皐月賞→5年連続サンデー系が1、2フィニッシュ中です!!
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今年の3歳馬は、ネオユニヴァース産駒のアンライバルドが皐月賞、
ロジユニヴァースがダービーを勝った時の世代なので、
良血牝馬にネオユニヴァースがやたら付けられています。
ディープインパクトの妹トーセンソレイユの父が、
「なぜディープじゃなくて、ネオユニヴァースなのか?」
は、そういう理由からです。
また同年に社台は数多くいる良血のサンデーサイレンス牝馬に付けるために
サンデーのヘイルトゥリーズン系の血を持たないフォルティノ系
(←グレイソヴリン系)の芦毛チチカステナンゴを7億円で購入し、
(社台はカネをハンパなく持ってますねえ)
桜花賞&有馬記念馬ダイワスカーレットや、
桜花賞馬キストゥヘヴンなど良血牝馬に大量に付けましたが、
コレが、大失敗。
スカーレットの仔ダイワレーヌは、4戦して未勝利だし、
キストゥヘヴンの仔ファミーユも、2戦して未勝利。
しかもチチカステナンゴは、
活躍馬が1頭も出ない内に、11年に死亡してしまったのです。
7億円は、全く無駄カネでした。
ちなみに、ダイワレーヌの新馬戦の勝ち馬はイリュミナンスで、
ファミーユの新馬戦の勝ち馬はクラウンロゼ。
イリュミナンスはフェアリーSで、クラウンロゼに負けています。
スカーレット産駒は初年度がチチカステナンゴで、2年目がキングカメハメハ
3年目が、社台がまた数億円出して購入したダンジグ((ダンチヒ)系←ND系)で、
キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを大差勝ちしたハービンジャー。
ちなみに、ハービンジャーは、
社台スタリオンステーションにいて馬房はディープインパクトの隣だそうです。
4年目は、またキンカメ。
一方、スカーレットの永遠のライバル・ウオッカは、
初年度と2年目が、英2000ギニー&英ダービー2冠馬で凱旋門賞も勝った
シーザスターズ(ダンジク系←ND系)
シーザスターズの母アーバンシーも凱旋門賞馬です。
さらに兄は、英&愛ダービー馬ガリレオ。
3年目はワールド・サラブレッド・レーティングで、
あのダンシングブレーヴを超えて1位になった
14戦14勝で、G1・10勝のフランケル。
そしてフランケルの父は、ガリレオです。
何という良血!!!!!
ウオッカちゃんが、羨ましいっ!
スカーレットちゃんも、同じダンジク系(←ND系)なんだから、
ハービンジャーじゃなくて、シーザスターズを付けて欲しかった。
ウオッカ、恵まれていますねえ。
話を戻します。
今年の3歳馬のディープ産駒になかなか結果が出なかったのは、
(ネオユニに奪われ)良血の繁殖牝馬に恵まれなかったのが大きな理由です。
ステイゴールドも同じ。
サンデー系付けるなら、ネオユニって雰囲気だったようです。
実際、カミノタサハラが弥生賞を勝つまで、
今年のディープ産駒は重賞勝ちゼロでした。
桜花賞にディープ産駒が、2頭しか出走出来なかったのも同じ理由です。
でもその2頭しか出てない桜花賞で、
1、2フィニッシュ!!ですから、
ディープの血は偉大ですね。
ネオユニは、アンライバルド、ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサ以来、
クラシックで活躍する馬が出ていません。
同じサンデー系でも、到底ディープには敵わない。
ましてやB級サンデーのスズカマンボ(メイショウマンボ)じゃ無理でした。
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
桜花賞。ディープ娘3連覇だし。
クロフネのヴァイスリージェント系(←ND系)は、
まだクラシックを勝つだけの下地が出来ていないのかもしれません。
3着プリンンセスジャックも、父ダイワメジャーでサンデー系でしたし、
結局「サンデー買ってりゃ、馬券は当たる」ってコトか。
皐月賞は、もっとスゴい!!!!!
08年 1着アグネスタキオン=2着ゴールドアリュール
09年 1着ネオユニヴァース=2着スペシャルウイーク
10年 1着ネオユニヴァース=2着マンハッタンカフェ
11年 1着ステイゴールド=2着フジキセキ=3着デイープインパクト
12年 1着ステイゴールド=2着ディープインパクト=3着デイープインパクト
5年連続でサンデーの1、2フィニッシュ!!!!
しかもココ2年は、サンデーの1、2、3フィニッシュ!!!!!!
今年も同じ傾向でしょう(キッパリ!)
皐月賞。
「サンデー買ってりゃ、馬券的中」です。
ディープ→カミノタサハラ、インパラトール
ダイワメジャー→コパノリチャード
フジキセキ→タマモベストプレイ、メイケイペガスター
ハーツクライ→フェイムゲーム
ネオユニヴァース→ミヤジタイガ
ブラックタイド→テイエムイナズマ
2年連続勝ってるステイゴールド産駒が1頭もいないのは、
上記した理由で、ネオユニに良血牝馬を奪われたからでしょうね。
サンデー系のスペシャルウィーク、マンハッタンカフェも同じ。
今年の3歳がラストクロップのアグネスタキオン(09年死亡)が、
ゼロなのは寂しいですね。
4戦4勝で皐月賞優勝し、脚部不安で引退したアグネスタキオンは、
競走馬としては、「幻のダービー馬」と呼ばれ、
種牡馬としては、「サンデーサイレンスの最良後継馬」と呼ばれ、
内国産種牡馬としては、クモハタ以来51年ぶりに、
リーディングサイアーを獲得してます。
(代表産駒はダイワスカーレット、ディープスカイ)
一方、ネオユニヴァース
ちょっと情けない…。
良血の繁殖牝馬に恵まれた割には、
出走は、ミヤジタイガ1頭だけです。
ハーツクライ、フジキセキ、ダイワメジャーは、
まだクラシックホースを輩出していません。
ディープの全兄というだけで、種牡馬になれたブラックタイドは、
モチロン無理…(ヾノ・∀・`)ムリムリ
大魔神佐々木が、ヴィルシーナで「クラシック馬オーナー」になれなかったのと
同じく、
ドクターコパが、コパノリチャードで「クラシック馬オーナー」になれるイメージは
ない。(ヾノ・∀・`)ムリムリ
フジキセキは、来ても2着まで。
ハーツクライは、まだ無理。
とすると、
やっぱり、ディープインパクト。
1着=カミノタサハラ、インパラトール
2着=ミヤジタイガ、タマモベストプレイ、メイケイペガスター
ミスプロ系は、
10年にエイシンフラッシュ(父キングズベスト)が3着に1回来ただけなので、
(ちなみに、キングズベストは凱旋門賞馬アーバンシーの弟、
つまり、ガリレオ&シーザスターズ兄弟の伯父)
コディーノも、3着までか。
ロベルト系は、
08年マイネルチャールズ(父ブライアンズタイム)、
09年セイウンワンダー(父グラスワンダー)が、
3着に来たのが精一杯。
ロベルト系シンボリクリスエス産駒エピファネイアも、
3着まで。
ダービーは、
ミスプロ系で、
キングカメハメハ(父キングマンボ)、
エイシンフラッシュ(父キングズベスト)
ロベルト系で、
タニノギムレット(父ブライアンズタイム)、
ウオッカ(父タニノギムレット)
ゼダーン系(←グレイソヴリン系)で、
ジャングルポケット(父トニービン)
が、優勝してますが、
皐月賞は、サンデー系の天下です。
「スタミナとスピードの総合的な底力」が問われる「東京2400m」と違って、
「器用さとタフなスピードの持続力」が求められる「中山2000m」は、
サンデー系に向いてるんでしょうね。
やっぱり「競馬は血統」かなあ…。 |
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