グラティアス(競走馬)

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グラティアス
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写真一覧
現役 牡7 鹿毛 2018年4月6日生
調教師安田翔伍(栗東)
馬主株式会社 スリーエイチレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績32戦[2-3-4-23]
総賞金12,794万円
収得賞金2,300万円
英字表記Gratias
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
マラコスタムブラダ
血統 ][ 産駒 ]
Lizard Island
Mapul Wells
兄弟 レシステンシアミッキーブラック
市場価格2億4,840万円(2019セレクトセール)
前走 2025/04/27 読売マイラーズカップ G2
次走予定

グラティアスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/04/27 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 107741.995** 牡7 57.0 北村友一安田翔伍 494
(-12)
1.32.3 0.634.1⑤④ロングラン
25/03/30 阪神 11 六甲S (L) 芝1600 1281113.966** 牡7 57.0 浜中俊安田翔伍 506
(0)
1.32.5 0.334.4ダディーズビビッド
25/03/09 阪神 11 大阪城S (L) 芝1800 144560.0104** 牡7 57.0 松若風馬安田翔伍 506
(-2)
1.45.1 0.533.8⑤④デビットバローズ
25/03/02 中山 11 中山記念 G2 芝1800 16713378.51614** 牡7 57.0 横山和生安田翔伍 508
(+2)
1.45.9 1.135.7シックスペンス
25/02/09 小倉 11 小倉日経賞 OP 芝2000 1181133.2107** 牡7 57.0 斎藤新安田翔伍 506
(-2)
2.02.8 1.336.0⑨⑨⑩⑩ドゥラドーレス
24/12/07 京都 11 リゲルS (L) 芝1600 133386.6104** 牡6 57.0 北村友一安田翔伍 508
(-2)
1.33.3 0.434.3④④シャドウフューリー
24/10/19 京都 11 AリーフS OP ダ1400 145843.0912** 牡6 58.0 北村友一安田翔伍 510
(+14)
1.25.6 1.837.5ライツフォル
24/06/15 京都 11 米子S (L) 芝1600 1681671.21313** 牡6 57.0 団野大成安田翔伍 496
(-2)
1.32.3 0.833.7⑨⑥トゥードジボン
24/04/28 新潟 11 谷川岳S (L) 芝1600 15115.327** 牡6 57.0 北村友一安田翔伍 498
(-8)
1.34.1 0.534.0⑩⑩メイショウチタン
24/03/03 阪神 11 大阪城S (L) 芝1800 15475.528** 牡6 56.0 B.ムルザ安田隆行 506
(+2)
1.45.9 0.534.8⑤⑤ステラヴェローチェ
24/01/13 中山 11 ニューイヤー (L) 芝1600 165916.162** 牡6 57.0 横山和生安田隆行 504
(0)
1.32.5 0.234.3⑥⑤⑦パラレルヴィジョン
23/12/09 阪神 11 リゲルS (L) 芝1600 13119.447** 牡5 57.0 M.デムー安田隆行 504
(+6)
1.33.7 0.733.1⑫⑪マテンロウスカイ
23/10/29 京都 11 カシオペアS (L) 芝1800 1651013.287** 牡5 57.0 北村友一安田隆行 498
(+2)
1.45.1 0.435.5アルナシーム
23/10/01 阪神 11 ポートアイS (L) 芝1600 9558.552** 牡5 57.0 M.デムー安田隆行 496
(-4)
1.33.6 0.133.4ドーブネ
23/08/27 小倉 11 小倉日経OP OP 芝1800 127105.223** 牡5 57.0 和田竜二安田隆行 500
(+6)
1.46.5 0.636.4カントル
23/06/03 阪神 11 鳴尾記念 G3 芝2000 151178.8810** 牡5 57.0 北村友一宮田敬介 494
(0)
1.59.6 0.535.5⑧⑦⑧⑧ボッケリーニ
23/04/23 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 151134.8812** 牡5 57.0 M.デムー宮田敬介 494
(-2)
1.32.1 0.633.2⑭⑬シュネルマイスター
23/03/26 阪神 11 六甲S (L) 芝1600 15463.915** 牡5 57.0 M.デムー宮田敬介 496
(-4)
1.36.0 0.535.4⑤⑤サヴァ
23/01/21 中京 11 睦月S OP 芝1600 9444.722** 牡5 57.0 岩田望来宮田敬介 500
(-6)
1.34.4 0.333.8④④キングエルメス
23/01/07 中山 11 ニューイヤー (L) 芝1600 13333.913** 牡5 57.0 B.ムルザ宮田敬介 506
(+10)
1.33.6 0.434.1⑥⑧⑨ウイングレイテスト

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グラティアスの関連ニュース

武豊騎手(ジュンブロッサム2着)「4コーナーから直線に向いたところの反応が少し悪く、そこで勝ち馬に離されましたが、最後は詰めてきています。復調の兆しはあったかなという感じです」

◆岩田望騎手(セオ3着)「馬は頑張ってくれました。時計も速かったですし、またリベンジしたいです」

◆田口騎手(ニホンピロキーフ4着)「いいリズムで走って、最後はしっかり脚を使ってくれました。開幕週で時計が速いなか、この馬なりに頑張っています」

◆北村友騎手(グラティアス5着)「馬自体は落ち着きがありましたし、右にモタれる癖も出しませんでした。現状の力は出してくれました」

◆団野騎手(ホウオウリアリティ6着)「前回、初めての1600メートルを使って慣れた感じはありましたが、最初は流れに乗り切れませんでした。途中からハミを取って最後は脚を使えていますが、欲を言えば1800~2000メートルくらいのワンターンが良さそうです」

◆M・デムーロ騎手(エアファンディタ7着)「頑張りました。前の馬が止まらないなかで、よく伸びていました。ゲートを出たい気持ちはありましたが、開いてからは進んでいきませんでした」

◆和田竜騎手(レイベリング8着)「そこそこ流れていましたが、番手で少し(ハミを)かんでいました。内に入り込めればよかったけど、それなりにみんなついてきたので。こうなると1ハロン長いかなという感じですね」

◆西村太騎手(ビーアストニッシド9着)「ここ2走とアプローチを変えて挑みました。3分3厘まではいい感じでしたが、そこからバッタリでした」

◆荒木助手(ミスタージーティー10着)「さすがに格上挑戦で力の差が出た感じです」

【マイラーズC2025】有名人の予想に乗ろう! 大久保先生、鈴木淑子さんなどズラリ!競馬通の芸能人・著名人が全力ジャッジ! 2025年4月27日() 05:30

【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎②ニホンピロキーフ
○③ジュンブロッサム
▲⑨レイベリング
△⑦グラティアス
△⑧セオ
△⑩ロングラン

【鈴木淑子】
◎⑧セオ
馬連BOX
ニホンピロキーフ
ジュンブロッサム
セオ
ロングラン

【DAIGO】
◎⑧セオ

【林修】
注目馬
レイベリング

【お兄ちゃん(ビタミンS)】
◎⑧セオ

【林健(ギャロップ)】
◎⑧セオ

【恋さん(シャンプーハット)】
◎⑨レイベリング

【てつじ(シャンプーハット)】
◎②ニホンピロキーフ

【浅越ゴエ】
◎②ニホンピロキーフ

【岩部彰(ミサイルマン)】
◎②ニホンピロキーフ

【西代洋(ミサイルマン)】
◎⑥ミスタージーティー

【浜田順平(カベポスター)】
◎⑧セオ

【ゆうちゃみ】
◎②ニホンピロキーフ

【原奈津子】
◎⑥ミスタージーティー
○⑩ロングラン
▲⑨レイベリング

【舩山陽司】
◎⑩ロングラン
単勝

3連単2頭軸流しマルチ
③→⑩→②⑤⑦⑧⑨

【川島明(麒麟)】
注目馬
セオ

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎②ニホンピロキーフ
馬連流し・ワイド流し
②-①③⑧⑨

【粗品(霜降り明星)】
◎②ニホンピロキーフ
3連複2頭軸流し
②-⑧-①③⑥⑩
②-③-①⑥⑧⑩

【キャプテン渡辺】
注目馬
ジュンブロッサム
セオ
3連複2頭軸流し
③-⑧-②④⑦⑨

【田原成貴(元JRA調教師)】
◎⑧セオ

【お見送り芸人しんいち】
注目馬
ミスタージーティー

【岡安譲】
注目馬
ロングラン

【土屋伸之(ナイツ)】
注目馬
ジュンブロッサム

【津田麻莉奈】
◎⑦グラティアス
単勝

馬連流し・ワイド流し
⑦-②③⑧⑩

【守永真彩】
◎②ニホンピロキーフ
馬連流し・3連複1頭軸流し
②-①③⑥⑧⑩

【福原直英】
注目馬
ニホンピロキーフ

【横山ルリカ】
◎③ジュンブロッサム

【田中裕二(爆笑問題)】
◎⑨レイベリング

【酒井一圭(純烈)】
◎⑩ロングラン

【小泉恵未】
◎③ジュンブロッサム

【稲富菜穂】
◎⑧セオ

【松本ぷりっつ】
注目馬
ジュンブロッサム

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑩ロングラン

【目黒貴子】
◎⑧セオ

【小塚歩】
◎②ニホンピロキーフ

【中野雷太】
◎⑧セオ

【米田元気】
◎②ニホンピロキーフ

※敬称略・順不同

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【マイラーズC2025】ROBOTIPの勝率予測 騎手重視予測からは1頭抜けた数値を叩き出したジュンブロッサムから 2025年4月26日() 12:00

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
日曜重賞のマイラーズC(G2)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回のマイラーズCの舞台となる京都芝1600mは、外回りのコーナーを2つ回るコース。ここはそんな舞台を考慮して、距離適性70%、トラック適性30%のセッティングといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出したマイラーズC全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ③ジュンブロッサム 20.08%
2 ⑦グラティアス   11.48%
3 ⑩ロングラン    11.15%
4 ⑧セオ       10.29%
5 ②ニホンピロキーフ 10.17%
6 ⑥ミスタージーティー 9.74%
7 ⑤エアファンディタ  9.09%
8 ①ホウオウリアリティ 7.10%
9 ⑨レイベリング    6.26%
10 ④ビーアストニッシド 4.63%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(10頭立ての場合は10.00%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回のマイラーズCでは上位5頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

③>>>>⑦⑩>⑧②

ご覧の通りジュンブロッサム武豊)が勝率予測で唯一20%台の数値を叩き出し1頭抜けたトップ評価と相成りました。以下、グラティアスロングランの2位グループが続く隊列となります。
これだけの数値差ですからここは素直にジュンブロッサムを軸馬候補としたいと思います。馬券は馬券対象馬4頭へと流した以下の馬単、合計9,000円(4点)で勝負いたします。

【劉備のマイラーズC勝負馬券】
馬単1着ながし
③→⑦⑩
2点×各3,000円=6,000円
③→②⑧
2点×各1,500円=3,000円

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ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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【マイラーズC2025】過去10年の重賞データ分析 首位ジュンブロッサム、次点ニホンピロキーフ、3番手セオの順に評価 2025年4月26日() 12:00

【性別】
京都で施行された直近10回(2013~2020、2023、2024年)の性別成績は、牡馬【10.10.10.108】、牝馬【0.0.0.4】、せん馬【0.0.0.3】。出走頭数の違いがあるとはいえ、傾向的に牝馬とせん馬は強調しづらい。

(減点対象馬)
ロングラン

【所属】
京都で行われた直近10回の所属別成績は、栗東【8.10.9.91】、美浦【2.0.1.22】。連対率と複勝率は、前者が大きくリードしている。しかも、後者の2勝はG1ウィナーによるもの。G1での勝利経験がない関東馬は過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
ビーアストニッシド ⑨レイベリング ⑩ロングラン

【前走クラス】
京都で施行された直近10回の1~2着馬延べ20頭の前走をクラス(レース格)で分けると、海外G1、G2、G3、OP特別の4パターン。国内G1や条件クラスからの参戦馬は低調な結果に終わっている。

(減点対象馬)
ミスタージーティー

【前走人気】
京都施行の直近10回の1~2着馬延べ20頭すべてが、前走で単勝7番人気以内の支持を集めていた。前走が単勝8番人気以下の低評価だった馬は、軸馬候補として推奨しづらい印象を持つ。

(減点対象馬)
ホウオウリアリティ ⑤エアファンディタ ⑨レイベリング

【近走人気】
京都で行われた直近10回、近2走とも単勝6番人気以下だった馬が、当レースで2着連対圏を確保した事例は皆無となっている。低評価が続いている馬の上位好走は、見込み薄と考えたほうがいいかもしれない。

(減点対象馬)
ホウオウリアリティ ④ビーアストニッシド ⑤エアファンディタ ⑦グラティアス ⑨レイベリング

【OP実績】
京都施行の直近10回の1~2着馬延べ20頭は、そのいずれもが芝のOPクラスで3着以内に入線した経験があった。非該当の馬は疑ってかかるべきだろう。

(減点対象馬)
ホウオウリアリティ


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、②ニホンピロキーフ、③ジュンブロッサム、⑧セオの3頭。

連軸候補の筆頭には、③ジュンブロッサムを推す。京都施行の直近10回、前年の富士Sを上がり3Fタイム3位以内で連対(2着以内)していた馬は【1.0.2.0】と崩れていない。目が離せない存在だ。

京都施行の直近10回、前年の京都開催のマイルCSにおいて1桁着順だった馬は【5.1.3.5】。それに該当する、②ニホンピロキーフを次位評価。残る1頭、⑧セオに対するケアも怠れない。

<注目馬>
ジュンブロッサム ②ニホンピロキーフ ⑧セオ 

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【マイラーズC2025】レーティングとモノサシで考える ◎ジュンブロッサムにとっての"プレゼント"レース 2025年4月25日(金) 18:00

今週日曜、京都競馬場のメイン競走はG2マイラーズカップ。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかのモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬13ヶ月以内の国内戦数値のみを掲載)。

115 ジュンブロッサム
113 ニホンピロキーフ
109 ロングラン
108 エアファンディタミスタージーティー
107 セオ
106 ビーアストニッシド
104 レイベリング
102 グラティアス
101 ホウオウリアリティ

(全馬格付けあり)

マイラーズカップの例年の勝ち馬レーティングは112~119。勝ち馬のレーティング範囲にかなり幅があるが、近5年でみると3着以内馬で109を割っていた馬はわずか1頭。比較は109以上の3頭を中心に行った。

第2のモノサシは「芝1600mの重賞勝ち」経験。マイラーズカップ近5年の3着以内馬15頭のレース当日までの芝1600mの重賞勝ち経験を調べたところ、66.7%の9頭が勝っていた。単なる経験ではなく「重賞勝ち」となればそれなりにハードルは高いはずだが、それでも全体の3分の2が該当していたという事実は重いと判断。前述の3頭だけでは比較対象が少なく寂しいので、107以上の3頭を加えた6頭の芝重賞勝ち経験について調べてみた。結果は以下の通りだ。

ジュンブロッサム富士ステークス勝ちあり) ニホンピロキーフ(マイラーズカップ3着がベスト) ロングラン(マイル経験そのものが無し) エアファンディタ(マイル重賞は3戦して全着外) ミスタージーティー(マイル経験そのものが無し) セオ(マイル重賞は2戦していずれも着外)

比較対象を増やした意味がないくらい、上位、しかも最上位のジュンブロッサムに有利な比較結果となった。ジュンブロッサムに加点し、昨年このレース3着だったニホンピロキーフにも加点しておきたい。

第3のモノサシは芝1600mの持ち時計。マイラーズカップは勝ち時計が速い。過去10年のうち、京都開催だった8回は勝ちタイムの全てが1分33秒0以内で、稍重だった昨年でさえ1.32.5だ。天気予報によれば週末の京都競馬場は「晴れ時々曇り」。馬場が渋る可能性は低く、頭数は例年に比べ若干少ないが、速い時計での決着になると予想。出走各馬の芝1600mの持ち時計を比較してみた。結果は以下の通りだ(上位8頭を掲載)。

ジュンブロッサム(1.31.5) ビーアストニッシド(1.31.8) エアファンディタ(1.31.9) グラティアス(1.32.1) セオ(1.32.3) ホウオウリアリティ(1.32.4) ニホンピロキーフ(1.32.6) レイベリング(1.33.0)

ここもまたジュンブロッサムが最上位。下位2頭の持ち時計はここ数年の勝ち時計ギリギリか、それには及ばないレベルなので不要と判断。さらにジュンブロッサム以外で上位に顔を出している他の馬は、レーティングか1600m重賞実績のいずれかでケチがつく馬ばかりで、どれもピンとこない。

もはや多くの比較はいるまい。58kgだとしてもこのレース、ジュンブロッサムに「どうぞ勝って下さい」と言わんばかりのメンバー構成。ここまで2番手グループが不甲斐ないと、却って相手を探しづらいが一応印をつけておく。
本命◎はもちろん、不動でジュンブロッサム。○はニホンピロキーフで、▲にはセオ。△にロングランを指名し、馬券は◎から入る。印をつけた3頭への馬単(折り返しなし)、馬連、ワイドの計9点で挑みたい。

【モノサシ比較による注目馬】
ジュンブロッサム ○ニホンピロキーフ ▲セオ △ロングラン

モノサシの正誤判定は4/27(日)だ。

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【マイラーズC2025】ズバリ!調教診断(最終版) 1番手はジュンブロッサム!ロングランも高評価! 2025年4月25日(金) 12:00

日曜日に行われるマイラーズCの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

ホウオウリアリティ【B】
栗東CW単走(23日)。やや首が高く、疾走感はさほどでもないが、前膝を高く上げて地面をたたきつけるようなフットワークは健在。鞍上の合図にもそれなりに対応しており、最後まで集中を切らさず駆けることができている。厳しく見れば、あと少し動きに素軽さがほしいが、デキが悪いという印象はない。まずまずの仕上がり。

ニホンピロキーフ【B】
栗東CW単走(23日)。しまいをサラッと伸ばす程度の内容。首がやや高く、力みがちに見せるのは相変わらず。その一方で、1週前の重め感は薄れつつあり、そのぶんラストの反応も良くなっている。あと少し躍動感があれば、といったところだが、着実に状態が上向いているのも確か。この1本で態勢は整いそうだ。

ジュンブロッサム【A】
栗東坂路単走(23日)。2週前、1週前とCWでしまいに負荷をしっかりかけているので、当該週は坂路でサラリという内容。直線序盤は頭の位置が気持ち右向きだったが、割り引くほどではない程度。馬場の悪い時間帯でも、脚元の動きは機敏。さほど強く追われないまま、ゴールに向かって加速し続けた。好仕上がり。

ビーアストニッシド【B】
美浦坂路併走(23日)。かつてほどハミを取りすぎることがなくなって、迫力こそ薄れたものの、そのぶん多少なりとも操縦性は良くなった印象。コーナーから軽く促されつつの登坂ではあるが、脚取り自体は力強く、最後まで集中力も途切れていない。この馬なりに動ける仕上がりだろう。

エアファンディタ【C】
栗東坂路単走(23日)。外ラチ寄りを登坂。首の可動域が狭く、上体高めの走法はいつものこと。それはいいとしても、手前を替えようとする際にヨレる悪癖がぶり返しているのは気がかり。そのためか、ラストの走りに余裕を感じない。調子が上向きとは思えず、今回は当地相性の良さで、どこまでカバーできるかが焦点になりそうだ。

ミスタージーティー【F】
栗東坂路単走(18日・映像なし)。24日(木)の段階で当該週追い切りを施した形跡はなく、この中間の追い切りらしい内容は、18日(金)の坂路1本のみ。その1本にしても映像は非公開。判断材料に乏しく、本稿執筆段階(24日時点)で明確な判定は難しい。いずれにせよ、週末の動向および当日の気配は、しっかり確認しておいたほうがいいだろう。

グラティアス【B】
栗東坂路単走(23日)。整える程度の内容。馬場の内側から外側へと流れていく感じの登坂ではあるが、フォーム自体のブレは少なく、脚取りもしっかりしている。際立つ伸びこそ見られなかったものの、最後まで低い重心を保ち、リズム良く走れていた。大きな上積みまではどうかも、雰囲気は決して悪くない。

セオ【B】
栗東CW併走(23日)。コーナーでリードホースに取りつき、その後は並走にて整える感じの内容。派手さには欠けるものの、きれいに手前を替えてキビキビとした脚さばき。最後は僚馬に対して体勢不利のかたちになったため、そのぶん見映えは良くないが、先着を目的とした調整ではないので深刻にとらえる必要はない。悪くない仕上がり。

レイベリング【B】
美浦W併走(23日)。コーナーで少し行きたがる面を見せていたが、それはいつものことだし、この馬とすれば我慢がきいているほう。直線序盤で肩ムチが一発入ったものの、その後は可動域の広いフォームで走れていた。体調面に問題はなさそうなので、あとは本番当日のテンションがポイントとなる。

ロングラン【A】
美浦W単走(23日)。テンション面を考慮して整える程度の内容。ムキになることなく、適度な活気で走れていたのは良い傾向。手前替えも比較的スムーズにこなし、その後も四肢を大きく伸ばしたフォームで加速していた。状態は良く映る。輸送の無事クリアを前提に高評価してみたい。


【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。③ジュンブロッサムを1番手に挙げたい。1週前のゴール前後の躍動感あふれる走りは目を引くものがあった。また、2走前の1週前はラストで気を抜き、前走の当該週はゴール前で脚力が緩むような感じとなったが、今回は1週前、当該週ともに集中力が途切れることなく加速し続けていた点も好感度大。反撃を見込める態勢と判断したい。

次点は、⑩ロングラン。四肢を大きく使って、ゴールまでしっかり伸びる姿が印象的。この馬とすれば活気も適度で、約2カ月の休養明けながら雰囲気は上々。スムーズに流れに乗ることができれば、マイルの重賞でも台頭の余地はある。

<注目馬>
ジュンブロッサム ⑩ロングラン 

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月24日(日) 阪神11R 第82回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:24頭】(フルゲート:18頭)


<優先出走馬>

アサマノイタズラ(B)中4週
前走時は、乗り込み量は豊富も、時計はかかり気味で動きも物足りない印象だったが、パドックでは太め感はなくレースでも終いしっかり伸びての勝利だった。この中間もしっかり乗り込まれて時計は前走時以上に良化。1週前はまだ伸びきれていなかったものの、上積みは感じられた。

オーソクレース(C)中4週
この中間は1週前に南Wで併せて先着しているが時計は平凡。前走で、調教内容の割にレースで走り過ぎてしまった反動がありそうで恐い。

ステラヴェローチェ(A)中3週
この中間は2週前、1週前としっかり追われ、1週前追い切りでは軽く仕掛けられただけでスッと伸びてみせた。上積みが窺える。

モンテディオ(B)中3週
使われつつ馬体が減ってきていて、前走時のパドックでは好馬体ではあるもののトモが寂しく映った。これ以上馬体が減るのは良くないだろう。この中間は、馬なりでの調整となっている。ただ、1週前追い切りでは力強さこそ感じないものの素軽い動きで、状態は引き続き良さそう。

レッドジェネシス(C)中3週
休み明けの前走時は、首の高い走りこそ気になったが、乗り込み量も多く出来自体は良くみせていた。道悪も向いていたようで勝ち馬と差のない競馬。この中間は1週前にCWで追い切られているが、やや物足りない動きで前走時の疲れがあるかもしれない。


<賞金上位馬>

タイトルホルダー(C)中4週
前走時には南Wでかなり良い時計が出ていたが、パドックではトモが寂しく力強さに欠ける印象を受けた。この中間も1週前には南Wを単走で追われて好時計は出ているが、スピードが勝った感じで終いの踏ん張りに不安が残る。関西圏への輸送も初めてで馬体面での不安も気になる。

ヴィクティファルス(C)中4週
前走時の追い切りでは好時計が出ていたが、力みがありリラックスして走れていない感じだった。パドックでもトモは寂しく映った。この中間もCWで速い時計が出ているが、こちらも気が勝った印象の動きで、距離延長に不安は残る。

ヴァイスメテオール(C)3ヶ月半
休み明けで乗り込み豊富も、1週前の動きを見ると鈍重さが拭えず、伸び脚が物足りない。

グラティアス(A)中4週
前走時のパドックでは2人引きで気合い乗り抜群たったが、ややイレ込み気味でもあった。この中間、1週前追い切りでは重心が低い走りで力強く伸びていて上積みがありそう。

ディープモンスター(C)5ヶ月
休み明けで2週前追い切りでは併せ馬で遅れ、1週前追い切りではズブさはある感じも何とか先着。長い距離は向きそうだがまだ重さが残る感じ。

ワールドリバイバル(B)中4週
前走時のパドックではまだ緩さが窺え、追い切りの動きも重かった。この中間は2週前、1週前と追われて、1週前追い切りでは重心が低い走りを披露。動きが良くなった印象で、長距離も向きそう。

セファーラジエル(D)中4週
1週前追い切りでは坂路で追われて時計は詰らず。かなり大きな馬で力強さはあるが、まだ絞れそう。

アリーヴォ(B)中9週
前走から間隔に余裕があり、2週前、1週前と長めから好時計が出ていて引き続き出来良好。

ヴェローチェオロ(B)中1週
この中間は前走から中1週で軽めの調整。前走時のパドックではまだ馬体に余裕があったので、間隔が詰まっていても上積みはありそう。

エアサージュ(A)中8週
前走時のパドックではまだまだ緩さがあったが、逃げてしぶとく粘り込んだ。この中間は、2週前、1週前と長めから追われていて、1週前の動きからは力強さが十分感じられた。伸び脚は抜群に良く、前走からの上積みが期待できそう。

ディヴァインラヴ(A)中4週
中4週でも2週前、1週前と長めから併せ馬で追われてともに先着。1週前の動きを見ると併走相手の2頭の手が激しく動くなか、持ったまま楽に先着していて出来は前走以上。

ロードトゥフェイム(A)中3週
九十九里特別を勝っての中3週。1週前は抑えたまま楽に先着。輸送もあるため一杯に追われた日曜には、好時計をマークしてきていて仕上りは良さそう。

シュヴァリエローズ(B)中2週
休み明けの前走時は好時計を連発していたが、レースではエンジンがかかるのが遅かった。中2週の今回、1週前追い切りでは良い伸び脚をみせていて上積みを感じさせる。


<除外対象馬>

テーオーロイヤル(C)中2週
前走で馬体が大きく増えていたが、この中間は軽めの調整。速い時計はなく疲れがまだ抜けていない可能性あり。

ノースザワールド(B)中2週
能力のある馬だがなかなか勝ち切れない。使い詰めで上積みまではどうか。

ハギノピリナ(B)中5週
乗り込み豊富。1週前の動きを見ると終い力強く伸びていて上積みはありそう。

マカオンドール(B)中4週
前走時は併せ馬で遅れていたが、この中間は1週前追い切りで先着。叩き3戦目での上積みが窺える。

ワイドエンペラー(C)中4週
1週前は坂路で好時計をマークしてきたが、時計ほど終いの伸び脚は目立たず。

トーホウバロン(E)中4週
1週前は3頭併せで伸びきれず出来はイマイチ。


※このコラムからの推奨馬はステラヴェローチェエアサージュグラティアスディヴァインラヴロードトゥフェイムの5頭をあげておきます。



◇今回は、菊花賞編でした。
今年の菊花賞は、皐月賞馬、ダービー馬の参戦がなくおまけに42年ぶりの阪神での開催ということも手伝って混戦模様。
神戸新聞杯を勝ったステラヴェローチェが主役となりそうですが、前走時+18キロでパドックでも明らかに余裕のある馬体だったことを考えると上積みが期待できる反面、反動が出て2走ボケの可能性も考えられます。セントライト記念のコラムでは、「今年は上り馬の活躍がありそう」と書きましたが、本番の菊花賞でも様々な路線からの上がり馬が登録してきているばかりか、それぞれの馬たちが出来も良さそうな印象を受けます。調教面からは、上がり馬のどれかの馬を狙ってみたい状況です。
いずれにしても、これだけ混戦となると、血統、指数、騎手、出目などいろいろな角度から予想が楽しめそう。皆さん得意な分野があると思いますので、こだわりの予想を最大限に活用して、今年の菊花賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2021年10月17日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年10月17日号】特選重賞データ分析編(276)~2021年菊花賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 菊花賞 2021年10月24日(日) 阪神芝3000m内


<ピックアップデータ>

【“同年4月以降、かつJRA、かつG1・G2のレース”において“着順が4着以内、かつ4コーナー通過順が10番手以内”となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [7-7-6-47](3着内率29.9%)
×なし [1-1-2-73](3着内率5.2%)

 ここ半年あまりの戦績がポイント。皐月賞以降のG1やG2で上位に食い込んでいない馬は苦戦していました。大敗が続いている馬はもちろん、G3やオープン特別、条件クラスのレースを主戦場としてきた馬も過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→タイトルホルダーモンテディオレッドジェネシス
主な「×」該当馬→ヴァイスメテオールヴィクティファルスグラティアス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2013年以降[8-7-7-57](3着内率27.8%)
主な該当馬→ヴァイスメテオールモンテディオレッドジェネシス

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2021年9月16日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック セントライト記念2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月20日(祝・月)中山11R 第75回セントライト記念(3歳G2・芝2200m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)

タイトルホルダー(B)4ヶ月
ダービーからの休み明けで乗り込み量も豊富。1週前の動きを見ると特に大きく変わった感じはないが、最終追い切りで気合いが乗ってくれば仕上がりそう。

ヴィクティファルス(B)4ヶ月
ダービー以来の休み明けで、この中間は新馬、2戦目当時のように2週前、1週前とコース追いを消化。1週前の動きを見ると、終いの伸びが足りない。

オーソクレース(C)9ヶ月
昨年のホープフルSからの休み明けで乗り込み量は豊富。ただ、1週前追い切りの動きを見ると追われてからの伸びが物足りず。

グラティアス(C)4ヶ月
こちらもダービーからの直行組。この中間は自動計測になって時計は速くなっているものの、1週前は併走相手に手応え劣勢、併走遅れと特に成長の痕はうかがえない。

タイムトゥヘヴン(B)4ヶ月
ダービーからの休み明け。春当時からトレセンでは何本も時計を出す馬ではなく、この中間2週前、1週前と併せて先着していて状態は変わりなく順調そう。

ワールドリバイバル(C)中10週
ラジオNIKKEI賞からの休み明け。春と比べるとこの中間は坂路、CWと時計がかかっており、大型馬でもあり使われてからのほうが良さそう。

ヴェイルネビュラ(C)中10週
休み明けも、この中間は乗り込み量が少ない。1週前の動きには力強さはあるものの、終い伸びきれていない印象で、重い感じ。

アサマノイタズラ(D)中10週
ラジオNIKKEI賞からの休み明けで、この中間本数は乗られているが時計は休み前とそれほど変わらず。気難しそうな面を覗かせた1週前内容からも、変わり身はどうか。

ソーヴァリアント(A)中4週
札幌で2連勝。その札幌での2戦もしっかり乗り込まれていたが、この中間も入念な乗り込みで状態は良さそう。1週前追い切りでも気合い乗り抜群で楽に先着していて、まさに連勝中の勢い止まるところ知らずの感。

ルペルカーリア(C)4ヶ月半
京都新聞杯からの休み明けで乗り込み量は豊富。1週前の動きを見ると、終いモタモタして併せ遅れと、まだエンジンがかかっていない感じ。それでも坂路での時計は良化を果たしており成長はありそう。

カレンルシェルブル(B)中4週
ここ4戦月一ペースで使われているが、大きな馬で前走時のパドックでもまだ少し余裕を感じたほど。調教に関しても、前走時までは併せ馬で遅れることの多かった馬だが、この中間は1週前には併せ先着。使われるごとに時計も良くなっていて、上積みも期待できそう。

ノースブリッジ(A)中10週
ラジオNIKKEI賞からの休み明け。この中間は、自動計測になって時計が速くなっている南Wコース状況を考慮しても好時計判定の内容と、上積みがありそう。

レインフロムヘヴン(D)4ヶ月半
青葉賞からの休み明け。乗り込み量は豊富も、終いの伸びが悪く物足りない動き。

レッドヴェロシティ(C)中9週
7月に福島を使われての休み明け。1週前追い切りは、3頭併せの外に併せて力強さはあるがもうひと伸びほしい感じ。大きな馬で一度使われてからのほうが良いか。

ベルウッドエオ(B)中8週
7月の福島戦からの休み明けも、この中間も坂路、南Wと好時計が出ていて順調そう。


※このコラムからの推奨馬はソーヴァリアントノースブリッジの2頭をあげておきます。



◇今回は、セントライト記念編でした。
今年のセントライト記念のメンバーを見渡すと、休み明けの馬がかなり多いように感じます。過去10年の成績からは、日本ダービー出走組の成績がかなり良いレースとはいえ、昔のように夏の上がり馬と呼ばれる存在は少なくなってきているのかもしれません。
ただ、出走メンバーの調教内容を見てみると、休み明けで乗り込み量が多くても大型馬の中にはなかなか時計が詰まってこないという馬もいるように思えますし、加えて今年は、美浦南Wコースが例によって自動計測化に伴う好時計状態もあって、春よりも調子が良さそうに見えていても実は、ジックリ見てみるとそうでもなかったりというケースもチラホラ。詰まるところ、今年は夏の上がり馬を中心に、休み明けの組に関しては最終追い切りの動きまでしっかり見届けて調子の良し悪しを判断したほうが良いと考えています。

セントライト記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年5月26日(水) 13:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 東京優駿(日本ダービー)2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月30日(日)東京11R 第88回東京優駿日本ダービー) (3歳G1・芝2400m)

【フルゲート18頭】


<優先出走馬>

アドマイヤハダル 動きB 時計A 中5週 新馬472㎏→前走482㎏
この中間も3週前、2週前と坂路で好時計が出ていて、1週前はジョッキー騎乗でCWを長めから追い切られて先着。全体的に追い切りの時計は優秀。

エフフォーリア 動きB 時計C 中5週 新馬516㎏→前走504㎏
ここ2戦は2週前もトレセンで時計を出していたが、今回は日曜日からと1本追い切り本数が少ない。動きに関しても、前2走の1週前追い切りでは押さえきれないくらいの手応えで直線に向いてきていたが、今回の1週前追い切りではそれが見受けられず。ややおとなしい印象で迫力がもう少しほしいところだった。

ステラヴェローチェ 動きA 時計A 中5週 新馬488㎏→前走500㎏
この中間もかなり乗り込み量豊富で、2週前、1週前の追い切りの動きを見ると楽な手応えで余裕の先着。パワーがあり、出来もかなり良さそう。

タイトルホルダー 動きA 時計B 中5週 新馬472㎏→前走462㎏
弥生賞、皐月賞と王道のローテーションで好成績を残しているが、地味な存在。それでもこの中間も順調に調整されていて、1週前追い切りの動きも素軽さがあり上積みが感じられた。

バジオウ 動きD 時計C 中2週 新馬456㎏→前走464㎏
前走から中2週となるが、軽めで木曜、日曜と時計を出していて疲れはなさそう。ただ、1週前追い切りは、首が高く重心の高い走りで物足りい動きだった。

ヨーホーレイク 動きD 時計C 中5週 新馬492㎏→前走504㎏
この中間もCW中心の調整で乗り込みは豊富。1週前追い切りは、併走相手に先着しているものの、外の2頭は持ったままで追われてはおらず、明らかに手応えで見劣った。レースでも追い切りでもワンパンチ足りない印象が残る。

ワンダフルタウン 動きA 時計A 中3週 新馬444㎏→前走466㎏
新馬戦がダノンザキッドの2着で重賞2勝馬。前走が長期休養明けで、追い切りの内容、動きからも重さが残る出来だったと思うが、しぶとく勝ち切るところは能力の高さゆえ。前走を使われ、1週前の坂路での動きもさらに良くなっていて、今回は上積みが感じられる。


<賞金上位馬>

ダノンザキッド※骨折のため出走回避。

サトノレイナス 動きA 時計A 中6週 新馬472㎏→前走474㎏
2歳時の調教は全体的に控えめな内容だったが、3歳を迎え前走時からかなり速い時計をマークするようになってきてギアを上げてきた感じ。1週前追い切りでは力強い動きで迫力も感じさせていて、牡馬相手でも引けを取らない。

ヴィクティファルス 動きD 時計B 中5週 新馬484㎏→前走478㎏
この中間も2週前、1週前と速い時計は出ているが、1週前追い切りの動きを見ると併走相手に動きで見劣り終いも伸びきれていない。

バスラットレオン 動き映像なし 時計D 中2週 新馬462㎏→前走482㎏
前走(◎)はスタート後に躓いて落馬競走中止。前走まともに走っていたら結果はどうであれ、ここには出走していなかったかもしれない。それでいて展開を大きく左右することになる馬なので、レースを面白くしてくれる興味深い存在ではある。ただ、いくら前走ほとんど走っていないとはいえ、もう一度仕上げ直さなくてはならないのでプラスということはなさそう。

レッドジェネシス 動きC 時計B 中2週 新馬476㎏→前走488㎏
京都新聞杯から中2週となるが、その前走時に休み明けでしっかり乗り込まれていて、この中間も1週前、日曜とこれまでと同じように追い切られているので疲れはなさそう。1週前追い切り映像からは、やや重の芝コースで多少脚を取られるところがあったので、良馬場のほうが向いているように感じた。

ラーゴム 動きB 時計B 中5週 新馬506㎏→前走516㎏
きさらぎ賞皐月賞と無理のないローテーションでこの中間も乗り込み量は豊富。1週前の動きを見ると、まだ重たさは残るが終いしっかりと伸びることが出来ていた。あと1週あることを考慮すると、デキ自体は良さそう。

グラティアス 動きB 時計C 中5週 新馬488㎏→前走500㎏
休み明けの皐月賞を一度使われての叩き2戦目だが、この中間追い切り時計がガラッと良くなった印象はない。それでも、ジョッキーが跨って行われた1週前追い切りは折り合いがしっかりつき、終いもキッチリと先着。やや迫力は欠くものの仕上がり好感。

シャフリヤール 動きB 時計A 中8週 新馬450㎏→前走448㎏
この中間は間隔も空いているので乗り込み豊富。今回の1週前追い切りでは強めに追われて先着。まだ走りに硬さがある感じでそのあたりが良くなってくれば、一層強くなるだろう。

タイムトゥヘヴン 動きD 時計E 中2週 新馬480㎏→前走478㎏
NHKマイルCからの中2週で、この中間は軽めの調整。ここ2戦の調教内容を見るに、前走が目標でここはおまけの参戦か。それほど余力は感じられない。

ディープモンスター 動きD 時計C 中5週 新馬458㎏→前走444㎏
2歳時は併せ馬で遅れることはなかったが、前走時の1週前追い切りで遅れてこの中間も1週前追い切りで遅れた。動きに関しても、ゆったりした入りで併走相手の手応えも決して良いものではないなかで追い比べで先着を果たせていないくらいなので、これでは状態が良いとはコメントできない。

グレートマジシャン 動きA 時計B 中8週 新馬478㎏→前走474㎏
この中間、1週前追い切りでは押さえきれないくらいの気合い乗りで、かなりの迫力を感じさせている。ただ、それ以上に気難しい面が出ていたという印象。今回は乗り替わりとなり、残り1週でどれだけジョッキーとコンタクトが取れるようになるかが鍵。素質はかなり高いはず。


☆このコラムからの推奨馬はサトノレイナスステラヴェローチェワンダフルタウングレートマジシャンタイトルホルダーの5頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
昨年の無観客でのダービーから早いもので1年が過ぎ、今年もダービーウイークがやってきました。過去のダービー馬の名前を眺めていると、その時の記憶が蘇る馬がとても多いことに気付かされます。それだけ他のレースとは違う何かがあるのだと思います。特に新馬戦の予想をするようになってからと、POGに参加するようになってからというもの、スタートからゴールという流れが出来上がり、1年ごとに整理されて記憶しているように思います。
そしてこの1年は、コロナの影響で短期免許で来日する外国人ジョッキーがいなかったこともあり、ルメール騎手に人気馬が集中していた印象のシーズン。そのルメール騎手が、牝馬のサトノレイナスで今年はダービーに出走するということは、それだけの能力があると判断しても良いのではないかと思っています。ちなみに、今年のダービーに登録している18頭の新馬戦での騎乗ジョッキーは、福永騎手が4頭、ルメール騎手、戸崎騎手がともに3頭です。そして新馬戦から乗り替わることなく、同じ騎手でダービーに出走する予定の馬は、エフフォーリア(横山武)、サトノレイナス(ルメール)、ワンダフルタウン(和田竜)の3頭だけ。出走を予定していた馬が故障したり、体調が整わなかったりして急遽違う馬で参戦ということもありますが、そもそもどれだけ順調かつ無事にここを迎えられているかを示す指標ともいえる部分でしょう。『ダービーは運がある馬が勝つ』と言われますが、このあたりも明暗を分ける一つの要素になってくるのかもしれません。
今年も馬主、調教師、生産者、騎手、そして競馬ファンの夢を乗せて17頭の馬が走ります。競馬場には限られた人数の人しか入れませんが、テレビやラジオなどで日本中から夢の舞台を楽しんでいただきたいと思います。

日本ダービー出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年4月16日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】例え距離が延びても器用なソダシは有利/大混戦の皐月賞
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桜花賞阪神ジュベナイルフィリーズからの直行2頭のワンツーフィニッシュ。休み明けの馬が好走するシーンもすっかり見慣れたものになったが、改めて時代の変化を実感させられる一戦となった。

ソダシは好位から安定した立ち回りで抜け出し。追い込んできたサトノレイナスの勢いが良かったため、距離が延びたら逆転…と思いたいが、案外この差は大きい気もする。苦しい競馬で差を詰めて来たサトノレイナスは当然オークスでも有力。だが、逆にソダシが一見恵まれる競馬ができるのはそれだけレースセンスが良く前で流れに乗れるからでもあり、器用さという点で一日の長がある。距離延長大歓迎というタイプではないが、折り合いにも不安がなく、順調ならこちらもオークスでは有力だろう。

負けた組の中では、馬体の維持がカギにはなりそうだが距離延長歓迎の5着アールドヴィーヴル。穴っぽいところでは9着に敗れたが、距離が延びて良さそうなホウオウイクセルには改めて期待したい。

~低調なトライアル戦線の中で唯一水準級なのは…

それにしてもクラシックの出走馬を見ていると、本当に直行組が増えた。このことによって、予想する上では少々悩みが増える。比較が難しくなるだめだ。桜花賞で馬券のキモになったのは3着のファインルージュ。こちらはフェアリーSからの直行ローテだったが、同レースはあまりクラシックに繋がるイメージがなく、その印象もあり8番人気という評価にとどまっていた。先週は主流路線のチューリップ賞のレベルが高くないことを当コラムで指摘したが、今週末の皐月賞においても、トライアルのレベルを考えるのは重要になりそうだ。

今年の各レースのメンバーレベルを振り返ると、まず低レベル戦だったのは京成杯グラティアスが無敗で制したこのレースは、実質的に少しレベルの高い1勝クラス程度のメンバー構成だった。2着タイムトゥヘヴンはその後マイル重賞で好走したが、全体としては低調だった。

スプリングSも未勝利勝ち直後のボーデンが人気を集めたように、全体のレベルは高くなかった。勝ったヴィクティファルスは距離が延びて良さそうだし、2着アサマノイタズラは引き続き人気もなさそうだが、メンバーレベルを考えると積極的に買いたいとまでは言いづらい。

数々の名馬を輩出してきた弥生賞も、今年は低レベル戦。ダノンザキッドの出走こそあったが、その他はマイル路線から距離を延ばしてきたシュネルマイスターがいたくらいで、1勝クラスの馬も多数含まれる10頭立てのレース。近年はかつてほど地位が高くなくなっているが、今年もその傾向通り。タイトルホルダーが逃げ切ったレース内容も単調なもので、差し損ねた感のあるダノンザキッドは見直しが可能だろうが、それでも大きくプッシュできるかというと微妙なところだ。

ラーゴムが制したきさらぎ賞も同様で、レース内容自体も少頭数で単調なもの。好位から押し切ったラーゴムは今の荒れ馬場への適性は高そうだが、果たしていきなりのG1でどうだろうか。

その中で唯一水準のメンバーレベルにあり、当方配信の競馬ノートでも水準を意味する【C】ランクを付けたのが共同通信杯。勝ったエフフォーリアは直行となるが、2着ヴィクティファルス、3着シャフリヤールがその後重賞を制したのも納得といえば納得。

無敗でこのレースを制したエフフォーリアは、そういう意味では有力ということになるが…。そのエフフォーリアにしても気掛かりな点がひとつ。それは多頭数のレースを経験していないことだ。今は重賞が増えた上に直行組も増えたので、そもそも多頭数になる2歳戦は少なくそのこと自体は馬のせいではないのだが、揉まれた経験のなさというのはタフな馬場で行われる多頭数の皐月賞では少し不安になる。

皐月賞の注目馬

というわけで、考えれば考えるほどあまり買いたい馬がいない皐月賞なのだが…。

個人的な期待は、ダノンザキッド

弥生賞のレベルが高くないと言いつつ推奨するのか! という感じだが、その弥生賞はタイトルホルダーの楽逃げで単なる立ち回り戦。ホープフルSに続いてズブさを見せたダノンザキッドは差し遅れて敗れてしまったが、今回は開催終盤のタフな馬場。前走のようにただの立ち回り戦になる可能性は低く、改めて期待したい。ある程度出して行ってくれる川田騎手も、先行馬が少ないメンバー構成においてはプラス材料だろう。

もっともそうは言っても、あまり積極的に買いたいという感じでもないし、勝ち切るかと問われれば微妙な気がするのも正直なところで、安定感はあるが2~3着の可能性の方が高いような気も…。混戦模様の一戦なので、買い方も工夫して狙ってみたい。

最後にもう一つ気になるのは週末の天気。またしても中山競馬場は雨予報が出ており、今の馬場に雨が降るとタフな馬場になる可能性が高そう。内枠の先行馬は不利になり、隊列次第では中枠の差し馬、外枠の好位差し馬あたりが有利になりそうだ。枠順を眺め、気象予報を気にしつつ結論を出すことになりそうだ。

皐月賞の最終本命は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年4月15日(木) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 皐月賞2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


4月18日(日) 中山11R 第81回皐月賞(3歳G1・芝2000m)


<優先出走馬>

アサマノイタズラ(B)中3週
追い切りでもパドックでもまだ余裕がある印象で、ほとんど差のないレースぶりで2着してみせた前走。この中間も嶋田騎手が1週前追い切りに騎乗しての調整。動きに関しては力強さがあり、上積みが感じられる。

アドマイヤハダル(A)中3週
ここ3戦すべて◎にしているくらい、毎回のように調教内容が良い馬。この中間も2週前が坂路、1週前がCWを長めから併せて先着。動きに関してはやや重さも垣間見えるが、しっかりと先着していてこの時点でもだいぶ仕上がっている感じ。

ヴィクティファルス(A)中3週
この中間は、これまでの3戦同様に1週前にはCWを長めから。好時計が出ており、動きを見ても力強さがあり出来は引き続き良さそう。

シュヴァリエローズ(A)中3週
1週前追い切りでは3頭併せの外に併せて先着。追われてから迫力のある走りで抜群の伸び脚を見せていて、好調そのもののデキ。

タイトルホルダー(B)中5週
休み明けの前走時も太め感はなくスッキリした感じで仕上りは良かった。この中間も乗り込み量豊富で、1週前追い切りで見せた伸び脚は前走並みに好印象。

ダノンザキッド(B)中5週
休み明けの前走を使われ、この中間の動きからは行きたがる面が収まり気味で落ち着きが窺える。ただ、悪く言えばおとなし過ぎといった感じで、迫力という点では物足りなく映った。


<以下、賞金上位順>

ステラヴェローチェ(C)中8週
この中間、吉田隼騎手が毎週のように追い切りに騎乗しての入念な乗り込み。ただ、先週のソダシのような好内容とまでは行かず、坂路での動きを見るとまだ終いの伸び脚が良い時のそれには及んでいない印象。

ラーゴム(D)中9週
追い切りの動きが物足りず評価を下げてしまった前走。この中間の追い切りの動きを見ても力強さはなく、多少動きは良化するもまだまだ物足りなさが残る。

エフフォーリア(B)中8週
前走時は最終追い切りでグーンと良くなっていたこの馬。この中間は、トレセンでの乗り込み量が少なく、ギリギリまで牧場で調整されていた感じ。2週前、1週前はまだ凄みを感じるほどの動きではないが、スッと楽に先着しており出来は悪くなさそう。今回も前走時のように最終追い切りで迫力が感じられれば、前走以上の走りにも期待がもてる。

グラティアス(B)3ヶ月
前走時も3ヶ月ぶりで今回も3ヶ月ぶりのレースとなるが、1週前追い切りではデムーロ騎手を背に楽に先着しており、重め感もなく仕上がり良好。最終追い切りもあるので、さらに良くなりそうな感じもある。

レッドベルオーブ(B)4ヶ月
休み明けだが、トレセンでも1ヶ月以上乗り込まれて調整されている。映像がないので動きに関しては何とも言えないが、これまでと同じコースでも外めを回っての好時計なので悪くない仕上がりに映る。

ディープモンスター(B)中6週
この中間もこれまで同様に1週前はCWを長めから併せ馬で追い切られている。調教内容で特に気になるところはなく、調子落ちはなさそう。

ヨーホーレイク(B)中9週
この中間も乗り込み量は豊富。1週前追い切りは、追い出されての反応が鈍く、抜け出して先着するまでに時間がかかっていた。

ワールドリバイバル(D)中3週
この中間は中3週で2週前は軽めの調整で1週前はこれまで通りCWを長めから併せ馬で追い切られて先着。動きを見ると大きな馬の割に硬さがある感じで、伸び脚は物足りない。

イルーシヴパンサー(E)中3週
前走時当コラムで推奨した1頭で、人気薄で4着に健闘。ただこの中間は、1週前追い切りができていない時点で上積みはなさそう。

ルーパステソーロ(E)中2週
かなり大きな馬で、使い込まれているがここ2戦とも追い切りでは目立つ時計が出ていない。中2週のこの中間も、坂路での時計は物足りず能力的にも状態的にも物足りなさが残る。


このコラムからの推奨馬はヴィクティファルスシュヴァリエローズアドマイヤハダルの3頭をあげておきます。



◇今回は皐月賞編でした。
今週の14日(水)には門別で早くも2歳戦がスタートしました。地方競馬の2歳戦において、他地区出走時にも、毎年仕上がりの早さで好成績を残している門別所属馬たちですが、近年はJRA馬相手ではなかなか活躍することができていません(血統の良い馬や素質の高そうな馬たちは、最初からJRAに所属してしまうので仕方がないところだとは思いますが)。そして、近頃ではJRA所属馬も、6月の1600m戦や1800m戦で十分強い勝ち方ができるほどしっかり仕上がっているので、レースがないだけで育成自体は昔に比べると、だいぶ早い時期から行われるようになっているのだと感じています。
地方競馬は、2歳戦が早く始まる割に短距離戦がほとんどなので、早い時期からもう少し長めのレースを増やしてみたらどうかと思います。それと、今後はJRAのクラシックを目指すという意味で、地方競馬においても芝向きの馬が活躍できるようなレース体系(盛岡の芝コースをさらに活用する等)を地方競馬全体で作っていく試みなんかもありかもしれません。そういった路線を目指す馬は調教内容もこれまでと変わってくると思いますし、今の育成技術の向上や外厩施設を使うなどすれば早い時期に長めの距離でも戦える馬も出てくるのではないでしょうか。近年売り上げが伸びている地方競馬なので、地方競馬所属馬専用トレセンを作るくらい強い馬作りに資金を回しても良いかもしれませんね。
日本の馬は海外でも勝ち負けできるくらい強くなりましたが、今の日本の競馬に足りないのが地方競馬所属馬のレベルアップ。先に挙げたような背景から、今のままでは、地方所属馬とJRA所属馬の力の差はさらに広がっていってしまいそうです。1頭でも2頭でも、JRA所属馬に対抗できる馬がクラシックに出走してくるだけで競馬は盛り上がります。そんな馬の出現を期待しながら、今年も2歳戦を楽しみたいと思っています。

皐月賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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グラティアスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 42ビュー コメント 0 ナイス 3

京都11R読売マイラーズカップ(G2)
◎:7枠 8番 セオ
◯:3枠 3番 ジュンブロッサム
△:2枠 2番 ニホンピロキーフ
△:7枠 7番 グラティアス
△:8枠 10番 ロングラン

少頭数となったこのレースはベテランの判断が明暗を分けたレースとなりました。1番人気の武豊騎手騎乗のジュンブロッサムは行き脚が付かず後方から。騎乗経験もある馬で京都なら仕掛けどころは熟知しておりしっかり脚を貯める。逃げて持ち味が生きるビーアストニッシドは自分の競馬をするべくハナへ。ペースを合わせるように所長◎のセオが番手で抜け出しを図る位置で溜めたレースを展開。開幕週の時計の早い京都は展開により逃げ差し自在。直線で少し早めに先頭に立ったセオでしたが、直線中程で内に行った瞬間に「持たない」と感じました。こうなると後ろからも届くレース。満を持してジュンブロッサムも進出開始しますが、直線に向いたところで一蹴ん脚が鈍る。無関係とは思いますが先行してハイペースを作ったところに乗じてうまく出し抜けをくらわしたのが岩田康騎乗のロングラン。ゴール前再度伸びてきたジュンブロッサムに半馬身差をつける快勝。7歳馬ながら充実ぶりが目覚ましく、年齢で嫌われるようなら次走も買い目には入れたい馬です。

2着のジュンブロッサムは思った通りの良化途上。次走はもっと良くなるはずで巻き返し必至です。

3着のセオは厳しいペースの中、先行馬の中では唯一残りました。今後の成長に期待です。

 YASUの小心馬券 2025年4月27日() 08:24
【最終予想】マイラーズC 2025 YASUの小心馬券
閲覧 108ビュー コメント 0 ナイス 6

【危険視して妙味】

危:②ニホンピロキーフ 牡5 57 田口

好メンバーが揃っていた昨年のマイラーズCを③着していて地力上位とも言えるが、本馬の好走レンジは渋った馬場でタフな持続脚、開幕週でスピード負けしてしまうイメージ残り強気には推せない。



【短評】

昨年の強力メンバーから一転、GⅡとは思えない貧弱なメンバー構成で小頭数の開幕週なら内前優位とみて先行馬を狙う。

絶対能力よりも展開重視。



【最終予想】

◎⑧セオ 牡5 57 岩田望

前走六甲S④着は差し決着を先行してのもので評価を下げるものではなく、強力メンバーが相手だった東京新聞杯を0.5差、京都金杯でも0.3差と重賞に手が届く地力をつけてきた、今回はあまり絡まれることなく先行出来そうなメンバー構成、展開も向きそうで有力視。



〇⑥ミスタージーティ 牡4 57 坂井

格上挑戦という形ではあるが、GⅡとしてはかなりレベルが疑問視されるメンバー構成、ここまでのレース内容、相手関係から能力は通用とみている、開幕週馬場への適性は微妙だが、4歳の上昇度は魅力。



▲③ジュンブロッサム 牡6 58 武豊

近2戦が二桁着順も富士Sでソウルラッシュを撃破した実績は、このメンバーでは最右翼の存在、小頭数で地力勝負となるのも好材料で勝ち負けまで期待できるが、出遅れ癖や脚質上開幕週で前が止まらないバイアスになった時の不安が残るのも事実で軸には不向きもノーマークにはできない実力馬。



△⑩ロングラン セ7 57 岩田康

初めてのマイル戦は懸念材料も、直線平坦なコースは得意で前走小倉大賞典で勝利と重賞でも地力はヒケをとらない、ただ開幕週で追い込み脚質、流れ次第という側面もあり積極的にはいけず、連対圏評価。



※紐としておさえておきたいのは、⑤エアファンディタ、⑦グラティアスの2頭。

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 プラス1 2025年4月26日() 19:28
自作プログラム予想(2025/04/27(日)) 
閲覧 200ビュー コメント 0 ナイス 0

明日は海外競馬(香港)があるようですが

まぁ 国内ですらおぼつかないのに 海外を見てる場合では

よっぽど!

変な馬が人気してるとかなら?



明日は果たして ウマく 狙えるかどうか(明日はどっちだ)


福島①
10ヒタムキ,9ジョイナーテソーロ,8ベルトネ
福島②
11リケアコンパンナ,6ユーティジャーニー,9ミストラルフェザー
福島③
12グロワールスカイ,8キタノブレイク,2サニースマイル
福島④
11タマカヅラ,10ラッキーカムカム,4コルヴィーナ
福島⑤
5ドウジャスティ,10リギーロ,8ウインポセイドン
福島⑥
13ナチュラルリバー,7エイブラムス,14トモジャシャトー
福島⑦
9コーリングユー,2ライクアフラワー,10ソレントフレイバー
福島⑧
15ハーエクセレンシー,1ツインクルステージ,6グレイトクラウン
福島⑨
3オールデュスヴラン,7ビッグベルーガ,11ヴァイザーバルコ
福島⑩
7アセレラシオン,8イモータルバード,14サンドブラスト
福島⑪
4レッドアヴァンティ,1スマートクラージュ,12レッドヒルシューズ
福島⑫
9シャーンゴッセ,12スノーホルンロード,3ドンアポロン
東京①
13エイミームーン,12ココアミュレット,16スフレ
東京②
16イトウ,2アルテボーイ,12ワウワウワウ
東京③
10ガンハンマー,1コスモエンエン,7アーチーテソーロ
東京④
11レヴーズマン,5エオアリイ,9イフルジャンス
東京⑤
8アールヴィヴァン,11コスモグラニット,13キアラメンテ
東京⑥
5カザンラク,3ニシノルアノーヴァ,7アスクセクシーモア
東京⑦
2ホワイトクロウ,12ネオシルバー,6インテルメディオ
東京⑧
10シンバーシア,6ウインアイオライト,3マンウォル
東京⑨
15オメガウインク,1サトミノキラリ,11ヴェサリウス
東京⑩
5ペリエール,2サルヴァトーレ,7ハビレ
東京⑪
2ロートホルン,12ヴァルキリーバース,8マーゴットレジーナ
東京⑫
5オルゴーリオ,7アンジュフィールド,1ウィンダミア
京都①
11マローソ,14コパノマロン,12ヤマニンレセディ
京都②
14オドラニャソンソン,3リアルサファリ,9エイシンアニーモ
京都③
2ビップディラン,7モルビド,1ドゥラルーナ
京都④
8ゲインサポート,9アルマーザアミール,3カイトレッド
京都⑤
7ヴォイスオブゼウス,12ルージュスティーズ,1カピオラ
京都⑥
3モズタチアガレ,8パヴィーア,1ユウトザユウト
京都⑦
1アレンテージョ,8ジーティームソウ,5デルシエロ
京都⑧
6メイショウオオコ,4タイセイマンボ,9ハッピーマインド
京都⑨
4キャントウェイト,6エルディアブロ,7モモンウールー
京都⑩
7ベラジオボンド,2スイープアワーズ,16ガイアメンテ
京都⑪
2ニホンピロキーフ,3ジュンブロッサム,7グラティアス
京都⑫
9エアサンサーラ,8ワイドブリザード,5スマートリアファル

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2025年4月27日読売マイラーズカップ G25着
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2025年4月27日 読売マイラーズカップ G2 5着
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