シビルウォー(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2005年1月31日生
調教師戸田博文(美浦)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績51戦[11-8-8-24]
総賞金11,591万円
収得賞金14,040万円
英字表記Civil War
血統 ウォーエンブレム
血統 ][ 産駒 ]
Our Emblem
Sweetest Lady
チケットトゥダンス
血統 ][ 産駒 ]
Sadler's Wells
River Missy
兄弟 カメリアビジュファニーストーリー
市場価格
前走 2015/03/11 ダイオライト記念 G2
次走予定

シビルウォーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/03/11 船橋 11 ダイオライト G2 ダ2400 12--------5** 牡10 56.0 戸崎圭太戸田博文 473
(--)
2.34.9 1.3----クリソライト
14/12/23 名古 10 名古屋GP G2 ダ2500 10--------3** 牡9 57.0 岩田康誠戸田博文 467
(--)
2.43.7 0.2----エーシンモアオバー
14/11/19 浦和 10 浦和記念 G2 ダ2000 11--------4** 牡9 57.0 岩田康誠戸田博文 469
(--)
2.08.5 0.7----サミットストーン
14/07/21 盛岡 9 マーキュリC G3 ダ2000 13--------3** 牡9 59.0 岩田康誠戸田博文 464
(--)
2.02.4 0.5----ナイスミーチュー
14/06/25 大井 12 帝王賞 G1 ダ2000 11--------5** 牡9 57.0 内田博幸戸田博文 467
(--)
2.05.3 1.8----ワンダーアキュート
14/05/11 東京 10 ブリリアント OP ダ2100 142225.01010** 牡9 58.5 内田博幸戸田博文 478
(+11)
2.12.7 1.136.0⑬⑬⑫⑫ヴォーグトルネード
13/12/25 名古 10 名古屋GP G2 ダ2500 12--------1** 牡8 57.0 内田博幸戸田博文 467
(--)
2.43.3 -0.7----トウショウフリーク
13/11/20 浦和 10 浦和記念 G2 ダ2000 10--------2** 牡8 57.0 内田博幸戸田博文 472
(--)
2.07.8 0.2----ランフォルセ
13/10/08 金沢 10 白山大賞典 G3 ダ2100 12--------3** 牡8 58.0 内田博幸戸田博文 470
(--)
2.13.7 0.1----エーシンモアオバー
13/08/15 門別 11 ブリーダーズ G2 ダ2000 8--------2** 牡8 57.0 内田博幸戸田博文 466
(--)
2.05.4 0.5----ハタノヴァンクール
13/07/15 盛岡 10 マーキュリC G3 ダ2000 12--------2** 牡8 58.0 内田博幸戸田博文 473
(--)
2.03.3 0.2----ソリタリーキング
12/12/02 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 161282.1129** 牡7 57.0 内田博幸戸田博文 470
(+1)
1.50.4 1.637.2⑥⑥⑥⑨ニホンピロアワーズ
12/11/05 川崎 11 JBCクラシ G1 ダ2100 13--------2** 牡7 57.0 内田博幸戸田博文 469
(--)
2.13.5 1.0----ワンダーアキュート
12/08/16 門別 10 ブリーダーズ G2 ダ2000 6--------1** 牡7 57.0 内田博幸戸田博文 466
(--)
2.02.7 -1.2----テスタマッタ
12/07/16 盛岡 10 マーキュリC G3 ダ2000 14--------1** 牡7 57.0 岩田康誠戸田博文 465
(--)
2.02.1 -0.6----グランドシチー
12/06/27 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 13--------4** 牡7 57.0 吉田豊戸田博文 465
(--)
2.03.7 0.7----ゴルトブリッツ
12/05/19 京都 11 東海S G2 ダ1900 153574.4126** 牡7 57.0 福永祐一戸田博文 470
(-3)
1.57.0 0.636.1⑪⑩⑫⑪ソリタリーキング
12/03/14 船橋 11 ダイオライト G2 ダ2400 13--------8** 牡7 56.0 吉田豊戸田博文 473
(--)
2.36.9 2.2----ランフォルセ
11/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 12--------4** 牡6 57.0 吉田豊戸田博文 474
(--)
2.02.8 1.0----スマートファルコン
11/11/24 浦和 10 浦和記念 G2 ダ2000 11--------2** 牡6 57.0 吉田豊戸田博文 474
(--)
2.08.6 0.0----ボランタス

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シビルウォーの関連ニュース

シビルウォーが引退、種牡馬に

2015年3月18日(水) 17:20

 2011年&12年のブリーダーズゴールドカッブなど交流重賞を5勝したシビルウォー(牡10歳、美浦・戸田博文厩舎、父ウォーエンブレム、母チケットトゥダンス)が3月18日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道沙流郡日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬になる予定。

 シビルウォーは51戦11勝(うち地方22戦5勝)。獲得賞金は3億8272万6000円(付加賞含む)。重賞勝ちは2011年&12年交流GII・ブリーダーズゴールドカップ、13年交流GII・名古屋グランプリ、11年交流GIII・白山大賞典、12年交流GIII・マーキュリーカップ。3月11日の船橋の交流GII・ダイオライト記念5着が現役最後のレースとなった。

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【浦和記念】ランフォルセ、1馬身振り切り重賞3勝目 2013年11月21日(木) 05:02

 先団の内めを追走した戸崎圭太騎乗、3番人気のランフォルセが2周目の3コーナーで先頭に立つと、追いすがる1番人気のシビルウォーを1馬身振り切って、重賞3勝目をあげた。2分7秒6(良)。さらに8馬身差の3着には2番人気のエーシンモアオバーが入り、人気サイドでの決着となった。

 ◆戸崎騎手(ランフォルセ1着) 「いい感じで追走できていたし、道中で脚もタメられた。まだまだ活躍できそう」

 ◆内田騎手(シビルウォー2着) 「勝ってもおかしくないデキだったから悔しい。仕掛けが遅かったか…」

 ◆岩田騎手(エーシンモアオバー3着) 「ゲートで待たされた分、スタートのタイミングが合わなかった。それでもこの馬の力は出せた」

 ◆繁田騎手(グランシュヴァリエ4着) 「堅実な馬だね。よく走ってくれたと思う」

 ◆柴山騎手(ダイショウジェット5着) 「4コーナーでは手応えがなかった。今は1800メートルがベスト」

ランフォルセ

 父シンボリクリスエス、母ソニンク、母の父マキアヴェリアン。青鹿毛の牡7歳。美浦・萩原清厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。戦績31戦10勝(うち地方11戦2勝)。獲得賞金3億2133万4000円(うち地方1億2500万円)。重賞は2011年GIIIエルムS、12年交流GIIダイオライト記念に次いで3勝目。浦和記念は萩原清調教師が初優勝、戸崎圭太騎手は09年のブルーラッドに次ぐ2勝目。

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シビルウォー骨折、全治3カ月の見込み2012年12月21日(金) 05:00

 JCダート9着後は、東京大賞典に向けて美浦トレセンで調整していたシビルウォー(美・戸田、牡7)が20日、左第3中手骨近位掌側面剥離骨折を発症していることが判明した。全治までには3カ月ほど要する見込み。戸田調教師は「軽度な段階で見つけられたのは不幸中の幸い。春からまた頑張りたい」と話した。21日、宮城県の山元TCへ放牧に出る。

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重賞4勝シビルウォーが骨折2012年12月20日(木) 10:40

 JRAは20日、ブリーダーズゴールドC(交流GII)など重賞を4勝しているシビルウォー(牡7歳、美浦・戸田博文厩舎)が、左第3中手骨近位掌側面剥離骨折を発症したと発表した。今後3カ月の休養を要する見込み。

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【JCダート】最新ナマ情報 2012年12月2日() 05:05

◆〔12〕ワンダーアキュート気合乗ってきた! 

 JBCクラシックで念願のGI馬の仲間入りを果たした(12)ワンダーアキュートは、栗東坂路を4ハロン73秒6でゆったりとした走り。軽いキャンターでも気合が乗っており、軽快な脚取りが目についた。佐藤正調教師は「休み明けを叩いて、状態は前走以上。昨年は窮屈な場面がありながら、最後は伸びてきてくれたからね。阪神のダート千八は合っていると思う。枠順に左右されるタイプではないし、馬の後ろで脚をためられれば」とGI連勝を狙っていた。

◆軽快フットワーク〔14〕ニホンピロアワーズ

 みやこSローマンレジェンドとクビ差の2着だった(14)ニホンピロアワーズは、明るくなった午前7時30分に栗東Bコースでキャンター。軽快なフットワークで気持ちよさそうに走っていた。大橋調教師は「前走も仕掛けのタイミングだけ。ジョッキーも我慢していたけど、あれでももう一呼吸早いぐらいだった。この1年で本当に力を付けているし、9着だった昨年とは違うよ」とGIのタイトルに意欲を見せていた。

◆課題のゲートも○〔8〕イジゲン      

 30日の金曜日に阪神競馬場に入厩した(8)イジゲンは午前5時から約1時間の引き運動を行った。池田調教厩務員は「深夜の1時頃に競馬場に着きました。道中も大人しくて、着いてからカイバも食べていました。様子に変わりはないし、輸送はクリアしてくれました」と笑顔。課題のゲートについても「練習ではスムーズに出てくれていますからね。後は自分との戦いになると思います。コーナー4つのコースも福島で走っているし、スタートさえまともなら」と克服してくれることを願っていた。

◆〔4〕エスポワールシチー「状態は問題なし」 

 GI8勝目を狙う(4)エスポワールシチーは栗東坂路を1本。4ハロン65秒0-46秒9-14秒4でしまいを伸ばした。力強いフットワークで以前のスランプからは完全に脱した様子だ。森崎調教助手は「気持ちを表に出すようになりましたね。状態に関しては問題ないと思いますし、期待できる状態だと思います」と、3年ぶりのJCダート制覇に自信を見せた。

◆内からスイスイ〔2〕シビルウォー

 JBCクラシック2着の(2)シビルウォーは午後1時20分すぎに阪神競馬場に到着した。各地の地方競馬場に行っているだけに旅慣れた様子で落ち着いていた。川野調教助手は「輸送中もイレ込むことなく、与えたカイバもすべて食べてくれました。使って良くなっているし、先行すれば強い競馬をしてくれる馬。内枠はいいですね」と好勝負を期待していた。

◆池江寿2騎万全〔5〕トゥザグローリー、〔11〕ダノンカモン

 重賞5勝、2年連続で有馬記念3着など芝で実績十分の(5)トゥザグローリーは、栗東の角馬場でキャンター調整を行った。天皇賞・秋では18着と結果が出なかったが、寒くなって調子を上げるタイプらしく、馬体に太め感もなく叩いた効果がうかがえた。兼武調教助手は「血統的にもダートで走っておかしくないし、未知の魅力に期待したいけど、包まれて砂を被ってほしくないんですよね」と内めの枠順を気にしていた。

 僚馬で武蔵野S3着の(11)ダノンカモンは坂路60秒9、ラスト1ハロン14秒7。気合満点の走りで迫力があった。兼武助手は「休み明けを使って上積みは確実です。後はうまく立ち回ってくれれば距離も大丈夫だと思うので」と人気薄でも一発を匂わせていた。

◆逃げて3連覇だ〔7〕トランセンド 

 3連覇がかかる(7)トランセンドは栗東の馬場開場直後の午前3時30分に坂路へ。69秒5の軽めのキャンターを落ち着いた雰囲気で上がった。安田隆調教師は「状態に関しては問題ありません」とデキには自信。「ブリンカーの効果は分かりませんが、前走で嫌がる様子もなかったので今回も着用します。逃げなくても競馬はできますが、この馬の持ち味を生かすにはハナを切るのが理想。1コーナーの入りがポイントになるでしょうね」と、なんとしても逃げて勝利をつかむつもりだ。

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【JCダート】最新ナマ情報2012年12月1日() 05:03

 ◆JBCより状態UP(2)シビルウォー

 交流GI・JBCクラシック2着の悔しさを中央で晴らしたい(2)シビルウォーは、美浦南馬場で角馬場からAコース(ダート)に進み、軽めのキャンターを2周。土曜の輸送に備えた。

 佐々木調教助手は「JBCの時も具合は良かったが、状態は今回の方がさらに良くなった感じ」と説明。「3戦連続で内枠が当たった。スタートして(1コーナーまで)いかにいい位置を取れるかがカギになる」と前半のポジション取りに主眼を置く。

 ◆リベンジの一発(6)ナムラタイタン

 2走前の交流GI南部杯ではスタート直後につまずいて熊沢騎手が落馬し、競走中止となった(6)ナムラタイタンは、今回が実質的なGI初挑戦。30日は栗東Bコースで軽めのキャンター調整だったが、柔らかいフットワークが状態の良さを物語っていた。熊沢騎手は「デキは最近で一番いいと思うし、状態が上がってきたところでGIに使えるのはいいね。掛かる馬じゃないから距離は大丈夫。未知の魅力があると思うし、メンバー的にも楽しみにしている」と、一発を狙う口ぶりだった。

 ◆3連覇へ逃げ宣言(7)トランセンド

 史上初のJRA同一GI3連覇がかかる(7)トランセンドは栗東の厩舎周囲で乗り運動を行った。安田隆調教師は「前走(JBCクラシック3着)は休み明けでしたし、使って気合が乗ってきました。枠も真ん中より内が欲しかったのでいいところが当たりましたね。この馬は行ってこそ(持ち味が出る)。ジョッキーには行ってもらうつもりだし、藤田騎手もこの馬の癖を知り尽くしていますから」と、果敢に逃げ宣言をしていた。

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シビルウォーの関連コラム

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 名古屋グランプリは2021年まで2500mで行われていたが、昨年より弥富に舞台を移し、2100mで施行されるようになった。2F距離が短くなったが、長距離適性が求められるという意味ででは、それまでと大きく変わらない。またこのレースは、2016年、2017年に地元のカツゲキキトキトが3着に善戦しているものの、地方馬の連対は15年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。ほぼ中央馬の独壇場となっている。

 このレースは白山大賞典同様、過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2回以上、連対している馬が最有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【5・1・2・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年と2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2022年のラーゴムだ。

 さらに同年10月以降の近2走で、2000m以上の中央のオープンやリステッド、ダートグレードに出走し、ともに3着以内だった馬も有力。ただし、近2走のどちらかで0.8秒以上負けていた2013年のランフォルセエーシンモアオバー、2015年のソリタリーキングは4~5着に敗れているので、近2走とも0.7秒差以内という条件を加えたい。

 同年10月以降の近2走で、ダ2000m以上の中央の古馬オープン、リステッド及びダートグレードに出走し、ともに3着以内かつ着着0.8秒差以内だった馬の過去10年の成績は、【3・2・1・0】となる。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2020年のマスターフェンサー、2021年のヴェルテックス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ。3着の該当馬は、2018年のグリムだ。

 また軽斤量で出走できる同年の東京ダービーの勝ち馬、中央の古馬のオープンやリステッド及び、ダートグレードで連対実績のある3歳馬も有力。ただし、3歳馬だけに直前の勢いも重要。遡ると前走で5着以下に敗れていた、2012年のトリップや2011年のボレアスは、このレースでは大敗している。前走でチャンピオンズカップに出走なら、2010年のマカニビスティーのように大敗からでも巻き返す場合があるが、それ以外のレースであれば評価を下げたい。

 チャンピオンズカップを除く、前走で4着以内の東京ダービーの勝ち馬、中央の古馬のオープンやリステッド及び、ダートグレードで連対実績がある馬の過去10年の成績は、【3・1・0・0】で連対率100%となる。1着の該当馬は、2018年のチュウワウィザード、2019年のデルマルーヴル、2022年のペイシャエス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブである。

 その他、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、このレースは白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走してくるが、裏路線で活躍した馬よりも、表路線で脱落して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちの活躍の方が目立っている。つまり、前走でチャンピオンズカップ(旧JCダート)に出走して敗れた馬である。

 しかし、前走でチャンピオンズカップ(旧JCダート)に出走していても、あまりに負け過ぎた馬はここでも巻き返せていない。実際に2018年のチャンピオンズカップで12着(着差1.6秒)に敗れたセンチュリオンは、このレースで4着に敗れている。このことから前走でチャンピオンズカップに出走していた馬は、着差1.5秒以内であることを条件で狙いたい。

 それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・3・1・0】である。1着の該当馬は、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年と2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。遡れば2011年のニホンピロアワーズチャンピオンズカップ9着(着差0.7秒)からの巻き返しである。

 一方、裏路線でもっとも格が高い同年の浦和記念で、3角2番手以内だった馬も活躍している。浦和記念はコース形態上、例年ハイペースになるだけに、そこで前へ行った馬をペースに緩みが生じやすいこの舞台で狙うというのは有効策のはず。ただし、2011年に古馬ダートグレードで優勝実績がなかったボレアスが6着、2014年にグランディオーソが4着に敗れていることから、それまでにダートグレード勝ちの実績があることを条件で狙いたい。

 すると過去10年のこのレースでの成績は、【3・2・1・1】となる。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2014年のエーシンモアオバー、2021年のヴェルテックス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2018年のグリム。3着の該当馬は、2022年のラーゴム。唯一の4着以下は2014年のランフォルセで、同馬こそ4着に敗れたが、遡れば2011年、2012年に前記に該当していたエーシンモアオバーが2着、1着と好走している。

 穴馬候補はグレードレースで以外の前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2011年に前走のJRAオープンのベテルギウスSを逃げて8着だったエーシンモアオバーが4番人気で2着。2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立っているので、該当馬がいれば一考の価値がある。

 また勝ち切るまでは難しいにせよ、地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦である、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、14年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。それらが人気がないようであれば、ヒモ穴に加えてみるのもアリだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走で2000m以上のダートグレードを2回以上、連対している馬。
 ・同年10月以降の近2走ともダ2000m以上の中央のオープン、リステッド及びダートグレードに出走し、ともに3着以内(着差0.8秒差以内)だった馬。
 ・同年の東京ダービーの勝ち馬や中央の古馬のオープンやリステッド、ダートグレードで連対実績のある3歳馬。(チャンピオンズカップを除く前走で4着以内が条件)
 ・前走で同年のチャンピオンズカップに出走し、着差1.5秒差以内だった馬)。
 ・同年の浦和記念で3角2番手以内だった馬(それまでに古馬相手のダートグレード勝ちの実績があることが条件)。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げると推測される馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。


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2022年12月7日(水) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋グランプリ2022~
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 名古屋グランプリは、芝よりも持久力が必要なダートで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦だったが、今年からは2F距離が短くなり、ダ2100mで施行される。これによる影響はそこまで大きくないだろう。またこのレースは、2016年、2017年に地元のカツゲキキトキトが3着に善戦しているものの、地方馬の連対は14年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。ほぼ中央馬の独壇場となっている。

 ダ2100m戦になっても、白山大賞典がそうであるように、長距離適性がとても重要。過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬が最有力で、それらの過去10年の成績は【5・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年、2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は2018年のグリムだ。

 さらに同年10月以降の近2走で、2000m以上の中央のオープンやリステッド、ダートグレードに出走し、ともに3着以内だった馬も有力。ただし、近2走のどちらかで0.8秒以上負けていた2013年のランフォルセエーシンモアオバー、2015年のソリタリーキングは4~5着に敗れているので、近2走とも0.7秒差以内という条件を加えたい。

 同年10月以降の近2走で、ダ2000m以上の中央のオープン、リステッド及びダートグレードに出走し、ともに3着以内かつ着着0.8秒差以内だった馬の過去10年の成績は、【3・2・1・0】となる。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2020年のマスターフェンサー、2021年のヴェルテックス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ。3着の該当馬は、2018年のグリム。

 また軽斤量で出走できる同年の東京ダービーの勝ち馬、中央の古馬のオープンやリステッド及び、ダートグレードで連対実績のある3歳馬も有力。ただし、3着馬だけに直前の勢いも重要で、前走で5着以下に敗れていた2012年のトリップや遡ってボレアスは、このレースでは大敗している。前走でチャンピオンズカップに出走なら、2010年のマカニビスティーのように大敗からでも巻き返す場合があるが、それ以外のレースであれば狙い下げたいもの。

 3歳馬は東京ダービーの勝ち馬、中央の古馬のオープンやリステッド及び、ダートグレードで連対実績のある、チャンピオンズカップを除く前走で4着以内ということを条件で狙いたい。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】。1着の該当馬は、2018年のチュウワウィザード、2019年のデルマルーヴル、2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブである。

 その他、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、このレースは白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走してくるが、裏路線で活躍した馬よりも、表路線で脱落して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちの活躍の方が目立っている。つまり、前走でチャンピオンズカップ(旧JCダート)に出走して敗れた馬である。

 しかし、前走でチャンピオンズカップ(旧JCダート)に出走していても、あまりに負け過ぎた馬はここでも巻き返せていない。実際に2018年のチャンピオンズカップで12着(着差1.6秒)に敗れたセンチュリオンは、このレースで4着に敗れている。このことから前走でチャンピオンズカップに出走していた馬は、着差1.5秒以内であることを条件で狙いたい。

 それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・3・1・0】である。1着の該当馬は、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年、2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。遡れば2011年のニホンピロアワーズチャンピオンズカップ9着(着差0.7秒)からの巻き返しである。

 一方、裏路線でもっとも角が高い同年の浦和記念で連対した馬だ。浦和記念で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・1・3・1】。1着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2013年のシビルウォー。2着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース。唯一の4着以下は2014年のランフォルセで、同馬こそ4着に敗れたが、基本的には信頼できる。

 他では前走の浦和記念で逃げた馬。それらの過去10年のこのレースでの成績は、【2・1・0・0】と連対率100%だ。該当馬は全てエーシンモアオバーだが、浦和記念はコース形態上、例年ハイペースになるだけに、そこで逃げた馬を、長距離戦でペースに緩みが生じるこの舞台で狙うというのは有効策のはず。

 穴馬候補は、グレードレースで以外の前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立っているので、該当馬がいれば一考の価値がありそうだ。

 また勝ち切るまでは難しいにせよ、地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦である、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、14年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。それらが人気がないようであれば、ヒモ穴に加えてみるのもアリだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走で2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬。
 ・同年10月以降の近2走ともダ2000m以上の中央のオープン、リステッド及びダートグレードに出走し、ともに3着以内(着差0.8秒差以内)だった馬。
 ・同年の東京ダービーの勝ち馬や中央の古馬のオープンやリステッド、ダートグレードで連対実績のある3歳馬。(チャンピオンズカップを除く前走で4着以内が条件)
 ・前走で同年のチャンピオンズカップに出走し、着差1.5秒差以内だった馬)。
 ・同年の浦和記念の連対馬。
 ・同年の浦和記念で逃げた馬。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げると推測される馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。

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2021年12月22日(水) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋グランプリ2021~
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 名古屋グランプリは、芝よりも持久力が必要なダートレースで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦。ダートグレード最長距離のこのレースは、2016年、2017年は地元のカツゲキキトキトが2007年のチャンストウライ以来の3着入線を果たし、レースを盛り上げてくれたものの、ほぼ中央勢の独壇場。地方馬の連対は13年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。

 最長距離のレースだけに、長距離適性がとても重要。過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬が最有力で、それらの過去10年の成績は【5・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年、2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は2018年のグリムだ。2019年のデルマルーヴルのように、近走は善戦止まりでも、長距離戦のここで優勝するパターンも少なくない。

 さらに同年10月以降にレースを使われていることが条件で、近2走ともダ2000m以上の中央のオープン特別及び、リステッド競走か、ダートグレードで3着以内だった馬も有力で、それらの過去10年の成績は【3・2・1・3】。1着の該当馬は、2012年のエイシンモアオバー、2013年のシビルウォー、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ。3着の該当馬は、2018年のグリム

 4着以下は、2013年のランフォルセ(4着)、エーシンモアオバー(5着)。2015年のソリタリーキング(4着)だが、近2走のどちらかで0.8秒差以上も負けているという共通項があった。近2走のどちらかで0.8秒差負けていないことが条件で、前記の馬を狙いたい。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走して来る。GⅡの浦和記念組が有力だが、それ以上に表路線の脱落組の活躍が目立つ。表路線の脱落組というのは、前走チャンピオンズカップで凡退して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちだ。

 同年のチャンピオンズカップ(旧ジャパンCダート)に出走していた馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・1・1】。1着の該当馬は、2011年のニホンピロアワーズ、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年、2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。唯一の4着以下は、2018年のセンチュリオン(4着)。

 しかし、センチュリオンチャンピオンズカップで1.6秒差(12着)と大敗していた馬。あまりに負け過ぎていると巻き返せないが、そうでなければ連下として信頼できる。また、前記の該当馬には、ダ2000m以上のグレードレースで連対実績があったのもポイントだ。

 次いで有力なのは、同年の浦和記念で連対した馬。浦和記念で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・1・3・1】。1着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2013年のシビルウォー。2着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース。唯一の4着以下は2014年のランフォルセで、同馬こそ4着に敗れたが、基本的には信頼できる。

 他では前走の浦和記念で逃げた馬。それらの成績は、過去10年で【2・1・0・0】だ。該当馬は、全てエーシンモアオバーだが、浦和記念は例年ハイペースになるだけに、そこで逃げた馬を、長距離戦でペースに緩みが生じるこの舞台で狙うというのは有効策のはず。

 さらに2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立つのは、前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。前走がダートグレードでない場合は人気にならないので、穴馬候補としてお勧めしたい。

 また、勝ち切るまでは難しいにせよ、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、13年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。東海菊花賞は地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦。地方馬は東海菊花賞組しか通用していないので、人気がないようであれば、ヒモ穴に加えても損はない。

 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬。
 ・同年10月以降にレースを使われていることが条件で、近2走ともダ2000m以上の中央のオープン特別及びリステッド競走か、ダートグレードで3着以内だった馬。
 ・ダ2000m以上のグレードレースで連対実績がある、同年のチャンピオンズカップに出走馬。
  (チャンピオンズCで1.6秒以上、負けていないことが条件)
 ・同年の浦和記念の連対馬
 ・同年の浦和記念で逃げた馬。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げられる馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。

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2021年9月21日(火) 00:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~白山大賞典2021年~
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 本州日本海側および北陸地方唯一の競馬場、金沢で行われる白山大賞典。このレースは、ブリーダーズゴールドカップが牡馬混合のGⅡで行われていた頃は、同レースの3着以内馬が活躍していた。2008年-2013年までの5年間を見ても【2・2・4・0】という成績。2009年のアドマイヤスバル、2011年のシビルウォーなどの優勝馬を始め、2008年にヤマトマリオン、2013年にハタノヴァンクールが2着に好走するなどとにかく活躍が目立ち、その次走のJBC本番で穴を開けたこともあった。

 しかし、ブリーダーズゴールドカップが牝馬限定GⅢになってからは、以前ほど実績馬が集わなくなり、交流重賞に新規参戦の新興勢力が活躍している。近3走でJRAの距離1700m以上のダートグレードで連対していた馬の過去10年の成績は、【6・2・0・0】と連対率100%もある。

 1着の該当馬は、2012年のニホンピロアワーズ、2013年のエーシンモアオバー、2016年のケイティブレイブ、2017年のインカンテーション、2018年-2019年のグリム。2着の該当馬は、2018年のセンチュリオン、2019年のデルマルーヴルだ。出走してくれば信頼できる。

 また、前記のレースにはレパードSも含まれているが、同じ3歳重賞のジャパンダートダービー2着馬(1着馬は未出走)も活躍しており、過去10年の成績は【1・0・1・0】だ。1着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は2010年のコスモファントムで、3歳馬は斤量52Kgで出走できる優位性がある。

 さらに近年の白山大賞典は、JBC本番よりもこの先の浦和記念名古屋グランプリへと繋がることが多く、過去10年の傾向としては、前年の名古屋グランプリで3着以内馬が活躍している。過去10年の成績は【2・3・2・0】。このうち3度はエーシンモアオバーの活躍によるものだが、それ以外でも2011年のシビルウォーが1着、2016年のアムールブリエが2着、2017年-2018年のカツゲキキトキトは2着、3着と活躍している。

 他では前走で大井の東京記念を3コーナー先頭だった馬も、過去10年で【0・2・0・0】と活躍。2014年のサミットストーン、2017年のカツゲキキトキトが連対している。他地区の地方馬が出走してくることはそう多くもないが、該当馬が出走していれば有力ということになる。

 さて、今度は穴馬を紹介。ダートグレードでの穴馬といえば地方馬だが、このレースで連対した地方馬は、地元のトップクラスが集う同年の百万石賞(ダ2300m)か東京記念(ダ2400m)で連対しているという共通項があった。2013年のナムラダイキチ、2014年のサミットストーン、2017年-2018年のカツゲキキトキト、さらに遡って2010年のジャングルスマイル、2006年のビッグドンが前記に該当する。

 ナムラダイキチ、ジャングルスマイル、ビッグドンは金沢のトップクラスが集う百万石賞の連対馬。サミットストーンやカツゲキキトキトは地方のトップクラスが集う東京記念の連対馬だ。ナムラダイキチのように何度も大差勝ちで連勝を重ねていたり、サミットストーンのようにダートグレードでの実績があると、このレースでも上位人気に支持される。

 しかし、前記条件を満たしながらも、勝ち方が地味だったり、ダートグレードの実績がないと人気になりにくい。カツゲキキトキトの過去2年ともに5番人気。ジャングルスマイルは5番人気、ビッグドンは7番人気だ。ただし、百万石賞は2016年より、距離2100mに変更。金沢は長距離番組が多いことが魅力だったが、それが少なくなったことで、ステイヤーが育たなくなってきているのも事実。近年、金沢勢の活躍が見られないのは、その影響もありそうだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・近3走でJRAの1700m以上のダートグレードで連対していた馬。
 ・同年のジャパンダートダービーの連対馬。
 ・前年の名古屋グランプリで3着以内馬。
 ・前走東京記念に出走し、3コーナー先頭だった馬。


 ●穴馬候補
 ・距離2300m~2400mの同年の地方馬限定の古馬重賞の連対馬。
  (現在は、東京記念が該当)

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2021年7月19日(月) 21:18 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ2021~
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 海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。夏場は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いものため、このレースは上半期で結果を出せなかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多い。また、昨年のこのレースの覇者、マスターフェンサーは交流重賞初出走だったように、JRAのオープン馬が新規参戦してくることもけっこうある。

 とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、意外と同年の帝王賞に出走し、そこで上位だった馬の取りこぼしが見受けられる。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞の連対馬ならば、当然、高い信頼度があるが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは稀なこと。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともあるが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいだろう。

 では、最有力はどのようなタイプかというと、前走で平安Sに出走していた馬だ。前走で平安Sに出走していた馬のこのレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【4・1・1・1】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオー

 唯一の4着以下は2020年のヒストリーメイカー(4着)だが、3着以内馬は過去1年以内にダートグレードで連対実績があるのに対し、同馬はそれに該当しなかった。過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、前走で平安Sに出走していた馬ならば、本命視できるだろう。2015年の2着馬ソリタリーキングのように、平安Sで9着に敗れた馬でも過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば巻き返している。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。唯一の4着以下は、2018年のザイディックメアで6着だったが、基本的に信頼してもいいだろう。

 また、一昨年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同じ東京ダ2100mのリステッド競走、スレイプニルSが創設されている。今後はブリリアントSと同様に、有力になってくるはず。実際に2019年のこのレースの3着馬テルペリオンは、スレイプニルSの勝ち馬だし、2020年の優勝馬マスターフェンサーも、ブリリアントS、スレイプニルSを連戦し、ともに2着だった。

 逆に穴パターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多い。2011年メイショウタメトモ、2012年グランドシチー、2013年シビルウォーは、3ヵ月以上の休養明けでこのレースを連対した馬だ。遡れば2008年の優勝馬サカラートもそれに該当する。

 特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2015年トウショウフリーク、2016年のマイネルバイカ、遡って2009年サカラートが活躍を見せている、過去にGⅠやGⅡで連対か、GⅢ勝ちの実績がある馬は、馬券に加えることをお勧めする。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
  (過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・同年のブリリアントS、スレイプニルSで4着以内だった馬。
 
 ●穴馬候補
 ・休養明けの実績馬。
  (過去にGI、GⅡで連対かGⅢ勝ちの実績があることが条件)

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2020年12月9日(水) 13:56 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋グランプリ2020~
閲覧 1,117ビュー コメント 0 ナイス 3

 名古屋グランプリは、芝よりも持久力が必要なダートレースで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦。ダートグレード最長距離のこのレースは、2016年、2017年は地元のカツゲキキトキトが2007年のチャンストウライ以来の3着入線を果たし、レースを盛り上げてくれたものの、ほぼ中央勢の独壇場。地方馬の連対は13年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。

 最長距離のレースだけに、長距離適性がとても重要。過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬が最有力。過去10年の成績は【4・2・1・0】で、1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年、2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は、2018年のグリム。昨年のデルマルーヴルのように、近走は善戦止まりでも、長距離戦のここで優勝するパターンも少なくない。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走して来る。GⅡの浦和記念組が有力だが、それ以上に表路線の脱落組の活躍が目立つ。表路線の脱落組というのは、前走チャンピオンズカップで凡退して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちだ。

 同年のチャンピオンズカップ(旧ジャパンCダート)に出走していた馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・4・1・1】。1着の該当馬は、2011年のニホンピロアワーズ、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2010年のマカニビスティー、2014年、2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。唯一の4着以下は、2018年のセンチュリオン(4着)。遡れば2009年もチャンピオンズカップマコトスパルビエロワンダースピードが、ワン、ツーを決めている。

 しかし、センチュリオンチャンピオンズカップで1.6秒差(12着)と大敗していた馬。あまりに負け過ぎていると巻き返せないが、そうでなければ連下として信頼できる。また、マカニビスティー以外の馬には、ダ2000m以上のグレードレースで連対実績があったのもポイント。ちなみにマカニビスティーは同年の東京ダービー馬だったが、競馬法の問題で同年のジャパンCに出走できずに未経験だった。前走チャンピオンズカップ凡退馬は、2000m以上のダートグレードで連対実績があれば、より信頼できるでしょう。

 次いで有力なのは、同年の浦和記念で連対した馬。浦和記念で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・1・3・1】。1着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2013年のシビルウォー。2着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース。唯一の4着以下は、2014年のランフォルセで4着だった。特に、近年は同年の浦和記念の連対馬の活躍が目立つレースけに、それらも信用に足るだろう。

 他では前走の浦和記念で逃げた馬。その成績は、過去10年で【2・1・0・0】だ。該当馬は、全てエーシンモアオバーだが、浦和記念は例年ハイペースになるだけに、そこで逃げた馬を、長距離戦でペースに緩みが生じるこの舞台で狙うというのは有効策のはず。

 さらに2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立つのは、前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。前走がダートグレードでない場合は人気にならないので、穴馬候補としてお勧めしたい。

 また、勝ち切るまでは難しいにせよ、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、11年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。東海菊花賞は地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦。地方馬は東海菊花賞組しか通用していないので、人気がないようであれば、ヒモ穴に加えても損はない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬。
 ・同年のチャンピオンズカップに出走していた馬。
  ※前走着差1.6秒差以内が条件で2000m以上のダートグレード勝ちの実績があれば理想
 ・同年の浦和記念の連対馬
 ・同年の浦和記念で逃げた馬。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げられる馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。

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シビルウォーの口コミ


口コミ一覧

名古屋グランプリ

 ザンダカゼロ 2014年12月23日(火) 14:43

閲覧 200ビュー コメント 0 ナイス 0

■名古屋10R[名古屋グランプリ]

 デビュー後複勝圏を外した事の無い5グランディオーソを軸に、昨年同様の馬場状態「ヤヤ重」を味方に

シビルウォー、以下もJRA勢1.4.6.8を紐に。

 ◎ 5グランディオーソ
 ○10シビルウォー
 △ 1トウショウフリーク
 △ 4ソリタリーキング
 △ 6ニホンピロアワー
 △ 8エーシンモアオバー

 3連単 ◎○→◎○→△
     ◎○→△→◎○

 河内一秀 2011年12月28日(水) 22:02
東京大賞典(GI)予想
閲覧 322ビュー コメント 5 ナイス 8

◎スマートファルコン
○ワンダーアキュート
▲ヤマニンキングリー
△シビルウォー

3連単
◎→○▲→○▲(2点)

スマートファルコンは、前走のパフォーマンスに若干の不満は残るが、この相手に負けることは無い。

ワンダーアキュートは、長距離輸送に不安は残るが、今年に入ってからのパフォーマンスは、昨年と比べてレベルも安定感もワンランク上。前走も出遅れが無ければもう少し際どい勝負に持ち込めたはず。昨年のようなことは無い。

ヤマニンキングリーの前走は、3番人気に押されるもスタートであとでを踏んで人気を裏切った。それでも、7着とはいえ0.5差まで押し上げてきたのだから、上手く先行できればワンダーアキュートとは差が無いはず。

シビルウォーは、近走の充実ぶりが目立っていたが、前走の内容は多いに不満。JBCクラシックの内容を踏まえると、一線級とはまだまだ差がある。

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 河内一秀 2011年11月23日(水) 01:38
浦和記念(JpnII)予想
閲覧 437ビュー コメント 5 ナイス 2

◎シビルウォー
○エイシンモアオバー
▲ボランタス
△ボレアス
×クリールパッション

3連単
◎→○→▲△×(3点)
◎→▲△×→○(3点)

脚質的には逃げるエイシンモアオバーに利があるが、近走の充実ぶりからシビルウォーがねじ伏せる可能性大。
ボランタスは、積極的な競馬でスタミナを活かせれば。
ボレアスの前走は、初の古馬との対戦で完敗だったが、距離延長は明らかにプラスで前進あるのみ。
クリールパッションは、近走の不振が目立つが、この相手なら馬券圏内も。

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コメント一覧
2:
  シンちゃん   フォロワー:24人 2010年2月23日(火) 22:45:19
ダート。右回り。左回り。稍重。不良。東京。中山。福島。~1800m。~2400m。~2200m。~56.0kg。460~469。-9~-4。11.0%~。
1:
  ☆まんでがん   フォロワー:9人 2008年12月18日(木) 00:25:09
特異なダ2500を勝ったことで方向性は見えた。ダ長距離系
母父 Sadler's Wells も生きるだろう

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2014年5月11日ブリリアントS10着
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2012年12月2日 ジャパンカップダート G1 9着
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