『凄馬』で今週の鉄板馬情報をゲット! 2021年08月13日
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2021年7月19日(月) 21:18
山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ2021~
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海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。夏場は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いものため、このレースは上半期で結果を出せなかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多い。また、昨年のこのレースの覇者、マスターフェンサーは交流重賞初出走だったように、JRAのオープン馬が新規参戦してくることもけっこうある。
とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、意外と同年の帝王賞に出走し、そこで上位だった馬の取りこぼしが見受けられる。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞の連対馬ならば、当然、高い信頼度があるが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは稀なこと。
2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともあるが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいだろう。
では、最有力はどのようなタイプかというと、前走で平安Sに出走していた馬だ。前走で平安Sに出走していた馬のこのレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【4・1・1・1】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオー。
唯一の4着以下は2020年のヒストリーメイカー(4着)だが、3着以内馬は過去1年以内にダートグレードで連対実績があるのに対し、同馬はそれに該当しなかった。過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、前走で平安Sに出走していた馬ならば、本命視できるだろう。2015年の2着馬ソリタリーキングのように、平安Sで9着に敗れた馬でも過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば巻き返している。
次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。唯一の4着以下は、2018年のザイディックメアで6着だったが、基本的に信頼してもいいだろう。
また、一昨年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同じ東京ダ2100mのリステッド競走、スレイプニルSが創設されている。今後はブリリアントSと同様に、有力になってくるはず。実際に2019年のこのレースの3着馬テルペリオンは、スレイプニルSの勝ち馬だし、2020年の優勝馬マスターフェンサーも、ブリリアントS、スレイプニルSを連戦し、ともに2着だった。
逆に穴パターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多い。2011年メイショウタメトモ、2012年グランドシチー、2013年シビルウォーは、3ヵ月以上の休養明けでこのレースを連対した馬だ。遡れば2008年の優勝馬サカラートもそれに該当する。
特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2015年トウショウフリーク、2016年のマイネルバイカ、遡って2009年サカラートが活躍を見せている、過去にGⅠやGⅡで連対か、GⅢ勝ちの実績がある馬は、馬券に加えることをお勧めする。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
(過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが条件)
・同年のブリリアントS、スレイプニルSで4着以内だった馬。
●穴馬候補
・休養明けの実績馬。
(過去にGI、GⅡで連対かGⅢ勝ちの実績があることが条件) |
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【TAROの競馬研究室】アーモンドアイの際立つレースセンス/みやこS&アルゼンチン共和国杯展望
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アーモンドアイの芝G1・8勝目なるかに注目が集まった天皇賞(秋)。レースでは道中難なく好位を確保すると、ごちゃつく後続勢をしり目に直線サッと抜け出し、最後はフィエールマン、クロノジェネシスらの追撃を振り切った。派手な勝ちっぷりではなかったが、改めて立ち回りの上手さと操縦性の高さを証明した一戦だった。
近年のチャンピオンホースの大半は派手な差し追い込み一辺倒タイプではなく、好位からソツのないレースをできること。直近でいえば牡馬3冠のコントレイル、少し前だとキタサンブラック、海外に目を転じてもエネイブルやハイランドリールなど、いずれもスタートが上手で気づいたら好位につけているようなレースセンスの高さが武器だった。アーモンドアイはそういう意味でも現代競馬らしいチャンピオンホースだ。できればもう一度国内でその走りを観たい。
~みやこS&アルゼンチン共和国杯の展望
さて、今週末はG1ひと休みでG2~G3が4レース行われ、忙しい週末になりそうだ。ココでは日曜日に行われるみやこS&アルゼンチン共和国杯の注目穴馬を挙げておきたい。
みやこステークスは上がり馬ベストタッチダウンがどこまでやれるかに注目。展開的には前に行く組が揃ったので、上手く巻き込まれずに運びたいところか。
注目はヒストリーメイカー。近走はなかなか勝ち切れないあと一歩の競馬が続いているが、中央に出戻り後は騎手によって明確な傾向が出ている。主戦の畑端騎手が騎乗時は(2-0-2-6)、藤岡佑騎手が騎乗時は(2-0-0-0)。畑端騎手の騎乗が騎手の能力発揮を妨げていた可能性が高く、今回北村友騎手に乗り替わるのはプラスになりそう(と言いつつ同騎手が本馬と手が合うかといえばそれも微妙な気はする)。タフな阪神も合うので、強気に仕掛けて行ける形なら巻き返しがありそうだ。
アルゼンチン共和国杯はサンレイポケットに注目したい。近走は重賞でも安定して走れているが、レースぶりを見ているとと距離が延びた方が良さそうなタイプ。2500mなら追走に苦労することもなく、出たなりで脚を溜めつつ良い位置を取れるのではないか。実際2200m以上では2戦して1勝2着1回と崩れておらず、初の東京芝2500mは合いそうだ。
※週末の重賞の結論は、『TAROの競馬』にて一部無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。
○TARO プロフィール
大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。
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