ディープスカイ(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
写真一覧
抹消  栗毛 2005年4月24日生
調教師昆貢(栗東)
馬主深見 敏男
生産者笠松牧場
生産地浦河町
戦績17戦[5-7-3-2]
総賞金64,213万円
収得賞金12,750万円
英字表記Deep Sky
血統 アグネスタキオン
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アグネスフローラ
アビ
血統 ][ 産駒 ]
Chief's Crown
Carmelized
兄弟 サクセスガーウィンシャルマンスタイル
市場価格
前走 2009/06/28 宝塚記念 G1
次走予定

ディープスカイの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
09/06/28 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 147111.613** 牡4 58.0 四位洋文昆貢 516
(-8)
2.11.6 0.334.8⑦⑦⑧⑥ドリームジャーニー
09/06/07 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18363.722** 牡4 58.0 四位洋文昆貢 524
(+14)
1.33.6 0.135.5⑩⑧ウオッカ
09/04/05 阪神 10 産経大阪杯 G2 芝2000 128111.612** 牡4 59.0 四位洋文昆貢 510
(-8)
1.59.7 0.034.2⑥⑤④④ドリームジャーニー
08/11/30 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 18593.412** 牡3 55.0 四位洋文昆貢 518
(+8)
2.25.6 0.133.8⑫⑫⑪⑨スクリーンヒーロー
08/11/02 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 17124.133** 牡3 56.0 四位洋文昆貢 510
(+2)
1.57.2 0.034.5⑥⑤⑤ウオッカ
08/09/28 阪神 10 神戸新聞杯 G2 芝2400 18112.011** 牡3 56.0 四位洋文昆貢 508
(-6)
2.25.3 -0.035.1⑨⑦⑤⑤ブラックシェル
08/06/01 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18113.611** 牡3 57.0 四位洋文昆貢 514
(+6)
2.26.7 -0.234.2⑮⑬⑭⑮スマイルジャック
08/05/11 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 18594.311** 牡3 57.0 四位洋文昆貢 508
(0)
1.34.2 -0.333.9⑯⑪ブラックシェル
08/03/29 阪神 11 毎日杯 G3 芝1800 14228.761** 牡3 56.0 四位洋文昆貢 508
(+2)
1.46.0 -0.434.8⑧⑨アドマイヤコマンド
08/03/01 阪神 11 アーリントン G3 芝1600 133336.3103** 牡3 56.0 幸英明昆貢 506
(-10)
1.34.9 0.334.1⑩⑨ダンツキッスイ
08/02/17 東京 7 3歳500万下 芝1600 16476.232** 牡3 56.0 津村明秀昆貢 516
(+10)
1.36.7 0.033.4⑯⑫コウヨウマリーン
08/01/26 京都 5 3歳未勝利 芝1800 14456.641** 牡3 56.0 藤田伸二昆貢 506
(0)
1.50.9 -0.235.6④⑤シャイニングデイ
08/01/13 京都 5 3歳未勝利 芝2000 167134.619** 牡3 56.0 藤田伸二昆貢 506
(0)
2.05.6 0.935.9⑥⑥⑨⑧マゼラン
07/12/16 中京 4 2歳未勝利 芝1800 16472.512** 牡2 55.0 野元昭嘉昆貢 506
(+6)
1.49.6 0.135.9⑧⑧④⑤マイサイドキック
07/11/24 東京 3 2歳未勝利 芝1800 187145.332** 牡2 55.0 武豊昆貢 500
(-10)
1.49.4 0.234.6⑥⑧⑧ピサノエミレーツ
07/11/04 京都 4 2歳未勝利 芝1600 10788.652** 牡2 55.0 武豊昆貢 510
(+4)
1.35.4 0.135.2⑩⑩ロードバリオス
07/10/08 京都 4 2歳新馬 芝1400 8662.824** 牡2 55.0 松田大作昆貢 506
(--)
1.24.4 0.835.5④④エーシンフォワード

ディープスカイの関連ニュース


週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第25回は2008年の菊花賞優勝馬オウケンブルースリを取り上げる。


2008年の菊花賞オウケンブルースリは、その競走生活の前半と後半でかなり印象の異なる馬だ。3歳4月のデビューから史上最短の184日で菊花賞を制覇し、翌年のジャパンCにて強烈な末脚で女傑ウオッカに肉薄した前半期、そして慢性的な脚部不安に苦しみながら毎年秋の京都大賞典でのみ好走する“季節労働者”と化した後半期。趣は異なるが、どちらも一流ステイヤーであった彼の一面である。

皐月賞キャプテントゥーレが、続く日本ダービーディープスカイが制覇した2008年の春二冠。ところが前者が骨折して年内絶望となり、後者が距離適性を考慮して菊花賞ではなく秋天への出走を表明したために、事態は瞬く間に“乱菊”の様相を呈した。加えて神戸新聞杯2着のブラックシェルが屈腱炎で退場。東のセントライト記念では主役級のマイネルチャールズが思わぬ敗戦。春G1から続戦してきた馬は他にスマイルジャックがいるぐらいで、格と舞台適性を併せ持つと目された馬はほぼいなくなった。

現在まで続く「菊花賞神戸新聞杯3着の上がり馬が強い」伝説だが、それまで成し遂げたのはソングオブウインドぐらいで、特に気にされていたわけでもなかったように思う。ただ単に長距離馬としての資質を先物買いされて、神戸新聞杯3着馬オウケンブルースリは本番・菊花賞で1番人気に推されたというわけだ。血統論者からはスタミナ色の薄い母方の血を憂慮する声も出たが、道中ほぼ最後方から猛然と追い込みディープスカイに迫った神戸新聞杯のレースぶりは、まさしく「ド」の付くステイヤーのそれであった。

菊花賞。スタート良く出たアグネススターチをノットアローンが強引に外から制したことで、最初の1000mは58秒8と急流に。しかし先行勢が息を入れて次の1000mが66秒7と展開は極端に中だるみした。中団やや後方から競馬を進めたオウケンブルースリは、こんな乱ペースでも容易に折り合える馬だ。彼の長く使える末脚とギアの上げにくさを考慮した鞍上の内田博幸騎手は、3角から淀の坂を一気に下って直線入口で先頭に並びかける。結果としてこの作戦がハマった。直線半ばで外からオウケンブルースリが突き抜けて、内をすくった伏兵フローテーションとの追い比べを制した。

春に中央競馬へ移籍したばかりの内田騎手はこれがクラシック初制覇。一方のオウケンブルースリはデビュー7戦目にして3歳の頂点を極めたものの、倒した相手に強豪は少なかった。そのため一介のステイヤーとしての評価に留まった彼だが、それを覆したのが2009年のジャパンCにおける激走であり、逆に固定化させたのが4歳時から4年連続で馬券に絡んだ京都大賞典での走りだった。時代の中心とか超一流とは呼び難かったが、自分だけができる仕事をやり遂げるために彼は駆けた。

2013年1月に行われた引退式では映画『燃えよドラゴン』のテーマ曲が思い出の京都競馬場に鳴り響き、高齢まで自らを燃やし尽くした“競馬界の李小龍”を大勢の観客が見送った。それは素敵なラストシーンだった。

オウケンブルースリ
牡 栗毛 2005年生
ジャングルポケット 母シルバージョイ 母父Silver Deputy
競走成績:中央27戦5勝
主な勝ち鞍:菊花賞 京都大賞典

(文・古橋うなぎ)

【NHKマイル】和生に続け!今週はマテンロウオリオンで親父が勝つ 2022年5月4日(水) 05:00

3歳最強マイラーを決めるNHKマイルCが8日、東京競馬場で行われる。注目はニュージーランドT2着から挑むマテンロウオリオン。管理する昆貢調教師(63)=栗東=は勝てば2008年ディープスカイ以来の同レースV。鞍上の横山典弘騎手(54)=美浦・フリー=は、先週の天皇賞・春で長男・和生騎手(29)=美浦・フリー=がGⅠ初制覇を果たしたばかり。今週は、父が最多タイの3勝を挙げる得意レースで大暴れする。

ポテンシャルを信じて送り出す。全休日明けの3日朝の栗東トレセン。ニュージーランドT2着のマテンロウオリオンを管理する昆調教師が、不敵に笑った。

「混戦ムードだからね。チャンスはあると思う。もともと素質があって、こういうところ(GⅠ)にいけると思っていた」

新馬戦2着後に、万両賞(1勝クラス)で初勝利を挙げた経歴の持ち主。2走前のシンザン記念は、好位のインから抜け出し重賞初制覇。前走のニュージーランドTは2着だったが、ジャングロが逃げ切る中、メンバー最速となる上がり3ハロン34秒1の末脚で追い詰めた。「中山でよくあるパターン。負けても強いと思った」と前向きに振り返る。

この中間は、心身の充実ぶりが光る。以前は胴が詰まり気味で短距離向きの体形だったが、「成長して伸びのある体になってきた。融通性のある体になってきた」とトレーナー。以前より落ち着きも増し、この日は初めて火曜に横山典騎手がまたがり、栗東CWコースをキャンターで1周半。「今はオンとオフがしっかりあります。(横山典騎手も)『言うことないよ』と言ってくれました」と榎本助手は精神面の成長を証言する。

先週の天皇賞・春では、横山典騎手の長男でデビュー12年目の和生騎手がタイトルホルダーでJRA・GⅠ初制覇。「うれしいですね。それ以外に何もありません」と喜びをかみしめた名手は、NHKマイルC3勝で武豊騎手と並び最多勝ジョッキー。好相性のレースで、今週は父の威厳をみせたいところだ。

昆調教師とのつながりは24年前から。トレーナーが福島信晴厩舎の調教助手だった1998年に、担当馬のテンパイプロキオンSを制覇。その背中に名手がいた。近5年で昆厩舎が挙げたJRA重賞9勝のうち、7勝が横山典騎手という黄金コンビで、指揮官は「結果を出せるジョッキー」と全幅の信頼を置いている。

昆調教師は2008年にディープスカイでNHKマイルCを制覇。両馬のタイプは違うが、師のトーンは高い。「ディープはじわじわと伸びる馬だけど、マテンロウは切れるカミソリ型。いろんな競馬ができるのも強み」と特長を語る。また、今回の内容次第ではディープスカイと同様、「(日本ダービー参戦も)あるかもしれないね」と〝変則2冠〟にも意欲をのぞかせた。

シンザン記念と同じ、左回りのマイル戦。マテンロウオリオンが、府中で一番星の輝きを放つ。 (山口大輝)

★最多タイ3勝のNHKマイル

横山典騎手はNHKマイルCに20回騎乗して、1999年シンボリインディ、2015年クラリティスカイ、17年アエロリットで3勝をマーク。武豊騎手と並び同レースの最多勝ジョッキーとなっている。2着も5回、3着も2回あり、複勝率50%と好相性のレースだ。

ディープスカイ…2007年10月にデビュー。08年1月の初勝利まで6戦を要したが、毎日杯で重賞初制覇を飾ると、続くNHKマイルCを制覇。日本ダービーも後方から差し切り、〝変則2冠〟を達成した。同年秋の神戸新聞杯が現役最後の勝利となったが、天皇賞・秋ではウオッカダイワスカーレットに次ぐ3着、ジャパンCも2着と健闘し、JRA賞・最優秀3歳牡馬を受賞。09年宝塚記念3着で引退し、種牡馬入りした。

[もっと見る]

【血統アナリシス】みやこS2021 ディープスカイが好相性を示すコース、Robertoの血脈を持つ馬にも注目 2021年11月6日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はみやこステークス2021・血統予想をお届けします!


今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続きみやこSは阪神ダート1800mに舞台を移して施行される。当該コースでは古馬混合重賞としてG3のアンタレスSを挙げられるが、08~13年まではG1のジャパンカップダート(現在のチャンピオンズカップ)も行われていた。

昨年はディープスカイ産駒のクリンチャーが勝利を飾っていたが、同産駒には17年アンタレスSを制したモルトベーネもおり、阪神ダ1800mはディープスカイが種牡馬としてJRA重賞初制覇を達成したコースであることも気に留めておきたい。また、父サンデーサイレンス系×母の父ブライアンズタイムという血統構成からはクリンチャーのほかにも09年ジャパンカップダートを制したエスポワールシチーを挙げられる。Robertoの血脈に注目すれば、昨年の2着馬ヒストリーメイカー(3代母の父リアルシヤダイ)、3着馬エイコーン(父フリオーソ)も該当するため、今年も同血脈を保持する馬には気を配りたい。

クリンチャーは、父ディープスカイ×母ザフェイツ(母の父ブライアンズタイム)。芝路線を歩んでいた頃には重馬場の18年京都記念で同世代のクラシックホース2頭を負かしていたが、昨年の本競走でもスタミナに任せる強気な競馬で有力馬を完封しており、パワーや底力を問われる展開でこそ真価を発揮する。前走は帝王賞でも3着に好走するなど7歳にして充実ぶりは著しく、得意とする阪神で斤量も据え置きの57kgとあれば不動の中心か。

オーヴェルニュは、父スマートファルコン×母ギュイエンヌ(母の父タニノギムレット)。ゴールドアリュールの直系かつ母の父ブライアンズタイム系という血統構成は先述したエスポワールシチーを想起させる。本馬は勝つか負けるかハッキリした結果になりやすく、型に嵌ったときに無類の強さを披露する様は父の現役時代ともよく似ている。重賞の2勝が中京であるように急坂を苦にしない強みもあり、馬場が渋れば尚のこと狙いが立つ。


【血統予想からの注目馬】
クリンチャー ⑨オーヴェルニュ

[もっと見る]

【うわさの3歳馬】半兄にディープスカイ~サピエンシア2021年2月19日(金) 11:37

 【東京2R】サピエンシアは、半兄にダービー&NHKマイルCの2冠を制したディープスカイ(父アグネスタキオン)がいる。父がマイラーズCなど重賞2勝をあげたワールドエースに代わった妹は、Wコースで入念な併せ馬を消化し初陣を迎える。「徐々に動きが良化。初戦から力を出せそう」と、上原調教師は期待を込めて送り出す。(夕刊フジ)

[もっと見る]

【ウマれ故郷から~愛を込めて~】ガロアクリークの笠松牧場 2020年5月29日(金) 04:56

 日本ダービーに挑む駿馬(しゅんめ)に、生産牧場からエールを送る特別連載「ウマれ故郷から~愛を込めて~」。最終回は、皐月賞3着から巻き返しを狙うガロアクリークの笠松牧場(北海道浦河町)だ。勝てば、生産馬としてディープスカイ以来2度目の制覇となる。関係者に誕生当初の印象、現在の心境などを聞いた。

 ◇

 スプリングSを制し、皐月賞でも3着に健闘したガロアクリーク。生産したのは北海道浦河町の笠松牧場だ。2008年には生産馬のディープスカイ日本ダービーを制した。今回は同牧場の水上行雄代表が自ら所有するかたちで、2度目の栄冠を目指す。

 「スタッフが絶えずディープスカイに続く馬を育てることを目標に努力したものが、育成牧場から厩舎へとバトンがつながり、こうして形になってくれてうれしく思います」と行雄さんの長女、千歳さん(38)は感慨深げだ。

 母ゴールドレリックの11番子として誕生したキンシャサノキセキ産駒は、1歳秋まで生まれ故郷で過ごした。「兄姉同様に馬格に恵まれていましたが、やや薄手の印象。やんちゃな面はありましたが、病気やけがもなかったことから特に目立つタイプではありませんでした」と振り返る。

 短距離向きの血統だけにクラシック路線での快進撃は想像を超えるものだった。「スプリングSを1着でゴールを駆け抜けたときは、驚きで声も出ませんでした。成長力には目を見張るものがありますが、そこを見極めて重賞挑戦を続けてくださった厩舎の皆さんのお力だと思います」と千歳さんは話した。

 コロナ禍で現地観戦はかなわないが「生産馬、しかも所有馬がダービーに出走することは大変光栄なこと。テレビ画面越しにはなりますが、全力で応援したいと思います」。12年ぶりの3歳頂点へ、心からのエールを送る。(漆山貴禎)

★ダービーの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

最後も魅せる!四位ジョッキー、29日阪神でいよいよ見納め 2020年2月28日(金) 05:06

 史上2人目の日本ダービー連覇など、GI15勝を含むJRA通算1585勝を誇る四位洋文騎手(47)=栗・フリー=が、29日の阪神での騎乗を最後にムチを置く。3月から調教師に転身するため、ファンを魅了した美しい騎乗姿勢も、いよいよ見納め。最終レース終了後の引退式は新型コロナウイルスの影響で無観客となるが、「最後に貴重な経験になります」と、さわやかに別れを告げる。

 3月から調教師に転身する四位騎手が、29日で29年間のジョッキー人生に幕を下ろす。

 「生き物と一緒の仕事なので、馬のことは大切にしてあげたい、と思って乗ってきました」と、しみじみと振り返った。

 藤田伸二元騎手らと同期の競馬学校7期生。優秀な成績で卒業し、1991年に騎手デビューすると4年目の94年にゴールデンジャック(4歳牝馬特別)で重賞初制覇。96年の皐月賞ではイシノサンデーで初のGI制覇を飾った。2007年にウオッカ、翌08年にはディープスカイ日本ダービーを連覇し、武豊騎手に次ぐ史上2人目の快挙を達成。ここまで歴代14位のJRA通算1585勝を積み重ねてきた。

 「振り返ると、素質はあったけど駄目になった馬の方を思い出しますね。いろいろな馬のことが思い出されます」

 29日の12R終了後に引退式が行われるが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客に。「しようがないですよね。賢明な判断だと思います。最後に貴重な経験になりますが、早く収束してくれるのが一番だと思います」と話した。関係者から日程をずらす打診もあったが「自分の中では区切りは(騎手免許最終日の)土曜日なので」と断ったという。

 29日は阪神で6鞍に騎乗予定。8Rのアンクルテイオウは昨年1月の未勝利戦でVに導いた。「いい勝ち方をしてくれたけど、最近はもうひとつだね。お世話になったオーナー(塚本能交氏)なので、何とかしたい」。9Rのノーブルカリナンは「開幕週の馬場はいいと思う。クラスが上がってどれだけやれるか」。最終12Rは、3月から技術調教師として籍を置く千田厩舎のヴィントで有終の美を狙う。

 「いろいろなものを感じながら乗ってきたい」

 GI15勝をはじめ、平成、令和のターフを彩った名手。その美しい騎乗姿勢で、最後までファンを魅了することだろう。 (渡部陽之助)

四位 洋文(しい・ひろふみ) 1972(昭和47)年11月30日生まれ、47歳。鹿児島県出身。91年に栗・古川平厩舎で騎手デビュー。2007年にウオッカで牝馬64年ぶりの日本ダービーVを達成すると、08年もディープスカイで史上2人目の日本ダービー連覇。19年12月に、20年度JRA新規調教師免許試験に合格した。JRA通算1万3913戦1585勝、うちGI15勝を含む重賞76勝(27日現在)。優秀騎手賞2回、フェアプレー賞10回受賞。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ディープスカイの関連コラム

閲覧 1,622ビュー コメント 0 ナイス 5

●悔いのない◎
先週の中央競馬は、土曜中京が田んぼ馬場に。
そのおかげもあり久しぶりに◎アグネスヒーローという、血統予想らしい血統予想がドカンとハマりました。
ぼくは普段馬券は購入しなくて、コラムも書かせていただいているウマニティで仮想購入をして楽しんでいます。
だから今年購入したレースは、自身のあったフェアリーS(◎ラブリーアモン...)と、現地観戦したオークスとダービーだけです。

しかし、七夕賞はダービーの◎リオンディーズに次いで、今年2番目に自信があったので買ってみたのです...。七夕賞血統考察コラムはこちら

クリールカイザー
アルバートドック
ダコール
◎-○▲のワイドをなかなか厚めに...です(^^;)

まぁ結果はご存知の通りなのですが、まるで先週のジョルジュサンク×田辺騎手を見ているような、クリールカイザー×田辺騎手でした。流れが厳しかったですが、でもああいうレースを見せてくれれば外れても後悔はありませんよねぇ。言っていること、主張してきたことは間違っていなかったということなのでそれで良いです。
アルバートドックはHyperionの血が濃いので、ディープ産駒にしては持続力に富むタイプで、将来的にはハーツクライのようにジャスタウェイのようにリトルアマポーラのようにワンアンドオンリーのようにある程度前で競馬ができるようになり、大きいところを取るかもしれない、と書いてきて、だんだんと現実味を帯びてきました。
オリオンザジャパンは内田騎手のプチゴールドシップ皐月賞騎乗(芦毛ですし)の好騎乗がありましたが、クロフネ×サンデーサイレンスで、1/4にあたる母母パーシャンブルーがトニービン×ノーザンテースト(クリアアンバー)でHyperion凝縮。6歳になってのこの成長はこのHyperionの影響といえるでしょう。
広いコース向きの走りなのですが、広いコースの方が瞬発力勝負になり易いというのが競馬の面白いところですね。
4着マイネルラクリマもチーフベアハート×サンデーサイレンスで、母母パイナップルスターはニホンピロウイナー×ノーザンテーストでHyperion6・5×6・5・5と凝縮されています。この「終わりそうで終わらない」競走成績はやはりHyperion、ノーザンテースト影響でしょう(2回目)。
考えて見れば5着クリールカイザーも母父はサッカーボーイですからノーザンテースト持ちでもありますね。

展望コラムでは以下のように書きました。

===(以下、展望コラムより引用)============================
ジャスタウェイ的成長の可能性を秘める
ディープ産駒×戸崎騎手、先週のゼーヴィントと被るアルバートドックはディープ産駒でも母がHyperionが濃い馬で、瞬発力よりも持続力に富んだ馬。だからある程度の位置から粘り込む競馬が出来れば、さらに持ち味が活きるはずで、同じくHyperion的なスタミナに富んだハーツクライジャスタウェイワンアンドオンリーリトルアマポーラも前で受けれるようになって大成しました。前走エプソムCも18頭中11番手からの競馬、以前よりは前目で競馬が出来るようになってきていますし、厩舎の先輩ジャスタウェイ的な大成をする馬かもしれません。

●軽いスピードで平坦が合う
ダコールは母アジアンミーティアが種牡馬Unbridled’s Songの全妹で、アジアンミーティアは父Unbridledと母Trolley Song(Caro×ナスキロ)の柔らかさを併せ持った馬。とはいえ、軽いスピードが出た走りで平坦コースは合っています。この枠なら・・・あとは斤量との戦い。
=============================================

●Hyperion豊富の名繁殖
プロキオンSも、望田先生も以前から指摘されていましたが、タガノトネールにはもう1400は短い。母タガノレヴェントンは、ブラックタイドとの間でタガノエスプレッソを産んだ名繁殖で、キングカメハメハ×トニービン(Hyperion5×3・5)×Nureyev(Hyperion4×4)でNureyev4×3、さらに3代母Likely ExchangeまでもがHyperion5・5×4・4というHyperion凝縮っぷり。南部杯、そして良馬場のフェブラリーあたりで狙ってみたい馬になっています。成長力たっぷりの血ですからタガノスプレッソももう1つや2つ重賞を取るんじゃないかとみています。

リーチザクラウン×欧血
少し前後しますが、オリオンザジャパンに関連していうと、米血が濃い種牡馬クロフネは、母からHyperion的な欧血を取り込むことで成功しています。それはきっと好調な新種牡馬リーチザクラウンにもいえるのではないかと推測できます。
リーチザクラウンは母母クラシッククラウンがChief's Crownの半妹という良血馬で、スペシャルウィーク×Seattle Slew×Mr.Prospector×Secretariatという米血の塊。競走馬としては欧血を取り込めなかったため、先行しても重厚な粘りが効きませんでしたが、このように「競走馬として完璧でなかったこと」が種牡馬としてはプラスに働くのです。
これは決して種牡馬として優遇されたスタートを切ったとはいえない、ステイゴールドにもいえたことで、望田先生はステイゴールドについて以下のように書かれています。
430キロ足らずの牡馬でPrincely Giftの非力さも受け継いで、全勝ち鞍が東京と平坦コース、小さくて非力なのが唯一の弱点で競走馬としてはチャンピオンにはなれなかったけれど、種牡馬としてはこの唯一の弱点を補うことで(補足:ノーザンテーストのクロスなど)チャンピオンを何頭も出したのは周知のとおり。完全無欠のチャンピオンではないからこそ、完全無欠のチャンピオンを出せるのだという、そんなことも教えてくれた馬でした
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/f2ee786e8959abe85b4847f68a199f38

ちなみにリーチザクラウン産駒中央初勝利となったニシノアップルパイは母がアンバーシャダイ×トウショウボーイでノーザンテーストとトウショウボーイを通じるHyperion6・5×5・6、さらに3代母セリナトウショウはPharos5・5×6・5、Swynford7×6・5、その母ビバドンナがDonatello4×2など、リーチザクラウンの父の内包するセントクレスピンの血を増幅する配合をしています。(簡単にいえば重要な欧血が豊富)この馬が出世頭になるのではないかと見込んでいます。

先週の競馬でいえば、函館で圧倒的人気に応え2戦目で勝ちあがったエスケークラウンは、ニシノアップルパイほど欧血凝縮ではありませんが母父がアサティス、さらにAureole≒Alycidon6×7の3/4同血クロスも持っています。

また、福島芝1200m新馬戦を快勝したニシノオウカンのスピードは、マルゼンスキー≒Caerleon4×2の影響と考えられます。

とはいえ、2歳の夏で好調の要因は、米血らしい一本調子の気性を伝えているからだ、ともいえ、欧血を取り込んでいないと短距離で頭打ちになる馬も出てくるでしょう。リーチザクラウン産駒は全頭チェックしていますが、ぼくの中で最も良いなと思ったのはニシノアップルパイです。

●当然のように重馬場で
日曜の中京では1Rでゴールドケープが11番人気3着、2Rでスイフトアタックが10番人気2着と穴を空けたワークフォース産駒ですが、これは重馬場がプラスに働いたとしか言いようがありません。
Nureyev≒Sadler’s Wells4×2、パワーとスタミナに偏重している血統で、日本の種牡馬の中ではナカヤマフェスタと並んで「田んぼ馬場なら黙って買い」種牡馬だと思いますが、この2頭は2010年の田んぼ馬場凱旋門賞で死闘を繰り広げた2頭でした。この2頭が日本で種牡馬をやっているというのがもったいないというかなんというか…(^^;)

アグネスタキオンのダート化
ジャパンダートダービーはディープスカイ産駒のキョウエイギアが優勝しました。
ディープスカイ産駒の配合についてはまたの機会としますが、全日本2歳優駿のサウンドスカイと合わせてこの世代のダート路線を席巻。ダート種牡馬としての地位を確立していくでしょう。
少し視点を広げてみれば、同じアグネスタキオンの後継であったアドマイヤオーラクロスクリーガーを、母父としてもノンコノユメを輩出しました。アグネスタキオンの牝系を考えれば何ら驚きません。
それでもディープスカイは先述リーチザクラウン牝祖がMiss Carmieで同じ。母アビがその牝祖Miss Carmie4×3の牝馬クロスを持ち、Key to the Mintも内包していますからこちらの影響もあるでしょう。


----------


【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle

金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/


執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

------------------------------------------------
あなたも「みんなの競馬コラム」コーナーでコラムニストデビューしてみませんか!
>>応募方法など詳しくはこちら<<
------------------------------------------------


登録済みの方はこちらからログイン

2013年5月29日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第238話安田記念(謎解き編)~
閲覧 1,095ビュー コメント 0 ナイス 13

第238話 「安田記念


08年 34.6-23.3-34.8 =1.32.7 ▼3±0△6 平坦戦
09年 33.4-24.0-36.1 =1.33.5 ±0▼5△8 瞬発戦
10年 33.6-22.7-35.4 =1.31.7 ▼1△4△7 平坦戦
11年 33.9-23.1-35.0 =1.32.0 ▼4△4△6 平坦戦
12年 33.8-22.5-35.0 =1.31.3 ▼1△5△1 平坦戦

近年ではテン33秒台の激流がスタンダードとなっていて中盤が24.0秒と緩んだ09年以外は全て平坦戦となっています。
とにかくこのスピード勝負に対応することが重要で末脚だけでは厳しいレース。
過去5年でも上がり3位以内の馬は2-4-3-7となっていて複勝率は56.3%と好走率は高いが上がり4位以下の馬の方よりも単純に勝利数が劣るというのは見逃せない数字でしょう。
つまりラストの直線勝負になるのは間違いないが追走スピードが不足している馬は2着3着止まりと言えるかもしれません。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ウオッカ      【瞬8平0消0】
ウオッカ      【瞬10平2消0】
ショウワモダン   【瞬8平5消2】
リアルインパクト  【瞬2平1消0】
ストロングリターン 【瞬6平4消0】
2着馬
アルマダ      【瞬0平0消0】外国馬
ディープスカイ   【瞬8平3消0】
スーパーホーネット 【瞬7平6消0】
ストロングリターン 【瞬6平3消0】
グランプリボス   【瞬2平3消0】

GⅠ2勝を挙げていたウオッカ(08年時)と外国馬のアルマダ以外は全て瞬発戦と平坦戦の両方に実績があった馬ばかりです。
瞬発力だけでは厳しいということでしょう。
但し、安田記念に出走してくるほとんどの馬はこの条件はクリアしているのでここで絞り込むのは困難。
それまでの主な重賞実績を見てみましょう。

1着馬
ウオッカ      1着:阪神JF、ダービー 2着:桜花賞ヴィクトリア
ウオッカ      上記+1着:安田記念、秋天
ショウワモダン   1着:ダービー卿CT
リアルインパクト  2着:朝日杯FS、京王杯2歳S 3着:NHKマイル
ストロングリターン 1着:京王杯SC 2着:安田記念
2着馬
アルマダ      
ディープスカイ   1着:NHKマイルC、ダービー 2着:JC
スーパーホーネット 1着:京王杯SC毎日王冠マイラーズC 2着:朝日杯FSマイルCS
ストロングリターン 1着:京王杯SC
グランプリボス   1着:京王杯2歳S、朝日杯FSNHKマイルC 2着:阪神C

安田記念はマイル以上のスタミナが必要だから中距離タイプの馬が狙い」みたいなことは以前から言われていることですが、私的にはもうそれは古いんじゃないかと思ってます。
走破時計が1分33秒台で瞬発戦となった09年は確かにそうですが1分32秒を切るかどうかという傾向に変わった近3年はスタミナよりはスピードがより重要になった印象です。
近3年の連対馬の実績を見れば分かる通り中距離実績よりは府中1400mかマイル重賞の実績馬ばかりという傾向になっています。
つまり今の安田記念の重要ステップレースは1400m戦の京王杯SCなのではないかということです。
問題なのは京王杯SCでの着順ではなく「上がり」です。
近3年の前走京王杯SCだった馬の成績は
1-2-0-10 勝率7.7% 連対率23.1% 複勝率23.1
と特に良い数字には見えませんがここに「上がり2位以内」というフィルターを加えると
1-2-0-2 勝率20.0% 連対率60.0% 複勝率60.0%
となります。
前走京王杯SCで上がり2位以内だったのはレオアクティブ
2歳時には京王杯2歳Sで1着、京成杯AHのマイル重賞では1分30秒7でレコード勝利、という実績で自信満々の◎なんですが除外対象…。
なんとか上位の馬が回避してくれないものか(泣)

レオアクティブが出走出来ないという条件で私のイチオシはロードカナロア
現役最強スプリンターですが適性とすればマイルもこなせる馬のはず。
参考記事
今の安田記念は中距離のスタミナは不要と思っているのでそれが要因で人気が少しでも落ちるのであれば当然「買い」のレース。
但し、鍵は天候と馬場状態。
雨が降る予報もあるので馬場が悪くなって時計が掛かるようだと無印にするかもしれません。
→スタミナある中距離馬の出番か。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ロードカナロアグランプリボスダイワマッジョーレ
雨で時計が遅くなりそうなら3頭総入れ替えかも。
変わる場合は◎ダークシャドウになると思います。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

[もっと見る]

2013年5月5日() 11:28 ☆まんでがん
☆まんでがんの【人生競馬】 ~第18回 NHKマイルカップ ~ 
閲覧 497ビュー コメント 0 ナイス 3

嬢は華やかで美しいほうがいいに決まっている。
接客もしらないブスに高い金は使いたくはない!
しかし バラに棘があるように 綺麗に反して何か超えていかねばならぬ壁があるもの。

出会ったAは見た目の美しさはもちろん 棘を感じさせない。
もっとも 若造には棘に思えることも そう感じない年齢になったのかもしれない。

派手なスタイルは夜の蝶そのものだが、話せば素直で女の子も残っている。

帝王としての見立てがあっているか?
向こうが上手で遊ばれるか?
今後のお楽しみ。


さてNHKマイルカップ
18年たってもG1という感覚になれないのは私だけでしょうか?

しかし
2004年キングカメハメハ
2008年ディープスカイ
はここからダービー馬になっている。
時計が抜けていたからディープスカイは簡単だった。

今年は
マイル路線エーシントップの戦績はすごい
しかし凄みは感じない。

ローテーションとその内容がヒントなのかもしれない

また
ダービー馬を想定して 物差しをあててみる!
そんなレースなのだと感じる

[もっと見る]

2012年9月19日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第204話神戸新聞杯(謎解き編)~
閲覧 633ビュー コメント 0 ナイス 2

第204話 「神戸新聞杯


07年 35.5-35.8-38.0-35.4 =2.24.7 ▼10± 0△12 瞬発戦
08年 36.6-37.1-35.9-35.7 =2.25.3 ▼ 4△ 7△ 7 平坦戦
09年 35.5-37.0-37.2-34.5 =2.24.2 ▼ 8△ 2△ 2 瞬発戦
10年 37.7-37.6-36.8-33.8 =2.25.9 ▼ 4▼10△10 瞬発戦
11年 37.2-40.0-37.5-33.6 =2.28.3 ▼ 7▼ 8△12 瞬発戦

ディープスカイが勝利した08年は平坦戦でどちらかといえばレアケース。
基本的には大きな加速が生じる瞬発戦となっています。
理由は簡単でこのレースがトライアルレースであり本番前の叩きレースだから。
このレースであまり疲労を残さないことが重要ですし、休養明けの有力馬はレースを一度使っての準備運動みたいな意味合いが強いはず。
故にスローペースになりやすい。
ここ2年は特にそういうレース内容でテンが37秒台、上がりが33秒台という「上がりだけのレース」となっています。
大きな加速に対応できるギアチェンジがポイントになるでしょう。
いわゆる「斬れる脚」ですね。

では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ドリームジャーニー 【瞬3平0消0】
ディープスカイ   【瞬6平2消0】
イコピコ      【瞬2平1消0】
ローズキングダム  【瞬4平0消0】
オルフェーヴル   【瞬3平3消0】
2着馬
アサクサキングス  【瞬4平0消0】
ブラックシェル   【瞬5平1消0】
リーチザクラウン  【瞬5平0消1】
エイシンフラッシュ 【瞬4平0消0】
ウインバリアシオン 【瞬2平2消0】

一目瞭然、瞬発戦実績が重要となっています。
しかも連対馬全てに▼10以上の大きな加速が生じる瞬発戦実績がありました。
今年のメンバーでこの条件をクリアしているのは
カポーティスターゴールドシップブレイズアトレイルベールドインパクトマウントシャスタミルドリームヤマニンファラオローゼンケーニッヒ
の8頭。

大きな加速のギアチェンジが重要なレースですが阪神の外回りコースなので先行馬は過去苦戦しています。
前走で逃げ~先行だった馬の成績は0-1-2-23(勝率0.0%、連対率3.8%、複勝率11.5%)
前走上がり2位以内だった馬の成績は4-3-3-15(勝率16.0%、連対率28.0%、複勝率40.0%)
という傾向です。

ダービーで上がり最速だったゴールドシップがやはり主役。
ダービー2着馬のフェノーメノが秋初戦を完勝したのでここは負けられない一戦でしょう。
フェノーメノと同じステイゴールド産駒なので春よりパワーUPしている可能性は十分あります。
その他となるとダービーで上がり3位のベールドインパクト、そして上がり馬のミルドリーム
ミルドリームはシンクリ産駒ですがなかなかの斬れ者。
母がフジキセキの全妹なので若干スタミナが不安ではありますがスローになれば梅花賞でも快勝したように距離は持ちます。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ゴールドシップミルドリームベールドインパクト

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

[もっと見る]

2012年5月25日(金) 19:00 ウマニティ編集長
ウマニティ編集長「岡田大が直撃取材で迫る“プロ予想家の真実”」~栗山求プロ編~
閲覧 829ビュー コメント 0 ナイス 11

「泥臭いハンドメイドな血統予想ゆえに、数は出せませんが、血統観・競馬観が伝わるような見解を提供したいと考えております」(by栗山

昨日、僕個人の日記でも触れさせていただきましたが、ウマニティはオープン5周年を迎えました。今回は、そのオープン当初から公認プロ軍団に在籍している栗山求さんを紹介します。栗山さんは各種メディア、イベント等で幅広く活躍していますので、ウマニティの公認プロ予想家というよりは、血統評論家としてのイメージのほうが強い、という方も多いかもしれませんね。

栗山さんとのお付き合いはかれこれ10年以上になります。これまで、いろいろな仕事でご一緒してきましたし、お話しする機会もたくさんあったわけですが、まぁ、とにかく競馬に詳しいです。もちろん、この世界で仕事をしているわけですから詳しくて当然なんですが、栗山さんの場合は群を抜いています。それも、マニアックな知識をひけらかすオタク的なタイプではなく、競馬という競技、エンターテインメントの奥深い部分まで熟知している本物の識者、という感じなんですよね。

性格はマジメで時間や締切は100%守りますし、原稿も上手。個人的には心から尊敬しているお方です。こうやって改まってインタビューするのは初めてだったんですが、やっぱり印象通りの誠実な方でした。前回が強烈すぎるキャラだったので、なんだか心が癒されました(笑)。

-------------------------------

競馬を始めたキッカケは?

「中学生のころ、スポーツ観戦のひとつとして興味を持ち始めて、ウインズで馬券を買っても怪しまれない年齢になってから馬券を買い始めた、という感じです。ドラマティックな出会いのエピソードはないですね。つまらない回答ですみません(笑)」

現在のスタイルを築くまでにはどんな試行錯誤がありましたか?

スリルを味わうための馬券を買わなくなった、ということが大きいですね。自信のあるレースに資金を集中投下するという、いわゆる“選択と集中”に目覚めてからコンスタントに勝てるようになりました」

転機になったレースや出来事はありますか?

「自信のないレースまでダラダラ買っていた時代に、あまりに難しいレースがあって“見”をしたら予想は外れた、ということがあったんです。馬券購入資金が手元に残ったので、『ああ、これでいいんだな』と」

最も重視している予想ファクターとその利用法は?

「過去のレース分析やオーソドックスな能力比較は一通りやりますが、すべての基礎にあるのは配合による能力査定です。器や適性を見極めて、その馬に合った条件に出走してきたら狙い撃ちする、というスタイルです」

現在の1週間の過ごし方は?

「月曜日は『週刊競馬ブック』と『JRA RACING VIEWER』を使って前週のおさらい。馬券で勝った翌週は楽しいのですが、負けたときはつらいですね(苦笑)。木曜日の夕方に想定が出るので、新馬戦の時期は出走馬の血統表を1頭ずつじっくり吟味していきます。この下準備をしたうえで、金曜日に出馬表が出たらじっくり予想、というサイクルです」

現在の馬券の年間収支はどれくらいですか?

「税務署とは仲良くやりたいのでノーコメントで(笑)」

これまでの最高勝利は?

「08年ダービーの140万円です。デビュー前から注目し、POGでも指名していたディープスカイが勝ってくれたので、喜びもひとしおでした」

儲けたお金の使い道は?

「次の週の軍資金に回しています。ダメギャンブラー、ですかね(笑)」

自分の性格を自己分析してください

「冷静で楽天的だと思います。興味のあることは何十時間でも没頭できますが、興味のないことは1分でも嫌です」

競馬以外の趣味は?

「将棋観戦です。我ながら地味ですね(苦笑)」

これまで「やっちゃったな」と思える失敗体験はありますか?

「03年の天皇賞(春)です。8番人気のサンライズジェガーが絶対に来ると確信し、馬連1万円ずつ多点流しをして、実際に2着に突っ込んできたんですが、勝ったヒシミラクル(7番人気)の目が抜けていて、164.9倍を取り損なったことが忘れられません。レースを見ていたウインズ銀座で卒倒しそうになりました」

お酒にまつわるダメエピソードはありますか?

「お酒は強くないですけど、乱れたことはないですね」

目標にしている予想家や競馬著名人、ライバルはいますか?

「とくにいません。去年の自分よりは進歩していたいと思っています」

理想のプロ予想家像・ウマニティのプロ予想家としての目標は?

「月並みですが、年間プラスです」

では最後に、ユーザーさんに向けて自己PRを。

「泥臭いハンドメイドな血統予想ゆえに、数は出せませんが、血統観・競馬観が伝わるような見解を提供したいと考えております。『栗山求の血統BLOG』は毎日更新中です(http://kuriyama.miesque.com/)。こちらにもぜひお立ち寄りください」

-------------------------------

ディープスカイのダービー的中劇は僕も印象に残っています。レース後の検量室前で栗山さんに会い、「どうでした?」と聞くと、すかさず「オビ、いきました」との答えが。ディープスカイはデビュー前はそれほど注目されていませんでしたが、栗山さんは「理想的な配合」と断言し、POGで指名し、◎を打ち続け、信念を貫いた末にダービーで帯封ゲットを果たしたのです。うらやましいというよりは、かっこよかった。あのときの栗山さんの興奮した表情は忘れられません。

インタビューの回答内容からもマジメキャラは伝わってくると思いますが、栗山さんはお茶目な一面も持っています。何年か前に競馬マスコミ関係者8人で石和に旅行したときのことです。日中はウインズで競馬→温泉→宴会→2卓囲んで麻雀という、ダメな大人全開の会だったんですが、ほどよくお酒が進んで酔っ払った栗山さんが、なにかの拍子に奥様とのなれ初めを語り始めたんですよね。これはかなりおかしかった。聞いてもいないのに、けっこう深いところまで話してくれましたよ(笑)。本人が言うように、飲んでも大きくは乱れません。が、饒舌になり、キレのある冗談を言い始めます。最近栗山さんと飲んでいないから、久しぶりに一杯やりたいな。この原稿を書いていて、そんな気持ちになりました。ちなみに、麻雀はかなりの腕前でしたよ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービーが行われます。僕のもうひとつの週末連載コラム「予想のメキキ」には、栗山さんに登場してもらうことになりました。果たして、08年の再現はなるか? その見解にご注目ください!

[もっと見る]

2010年5月9日() 21:11 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第26話NHKマイルC(解決編)~
閲覧 601ビュー コメント 0 ナイス 0

12.1-10.4-10.9-11.4-11.5-11.5-11.6-12.0=1.31.4
(33.4-22.9-35.1) ±0△1△4 消耗戦

32秒台を予想していましたが、まさかまさかの「1.31.4」の大レコード。
「謎解き編」では瞬発力かスピードのどちらかが問われるレースと書きました。
しかし、ここまで速いとスピードだけではどうにもなりません。
答えはどちらでもなく「底力」だったかと思われます。

テンの3Fは33.4秒とスプリント戦並みの速さ。
確かにエーシンダックマンはダッシュ力のある馬でこれぐらいは出来る芸当でしたが流石に府中マイルでこれほどハイペースで逃げるのは想定外でした。
外枠発走に加えて内からサンライズプリンスコスモセンサー、そしてキングレオポルドの3頭も同様にダッシュし、あたかもハナ争いとしてるかの様な展開になってしまったことが主な要因だと思われます。
そしてこの日の馬場コンディションが前有利の高速馬場で、騎手も知らず知らずのうちにペースUPしてたのでしょう。

エーシンダックマンがハナを取り切ったところで一呼吸を置けば良かったと思うのですがスピードに乗ったダックマンは行くだけ行ってしまう戦法を選択。
(馬が選択したのか騎手が選択したのかは分かりませんけど)
これによって中盤の2Fも22.9秒とかなり速く、それでいて上がりは35.1秒とまとまった数字でそれほど脚は止まっていない。
レコードとなって当然ですね。

こんな流れになると、まず後方有利となるでしょう。
古馬になればハイペース経験も豊富でしょうから後方有利とは言い切れないですが3歳の春時点ではかなり厳しい。
体感スピードはおそらく1200~1400mと同等なものでしょうがそこから後200~400m走れと言われれば地獄の苦しみでしょう。
とてもスプリンターが顔を出せる流れではありません。
次はやはり内枠有利
展開が厳しくなれば厳しくなるほど走行距離の差は着順に直結しやすくなります。
車に例えるとこのレースはアクセルベタ踏み状態なのでガソリンはあっという間に無くなります。
ガソリンが空っぽになったら車は止まってしまうのでたった数メートルの距離差でも大きいということです。
「後方有利」「内枠有利」ではありましたが最重要ファクターはやはり「底力」。
これが足りなかった馬では後方だろうと内枠だろうと上位には来れなかったでしょう。
1~4着馬と5着以下の馬はその差があったと思われます。

さて、問題は「ダービーに向けて」だと思います。
ダノンシャンティは単なる瞬発力だけの馬ではなかったということが証明されたのはプラス。
緩い流れでも速い流れでも33秒台の末脚が使えるというのはダービーでは強みになります。
しかし、ここまでタフなレースをしてしまった反動は懸念されるところ。
今回はメイチの仕上げではないとは思うのでその点がどうか。
そして今回とダービーであまりのペースの違いに馬が引っ掛かったりしてスムーズなレースが出来ない可能性も十分考えられます。
NHKマイルC→ダービー制覇の先輩にはキングカメハメハディープスカイがいます。
キングカメハメハの年はNHKマイルとダービーは共にハイペースレース。
ディープスカイの年はどちらとも降雨の後の馬場状態で中盤が緩んだレース。
とレース内容が酷似していました。
ダノンシャンティサンライズプリンスがダービーでも好走出来る条件はもしかして「速い流れの高速ダービー」なのかもしれません。
しかし、その影響で現役生活が短くなってしまうようでは歓迎出来ないですけど・・・。

4着のサンライズプリンスにもダノンシャンティと同様のマイナス面があると思われます。
結果4着でしたがあの激流の中、先行馬で唯一掲示板に残ったのは流石の底力を感じます。
しかし、±0△1△4という流れの消耗戦でそれほど脚が止まったレースではありません。
つまり、「基本前有利の馬場だった」ということは言えるので「先行馬だから」と過剰に評価する必要はないでしょう。

3着のリルダヴァルも流石でしたが賞金的にはダービー出走はほぼ不可能でしょう、残念。
上昇度からすればこの馬のダービーは見たかった気がします。
2着のダイワバーバリアンですが枠というメリットもありましたがこの馬の母父はキングカメハメハの父であるキングマンボ。
この手のタフなレースではよく見かける名前で、かなり影響力があるのではないかと感じてます。

これでダービーの出走メンバーがほぼ決まりました。
近年稀にみるワクワク感いっぱいのダービーになりそうです。
全馬無事に出走して欲しいと思います。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ディープスカイの口コミ


口コミ一覧
閲覧 160ビュー コメント 0 ナイス 4

浦和記念とジャパンカップを比べるとどうなるか?

浦和記念の1番に、ディープスカイがいる。

ディープスカイは、JCで2着の成績を残している。

2番には、ロゴタイプがいる。

ロゴタイプは、父にローエングリンを持ち、そのローエングリンの父は、
シングスピールになる。

シングスピールは、JCを勝っている。

浦和記念の5番には、ディープインパクトがいる。

ディープインパクトは、JCを勝っている。

これらのことから、

JCを考えると?

1着は、イクイノックス、

2着は、リバティアイランド、

3着は、5番もしくは、5枠の馬。

当たり前的ですが、この考えが正しいなら、当たると思う。

嫌なのは、JCの6番にローズキングダムがいることかな?

ローズキングダムは、3歳でJCを勝っています。

3枠、もしくは、3番を考えなさいと言うことかな?

2-1-5なら、これまた、当たり前すぎる?

 サンダーガルチ 2023年5月28日() 13:31
2023ダービー 競馬番組論者の予想
閲覧 153ビュー コメント 0 ナイス 0


今年のダービーの1着賞金は、昨年より1億円
増額で破格の3億円。

この中で、勝つための最低条件を持っている馬
は以下の7頭。

③ホウオウビスケッツ
⑤ソールオリエンス
⑥ショウナンバシッド
⑨グリューネグリーン
⑪ハーツコンチェルト
⑬シーズンリッチ
⑰ドゥラエーレ

桜花賞とオークスがいずれも新賞金戦で、勝った
のがリバティアイランドだったことを考えると、
ダービーもソールオリエンスの2冠でいいではな
いかということになるが、今年のダービーは区切
りとなる第90回である。

75回、77回(ゾロ目)、80回、85回、88回などの区
切りの開催回の勝ち馬を並べると以下のようになる。

75回ディープスカイ 毎日杯① NHKマイルC①
同枠サクセスブロッケン 端午S(別定)①

77回 取消発生
エイシンフラッシュ 京成杯①、皐月賞③
同枠 レーヴドリアン 皐月賞⑨ 京都新聞杯③

80回 キズナ 毎日杯①、京都新聞杯①
同枠 コディーノ 弥生賞③、皐月賞③

85回 ワグネリアン弥生賞② 皐月賞⑦
同枠 サンリヴァル 皐月賞②
同枠 ジェネラーレウーノ 京成杯①、皐月賞③

88回 シャフリヤール 共同通信杯③、 毎日杯①
同枠 ラゴーム きさらぎ賞①、 皐月賞⑬

別路線組がディープスカイ、キズナ、シャフリヤー
ルの3頭。

皐月賞出走馬は2頭だが、取消が発生したエイシン
フラッシュの年は一緒にいない方が良いだろう。

ワグネリアンは自身は皐月賞7着だが、同枠2頭が
皐月賞で優先出走権を獲得している。

皐月賞組で、片方だけ優先出走権を獲得した馬がい
る枠は4枠のみ。しかし、この2頭はキャリア上ク
ラシックは勝てないのではないかと思う。

となると別路線組か。

別路線組は外枠に3頭いる。
⑬シーズンリッチ
⑰ドゥラエレーデ
⑱サトノグランツ

サトノグランツは4枠2頭同様キャリア的に頭はな
さそう。

残るはシーズンリッチとドゥラエレーデ2頭。それ
にしてもシーズンリッチなんて来るかねえ。でも買
うしかないな。

以下のように買ってみる。
単勝⑥ショウナンバシット
  ⑬シーズンリッチ
  ⑰ドゥラエレーデ

馬単 ⑬⑰→②⑱

[もっと見る]

 熊悶 2018年12月20日(木) 21:39
G1レポート 有馬記念 其の弐 
閲覧 1,221ビュー コメント 0 ナイス 10

前回のレポート「其の壱」に続き、

今回は「6番人気以下」が予想される

穴馬達をクローズアップして参りまする。



ちょっと空模様が気になる週末でございますれば、

雨馬場への適性なども含めてみて参りましょう。



6番人気予想 ミッキーロケット 5歳 音無厩舎


前走の天皇賞秋では、最内を突いて追い上げるも

届かずの5着までと言う結果でございましたな。



高速馬場が合わないこの馬としては、

かなり頑張ったと思いまする。



今の中山芝は、平均的な時計の馬場。

さらに一雨あるとなれば、宝塚記念と同様

雨馬場と言う可能性もございますな。



血統

父   キングカメハメハ(欧州キンマン系)

母父  欧州ヌレイエフ系

父母父 欧州ノーザンダンサー系

母母父 欧州ニジンスキー系



欧州血統の凝縮でありながら、

ミスプロ3×5クロスを保持することで、

非サンデー系ながらG1でも好走できる

スピードも持ち合わせるのでありましょうか。



とは言え非サンデー系。やはり高速決着となれば、

一押し足りないというのが実情でございましょう。



また、ヌレイエフの4×4クロスが、

稍重巧者の源となっておるのやも知れませぬ。



中山適性とラップ適性


中山に良績はございませぬが・・・



この馬の本領は、

上り時計の掛かる展開、

馬場にございますな。



キセキ&川田殿の生み出すペース。

そして、稍重程度の渋った馬場ならば、

スタミナに不足の無いこの馬には

大きなチャンスが巡って来そうに思えてなりませぬ。



鞍上のオイシン・マーフィー殿は初来日の先週、

いきなり4勝を挙げる適応力の高い騎手でございます。

若き天才の手綱さばきに期待しとうございまする。




7番人気予想 オジュウチョウサン 7歳 和田正厩舎

ファン投票3位がこの馬。

ぬいぐるみや、グッズの売り切れ続出・・・



凄まじい人気でございますな(;・∀・)



ジャンル違いとは言えG1を5勝し、

平地競走も含めて11連勝中。

稼いだ賞金は5億を超える馬主孝行な息子。



平地競走では、準OP(1600万クラス)在籍馬で、

完全に格下の存在でございますが、果たして下克上ドラマが

起こるのでありましょうや?



血統

父   ステイゴールド(Tサンデー系)

母父  シンボリクリスエス(欧州ロベルト系)

父母父 欧州ファイントップ系

母母父 ミルジョージ(欧州ネヴァーベンド系)



ミルジョージの名前は久しぶりに見た気がします。

イナリワン(有馬・春天・宝塚優勝馬)の父として

一世を風靡しておりましたなぁ・・・



血統の字面からは、ここ有馬記念より

凱旋門賞へ行ってみたら?(゜-゜)

と思うような重い配合に思えまする。



もしJRAが

「今年限定で、向こう正面に障害を1か所設置します。」

とかやれば、勝てそうでございますな。



有り余るスタミナだけを武器に戦うのであれば、

ゲリラ豪雨で水田のような不良馬場の出現が必須条件。



そうなれば、キセキ・クリンチャーとの3頭BOXも

あると思います。




8番人気予想 サトノダイヤモンド 5歳 池江厩舎



早くから活躍したディープ産駒は総じて、

古馬になってからの成長力が無く、

この馬もその例外にはなれなかったようで、

ついにここが引退レースと相成りました。



自分の仔だけは・・・

オーナーはそんな気持ちで

現役を続けさせて来たのでしょうが、

ここまで馬柱を汚す前に、種牡馬に

してあげて欲しかったと思うのであります。



引退レースで「やっぱり強かった」

というシーンの多い有馬記念ではございますが、

馬券に組み込む気にはなれませぬ。



ただ、お疲れ様の「応援馬券(単複セット馬券)」を

記念に少しだけ買っておこうと思いまする。





9番人気予想 パフォーマプロミス 6歳 藤原英厩舎



前走アルゼンチン共和国杯で「G2」2勝目。

2400以上の距離では複勝率100%

3枠5番と内目の枠に入ったことで、

波乱の立役者となり得るのでございましょうか。



血統

父   ステイゴールド(Tサンデー系)

母父  タニノギムレット(欧州ロベルト系)

父母父 欧州ファイントップ系

母母父 欧州ノーザンダンサー系



ロベルト系を母系に持つステイゴールド産駒は、

中山の中長距離が合う産駒が多くおりますが、

総じて「上り時計の速い競馬」は苦手。



近親にシルクプリマドンナ(オークス馬)や、

フラムドグロワール(NHK3着)がいる牝系で、

レースの展開や、馬場状態が味方すれば、G1でも

圏内に届く可能性がありそうでございますな。



中山適性とラップ適性

中山では、準OPクラスの2500m戦を勝っておりますな。

この時のレースの上りが36秒1と、上り時計の掛かる

レースでございました。



かと思えば、前走のような上りの速い競馬でも

勝てる切れも持っており、いかにもノーザンファーム

生産のステイゴールド産駒というイメージでございます。



路盤改修工事後の当レースでは、

ゴールドシップでさえ着外に敗れており、

ステイゴールド産駒神話は崩れて始めておりますが、

ノーザンファーム生産馬の、この馬だけは

期待が膨らむのでございますよ。




10番人気予想 ミッキースワロー4歳 菊沢厩舎


弱くは無い。

けど、さほど強くもない?



とにもかくにもスタートが全て。

と言うタイプでございましょうか。



血統

父   トーセンホマレボシ(ディープ系)

母父  ジャングルポケット(欧州グレイソヴリン系)

父母父 ノーザンテースト

母母父 欧州リファール系



血統イメージは、東京2400m向き。



トーセンホマレボシの産駒はサウスポー傾向が強く、

東京・新潟に良績が集中いたしとりますな。



また、母父ジャングルポケットの産駒は、

中山2500mは、お話にならないレベル。



そして・・・

父のトーセンホマレボシはG1未勝利。

母系もG1で勝ち切れない一族。



この馬も、G1タイトルには

縁が薄い印象でございます。



中山適性とラップ適性

中山の2200m重賞で2連対と、

字面では適性高し!というイメージでございますな。



しかし、どちらのレースもスローペースで、

出遅れなかったレースでございますな。



距離延長での相手強化。

慢性的なスタートの遅さ。



上り時計が掛かるような前傾ラップでは

脚が溜まらないタイプで、良馬場前提の末脚。



拙者個人的には、前走ジャパンカップが、この馬の

ベストパフォーマンスだったように感じておりまする。



やはり1戦級相手では、ベストな舞台でも

あそこが限界という事で、今回はお見送り。

でございまする。





11番人気予想 クリンチャー 4歳 宮本厩舎


雨馬場の非根幹距離なら出番が有っても驚けない。

そんなタイプの馬だと思っておりまする。



距離は長いほど良さそうで、

今回は凱旋門賞からの帰国初戦でございますが、

父譲りの延長ローテ好みにとって、たとえ100mでも

距離が延びるのはプラス材料でございましょう。



血統

父   ディープスカイ(Lサンデー系)

母父  ブライアンズタイム(欧州ロベルト系)

父母父 米国型ダンチヒ系

母母父 米国型ダンチヒ系



父のディープスカイは、2400mまでの距離しか

使われておりませんでしたが、マイル~2400mの

全ての距離の重賞を使われて、重賞複勝率100%

という凄い馬でございましたなぁ。



ラップ適性


前半3Fが後半より遅い「後傾ラップ」では弱い。

そして、上りの掛かる「前傾ラップ」に強い。

物凄くはっきりとしておるタイプでございますな。



スローペースで流れても、前傾ラップが当たり前の

有馬記念は、この馬には非常に相性が良いのでは、

と楽しみに致しておりまする。



1枠を引き当て、重馬場以上に悪化するようなら、

目をつぶってこの馬に◎を打つことも考えておりまする。



12番人気以下の予想される馬は割愛で(*_ _


それではまた(^^)/


[もっと見る]

⇒もっと見る

ディープスカイの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
2:
  てんとう   フォロワー:0人 2009年6月21日() 17:18:41
この馬のU指数はなんでいつも低いんだろう?
今回やっと100超えたけど。
1:
  ☆まんでがん   フォロワー:9人 2009年1月29日(木) 23:36:15
大阪杯(4/5)、安田記念(6/7)、宝塚記念(6/28)と使って、
G?戦での勝利を条件に
10月4日の凱旋門賞を考えているらしい。とのこと。(ソース=ホースナビニュース)

ディープスカイの写真

投稿写真はありません。

ディープスカイの厩舎情報 VIP

2009年6月28日宝塚記念 G13着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

ディープスカイの取材メモ VIP

2009年6月28日 宝塚記念 G1 3着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。