ダノンファラオ(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2017年5月5日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主株式会社 ダノックス
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績23戦[5-3-1-14]
総賞金1,610万円
収得賞金7,480万円
英字表記Danon Pharaoh
血統 American Pharoah
血統 ][ 産駒 ]
Pioneerof the Nile
Littleprincessemma
クリスプ
血統 ][ 産駒 ]
El Corredor
Cat's Fair
兄弟 モスクロッサーカミノモラド
市場価格1億9,440万円(2018セレクトセール)
前走 2023/03/26 マーチステークス G3
次走予定

ダノンファラオの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/03/26 中山 11 マーチS G3 ダ1800 1611173.91613** 牡6 58.0 田中勝春矢作芳人 556
(+16)
1.53.4 2.037.7⑯⑯⑯⑯ハヤブサナンデクン
22/08/07 札幌 11 エルムS G3 ダ1700 145840.01314** 牡5 58.0 浜中俊矢作芳人 540
(0)
1.46.5 2.336.4⑭⑭⑭⑭フルデプスリーダー
22/06/12 中京 11 三宮S OP ダ1800 165934.61013** 牡5 57.5 亀田温心矢作芳人B 540
(-4)
1.53.6 3.640.7⑤④⑥④ハヤブサナンデクン
22/05/21 中京 11 平安S G3 ダ1900 1671397.51316** 牡5 58.0 坂井瑠星矢作芳人 544
(+8)
2.00.0 3.039.1テーオーケインズ
22/03/23 船橋 11 ダイオライト G2 ダ2400 14--------4** 牡5 56.0 坂井瑠星矢作芳人 536
(--)
2.37.9 0.7----ノーヴァレンダ
21/12/05 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 1671476.71216** 牡4 57.0 横山武史矢作芳人 538
(-2)
1.54.2 4.538.8⑬⑬⑯⑯テーオーケインズ
21/11/03 金沢 10 JBCクラシ G1 ダ2100 12--------7** 牡4 57.0 横山武史矢作芳人 540
(--)
2.15.0 1.9----ミューチャリー
21/09/29 船橋 11 日本テレビ盃 G2 ダ1800 11--------2** 牡4 57.0 横山武史矢作芳人 537
(--)
1.53.6 0.1----サルサディオーネ
21/06/30 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 13--------9** 牡4 57.0 川田将雅矢作芳人 534
(--)
2.05.2 2.5----テーオーケインズ
21/03/17 船橋 11 ダイオライト G2 ダ2400 10--------1** 牡4 55.0 川田将雅矢作芳人 525
(--)
2.34.5 -0.3----エルデュクラージュ
21/01/27 川崎 11 川崎記念 G1 ダ2100 10--------3** 牡4 56.0 川田将雅矢作芳人 529
(--)
2.15.6 0.7----カジノフォンテン
20/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 16--------12** 牡3 55.0 川田将雅矢作芳人 530
(--)
2.08.4 1.5----オメガパフューム
20/11/25 浦和 10 浦和記念 G2 ダ2000 11--------1** 牡3 56.0 川田将雅矢作芳人 529
(--)
2.06.0 -0.0----ロードブレス
20/11/03 大井 10 JBCクラシ G1 ダ2000 15--------5** 牡3 55.0 坂井瑠星矢作芳人 527
(--)
2.04.0 1.5----クリソベリル
20/09/30 船橋 11 日本テレビ盃 G2 ダ1800 14--------7** 牡3 55.0 坂井瑠星矢作芳人 531
(--)
1.54.5 4.0----ロードブレス
20/07/08 大井 11 ジャパンDD G1 ダ2000 13--------1** 牡3 56.0 坂井瑠星矢作芳人 518
(--)
2.05.9 -0.3----ダイメイコリーダ
20/05/24 京都 10 鳳雛S (L) ダ1800 16245.6314** 牡3 56.0 坂井瑠星矢作芳人 520
(0)
1.53.2 2.240.2ミヤジコクオウ
20/05/06 園田 7 兵庫CS G2 ダ1870 12--------2** 牡3 56.0 坂井瑠星矢作芳人 520
(--)
2.01.8 0.1----バーナードループ
20/03/28 中山 10 伏竜S OP ダ1800 138133.716** 牡3 56.0 坂井瑠星矢作芳人 522
(0)
1.54.4 1.039.6ヘルシャフト
20/02/15 京都 7 3歳1勝クラス ダ1800 167145.431** 牡3 56.0 坂井瑠星矢作芳人 522
(+4)
1.52.8 -0.738.3アポロアベリア

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ダノンファラオの関連ニュース

2020年のJpnⅠジャパンダートダービーを制したダノンファラオ(栗・矢作、牡6)は2日、競走馬登録を抹消された。今後は大井競馬に移籍する予定。通算23戦5勝(うち地方12戦3勝)で、重賞は20年浦和記念、21年ダイオライト記念(ともにJpnⅡ)を含む3勝。獲得賞金は1億6690万円。3月26日のマーチS13着が最後のレースだった。

【重賞データ分析】マーチS2023 5項目減点無しはウィリアムバローズ、ホウオウルバン、サンライズホープ 2023年3月25日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!マーチS・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
2013年以降(過去10年)の3着以内馬延べ31頭の馬齢を検証すると、4歳から8歳までの間。ただし、4歳の2着連対圏入りは、近2走内にOPクラスで勝利経験があった馬のみ。7~8歳馬の2着連対圏確保は、前走G1組に限られる。押さえておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
カテドラル ③ロードヴァレンチ ④デルマルーヴル ⑦ハピ ⑩ヴァルツァーシャル ⑪ダノンスプレンダー ⑫ハヤブサナンデクン ⑬ゲンパチルシファー ⑮カフジオクタゴン

【前走距離】
2013年以降の1~3着馬延べ31頭は、みな前走でダートの1600~2100m戦に出走していた。これ以外のステップで臨んだ馬は、複勝圏に達していない。

(減点対象馬)
カテドラル

【前走着順】
前走の着順に関してはJRA重賞なら問わないが、JRAのOP特別であれば6着以内、地方の国際G1(東京大賞典)は4着以内、それ以外の場合は1着がひとつの目安。2013年以降、この条件を満たしていなかった非JRA重賞組は、いずれも3着以下に敗れている。

(減点対象馬)
デルマルーヴル ⑥キタノヴィジョン ⑪ダノンスプレンダー ⑭プリティーチャンス ⑮カフジオクタゴン

【前走大敗馬】
2013年以降、近3走内に重賞3着以内または非重賞1着の経験がなく、前走でタイム差1秒5以上の大敗を喫していた馬の好走(3着以内)例はゼロ。該当馬は評価を下げるべきだろう。

(減点対象馬)
ダノンファラオ ⑤ケンシンコウ

【前走馬体重】
近年は馬格のある馬が優勢。2013年以降の1~2着馬は、いずれも前走の馬体重が480キロ以上だった。この条件に合致しない馬は、連対(2着以内)候補として推奨しづらい。

(減点対象馬)
ロードヴァレンチ ⑦ハピ ⑭プリティーチャンス


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、⑧ウィリアムバローズ、⑨ホウオウルバン、⑯サンライズホープの3頭。

最上位には⑯サンライズホープを挙げたい。2013年以降、前走JRA・G1組は【3.0.0.5】と、なかなかの存在感を発揮している。要警戒の1頭だ。

前走JRA・OP特別1着の美浦所属馬は、過去10年【1.1.1.2】。それに該当する、⑨ホウオウルバンを2番手にピックアップ。ほか、⑧ウィリアムバローズも軽くは扱えない。

<注目馬>
サンライズホープ ⑨ホウオウルバン ⑧ウィリアムバローズ

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【ROBOTIPの勝率予測】マーチS2023 血統指数算出による見立ては、『状況再現で昨年以上を期待』の一戦 2023年3月25日() 12:00


こんにちは!ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの孫権です。
本日は26(日)に行われるG3マーチSを予想していきたいと思います。

まず、孫権のROBOTIP設定は「血統」の能力指数を100%重視しています。レース条件に応じて、必要な場合には他の能力指数(競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者)を配合しますが、基本的には「血統」指数オンリーで展開します。
そして、適性については、血統の「距離適性」「トラック適性」「周回方向適性」「G前の坂の有無適性」を配合します。
以上が、私孫権のROBOTIP設定の基本方針です。

今週も、ダ右回り1800m×坂あり条件ということで今回条件だけにアジャストできるコースでもないため、「トラック適性」100%作戦を継続することとします。
これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。


孫権ROBOTIPが弾き出したマーチS全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑤ケンシンコウ     10.40%
2 ②カテドラル      8.69%
3 ⑥キタノヴィジョン   8.39%
4 ⑨ホウオウルバン    8.35%
5 ⑦ハピ         7.13%
6 ④デルマルーヴル    6.35%

7 ⑫ハヤブサナンデクン   6.21%
8 ⑭プリティーチャンス   6.15%
9 ⑧ウィリアムバローズ   5.94%
10 ⑯サンライズホープ   5.26%
11 ①ダノンファラオ    5.11%
12 ⑪ダノンスプレンダー  5.08%
13 ⑮カフジオクタゴン   4.92%
14 ⑭ゲンパチルシファー  4.81%
15 ③ロードヴァレンチ   3.70%
16 ⑩ヴァルツァーシャル  3.51%


ROBOTIPの基本的な考え方として、平均勝率(16頭立ての場合は6.25%)を上回る馬のみを馬券対象にしますので、今回のマーチSでは上位6頭までが馬券の対象ということに。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

 ⑤>②⑥⑨⑦④


ケンシンコウが2.0ポイントほどの差を付けてのトップ。以下は、多少の順位間差はみられるものの総じて開きなしとの算出結果になっています。
前年のこのレース(重)で好走し、おそらく今年も当日は渋った馬場状態が見込まれる中で、結構人気するのではないかとみている⑤ケンシンコウ。それでも、ここは確たる人気馬がいて、しかも当欄ではそれらが上位ではない算出結果から、比較的戦いやすい情勢となってくれそう。
今回は、以下の馬連・ワイド計9点(10,000円)で勝負です。


【孫権のマーチS勝負馬券】

馬連ながし
⑤-②④⑥⑦⑨
5点×800円=4,000円
馬連通常
⑤-⑦
1点×1200円=1,200円

ワイドながし
⑤-②④⑥⑨
4点×1200円=4,800円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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【マーチステークス】特別登録馬 2023年3月19日() 17:30

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【4歳以上次走報】ベテルギウスSを勝ったサンライズウルスは東海Sへ 2023年1月11日(水) 15:08

★矢作厩舎勢の動向は以下の通り。フェアウェルSを勝ってオープン入りしたチェイスザドリーム(牝4)は、大和S(2月19日、阪神、OP、ダ1200メートル)を見据える。カペラS3着ジャスティン(牡7)は、令月S(2月5日、中京、OP、ダ1200メートル)へ。ベテルギウスS13着ラヴユーライヴ(牝6)は、愛知杯(14日、中京、GⅢ、芝2000メートル)。昨年のエルムS14着から休養しているダノンファラオ(牡6)は、ダイオライト記念(3月15日、船橋、JpnⅡ、ダ2400メートル)を視野に入れる。

★ベテルギウスSを勝ったサンライズウルス(栗・安田翔、牡5)は、東海S(22日、中京、GⅡ、ダ1800メートル)に駒を進める。7着ヘラルドバローズ(栗・寺島、牡4)は、アルデバランS(2月4日、中京、OP、ダ1900メートル)を目標にする。

★六甲アイランドSを勝ってオープン入りしたアグリ(栗・安田隆、牡4)は、阪急杯(2月26日、阪神、GⅢ、芝1400メートル)。

みやこS2着ハギノアレグリアス(栗・四位、牡6)は、東海Sに向かう。

チャレンジC2着ルビーカサブランカ(栗・須貝、牝6)は、武豊騎手で愛知杯へ。

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【阪神JF】ラヴェル無敗2歳女王へ向けベスト仕上げ 坂路ラスト1ハロン12秒3  2022年12月8日(木) 10:44

2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズの追い切りが7日、栗東トレセンで行われた。アルテミスSを快勝した2戦2勝のラヴェルは、坂路をパワフルに駆け上がり調教評価は「A」。課題のゲートも練習を積んでおり、史上14頭目となる無敗の2歳女王へ向けて態勢は万全だ。昨年1番人気で4着に敗れた半姉ナミュールのリベンジを果たす。

無敗の2歳女王に向け、充実のリハだ。新馬、アルテミスSと快勝したラヴェルが、最終追い切りでパワフルな動きを披露した。3週連続で追い切りにまたがった坂井騎手が、笑顔で好感触を伝えた。

「アルテミスSの前と同様に、ここまで順調に来ています。イメージ通りのいい追い切りができたと思います」

栗東坂路で単走追い。前半2ハロンは15秒0-14秒0と、ゆったりしたラップを刻む。最後まで馬なりながら、ラスト1ハロン12秒3は楽々と自己べスト。鞍上との呼吸もぴったりで、ウッドチップを蹴り上げる脚取りからは、力強さが伝わってきた。

安藤助手は「リズムと折り合いを重視して、しまいの反応を確かめる程度です。先週の追い切りでしっかり仕上がっていますし、いい状態です」と胸を張る。1日には同CWコースで一杯に追われて、6ハロン80秒9-12秒3をマーク。前2走と同じく、1週前にCWコースでしっかり時計を出し、当週は坂路で軽めという必勝パターンを踏襲した。

前走のアルテミスSは、鮮やかな差し切り。スタートで後手に回ったものの、後方で折り合って、メンバー最速の上がり3ハロン33秒0の末脚で突き抜けた。デビュー戦も出遅れているが、この中間はきっちりとゲート練習を消化。「(ゲートは)徐々に安定はしてきています。担当者からも『スムーズになってきた』と聞いています。このあたりが今の段階で成長してきているのもうれしいですね」と安藤助手は手応えを口にする。

坂井騎手は今年、秋華賞スタニングローズ)でJRA・GⅠ初制覇を飾るなど、キャリアハイとなるJRA89勝をマーク(7日現在)。師匠の矢作調教師の管理馬では、2020年にダノンファラオでJpnⅠジャパンダートダービーを勝っているが、JRA・GⅠは未勝利だ。阪神JFの2時間後には、僚馬パンサラッサ香港カップに参戦するだけに、「矢作厩舎の馬でGⅠを勝ちたいです。何としても結果を残して、(香港にいる)矢作先生にいい報告をしたい」と力が入る。

無敗の2歳女王となれば、20年ソダシ以来史上14頭目。2戦2勝で挑んだ昨年の同レースで、1番人気で4着に敗退した半姉ナミュールのリベンジを果たし、女王の称号を手に入れる。(丸橋正宣)




坂井瑠星騎手TALK◆

--アルテミスSは豪快な差し切り

「デビュー前から乗せていただいて走る印象はありましたが、イメージ通り。直線に向いて肩ムチを入れたときに『勝った』と思いました」

--阪神の外回りマイルという舞台について

「前回勝った距離と同じですから、問題はありません。外回りや坂についても、心配はしていないです」

--思い描くレースプランは

「枠や並び、馬場傾向なども見ながら考えたいとは思っていますが、一番のポイントは折り合いだと思います」




アルテミスSの勝ち馬好走…は2017年ラッキーライラック、20年ソダシ、21年サークルオブライフの3頭が阪神JFを制覇。16年には矢作厩舎のリスグラシューが2着に入っており、12年に創設されたレースだが好成績を残している。また、ラヴェルを管理する矢作調教師は10年にグランプリボス朝日杯FS、19年にコントレイルホープフルSを制しており、今回勝てばJRAの2歳GⅠ3競走を完全制覇となる。

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ダノンファラオの関連コラム

閲覧 1,367ビュー コメント 0 ナイス 4

 距離2400mのダイオライト記念は、昨年から名古屋グランプリが2500mから2100mに変更されたことで、ダートグレードとしては最長距離戦となった。主に川崎記念の上位馬や浦和記念名古屋グランプリなどの裏街道を使われてきた馬たちが集うが、川崎記念の上位馬は人気を裏切ることも少なくない。本命サイドで決着することが多いダートグレードとしては波乱の傾向で、過去10年では1番人気馬が4度も馬券圏外に敗れている。

 では、これまでにどのような馬が1番人気、それも単勝オッズ1.0秒台クラスの1番人気に支持され、人気を裏切ってきたのかというと、一番は前走JpnⅠ・GⅠの川崎記念フェブラリーSに出走し、2着、3着に好走した馬である。2014年のムスカテール、2015年のサミットストーンの2頭は、前記の該当馬だった。

 また2012年には3連単13万5060円の特大万馬券が飛び出したこともあったが、これも前走のフェブラリーSで3着だった1番人気馬ワンダーアキュートと前走の川崎記念で3着だったフリーオーソともに馬券圏外に敗れて波乱になっただけのこと。ダイオライト記念はJpnⅡだが、前走の川崎記念フェブラリーSを大目標として結果を出し、余力のない状態で通用するほど、相手が楽ではないということになる。2番人気ではあったが、2019年の川崎記念の覇者ミツバもこのレースで4着に敗れている。

 しかし、これまでの実績なくして通用しないのも競馬。過去1年以内にダ2000m以上のjpnⅠで連対実績があった馬で、前走の川崎記念フェブラリーSで3着以内だった馬を除けば、過去10年で【4・0・1・0】と複勝率100%を誇る。1着の該当馬は、2014年のニホンピロアワーズ、2015年のクリソライト、2018年のケイティブレイブだ。遡れば2011年のスマートファルコンもそれに該当する。また3着の該当馬は、2022年にミューチャリーだ。

 また前年のJpnⅡ・名古屋グランプリの3着以内馬も有力。名古屋グランプリからの直行馬ではないこと、前走でダートグレードに出走していること、前走が川崎記念で3着以内ではないことが条件で、過去10年のこのレースでの成績は【3・0・0・0】。1着の該当馬は、2013年のオースミイチバン、2019年のチュウワウィザード、2020年のアナザートゥルース

 名古屋グランプリ3着以内馬から直行だった2015年のシビルウォー、2021年のマスターフェンサーはともに5着に敗れている。また前走でオープン特別に出走していた2013年のクラシカルノヴァ、2014年はナイスミーチューもともに4着に敗れているので、ご注意を!!

 さらに前走の東海Sで連対していた馬も有力で、それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2014年のニホンピロアワーズ、2019年のチュウワウィザード。3着の該当馬は、2021年のアナザートゥルースだ。

 その他、jpnⅡ・浦和記念で連対かつ、前走で川崎記念以外のレースに出走し、着差0.9秒以内だった馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【3・0・2・0】。1着の該当馬は、2016年のクリソライト、2020年のアナザートゥルース、2021年のダノンファラオ。3着の該当馬は、2018年のマイネルバサラ、2019年のオールブラッシュだ。

 またこのレースでは過去10年で前年のJBCクラシックの覇者ミューチャリーを始め、地方馬が7頭も3着以内に好走している。その中でも最有力は前走で同年の2100mの報知オールスターCか大井の金盃に出走し、着差0.4秒差以上で勝利した馬だ。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・1】。1着の該当馬は2022年のノーヴァレンダ、2着の該当馬は2017年のユーロビート、3着の該当馬は2020年のサウンドトゥルーだ。2012年には前走の金盃で0.6秒差の勝利を収めたトーセンルーチェが、ダイオライト記念でも3着に好走している。

 唯一、4着以下に敗れたのはアウトジェネラルで12着だったが、同馬は前々走の報知オールスターCで8着(2.6秒差)に大敗していた。ユーロビートも前々走の名古屋グランプリで7着(4.9秒差)に敗れていたが、南関東の重賞を使われている馬であれば、5着以内を目安に狙いたい。前記のユーロビート、サウンドトゥルー、トーセンルーチは前々走の報知オールスターCで5着以内だった。

 さて、穴馬はというと当然ながら地方馬で、半年以内にダ2100m以上の南関東の重賞で3着以内の実績がある馬だ。前記したノーヴァレンダ、ユーロビート、サウンドトゥルーは直近で地元のダ2100m以上の重賞で勝利していたが、3着以内の馬たちも人気以上の走りを見せている。2014年の2着馬サミットストーン(7番人気)、2016年の3着馬ユーロビート(5番人気)、2017年の3着馬ウマノジョー(7番人気)は前記に該当していた。特に2016年に金盃が距離2000mから2600mに変更された2016年以降は、地方馬の活躍が目立っているので要注意だ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内のダ2000m以上のjpnⅠで連対実績がある馬。
  (前走の川崎記念フェブラリーSで3着以内だった馬を除く)
 ・前年の名古屋グランプリ3着以内馬。
  (名古屋グランプリからの直行馬ではないこと、前走でダートグレードに出走していること、前走が川崎記念で3着以内ではないことが条件)
 ・前走の東海Sで連対していた馬。
 ・浦和記念で連対かつ、前走で川崎記念以外のレースに出走し、着差0.9秒以内だった馬。
 ・前走で同年の報知オールスターCか、大井の金盃に出走し、着差0.4秒差以上で勝利した馬。
  (前々走で報知オールスターCに出走している場合は、5着以内が条件)


 ●穴馬候補
 ・半年以内にダ2100m以上の南関東の重賞で3着以内の実績がある地方馬。
  (2016年以降は、特に大井の金盃の3着以内馬が活躍)


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2022年11月22日(火) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~浦和記念2022~
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 暮れの大一番、東京大賞典へ向けての前哨戦となる浦和記念。この時期は中央ではGⅠチャンピオンズカップが行われ、トップクラスはそちらに出走するため、JpnⅡとしては中央勢が手薄。このため南関東のトップクラスが、ここを狙って出走してくることが多い。

 実際に過去10年で2014年のサミットストーン、2015年のハッピースプリントと地方勢が2勝、2着が2回、3着が2回。2014年には地方勢が1~3着を独占したこともあった。少し前まで地方馬がJpnⅠを勝つことは稀で、JpnⅡのここを勝てば年度代表馬に選出される可能性が高まることから、地方最強クラスの馬たちがここに集った。

 しかし、近年は地方馬がJpnⅠを優勝することも少なくなく、以前ほどメンバーが集わなくなってはいる。ただ今年は現時点でJpnⅡ勝ちの馬はノーヴァレンダ、サルサディオーネ、フィールドセンスと3頭いるが、JpnⅠ勝ちの馬はゼロ。このことから今回の浦和記念は地方最強クラスの馬が出走してくることが予想される。

 それでは中央馬も含め、どのような馬が有力かを見ていくと、同年の古馬混合GⅠ、JpnⅠで3着以内の実績があった実績馬がとにかく活躍している。ただし、前走のJBCクラシックで1.8秒差の大敗を喫していたアポロケンタッキーが4着に敗れていることから、前走であまりに大敗しているような馬は除外したい。

 前走で着差1.7秒以内の同年の古馬混合GⅠ、JpnⅠで3着以内の実績馬の過去10年のこのレースでの成績は【3・0・2・0】。1着の該当馬は、2015年のハッピースプリント、2019年のケイティブレイブ、2018年のオールブラッシュ。3着の該当馬は、2012年のランフォルセ、2017年のオールブラッシュだ。遡れば2011年の優勝馬ボランタスも前記に該当していた。

 また同年の白山大賞典の優勝馬も有力。ただし、白山大賞典が同年のダートグレード初制覇だった2013年のエーシンモアオバーは3着、2014年も9着に敗れていることから、白山大賞典を含めて同年のダートグレードで2勝以上していることを、本命候補の条件としたい。

 それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】と、連対率100%である。1着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2021年のメイショウカズサ。2着の該当馬は、2018年のグリム。遡れば前記に該当していた2011年のシビルウォーが2着と好走していることからも、該当馬が出走していれば信頼できる。

 さらに同年のジャパンダートダービーの連対馬も、過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】と大活躍。1着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のダノンファラオ。2着の該当馬は、2017年のヒガシウィルウィン。遡れば2011年の3着馬ボレアスも前記に該当していたことから、これらも大いに信頼できる。

 その他、同年のハンデ戦を除く、ダ1800m以上の地方のjpnⅡ以上、中央のGⅢ以上を優勝している馬も、過去10年の成績は【0・5・3・0】と有力。2着の該当馬は、2016年のクリソライト、2017年のヒガシウィルウィン、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース、2020年のロードブレス。3着の該当馬は、2012年のランフォルセ、2017年のオールブラッシュ、2020年のウェスタールンド

 あとは同年の南関東のSⅠ重賞、大井記念か東京記念で3着以内だった馬も有力。過去10年では前走でJBCクラシックに出走していた馬は、2015年のユーロビートが9着、2019年のセンチュリオンが5着と崩れているが、JBCクラシックに出走していなかった馬に限れば【1・1・0・1】。1着の該当馬は2014年サミットストーン、2着の該当馬は2021年はタービュランス。

 唯一の4着馬以下馬は、2020年のタービュランスで4着だが、8番人気ながら勝ち馬と0.1秒差に善戦している。遡れば2011年にボランタスが4番人気で1着、2009年にはルースリンドが5番人気で2着と人気以上の好走を見せている。配当妙味も含めて、本命候補とするのもアリだろう。

 最後に穴馬候補を紹介しよう。このレースは前走で南関東のSⅡ重賞、マイルグランプリに出走していた馬が穴を開けている。2014年の2着馬グランディオーソ(5番人気)、2016年の3着馬ハッピースプリント(5番人気)ともに前記の条件を満たしていた。南関東はマイルのSⅠがないため、マイルグランプリはSⅡながら、地方の強豪が集うのが理由だろう。

 グランディオーソはそれまでダートグレードで連対実績がなかったが、同年の南関東重賞で2着以内の実績があり、前走のマイルグランプリでも連対していた。ハッピースプリントは前走のマイルグランプリで7着に敗れていたが、前年のかしわ記念と帝王賞3着馬であり、浦和記念も優勝していた。このことから前走のマイルグランプリで連対しているか、GⅠ、JpnⅠで3着以内もしくは、GⅡ、JpnⅡ勝ちが実績があることを条件で狙いたい。


 まとめるとこうなる!


 ●本命候補
 ・同年の古馬混合GⅠ、JpnⅠで3着以内の実績馬(前走着差1.7秒以内が条件)。
 ・同年の白山大賞典勝ちの実績を含めて、同年のダートグレードで2勝以上馬。
 ・同年のジャパンダートダービーの連対馬。
 ・同年のハンデ戦を除く、ダ1800m以上の地方のjpnⅡ以上、中央のjpnⅢ以上を優勝している馬。
 ・同年の南関東のSⅠ重賞、大井記念か東京記念で3着以内だった馬(前走でJBCクラシックに出走していないことが条件)。

 ●穴馬候補
 ・前走で同年のSⅡ・マイルグランプリに出走し、連対した馬。
 ・GⅠ、JpnⅠで3着以内もしくはGⅡ、JpnⅡ勝ちの実績がある前走、同年のマイルグランプリ出走馬。

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2022年9月27日(火) 15:25 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~日本テレビ盃2022年~
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 日本テレビ盃は2003年~2019年までの16年間も1~4番人気馬が3着以内を独占し、全て馬複3桁配当で決着。1番人気馬が一昨年まで12年連続で3着以内というクソ堅いレースだったが、近2年は1番人気馬が馬群に沈んでいる。これは同年の中央の帝王賞の上位馬など、古馬実績馬の不出走がもたらした影響が大きい。

 日本テレビ盃JBCクラシックのステップレースで、実績馬はJBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典へと続く始動戦になる。つまり、実績馬にとってこのレースの位置付けは叩き台。このため夏場に順調にレースを使われている馬が配当妙味も含めて支持されがちだが、何だかんだGⅠ馬が活躍してしまうのがこのレースである。

 実際に同年の帝王賞で4着以内だった馬で、前年以降にGⅠかGⅡを優勝していた馬の過去10年のこのレースでの成績は【2・2・4・0】。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2015年のクリソライト、2017年のサウンドトゥルー。3着馬の該当馬は、2016年と2018年のサウンドトゥルー、2017年のケイティブレイブ、2019年のノンコノユメだ。また、3着以内だった全ての馬は、帝王賞で4着番人気以内に支持されていたという共通項もあった。

 さらに同年の帝王賞で3角3番手以内で4着以内だった馬に限れば、過去10年の成績は【2・1・0・0】と連対圏内まで期待できる。2013年のワンダーアキュート(1着)、2015年のクリソライト(2着)、2018年のケイティブレイブ(1着)。遡れば2011年のスマートファルコンも2010年のフリオーソも1着と前記に該当している。

 しかし、夏場に順調にレースを使われている馬も全く通用しないわけではない。2014年に当時GⅡのブリーダーズゴールドカップが牝馬限定戦へと様変わりして以降、このレースに中央の地方経由馬が出走することが少なくなったのは事実だが、そのぶん7月末に行われるマーキュリーカップのレベルが向上し、同レースの連対馬がこのレースで活躍を見せるようになった。

 同年のマーキュリーカップの連対馬の過去10年の成績は【1・2・0・1】。1着の該当馬は、2014年のクリソライト。2着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2020年のデルマルーヴル。唯一の4着以下は、2016年のタイムズアロー(5着)だが、同馬はマーキュリーカップまでダートグレードで連対したことがなかった。一方、連対した前記3頭にはダートグレードで優勝した実績があり、そのタイプのマーキュリーカップの同年の連対馬なら中心視もできる。

 その他、滅多に出走してこないが、前走で中央のダートグレードを優勝している馬も有力で、過去10年の成績は【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2012年のソリタリーキング、2016年のアウォーディー。3着の該当馬は2015年のコパノリッキーだ。コパノリッキーは前走から距離延長、ソリタリーキングアウォーディーは前走で1800m以上を使われていたことから、前走で1800m以上のレースに出走している馬のほうがより信頼できるだろう。

 さらに2019年にジャパンダートダービーを勝った3歳馬クリソベリルがこのレースを優勝して以来、ジャパンダートダービー上位の3歳馬が出走してくるケースが目立っている。一昨年のジャパンダートダービーを制したダノンファラオはこのレースに出走して7着に敗れているが、遡れば2004年にジャパンダートダービーで4着だったアジュディミツオーがこのレースで2着に好走している。しかし2008年にはジャパンダートダービーで5着だったナンヨーリバーが6着に敗れていることから、同年のジャパンダートダービーで4着以内だった馬は注意したい。

 さて、最後にこのレースの穴馬を紹介しよう。4番人気以下で3着以内だった馬たちを見ていくと、「逃げ馬」という共通項があった。2012年のマグニフィカ(3着)、2014年のグラッツィア(3着)、2019年のロンドンタウン(2着)は、このレースで逃げた馬だ。また前記3頭には、それまでにダートグレード勝ちの実績があったのが共通項。昨年も2番人気ではあったが、サルサディオーネが逃げ切りVを決めているだけに、人気薄の逃げ馬には注意したい。


 まとめるとこうなる!
 
 ●本命候補
 ・同年の帝王賞で4着以内かつ、前年以降にGⅠかGⅡを優勝していた馬。
 ・同年の帝王賞で3角3番手以内で4着以内だった馬。
 ・同年のマーキュリーカップ連対馬。
  (それまでにダートグレードで優勝した実績があることが条件)
 ・前走で中央のダートグレードに出走し、優勝した馬。
 ・同年のジャパンダートダービーで4着以内の馬。
 
 ●穴馬候補
 ・今回逃げる可能性が高い馬。
  (ダートグレード勝ちの実績があることが条件)

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2022年5月3日(火) 00:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~兵庫チャンピオンシップ2022~
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 兵庫チャンピオンシップは、菊水賞に始まって園田ダービーで終わる兵庫三冠の二冠目であるが、過去21回の歴史の中で、地方馬が優勝したのは第1回のミツアキサイレンス(笠松)と第2回のロードバクシン(兵庫)のみ。過去10年でも3着以内だったのは、2019年のバンローズキングス(兵庫)の3着のみ。南関東などの他地区もこの時期がクラシックシーズンにあたり、他地区からの参戦がないこともあり、中央馬の独壇場となっている。

 その中央馬の中でも断然有力なのは、1勝クラス以上で2着馬に0.5秒差以上着差をつけて勝利している馬だ。それらの過去10年のこのレースでの成績は、【4・3・1・1】。1着の該当馬は、2012年のオースミイチバン、2017年のタガノディグオ、2018年のテーオーエナジー、2019年のクリソベリル。2着の該当馬は、2019年のヴァイトブリック、2020年のダノンファラオ、2021年のゴッドセレクション。3着の該当馬は、2017年のクイーンマンボ。唯一の4着馬は、リゾネーターで4着だが、これについては後で述べる。

 さらに伏流Sで連対馬も有力でこのレースでの成績は、【2・3・0・1】と優秀だ。1着の該当馬は、2013年のコパノリッキー、2015年のクロスクリーガー。2着の該当馬は、2014年のランウェイワルツ、2015年のリアファル、2021年のゴッドセレクション。唯一、4着以下だったのは、2017年のリゾネーターで4着。同馬は過去10年で唯一、1番人気馬でありながら馬券圏外に敗れているのだが、前走の伏竜Sが1月5日以来の約3ヵ月の休養明けの出走だったことから、休養明け好走の反動が出たものと推測される。

 また、同年のヒヤシンスSの連対馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は、【1・2・2・0】。1着の該当馬は、2014年のエキマエ。2着の該当馬は、2014年のランウェイワルツ、2016年のゴールドドリーム、2019年のヴァイトブリック。3着該当馬は、2011年のラヴィアンクレール、2013年のソロル。ヒヤシンスSの優勝馬は2015年のゴールデンバローズ、2017年のエポカリス、今年の優勝馬コンバスチョンのように、UAEダービーに向かうこともあるが、出走してくるようであれば、伏竜Sの連対馬同様に信頼できる。

 逆に、穴馬はわりとパターン化しており、伏竜Sで3着以下だった馬の巻き返し。その中でも伏竜Sで4角5番手以内だった馬がよく巻き返している、該当馬は、2012年のプーラヴィーダ(5番人気・3着)、2013年のソロル(2番人気・3着)、2016年のケイティブレイブ(2番人気・1着)、2017年のノーブルサターン(5番人気・2着)、2020年のダノンファラオ(2番人気・2着)。これは伏竜Sが短距離路線馬の出走により、前が苦しい流れになりやすいことが影響している。伏竜Sで3着以内だと人気になるが、敗退すると人気を落とすので、ヒモ穴に一考の価値はある。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・中央の1勝クラス以上で0.5秒差以上圧勝した実績のある馬。
 ・前走の伏竜Sで連対した馬。
  (伏竜Sが3ヵ月以上の休養明けだった場合を除く)
 ・同年のヒヤシンスSの連対馬。

 ●穴馬候補
 ・前走の伏竜Sで4角5番手以内でレースをした馬。

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2021年11月22日(月) 12:50 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~浦和記念2021~
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 暮れの大一番、東京大賞典へ向けての前哨戦となる浦和記念。この時期は、中央ではGⅠチャンピオンズカップが行われ、トップクラスはそちらに出走するため、GⅡとしては中央勢が手薄。このため南関東のトップクラスが、ここを狙って出走してくることが多い。

 過去10年の優勝馬を見ても、2011年のボランタス、2014年のサミットストーン、2015年のハッピースプリントと地方勢が3勝。2着も2017年のヒガシウィルウィンを始め、4頭が入線している。今年はカジノフォンテンやミューチャリーなど、南関東勢の大舞台での活躍が目立つが、中央勢が席巻した時期からの地方馬のこの活躍は驚異的なレベルと言える。

 中央馬も含め、どのような馬がこのレースで勝ち負けしているのかを見ていくと、過去1年以内の古馬混合GⅠで3着以内の実績があった馬がとにかく活躍している。その成績は過去10年で【4・0・2・1】。1着の該当馬は2011年のボランタス、2015年のハッピースプリント、2019年のケイティブレイブ、2018年のオールブラッシュ。3着の該当馬は、2012年のランフォルセ、2017年のオールブラッシュだ。

 唯一の4着以下馬は2018年のアポロケンタッキー(4着)だが、同馬は前走のJBCクラシックで1.8秒差の大敗を喫していた馬。前走であまりに大敗しているようなことがなければ、本命馬として信頼できるだろう。

 さらに同年のジャパンダートダービーの連対馬も、過去10年で【2・1・1・0】と大活躍。1着の該当馬は、2016年ケイティブレイブ、2020年のダノンファラオ。2着の該当馬は、2017年のヒガシウィルウィン。3着の該当馬は、2011年のボレアスである。これらも大いに信頼したいものだ。

 その他、JBCクラシックのステップレースである同年の日本テレビ盃の3着以内馬も有力。前走でJBCクラシックに出走していた馬は、ここを目標に持って来れずに苦戦しているが、直行馬か、その他のレースを経由している馬に限れば、過去10年の成績は【1・1・0・0】と活躍している。1着の該当馬は2013年のランフォルセ、2着の該当馬は2020年のロードブレスだ。

 また、過去1年以内(前年の浦和記念以降)のGⅡの連対馬も活躍。それらの成績は過去10年で【2・5・1・3】と、これだけ見るとそこまででもないが、特に過去1年以内のGⅠで3着以内の実績馬が不在の年ほど、このタイプが活躍している。ダイオライト記念の2着馬ピイラニハイウェイと前年の名古屋グランプリの2着馬エイシンモアオバーがワン、ツーを決めた2012年も、ブリーダーズゴールドCの2着馬シビルウォーが2着、前年の名古屋グランプリの優勝馬エイシンモアオバーが3着だった2013年も、過去1年以内のGⅠで3着以内の実績馬が不在だった。

 最後にこのレースで穴を開ける地方馬を紹介しよう。最有力は2月に行われる金盃に次ぐ、長距離2400mで行われる同年の東京記念の3着以内馬だ。同レースは南関東では数少ない長距離重賞だけあって、地方のトップクラスが出走する。つまり、その中で3着以内の実績があることは、地方の超一流を示す。

 実際に2011年に4番人気で優勝したボランタスは、同年の東京記念の3着馬。2014年に3番人気で優勝したサミットストーンも、同年の東京記念の2着馬だった。遡れば2009年に5番人気で2着したルーズリンドも、同年の東京記念の勝ち馬だけに、東京記念で3着以内だった馬はとにかく注意したほうがいいだろう。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内のG Iで3着以内の実績がある馬(前走で1.8秒以上大敗していた馬を除く)。
 ・同年のジャパンダートダービーの連対馬。
 ・前走でJBCクラシックに出走していない、同年の日本テレビ盃の3着以内馬。
 ・過去1年以内のG1で3着以内の実績馬が不在の場合、過去1年以内のGⅡで連対した馬。

 ●穴馬候補
 ・同年の東京記念で3着以内の馬。

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2021年7月13日(火) 15:15 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~ジャパンダートダービー2021~
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 3歳ダートチャンピオン決定戦のジャパンダートダービー。このレースは南関東馬にとっては羽田盃、東京ダービーから続く、3歳クラシックの最終関門。東京ダービーと同距離コースの大井2000mが舞台となることや中央の実績馬の中には8月のレパードSを目標としている馬も少なくないため、意外と南関東馬が活躍している。

 実際に過去10年で南関東馬が優勝したのは、2017年のヒガシウィルウィンのみだが、2014年にはハッピースプリントが2着。遡れば、2010年にマグニフィカが優勝しており、2007年には中央の強豪を抑えて、南関東のフリオーソ、アンパサンドがワン、ツーを決めたこともあった。前記の馬たちの共通項は、マグニフィカ以外は、前走の東京ダービーで2着以内ということ。

 また、マグ二フィカは東京ダービーの3着馬だったが、東京ダービーの優勝馬マカニビスティーが主催元のルールに違反して出走が叶わず、さらに東京ダービーの2着馬ガナールは枠順決定後に疾病で発走除外となったもの。東京ダービーの1、2着馬が不出走だった。他にこのレースで3着と好走した2015年のラッキープリンスや2019年のミューチャリーも、前走の東京ダービーで2着以内だったことから、南関東馬の取捨選択は東京ダービー2着以内が対象だが。それらが不出走だった場合には、3着馬も視野に入ってくる。

 逆に中央馬で有力なのは、当たり前と言われそうだが、ダートでは無敗の馬。その中でも中央のダ1800mのオープンか、ダートグレード勝ちの実績があることを条件に加えると、過去10年で【2・1・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は、2012年のハタノヴァンクールと昨年のクリソべリル。2着の該当馬は、2015年のハッピースプリントだ。

 他ではデビューからダートの連対率が100%の馬も有力。しかし、地方馬よりもキャリアが浅い中央馬は、そのタイプが何頭も出走していることが多い。しかし、「ダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ちの実績のある馬」という条件を加えると、対象馬はかなり絞れる。

 前記の該当馬の過去10年のこのレースでの成績は【4・0・0・2】。優勝馬は2011年のグレープブランデー、2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、2018年のルヴァンスレーヴ。遡れば2008年の優勝馬サクセスブロッケン、2006年の優勝馬フレンドシップもそのタイプだ。

 4着以下に敗れた馬は、2016年のストロングバローズ(7着)と2017年のドンフォルティス(6着)の2頭だが、勝ち馬の4頭が前走も今走も1番人気に支持されていたのに対し、ストロングバローズとドンフォルティスは前走、今走ともに1番人気ではなかった。前走も今走も1番人気に支持されるような馬であれば、本命候補となるだろう。

 さらに兵庫チャンピオンシップで3~4コーナー先頭だった馬も有力。その成績は過去10年で、【1・2・0・2】。1着の該当馬は、2020年のダノンファラオ、2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガー、2016年のケイティブレイブ。2014年に兵庫チャンピオンシップで逃げて3着だったエスメラルディーナも、次走の関東オークスを制している。遡れば2010年のバーディバーディ、2009年のゴールデンチケット兵庫チャンピオンシップを逃げ切り勝ちし、このレースでも3着に好走している。

 4着以下だったのは、2011年のエーシンブラン(9着)と、2017年のノーブルサターン(5着)だが、前記2頭は良馬場のこのレースで、5F通過62秒0以下の速いタイムで逃げた馬。過去10年でここまで5F通過タイムが速くなったことが3度あるが、そのうち2度が前記の馬が逃げたレースである。

 唯一、5F通過61秒8で逃げて2着に粘ったのが、2016年の2着馬ケイティブレイブだが、同馬は後に帝王賞JBCクラシックを制するほどの実力馬であり、それでもこのレースで勝ち馬キョウエイギアに4馬身もちぎられている。つまり、あまりに同型揃いでペースが上がると見ている場合には狙いにくいが、そこまで速くないと推測しているのであれば、狙いが立つことになる。あわよくば6番人気で優勝した、昨年のダノンファラオのような馬にぶち当たるかもしれないので、少々リスクを背負ってみるのも悪くない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・ダートでは無敗の馬。
  (中央のダ1800mのオープンか、ダートグレード勝ちの実績があることが条件)
 ・ダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ちの実績のある馬。
  (前走、今走ともに1番人気に支持されていることが条件)
 ・兵庫チャンピオンシップで3~4コーナー先頭だった馬。
  (ジャパンダートダービーが5F通過62秒1以上の遅いペースが理想)

 ●穴馬候補
 ・東京ダービーの連対馬。
  (東京ダービーの連対馬が出走していない場合は、3着馬が視野に入る)

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ダノンファラオの口コミ


口コミ一覧
閲覧 177ビュー コメント 1 ナイス 10

マーチステークスで帰厩初戦となる馬の外厩情報共有します。

1番ダノンファラオ(田中勝春騎手)ノーザンFしがらき

2番カテドラル(石川裕紀人騎手)ノーザンFしがらき

3番ロードヴァレンチ(永野猛蔵騎手)ケイアイファーム千葉

7番ハピ(横山典弘騎手)大山ヒルズ

8番ウィリアムバローズ(横山武史騎手)チャンピオンヒルズ

11番ダノンスプレンダー(斎藤新騎手)ノーザンFしがらき

12番ハヤブサナンデクン(津村明秀騎手)吉澤ステーブルWEST

14番プリティーチャンス(石橋脩騎手)チャンピオンヒルズ

15番カフジオクタゴン(北村宏司騎手)ノーザンFしがらき

16番サンライズホープ(幸英明騎手)吉澤ステーブルWEST

以上になります。

さて結果はどうなるか。

 競馬が大好き(複勝男 2023年3月24日(金) 02:36
マーチステークス 2
閲覧 140ビュー コメント 0 ナイス 4

マーチステークス

出走馬の個人的な評価

ハンデ

59
サンライズホープ 競馬ブック印◎○▲◬合計ポイント 13.5ポイント 3位
(59Kgなので強気にはなれないですね。中山コース小回りで上手く進めれるかどうかもあるし、レースの安定感がある馬とは思っていないので、まあ地力に期待してますが。)

58.5

ハピ 35ポイント 1位
(地力ならこの馬が1番と思うし差し脚は安定している。斤量は重いけど他も背負っているので。あとは中山適性になるのかなと。)

カテドラル 1ポイント 7位
(芝で実績のある馬ですからダートなのでしんどいし58.5Kgでは更にしんどいと思います。)


58
ゲンパチルシファー 0・5ポイント 9位
(叩き2走目で変わってくれば巻き返せても、58Kgでもあるし中山の経験はあるけど得意でもないので、右回りの小回りになるのは問題ないと思う。)

ケンシンコウ 0ポイント 13位
(去年2着しているレースなので侮れず。前走のフェブラリーステークスよりも相手は弱くなるので、1発追い込みで展開が嵌まれば。)

ダノンファラオ 0ポイント 16位
(全盛期が過ぎた感じで今回もしんどそうですね。ただ過去の実績を考えるとGⅢならそれなりに頑張れるはずなんですが。)

57.5
ウィリアムズバローズ 14.5ポイント 2位
(逃げてこそなので同型との兼ね合いと枠順が重要。コースは問題ないが重賞なので楽に逃げれるような展開になってほしいが。厩舎は逃げなくても番手でもと思っているようですが。)

ダノンスプレンダー 0ポイント 15位
(去年10着なのでコースがどうか?前走59Kgだったので57.5なら巻き返せてもおかしくないが重賞になるので、相手も揃ったかなと思ってますが。)

57
ハヤブサナンデクン 10ポイント 4位
(中山コースでスタートを失敗すると展開が難しくなるので、上手く先行出来るかどうかが重要。安定感もあるしレースセンスは高いので。)

ホウオウルバン 1.5ポイント 6位
(総武ステークス勝利したので、ここ2戦は安定している。相手強化でも内田博騎手になってもそんなに問題はないと思う。レースも最近は自在なので。)

カフジオクタゴン 0.5ポイント 8位
(ここ3戦地方競馬だったので中山コースでどうか?4歳で伸びしろで期待はしたいのでチャンスは出てくると思う。57kgは少し辛いかも。)

キタノヴィジョン 0ポイント 14位
(前走も差してきて0.4秒差ならチャンスはあるかも。中山のOPを勝っているので追い込みで展開が向くかどうかになるが。)

56
ヴァルツァーシャル 2.5ポイント 5位
(総武ステークス3着で悪くないと思う。相手強化になるけど、ローテーション的は狙えるので、先行出来る強みを生かせれば。)

デルマルーヴル 0ポイント 11位
(ハンデは恵まれているかなと思っているので、1発は秘めていると思う。中団から進めていくと思うのでスムーズなら。)

55.5
プリティーチャンス 0ポイント 12位
(中央の競馬場で走るのが少ないので不安はあるが、最近レースは安定しているので牡馬相手でも侮れないかも。小回りはなれているので直線の急坂がこの馬にとってプラスになれば。)

55
ロードヴァレンチ 0ポイント 10位
(3連勝中で勢いはあるし相手強化になるけどハンデは一番軽いので、逃げか先行がこのメンバーで出来ればいい勝負になってもいいかな。)

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 競馬が大好き(複勝男 2023年3月22日(水) 12:54
マーチステークス 1
閲覧 106ビュー コメント 0 ナイス 4

マーチステークス

3月26日 日曜日 中山競馬場 右回り
ダート1800M GⅢ 4歳以上 ハンデ戦

過去10年
サンデーサイレンス系      2-4-5  登録馬 9頭
ナスルーラ系          2-3-1      4頭
ミスタープロスペクター系    2-1-2      5頭
ノーザンダンサー系       2-1-1      2頭
ヘイルトゥリーズン系      2-1-0      3頭
ニアークティック系       0-0-2      0頭
ヒムヤー系           0-0-0      1頭 計24頭

ダノンファラオはミスタープロスペクター系
ベストリガードはヒムヤー系です。

このレースの傾向として(競馬ブック参考)
〇 重賞3着以内かOP勝ち
〇 ダート1800M以上で連対経験あり。
〇 前走 総武Sが6連対、仁川S3連対 このレースで好走している。前走GⅠ以外で掲示板に入ってない馬は割引。
〇 6歳馬 10連対13回馬券内、5歳 7連対9回馬券内
〇 1番人気2連対とトップハンデは10年で18頭いて4連対で苦戦。

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2023年3月26日マーチステークス G313着
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ダノンファラオの取材メモ VIP

2023年3月26日 マーチステークス G3 13着
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レース後
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