第204話 「神戸新聞杯」
07年 35.5-35.8-38.0-35.4 =2.24.7 ▼10± 0△12 瞬発戦
08年 36.6-37.1-35.9-35.7 =2.25.3 ▼ 4△ 7△ 7 平坦戦
09年 35.5-37.0-37.2-34.5 =2.24.2 ▼ 8△ 2△ 2 瞬発戦
10年 37.7-37.6-36.8-33.8 =2.25.9 ▼ 4▼10△10 瞬発戦
11年 37.2-40.0-37.5-33.6 =2.28.3 ▼ 7▼ 8△12 瞬発戦
ディープスカイが勝利した08年は平坦戦でどちらかといえばレアケース。
基本的には大きな加速が生じる瞬発戦となっています。
理由は簡単でこのレースがトライアルレースであり本番前の叩きレースだから。
このレースであまり疲労を残さないことが重要ですし、休養明けの有力馬はレースを一度使っての準備運動みたいな意味合いが強いはず。
故にスローペースになりやすい。
ここ2年は特にそういうレース内容でテンが37秒台、上がりが33秒台という「上がりだけのレース」となっています。
大きな加速に対応できるギアチェンジがポイントになるでしょう。
いわゆる「斬れる脚」ですね。
では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。
一目瞭然、瞬発戦実績が重要となっています。
しかも連対馬全てに▼10以上の大きな加速が生じる瞬発戦実績がありました。
今年のメンバーでこの条件を
クリアしているのは
カポーティスター、
ゴールドシップ、
ブレイズアトレイル、
ベールドインパクト、
マウントシャスタ、
ミルドリーム、
ヤマニンファラオ、
ローゼンケーニッヒ
の8頭。
大きな加速のギアチェンジが重要なレースですが阪神の外回りコースなので先行馬は過去苦戦しています。
前走で逃げ~先行だった馬の成績は0-1-2-23(勝率0.0%、連対率3.8%、複勝率11.5%)
前走上がり2位以内だった馬の成績は4-3-3-15(勝率16.0%、連対率28.0%、複勝率40.0%)
という傾向です。
ダービーで上がり最速だった
ゴールドシップがやはり主役。
ダービー2着馬の
フェノーメノが秋初戦を完勝したのでここは負けられない一戦でしょう。
フェノーメノと同じ
ステイゴールド産駒なので春よりパワーUPしている可能性は十分あります。
その他となるとダービーで上がり3位の
ベールドインパクト、そして上がり馬の
ミルドリーム。
ミルドリームはシンクリ産駒ですがなかなかの斬れ者。
母が
フジキセキの全妹なので若干スタミナが不安ではありますがスローになれば梅花賞でも快勝したように距離は持ちます。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ゴールドシップ→ミルドリーム→ベールドインパクト
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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15)
ナイス!(
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