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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | 牡3 | 56.0 | 田辺裕信 | 栗 吉村圭司 | 444(+10) | 1.45.3 | 11.2 | 6 | 34.2 | ⑫⑪⑪⑪ | |||
2 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 三浦皇成 | 美 宗像義忠 | 478(+6) | 1.45.3 | アタマ | 6.4 | 4 | 34.5 | ⑥⑥⑧③ | ||
3 | 4 | 4 | 牡3 | 54.0 | 津村明秀 | 美 辻哲英 | 454(+8) | 1.45.5 | 1 1/4 | 7.7 | 5 | 34.9 | ④④⑥⑤ | ||
4 | 2 | 2 | 牝3 | 51.0 | 吉田豊 | 美 高柳瑞樹 | 466(0) | 1.45.6 | クビ | 25.4 | 12 | 35.3 | ①①①① | ||
5 | 8 | 12 | 牡3 | 54.0 | 菅原明良 | 美 手塚貴久 | 486(-6) | 1.45.9 | 1 3/4 | 5.9 | 3 | 35.4 | ⑧⑧④⑦ | ||
6 | 7 | 9 | 牡3 | 54.0 | 北村友一 | 栗 松永幹夫 | 470(-4) | 1.46.0 | 3/4 | 22.4 | 11 | 34.9 | ⑩⑩⑪⑪ | ||
7 | 5 | 6 | 牡3 | 55.0 | 松岡正海 | 美 畠山吉宏 | 480(+2) | 1.46.2 | 1 1/2 | 5.6 | 2 | 35.5 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
8 | 8 | 11 | 牡3 | 54.0 | 荻野極 | 栗 友道康夫 | 482(0) | 1.46.3 | 3/4 | 20.2 | 10 | 35.8 | ④⑤④③ | ||
9 | 6 | 8 | 牡3 | 56.0 | M.デムー | 栗 友道康夫 | 514(0) | 1.46.4 | クビ | 5.1 | 1 | 35.8 | ⑪⑪⑥⑧ | ||
10 | 7 | 10 | 牡3 | 57.0 | 西塚洸二 | 栗 藤原英昭 | 494(+8) | 1.46.7 | 1 3/4 | 19.2 | 9 | 36.3 | ③③②② | ||
11 | 6 | 7 | 牡3 | 56.0 | 横山和生 | 美 上原佑紀 | 466(0) | 1.46.7 | アタマ | 13.0 | 7 | 36.0 | ⑥⑥⑧⑧ | ||
12 | 3 | 3 | 牡3 | 58.0 | 戸崎圭太 | 美 鹿戸雄一 | 484(--) | 1.47.2 | 3 | 13.3 | 8 | 36.8 | ②②②⑤ |
ラップタイム | 12.3 - 10.7 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.7 - 11.8 |
---|---|
前半 | 12.3 - 23.0 - 34.5 - 46.4 - 58.4 |
後半 | 58.9 - 46.9 - 35.0 - 23.5 - 11.8 |
■払戻金
単勝 | 5 | 1,120円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 340円 | 7番人気 |
1 | 250円 | 5番人気 | |
4 | 240円 | 4番人気 | |
枠連 | 1-5 | 1,190円 | 4番人気 |
馬連 | 1-5 | 2,960円 | 13番人気 |
ワイド | 1-5 | 910円 | 7番人気 |
---|---|---|---|
4-5 | 1,200円 | 18番人気 | |
1-4 | 990円 | 14番人気 | |
馬単 | 5-1 | 6,800円 | 32番人気 |
3連複 | 1-4-5 | 7,000円 | 23番人気 |
3連単 | 5-1-4 | 45,740円 | 167番人気 |
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土曜日の福島芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
福島競馬場は開幕週で、芝コースはAコースを使用。金曜日に降水量として観測されない程度の雨が降ったものの、それまでは天気に恵まれていたこともあって、土曜日は終日良馬場(JRA開催)での開催。この時季の福島とすれば、比較的時計の出やすいコンディションだった。
芝平地競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順は、1、8、1、2、3番手。待機勢もそれなりに頑張ってはいるが、上がり3Fタイム最速馬(タイを含む)は【0.2.2.2】と未勝利。ここ2年の夏季開催開幕初日よりも、パフォーマンスは落ちている。少なくとも、外差しがバンバン決まる馬場状態ではない。
枠順に関しては、相対的に見れば偏りが少ない印象。ただし、芝1800m戦2鞍の1~3着馬6頭のうち、5頭が4枠より内。ロスの多い立ち回りを余儀なくされる大きい枠順よりも、小さめの枠順なりに道中のロスを抑えつつ回ってきた馬が幅をきかせていた。
日曜日の天気は午後から下り坂だが、予報どおりであれば雨の降り出しが早まったとしても、降水量はそれほどでもなさそう(30日7時の時点)。もともとの路盤が緩い福島芝コースとはいえ、なにしろ開幕週。開催中にまとまった雨が降らないのであれば、傾向の急変までは考えづらい。
よって、芝1800mで行われるラジオNIKKEI賞は前日に引き続き、内めから道中のロスを抑えて運ぶ馬が優位という考え方が、もっとも適切のように思える。枠順ベースで選ぶなら、やはり真ん中より内(1~4枠あたり)を優先したほうがいいのではないか。
また、絶対的な能力や決め手よりも、コーナリング性能やスピード持続力の重要度が高い福島芝1800m。その点を考慮し、コーナーがタイトな右回り芝コース(函館・中山内回り・福島・小倉)のレースにおいて、勝利経験を持つ馬を重視したい。
今回のラジオNIKKEI賞の出走メンバーで、要点(1~4枠+コーナーがタイトな右回り芝コースでの1着経験)を満たしているのは、①シリウスコルト、②メイショウヨゾラ、④ヤマニンアドホック。従って当欄では、この3頭を狙いどころとして推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×ラジニケマイスター「菊池グリグリ」がラジオNIKKEI賞を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 霧(血統ファンタジスタ) 菊池グリグリ(ラジニケマイスター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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日曜日に行われるラジオNIKKEI賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①シリウスコルト【A】
美浦W単走(26日)。強すぎず、軽すぎず、といった感じの調整。低い重心を保ち、まとまりのあるフォーム。体幹や脚さばきも安定しており、きちんと馬場をつかんで走ることができている。鞍上の指示に従順で、手前変換後の反応も良かった。単走ということを考えれば上等の内容。状態は良く見える。高く評価したい。
②メイショウヨゾラ【B】
美浦W併走(26日)。やや粗削りではあるが、活気はじゅうぶん。この馬なりに完歩を広げて走れているし、四肢のさばきも素軽い。体幹も安定している。相手が2歳馬ということもあるが、鞍上が抑えた状態で少し前に出て、そのリードを維持したままゴールを迎えた内容も好感が持てる。力関係はともかく、稽古の気配はまんざらでもない。
③セットアップ【C】
美浦W併走(26日)。折り合い重視の内容。力みがちではあるが、体幹や脚さばきは安定している。その一方、海外渡航前より走りが小さく映るのは気がかり。鞍上の手ごたえのわりに、ラストの反応も渋い。キレで勝負するタイプではないとはいえ、なにかしら物足りなさを覚える内容。現状の走りを活かすためには、展開や馬場などなんらかの恩恵がほしい。
④ヤマニンアドホック【A】
美浦W単走(26日)。手前替えが遅かったが、主戦騎手騎乗の1週前追い切りでは、すんなりとこなしていたので、過度に気にする必要はない。フットワークにバネを感じるし、手前変換直後の動きも鋭い。とりわけ、ゴール標識前後の推進力ある走りは見ごたえがあった。好調だろう。デキの良さを活かせるようなら、ここでも出番があっていい。
⑤オフトレイル【B】
栗東坂路単走(26日)。直線終盤の映像しかなく、判断するに悩ましいが、確認できる範囲内の動きをみるに、地面をしっかりとらえることができているし、促しに対する反応も悪くない。折り合いに課題のある馬ゆえ、そのあたりを確認できないのは残念だが、デキ落ちという印象はない。ひとまず順調とみてよさそうだ。
⑥ウインマクシマム【B】
美浦W単走(26日)。しまい重点の内容。手前替えの際にフラついてドタバタするような場面も。ただ、立て直してからは比較的スムーズな走り。ゴール標識前後のフットワークものびやかだった。鞍上のジャッジはかなり辛口のようだが、1週前と今週の動きを確認する限り、そこまで状態が悪いとは思えない。順調ととらえてもいいのではないか。
⑦アレグロブリランテ【B】
美浦W併走(27日)。外先導のかたちから手ごたえに余力を残したまま、リードを保ってゴールを迎えた。1週前にしっかり攻めた効果もあってか、当時より体の使い方が良くなったし、脚さばきの力感も増している。あと少し動きのキレが増せば、といったところだが、雰囲気は決して悪くない。この1本で仕上げは間に合いそうだ。
⑧サトノシュトラーセ【C】
栗東坂路単走(26日)。しまいを軽く伸ばす程度の内容。意図はわからないが、馬場の真ん中あたりから、じわじわと外ラチ沿いへ。それはいいとしても、頭の位置が高く、首も使えていない。鞍上に促されても、良い意味での変化はあまりなかった。脚元の動き自体は悪くないのだが……。評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。
⑨ログラール【C】
栗東CW単走(26日)。脚さばきはパワフルなのだが、首の位置が高く、前方への推進力を欠き気味の走り。そのせいか、大きなアクションのわりに進み具合が遅い。促しに対する反応も渋く、この動きだと開幕週の馬場でスピードやキレを求められると厳しいかも。現状の走りを活かすには、多くの馬が苦しくなるような持久力勝負が理想だろう。
⑩ミナデオロ【B】
栗東P単走(26日)。状態維持を目的とした整える程度の内容。手前がなかなか替わらなかったが、楽走に近い調整を思えば深刻にとらえる必要はない。フットワーク自体は小気味よく、体幹も比較的安定している。この馬自身のパフォーマンスは、おおむね示している印象。及第点の仕上がりだろう。
⑪ジュンゴールド【A】
栗東CW単走(26日)。リズム重視の調整。気持ちが入りすぎる様子はなく、比較的テンポのいい走り。それでいて、四肢のさばきは素軽く力強さもある。ラストも体を柔らかく使って、気分良さそうに駆けていた。いつになく精神面はいい状況のよう。輸送を無事にクリアできるようなら、逆襲の場面があっても不思議はない。
⑫ショーマンフリート【B】
美浦W併走(26日)。併走表記だが、単走に近いかたちの内容。やや頭の高いフォームながらも、きちんと馬場をつかんで走れているし、トビが高く体の使い方もなめらか。離れた位置を進む2歳馬2頭を追い越す際の反応や、ラストの伸びも悪くなかった。いつも稽古は良く見せるタイプなので過度の評価はしづらいが、デキ落ちや疲れの心配はなさそうだ。
◆ウインマクシマム・畠山師「馬の後ろでどういう競馬ができるか」
◆オフトレイル・吉村師「使いながら実が入ってきたし、前走で1800メートルにもめどが立った」
◆サトノシュトラーセ・大江助手「スタートを決めていいポジションを取りたい」
◆ジュンゴールド・大江助手「現状ではマイルから2000メートルぐらいが良さそう」
◆ショーマンフリート・手塚師「1800メートルは一番合っている。良馬場ならいいね」
◆シリウスコルト・宗像師「落ち着きが出て折り合えるように。小回りの1800メートルは合う」
◆セットアップ・鹿戸師「今週のひと追いで整った印象。ハンデ58キロは思ったより背負わされたが、力は上位」
◆ミナデオロ・田代助手「連勝してきて状態がいいので集中力もあるし、開幕週の馬場もいい」
◆メイショウヨゾラ・高柳瑞師「前走の競馬から距離は少し長いかも。スムーズに自分の競馬に徹したい」
◆ヤマニンアドホック・辻師「後肢がしっかりしてきたことで、角馬場でハミにモタれていた面が改善傾向にある」
◆ログラール・松永幹師「54キロのハンデ、福島と条件はいい」
2014年以降(過去10年)の1~3着馬30頭の負担重量を確認すると、下は52キロ、上は56.5キロまでとなっている。まずは、斤量52~56.5キロの馬を重視したいところだ。
(減点対象馬)
②メイショウヨゾラ ③セットアップ ⑩ミナデオロ
2014年以降の3着以内馬30頭の前走をクラス(レース格)で分けると、G1、G2、OP特別、2勝クラス(旧1000万下)、1勝クラス(旧500万下)の5パターン。なお、条件クラス組の2着連対圏入りは、前走1着馬に限られる。そのあたりには配慮が必要だろう。
(減点対象馬)
②メイショウヨゾラ ③セットアップ
2014年以降の1~3着馬30頭の前走使用距離を検証すると、芝1600m、芝1800m、芝2000m、芝2200m、芝2400mの5組に集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、複勝圏に達していない。
(減点対象馬)
③セットアップ
2014年以降の1~3着馬30頭のうち、12頭が前走で6着以下に敗れていた。残りの18頭は、いずれも非重賞5着以内からの参戦馬。ハンデの兼ね合いもあるのか、前走重賞5着以内からの臨戦馬は、総じて苦戦を強いられている。
(減点対象馬)
⑥ウインマクシマム ⑧サトノシュトラーセ
2014年以降の1~2着馬20頭のうち、18頭は中8週以内の間隔で臨んでいた。残る2頭は前走中山条件クラス1着馬と、皐月賞からの直行馬。G1以外のレースで敗れた直後にひと息入れた馬や、前走中山組以外の休養明けの馬は、分が悪い傾向にあるようだ。
(減点対象馬)
③セットアップ ⑨ログラール ⑪ジュンゴールド
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まだ能力の全貌が明らかになっていない3歳馬によるハンデ戦で、荒れる印象の強いレースだが、意外にも超大荒れ決着になることはほとんどない。直近5年を振り返ると、二桁人気の馬券絡みは1頭のみで、2020年を除けばいずれも4番人気以内の馬が勝利している。U指数にしても、毎年4位以内の馬が馬券に絡んでおり、低指数同士で決まったことはない。波乱を視野に入れつつも、ただ振り回すのではなく、人気も指数も上位の馬をある程度押さえつつ、というスタンスで馬券を組み立てるといいだろう。
最初に取り上げるのは、U指数1位にランクされている⑧サトノシュトラーセ(92.7)。重賞タイトルには手が届いていないが、京都2歳Sでコンマ1秒差3着、青葉賞でコンマ2秒差4着と、あと一歩の競馬を続けている。距離の融通は利くタイプで、前走より斤量が軽くなる56キロのハンデも魅力。連勝馬券の軸には打ってつけの存在だろう。
そのほか、条件を問わず相手なりに堅実に走れる2位⑤オフトレイル(91.5)、クラシックの王道路線で強い馬相手にもまれてきた3位①シリウスコルト(90.3)のU指数上位勢もチャンスは十分。そして最後に、千八にこだわって使われ続けて現在連勝中の9位⑩ミナデオロ(87.8)を押さえておく。
梅雨時の開催ということもあり、例年タフな条件で施行されることも少なくないせいか、Sadler's WellsやNureyev、Robertoなど、パワーや底力に秀でた欧州血脈を持つ馬が幅をきかせている。近年はKingmambo(=母の父Nureyev)の血を引く馬も毎年上位を賑わせており、2020年2着パンサラッサ(父ロードカナロア)、2021年1着ヴァイスメテオール(父キングカメハメハ)といった直系だけでなく、2018年1着メイショウテッコン(母の父Lemon Drop Kid)、2019年1着ブレイキングドーン(2代母の父エルコンドルパサー)など、母系に入っても優秀な成績を収めている。
ほか、母の父にダンシングブレーヴ系種牡馬を配された馬も人気不問で気を配る必要があり、2019年ブレイキングドーン(母の父ホワイトマズル)、2021年ヴァイスメテオール(母の父キングヘイロー)、2022年フェーングロッテン(母の父キングヘイロー)といった勝ち馬を出すだけでなく、2012年には16頭中16番人気のオペラダンシング(母の父ダンシングブレーヴ)が3着で入線し、高配当を演出する立役者となった。
ミナデオロは、父レイデオロ×母ゴールデンドックエー(母の父Unusual Heat)。父はKingmamboの直系であるとともに、母の父シンボリクリスエスを介してRobertoの血を併せ持つ注目の種牡馬。また、NureyevとRobertoを内包する血統構成は、昨年の勝ち馬エルトンバローズにも通ずるものがある。一方、本馬は半兄にアルバートドックやリライアブルエースがいる血統背景も興味深く、福島巧者の一族としても大いに注目してみたい。
ログラールは、父モーリス×母ディアデラマドレ(母の父キングカメハメハ)。同産駒からは21年3着ノースブリッジが出ており、昨年もバルサムノートが4着と健闘。なお、父系祖父スクリーンヒーローは07年に14番人気2着と激走し、種牡馬としても23年2着シルトホルンなどを出す。本馬はRobertoの直系であることのほか、父系でSadler’s Wells、母系でNureyevの血を引く配合がよく、近親の実績を鑑みれば重賞でも格負けしないだろう。
かつては東京優駿(日本ダービー)優勝馬が出走できない時期もあって「残念ダービー」の俗称で呼ばれ、ダービーで敗れた馬やダービーに間に合わなかった馬が多く出走することで知られるレースだった。グレード制導入初年度の第33回(1984年)は、のちに宝塚記念の勝ち馬となるスズパレードが勝利。第40回(1991年)は大逃げの個性派として人気を集めたツインターボが得意の逃げ切るスタイルで重賞初制覇を達成した。第41回(1992年)の勝者シンコウラブリイは翌年のマイルチャンピオンシップを戴冠。ほか、第43回(1994年)のヤシマソブリン、第56回(2007年)のロックドゥカンブ、第64回(2015年)のアンビシャスなど、G1戦線の脇を固めるバイプレイヤーたちを送り出している。