ヒートオンビート(競走馬)

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写真一覧
現役 牡6 鹿毛 2017年3月24日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績22戦[4-8-4-6]
総賞金21,800万円
収得賞金5,200万円
英字表記Heat on Beat
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
マルセリーナ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
マルバイユ
兄弟 ラストドラフトシュタールヴィント
市場価格
前走 2022/11/06 アルゼンチン共和国杯 G2
次走予定 2023/03/25 日経賞 G2

ヒートオンビートの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/11/06 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 188167.033** 牡5 57.0 戸崎圭太友道康夫 480
(0)
2.31.3 0.234.1⑥⑥⑦⑥ブレークアップ
22/09/04 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 18353.915** 牡5 57.0 池添謙一友道康夫 480
(+4)
1.59.5 0.634.1④④カラテ
22/07/10 福島 11 七夕賞 G3 芝2000 16363.312** 牡5 57.0 池添謙一友道康夫 476
(-2)
1.58.2 0.434.3⑩⑪⑩⑧エヒト
22/05/01 阪神 11 天皇賞(春) G1 芝3200 185912.454** 牡5 58.0 池添謙一友道康夫 478
(-2)
3.18.0 1.837.0⑨⑪⑨⑦タイトルホルダー
22/03/26 中山 11 日経賞 G2 芝2500 15476.323** 牡5 56.0 池添謙一友道康夫 480
(0)
2.35.5 0.134.6タイトルホルダー
22/01/05 中山 11 日刊中山金杯 G3 芝2000 17242.813** 牡5 56.0 横山武史友道康夫 480
(0)
2.00.5 0.435.5⑧⑧⑧⑨レッドガラン
21/12/04 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 11669.042** 牡4 56.0 川田将雅友道康夫 480
(0)
2.01.6 0.634.0⑤⑤⑥⑥ソーヴァリアント
21/10/10 阪神 11 京都大賞典 G2 芝2400 148144.028** 牡4 56.0 戸崎圭太友道康夫 480
(+14)
2.25.1 0.636.7⑦⑥⑤④マカヒキ
21/05/30 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 16484.222** 牡4 55.0 川田将雅友道康夫 466
(-4)
2.33.1 0.332.4④⑤⑤⑥ウインキートス
21/04/11 阪神 10 大―ハンC OP 芝2600 14451.812** 牡4 55.0 C.ルメー友道康夫 470
(0)
2.35.1 0.033.5⑦⑦⑦⑦ミスマンマミーア
21/01/31 中京 10 美濃S 3勝クラス 芝2200 15231.911** 牡4 56.0 池添謙一松田国英 470
(-4)
2.12.8 -0.035.2⑤⑥⑤⑤ネプチュナイト
20/12/13 阪神 9 オリオンS 3勝クラス 芝2200 12221.612** 牡3 55.0 C.ルメー松田国英 474
(0)
2.14.0 0.133.7⑩⑩⑩⑨ダンスディライト
20/11/22 阪神 10 西宮S 3勝クラス 芝2400 16243.014** 牡3 54.0 戸崎圭太松田国英 474
(+4)
2.26.2 0.334.1⑬⑫⑬⑭ゴースト
20/10/25 京都 9 鳴滝特別 2勝クラス 芝2200 13574.721** 牡3 54.0 C.ルメー松田国英 470
(+2)
2.14.4 -0.234.4⑥⑤⑦⑦オールザワールド
20/09/20 中京 9 小牧特別 2勝クラス 芝2200 9665.543** 牡3 54.0 川田将雅松田国英 468
(+8)
2.12.1 0.234.4⑥⑥⑤④アリストテレス
20/07/05 阪神 9 兵庫特別 2勝クラス 芝2400 127102.112** 牡3 54.0 川田将雅松田国英 460
(0)
2.27.5 1.536.2⑥⑦④④ロールオブサンダー
20/06/13 阪神 9 甲武特別 1勝クラス 芝2400 10443.311** 牡3 53.0 川田将雅松田国英 460
(+6)
2.27.7 -0.936.2④⑤⑤④ボンベール
20/05/02 京都 5 3歳未勝利 芝2400 12551.611** 牡3 56.0 川田将雅松田国英 454
(+2)
2.27.0 -0.133.9⑥⑥⑦⑤クレイス
20/04/05 阪神 4 3歳未勝利 芝2400 1861110.852** 牡3 56.0 福永祐一松田国英 452
(-14)
2.28.6 0.435.2⑥⑥⑦⑤ダノンセレスタ
20/02/09 京都 5 3歳未勝利 芝2200 12674.926** 牡3 56.0 A.シュタ松田国英 466
(+4)
2.16.8 0.736.2④④⑥ハナビマンカイ

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ヒートオンビートの関連ニュース

【日経賞】レース展望

2023年3月20日(月) 16:55

春の中山開催も後半戦に突入。土曜のメインに日経賞(25日、GⅡ、芝2500メートル)が行われる。1着馬に天皇賞・春(4月30日、京都、GⅠ、芝3200メートル)への優先出走権が与えられる重要前哨戦。昨年はこのレースを制したタイトルホルダーが勢いそのままに本番も制覇。今年も必見のレースだ。

そのタイトルホルダー(美浦・栗田徹厩舎、牡5歳)が今年もここから始動する。2番人気に支持された前走の有馬記念は押してハナに立ってマイペースの逃げに持ち込んだが、ラスト1ハロンを切ったあたりでずるずると後退してしまい、9着に終わった。いつもなら勝負どころで後続を突き放し、直線でさらに差を広げるのがこの馬の勝ちパターンだが、凱旋門賞の疲れが残っていたのだろう。昨年より2キロ重い59キロを背負うが、GⅡなら今年も主役は譲れない。

アスクビクターモア(美浦・田村康仁厩舎、牡4歳)は昨年、3冠を皆勤。皐月賞5着、日本ダービー3着と着順を上げると、最後の菊花賞をレコードで制した。その後は有馬記念に参戦するプランもあったが、自重して休養。2月下旬に美浦トレセンに帰厩後は順調に乗り込まれており、1週前追い切りではWコース単走で5ハロン65秒2、ラスト1ハロン11秒4を計時。田村調教師は「立ち上げから順調に余裕を持ってこられたし、さらに進化してきた」と話しており、休養を挟んでさらなる成長を遂げたようだ。中山は【3・1・0・1】と好相性で、舞台に不足はない。

昨年の3着馬ヒートオンビート(栗東・友道康夫厩舎、牡6歳)は今年こそ念願の重賞タイトル奪取なるか。これまで22戦して掲示板を外したのはわずか2度のみと、条件を問わず抜群の安定感を誇る。休み明けも問題ないタイプで、ここも上位争いが期待できる。

ボッケリーニ(栗東・池江泰寿厩舎、牡7歳)は昨年の2着馬で、3着のヒートオンビート同様に上がり3ハロン最速タイの脚を使って、タイトルホルダーをクビ差まで追い詰めた。近2走はGⅠの壁にはね返されているが、4戦して3、2、1、2着と全て馬券圏内を確保しているGⅡなら見直せる。

ライラック(美浦・相沢郁厩舎、牝4歳)は重馬場のエリザベス女王杯で12番人気ながら同着の2着に激走し、波乱を演出した。牡馬の古馬との対戦は初めてだが、斤量54キロは大きな魅力。フェアリーS1着、紫苑S3着の実績が示す通り中山は問題なく、距離さえこなせば面白い一頭だ。

【日経賞】特別登録馬 2023年3月19日() 17:30

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【4歳以上次走報】小倉大賞典2着カテドラルはマーチSでダート初挑戦 2023年2月22日(水) 22:46

小倉大賞典2着カテドラル(栗・池添学、牡7)はマーチS(3月26日、中山、GⅢ、ダ1800メートル)でダートに初挑戦する予定。

中日新聞杯4着プログノーシス(栗・中内田、牡5)は、金鯱賞(3月12日、中京、GⅡ、芝2000メートル)で川田騎手と再びコンビを組む。

アルゼンチン共和国杯3着ヒートオンビート(栗・友道、牡6)は日経賞を目標にする。

★銀蹄S1着ジレトール(栗・松永幹、牡4)はコーラルS(3月11日、阪神、L、ダ1400メートル)へ。

★京都金杯11着シャーレイポピー(栗・石坂、牝5)は中山牝馬Sへ。

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【レーティングとモノサシで考える重賞予想】AJCC2023 重賞勝ちのモノサシは重賞ウィナーだ! 2023年1月20日(金) 18:00

今週のメインはAJCC。JRAのレーティング(公式格付)をベースとしこれにいくつかモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシJRAレーティングの比較から入ろう。

114 ガイアフォースセントライト記念1着)
112 ノースブリッジ天皇賞・秋11着)
111 レッドガラン新潟大賞典1着、中山金杯1着)
110 バビットオールカマー4着)
108 ユーバーレーベン (天皇賞・秋8着)
107 エヒト七夕賞1着、チャレンジC3着)、ラーゴム(吾妻小富士S1着)
99  アリストテレス有馬記念14着)

(以下格付なし)

AJCCはこの時期行われる重賞としては比較的レースレベルが高く、例年の好走基準は110前後。今回は上位5頭、108以上の馬を中心に比較検討したい。

第2のモノサシは各馬が「これまで負かした馬」。
まずガイアフォースだが、何といっても菊花賞アスクビクターモアを退けたセントライト記念。アタマ差だったがメンバー中最速の上がりで差し切った。またこの時6馬身、1秒差の5着に千切ったラーグルフは先日中山金杯を勝っており、得意の条件に戻った今回は色気が持てる。

続いてノースブリッジ。昨秋毎日王冠ではG1ホース3頭に後れを取ったが、大阪杯勝ちポタジェに先着し、レコード勝ちのサリオスに0.4秒3馬身差と食い下がった。続く天皇賞・秋は11着と大敗したが、このレースは7~13着が横一線。一団の中に皐月賞ジオグリフオークスユーバーレーベン、重賞ウィナーのカデナなども含まれ、G2戦のここなら力は上位。

レッドガランが勝った新潟大賞典は、自身の人気や負かした馬のその後の活躍を見るに強調できる実績ではないが、中山金杯で同斤のヒートオンビート日経賞アルゼンチン共和国杯3着)を0.4秒3馬身差3着に負かしたことは評価に値し要注意だ。

バビットの110はオールカマー4着時の数値で、天皇賞15着の数値は108。このところ精彩を欠いているが、3歳時は未勝利から4連勝しラジオNIKKEI賞では逃げてペースを作り、上がり最速で後の天皇賞・秋2着馬パンサラッサを5馬身差2着に退けた。続くセントライト記念では、菊花賞コントレイルの3着だったサトノフラッグや、昨年エプソムカップ2着のガロアクリークにも完勝。ナカヤマフェスタ産駒は湿った芝2200mが得意条件で早熟血統でもないので、調子を取り戻した状態でマイペースの逃げに持ち込めれば、とてつもないパフォーマンスをする可能性がある。

最後にユーバーレーベン。大きな着が続いているが、一つずつ精査すると見るべきところはある。11着だった札幌記念では宝塚記念2着のユニコーンライオンに先着し、この時上がりはメンバー中第2位。続く天皇賞・秋でもジオグリフノースブリッジに先着し上がりは4位。10着と敗れたジャパンカップでも目黒記念勝ち、京都大賞典2着のボッケリーニアルゼンチン共和国杯2着のハーツイストワール天皇賞・春3着テーオーロイヤルに先着しており、流れ一つで上位に浮上する可能性がありそうだ。

モノサシ比較からもガイアフォースの頭は動かない。レーティング2~5位が上位人気を固めるとも思えないのと、このところレーティング上位がそのまま馬券に絡むケースが多いので、ここは素直にガイアフォースからの流し馬券で様子を見たい。
モノサシの正誤判定は1/22(日)だ。

【モノサシ比較による注目馬】
ガイアフォース ○レッドガラン ▲ノースブリッジ

(文:のら~り)

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【U指数的分析の結論!】中山金杯2023 人気妙味のあるU指数上位の中山巧者を中心に好配当を狙う! 2023年1月4日(水) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!日刊スポーツ賞中山金杯・U指数予想をお届けします!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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多頭数になりやすいハンデ戦かつ、メンバーは毎年のように実力拮抗。直近5年の3着以内馬15頭中、U指数二桁順位は9頭という非常に難解なレースである。指数通りに上から順に買うという作戦は、積極的に推奨できない。

しかし一方で、2022年は4位以内の2頭(3位レッドガランが1着、4位ヒートオンビートが3着)が馬券圏内に入り、当欄ではその2頭をうまく推奨することができた。つまり、本企画の主旨や我々の立ち位置を踏まえれば、「U指数上位勢の馬券圏内独占を狙う」以外に選択肢はないと言える。順番通りに買うのではなく、今年も上位のなかから好走の期待できそうな馬に迫るスタンスで臨みたい。

まず注目するのは堂々1位の評価を得ている⑦アラタ(98.6)。“淒馬”にこそなっていないものの、2位に1.8という大きな指数差を付けている事実は軽く扱えない。中山実績もあるので、しっかり押さえておく必要があるだろう。

3位の②クリノプレミアム(96.4)も、中山巧者という点においては無視できない1頭。人気的にここは絶好の狙い目になる。

以下、ここがラストランで渾身の仕上げで臨んでくることが予想される5位⑫ウインキートス(95.6)と、昨年2着の8位タイ⑥スカーフェイス(94.7)をピックアップする。

【U指数予想からの注目馬】
アラタ ②クリノプレミアム ⑫ウインキートス ⑥スカーフェイス

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【血統アナリシス】チャレンジC2022 昨年は初出走のオルフェーヴル産駒が完勝、パワーや持続力に長けた血脈が狙い目 2022年12月2日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はチャレンジカップ2022・血統予想をお届けします!


何かと施行条件が安定しない重賞で、現行条件になったのは2017年以降。コーナー4回かつ内回りで行われる阪神芝2000m戦ということもあり、Robertoやノーザンテーストのパワー、トニービンやNureyevの持続力などを評価しやすい。なお、昨年の勝ち馬ソーヴァリアントは、ノーザンテーストを意欲的に配されたオルフェーヴル産駒であり、母の父はRoberto直系のシンボリクリスエスだった。

種牡馬系統では17年サトノクロニクル(父ハーツクライ)、19年ロードマイウェイ(父ジャスタウェイ)と2勝を挙げるハーツクライの直系が優位で、昨年も直仔スカーフェイスが上がり3F最速、8番人気5着と善戦。やはりハーツクライも母の父がトニービンであることを念頭に置くべきだろう。

ソーヴァリアントは、父オルフェーヴル×母ソーマジック(母の父シンボリクリスエス)。昨年は後続に3馬身半、タイムにして0秒6差を付ける完勝。同産駒は初出走&初勝利を飾ることになったが、ステイゴールドの直系としては18年2着マウントゴールド&3着ステイフーリッシュに続く好走となった。骨折あけで約10か月ぶりのレースとなった前走は心房細動を発症。あの敗戦だけで見限ることは早計で、再出発の一戦としても注目したい。

エヒトは、父ルーラーシップ×母ヒーラ(母の父ディープインパクト)。「父キングカメハメハ系×母の父ディープインパクト」となる配合は、20年2着ブラヴァスや21年2着ヒートオンビートと共通。それら2頭はキングカメハメハの直仔だが、本馬は後継ルーラーシップ産駒となるため、好相性を示すトニービンなどの血脈が増えている。2年前に出走した際には9着に敗れているが、晩成型の血筋であることを考えると再考の余地がありそうだ。

ブラヴァスは、父キングカメハメハ×母ヴィルシーナ(母の父ディープインパクト)。母も12年秋華賞ジェンティルドンナと肉薄していたように、総じて機動力に秀でた立ち回りを強調しやすいファミリーとなる。本馬自身、2年前に2着と好走した重賞で、そのときの勝ち馬は次走で大阪杯も勝利とあれば相手が悪かったか。長らく低迷していたが、前走は59kgを背負って上がり最速4着と復調気配。得意コースで捲土重来を期す構えだろう。


【血統予想からの注目馬】
ソーヴァリアント ③エヒト ⑨ブラヴァス

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ヒートオンビートの関連コラム

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 アルゼンチン共和国杯 2022年11月06日(日) 東京芝2500m


<ピックアップデータ>

【出走数別成績(2014年以降)】
○15戦以内 [7-2-6-18](3着内率45.5%)
×16戦以上 [1-6-2-83](3着内率9.8%)

 キャリアの浅い馬は堅実。出走数が15戦以内の馬は相応に高く評価すべきでしょう。なお、出走数が16戦以上、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以下・競走中止だった馬は2014年以降[0-2-0-57](3着内率3.4%)と苦戦していました。

主な「○」該当馬→キラーアビリティテーオーロイヤル
主な「×」該当馬→ハーツイストワールヒートオンビートマイネルファンロンユーキャンスマイル


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年、かつJRAのレース”において1着となった経験がある」馬は2014年以降[6-6-8-44](3着内率31.3%)
主な該当馬→テーオーロイヤルハーツイストワール

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2022年7月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】土日で穴連発のトゥザグローリー産駒の特徴/函館記念展望
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先週の七夕賞は丸田騎手=ロザムールの逃げに期待したが、想定した流れと真逆の競馬になってしまいかすりもせず。レースは持久力を問われた。

その中で大外枠のエヒトがスムーズに進出し抜け出し、2着にヒートオンビート、3着にアンティシペイトが入線、キングマンボ系×母父ディープインパクトのワンツースリー決着。

10分前に行われた小倉のプロキオンSも、トップウイナーが何が何でもの姿勢を見せて先行争いに加わって行ったため、ダートとしては珍しいハイペースの持久力戦に。結果、ダート中長距離実績馬が上位を独占した。

そのレースを制したのがゲンパチルシファーゲンパチルシファーの父はトゥザグローリー。決して産駒が多いわけではなくマイナー種牡馬に分類される同馬だが、これでカラテに次いでJRA重賞2勝目となった。奇しくも前日の福島メインでも同産駒のエターナルヴィテスが14番人気で2着に激走。

ゲンパチルシファーカラテエターナルヴィテスといった馬たちに共通するのは、キレないがバテないということ。カラテゲンパチルシファーはともに500キロを大きく超える超大型馬で追わせるタイプの鞍上が合うということも共通している。

ゲンパチルシファーは久々の勝利となったが、川田騎手とのコンビで2戦2勝。カラテは追わせることにおいては若手トップクラスといってもいい菅原明騎手とのコンビで活躍している。エターナルヴィテスは決め手がない弱点を早めのマクリで補って大穴をあけた。

こういった傾向は例えば種牡馬データのようなものを検索してわかるものではない。アナログで得た感覚の点と点を繋げることで初めて実感できる。マイナー種牡馬はその血統ゆえに穴になることも多いので、上手く手の内に入れて自分自身の得意血統を持っておきたい。本来であれば馬券を当てた上でこういった話をしたかったのだが、それはまた次回以降ということで。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】エイシンスポッター(土曜小倉12レース・3歳上1勝クラス/1着)

どんな状況でも1200mを使われてからは確実にラスト伸びてくる。今回は詰まりつつもラスト伸びて脚余しながら勝利で、馬群も捌けるので不発は少ないはず。下り坂スタートの小倉も合うので引き続き警戒。

函館記念展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は函館ラストウィークを飾るハンデ戦・函館記念。注目馬はコチラ。

アラタ横山武史騎手)

注目はアラタ横山武史騎手。前走は逃げて失速も本来は好位で溜めたいタイプ。荒れ馬場を全く苦にせず、函館の小回りも合う。何よりこの舞台で横山武史騎手は大きなプラス材料。雨予報も朗報で、好位から抜け出す。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年6月23日(木) 13:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 宝塚記念2022  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



6月26日(日)阪神11R 第63回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:大阪杯出走馬>(3ヶ月)
ポタジェ(1着、468kg(+2kg))<C>【優先出走馬(ファン投票4位)】
休み明けで乗り込み豊富。1週前追い切りの動きを見ると力強い走りで迫力もあるが、終い重心が高くなり伸びきれず。

アリーヴォ(3着、500kg(-2kg))<C>【優先出走馬(ファン投票26位)】
この中間はこれまでの追い切りと比べると時計がかかっている感じあり。大きな馬で太め残りが心配。

ヒシイグアス(4着、494kg(+9kg))<A>【優先出走馬(ファン投票23位)】
この中間は3週連続レーン騎手が騎乗しての調整。動きも素軽く終いの伸びも良好で、出来は前走以上。

アフリカンゴールド(7着、468kg(±0kg))<C>【賞金上位馬④】
この中間もCWで前走時と変わらない時計が出ていて調子は良さそうだが、元々硬さのある動きをする馬で先行勢も揃っていて、これまで以上の出来でないと厳しい。

エフフォーリア(9着、522kg(+6kg))<C>【優先出走馬(ファン投票2位)】
この中間は、日曜日に坂路で追っていたところを南Wに変え、乗り込み不足を解消する内容に変えてきた。ただ、左にモタれたり手応えもイマイチで、何よりも迫力が感じられない。

キングオブコージ(11着、506kg(+10kg))<B>【賞金上位馬③】
前走時も乗り込まれていたが、馬体を絞れず太め残り。乗り込み量は今回も豊富で、併せ馬の本数を増やしてきた。1週前追い切りでは、坂路馬なり調整で時計平凡も、重め感なく、動きも素軽く仕上りは良さそう。

ウインマリリン(16着、462kg(-10kg))<B>【賞金上位馬②】
前走時は休み明けでも馬体が減っていて、パドックではトモが寂しく元気もなかった。この中間も南Wでの調整だが、動きも良くなり終いの伸びにも良化が窺え、上積みが感じられる。





<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)
タイトルホルダー(1着、474kg(-2kg))<A>【優先出走馬(ファン投票1位)】
今年3戦目で、この中間も南Wで好時計をマーク。1週前追い切りの映像からも、左回りということもあってコーナリングもスムーズで、集中した走りで順調ムードが漂う。

ディープボンド(2着、504kg(-6kg))<AA>【優先出走馬(ファン投票8位)】
大きな馬の叩き3戦目で、この中間も乗り込み豊富で坂路、CWと好時計を連発。1週前追い切りの動きを見ても、直線に向く時の手応えが抜群で、追われてからの伸び脚も重め感がなく素軽くなった印象を受ける。それでいて重心は高くならず力強さを伝えていて、近走の中ではベストの状態で出走できそう。

ヒートオンビート(4着、478kg(-2kg))<B>【除外対象馬】
この中間は2週前、1週前と好時計が出ており、併せ馬でも先着をはたすなど前走時よりも好印象。除外対象馬だが仕上がりは良く、出来は前走以上。

アイアンバローズ(5着、496kg(-2kg))<B>【賞金上位馬⑧】
前走時はCWでの時計は特に変わらなかったものの、坂路での時計がかかっていた。この中間は日曜日の坂路での時計もしっかり出ていて、好走時の出来に近い内容だった。

マイネルファンロン(6着、478kg(-12kg))<B>【賞金上位馬⑤】
休み明けの前走時は、追われて終い伸びる追い切り内容だったが、今回の1週前追い切りでは自分から走っていくスピード感があった。気持ちの面での変わり身が感じられる内容。

メロディーレーン(9着、352kg(+6kg))<B>【優先出走馬(ファン投票17位)】
かなり小柄な牝馬で、これまであまり高評価を与えたことのない馬。ただこの中間は、CW、坂路とこれまで見たことのないような好時計が出ていて、一変の状況。1週前追い切りでも、ジョッキー騎乗とはいえ終いしっかり伸びて先着していて、前走とは明らかに出来が異なる。他馬との比較では水準に近づいたくらいの評価だが、この馬自身としては近走では一番の出来に近い。





<前走:その他のレース>
デアリングタクトヴィクトリアマイル:6着、486kg(+22kg)中5週)<C>【優先出走馬(ファン投票7位)】
休み明けの前走時は+22キロ。中間の追い切りの動きは予想以上に良いものだったが、パドックではお腹のあたりに余分な肉がだいぶ残っている感じに映った。この中間は2週前(坂路)と1週前(CW)の動きを見るに、足先だけで走っている感じで力強さや迫力が感じられない。反動が出ているのか、ガラッと良くなった感じがない。

パンサラッサドバイターフ:1着、3ヶ月)<B>【優先出走馬(ファン投票15位)】
距離を意識してなのか、1週前はCWを長めからの追い切り。有馬記念の時も同じような追い切りだったが、今回のほうが走りに余裕があり終いの伸びも良かった。連勝しているだけあって、馬も成長している感じ。

オーソリティドバイシーマクラシック:3着、3ヶ月)<B>【優先出走馬(ファン投票25位)】
1週前追い切りはやや気追い気味にも見える動きだったが、坂路、南Wと好時計が出ていて出来は良さそう。あとは関西への輸送と右回りでの競馬を克服できるか。

ステイフーリッシュ(ドバイゴールドカップ:1着、3ヶ月)<D>【賞金上位馬①】
海外で2連勝しての帰国初戦。この中間の乗り込み量は少なく、1週前追い切りでは同様に海外帰りのパンサラッサと併せて直線で離されてしまった。出来自体に不安あり。

グロリアムンディ(アンタレスS:2着、496kg(-8kg)中9週)<C>【賞金上位馬⑦】
調教駆けする馬で、この中間も好時計で先着していて動きも良く出来は良さそう。ただ、芝では1勝クラスを勝てなかった馬で決め手もなく、一気の相手強化に対応できるかは疑問。

ギベオン鳴尾記念:4着、508kg(+4kg)中2週)<B>【賞金上位馬⑥】
休み明けの前走時は、追い切りでの動きも良く、パドックでもスッキリした感じで太め感はなく好仕上りだった。この中間は間隔が詰まっているが、先週CWで好時計をマークするなど叩き2戦目での上積みも期待できそう。

サンレイポケット鳴尾記念:3着、480kg(±0kg)中2週)<B>【除外対象馬】
除外対象馬だが、休み明けの前走時に坂路で良い動きを見せていて、この中間も1週前に好時計と上積みが窺える。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ディープボンドタイトルホルダーヒシイグアスの3頭をあげておきます。



◇今回は、宝塚記念編でした。
宝塚記念というと、出走予定だったスーパークリークが回避して1強になったオグリキャップオサイチジョージに敗れた第31回。なかなかG1を勝てなかったメジロライアンが、同期のメジロマックイーンを負かしてG1初勝利を飾った第32回。天皇賞(春)3連覇をライスシャワーに阻止されたメジロマックイーンが、キッチリ人気に応えて強い競馬を見せた第34回。スペシャルウィークステイゴールドを、直線並ぶ間もなく突き放し圧倒的な強さでグラスワンダーが制した第40回あたりが印象に残っています。
昔の宝塚記念は頭数もそれほど揃わず、断然人気馬が強い競馬を見せるか、2強、3強対決というレースが多かった印象がありますが、近年は頭数、海外遠征明けでの出走、牝馬の活躍なども増え、昔とは様相がだいぶ変わった感じがします。その一方で、春の天皇賞から参戦してくる王道組に元気がないようなところもあり、その路線から確固たる主役級が出てくると宝塚記念はもっと盛り上がるのではないかと思います。今年は菊花賞天皇賞(春)の勝ち馬が海外出走組を迎え撃つ形になりますので、面白いレースになりそうです。




🎤あなたの夢はエフフォーリアタイトルホルダーかそれともデアリングタクトか。私の夢は・・・です。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年4月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】成長力溢れるリオンディーズ産駒/天皇賞(春)展望
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フローラSは内枠を生かしてラチ沿いを追走したエリカヴィータが、直線もインを捌いて抜け出して勝利。人気を集めたルージュスティリアは最下位という結果に終わった。

もっとも、勝ったエリカヴィータは枠順などに恵まれた面も大きい。2着に逃げたパーソナルハイ、3着に2番手追走のシンシアウィッシュ、4着にもイン追走のマイシンフォニーが入り、開幕週らしい逃げ先行&イン有利の決着となった。

そもそも今年のフローラSはメンバー自体がやや低調で、エリカヴィータは1勝馬でまだ条件戦にも出られる立場。それ以外の出走馬も大半が条件クラスで、オークスに繋がるかはかなり疑問の残るところ。今年は桜花賞組に関しても上位勢の適性が怪しいのでで、フローラSを終えてオークス戦線はますます混沌とした状況になって来た。

~年齢を重ねるごとに成績が上がるリオンディーズ産駒

さて、先週もう一つ気になったのは土曜の福島牝馬ステークス。勝ったアナザーリリックリオンディーズ産駒。リオンディーズは2015年の朝日杯FS勝ち馬。その後は勝利を挙げられずに故障で早期引退をしてしまったが、産駒は今年に入ってこれまで以上に活躍が目立つようになっている。現時点での代表産駒の一頭、テーオーロイヤル天皇賞(春)でも印を集めそうな位置にいる馬だし、前述のアナザーリリック、先週の晩春Sでは6着に敗れたが、それまでは年明けから4戦して2勝2着2回とオール連対のショウナンアレスなど、初年度産駒が4歳になり地力とつけて来ている。

そこで気になって調べてみると、やはりリオンディーズ産駒は年齢とともに成績が上がることがわかる。

リオンディーズ産駒の年齢別成績(データの数字は先週末終了時点)

2歳 勝率 7.8%
3歳 勝率 9.3%
4歳 勝率 16.2%

ご覧の通り、年齢を経るごとに明らかに成績の向上が見られる。初年度産駒は今4歳。リオンディーズ自身、現役時代は志半ばの引退となってしまったが、これから種牡馬として花開くかもしれない。馬券的にも妙味があるので、上手く手の内に入れて成長のサインを見極めたい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】ルビーカサブランカ(土曜福島11レース・福島牝馬S/5着)

小回り1800mは絶望的に合わないと思うのだが、なぜか連続して使われるという少々かわいそうな状況。今回も適性がない舞台を使われた分の敗戦で、騎手や馬の能力の問題ではない。恐らくこの後はマーメイドSあたりでは? いずれにしても2000m以上への延長なら即巻き返し可能。

天皇賞(春)展望

さて、今週末から再びG1が続く。まずは天皇賞(春)。今年も阪神が舞台となる。例によって注目馬を一頭挙げて締めたい。

ヒートオンビート池添謙一騎手)

ディープボンドタイトルホルダーは当然有力だが、それでは面白くないので、伏兵勢の中からヒートオンビートを推奨したい。ヒートオンビートは前走の日経賞で3着と健闘。逃げ&インが有利な流れだったが、上位勢の中では多少ロスがありながらの好走は評価できる。もともと未勝利を勝ち上がってからはほぼ崩れ知らずで、大きな不利があった2020年の西宮Sと大外枠から先行する形で流れに乗れなかった京都大賞典以外は馬券圏内を外していない。大一番での決め打ちが怖い池添騎手が騎乗する今回、上手く道中ロスなく立ち回れればチャンスがあって良い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年4月28日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(春)2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月1日(日) 阪神11R 第165回天皇賞(春)(4歳以上G1・芝3200m)


【登録頭数:18頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ダイヤモンドS出走馬>(中9週)
テーオーロイヤル(1着、456kg(±0kg))<A>
この中間も前走時と同様に、2週前、1週前と菱田騎手騎乗でCWを長めから好時計。動きを見ても終い重心が低くなり、前に伸びる感じで好調をキープしている。

ヴァルコス(4着、518kg(+8kg))<D>
菊花賞まではCW、DPコース、坂路と友道厩舎らしい調教内容だったが、その後3戦坂路のみでの調整に変わり、この中間も坂路のみでの調整。時計も特に目立つところはなく、1週前追い切りではまだ重さを感じる動きだった。

メロディーレーン(13着、346kg(-6kg))<E>
小柄な牝馬で毎回話題にはなるが、この中間も良好と言える時計は出ておらず、併せ馬でも遅れていて出来に不安あり。




<前走:阪神大賞典出走馬>(中5週)
ディープボンド(1着、510kg(+8kg))<B>【優先出走馬】
前走時のパドックではうるさい面を見せていた。この中間も乗り込み豊富で、2週前が坂路、1週前がCWで追われて前2走とほぼ同じ調整内容。1週前追い切りでは計測不能で時計は確認できないながらも、映像からは力強い走りで上積みが十分伝わってきている。

アイアンバローズ(2着、498kg(-2kg))<B>
この中間もCW中心に長めから好時計が出ている。1週前追い切りでは、前走時同様にでかなり行きたがる面を見せていて、動き自体は悪くないが、気性的に悪い面が出なければ......という印象。

シルヴァーソニック(3着、448kg(+2kg))<C>
近走差のない競馬が続いているが、勝ち切れていない。この中間もCWでは速い時計が出ているものの坂路では終いが甘くなっていて、そのあたりがレースで勝ちきれないところなのかもしれない。

マカオンドール(4着、492kg(±0kg))<A>
前走時はCW中心の調整だったが、この中間は連勝した時と同じ坂路中心の調整で好時計マークと、出来は前走以上。

ユーキャンスマイル(5着、514kg(+2kg))<B>
前走も悪くないレース内容だったが、この中間はコースと坂路を併用し、特に坂路での時計の良化が窺える。休み明けを一度使われたことでの上積み期待が見込める。

トーセンカンビーナ(7着、506kg(-2kg))<D>
この中間も特に良くなった感じはなく、大きな変化はなさそう。




<前走:日経賞出走馬>(中4週)
タイトルホルダー(1着、476kg(±0kg))<A>【優先出走馬】
今回は関西への輸送があるため、1週前に併せ馬でビッシリ追って先着。追えば速い時計の出る馬だが、それでもこれだけ強めに追えている時点で仕上りに問題はなさそう。

ヒートオンビート(3着、480kg(±0kg))<D>
もともと首が上がって重心が高い走りになるところがある馬。1週前追い切りでは持ったままの併走相手に遅れていて、前走時より物足りない動きだった。

クレッシェンドラヴ(4着、506kg(+2kg))<B>
前走時とこの中間と併せ馬での遅れがなくなり速い時計も出ていて状態は上向き。

ハヤヤッコ(5着、484kg(-14kg))<C>
1週前追い切りは左回で行われているが、5勝のうち4勝している左回りでの走りにしては動きが物足りなかった。右回りも芝も問題ないとは思うが、状態面での不安が残る。

ディバインフォース(11着、464kg(±0kg))<C>
追い切りでは速い時計が出る馬でスピード感はあるが、長距離戦を使われている馬の割には力強さがない走りで。




<前走:その他のレース出走馬>
マイネルファンロン(AJCC:2着、490kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
休み明けも、この中間南Wで好時計を連発。1週前の動きを見ても回転の速い走りで勢いあり。

タガノディアマンテ京都記念:2着、484kg(+4kg))<B>
休み明けの2走前から坂路のみでの調整に変えてきているが、この中間は乗り込み本数の割に好時計が少ないか。

ハーツイストワール(早春S:1着、490kg(+2kg)3ヶ月)<B>
下のクラスの馬で休み明けで迎えるが、南Wで好時計が出ていて1週前は持ったままで楽に前に出て追われてさらに伸びてと、状態面は問題なさそう。あとは相手が一気に強くなることと、関西への輸送をクリアできれば。

ロバートソンキー(御堂筋S:1着、482kg(+16kg))<B>
間隔を空けて使ってきた馬で、馬体重の増減が大きいところがあるタイプ。前走時は調教では強めに何本も追われていて、さらに関西への輸送もありながら馬体が大きく増えていた。パドックでも胸前からお腹のあたりに余裕があり、馬体が絞り切れていなかった印象。この中間も追い切りでは速い時計が出ていて、上積みも期待できそう。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、テーオーロイヤルタイトルホルダーマカオンドールマイネルファンロンの4頭をあげておきます。



◇今回は、天皇賞(春)編でした。
長距離レースは、騎手の腕が大きく左右するといわれています。
春の天皇賞を初めて観た(TV観戦)のが、スーパークリークが勝った第101回天皇賞(春)でした。前年秋の激闘から復帰し、前走の大阪杯をキッチリ勝ってこのレースに臨んできたスーパークリーク。昨年の覇者で有馬記念で負かされているライバルのイナリワンには、何としてでも勝ってもらいたいと応援にも力が入りました。レースは武豊騎手の落ち着いた騎乗で直線迫りくるイナリワンを退けての勝利。今考えてみると、競馬をしっかり観るようになってまだ半年ほどの当時は、馬が強いという思いのほうが強かったように思いますが、この時の武豊騎手の騎乗はかなり凄いものでした。これだけの人気馬で、二十歳そこそこの若い騎手ができる乗り方ではありません。それだけ馬の強さを誰よりも分かっていて、コントロールも自在にできるだけの自信(前年はイナリワンで内をピッタリ走り、この年は外々を走っているだけでも)と、何といってもジャパンカップ有馬記念とこの馬で勝てなかった悔しさと経験が、ここに繋がったのではないかと思います。加えて、前年はライバルのイナリワンでこのレースを勝っていますが、同馬はかなり乗り難しく、一方で昨年のようなレースをされてしまうと最も怖い馬だということを、武豊騎手自身が誰よりも良く把握していたからこその、相手の動きを見ながらのあのポジション取り。天才武豊ここにあり!! と言える、好きなレース(騎乗)のひとつです。
今年のメンバーを見渡すと、人気になる馬が前でレースをすることになりそうで、他の騎手がどのタイミングでどう仕掛けるか。ここが非常に見どころで、乗り役の手腕が結果を左右するこれぞ長距離戦、というレースが今から楽しみです。



天皇賞(春)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年4月24日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年04月24日号】特選重賞データ分析編(303)~2022年天皇賞(春)
閲覧 2,315ビュー コメント 0 ナイス 2



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(春) 2022年05月01日(日) 阪神芝3200m外内


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつJRA、かつ2200~3200m、かつG1・G2のレース”において1着となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [4-5-4-15](3着内率46.4%)
×なし [1-0-1-48](3着内率4.0%)

 これまでの戦績を素直に評価したい一戦。2021年1着のワールドプレミアと2021年3着のカレンブーケドールはこの条件をクリアしていなかったものの、両馬はそれぞれ2020年の有馬記念で5着(同着)となるなど、芝長距離戦線においては実績上位でした。今後も基本的には同様の傾向が続くと見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→タイトルホルダーディープボンド
主な「×」該当馬→ディバインフォーステーオーロイヤルヒートオンビートマイネルファンロン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「父がサンデーサイレンス系以外の種牡馬」の馬は2017年以降[0-0-0-24](3着内率0.0%)
主な該当馬→タイトルホルダーディバインフォーステーオーロイヤルヒートオンビート

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ヒートオンビートの口コミ


口コミ一覧
閲覧 163ビュー コメント 0 ナイス 5

日経賞
【指数】
1位😀アスクビクターモア   99.6
2位😀タイトルホルダー   99.5
3位   ボッケリーニ   97.8
4位   ヒートオンビート   97.6
5位   ディアスティマ   97.0

毎日杯
1位😀ノッキングポイント   89.5
2位   フルメタルボディー   89.1
3位   セレンディピティ   88.6
4位   シーズンリッチ   88.4
5位😀キングズレイン   88.1

マーチステークス
1位😀ハピ   99.4
2位😀ハヤブサナンデクン   99.1
3位   スマッシングハーツ   98.0
4位 サンライズホープ   98.0
5位   カテドラル   97.5

高松宮記念
1位   ピクシーナイト   101.2
2位😀ナムラクレア   101.0
3位😀メイケイエール   100.8
4位   トゥラヴェスーラ   100.3
5位   グレナディアガーズ   100.3

  2023年3月20日(月) 10:19
日経賞の仮登録段階出馬表画像載せてみます 
閲覧 91ビュー コメント 0 ナイス 9

皆さん、おはようございます

昨日の日記も別に後ろ向きでなし
切り替え切り替え、行ければと

さて週末はG1の高松宮記念含め4つもあるんですね
高松宮記念、マーチS、毎日杯、そして日経賞
日経賞は頭数も少ないので、とりあえず仮登録段階出馬表画像作ってみました

なんだか主導権争いがどうなるんですかねぇ
行った行ったなるのかどうなのか

1角1番手、4角1番手、前1位がタイトルホルダー
そして前2位がアスクビクターモア
そして前4位のディアスティマ

これらが1角、4角位置から見て舞え争いですかねぇ

それに食い込むとすればキングオブドラゴンでしょうか

前目の馬揃うなら、うしろから差す馬をぶつけるのが良いんでしょうかねぇ

となると後1位がライラック
で、後2位がこれまたアスクビクターモア
前目で行けつつ、そこから差しに行く感じでしょうか

あとはヒートオンビート
近走振るわんボッケリーニ

ざっと目につくのはこの辺でしょうか


とりあえずこんな感じの日経賞の事前登録段階の出馬表画像となります

勿論、確定時に頭数増減あると数値も替わります

アテならんかもしれませんが
参考程度に目安程度になりゃいいなと

良けりゃ見てやってください


では

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 しんちゃん51 2022年11月26日() 07:13
江坂特別&シャングリラステークス&茨木ステークス&キャピ...
閲覧 248ビュー コメント 0 ナイス 30

おはよ~♪

11月26日ですね!

ようやく待ちに待った週末ですよ。

週の真ん中、水曜日!が休みだったけど

疲労困憊著しいぃ~。

なのでここらで馬券当てて元気を取り戻そう(^^♪

阪神9R 江坂特別

◎⑩ナムアミダブツ
△①ブラックラテ
△④サンセットクラウド
△⑥サンデージャック
△⑦タイムオブフライト
△⑨ハーツオブシャカ

馬連⑩ー①・④・⑥・⑦・⑨への5点。

乗り難しいタイプらしいけど比較的菱田クンとは手が合うタイプ。ここ2戦で1着2着だしね。
まくり上げて好走するタイプなんで外枠引けたのも良いのかな?スムーズにまくれそう。

東京10R シャングリラステークス

◎④ロードシュトローム
△⑦レーヴリアン
△⑧オーマイガイ
△⑪イグザルト
△⑬ヴァルツァーシャル

馬連④ー⑦・⑧・⑪・⑬への4点。

昇級初戦だけど前走の勝ち時計なら十分通用するね。東京千四ダートは先行有利なんで脚質もOK。
ここも主張すればハナ行けそうなんで剛腕ウチパクが何とか持たせてくれないかな?

阪神10R 茨木ステークス

◎⑪リリーミニスター
△①トモジャリア
△②ヘラルドバローズ
△⑧メイショウユズルハ
△⑩ヴィゴーレ
△⑬クロニクル

馬連⑪ー①・②・⑧・⑩・⑬への5点。

前走は差し決着となった様に展開が厳しかったかな?2走負けて連対、そこからまた2走負け。
なら今回は連対する番?確固たる逃げ馬はいないんで思い切ってハナ切っても面白いかも?

東京11R キャピタルステークス

◎⑧ラインベック
△②ヴィジュネル
△④ララクリスティーヌ
△⑤グラティアス
△⑯ダーリントンホール
△⑱キングエルメス

馬連⑧ー②・④・⑤・⑯・⑱への5点。

ノルカソルカが最近行けてないんで上手くハナ行けるかな?叩き2戦目で出来も上がってるみたいだし。
前走は忙しかったんでマイルへの距離延長も良さ気。今まで使って二千は少々長かった感あるし。
馬場が渋っても問題無いタイプなんでね。去勢効果も見られるみたいだし穴に一考。どんだけ~。

阪神11R 京都2歳ステークス

◎②シュタールヴィント
〇⑧スマラグドス
▲⑥グランヴィノス
△⑭ロードプレイヤー
△⑦グリューネグリーン
△⑩コスモサガルマータ

馬連②ー⑥・⑦・⑧・⑩・⑭への5点。
馬単②ー⑥・⑦・⑧・⑩・⑭への5点。
三連複②・⑧ー⑥・⑦・⑩・⑭への4点。

阪神内回りの二千で更にBコース。内枠で先行出来そうなシュタールヴィントが本命。
マルセリーナの仔なんでヒートオンビートラストドラフトの弟。良血馬だね。
坂井騎手は逃げ先行馬を得意としてるんで脚質もOKかな?

今日はここまでよぉ~。

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コメント一覧
3:
  HELPRO   フォロワー:1人 2021年10月10日() 15:45:19
戸崎が間抜けな騎乗をした。序盤戦で3連勝などするから大事な所で役に立たない。流石は元地方。道理でダービー勝てない訳だ!
2:
  HELPRO   フォロワー:1人 2020年11月22日() 15:10:41
戸崎が入賞も出来ないのが不思議。
どうせボンクラ息子にハナッカラ負けるつもりで乗ってたんだろ。
日本人の恥とは手抜きを平気でやるこの連中の事!
1:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年7月4日() 20:00:55
鉄板軸jp。川田

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2022年11月6日アルゼンチン共和国杯 G23着
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2022年11月6日 アルゼンチン共和国杯 G2 3着
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