アリーヴォ(競走馬)

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アリーヴォ
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写真一覧
抹消  鹿毛 2018年5月17日生
調教師杉山晴紀(栗東)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績12戦[5-1-3-3]
総賞金14,711万円
収得賞金4,550万円
英字表記Arrivo
血統 ドゥラメンテ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
アドマイヤグルーヴ
エスメラルディーナ
血統 ][ 産駒 ]
Harlan's Holiday
Tasha's Star
兄弟 ダミエ
市場価格
前走 2022/06/26 宝塚記念 G1
次走予定

アリーヴォの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1871312.0714** 牡4 58.0 武豊杉山晴紀 504
(+4)
2.12.1 2.436.9⑰⑰⑰⑰タイトルホルダー
22/04/03 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 165947.573** 牡4 57.0 武豊杉山晴紀 500
(-2)
1.58.5 0.135.0⑫⑩⑨⑥ポタジェ
22/02/20 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 168164.411** 牡4 54.0 横山和生杉山晴紀 502
(+2)
1.49.2 -0.335.3⑨⑨⑧⑧ランブリングアレー
22/01/15 小倉 11 壇之浦S 3勝クラス 芝1800 12562.511** 牡4 55.0 吉田隼人杉山晴紀 500
(+8)
1.46.2 -0.034.4⑦⑦⑥⑤イルマタル
21/10/24 阪神 11 菊花賞 G1 芝3000 1871340.3117** 牡3 57.0 M.デムー杉山晴紀 492
(0)
3.05.8 1.235.4⑧⑨⑦⑦タイトルホルダー
21/08/14 小倉 10 柳川特別 2勝クラス 芝2000 10222.711** 牡3 54.0 川田将雅杉山晴紀 492
(+2)
2.05.1 -0.037.5⑧⑥⑦④ラストヌードル
21/07/03 小倉 8 国東特別 1勝クラス 芝2000 7331.611** 牡3 54.0 川田将雅杉山晴紀 490
(0)
1.57.5 -0.034.5④④④④カレンルシェルブル
21/05/22 中京 9 メルボルンT 1勝クラス 芝2200 9881.913** 牡3 56.0 C.ルメー杉山晴紀 490
(-2)
2.14.8 0.234.7⑤⑤⑤⑤タイソウ
21/04/10 新潟 10 ひめさゆり賞 1勝クラス 芝2000 7553.122** 牡3 56.0 吉田隼人杉山晴紀 492
(+8)
1.59.5 0.034.3ヴェローチェオロ
21/02/20 小倉 6 3歳未勝利 芝1800 167133.411** 牡3 56.0 吉田隼人杉山晴紀 484
(-4)
1.48.1 -0.335.0⑨⑨⑥④スズカトップバゴ
20/12/27 阪神 4 2歳未勝利 芝2000 16118.533** 牡2 55.0 西村淳也杉山晴紀 488
(+8)
2.01.8 0.435.8ハッピーオーサム
20/10/03 中京 4 2歳新馬 ダ1800 1651020.2711** 牡2 55.0 北村友一杉山晴紀 480
(--)
1.58.1 4.241.0⑪⑩⑨⑨ハンディーズピーク

アリーヴォの関連ニュース

2022年のGⅢ小倉大賞典を勝ったアリーヴォ(栗・杉山晴、牡6)が22日付で競走馬登録を抹消した。JRA通算12戦5勝で獲得賞金は1億4711万3000円。今後は乗馬となる予定だが、けい養先は未定。

2022年のJpnⅡレディスプレリュードを勝ったプリティーチャンス(栗・野中、牝7)も22日付で抹消。通算25戦5勝(うち地方7戦1勝)で、獲得賞金は1億2347万3000円(同5737万円)。今後は繁殖牝馬となる予定だが、けい養先は未定。

2022年小倉大賞典勝ち馬のアリーヴォが引退 2024年2月21日(水) 19:46

2022年の小倉大賞典勝ち馬で、同年の宝塚記念14着後、休養していたアリーヴォ(栗・杉山晴、牡6)の引退が決まった。休養理由だった右前屈腱炎の症状が悪化したためで、馬主のシルク・ホースクラブが21日、ホームページで発表した。通算12戦5勝。重賞は1勝。

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【血統アナリシス】小倉大賞典2024 トニービンやハービンジャーといった持久力に長けた欧州の重厚な血脈を評価しやすい 2024年2月17日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は小倉大賞典2024・血統予想をお届けします!


コース形態から平均的なラップを刻む展開になりやすいため、トニービンやCaro、Seattle Slewといった長くいい脚を使える長所を持つ血脈が狙い目となる。これには16頭中15番人気、ブービー人気ながら2着に激走した2018年クインズミラーグロ(母の父がCaro直系のIn Excess、2代母の父がSeattle Slew直仔のSlewpy)のような大穴も含まれる点に注意したい。

また、近年はGalileoやハービンジャーといった欧州の重厚な血脈も評価しやすく、前者の直系には11番人気で勝利をつかんだ2021年テリトーリアル(父Teofilo)、クビ差2着と接戦を演じた2019年タニノフランケル(父Frankel)などが該当。一方、後者は父としても母の父としても存在感を放ち、2023年は1着ヒンドゥタイムズ、3着バジオウと同種牡馬の血を引く2頭がそろって好走していた。

ゴールドエクリプスは、父ドゥラメンテ×母ゴールドグローリー(母の父ハービンジャー)。同産駒からは22年の勝ち馬アリーヴォが出ており、昨年は「父×母の父」の血統構成が近いバジオウも10番人気で3着と激走。いずれも名牝エアグルーヴを介してトニービンの血脈を持つことも評価しやすいところだろう。本馬自身も小倉芝1800mは2戦2勝と底を見せていない巧者であり、全4勝が直線平坦コースの芝1800mであることも特筆に値する。

シフルマンは、父ハービンジャー×母ラブリネスオブパリ(母の父サンデーサイレンス)。2代母は96年秋華賞を勝ったファビラスラフインとなるが、同馬を牝祖とする一族は小倉芝1800mに良績が集まり、小倉大賞典でも14年ブレイズアトレイルが4番人気3着と好走している。前述のとおり、父は昨年の勝ち馬ヒンドゥタイムズ、母の父としても3着バジオウを出した勢いがあるので、今年も動向を注視したい血脈の筆頭といえるだろう。

カテドラルは、父ハーツクライ×母アビラ(母の父ロックオブジブラルタル)。本馬は昨年の小倉大賞典で9番人気2着、勝ち馬とはハナ差の接戦を演じていたが、小倉芝1800mは重賞ばかり3戦して「0-3-0-0」と連対を外していない相性のいいコース。ハーツクライを介してトニービンを持つこともレース傾向から強調しやすく、トニービンとデインヒルを併せ持つ観点では、昨年3着のバジオウと共存したことにも頷ける部分がありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ゴールドエクリプス ⑯シフルマン ②カテドラル

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【若駒ピカイチ】大物感十分のターコイズフリンジ 母系はスピードとパワー兼備 2023年12月19日(火) 04:40

ターコイズフリンジ(16日、中山新馬、芝2000メートル)=美浦・田中博康厩舎、牡、父ブラックタイド、母アズールムーン、母の父マリブムーン

《戦評》道中は中団を追走し、気合をつけられながら勝負どころで外を通って進出。残り1ハロンで先頭に並びかけると、鞍上のアクションに応えて脚を伸ばして押し切った。勝ち時計2分1秒1(良)も優秀だ。

《血統》関東オークスVのエスメラルディーナは伯母で、その産駒に小倉大賞典勝ちのアリーヴォがいる。スピードとパワーを兼ね備えた優秀な母系の出身だ。

《将来性》「スタートはまずまずの出でしたが、道中はフワフワしながら走っていました。(最後の)コーナーで(他馬と)接触してバランスを崩しましたが、直線で追ってからはしっかりと伸びてくれました」とマーカンド騎手は評価した。堂々たる勝ちっぷりは大物感十分。折り合いも問題なく、距離が延びてもよさそうだ。クラシック戦線での活躍が期待できる。(三浦凪沙)

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【2歳新馬・中山5R】ターコイズフリンジが中団から豪快に追い込み快勝 2023年12月16日() 13:24

12月16日の中山5R(2歳新馬、芝2000メートル、18頭立て)は、トム・マーカンド騎手の2番人気ターコイズフリンジ(牡、美浦・田中博康厩舎)が道中は中団を追走すると、直線で豪快な追い込みを決めてデビュー勝ちを果たした。タイムは2分1秒1(良)。

好位から早めに先頭に立って粘り込んだミッキーラッキー(3番人気)が1馬身1/4差の2着、さらにクビ差の3着にはロンギングドルチェ(6番人気)が入った。単勝1.8倍と断然人気に支持されたリュケイオンは、後方から懸命に追い上げたものの5着に敗れている。

ターコイズフリンジは、父ブラックタイド、母アズールムーン、母の父Malibu Moonという血統。伯母にJpnⅡ関東オークス、韓国のトゥクソムCを制したエスメラルディーナがおり、その産駒のアリーヴォは昨年の小倉大賞典を制し大阪杯でも3着に健闘している。

◆T.マーカンド騎手(1着 ターコイズフリンジ)「スタートはまずまずの出でしたが、道中はフワフワしながら走っていました。コーナーで(他馬と)接触しテバランスを崩しましたが、直線で追ってからはしっかりと伸びてくれました」

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【POG調査隊】大型馬ターコイズフリンジは気持ち前向き 16日の中山芝二千でデビュー 2023年12月6日(水) 04:55

ターコイズフリンジは、伯母にJpnⅡ関東オークス、韓国のトゥクソムCを制したエスメラルディーナ。その産駒のアリーヴォは昨年の小倉大賞典を制し、大阪杯でも3着に健闘した。11月30日には美浦Wコース5ハロン68秒8―11秒7を馬なりでマークし、手応え優勢に僚馬2頭と併入。「大型馬(540キロ前後)で体は引き締まっていないが、気持ちが前向きで、動きの質もいいですね」と田中博調教師は期待する。初陣は16日の中山芝2000メートルで、鞍上はマーカンド騎手を予定。




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アリーヴォの関連コラム

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先週の宝塚記念は◎ヒシイグアスで初志貫徹。道中の位置取り、コース取りともにほぼ完璧で、4コーナーでは勝ったかと思ったが前に一頭強い馬がいた。その勝ったタイトルホルダーは、距離短縮も2番手からの競馬もまったく問題なく完勝だった。

ドゥラメンテ産駒はこれで今年の春G14勝目。スターズオンアース桜花賞オークスの2冠を制覇し、タイトルホルダー天皇賞(春)宝塚記念を制覇。そのほかの産駒を見ても、アリーヴォは条件クラスから連勝で重賞初制覇し大阪杯でも3着、バーデンヴァイラーは初ダートから6戦5勝と破竹の勢いで重賞に挑んだ。

ドゥラメンテ共同通信杯2着から皐月賞日本ダービーの2冠を達成した馬で、父同様に充実期に一気に力をつける印象がある。つくづく早逝が惜しまれるが、馬券を買う上では一気に力をつけて行くタイミングを逃さないようにしたい。

なお、先週の阪神芝は宝塚記念もそうだったように外枠不利が顕著。特に15番枠より外の馬は22頭が出走して1頭も馬券に絡めなかった。宝塚記念で言えば15番枠のディープボンドの4着は大健闘。次走はどこを使ってきても初戦から狙ってみたい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】シルバーエース(土曜阪神9レース・鷹取特別/3着)

今回はかなりメンバーが揃った強敵相手に加えて展開も厳しく想定外に絡まれる形になったが、それでもバッタリ止まらないのは地力の証。絡んで来た同型馬は早々に失速し14着に沈んでおり、本馬の3着はむしろ良く粘ったといえる。自分の形ならとにかくしぶといので、現級なら引き続き軸で信頼していい。

~ラジオNIKKEI賞展望

では、いつも通り週末の注目馬で締めたい。今週末からはいよいよ本格的に夏のローカル開催がスタート。ココではラジオNIKKEI賞の注目馬を取り上げたい。

クロスマジェスティ三浦皇成騎手)

注目はクロスマジェスティ三浦皇成騎手。前走の桜花賞はイン有利の立ち回り勝負でチグハグな競馬になってしまい惨敗。相手も強かったのでノーカウントでOKだろう。父ディーマジェスティの産駒は小回り巧者が多く、皐月賞を制した父同様に中山やローカルコースでの活躍が目立つ。そういう意味で福島1800mへのコース替わりはプラス。コーナーも上手なので、上手く好位で流れに乗れればチャンスがありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2022年6月23日(木) 13:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 宝塚記念2022  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



6月26日(日)阪神11R 第63回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:大阪杯出走馬>(3ヶ月)
ポタジェ(1着、468kg(+2kg))<C>【優先出走馬(ファン投票4位)】
休み明けで乗り込み豊富。1週前追い切りの動きを見ると力強い走りで迫力もあるが、終い重心が高くなり伸びきれず。

アリーヴォ(3着、500kg(-2kg))<C>【優先出走馬(ファン投票26位)】
この中間はこれまでの追い切りと比べると時計がかかっている感じあり。大きな馬で太め残りが心配。

ヒシイグアス(4着、494kg(+9kg))<A>【優先出走馬(ファン投票23位)】
この中間は3週連続レーン騎手が騎乗しての調整。動きも素軽く終いの伸びも良好で、出来は前走以上。

アフリカンゴールド(7着、468kg(±0kg))<C>【賞金上位馬④】
この中間もCWで前走時と変わらない時計が出ていて調子は良さそうだが、元々硬さのある動きをする馬で先行勢も揃っていて、これまで以上の出来でないと厳しい。

エフフォーリア(9着、522kg(+6kg))<C>【優先出走馬(ファン投票2位)】
この中間は、日曜日に坂路で追っていたところを南Wに変え、乗り込み不足を解消する内容に変えてきた。ただ、左にモタれたり手応えもイマイチで、何よりも迫力が感じられない。

キングオブコージ(11着、506kg(+10kg))<B>【賞金上位馬③】
前走時も乗り込まれていたが、馬体を絞れず太め残り。乗り込み量は今回も豊富で、併せ馬の本数を増やしてきた。1週前追い切りでは、坂路馬なり調整で時計平凡も、重め感なく、動きも素軽く仕上りは良さそう。

ウインマリリン(16着、462kg(-10kg))<B>【賞金上位馬②】
前走時は休み明けでも馬体が減っていて、パドックではトモが寂しく元気もなかった。この中間も南Wでの調整だが、動きも良くなり終いの伸びにも良化が窺え、上積みが感じられる。





<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)
タイトルホルダー(1着、474kg(-2kg))<A>【優先出走馬(ファン投票1位)】
今年3戦目で、この中間も南Wで好時計をマーク。1週前追い切りの映像からも、左回りということもあってコーナリングもスムーズで、集中した走りで順調ムードが漂う。

ディープボンド(2着、504kg(-6kg))<AA>【優先出走馬(ファン投票8位)】
大きな馬の叩き3戦目で、この中間も乗り込み豊富で坂路、CWと好時計を連発。1週前追い切りの動きを見ても、直線に向く時の手応えが抜群で、追われてからの伸び脚も重め感がなく素軽くなった印象を受ける。それでいて重心は高くならず力強さを伝えていて、近走の中ではベストの状態で出走できそう。

ヒートオンビート(4着、478kg(-2kg))<B>【除外対象馬】
この中間は2週前、1週前と好時計が出ており、併せ馬でも先着をはたすなど前走時よりも好印象。除外対象馬だが仕上がりは良く、出来は前走以上。

アイアンバローズ(5着、496kg(-2kg))<B>【賞金上位馬⑧】
前走時はCWでの時計は特に変わらなかったものの、坂路での時計がかかっていた。この中間は日曜日の坂路での時計もしっかり出ていて、好走時の出来に近い内容だった。

マイネルファンロン(6着、478kg(-12kg))<B>【賞金上位馬⑤】
休み明けの前走時は、追われて終い伸びる追い切り内容だったが、今回の1週前追い切りでは自分から走っていくスピード感があった。気持ちの面での変わり身が感じられる内容。

メロディーレーン(9着、352kg(+6kg))<B>【優先出走馬(ファン投票17位)】
かなり小柄な牝馬で、これまであまり高評価を与えたことのない馬。ただこの中間は、CW、坂路とこれまで見たことのないような好時計が出ていて、一変の状況。1週前追い切りでも、ジョッキー騎乗とはいえ終いしっかり伸びて先着していて、前走とは明らかに出来が異なる。他馬との比較では水準に近づいたくらいの評価だが、この馬自身としては近走では一番の出来に近い。





<前走:その他のレース>
デアリングタクトヴィクトリアマイル:6着、486kg(+22kg)中5週)<C>【優先出走馬(ファン投票7位)】
休み明けの前走時は+22キロ。中間の追い切りの動きは予想以上に良いものだったが、パドックではお腹のあたりに余分な肉がだいぶ残っている感じに映った。この中間は2週前(坂路)と1週前(CW)の動きを見るに、足先だけで走っている感じで力強さや迫力が感じられない。反動が出ているのか、ガラッと良くなった感じがない。

パンサラッサドバイターフ:1着、3ヶ月)<B>【優先出走馬(ファン投票15位)】
距離を意識してなのか、1週前はCWを長めからの追い切り。有馬記念の時も同じような追い切りだったが、今回のほうが走りに余裕があり終いの伸びも良かった。連勝しているだけあって、馬も成長している感じ。

オーソリティドバイシーマクラシック:3着、3ヶ月)<B>【優先出走馬(ファン投票25位)】
1週前追い切りはやや気追い気味にも見える動きだったが、坂路、南Wと好時計が出ていて出来は良さそう。あとは関西への輸送と右回りでの競馬を克服できるか。

ステイフーリッシュ(ドバイゴールドカップ:1着、3ヶ月)<D>【賞金上位馬①】
海外で2連勝しての帰国初戦。この中間の乗り込み量は少なく、1週前追い切りでは同様に海外帰りのパンサラッサと併せて直線で離されてしまった。出来自体に不安あり。

グロリアムンディ(アンタレスS:2着、496kg(-8kg)中9週)<C>【賞金上位馬⑦】
調教駆けする馬で、この中間も好時計で先着していて動きも良く出来は良さそう。ただ、芝では1勝クラスを勝てなかった馬で決め手もなく、一気の相手強化に対応できるかは疑問。

ギベオン鳴尾記念:4着、508kg(+4kg)中2週)<B>【賞金上位馬⑥】
休み明けの前走時は、追い切りでの動きも良く、パドックでもスッキリした感じで太め感はなく好仕上りだった。この中間は間隔が詰まっているが、先週CWで好時計をマークするなど叩き2戦目での上積みも期待できそう。

サンレイポケット鳴尾記念:3着、480kg(±0kg)中2週)<B>【除外対象馬】
除外対象馬だが、休み明けの前走時に坂路で良い動きを見せていて、この中間も1週前に好時計と上積みが窺える。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ディープボンドタイトルホルダーヒシイグアスの3頭をあげておきます。



◇今回は、宝塚記念編でした。
宝塚記念というと、出走予定だったスーパークリークが回避して1強になったオグリキャップオサイチジョージに敗れた第31回。なかなかG1を勝てなかったメジロライアンが、同期のメジロマックイーンを負かしてG1初勝利を飾った第32回。天皇賞(春)3連覇をライスシャワーに阻止されたメジロマックイーンが、キッチリ人気に応えて強い競馬を見せた第34回。スペシャルウィークステイゴールドを、直線並ぶ間もなく突き放し圧倒的な強さでグラスワンダーが制した第40回あたりが印象に残っています。
昔の宝塚記念は頭数もそれほど揃わず、断然人気馬が強い競馬を見せるか、2強、3強対決というレースが多かった印象がありますが、近年は頭数、海外遠征明けでの出走、牝馬の活躍なども増え、昔とは様相がだいぶ変わった感じがします。その一方で、春の天皇賞から参戦してくる王道組に元気がないようなところもあり、その路線から確固たる主役級が出てくると宝塚記念はもっと盛り上がるのではないかと思います。今年は菊花賞天皇賞(春)の勝ち馬が海外出走組を迎え撃つ形になりますので、面白いレースになりそうです。




🎤あなたの夢はエフフォーリアタイトルホルダーかそれともデアリングタクトか。私の夢は・・・です。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年4月8日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】積み重ねた実績がアテにならない内回り戦/桜花賞展望
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大阪杯高松宮記念に続いての波乱の結末。勝ったのは金鯱賞4着から巻き返したポタジェ。2強と目されたエフフォーリアジャックドールはともに馬券にも絡めない惨敗だった。

勝ったポタジェは重賞に挑戦するようになってからなかなか勝ち切れないレースが続いていたが、持ち味の立ち回りの上手さとしぶとさを最大限に生かした。ディープ産駒ながらキレ味で勝負するタイプではなく、内回りで淀みなく流れたこともプラスに働いた。

2着レイパパレは昨年の覇者で適性の高さは証明済み、3着アリーヴォも小倉のタフな小回り戦を制して参戦してきた馬だった。

基本的に日本のビッグレースは東京や京都外回り、阪神外回りといった直線まで脚を溜めて瞬発力を競う舞台で行われる。だからこそ、そういった舞台で輝けない馬たちが、内回りの持久力戦で巻き返す。

…と終わってみれば何でも言えるだろうという話なのだが、競馬は基本的に同じことの繰り返し。あのアーモンドアイキタサンブラックコントレイルがキャリアの中で数少ない大凡走をしたのも小回りの持久力戦だった。次回同じことが起こった時にはキッチリとモノにできるようにしたい。

ニュージーランドTも外枠や差し勢の一発に注意

先週は土曜日に行われたダービー卿CTも大波乱。こちらも馬場が荒れて来た中山で差しが届くレースになったことが波乱の要因。中山芝1600mというと基本的には内枠先行が有利な立ち回り戦になりがちだが、連続開催に加えて逃げ先行馬が揃ったことで今回は差し馬が台頭。道中後方集団にいた11番人気のタイムトゥヘヴン、12番人気のフォルコメンが直線で伸びて来た。

今開催の中山芝重賞は、芝1800mの中山牝馬Sも大波乱。この時は大外枠のクリノプレミアムが外から差し切り勝ち。通常のイメージとは逆の馬が走るとき、配当も大きくなる。今週末もダービー卿CTと同じ中山芝1600mのニュージーランドTが控えている。Bコース2週目で馬場の損耗もより大きくなる可能性が高く、従来の内枠先行イメージとは異なる狙いをすることが穴馬券を手にする第一歩かもしれない。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】キタノセレナード(日曜阪神1レース・3歳未勝利/2着)

ベタな狙いではあるが…馬場状態を考えると差しは楽ではなかったが、地力で外から伸びて来た。1800mなら常に安定した末脚出せるので引き続き有力。次走も連複軸は手堅い。馬場次第では2~3着付けで勝負しても面白いタイプ。

桜花賞展望

さて、今週末はいよいよクラシック第一弾・桜花賞。今年の牝馬は大混戦模様で直行組やトライアル組など様々な路線から有力馬が参戦するので、予想をする側は腕の見せ所となりそうだ。というわけで、今回も注目馬を一頭挙げてみたい。

ウォーターナビレラ武豊騎手)

注目はウォーターナビレラ。前走のチューリップ賞では5着に敗れているが、直線は行くところ行くところで前が塞がり追い出しに入れない不利が大きかった。もともと好スタートからサッと好位に取り付けるセンスが武器で、多頭数の大舞台でその立ち回りの上手さは大きなアドバンテージになる。スパッと切れる脚があるわけではないので勝ち切れるかどうかはともかくとして、連複軸としてなら大いに期待できる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年3月31日(木) 09:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 大阪杯2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


4月3日(日) 阪神11R 第66回大阪杯(4歳以上G1・芝2000m)


【登録馬:18頭】(フルゲート:16頭)


<前走:香港C、有馬記念 出走馬>(3ヶ月半)

ヒシイグアス(前走:香港C2着、485kg(-3kg))<C>
香港Cからの休み明け。1週前には南Wでかなり速い時計がでているが、これまでの休み明けと比べると追い切り本数が少なく息切れが心配。

エフフォーリア(前走:有馬記念1着、516kg(+2kg))<B>
この中間も牧場から帰ってきての追い切り内容は、ここ2戦と同じような内容。かなり良かった天皇賞(秋)当時とまではいかないが、有馬記念時とほぼ似た内容で出来に関しては問題なさそう。




<前走:金鯱賞 出走馬>(中2週)

ジャックドール(1着、506kg(-2kg))<B>【優先出走馬】
間隔を空けて使われてきた馬。前走は相手も一気に強くなることもあってか、しっかり仕上げられていたところがあり、そこから今回は中2週。近走とは違う調整となる。能力が高いことは間違いないが、それも状態が良いことが大前提であり、前走時のパドックでは少しカリカリしているところも窺えた。最終追い切りの動きを、これまで以上に気をつけて見たい一頭。

レイパパレ(2着、430kg(-4kg))<C>
前走時のパドックではかなりトモが寂しく映り、馬体面の成長がない。昨年の勝ち馬ではあるが、今年はこれまで経験したことのない中2週での参戦。これまでのように馬体の回復に必要な時間が少なく、前走以上の出来での出走は厳しいのではないか。

アカイイト(3着、512kg(-4kg))<B>
パドックでは大きな馬の割にトモが寂しく映るタイプ。エリザベス女王杯当時のように、重心が低くドッシリとして見せている時のほうが良い。前走マイナス体重で今回、中2週で迎えることになるが、1週前に坂路で強めに追われ好時計と上積みが期待できそう。

ポタジェ(4着、466kg(-8kg))<C>
叩き3戦目となるこの中間は、1週前に馬なりでの調整。大きな変わり身は感じられない。

ショウナンバルディ(6着、454kg(-4kg))<A>
休み明けを3戦したが、前走時のパドックでも好馬体披露、この中間も1週前には坂路で好時計をマーク。出来は良さそう。

ステラリア(11着、498kg(+8kg))<B>
休み明けの前走時は、長めから本数も多く追われていて、馬体こそ増えていたもののパドックでは好馬体を見せていて出来も悪くなさそうだった。この中間1週前も金曜日に長めから好時計が出ていて、叩き2戦目での上積みが感じられる。




<前走:京都記念 出走馬>(中6週)

アフリカンゴールド(1着、468kg(±0kg))<B>
この中間もCWを長めから追い切られていて、1週前は計測不能も動きを見ると集中した走りで、出来は引き続き良さそう。

ジェラルディーナ(4着、454kg(+6kg))<A>【除外対象馬】
追い切りでは行きたがる面を見せるところがあり、この中間も折り合い重視の内容にはなるが終いはしっかりと伸びて、CWで外めを回って3週連続好時計。叩き2戦目での上積みが見受けられる。

マカヒキ(3着、512kg(+4kg))<D>
トレセンで多く本数を追われてきた馬だが、前走時はこの馬としてはそれほど多くは乗り込んまれていなかった。この中間も中6週ある割に速い時計は1週前のみと、これまでとの比較で乗り込み量が少なすぎる。

レッドジェネシス(13着、502kg(+8kg))<C>
同厩舎のマカヒキと同じ京都記念からの中6週だが、この馬はかなり本数を乗られていて入念な調整。前走時は休み明けで馬体に緩さがあったので、馬体が締まってくればというところだろう。ただ、1週前追い切りでは、ビッシリ追われていながら併走馬を突き離せなかったりと、まだ大きな変わり身までは見込めずか。




<前走:小倉大賞典 出走馬>(中5週)

アリーヴォ(1着、502kg(+2kg))<A>
小倉の未勝利勝ちに始まり、同競馬場に関していえば5戦負けなしで前走重賞制覇。休み明けを2連勝中で、この中間も1週前にはCWで3頭併せの外を、全身を使った走りで力強く先着。連勝中の勢いそのままに、引き続き出来に関しては良好。

スカーフェイス(5着、462kg(-2kg))<B>
坂路で好時計の出る馬だが、この中間も変わりなく坂路で好時計が出ている。使い詰めだが出来は悪くなさそう。




<前走:中山記念 出走馬>(中4週)

アドマイヤハダル(3着、488kg(+2kg))<B>【除外対象馬】
休み明けを使われてきて、前走時のパドックでは好馬体だった。この中間も、これまで通り1週前にはCWを長めから追われ終い好時計をマークできており、引き続き出来良好な様子。

ヒュミドール(6着、472kg(+4kg))<B>
この中間も南Wで好時計が出ている。今回は輸送があるので、日曜日に強めに追われているが、そこも好タイムでまとめている。好状態とみられる。




<前走:その他のレース出走馬>

ウインマリリン(前走:エリザベス女王杯16着、472kg(-4kg)、4ヶ月半)<C>
長めから本数も多くメニューをこなしてきているので、前走より出来に関しては良さそう。エリザベス女王杯からの休み明け直行、先週の日経賞にも使いたかった様子などからも窺える通り、目標がここという訳ではない感じで次の目標への叩き台とみられるが。

キングオブコージ(前走:AJCC1着、496kg(-8kg)、中9週)<A>
骨折明けから数戦使われてきて、前走時の追い切りでは直線の伸び脚がバネのある走りに変わり良化していた。この中間も入念な乗り込みで坂路、CWと好時計が出ていて、前走以上に良くなっている感じ。





※今回このコラムでの推奨馬は、ジェラルディーナキングオブコージアリーヴォエフフォーリアの4頭をあげておきます。



◇今回は、大阪杯編でした。
大阪杯で思い出すのがメジロマックイーンの勝った1993年( https://youtu.be/Fxr5gOsVe3c )。前年の天皇賞(春)トウカイテイオーとの直接対決を制してから脚部不安を発症し、それ以来のレース。春の天皇賞3連覇に向けて調整されていたものの、阪神大賞典には間に合わず何とか大阪杯での復帰に間に合ったといった感じでした。当時はメジロマックイーンが強すぎたため、ステップレースになると頭数が揃わないことがほとんどでした。それが、93年大阪杯(当時は「G2産経大阪杯」)では珍しく多頭数になっているところをみても、自身が何とかこのレースに間に合ったという面と、長期休み明けのマックイーンなら負けせるかもしれないとの他陣営の思惑などが伝わってきます。しかし、ご存知結果はそんな不安も何のその。好スタートから積極的なレースで直線も持ったまま突き放す圧倒的な強さを見せてくれました。戦前にたちこめていた不安が嘘のように、晴れやかな気分になったのを今でも思い出します。ちなみにその年の有馬記念では、トウカイテイオーが1年ぶりのレースで勝利しており、この2頭の対決が1度しか実現しなかったことだけが心残りではありますが。

大阪杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年3月27日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年03月27日号】特選重賞データ分析編(299)~2022年大阪杯
閲覧 3,229ビュー コメント 0 ナイス 8



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 大阪杯 2022年04月03日(日) 阪神芝2000m内


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつJRA、かつG1のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [4-5-4-14](3着内率48.1%)
×なし [1-0-1-40](3着内率4.8%)

 実績馬が圧倒的に優勢。前年のビッグレースで上位に食い込んだ馬は、たとえ直近のパフォーマンスがいまひとつであっても侮れません。なお“前年以降、かつJRA、かつG1のレース”において3着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内となった2頭は、いずれも前走の着順が1着、かつ前走の距離が2000mでした。

主な「○」該当馬→エフフォーリアステラリア
主な「×」該当馬→アフリカンゴールドアリーヴォキングオブコージヒシイグアス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつJRA、かつハンデキャップ競走以外、かつ重賞のレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が7番手以内”となった経験がある」馬は2017年以降[5-5-5-29](3着内率34.1%)
主な該当馬→アフリカンゴールドエフフォーリアヒシイグアス

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2021年10月21日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 菊花賞2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月24日(日) 阪神11R 第82回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:24頭】(フルゲート:18頭)


<優先出走馬>

アサマノイタズラ(B)中4週
前走時は、乗り込み量は豊富も、時計はかかり気味で動きも物足りない印象だったが、パドックでは太め感はなくレースでも終いしっかり伸びての勝利だった。この中間もしっかり乗り込まれて時計は前走時以上に良化。1週前はまだ伸びきれていなかったものの、上積みは感じられた。

オーソクレース(C)中4週
この中間は1週前に南Wで併せて先着しているが時計は平凡。前走で、調教内容の割にレースで走り過ぎてしまった反動がありそうで恐い。

ステラヴェローチェ(A)中3週
この中間は2週前、1週前としっかり追われ、1週前追い切りでは軽く仕掛けられただけでスッと伸びてみせた。上積みが窺える。

モンテディオ(B)中3週
使われつつ馬体が減ってきていて、前走時のパドックでは好馬体ではあるもののトモが寂しく映った。これ以上馬体が減るのは良くないだろう。この中間は、馬なりでの調整となっている。ただ、1週前追い切りでは力強さこそ感じないものの素軽い動きで、状態は引き続き良さそう。

レッドジェネシス(C)中3週
休み明けの前走時は、首の高い走りこそ気になったが、乗り込み量も多く出来自体は良くみせていた。道悪も向いていたようで勝ち馬と差のない競馬。この中間は1週前にCWで追い切られているが、やや物足りない動きで前走時の疲れがあるかもしれない。


<賞金上位馬>

タイトルホルダー(C)中4週
前走時には南Wでかなり良い時計が出ていたが、パドックではトモが寂しく力強さに欠ける印象を受けた。この中間も1週前には南Wを単走で追われて好時計は出ているが、スピードが勝った感じで終いの踏ん張りに不安が残る。関西圏への輸送も初めてで馬体面での不安も気になる。

ヴィクティファルス(C)中4週
前走時の追い切りでは好時計が出ていたが、力みがありリラックスして走れていない感じだった。パドックでもトモは寂しく映った。この中間もCWで速い時計が出ているが、こちらも気が勝った印象の動きで、距離延長に不安は残る。

ヴァイスメテオール(C)3ヶ月半
休み明けで乗り込み豊富も、1週前の動きを見ると鈍重さが拭えず、伸び脚が物足りない。

グラティアス(A)中4週
前走時のパドックでは2人引きで気合い乗り抜群たったが、ややイレ込み気味でもあった。この中間、1週前追い切りでは重心が低い走りで力強く伸びていて上積みがありそう。

ディープモンスター(C)5ヶ月
休み明けで2週前追い切りでは併せ馬で遅れ、1週前追い切りではズブさはある感じも何とか先着。長い距離は向きそうだがまだ重さが残る感じ。

ワールドリバイバル(B)中4週
前走時のパドックではまだ緩さが窺え、追い切りの動きも重かった。この中間は2週前、1週前と追われて、1週前追い切りでは重心が低い走りを披露。動きが良くなった印象で、長距離も向きそう。

セファーラジエル(D)中4週
1週前追い切りでは坂路で追われて時計は詰らず。かなり大きな馬で力強さはあるが、まだ絞れそう。

アリーヴォ(B)中9週
前走から間隔に余裕があり、2週前、1週前と長めから好時計が出ていて引き続き出来良好。

ヴェローチェオロ(B)中1週
この中間は前走から中1週で軽めの調整。前走時のパドックではまだ馬体に余裕があったので、間隔が詰まっていても上積みはありそう。

エアサージュ(A)中8週
前走時のパドックではまだまだ緩さがあったが、逃げてしぶとく粘り込んだ。この中間は、2週前、1週前と長めから追われていて、1週前の動きからは力強さが十分感じられた。伸び脚は抜群に良く、前走からの上積みが期待できそう。

ディヴァインラヴ(A)中4週
中4週でも2週前、1週前と長めから併せ馬で追われてともに先着。1週前の動きを見ると併走相手の2頭の手が激しく動くなか、持ったまま楽に先着していて出来は前走以上。

ロードトゥフェイム(A)中3週
九十九里特別を勝っての中3週。1週前は抑えたまま楽に先着。輸送もあるため一杯に追われた日曜には、好時計をマークしてきていて仕上りは良さそう。

シュヴァリエローズ(B)中2週
休み明けの前走時は好時計を連発していたが、レースではエンジンがかかるのが遅かった。中2週の今回、1週前追い切りでは良い伸び脚をみせていて上積みを感じさせる。


<除外対象馬>

テーオーロイヤル(C)中2週
前走で馬体が大きく増えていたが、この中間は軽めの調整。速い時計はなく疲れがまだ抜けていない可能性あり。

ノースザワールド(B)中2週
能力のある馬だがなかなか勝ち切れない。使い詰めで上積みまではどうか。

ハギノピリナ(B)中5週
乗り込み豊富。1週前の動きを見ると終い力強く伸びていて上積みはありそう。

マカオンドール(B)中4週
前走時は併せ馬で遅れていたが、この中間は1週前追い切りで先着。叩き3戦目での上積みが窺える。

ワイドエンペラー(C)中4週
1週前は坂路で好時計をマークしてきたが、時計ほど終いの伸び脚は目立たず。

トーホウバロン(E)中4週
1週前は3頭併せで伸びきれず出来はイマイチ。


※このコラムからの推奨馬はステラヴェローチェエアサージュグラティアスディヴァインラヴロードトゥフェイムの5頭をあげておきます。



◇今回は、菊花賞編でした。
今年の菊花賞は、皐月賞馬、ダービー馬の参戦がなくおまけに42年ぶりの阪神での開催ということも手伝って混戦模様。
神戸新聞杯を勝ったステラヴェローチェが主役となりそうですが、前走時+18キロでパドックでも明らかに余裕のある馬体だったことを考えると上積みが期待できる反面、反動が出て2走ボケの可能性も考えられます。セントライト記念のコラムでは、「今年は上り馬の活躍がありそう」と書きましたが、本番の菊花賞でも様々な路線からの上がり馬が登録してきているばかりか、それぞれの馬たちが出来も良さそうな印象を受けます。調教面からは、上がり馬のどれかの馬を狙ってみたい状況です。
いずれにしても、これだけ混戦となると、血統、指数、騎手、出目などいろいろな角度から予想が楽しめそう。皆さん得意な分野があると思いますので、こだわりの予想を最大限に活用して、今年の菊花賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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アリーヴォの口コミ


口コミ一覧

大阪杯 2

 競馬が大好き(複勝男 2023年3月31日(金) 01:14

閲覧 430ビュー コメント 0 ナイス 5

大阪杯

芝2000M GⅠ 4歳以上

出走馬の個人的な評価

ヒシイグアス 競馬ブック印◎○▲◬合計ポイント 19ポイント
(輸送はあるけどコース実績もあるし前走休み明けでもいい内容で勝てたので、反動は怖いけど普通にレースが出来れば当然勝ち負けになる力もあるし既にGⅠでも2回2着があるので。)

スターズオンアース 19ポイント
(能力は高いはずですが、今回故障明けなのでどこまで力を出せるが重要。前走はスタートも良くなかったのでちょっと課題は少なくないですね。まぁ人気はするしルメール騎手なので信頼は出来る。)

ジャックドール 13.5ポイント
(ここ2戦の内容はよくはなかったが自分のレースが出来たとはいえないので、武豊騎手で逃げか番手の競馬が出来れば速い時計もあるので主導権は握れる競馬が出来そう。あとは右回りでどうかになるけど、今回駄目なら左回り向きになりそうですね。)

ヴェルトライゼンデ 10.5ポイント
(小回りと力のいる馬場なら強いですが、右回りで実績がないのでそこだけが気になるところ。斤量は前走59kgでアドバンテージは他の馬よりはあると思うし、川田騎手と合いそうな感じもするので。)

ジェラルディーナ 8.5ポイント
(時計も馬場も問わない馬なので位置取りと折り合いが重要。岩田望騎手に乗り替わってどうかになりそう。前走の有馬記念の追い込みの競馬ではしんどいと思います。)

マテンロウレオ 3ポイント
(去年秋から崩れずに走っているし安定感もあるので、相手強化でどこまで出来るか?コーナー4つの小回りに近い条件は得意だし横山典騎手が継続なら穴馬になると思う。)

ダノンザキッド 3ポイント
(前走の中山記念はコースが合わないだけでそれ以外のコースでは成績はかなりいいので、今回中山ではないので期待はしてもいい。距離も香港カップ2着なら当然問題ないはずで実績もこのメンバーでも上位。)

ノースブリッジ 1ポイント
(逃げか先行が出来るのでまだG1 経験で乏しいが勢いはまだあるので今回どこまで出来るか?瞬発力では劣るけど何故かスローペースで強いので、まぁ折り合いも重要となってくるんですが。)

ラーグルフ 0ポイント
(まだ4歳で勢いはあるけど、今回関西のレースに2000M なるので不安はあると思う。相手も揃っているしGⅠ経験も乏しいのもある、ただ中山2000M実績があるので穴馬候補にはなるのかなと。)

ヒンドゥタイムズ 0ポイント
(小倉大賞て勝利からは去年のアリーヴォと同じで気になるが、この馬はもう7歳なので伸びしろという点でどうか?相手強化でもあるし乗り替わりでもあるのでどうかな。ただ状態はいいみたいでこれも穴馬かもしれないですね。)

マリアエレーナ 0ポイント
(前走の金鯱賞はスムーズな競馬が出来なくて参考外と思う。今回GⅠで相手強化になるが距離コースは合うと思うし良馬場なら時計もあるので1発は秘めてそうなんですが。)

キラーアビリティ 0ポイント
(団野騎手に戻って巻き返せるかどうか?距離もいいし右回りも問題ないので、去年の春よりは状態もいいはずなので、嵌まれば1発は秘めてそう。)

ポタジェ 0ポイント
(ちょっと勢いがないので、去年勝っていますがしんどそうですね。コース条件と今回も人気がないので気楽に進めて1発あればいいんですが。)

モズベッロ 0ポイント
(叩き2走目でどうか?力のいる馬場に強いイメージなので当日の馬場がどうかが重要かなと。)

ノースザワールド 0ポイント
(昇級初戦でGⅠでは辛いのが当然ですが、父ディープインパクトなので気にはなるかなと。)

ワンダフルタウン 0ポイント
(まだ成績が上がってこないので相手も強い感じですからね。きっかけもまだ来てないように思えますが?コースと距離は合っていると思いますが。)

 うしかったクン 2023年3月28日(火) 13:07
惑星(穴)🌟 大阪杯
閲覧 493ビュー コメント 0 ナイス 3

足りない点が多いので人気はないが、一発狙いとか3着ならの 云わば万券の使者(使馬)

馬名と推奨点のみ

「マテンロウレオ」 想定9番人気
阪神2000  2.0.0.0  前走の京都記念評価 成長中の4歳馬

「ラーグルフ」 想定11番人気
前走中山記念の2着0.1S差なら、4歳馬だし3着があっても

「ヒンドゥタイムズ」 想定14番人気
昨年の小倉記念及び前走の小倉大賞典を評価、このペースなら一発あっても アリーヴォの再現

「ノースザワールド」 想定15番人気
鞍上が未決だが、逃げ番手でも競馬でき、重馬場もOK、好い意味で常に相手なり
阪神1800のダートが得意な若手騎手が跨れば、絶対狙いたい。(想定ペースが近接)

 

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 ken1 2022年8月13日() 15:24
柳川特別はほぼ完璧、芝でも少頭数ならデータで狙える
閲覧 164ビュー コメント 0 ナイス 2

★柳川特別 ※21年1回のみで同条件の20年西部日刊S、19年宮崎特別のデータ参照

21年 柳川特別 ZI値5-6-9位※1着同着
2アリーヴォ3牡1人 前走当該コース1勝級勝ち、※当該コース2戦2勝
5ラストヌードル5牡6人 前走2勝級0.5差、☆2着あり、※当該コース2勝級3着あり
3リノキアナ4牝8人 前走2勝級0.9差、☆2勝級2着あり

20年 西部日刊S 3-1-6
7ポタジェ3牡1人 前走1勝級勝ち、☆プリンシパル2 
9ブルーミングスカイ3牡2人 前走青葉賞0.3差、すみれ0.2、※当該コース未勝利1
8ベレヌス3牡5人 前走ラジオNIKKEI賞3.0差、2走前1勝級芝勝ち、芝2戦1勝

19年 宮崎特別 3-1-2
10ハイヒール4牝2人 前走2勝級0.0差2☆、
6エングレーバー3牡1人 前走プリンシパル2着☆、新馬1勝級連勝、芝(2/1/0/1)
5アグネスリバティ6牡3人 前走2勝級0.0差2☆、※当該コース1勝級1

A……ZI値5位以内が連対
⇒○1位5シーニックウェイ、2位1ホウオウジョルノ、3位4ウインドリッパー
4位6ダディーズトリップ、5位3メイショウカクウン

B……前走1勝級勝ちか2勝級連対が毎年連対
⇒○4番

C……連対馬の前走は勝ちか0.5差以内
⇒○1、4、5番、

D……3着以内馬は、2勝級以上連対ありか、当該コース勝ちありかどちらか有り
⇒○6、7番
 ○1番(未勝利)5番(1勝級)6番(1勝級)

E……馬印1が3着以内に2頭以上
⇒R馬:4,5,6番

F……勝ち馬は、前走上がり2位以内
⇒◎1位5番、
 ○2位4,6番

G……中7週以上の休み明け2頭の前走はOP重賞
⇒△5,6,7

例年の10頭立てより更に少ない7頭立てで、先行有利だがSペースから上がり勝負
なら決め手のある馬なら差し込める
1番がハナを切っても近2走テン3F35秒台後半のSペースに落としているので、
上がり3Fが34秒台後半で34秒前半の脚が使える馬が差せる展開
近走で最速は5番の前走33.2、次いで4番が近2走34秒台
上記3頭の争いで、後は展開一つのメンバーだが、軸は一応順調に使われている4番

馬連4→1,5各五百円
三連複1-4-5、千円
三連単4→(1,5)2,3着BOX各三百円
(1,5)→4→(1,5)フォーメーション各三百円
複勝勝負は、7頭立てだと2着以内払いなので見送り
≫≫4-1-5
1番が楽にハナに立って好位に5,4番
直線5番が1番を交わしに行くが楽逃げだった分抜かせず
かと思われたが最後に4番が外から一気に差し切って勝ち
5番は休み明けの分+10Kが太かったか伸びあぐねた
データ的にはほぼ完璧、7頭立てとはいえ3頭に絞り切れ
しかも軸を4番のみ
項目A,B,C重視で正解
ただ資金配分をもっと4番に寄せても良かった

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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年2月20日() 15:36:15
親お陰鞍上横山和生。

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2022年6月26日宝塚記念 G114着
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2022年6月26日 宝塚記念 G1 14着
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