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ウマニティプロ予想家・霧が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。
【スキルヴィング】
青葉賞を完勝し、ルメール騎手を背に大本番へ臨んでくる本馬。
ノータイムで「青葉賞組は消し!」と言う人もいるくらい、本番で苦戦が目立つ青葉賞組だが、誰もが認めるトップジョッキーが「G1ホースだと思う」と評した上で、ダービーという特別なレースの相棒として本馬を選択。4戦3勝という何となく底知れない雰囲気のある戦績も手伝って、皐月賞組に割って入るほどの人気を集めようとしている。
では、その評価は正当なのか。
血統を見ると、母系には奇しくも本馬と同じ青葉賞馬でダービー好走を果たしたシンボリクリスエス、更にその奥にはダービー馬のアドマイヤベガの名前が見える。
東京2400mで連勝しているのも頷ける母系と言えるし、そこに今をときめく父キタサンブラックの血が入れば、大レースで更にパフォーマンスを上げても不思議はないと思える。
問題は、指数面で評価した時に、「あれ?」と思えることだ。
ここまでのレースぶりはいずれもゆったりとしたスタートから後方で脚を溜め、直線で一気に脚を伸ばして余裕十分に差し切る、というものだが、見た目の派手さ、盤石さの割に、指数面の数字は意外と伸びていない。
2走前のゆりかもめ賞、そして前走の青葉賞も、過去の同レースと比較するとレベル的には”普通”。
過去の青葉賞の中でもレベルが高いと思えた2017年のアドミラブルや、2012年のフェノーメノなどは本番でも好走しているが、今年の青葉賞に関しては突出した部分がなく、この2頭や、既に皐月賞組が刻んでいる数字に比べるとかなり見劣るというのが正直なところだ。
ただ、一杯に走り切ったという印象は受けなかったし、刻んでいるラップもまだ余力を感じさせるものだったので、相手が強くなればなったなりにパフォーマンスを上げてくる可能性はあるだろう。
調教面においては、いつも淡々とした時計を刻んでいて、物凄く良く見えるということは少ない馬。
それだけに調子が良いのか悪いのか判断しにくい部分があるが、ご存知の通り本馬の所属はジオグリフとイクイノックスで昨年のクラシックを沸かせた木村哲也厩舎。変幻自在のローテや調教内容で、それぞれの馬、それぞれの目標に合わせた緻密な計算の上で調教を施されている印象が強い。
そこに加えて、ルメール騎手が本馬を選択したという事実である。
筆者としては、馬自身の能力比較ではやや辛口なジャッジをせざるを得ないのだが、この鞍上、厩舎という要素を踏まえると、バッサリと切るのは本当に勇気が必要。
経験上、この手の馬には「過剰人気だ!消し!」と判断すると涼しい顔で勝たれ、「ここで苦戦するようなスケールの馬じゃない!」と期待するとあっさり圏外に飛ばれ……という二択なことが多い(地獄である)ので、現時点ではお茶を濁すような微妙なジャッジに留めるが、本番までにはしっかりと答えを出していきたいと思う。
○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。
⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!
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