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根岸ステークスの関連ニュース
根岸Ｓ制覇マシュウ、右前膝を骨折
©サンケイスポーツ
1月30日(水) 05:02
根岸Ｓで重賞初Ｖを決めたメイショウマシュウ（栗・沖、牡５）が右前膝を骨折していることが２９日、分かった。レース後に判明し、近日中に手術を受ける予定。
「骨が欠けたというより、（骨折）線があるという状態です」と沖調教師は説明。全治は未定ながら、半年程度の休養が必要で、復帰は今秋以降になる見通しだ。「残念ですが、まだ５歳ですから」と、トレーナーは前を向いた。
【根岸Ｓ】マシュウ強襲！初挑戦で重賞初Ｖ
©サンケイスポーツ
1月28日(月) 05:06
第２７回根岸Ｓ（２７日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、４歳上オープン国際（指）、別定、ダ１４００メートル、１着本賞金３５００万円 ＝出走１６頭）藤岡佑介騎乗、５番人気のメイショウマシュウが後方から強襲。馬群を割って抜け出し、１番人気のガンジスをハナ差かわして、重賞初制覇を成し遂げた。タイムは１分２３秒７（良）。５歳ながらキャリアはわずか１２戦（６勝）と良化の余地を残す素質馬で、出走してくればフェブラリーＳ（２月１７日、東京、ＧＩ、ダ１６００メートル）でも侮れない存在となりそうだ。３着には１０番人気のセイクリムズンが入った。
戦国ダート界に新星が登場した。重賞初挑戦のメイショウマシュウが、強烈な追い込みでライバルを一刀両断。ＧＩ戦線へ名乗りをあげた。
「夢中で追ったので、届いているかどうかわかりませんでした。よく差し切ってくれましたね」
藤岡佑介騎手が相棒のの首を叩いてねぎらう。初コンビとは思えない息のあった騎乗だった。序盤は慌てずに１５番手を追走。直線で馬群を割りながら、末脚を爆発させ、１番人気のガンジスをハナ差かわした。メンバー最速の上がり３ハロン３４秒６という破壊力に加え、勝負強さも目立った。
「しまいが切れるので（道中は）いたずらに動かない方がいいと思ってました。ハミをとってからは素晴らしい伸びでした」と鞍上はマシュウを絶賛。昨年の根岸Ｓは弟の康太がシルクフォーチュンで勝っており、藤岡の兄弟連覇というおまけも付いた。
「うまくいきましたね。最初は京都のすばるＳ（２月２日、ＯＰ、ダ１４００メートル）に照準を合わせたのですが、抽選で（根岸Ｓに）出走できる可能性がある。予定よりも強い追い切りをかけて、出走に踏み切りました」と沖芳夫調教師。果敢に攻めた好判断が光った。
マシュウの曽祖母オオシマスズラン（京都４歳特別）は、師が大久保石松厩舎の調教助手時代に携わった。思い入れ深い血統が、２００２年京都大賞典（ナリタトップロード）以来、１０年３カ月ぶりのＪＲＡ重賞Ｖという美酒を運んできた。
前哨戦を制しただけに、フェブラリーＳが当然、視野に入ってくる。「マイルは以前から使ってみたかった。まだまだ伸びしろがあるし、オーナーと相談します」と沖調教師は前向きだ。
充実一途で勢いに乗るメイショウマシュウが、ＧＩでも大仕事をやってのけるか。今後も目が離せない。 （森田実）
【メイショウマシュウ】父アドマイヤマックス、母オオシマパンジー、母の父スキャン。黒鹿毛の牡５歳。栗東・沖芳夫厩舎所属。北海道浦河町の大島牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。戦績１２戦６勝。獲得賞金は１億１６９７万８０００円。重賞初勝利。根岸Ｓは沖芳夫調教師、藤岡佑介騎手ともに初勝利。
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戦国ダート界に新星が登場した。重賞初挑戦のメイショウマシュウが、強烈な追い込みでライバルを一刀両断。ＧＩ戦線へ名乗りをあげた。
「夢中で追ったので、届いているかどうかわかりませんでした。よく差し切ってくれましたね」
藤岡佑介騎手が相棒のの首を叩いてねぎらう。初コンビとは思えない息のあった騎乗だった。序盤は慌てずに１５番手を追走。直線で馬群を割りながら、末脚を爆発させ、１番人気のガンジスをハナ差かわした。メンバー最速の上がり３ハロン３４秒６という破壊力に加え、勝負強さも目立った。
「しまいが切れるので（道中は）いたずらに動かない方がいいと思ってました。ハミをとってからは素晴らしい伸びでした」と鞍上はマシュウを絶賛。昨年の根岸Ｓは弟の康太がシルクフォーチュンで勝っており、藤岡の兄弟連覇というおまけも付いた。
「うまくいきましたね。最初は京都のすばるＳ（２月２日、ＯＰ、ダ１４００メートル）に照準を合わせたのですが、抽選で（根岸Ｓに）出走できる可能性がある。予定よりも強い追い切りをかけて、出走に踏み切りました」と沖芳夫調教師。果敢に攻めた好判断が光った。
マシュウの曽祖母オオシマスズラン（京都４歳特別）は、師が大久保石松厩舎の調教助手時代に携わった。思い入れ深い血統が、２００２年京都大賞典（ナリタトップロード）以来、１０年３カ月ぶりのＪＲＡ重賞Ｖという美酒を運んできた。
前哨戦を制しただけに、フェブラリーＳが当然、視野に入ってくる。「マイルは以前から使ってみたかった。まだまだ伸びしろがあるし、オーナーと相談します」と沖調教師は前向きだ。
充実一途で勢いに乗るメイショウマシュウが、ＧＩでも大仕事をやってのけるか。今後も目が離せない。 （森田実）
【メイショウマシュウ】父アドマイヤマックス、母オオシマパンジー、母の父スキャン。黒鹿毛の牡５歳。栗東・沖芳夫厩舎所属。北海道浦河町の大島牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。戦績１２戦６勝。獲得賞金は１億１６９７万８０００円。重賞初勝利。根岸Ｓは沖芳夫調教師、藤岡佑介騎手ともに初勝利。
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【根岸Ｓ】ガンジス、ゴール前で勝ちスルリ
©サンケイスポーツ
1月28日(月) 05:05
第２７回根岸Ｓ（２７日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、４歳上オープン国際（指）、別定、ダ１４００メートル、１着本賞金３５００万円 ＝出走１６頭）「あー、悔しい」。２・３倍の１番人気に支持されたガンジスの内田博幸騎手は天を仰いだ。道中は手応えよく４、５番手でレースを進め、満を持してスパート。先頭に立ったが、メイショウマシュウの強襲に屈して、ハナ差の２着に敗れた。
「追い出しは周りを見ながら、ジワジワと。思ったほど伸びなかったなあ」と鞍上は唇を噛んだ。「騎乗は完璧だったんですが（抜け出すと）フワッとする面があるんです。ＧＩを狙うには、その点がね」と矢作調教師。課題の克服に取り組みながら、フェブラリーＳへ向かう。
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【根岸Ｓ】セイクリムズン低評価覆し３着
©サンケイスポーツ
1月28日(月) 05:05
第２７回根岸Ｓ（２７日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、４歳上オープン国際（指）、別定、ダ１４００メートル、１着本賞金３５００万円 ＝出走１６頭）一昨年の覇者セイクリムズンが１０番人気の低評価を覆す走りを見せた。好位から粘り強く伸びて、ハナ＋クビ差の３着と好走。「少し折り合いを欠く面もあったけど、５８キロを背負いながら、いいポジションが取れたからね」と、惜敗にも岩田康誠騎手に落胆の色はなかった。
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【根岸Ｓ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
1月28日(月) 05:04
第２７回根岸Ｓ（２７日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、４歳上オープン国際（指）、別定、ダ１４００メートル、１着本賞金３５００万円 ＝出走１６頭）
◆吉田豊騎手（スティールパス４着）「インで（脚を）タメて、直線で前が開いた時は“勝てる”と思ったが…」
◆蛯名正義騎手（エーシンウェズン５着）「スタートも五分に出て、道中の手応えも良かったが、弾けそうで弾けなかった」
◆デクラン・マクドノー騎手（テスタマッタ６着）「ゲートで後手。道中はかかることはなかったが、５９キロで久々だったから」
◆クリストフ・ルメール騎手（トウショウカズン７着）「最後は切れる感じではなく、ジリジリだった」
◆田中勝春騎手（ケイアイテンジン８着）「早めに外から被された」
◆ウィリアム・ビュイック騎手（ダノンカモン９着）「直線で前が開かずに脚を余した」
◆柴田善臣騎手（メイショウツチヤマ１０着）「最後は脚が上がった」
◆石橋脩騎手（タイセイレジェンド１１着）「休み明けで５９キロだったが、見せ場はあった」
◆柴山雄一騎手（ダイショウジェット１２着）「外枠で中途半端な競馬になった」
◆三浦皇成騎手（ヒラボクワイルド１３着）「ゲート内で落ち着きすぎていた」
◆木幡初広騎手（トシキャンディ１４着）「イレ込んでいつもの雰囲気じゃなかった」
◆吉田隼人騎手（アーリーデイズ１５着）「道中は無理なく行けたけど…」
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◆吉田豊騎手（スティールパス４着）「インで（脚を）タメて、直線で前が開いた時は“勝てる”と思ったが…」
◆蛯名正義騎手（エーシンウェズン５着）「スタートも五分に出て、道中の手応えも良かったが、弾けそうで弾けなかった」
◆デクラン・マクドノー騎手（テスタマッタ６着）「ゲートで後手。道中はかかることはなかったが、５９キロで久々だったから」
◆クリストフ・ルメール騎手（トウショウカズン７着）「最後は切れる感じではなく、ジリジリだった」
◆田中勝春騎手（ケイアイテンジン８着）「早めに外から被された」
◆ウィリアム・ビュイック騎手（ダノンカモン９着）「直線で前が開かずに脚を余した」
◆柴田善臣騎手（メイショウツチヤマ１０着）「最後は脚が上がった」
◆石橋脩騎手（タイセイレジェンド１１着）「休み明けで５９キロだったが、見せ場はあった」
◆柴山雄一騎手（ダイショウジェット１２着）「外枠で中途半端な競馬になった」
◆三浦皇成騎手（ヒラボクワイルド１３着）「ゲート内で落ち着きすぎていた」
◆木幡初広騎手（トシキャンディ１４着）「イレ込んでいつもの雰囲気じゃなかった」
◆吉田隼人騎手（アーリーデイズ１５着）「道中は無理なく行けたけど…」
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