

◎②ニシノスーベニア
△④アドマイヤハレー
△⑥ソウテン
△⑧ダークエクリプス
△⑬デコラシオン
△⑭シュヴェルトライテ

馬連②ー④・⑥・⑧・⑬・⑭への5点。

骨折明けだけどここ目標に仕上がり万全。前走は出遅れながらもコンマ2秒差なんでクラス通用の力あり。
なので今回はスタート決めて勝ってくれたらマンモスうれぴぃ(^^♪

今日はここまでよぉ~。

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 trance30 2022年8月7日() 09:00
今日の注目馬
閲覧 189ビュー コメント 0 ナイス 2

〇今日の軸馬
・札幌2R ⑫メルシー ・新潟3R ⑤エルゲルージ
・新潟7R ⑫エイカイマッケンロ ・新潟9R ⑭トミケンルーア
・新潟2R ⑧フィンガークリック
 初戦は上り33秒台をマークしクビ差②着、未勝利突破に即目途。
 新潟外回りのマイルはまさに適舞台。前走後はここ照準に
 しっかり調整し力出せる態勢。不動の軸。

〇今日の複勝馬(複勝約1.3倍~)
・札幌10R ⑭モンファボリ ・新潟1R ⑧ネイキッド 
・新潟4R ④サトノリーベ ・新潟10R ②ラーグルフ
・新潟6R ②モダナイズクィーン
 米でダート重賞4勝をあげたディストーティドヒューマー産駒で、
 全44勝中36勝がダートという完全なアメリカダート血統。
 7月に再入厩してからは、追い切りでダート向きの走りを見せ
 好調教を連発。左回りが主流のアメリカ産馬だけに、
 手前の替え方からも左回りの新潟コースも打ってつけ。
 鞍上に川田騎手を迎え、出たとこ勝ちを狙っている。

〇今日の気になる馬
・札幌1R ②マローディープ
 母系には重賞勝ち馬シャケトラがいる良血で、1つ上の
 コラリンは芝で2勝を挙げているスピードホースだが、
 2戦目でアッサリと芝に見切りをつけダートへシフトしてきた。
 馬主はシルクR、厩舎はノーザンFお抱えの木村哲也厩舎で、
 安田記念デーの新馬戦にルメール騎手でデビューを迎えたが、
 結果は勝ち馬から2.9秒差の⑭着。これだけの大敗となったのは
 気性面で幼さを見せたこともあるが、レース後ルメール騎手が
 「硬さがあったので直線は無理させなかった」と話したことから、
 厩舎サイドはダートでの巻き返しを決意し、ノーザンF系クラブ馬
 としては珍しく、厩舎サイドがクラブサイドに「ダートを試したい」
 と直訴したとのこと。
 関係者も「コラリンと違って前向きさに欠け、芝の短いところ
 という感じもしない。デビュー前より気性面は成長しており、
 チークPを着けての調教が好感触だった。初戦のようなことはない」
 と反撃ムードが高まっている。
 母モルジアナはダートで4勝しており、このダート替わりで
 ガラリ一変があってもおかしくない。

〇前回の結果
 軸馬    札幌1④3着 札幌5②3着 新潟1⑨1着 新潟5⑦1着 新潟12⑤1着
 複勝馬   札幌2⑤2着 札幌4⑪3着 新潟2⑭1着 新潟3⑩3着 新潟10⑫1着
 気になる馬 札幌3⑩3着
 軸馬 [142-55-30-53] 複勝馬 [96-56-42-86] 気になる馬 [21-8-7-20]

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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年5月28日() 15:39:54
出遅れるなら乗るな縁故ド下手。親も下手なら息子も下手。エセ鞍上!
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年1月29日() 15:16:09
ルメールでもキレが鈍いのでは先の期待は厳しい。流石は木村厩舎。一流厩舎にはまだまだ不足。

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2023年12月23日キャンドルライト賞11着
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2022年5月28日 葵ステークス G3 13着
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