エアアルマス(競走馬)

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エアアルマス
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写真一覧
抹消  鹿毛 2015年5月6日生
調教師池添学(栗東)
馬主株式会社 ラッキーフィールド
生産者Sekie Yoshihara & Tsunebumi Yoshihara
生産地
戦績28戦[8-3-2-15]
総賞金21,095万円
収得賞金8,950万円
英字表記Air Almas
血統 Majestic Warrior
血統 ][ 産駒 ]
A.P. Indy
Dream Supreme
Nokaze
血統 ][ 産駒 ]
Empire Maker
Macarena Macarena
兄弟 エアファンディタエアサージュ
市場価格
前走 2023/01/29 根岸ステークス G3
次走予定

エアアルマスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/01/29 東京 11 根岸S G3 ダ1400 1681587.3115** 牡8 57.0 横山武史池添学B 494
(+2)
1.23.4 0.936.6レモンポップ
22/12/11 中山 11 カペラS G3 ダ1200 16479.5613** 牡7 57.0 川須栄彦池添学B 492
(+4)
1.10.5 1.636.0⑯⑯リメイク
22/11/13 阪神 10 室町S OP ダ1200 164820.591** 牡7 58.0 川須栄彦池添学B 488
(-4)
1.09.1 -0.435.5オメガレインボー
22/07/10 小倉 11 プロキオンS G3 ダ1700 161110.9613** 牡7 57.0 松山弘平池添学B 492
(+4)
1.45.7 2.040.0ゲンパチルシファー
22/01/30 東京 11 根岸S G3 ダ1400 168169.4510** 牡7 57.0 C.ルメー池添学 488
(-2)
1.23.8 0.736.4⑦⑦テイエムサウスダン
21/12/26 阪神 11 りんくうS OP ダ1200 16245.443** 牡6 58.0 鮫島克駿池添学 490
(-2)
1.11.1 0.436.3⑥⑥オーロラテソーロ
21/10/31 阪神 10 AリーフS OP ダ1400 16243.819** 牡6 58.0 岩田望来池添学 492
(+4)
1.23.7 1.037.6デンコウリジエール
21/06/13 東京 11 エプソムC G3 芝1800 183554.01416** 牡6 58.0 三浦皇成池添学 488
(+6)
1.46.9 1.836.7ザダル
21/05/15 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 17118.6410** 牡6 56.0 松山弘平池添学 482
(-16)
1.20.4 0.633.6⑤⑦ラウダシオン
21/02/21 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 161137.1105** 牡6 57.0 松山弘平池添学 498
(+4)
1.35.1 0.736.6カフェファラオ
20/12/06 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 162438.9810** 牡5 57.0 松山弘平池添学 494
(-4)
1.50.4 1.138.1チュウワウィザード
20/11/08 阪神 11 みやこS G3 ダ1800 108103.934** 牡5 58.0 松山弘平池添学 498
(+14)
1.51.2 1.338.7クリンチャー
20/01/26 京都 11 東海S G2 ダ1800 16473.821** 牡5 56.0 松山弘平池添学 484
(+4)
1.50.2 -0.136.0ヴェンジェンス
19/11/09 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 16352.0111** 牡4 56.0 川田将雅池添学 480
(-4)
1.36.2 1.636.4⑦⑩ワンダーリーデル
19/10/12 京都 11 太秦S OP ダ1800 166123.111** 牡4 57.0 川田将雅池添学 484
(-2)
1.49.1 -0.437.7ヴェンジェンス
19/09/07 阪神 11 エニフS (L) ダ1400 11781.411** 牡4 56.0 川田将雅池添学 486
(+6)
1.23.6 -0.035.7⑨⑨ヴァニラアイス
19/06/09 阪神 10 安芸S 3勝クラス ダ1400 11442.611** 牡4 57.0 川田将雅池添学 480
(-2)
1.23.3 -0.735.3④④アメリカンファクト
19/05/12 京都 10 錦ステークス 1600万下 芝1600 108102.515** 牡4 56.0 池添謙一池添学 482
(+2)
1.32.0 0.433.9⑧⑨オールフォーラヴ
19/03/23 阪神 10 天神橋特別 1000万下 芝1600 12552.711** 牡4 56.0 C.ルメー池添学 480
(-6)
1.33.3 -0.433.4⑧⑥サウンドキアラ
19/02/23 阪神 12 4歳以上1000万下 芝1600 11553.924** 牡4 57.0 C.ルメー池添学 486
(+2)
1.34.7 0.233.5⑥④メイショウオーパス

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エアアルマスの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は東海S2024・血統予想をお届けします!


今年は阪神競馬場スタンドのリフレッシュ工事にともない、東海ステークスは京都ダート1800mに舞台を移して行われる。本競走は2020年にも当該コースで施行されているが、当時は1着エアアルマス(父マジェスティックウォリアー)、2着ヴェンジェンス(父カジノドライヴ)とA.P. Indy直系の2頭でワンツー決着を果たしていた。なお、今年は同系統に該当する馬が不在となる。

ほか、2020年の結果を参考にすれば、1着エアアルマスと3着インティはGone West の血脈を持つことで共通していた。先述したA.P. IndyとGone West の2頭は、どちらも「母の父がSecretariat」となるため、京都特有のレイアウトで活きそうなアメリカ血統のスピードに重きを置いて考えてみたい。

タイセイドレフォンは、父ドレフォン×母デイトユアドリーム(母の父トワイニング)。父系を遡るとStorm Catへと辿り着くが、同種牡馬もまた「母の父がSecretariat」であり、芝・ダート問わずに高速決着を得意とする血脈としても周知されるところだろう。なお、本馬においては牝系も見逃せないポイントで、5代母にあたるThe BrideがSecretariatの全姉という血統背景を持つ。勝負所で後手に回っていた前走の凡走だけでは見限れない。

サンライズウルスは、父ヘニーヒューズ×母アルーシュ(母の父チチカステナンゴ)。父はStorm Catの直系で、種牡馬としてダートリーディングを争う逸材だが、昨年は鳳雛Sのエクロジャイト、みやこSのセラフィックコール、とリステッドやG3でも勝ち馬を出して京都ダート1800mでも存在感を示していた。本馬は昨年の東海S以来1年ぶりの出走となるが、そこで4人気に支持されていたことを考えれば、久々でも侮れない怖さがある。

ミッキーヌチバナは、父ダノンレジェンド×母ヌチバナ(母の父キングカメハメハ)。ダノンレジェンドの産駒はリニューアル後の京都で幅を利かせているが、本馬自身も今回と同じ舞台で3勝クラスを勝ちあがった経歴を持つ。また、同種牡馬も母の父に配されたStorm Catを介してSecretariatの血を引くことを評価しやすい。本馬は近親にゴールドアリュールペルシアンナイトがいる血統背景も申し分なく、京都との相性も折り紙付きだ。


【血統予想からの注目馬】
タイセイドレフォン ⑦サンライズウルス ①ミッキーヌチバナ

20年の東海Sを制したエアアルマスが川崎競馬に移籍へ 2023年2月15日(水) 12:37

2020年のGⅡ東海Sを勝ったエアアルマス(栗・池添学、牡8)は15日、競走馬登録を抹消された。今後は川崎競馬に移籍する予定。通算28戦8勝で獲得賞金は2億1095万3000円。1月29日の根岸S5着が最後のレースとなった。

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【4歳以上次走報】ドライスタウトは戸崎騎手でフェブラリーSへ 2023年2月1日(水) 15:37

南部杯7着ソリストサンダー(栗・高柳大、牡8)は、菅原明騎手でフェブラリーS(19日、東京、GI、ダ1600メートル)へ。すばるS2着ドライスタウト(栗・牧浦、牡4)は戸崎騎手で、根岸S13着セキフウ(栗・武幸、牡4)も同レースへ向かう。

根岸S5着エアアルマス(栗・池添学、牡8)は、黒船賞(3月14日、高知、JpnⅢ、ダ1400メートル)を予定。僚馬でチャレンジC5着エアファンディタ(牡6)は、大阪城S(3月5日、阪神、L、芝1800メートル)へ。

根岸S12着ホウオウアマゾン(栗・矢作、牡5)は、阪急杯(26日、阪神、GⅢ、芝1400メートル)へ。睦月S1着の僚馬キングエルメス(牡4)は、安田記念(6月4日、東京、GI、芝1600メートル)を目標に、京王杯SC(5月13日、東京、GⅡ、芝1400メートル)か、マイラーズC(4月23日、京都、GⅡ、芝1600メートル)へ。フェアウェルSを勝った僚馬チェイスザドリーム(牝4)は、大和S(19日、阪神、OP、ダ1200メートル)を予定。

ターコイズS5着ママコチャ(栗・池江、牝4)は、サンスポ杯阪神牝馬S(4月8日、阪神、GⅡ、芝1600メートル)を予定。

★飛騨S1着サトノアイ(栗・須貝、牝5)は、京都牝馬S(18日、阪神、GⅢ、芝1400メートル)へ。僚馬で昨年のドバイゴールドC7着ヴェローチェオロ(牡5)は、ダイヤモンドS(18日、東京、GⅢ、芝3400メートル)、愛知杯8着ルビーカサブランカ(牝6)は、エンプレス杯(3月1日、川崎、JpnⅡ、ダ2100メートル)を視野に入れる。

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【根岸S】レースを終えて…関係者談話 2023年1月30日(月) 04:56

◆石橋騎手(タガノビューティー4着)「初ブリンカーで無理なく回って来られた。いい形で直線に向いたが、上位3頭は強かった」

◆横山武騎手(エアアルマス5着)「砂をかぶらない位置取りで、思った以上に頑張ってくれた。最後もよく5着に踏ん張っています」

◆田辺騎手(ケンシンコウ6着)「初めての1400メートルで流れに戸惑っていたが、力まずリズム良く運べた。直線はよく伸びていた」

◆柴田善騎手(ベルダーイメル7着)「体を傾けて走る馬なので、もう少し内へ入れて外側に馬を置きたかった。4コーナーで勢いをつけられなかったが、しぶとく頑張っていますよ」

◆秋山真騎手(デンコウリジエール8着)「久々で反応は鈍かったが、重賞でもやれる馬ですよ」

◆田中勝騎手(ジャスパープリンス9着)「勝ちにいったぶん、最後はガス欠になってしまった」

◆酒井騎手(レディバグ10着)「道中はリズム良く運べたが、前が止まらなかったです」

◆内田騎手(アドマイヤルプス11着)「流れが速かった。しまいは伸びてくれと思ったが、ついていけませんでした」

◆坂井騎手(ホウオウアマゾン12着)「イメージ通りの競馬はできましたが、初ダートで条件が厳しかったです」

◆M・デムーロ騎手(セキフウ13着)「気持ちが入ってこなくて、全然進んでいかなかった。気持ちの問題ですね」

武豊騎手(ヘリオス15着)「先手を取りたいと思って出していったが内の馬と競る形に。うまくいかなかったですね」

◆原騎手(オーロラテソーロ16着)「最内でもまれたくないので先行しましたが、最後は苦しくなりました」

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】根岸S2023 圧倒的に差し馬優勢の根岸S!リフレイムの引退がレースに与える影響は? 2023年1月28日() 17:00

勝ち馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられる一戦。

東京ダート1400mでは無双状態のレモンポップ、そのレモンポップ武蔵野Sで差し切ったギルデッドミラーなど粒ぞろいのメンバー構成となった。

逃げ馬リフレイムの引退と与える影響に考えつつ、勝ち馬を見極めたい。

東京ダート1400mのスタートは、向こう正面の2コーナー付近。ダート1400mのある中央4場所のなかで、唯一ダートからのスタートになる。

最初のコーナーまでの距離は422m。発送後2ハロン目から下りに入るため、前半からペースが上がりやすい。

直線が長く差し有利のレイアウトでも、逃げ馬のペース次第では、追走でなし崩し的に脚を使わされるため、追走力のない差し馬の好走は難しくなる。

このあたりが、差し馬から狙い馬を絞るさいのポイント。

今年はリフレイムというわかりやすい逃げ馬が参戦予定だったものの、故障により引退。
砂を被りたくないエアアルマスが内枠なら強引にハナという形も想定できたが8枠15番。

ダート初挑戦で芝の短距離戦でもハナを切るスピードをもつホウオウアマゾンは2枠3番。
持ち味の速力を活かす競馬をするか、砂を被る経験を積ませるかは陣営の思惑次第になるが、テンのスピードは引けをとらない。

「矢作厩舎×坂井瑠星騎手×逃げ馬」の組み合わせは、昨年の根岸Sで逃げたジャスティンと同じで、この枠で発馬が決まればハナを叩きにいきそう。

ただ、過去10年の根岸Sにおいて、逃げて馬券に絡んだ馬は一頭もおらず、反対に直近のレースで速い上がりを使った馬の好走が目立つ。

勝ち馬の上がり実績は以下のとおり。

2022年 テイエムサウスダン  前走上がり最速
2021年 レッドルゼル     2走前上がり最速
2020年 モズアスコット    安田記念上がり最速
2019年 コパノキッキング   前走上がり最速
2018年 ノンコノユメ     2走前上がり最速
2017年 カフジテイク     前走上がり最速
2016年 モーニン       2走前上がり最速
2015年 エアハリファ     2走前上がり最速
2014年 ゴールスキー     前走上がり最速
2013年 メイショウマシュウ  前走上がり最速

ペースや馬場状態を問わず、臨戦過程で水準以上の末脚をみせた馬が好走していることから、根岸Sにおいて直線区間のスピード能力が重要になるのは明らか。

一方、前述のホウオウアマゾンが、昨年のジャスティン同様主張する形も想定できるため、単なる末脚自慢ではなく、近走ハイペースのなか差し脚を伸ばした馬を狙いたい。

セキフウ。前走のすばるSの前半3ハロンは34秒2と速い流れ。はじめからしまいにかけると決め打ちしたような道中を経て、最後の直線は4角13番手から上がり最速の脚で3着へ猛追。

前走は初ブリンカーのためか最後まで集中が切れず、東京はすばるSの勝ち馬バトルクライに先着した経験のある得意舞台。人気とオッズが最も乖離しているように映る。

馬券は④-⑥⑬⑭-②③⑥⑧⑩⑬⑭⑮の3連複。

(文・垣本大樹)

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【ROBOTIPの勝率予測】根岸S2023 競走馬能力重視予測ではレモンポップが他馬に大きな差をつけリード 2023年1月28日() 12:00

こんにちは!ROBOTIP開発プロジェクトメンバーの曹操です。

今回の担当は 根岸SG3です。本レースの舞台となる東京ダート1400mで4戦無敗のレモンポップに注目が集まりますが、勝率予測はどんな結果となっているでしょうか。さっそく数値を見ていきましょう。

曹操ROBOTIPの基本設定は「競走馬」の能力指数を100%とし、適性は「距離適性」と「周回方向適性」のみを配合、補正は「斤量」「調教評価」「厩舎評価」の補正をONにします。

これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。

曹操ROBOTIPが弾き出した根岸S全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑬レモンポップ    23.02%
2 ⑥ギルデッドミラー  10.79%
3 ②ヘリオス      10.72%
4 ⑮エアアルマス     7.75%
5 ⑩タガノビューティー  6.53%

6 ⑦レディバグ      6.04%
7 ⑧テイエムサウスダン  5.39%
8 ⑭バトルクライ     5.19%
9 ③ホウオウアマゾン   5.01%
10 ⑯ケンシンコウ    3.87%
11 ④セキフウ      3.48%
12 ⑨ベルダーイメル   2.96%
13 ⑫デンコウリジエール 2.90%
14 ⑤アドマイヤルプス  2.75%
15 ①オーロラテソーロ  2.28%
16 ⑪ジャスパープリンス 1.32%

レモンポップが2位の ⑥ギルデッドミラー以下に大きな差をつけました。また、上位人気が予想される⑧テイエムサウスダン、⑭バトルクライは7位と8位。当欄では馬券対象外評価となります。

平均勝率(16頭立ての場合は6.25%)を上回る馬のみを馬券対象にするので、上位5頭がその対象になります。上位頭の勝率の差を鑑みて隊列にすると以下の通りです。
 ⑬ >> ⑥② > ⑮⑩

レモンポップは人気必至ですが、アタマ固定の馬単で強弱をつけた合計10,000円で勝負します。

馬単(ながし)
⑬ー⑥ 5,000円
⑬ー② 3,000円
⑬ー⑮⑩ 1,000円
合計10,000円


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ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
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エアアルマスの関連コラム

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 根岸ステークス 2022年01月30日(日) 東京ダ1400m


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつ東京、かつオープンクラスのレース”において6着以内となった経験の有無別成績(2014年以降)】
○あり [6-8-8-49](3着内率31.0%)
×なし [2-0-0-52](3着内率3.7%)

 コース適性が最大のポイント。前年に東京の重賞やオープン特別で上位に食い込んだ実績のない馬は安定感を欠いていました。東京のレースを主戦場としてこなかった馬は強調できません。

主な「○」該当馬→エアアルマスソリストサンダーヘリオス
主な「×」該当馬→ジャスティンテイエムサウスダンレピアーウィット


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の距離が1500m超」だった馬は2014年以降[6-3-5-21](3着内率40.0%)
主な該当馬→ソリストサンダーレピアーウィット

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2021年2月18日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック フェブラリーS2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


2月21日(日) 東京11R 第38回フェブラリーステークス(4歳以上G1・ダート1600m)


【登録頭数:23頭】(フルゲート:16頭)


<優先出走馬>

オーヴェルニュ(A)中3週
前2走馬体を増やしながらの今回中3週。1週前に坂路でしっかり追い切られ、動きも前走以上に良く連勝中の勢いを感じる好内容だった。

レッドルゼル(C)中2週
これまでの調教内容を見るとスプリンター色が強い感じがする馬の初となる1600m参戦。調整面からは、これまで1週前追い切りでは強めに追われることがほとんどだったが、今回は中2週で関東への輸送ということもあって、上積みを期待するほどの余裕は感じられない。


<賞金上位馬>

サンライズノヴァ(C)中10週
3年連続出走してきて、4着(3人気)、7着(6人気)、3着(3人気)。後方から行く馬で展開がハマれば勝ち切れる力はあるが、その逆も多く同じ東京のこの条件でもムラがある成績。状態に関しては、大型馬の休み明けで1週前追い切りの動きを見るとやや重たい感じ。終いの伸び脚が物足りない印象を受けた。

インティ(E)中3週
2年前にこのレースを制してから勝ち星がなく、たまに好走することはあっても展開が向いた時ぐらいで2年前の連勝してきていた時の勢いはない。調教に関しても、調子の良かった頃は坂路でビシビシと強めに追われていたが、近走はCW馬なり調整主流と控えめな内容が多く、自力で勝ち切るだけのムードは感じられない。

サクセスエナジー(D)中2週
2年前にこのレースに出走したことはあるが、主にスプリント路線を使われてきている馬。前走結果から、この距離で急に好走するという印象は沸きづらい。1週前追い切りも、首が上がり気味で伸び脚もイマイチ。

アルクトス(A)中2週
かなり大きな馬で、前走根岸Sではしっかり乗り込まれていたものの、調教内容、レース内容といかにもフェブラリーSに向けての叩き台といった感じだった。その前走のパドックでは思いのほか締まった馬体で、今回の1週前追い切りでは軽めの調整ながら気合乗り良くしっかりと前肢を前に運んでの軽快な走りを披露。一度使われての上積みが窺え、状態はかなり良さそう。

ワイドファラオ(D)3ヶ月半
みやこSからの休み明け。乗り込み量は豊富でこれまでと同じような時計は出ている。ただ、1週前の動きを見ると良い時のような全身を使った走りができておらず、力強さがない。

ヤマニンアンプリメ(D)中2週
前走時の調教では乗り込み量は多かったものの、物足りない内容だった。中2周のこの中間も、1週前軽めの調整で動きも平凡と、特に良くなった感じはない。

カフェファラオ(C)中10週
チャンピオンズカップから間隔は空いたが、乗り込み量は豊富。ただ併せ馬で遅れていて、1週前追い切りの動きを見ても昨年のユニコーンS時のような迫力はみられない。

エアスピネル(B)中10週
もともと間隔を空けて使うことが多かった馬なので、今回の中10週も特に問題はない。この中間も乗り込み量は豊富で、坂路でも速い時計は出ていて仕上りは良さそう。

ソリストサンダー(A)中4週
前走も馬体増での快勝で勢いのある馬で、この中間もしっかり乗り込まれている。1週前には強めに追われて好時計をマークしてきており、最終追い切りで坂路・馬なり・好時計でくることができれば理想的。

エアアルマス(C)中10週
チャンピオンズカップでも◎にした馬で、この中間も2週前に坂路、1週前にCWで好時計。ただし、強めに追われていない点と左回りでの成績が悪いところが気になる。

スマートダンディー(C)中2週
1400m戦を中心に使われてきた馬で1600mは何度か走っているが勝ち鞍はない。1週前にCWを長めから強めに追われていて、調子自体は悪くなさそうだが。

[地]ミューチャリー(C)中3週
南関東では上位の馬で、調教でも好時計が出る馬。ただかなり良い状態で出走しても中央のトップクラスとはなかなか差が詰まってこない。厳しい流れになるこの距離も、極端な競馬でハマらないと上位争いはまではどうか。

ワンダーリーデル(B)中2週
休み明けの前走は、馬体も増えていたが乗り込み量は豊富で坂路で好時計もでていた。流れが向いたとはいえ直線の伸び脚は良く、今回は前走を使われての上積みも期待できそう。

ヘリオス(C)中2週
芝でもダートでもこの距離を使われていない馬で、ペースに戸惑いそう。出来に関しても1週前は軽めの調整で物足りない動き。


<除外対象馬>

[地]ワークアンドラブ(C)中7週
この中間も追い切りでは2週連続好時計が出ていて出来自体は悪くなさそうだが、ここは相手が強い。

ハイランドピーク(D)中5週
この中間は南Wで時計を出しているが、内めを回ってのもので時計的に物足りない。

デュードヴァン(D)中3週
前走◎で狙い、展開がハマった感じも最後のもうひと伸びといったところで止まってしまっての惜しい4着。この中間は、速い時計を出しておらず上積みはなさそう。

タガノビューティー(C)連闘
この条件は向いているがもうワンパンチ足りないところがあり、先週も状態が良さそうだったが勝ち切れなかっただけに・・・。

タイサイ(D)中1週
前走から中1週でこの中間は速い時計なし。前走時も特に好時計が出ていた訳でもなく、変わり身は感じられず。

サザンヴィグラス(B)中5週
この中間も1週前に好時計が出ていて状態は良好。2歳時門別の頃から能力を感じさせる馬なので、JRAでも経験を積んで行けばまだまだ良くなっていきそう。

ロードグラディオ(D)連闘
オープンではまだ力が足りない感じで、重賞で好走するようになってこないとここでは厳しい。


※このコラムからの推奨馬はアルクトスオーヴェルニュソリストサンダーの3頭をあげておきます。


◇今回はフェブラリーS編でした。
昨年から世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの影響が、競馬の世界にもかなり出ています。その中の一つ、短期免許で来日する外国人ジョッキーがみられなくなった点は大きいように思います。D.レーン騎手が帰国して以降、来日する外国人騎手はゼロ。いつもと何かが違うと感じていた点は、無観客とともにこのあたりがあったからかもしれません。ただ、見方を変えると日本人ジョッキーにはチャンス到来のシーンでもあり、特に若い騎手たちは経験を積んで行けばどんどん成長していく時期だと思うので、思い切った騎乗でぜひこのチャンスを活かしてもらいたいものです。

それでは次回、弥生賞編でお会いしましょう。


フェブラリーS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2020年12月4日(金) 22:00 覆面ドクター・英
チャンピオンズC・2020
閲覧 2,446ビュー コメント 0 ナイス 8

JCは1番人気、2番人気、3番人気という、配当的にはかなり安い決着でしたが、見ごたえのあるレースでした。アーモンドアイはやはり特別に強いですね。天皇賞(秋)よりむしろ楽勝でした。今週も確固たる中心馬がいて、1番人気の連勝は続きそうです。


<全頭診断>
1番人気想定 クリソベリル:9戦8勝で、日本では全勝のダート界ではアーモンドアイのようにすごい馬。体調的にはイマイチなのかなあと思っていても勝ち切ってしまう勝負根性があり、今回は調整も順調。人気馬が勝つこの秋の流れ通り、あっさりこの相手なら勝つのでは。人気過ぎるが逆らうのはまずそう。

2番人気想定 カフェファラオ:5戦4勝の3歳馬で、ルメール騎手が乗ってくる将来のスター候補。唯一敗れたJDDは、もまれたのも距離も夜で暗いのも良くなかったか。その時に敗れたのは同じ父のダノンファラオで、父アメリカンファラオは米国の馬で過去最高レイティングの位置づけの種牡馬。エンパイアメーカー系だけに気難しさや、もまれた時の問題はあり、且つちょっとまだ人気先行だけに、3着の馬券を多めに買う予定。

3番人気想定 チュウワウィザード:昨年のこのレースは5番人気4着。相当強い馬なのだが、今年は川崎記念、帝王賞JBCクラシックと中央で全く使ってないので、地味な印象をもたれているのでは。こちら2着の馬券を多く買う予定。     

4番人気想定 サンライズノヴァ:東京に良績が集中していて、距離も1400~1600mが良いいのだが、一昨年6着だったこのレースも適性はそこそこありそう。衰えもあまり無いようで、前走武蔵野Sのような末脚を使うことができれば楽しみ。

5番人気想定 クリンチャー:芝ステイヤー路線からダート路線に転向して息を吹き返した感じで、(めっきり減ってしまった)父ディープスカイ産駒でアグネスタキオン系だけにダートがいいというのは織り込み済み。前走のみやこSは早仕掛けからスタミナ生かす好騎乗だったが、疲れが残りそうな内容。川田騎手から三浦騎手に替わるということもあり、評価を下げたい。

6番人気想定 ゴールドドリーム:今年はサウジCで6着、平安S3着、南部杯6着と結果がでていないが、調教ではCWで64秒台が出ているようにまだそう衰えていない印象。家族+準家族でのハワイツアー実現の立役者でもあり、恩義のある馬だけにえこひいきしないほうがいい立場だが、好走は可能とみている。

7番人気想定 インティ:昨年のフェブラリーSまでは7連勝と凄かったが、今年のフェブラリーS14着、南部杯9着とすっかり輝きを失ってしまった。馬具を工夫してきたりするようだが、それでも激走は期待薄。

8番人気想定 モズアスコット:今年2月の根岸SとフェブラリーS連勝と高いダート適性も示したが、前哨戦の武蔵野Sは2番人気で7着と結果出せず。このレースで引退のようだが、調教の動きもいまひとつで、フランケルの後継種牡馬としての引退後に期待したほうが良いか。

9番人気想定 エアアルマス:1月の東海S勝ち後は骨折で9ヶ月半空いたが、前哨戦でみやこSを使えたのは大きい。レースは4着に負けたが、使って動きが良化しており、穴で楽しみな存在。

10番人気以下想定
アルクトス:昨年南部杯2着以来の好走という前走の南部杯Vだったが、色々うまくいった面もあり。中京1800mに替わっての連続好走は難しそう。

タイムフライヤー:2歳時にはホープフルS勝ちをおさめた芝G1馬でありつつ、ダート路線で活躍。今年の北海道シリーズではマリーンSとエルムSで連勝をはたした。ただ、前哨戦の武蔵野Sでマイナス14キロで1番人気5着と凡走しており、昨年8着だったこのレースへの適性も含めイマイチでは。

エアスピネル:芝のマイル重賞勝ち馬がダートに矛先を転じ、7月のプロキオンS2着、(エルムS7着を挟み)武蔵野S3着と結果を出してきている。ただ7歳秋だけに、更なる上積みはないか。

アナザートゥルース:中央重賞でも交流重賞でもそこそこやれる馬主孝行な馬だが、このレベルになるとちょっときつい。

サトノティターン:ダートのステイヤーで東京2100mでも短いくらいで、この条件は正直忙しい。

メイショウワザシ:オープン特別での2着までしか連対実績は無く、重賞未勝利の身ではG1で好走は難しい。

ヨシオ:JCでは合わない芝で4秒ほど14着から離された断然ビリと惨敗。そこからの連闘だが、得意のダートでもそう強い馬ではなく要らない。


<まとめ>
最有力:クリソベリル

ヒモに:チュウワウィザードカフェファラオサンライズノヴァ

穴で:ゴールドドリームクリンチャー

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2020年2月21日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今年最初のG1・フェブラリーS展望
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先週は土日で重賞が3レース、そのうちクイーンC共同通信杯が3歳限定戦。

なぜそこを強調するかというと、相変わらず3歳限定戦で1番人気馬が勝てない流れは変わらず、先週もルナシオンが10着、マイラプソディも断然人気に支持されながら4着と人気を裏切った。これで年明けから3歳重賞の1番人気馬は6連敗。2着も2度あるだけであとはすべて着外、果たしてこの流れは今後のクラシックトライアル戦線でも続くのかどうか。

先週の当コラムでは、「もしマイラプソディ以外から入るならば、安易に2頭軸などに逃げるのは避けておいた方が良いだろう」と書いたが、結果的にはその通りになった……なんて書いたところで当方の軸馬である◎シングンバズーカが馬券に絡まないのでは全く意味がないのだが…。

さて、その共同通信杯を制したのはダーリントンホール。ルメール騎手がスローを見越して早めに動き、最後は後続を封じた。ただ、馬場状態も含めてすべてが上手く行った印象もあり今回の内容でG1に繋がるかというと微妙なところ。牡馬路線を考えると無敗のサリオスは距離に不安があるし、コントレイルも厳しい競馬を経験しないまま本番に突入して行く。なんとなくだが、今年は波乱の牡馬クラシック戦線となる予感がする。


インティ次第では波乱の余地もありそう

さて、今週末はいよいよ今年最初のJRA・G1となるフェブラリーS。注目はやはり昨年の覇者インティだろうか。

というのも、今年はダートの主要路線を制した馬が軒並み回避している。昨年無敗でチャンピオンズカップを制したクリソベリル、3年連続でフェブラリーS連対のゴールドドリーム、JBCクラシック&川崎記念の覇者チュウワウィザード東京大賞典連覇のオメガパフューム東海Sの覇者エアアルマスといった面々が不出走。それぞれの事情はあるにせよ、やや寂しい顔ぶれとなった。

もっとも、インティが盤石かと問われると微妙なところ。昨年は破竹の連勝で臨み本番も逃げ切りを決めたが、なんだかんだそれ以来勝てていないのは気掛かり。前走の東海Sでは控える競馬を試みたが58キロが影響したにせよ3着止まり。最後は伸び負けた印象もあり、果たして巻き返しがなるかどうか。追い風要因としては、目の上のタンコブ的な存在だったドリームキラリが出走できなかったことだろう。相手関係を見渡しても何が何でもハナという存在はなく、スンナリ先手を奪うことができれば、武豊騎手の十八番でもある逃げ切りが決まる可能性もある。

ただ、もし多少とも紛れが生じるならば伏兵勢にも注目したい。インティ以外ならヴェンジェンスの充実ぶりが侮れない。みやこS当時はまだ展開がハマったような印象もあったが、前走の東海Sでは自ら動く競馬で2着確保。内容的にはインティを上回っている印象もあり、初の東京ダート1600mをこなせるようならば好勝負になって良い。できれば包まれない外寄りの枠を引きたいところだろうか。

また、穴馬ならばモジアナフレイバーが侮れない。こちらもとにかく行きたがる馬で、前走の東京大賞典ではやや早仕掛けに見えたがそれでもラストまでよく伸びていた。メンバーが揃った勝島王冠では他馬を圧倒する脚を見せており、掛かる気性を考えればマイルへの短縮もプラスだろう。あとは中央での騎乗経験が少ない鞍上次第だが、本馬の場合は脚を溜めやすい内寄りの枠の方が良いかもしれない。中央ではまだ未知の存在である分そこまで人気にはならないだろうが、実力的には勝ち負けになっても何ら驚けない。

その他にも予定通りのぶっつけ参戦となるアルクトスも怖い。当舞台ではまだ負け知らずで、馬群の中でも競馬ができるのは多頭数のG1では強みになるし、適性の高さを生かせれば出番があるか。もともとフェブラリーSは舞台巧者が強いレースでもある。

いずれにしてもインティ次第では波乱の余地もありそうな一戦。当コラムが公開される頃には枠順も決まっているだろうし、枠の並びを見た上で結論を出したい。


フェブラリーSの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年2月19日(水) 16:00 覆面ドクター・英
フェブラリーS・2020
閲覧 2,419ビュー コメント 0 ナイス 9



いよいよ今年一発目のG1がやってきました。今年は有力馬がごっそり、超高額賞金レースのサウジC(1着賞金がなんと約11億円)に向かうため、層が薄くなるのが例年とは違うところです。トップレベルの馬たちは、フェブラリーSとチャンピオンズC(昔はジャパンカップダート)の年2つの中央G1と交流G1を中心にローテーション組むことが多かったのが、海外も選択肢に入ってきたというのは時代の流れなんでしょう。サウジCは高額賞金ももちろん魅力的ではありますが、日本馬の優秀さを世界に見せつけて、海外向けの馬産・海外での種牡馬入りなどの道筋につながるという一面もあります。そうした夢も広がるので、気持ちよく送り出して応援したいと思っています(実力馬たちが日本のG1に出てこないのは寂しいですが)。日高の奥の方はもう、今やインド人の乗り役だらけで(もちろんインド人も歓迎なんですが)、待遇がもう少し良くなって日本人もより多く働ける環境になっていってくれると、道民としても嬉しいんですけどね。

さて、フェブラリーSの今年のポイントですが、大きく以下の2点だと思っています。

#1 昨年覇者のインティ。実力が落ちてきているといっても、一線級がサウジCに行ってしまい、チャンピオン決定戦というには相手が強力ではない状況で、連覇で王座防衛とするのか。

#2 芝のG1馬であるモズアスコットが、初ダートの前走根岸Sでコパノキッキングを本来の短距離路線に押し戻すだけの強い勝ち方。豪快に差し切ったその実力が本物で、ここでも再度好走するのかどうか。


<全頭診断>
1番人気想定 インティ:昨年は6連勝の勢いもあって私自身も本命を打って、1番人気に応えてくれた。ただ今年は逃げても逃げなくてもいまひとつのレースぶりで、前走の東海Sでもエアアルマスには粘られ、ヴェンジェンスには差され、と、だらしない結果。相手が思ったほどG1でも強くならないとはいえ、ゆったりと下り坂状態で、消去法的とはいえ「1番人気になるの?」という感じで......。妙味は全くなし。でも、じゃあどの馬が強いか、というと、「あれ、あんまり居ないなあ・・」というのが悩ましいところ。武豊騎手に競りかける騎手は少ないが、矢作厩舎の逃げ馬のドリームキラリを佐藤友騎手にスイッチしてきたのは、若手の坂井騎手の将来を案じてか(笑)ならば、武騎手と禍根を残さないように地方騎手の起用で遠慮せずに前でガリガリ競らせて、矢作厩舎のモズアスコットの差し切りズドンが決まる、というのが今年のシナリオか?

2番人気想定 モズアスコット:2018年の安田記念馬でその後は低迷が続いた。前走の初ダートの根岸Sではコパノキッキングをズバッと差し切ってみせた。父フランケルはガリレオ×デインヒル×レインボウクエストなので芝配合なのかなあとは思うが、母はヘネシー×ミスワキで東京のマイルなら引き続き強いレースをみせられるのでは。東京マイルのダートは芝的なスピードや瞬発力もプラスで、ちょうどいい配合なのかも。気難しいフランケル産駒だけに連続好走はしないのかもしれないが、能力的には十分足りてアグネスデジタルのように芝ダート両方のG1制覇もあるところまではきていそう(前走同様の出遅れから、やる気を消失するパターンもありえる)。

3番人気想定 アルクトス:昨秋は3連勝でプロキオンSも制した勢いで臨んだ南部杯でも2着(ゴールドドリームには先着)。メキメキ実力をつけてきたが、ここに4ヶ月半のぶっつけというのはいくら鉄砲実績があるとはいえ、ノーザンFの馬でもなく正直マイナスでは。

4番人気想定 ヴェンジェンス:11月にみやこSを勝って臨んだチャンピオンズCは7着と一線級には跳ね返された形だが、東海S2着(1着のエアアルマスは骨折で今回出れず)と7歳にして充実期間に入っている。ただ東京マイル適性はいまひとつでは。

5番人気想定 サンライズノヴァ:似た適性の必要な南部杯で約1年ぶりの勝ち星をあげたが、あのレースは吉原騎手の好騎乗が光った一戦。以前ほど末脚に迫力が無くなってきていて、そう信頼はできない。ただ影の実力者として最近特に活躍している松山騎手を確保できたというのは大きい。

6番人気想定 ノンコノユメ:去勢や地方転出などいろいろあったが、それでもなお高いレベルで頑張っている8歳セン馬。東京マイルは実績通り向くのだが、8歳の今はちょっとスピード的に忙しい可能性もある(実際、最近は1800mや2000mで好成績)。

7番人気想定 ワイドファラオ:芝マイルの重賞勝ち馬でもあり、初ダートのユニコーンSでもいきなり勝ってしまったが、その後はそうでもない結果。例年より弱い相手とはいえ、ちょっと力が足りないのでは。

8番人気想定 モジアナフレイバー:母がセイウンコウセイの半姉で、地方馬でも父バトルプラン(その父エンパイアメーカー)とそれなりのスケール感があり、そう格落ち感は無い。東京大賞典では3着に突っ込んできたが、南部杯で4着だったように東京マイル適性はそう高くないのでは。

9番人気想定 ミッキーワイルド:期待して本命を打った前走根岸Sで11着と惨敗。がっかりだったが、デムーロ騎手が全然合わなかった可能性もあり、主戦の北村友騎手に戻る今回再度期待してみる手はありか。ただマイルより1400mが良い馬で、前走惨敗から1F延びるのは歓迎ではない。

10番人気以下想定
タイムフライヤー:2歳G1ホープフルS勝ちのある馬なのだが、長らく低迷して昨夏からダートに路線変更した。武蔵野Sで2着したようにこの条件への適性はあり、絶好の穴馬として狙えるのでは(モズアスコット同様、勝てば芝ダートの両方制覇となる。まあ頭までは無さそうだが)。

ワンダーリーデル:昨秋の武蔵野Sで横山典騎手の神騎乗で9番人気ながら初重賞制覇となったが、その後もイマイチで7歳でもあり、上がり目には乏しいか。

デルマルーヴル:余談だが、皮膚科医の浅沼先生の馬で、先生自身は千歳のロータリークラブの講演で「馬主はハイリスク、ノーリターン~壮大な無駄遣い」と言っていた(^^; 馬自身は、レパードSで2着した後はダートのステイヤー寄りの交流重賞ばかり使ってきているだけあって人気を落とす要素満載で、確かに母父コマンズから長めの距離が向いているのかもしれないというキャラ。ただ、厳しいペースでスタミナが生きる展開になれば、父パイロ(この条件で強いエーピーインディ系)でもあり、通用しておかしくない。穴として狙える馬では。

スマートアヴァロン:8歳になってもオープン特別で3着を拾い続ける馬主孝行な馬。根岸S3着とそう弱くはないがマイル実績に乏しく、さすがにここでは。

キングズガード:9歳を迎えるも昨年11月にはみやこS2着と元気ではあるが、G1でどうこういう力はもうないのでは。

ダノンフェイス:重賞勝ちは無いが、武蔵野S3着、根岸S4着とそれなりの力はある。ただ、爆発力が無く7歳だけに、一変もないか。

ミューチャリー:羽田盃勝ち、東京ダービー2着、JDD3着と川崎記念4着とそれなりの実力馬だが、地方でも長めの距離を使われており東京マイルのスピード勝負向きでない印象。

クリノガウディー東京新聞杯3着からここへ登録。母父ディアブロとダートをこなせる素地はありそうだが、さすがに初ダートがG1というのは......。

ブルドッグボス:中央でもオープン特別複数勝ち、地方転出後も長く頑張っているが、マイル実績ゼロというのはさすがに厳しい。

ケイティブレイブ:ドバイで開腹手術をして帰国初戦の浦和記念勝ちはびっくりさせられた。その後の2戦は本来の粘りがなく、長岡騎手を乗せてくること自体、期待薄。

ロードグラディオ:準オープンを勝って臨んだ前走のオープン初戦で7着だったように実力不足。

ヨシオ:ジャニュアリーSは1200mが向いたのか1年9か月ぶりの勝利だったが、前走は根岸S15着。ここから巻き返すのは難しい。

ラプタス:1400mで未勝利から準オープンまで4連勝の上り馬だが、オープン初戦で逃げて8着と止まったように、G1でいつもより1F長いマイルでは厳しいのでは。

ドリームキラリ:8歳となり粘りが無くなってきた、逃げないと全くダメな馬だけに要らない。ただ同厩舎のモズアスコットのアシストをすべく(建前上は、チームプレー禁止なので口にしないだろうが)、前半ハイペースを演出してインティと競る重要な役割。出遅れは勘弁してほしい。

テーオージーニアス:昨秋から力をつけてきて重賞でも好走できるようになってきたが、1200m向きで、1400mの前走根岸Sでも終いに鈍っていたように、マイルのここは向かない。


<まとめ>
有力:モズアスコット

ヒモに:アルクトスインティヴェンジェンスサンライズノヴァノンコノユメ

穴で:タイムフライヤーデルマルーヴル

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2020年1月31日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】タフな馬場が続いた1月開催&週末の重賞展望
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先週は京都で東海S、中山でAJCCと東西で2つのG1が開催された。

東海Sはダート路線に切り替えて4戦3勝と勢いのあるエアアルマスが、好位から抜け出し完勝。昨年の覇者インティを完封しフェブラリーSへ向けて順調なスタート…と思われたがレース後に骨折が判明。残念ながら休養に入ってしまった。

一方インティは1番人気に支持されるも3着止まり。今回は逃げではなく控える手に出て、武豊騎手らしく次戦の本番へ向けて試すような競馬だっただけに結果は度外視だったのかもしれないが、それでも破竹の連勝を続けていた昨年と比べると勢いに陰りがみられる印象だ。ゴールドドリームクリソベリルらが予定通り海外遠征で不在となれば人気的には今年も主役となるだろうが、果たして巻き返しはなるのだろうか。個人的にはやや不安な気がしている。

中山のAJCCはブラストワンピース凱旋門賞以来の一戦を完勝。得意のパワーを問われる馬場状態が味方した面もあるだろうが、まずは順調な復帰戦となった。この後の路線は未定ながら、国内なら間違いなく宝塚記念が合うと思うので、是非今年こそ出て来てほしいものだ。


~3場ともに力の要る芝

もう一つ先週の競馬で印象的だったのは、各場の馬場状態だ。週半ばから悪天候に見舞われる地域が多かった上、中山&京都は1回開催の最終週となっただけに3場とも力を要する芝になった。

例えばわかりやすい傾向だと、中山芝ではディープインパクト産駒が土日で7頭出走し、馬券圏内はゼロ。7頭中6頭が4番人気以内だったことを考えれば、やはり同産駒にはキツイ馬場だったとみて間違いない。

小倉芝はまだ2週目だったが、こちらもやはり雨の影響でタフ化。日曜の小倉8Rでは、前週の内伸びだった開催初日の8Rで外枠から5着と健闘したジュブリーユが連闘策で臨み、今度は外が伸びる馬場の恩恵を受けて9番人気で勝利した。

中山は今週末から東京に替わるので、中山の馬場が合わなかった組の巻き返しに期待ができる。また、小倉に関しては今年はあと4週もあるので、こちらも各週末の馬場傾向を記憶しておくことで、今後まだまだ出し入れで馬券を獲れる場面が訪れそうだ。1月のタフな馬場が続いた傾向を、2月の開催に生かしていきたい。


~波乱含みのシルクロード

さて、今週末は東西でシルクロードSと根岸Sという、G1にもつながりそうな2つの重賞レースが開催される。

波乱の香りがするのはシルクロードS。今週からBコース替わりとなるだけに馬場状態にも注目だが、それ以上に展開面がカギになりそう。逃げの手を貫くモズスーパーフレアに加えて、斎藤騎手を配して参戦のラブカンプー、古豪セイウンコウセイなど、テンが速い馬たちが参戦してきた。出方次第では前がやり合い差しが届きそうだし、あるいはそれぞれが譲り合う形になれば、京都芝1200mらしい逃げ&イン有利の決着もあるかもしれない。いずれにしても馬場と展開を読んで、ある程度決め打ちする覚悟が必要だろう。

現時点での注目はカラクレナイ。一連の競馬で安定して走れているが、本来はもっと溜めた方が持ち味が生きる馬。前走は早めの競馬で結果を出したが、前がやり合うことで溜めが利けば、さらに鋭い脚を使えるはずだ。

根岸ステークスの方も混戦模様だが、こちらは安定感のあるミッキーワイルドに注目したい。ただ主戦の北村友騎手が騎乗停止で乗れないのは痛い。代役はデムーロ騎手となるが、現在のデムーロ騎手は喜んで飛びつけるようなパフォーマンスを見せていない。まさか2年くらい前まではこんなことを書く日が来るとは思っていなかったが、不安はジョッキーといえるかもしれない。

いずれにしても今週は東西重賞ともにフルゲート。馬券的にも楽しみな週末だ。


※重賞の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
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エアアルマスの口コミ


口コミ一覧
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エアアルマスは!
地方競馬へ移籍する!

これはいったい!
何を意味するのか!

力なきものは!
それ方式では困る!

好きだった馬!

だけに!

地方へ行っても!
頑張ってもらいたい!

 軸馬狙い撃ち 2023年1月27日(金) 17:03
根岸ステークス 外厩情報
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根岸ステークスで帰厩初戦となる馬の外厩情報共有します。

1番オーロラテソーロ(原優介騎手)阿見トレセン

2番ヘリオス(武豊騎手)ノーザンFしがらき

3番ホウオウアマゾン(坂井瑠星騎手)ノーザンFしがらき

5番アドマイヤルプス(内田博幸騎手)ノーザンF天栄

6番ギルデッドミラー(三浦皇成騎手)ノーザンFしがらき

7番レディバグ(酒井学騎手)宇治田原優駿S

8番テイエムサウスダン(C.ルメール騎手)ジョイナスファーム

9番ベルダーイメル(柴田善臣騎手)宇治田原優駿S

10番タガノビューティー(石橋脩騎手)宇治田原優駿S

12番デンコウリジエール(秋山真一郎騎手)宇治田原優駿S

13番レモンポップ(戸崎圭太騎手)ミッドウェイファーム

15番エアアルマス(横山武史騎手)ノーザンFしがらき

以上になります。

さて結果はどうなるか。

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 うしかったクン 2023年1月27日(金) 14:31
こうなりゃ好いな 根岸S
閲覧 133ビュー コメント 0 ナイス 4

本命戦か一角崩し

勝ち負けは必死は13レモンと6ギルテッド
レモンの方が、この枠なら勝率が高そうだが、先述の疑問がぬぐえず▲
馬券圏内率ならギルテッドの方が高い感ありで◎
末脚を伸ばす最終追いを診せたタガノを〇で予想します。
後は展開を思考しての△へ
最後まで印を打つか迷った2騎 エアアルマスの15番は好いんだけどなあ & アドマイヤルプスの好調教
共に鞍上が不気味なんだが。
買い目が増えてガミルの嫌なので「切っちゃおう」と。

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エアアルマスの掲示板

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コメント一覧
4:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年12月4日(金) 22:47:49
関係、デキ抜群、砂被る内枠はマイナス、ジョッキー熟知
3:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月8日() 03:56:59
スガダ、枠が大事、砂被るとダメ、大外◉?
ニゲ、少頭数○
2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月3日(火) 20:25:38
ダート5戦4勝

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2023年1月29日根岸ステークス G35着
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2023年1月29日 根岸ステークス G3 5着
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