ボルドグフーシュ(競走馬)

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ボルドグフーシュ
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ボルドグフーシュ
ボルドグフーシュ
写真一覧
現役 牡4 栗毛 2019年3月23日生
調教師宮本博(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績11戦[3-3-3-2]
総賞金31,809万円
収得賞金13,850万円
英字表記Boldog Hos
血統 スクリーンヒーロー
血統 ][ 産駒 ]
グラスワンダー
ランニングヒロイン
ボルドグザグ
血統 ][ 産駒 ]
Layman
Belga Wood
兄弟 コンボルドナリタアレス
市場価格
前走 2023/03/19 阪神大賞典 G2
次走予定

ボルドグフーシュの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/03/19 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 14111.612** 牡4 56.0 川田将雅宮本博 500
(+2)
3.06.4 0.334.4⑥⑥⑥ジャスティンパレス
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 162314.162** 牡3 55.0 福永祐一宮本博 498
(+2)
2.32.8 0.435.2⑭⑭⑮⑥イクイノックス
22/10/23 阪神 11 菊花賞 G1 芝3000 182411.572** 牡3 57.0 吉田隼人宮本博 496
(0)
3.02.4 0.036.3⑫⑬⑩④アスクビクターモア
22/09/25 中京 11 神戸新聞杯 G2 芝2200 17128.343** 牡3 56.0 吉田隼人宮本博 496
(+6)
2.11.8 0.734.3⑮⑮⑬⑯ジャスティンパレス
22/06/05 中京 9 一宮特別 2勝クラス 芝2200 8771.211** 牡3 53.0 松山弘平宮本博 490
(+6)
2.11.6 -0.334.8⑦⑦⑦⑦タガノカイ
22/05/07 中京 11 京都新聞杯 G2 芝2200 127910.453** 牡3 56.0 松田大作宮本博 484
(-4)
2.09.8 0.335.0⑫⑫⑫⑫アスクワイルドモア
22/03/12 阪神 9 ゆきやなぎ賞 1勝クラス 芝2400 8553.621** 牡3 56.0 松田大作宮本博 488
(0)
2.27.1 -0.233.3⑧⑧⑧⑦ディライトバローズ
22/01/05 中京 6 3歳1勝クラス 芝2000 107819.363** 牡3 56.0 松田大作宮本博 488
(+2)
2.00.2 0.135.8⑨⑨⑨⑨グランディア
21/12/11 阪神 9 エリカ賞 1勝クラス 芝2000 1181113.067** 牡2 55.0 松田大作宮本博 486
(-10)
2.00.7 1.036.2⑩⑩⑨⑥サトノヘリオス
21/10/31 阪神 3 2歳未勝利 芝2000 124424.451** 牡2 55.0 松田大作宮本博 496
(0)
2.02.0 -0.434.3⑩⑩⑪⑪ショウナンアデイブ
21/10/09 阪神 5 2歳新馬 芝2000 126799.8116** 牡2 52▲ 小沢大仁宮本博 496
(--)
2.04.1 1.334.5⑩⑩⑩⑪アートハウス

ボルドグフーシュの関連ニュース

昨年の菊花賞アスクビクターモアは美浦Wコースで単走馬なり。馬場の外めを軽快に駆け抜け、6ハロン82秒7―65秒7―50秒9―36秒7―11秒3の好時計をマークした。

5カ月ぶりとなるが、「天皇賞の前哨戦としては完璧な仕上がり。昨年の秋とは丸っきり違いますよ」と田村調教師は自信満々。菊3着のジャスティンパレス、2着ボルドグフーシュがそれぞれ阪神大賞典で1、2着となっただけに王者も負けてはいられない。(夕刊フジ)

【阪神大賞典 村瀬プレイバック&次は買い】◎ボルドグフーシュ2着も…正攻法スタイルは収穫か 2023年3月20日(月) 10:09

阪神大賞典の◎ボルドグフーシュは2着。荒々しい追い込みで菊花賞有馬記念で連を確保してきたが、この日は中団から徐々に押し上げる正攻法のスタイルで勝ち負けのラインに食い込んできた。前哨戦でオプションが加わったのは陣営にとって収穫か。ただし、過去7戦で上がり最速を記録してきた馬がこの日は3位止まり。〝1着〟にこだわった場合、どちらの戦法がいいのか。日経賞組が加わる本番を楽しみに待ちたい。

一方、スプリングSの◉セブンマジシャンは6着。道悪はこなせると思われたが…。押せ押せのローテーションが響いたとしか考えられず、復調が待たれる。(夕刊フジ)

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【阪神大賞典】ジャスティンパレスが重賞2勝目、天皇賞・春へ好発進 ルメール騎手「メンタルが落ち着きました」 2023年3月20日(月) 04:53

C・ルメール(43)=栗・フリー=騎乗で2番人気のジャスティンパレスが、好位から差し切って、天皇賞・春(4月30日、京都、GⅠ、芝3200メートル)の優先出走権を獲得。成長の著しい4歳馬が、神戸新聞杯に次ぐ重賞2勝目を飾り、GⅠの主役候補に名乗りを上げた。1番人気のボルドグフーシュは2着。




春の陽気に包まれた仁川のターフで、ジャスティンパレスが成長のほどを見せつけた。約1年4カ月ぶりにコンビを組んだルメール騎手の笑顔が全てを物語っている。

「メンタルが落ち着きました。スローでも乗りやすかったね。3000メートルでも自信を持って乗ることができましたよ」

3歳春まで見られたゲート難が完全に解消。好発を決めインの4番手をリズム良く運んだ。4コーナーで1番人気のボルドグフーシュが先に進出する展開。直線で前が壁になりかけても我慢し、満を持しての追い出しにジョッキーは「スペースがあいたらいい反応をしてくれた。長く脚を使って、よく伸びてくれました」と回顧する。メンバー中最速の上がり(3ハロン34秒2)を駆使して、神戸新聞杯に次ぐ重賞2勝目を挙げた。

有馬記念以来になった4歳初戦の馬体重は、前走比プラス16キロの472キロ。杉山晴調教師は「馬体が増えたおかげで長めから調教を4本行うことができました」と肉体面の成長を語り、天皇賞・春に向けては「無事に行けたら…。今回の内容なら距離が1ハロン延びても大丈夫そうです」と結んだ。

心身ともに充実期を迎えたジャスティンパレス。新装された京都競馬場における初めてのGⅠウイナーを目指して、鍛錬の日々が続く。(丸橋正宣)




ジャスティンパレス 父ディープインパクト、母パレスルーマー、母の父ロイヤルアンセム。青鹿毛の牡4歳。栗東・杉山晴紀厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は三木正浩氏。戦績9戦4勝。獲得賞金2億1109万6000円。重賞は2022年GⅡ神戸新聞杯に次いで2勝目。阪神大賞典杉山晴紀調教師が初勝利。クリストフ・ルメール騎手は17年サトノダイヤモンドに次いで2勝目。馬名は「冠名+母名の一部」。

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【阪神大賞典】1番人気ボルドグフーシュは2着 川田将雅騎手「いい前哨戦になったと思います」 2023年3月20日(月) 04:52

断然の1番人気(単勝1・6倍)に支持されたボルドグフーシュは2着。直線でじわじわと脚を伸ばしたものの勝ち馬を捕らえられなかった。川田騎手は「とてもいい内容で走れましたし、いい前哨戦になったと思います」とコメント。宮本調教師は「勝った馬の切れ味に負けた感じですね。レース運びは完璧。次の天皇賞(春)は頑張ります」と力を込めた。

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【阪神大賞典】ジャスティンパレスがボルドグフーシュを破って重賞2勝目 2023年3月19日() 19:56

3月19日の阪神11Rで行われた「第71回阪神大賞典」(4歳以上オープン、GⅡ、芝3000メートル、別定、14頭立て、1着賞金=6700万円)は、クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだ2番人気ジャスティンパレス(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が好位のイン追走から抜け出して快勝。天皇賞・春(4月30日、京都、GI、芝3200メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは3分6秒1(良)。

1馬身3/4差の2着がボルドグフーシュ(1番人気)、さらにクビ差の3着にはじりじり伸びたブレークアップ(5番人気)が入った。

アフリカンゴールドが気合をつけて先手を取り、ディープボンドが2番手。ジャスティンパレスが内の3番手につけて、シロニイが外から押し上げてその外を追走する。人気のボルドグフーシュは序盤、6番手のインからレースを進めた。大きな動きはないまま道中は淡々と流れるが、ボルドグフーシュは巧みに外に持ち出して仕掛けのタイミングをうかがう。アフリカンゴールドはマイペースで直線を迎え、しぶとく粘りを発揮。しかし、好位のインを立ち回ったジャスティンパレスは、前が狭くなるシーンがありながらも力強く抜け出し、後続を突き放して快勝した。ルメール騎手とのコンビでは3戦全勝。ボルドグフーシュは2着確保が精いっぱいで、ゴール前でアフリカンゴールドをかわしたブレークアップが3着に食い込んだ。

◆クリストフ・ルメール騎手(1着 ジャスティンパレス)「状態は本当に良かったですね。調教で乗って問題なかったです。3000メートルでしたが、前々走、前走でスタミナを見せてくれていましたから、自信はありました。久々に乗りましたけど、大人になって、パワーアップしています。メンタルも落ち着いてきました。瞬発力はあまりないけれど、長く脚を使ってよく伸びてくれます。スローだったですが、落ち着いたから乗りやすかったですね。ずっと冷静に走ってくれていて、スペースがあいたらいい反応をしてくれました。長い距離でGⅠレベルに行けると思います」

杉山晴紀調教師(同)「スタートの一歩目が決まったのが大きいですね。道中のペースも緩んだので、あの位置を取れたのが勝因のひとつだと思います。ルメール騎手も長丁場でうまく息を入れてスタミナを温存してくれましたので、改めて長距離適性があるなと感じました。もともとゲートでゴソゴソしてスタートを決めるのが難しいタイプ。でも、去年の秋から鮫島駿騎手がゲートを出してくれるようになって、一歩目が決まるようになってきていましたからね。安心感のあるレースをしてくれたと思います。帰厩時に490キロくらいあって、おかげで長めから調教を4本行うことができました。馬体の成長も大きいです。このあとは天皇賞・春(4月30日、京都、GⅠ、芝3200メートル)に無事に行けたらと思います。今年は久々に京都での開催ですが、今回の内容なら心配ないと思います。距離が1ハロン延びても大丈夫そうです」

阪神大賞典を勝ったジャスティンパレスは、父ディープインパクト、母パレスルーマー、母の父Royal Anthemという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三木正浩氏。通算成績は9戦4勝。重賞は2022年GⅡ神戸新聞杯に次いで2勝目。阪神大賞典杉山晴紀調教師が初勝利。クリストフ・ルメール騎手は17年サトノダイヤモンドに次いで2勝目。




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【阪神大賞典】入線速報(阪神競馬場) 2023年3月19日() 15:41

阪神11R・阪神大賞典(1回阪神12日目 阪神競馬場  芝・右3000m サラ系4歳以上オープン)は、1番手3番ジャスティンパレス(単勝3.1倍/2番人気)、2番手1番ボルドグフーシュ(単勝1.6倍/1番人気)、3番手7番ブレークアップ(単勝32.2倍/5番人気)で入線しています。

想定オッズは以下の通り。

馬連1-3(2.3倍) 馬単3-1(5.4倍) 3連複1-3-7(13.6倍) 3連単3-1-7(38.6倍)

更に詳しい情報はこちら→http://umanity.jp/racedata/race_8.php?code=2023031909011211
※着順・払戻金等の確定情報は、レース結果確定後にレース結果ページにてご覧頂けます。

(注=上記は確定前情報を含みます。成績、払戻金など正確な情報につきましては、必ず今後JRA(日本中央競馬会)から発表されるものと照合してください。)

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ボルドグフーシュの関連コラム

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先週末は4重賞の週末。その中で天皇賞(春)へと繋がる阪神大賞典ジャスティンパレスが勝利。3番枠を生かして上手く立ち回って来た。

もっとも負けたとはいえボルドグフーシュも上々の前哨戦だった。道中はスロー、動くに動けない流れになり、自らレースを動かす形。いつも通りのマクリで直線に向くが、絶好枠からインでジッとしていたジャスティンパレスにこの日はすべてが向いた印象。よりタフな流れ、タフな馬場になればまだ逆転も可能。そのことは3連覇に挑んだものの5着に敗れたディープボンドにも言えるだろう。

なお、最終的な単勝オッズは以下の通り。

ボルドグフーシュ 1.6倍
ジャスティンパレス 3.1倍
ディープボンド 5.1倍

3強というかむしろ1強に近かったことには驚いた。もちろん直近の有馬記念でこの3頭は直接対決をしていて、ボルドグフーシュが2着、ジャスティンパレスが7着、ディープボンドが8着だったのだから当然といえば当然かもしれない。ただ、それを加味しても思いのほか差がついた印象だ。

もちろんこれは、

「川田人気」

の効果が大きいだろう。先々週は金鯱賞勝利を含む4連勝でフィニッシュ。さらに平日は火曜に高知、水曜に船橋、さらに木曜には名古屋で交流重賞を制覇、続けざまに土曜の最初のレースも制してこの時点で騎乗機会8連勝ともはや誰にも止められない状況だった。結局先週末は重賞こそ2着に終わったものの、合計6勝を挙げ、もちろんリーディングトップに立っている。

なぜこんなにオッズのことを書くのかというと、先週当コラムで推奨した通り当方の本命は◎ジャスティンパレス。馬券をどう買うかと考えたときに単勝も少しチラついたのだが、2.5倍くらいを想定していたのでさすがにあまり面白くないと思い別の券種にしてしまったためだ。

もっとも、オッズ読みも予想のうちであるからこれ自体は別に惜しいと言いたいわけでもないのだが、今後のために川田人気というのがどこら辺まで来ているのか、さらにどういうパターンで買うべきで、どういうパターンだと取りこぼしがあるのか改めて考える必要がありそうだ。

いわゆるデムルメの通年騎乗が始まった2016年以降、日本競馬はデムーロ騎手、そしてルメール騎手を中心に回って来た。だが、昨年の川田騎手のリーディング獲得(ルメール騎手のリーディング陥落)、そして直近での勢いをみると、川田騎手が中心になりつつあるのかもしれない。川田騎手には、タイプが異なるとはいえ福永騎手が騎乗していた馬たちが多く回ってきているという巡り合わせとタイミングも後押しになっている(ボルドグフーシュも前走は福永騎手だ)。

ある程度得手不得手の目星はついているつもりだが、改めて近いうちに川田騎手のことをいろいろ分析してみようと思っている。

~今週末の注目馬~

今週末は4重賞に加えてG1開催という豪華な週末。さらに遠く中東の地ではドバイワールドカップ他多くのレースに日本馬が参戦する。もちろんここでは高松宮記念を取り上げることにする。注目馬はコチラ。

トウシンマカオ(鮫島駿騎手)

注目はトウシンマカオ鮫島克駿騎手。

以前より1200mならG1級と見込んできた馬で、順調に賞金を積み上げG1の舞台に挑むことになる。スプリント路線に転向してからは4戦すべて7~8枠とやや運には見放され気味ではあるが、それでも大きく崩れていないのは地力の高さの証だろう。前走もメンバーが揃った上に外枠と厳しい条件ながらも大崩れせず4着に踏ん張った。いよいよ迎えるG1の舞台。極端な外枠でなければ好勝負になるとみている。(→3/24 7枠14番に決定)

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2022年12月27日(火) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】最終週を迎え荒れて来た中山芝/ホープフルS展望
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有馬記念はルメール騎手騎乗のイクイノックスが勝利。道中から抑え切れない手応えで進出し、直線は突き放すワンサイドゲームだった。2着にはボルドグフーシュ、3着には連勝中のジェラルディーナ。上位勢はすべて差し馬で、4週目を迎え荒れて来た馬場状態も上位勢には味方したように思えた。

先週の中山芝11レースにおける馬場傾向を見ても、その傾向は顕著だ。

初角先頭(0-2-0-9)
初角10番手以下(4-4-3-59)

ご覧の通り最初のコーナーを先頭で通過した組は2連対があるだけで、勝ち切れていない。この11頭の中にはもちろん有馬記念で逃げて失速したタイトルホルダーも含まれている。一方、最初のコーナーを10番手以下で通過した組は、4勝2着4回3着3回。

通常芝はどんな状況でも逃げ先行馬が強く差し馬は不利になるが、開催の進捗とともに差し馬の活躍が目立ち始めている。

参考までに今開催の開幕週の芝10レースで同様のデータを見ると以下のようになる。

初角先頭(4-0-1-5)
初角10番手以下(2-4-2-48)

ご覧の通り開幕週は逃げ馬の活躍が目立っていた。着実に馬場が荒れてきているとみて間違いない。

今週は年末ということで、中2日空けての変則開催。9日目のAコースとなるホープフルS当日も同様の傾向が続きそうだ。

~今週末の注目馬~

では、いつも通り今回も週末の注目馬で締めたい。明日はホープフルSが行われる。注目馬はコチラ。

トップナイフ横山典弘騎手)

今回の注目はトップナイフ

初勝利を挙げるまでに3戦を要したが、その後は着実に力をつけ、前走の京都2歳Sでは4コーナーで不利を受けながら最後グリューネグリーンにアタマ差まで迫る2着と健闘した。流れ次第で逃げ差し自在なセンスの良さも頭数が揃った今年のホープフルSにおいては大きな武器になりそうだ。現在の3歳世代でもマテンロウオリオンマテンロウレオなどで沸かせた昆厩舎と横山典騎手のタッグ。一発に期待してみたい。

というわけで、本年もコラムをお読みいただきありがとうございました。来年は金杯翌日の1/6(金)が初回になる予定です。良いお年を。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月21日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック有馬記念2022+17名のプロ予想家の有馬記念見解
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月25日(日) 中山11R 第67回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:16頭)


<前走:凱旋門賞出走馬>(3ヶ月)

タイトルホルダー(11着、※宝塚記念出走時476kg)<B>
乗り込み量は豊富で、南Wを長めから好時計もマークしてきているこの中間だが、もともと速い時計が出る馬でいつも通り。とはいえ、1週前までに強めにビシッと追われていない点は気になる。

ディープボンド(18着、※宝塚記念出走時502kg)<B>
今年も昨年同様、凱旋門賞からの出走となるが、3週連続強めに追われ時計も優秀。ただ1週前追い切り映像を見ると、昨年のほうが気合い乗りが良かった。当時と比べると、今年は動きに重さがある。




<前走:菊花賞出走馬>(中8週)

ボルドグフーシュ(2着、496kg(±0kg))<A>
菊花賞から中8週でこの中間も乗り込み豊富。頭が高い走りで、見た目にはズブそうな走りに見せるがエンジンがかかると力強いこの馬。この中間、1週前追い切りではここ2戦同様にCWでの併せ馬を敢行してきている。ただ今回は伸び脚が柔らかく首が前に出る感じの走りに変わっており、前2走よりも断然良い。

ジャスティンパレス(3着、452kg(±0kg))<B>
菊花賞から中8週で余裕のあるローテーションも、乗り込み本数は少なめ。それでも1週前追い切りでは長く良い脚を使って上々の伸びを披露している。




<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中7週)

イクイノックス(1着、488kg(+4kg))<A>
この中間も坂路・南Wで乗り込まれ、1週前はルメール騎手が騎乗して併せ馬を行った。やや重さの残る動きだったが、その辺りは日曜日に坂路で一杯に追われているのでカバーできているハズ。

ポタジェ(13着、468kg(+2kg))<C>
前走から間隔も空いて乗り込み量も豊富。1週前追い切りでは仕掛けられてからの反応が良かったが、併走した格下馬に差し返されてしまった。良化してきているものの、まだまだ戻り切れていない感じ。




<前走:エリザベス女王杯出走馬>(中5週)

ジェラルディーナ(1着、470kg(+6kg))<B>
4戦連続馬体重が増えていて、走りに力強さが感じられるようになっている。1週前追い切りでは終い前に首が伸び、好状態キープを伝える内容だった。

アカイイト(4着、524kg(-4kg))<B>
この中間は、2週前、1週前と強めに追われており、状態が良い証拠だろう。ただ、1週前追い切りでは終い甘くなるところがあり、最終追い切りでどこまで変われるか。

イズジョーノキセキ(10着、470kg(+4kg))<B>
前走時も追い切りの動きは良かったが、この中間も2週前の坂路、1週前のCWと時計優秀。

ウインマイティー(16着、494kg(+8kg))<C>
この中間もDPコースで乗り込まれ時計は優秀だったが、このくらいの時計は前走時も出ていた。




<前走:ジャパンカップ出走馬>(中3週)

ヴェラアズール(1着、518kg(±0kg))<B>
1週前追い切りでは引き続き好時計をアピールしてきたが、前走時に見せた押さえきれないといった感じの手応えまではない。

ボッケリーニ(17着、458kg(-14kg))<B>
ここ2戦は1週前追い切りで遅れていたが、今回は一杯に追われて先着。1週間内容の良化は感じ取れたので、あとは前走大幅減の馬体がこれ以上減らなければ。




<前走:その他のレース出走馬>

ブレークアップアルゼンチン共和国杯:1着、500kg(+2kg)中6週)<B>
前走時は坂路での調整に変えていたが、この中間は本来の南Wでの調教に戻してきた。1週前追い切りでは、重心の低い走りを披露していて状態は良好に映る。

ラストドラフトアルゼンチン共和国杯:5着、468kg(±0kg)中6週)<A>
前走時も追い切りの動きがかなり良かったが、この中間も1週前追い切りで手応え良く大外を回って好時計をマークしてきた。上積みが期待出来そう。

エフフォーリア宝塚記念:6着、520kg(-2kg)6ヵ月)<C>
大きな馬の休み明けで、この中間は水、日以外も時計を出してきていることからも、まだ絞り切れていないところがあるのだろう。1週前追い切りは、終い先着も終始手応えに余裕がなく、残りの時間でどこまで変われるかとの印象はぬぐえず。

アリストテレス京都大賞典:11着、478kg(-10kg)中10週)<E>
京都大賞典から中10週あるが乗り込み量は多くない。2週前、1週前と終いの時計が甘く、変わり身は感じられず。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ボルドグフーシュイクイノックスラストドラフトの3頭をあげておきます。


◇今回は、有馬記念編でした。
有馬記念過去10年における、連対馬の調教内容について調べてみると、最終追い切りを強め、一杯で追われていた馬は15頭、馬なりでの調整だった馬が5頭。1週前追い切りでは、強め、一杯が10頭、馬なりでの調整は10頭という結果となっており、これまでこのコラムで紹介してきた他のレースと比べると明らか傾向が違うことが分かります。
特に勝ち馬の最終追い切りに関しては、強めに追ってきている馬が過去10年で8勝しているという状況で、これまで紹介してきたレースとは真逆の結果となっている点には驚きです。
有馬記念は寒い時期に行われるレースなので、馬体を絞り難いということがありそうですし、前走が秋の第一目標で、そこからもう1度仕上げ直しての有馬記念という馬が多いこともあると思います。メンバーも強くなり中途半端な仕上げでは勝ち負けできないため、勝負仕上げで臨んでくる陣営が多く、それらが実際に好走しているのではないでしょうか。
ちなみに、過去10年で前走海外レース出走から臨み有馬記念で連対した馬は、2013年1着のオルフェーヴル凱旋門賞)、2019年1着のリスグラシューコックスプレート)、昨年2着のディープボンド凱旋門賞)の3頭ですが、いずれも1週前、最終追い切りと強めに追われていました。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


そして、今回のコラムでは『有馬記念特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているプロ予想家17名の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ジェラルディーナ
エリザベス女王杯は、外枠有利な日になり外枠に入ってその恩恵を受けて勝っただけだと思っていた。ところが2着だったウインマリリンが香港で勝ったことにより、どう評価していいかわからなくなってしまった。
そう言った意味でどこまでやれるか、注目している馬です。(◎は全く別の馬に打つ予定)

~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

イクイノックス
天皇賞は難しい競馬になったが、勝ち切ったところに成長がうかがえた。消耗度と順調度など加味しても、今回は中心視。


~~~~~【Umavishプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

馬券圏内に飛び込んでくれる穴馬を探すコンセプトで……。
近年の混合レースは斤量有利な牝馬、今年は特に好調な3歳世代に注目です。
3歳馬からジャスティンパレス。春のクラシックは輸送続きで馬体維持に苦労していた印象ですが、夏を越して精神面で成長してきたようで、秋2戦は好内容の走り。非根幹距離の重賞勝ちもあり、有馬記念ディープインパクト産駒は母系ノーザンダンサー系が大方を占めており、期待しています。

もう一頭、3歳馬からボルドグフーシュ菊花賞は、もう一完歩で勝利かという内容。比較的相性が良いロベルト系。追い込み脚質はどうかですが、そこはラスト有馬の福永騎手がエスコートしてくれるかと。

牝馬では人気を落としているアカイイトを。昨年は勝ったエリ女がピークのようでしたが、今年は前走から調子が上って来ているとの陣営コメント。こちらも非根幹距離は走るキズナ産駒でロベルト持ち。捲る競馬を期待してます。

有馬記念はリピーターレースでもあるので、ディープボンドも気になります。


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ジャスティンパレス
菊花賞は勝負どころで詰まってブレーキの不利が痛かった。神戸新聞杯以降の内容が良く、マーカンド騎手への乗り替わりも魅力的。

ポタジェ
上がりかかったほうがよさそうで、天皇賞(秋)は適性外か? 人気がないのであれば抑えておきたい。

ディープボンド
去年の2着馬。渋い脚を使うので川田騎手は相当合いそう。宝塚記念は高速馬場で合わなかったが、大崩れしなかった。


~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

有馬記念の注目馬>
タイトルホルダーディープボンド

現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、タイトルホルダーエフフォーリアディープボンドが高評価となった。中でもディープボンドは、天皇賞、宝塚記念タイトルホルダーに敗れていることから、過小評価になりやすいと想定される。
1番人気になると目されるイクイノックスは、回収率の予測では低評価。馬の能力で言えばトップかもしれないが、過剰評価になると予測する。
以上から、確実性ならタイトルホルダー、回収率がもっとも期待できるのはディープボンドとなった。(最終的な回収率予測は、ファクターが出揃うレース前日深夜となります。)


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

注目馬は、イクイノックスです(人気になるでしょうが)。
秋の天皇賞で本命を打って(ダービーも◎打って惜敗)勝ってくれましたが、正直、菊花賞を使って欲しかったなあと思ってしまうこの馬(←古い感覚なのかもしれませんが(笑))。 天皇賞(秋)は来年以降に何度でもチャンスありそうなのに比べて菊花賞は一回限りなので……。
キタサンブラック産駒だけに、ブラックタイド×サクラバクシンオーというのが距離の面で気にされやすいのかもしれませんが、キタサンブラック自身も問題なかったように忙しい距離のほうがむしろ良くないのではないのではないでしょうか。
母父キングヘイローというのも(現役時代は、福永騎手が若い頃御せなくてずいぶん叩かれたりもありましたね(引退は寂しいですが、いい調教師になると思います))、世界的名血だけあり母父でいい成績を残しています。能力を伝え、母母父トニービンでこの距離でも十分やれそう。後方になりやすい馬ではあるものの、4角まくり先頭くらいの競馬ができれば今年の相手なら勝てるのでは。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

<山口吉野式スピード指数(近5走)>
101 タイトルホルダー(芝22)
97 エフフォーリア(芝25)
96 イクイノックス(芝20)
95 ヴェラアズール(芝24)、ディープボンド(芝22・芝25)
94 ジャスティンパレス(芝30)
93 ポタジェ(芝20)
92 ジェラルディーナ(芝22)、ボッケリーニ(芝24)
91 ボルドグフーシュ(芝30)
90 ラストドラフト(芝25)
89 アリストテレス(芝24)、ウインマイティー(芝20)
88 アカイイト(芝16・芝20)、イズジョーノキセキ(芝18)
85 ブレークアップ(芝25)

<前走回顧コメント>
アカイイト エリザベス女王杯 4着
1馬身出遅れ。殿から外に出してそれなりに伸びた。距離延長が良かったし、不器用なので内荒れ馬場の外枠という状況もマッチした。距離短縮ローテで時計や上がりが速い状況になるとマイナス。

アリストテレス 京都大賞典 11着
押してやや掛かって好位。4角で被されて馬群を突いて伸びず。久々で完調ではなかった。揉まれ弱く掛かりやすいので注文が多い馬。時計が速過ぎない馬場の少頭数でハイペースが理想。

イクイノックス 天皇賞(秋) 1着
スローペース後ろ寄り外から鋭く伸びた。2番手以降は緩い流れになったので距離短縮ローテの2000mにも対応できたし、馬場を考慮するとかなり遅い時計の決着になったのも良かった。大トビで広いコースが合うが、距離は2400mのほうが良さそう。

イズジョーノキセキ エリザベス女王杯 10着
スタンド前で狭くなって後退の不利。後ろ寄り馬群から伸びず。荒れた内を通る。良馬場のほうが良さそう。

ウインマイティー エリザベス女王杯 16着
ハイペース先行外で失速。荒れた内を通る。直線右にモタレ気味。距離短縮ローテで速い流れを追走する形になったのが響いた。

エフフォーリア 宝塚記念 6着
1馬身出遅れ。押して中団インから3角で馬群に入れて伸びきれず。直線右にモタレ気味。向こう正面でヒシイグアスの後ろにいたので、そのまま内を通ればもっとやれた。距離延長ローテは良かったが、もっと緩い流れやタフ馬場のほうが合う。ブリンカーの効果はあまりなさそうだし、少し衰えもありそう。

ジェラルディーナ エリザベス女王杯 1着
後ろ寄り外からよく伸びた。内荒れ馬場になったのが良かったし、大外枠でも壁を作って折り合えた。忙しい状況が合わない馬なので、距離短縮ローテや小回りの多頭数でごちゃつく形になるとマイナス。

ジャスティンパレス 菊花賞 3着
ハイペース中団馬群。4角で前が下がってきて後退の不利があったがよく伸びた。外枠でも馬群に入れて折り合えたし、スタミナ面で3000mをこなせたのは収穫。スタートや折り合いに進境を見せて安定感が増している。

タイトルホルダー 宝塚記念 1着(前々走)
押してハイペース単独2番手でロスなく運んでよく伸びた。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。直線が長いコースで上がりが速い状況になると良くないが、自分で競馬を作れるので崩れにくい。

ディープボンド 宝塚記念 4着(前々走)
押してハイペース先行で踏ん張る。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。スタミナ勝負や急坂が合う。もっとタフ馬場が理想。上がりが速い状況になるとマイナス。

ブレークアップ アルゼンチン共和国杯 1着
前と離れたスローペースインの3番手でロスなく運び、直線前の馬を避けるロスがあったが伸びた。不利を受けた馬が多く、展開も向いたので過信禁物。

ボッケリーニ ジャパンカップ 17着
好位4頭分外でかなりロスがあり失速。外枠が響いた。もっとタフ馬場や内枠のほうが合う。

ボルドグフーシュ 菊花賞 2着
1馬身出遅れ。ハイペース後方から馬群を徐々に進出し、4角で強引に外に出してロスがありながらもよく伸びた。出遅れやすく前に行けないので、少頭数や直線が長いコースのほうが安全だが、長距離やハイペースが良かった。距離短縮ローテで緩い流れになるとマイナス。

ポタジェ 天皇賞(秋) 13着
スローペース後ろ寄りインから馬群を突いてあまり伸びず。東京で上がりが速い状況は合わない。もっとタフ馬場で上がりが掛かる状況向き。

ラストドラフト アルゼンチン共和国杯 5着
スローペース後ろ寄りインから4角で外に出し、直線寄られる不利があったが伸びた。叩いて良化し、距離延長も良かったが展開不向き。

ヴェラアズール ジャパンカップ 1着
1馬身出遅れ。中団馬群で直線仕掛けが遅れたがよく伸びた。内枠が良かったし、壁を作って折り合えたのは収穫。スタートが課題。


~~~~~【世紀末覇者 券王プロ(地方競馬プロ)】~~~~

中山2500mで求められる適性を考えるとタイトルホルダーが一番勝利に近いように感じますが、この馬とジェラルディーナは激走の反動がどうか?
イクイノックスは外せないが脚質、人気を考えると積極的にはなれない。
注目馬はブレークアップ
人気なく妙味十分、血統面でもサンプルが少ないようだが、中山2500mは125%の圏内率のようだし、何より本格化を感じる走りを見せている。一角崩しがあっても驚けないと思われる。鞍上も戸崎騎手なら期待出来る。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ボルドグフーシュ
菊花賞で勝ち負けに持ち込めば、有馬記念で波乱を演出するのはこの馬だとの思いもあり▲単穴指定しましたが、引退を控える福永騎手への乗り替わり、勝ち負けしたことで注目度が急上昇しオッズ妙味が想定外に低くなりそう。不安要素を含めて再検討の結果、有馬記念では押さえ程度もしくは消しで、勝負は春の盾まで持ち越しとしたい。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

タイトルホルダー
馬券圏内という観点から、まず外せない1頭ではないでしょうか。
実績はもちろん、脚質も崩れにくい先行策を得意とする馬。距離も他の馬にマイナスこそあれど、この馬にとってはプラスに働きそう。激走後の疲れや騎手の信頼性に疑問を持たれていますが、現役屈指の馬とみてます。当然内目の枠を引きたいところ。


~~~~~【ユーマキングオープロ(地方競馬プロ)】~~~~~

非根幹距離で相対的に指数を上げている馬に注目してみました。

イズジョーノキセキ
エフフォーリア
ジェラルディーナ
ボッケリーニ
ボルドグフーシュ
ポタジェ  以上の6頭です。

枠順が決まって、この中から買えそうな馬がいれば軸にする予定です。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ディープボンド
昨年の有馬記念は、内をロスなく立ち回って直線もスムーズに抜け出す完璧な競馬ではあったが、差してきた4着以内の馬はどれもハイレベルだったし、素直に強かったと言える内容。
今回は有力馬に東京向きの馬が多く、昨年の覇者エフフォーリアも今のところ状態面は怪しい。前評判は今年も人気がなさそうなので注目しておきたい。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

イクイノックス
一歩抜けている 連ははずさないだろう。
☆面白いのはジャスティンパレス
Mデムーロ騎手は、スタートが抑え気味で2戦続けて惨敗したが、鮫島克騎手の積極的競馬で復活。マーカント騎手に乗り替わり、一発の可能性あり。


~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

上位人気馬がそれぞれの秋GⅠに照準を合わせて結果を残してきた中で、春の不振からここ一本に照準を合わせてきたエフフォーリアで大勝負します。
サラブレッドにとって、どこに調子を合わせるか? は昨今の競馬では重要。天皇賞、JC、凱旋門と一度調子をピークに仕上げた人気馬より余力満点。また、同一コース同一距離の勝利経験がある馬のアドバンテージは非常に大きく、昨年の有馬記念タイトルホルダー以下を破った中山2500mなら負けないとみています。
但し、その昔のマヤノトップガンの+16kgなどのような大幅馬体増なら小勝負とします。相手は当日発送直前まで吟味します。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

ブレークアップ
貴重なブランドフォード系の父ノヴェリストは今のところ種牡馬失敗だが、このブレークアップに頑張ってもらって評価を上げてほしい! 先行力と器用さを兼ね備えた馬なので舞台はあっていると思う。連勝の勢いのままにここでも健闘を。


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

はじめに12月19日(月)現在の注目馬であることをお断りしておきます。枠順確定前、最終追い切り前です。
有馬記念を予想するポイントとしては、ローテーション的に余力がどれだけ残っているか、3歳世代をどう評価するかの2点は重要だと考えております。
昔のようなトライアルから秋の天皇賞→JC→有馬記念のような馬は皆無になりましたが、海外挑戦する馬が増えたぶんローテーションは多彩になっています。
春の実績組のタイトルホルダーディープボンドはともに凱旋門賞から直行、意外と馬券になっているローテーションです。
最終追い切りを見てからになりますが、特に展開が有利に働きそうなタイトルホルダーは有力馬の一角の評価を与えたいです。

3歳勢、菊花賞からもしくは秋の天皇賞から直行の3歳馬はローテーションにも余裕があります。
そして、特に3歳勢はあと1週間経てば4歳になる有馬記念で古馬に対して2キロ貰い、これは大きなアドバンテージです。
昨年の覇者エフフォーリアと同じダービー2着→秋の天皇賞1着のイクイノックスは現時点での本命候補です。
ジャスティンパレスボルドグフーシュも伏兵として外せないと見ます。

他ではようやくG1制覇をし勢いに乗るジェラルディーナ、母と比較するのは酷だが母ジェンティルドンナがこの有馬記念を制しているのもポイントとして挙げておきます。
あとは、長期休養明けのエフフォーリアとJCを制したヴェラアズール
エフフォーリアに関しては春の競馬は見どころなしに終わりましたが、一気の復活はどうか? ヴェラアズールはムーア騎手からの乗り替わりと中山コース、そして中3週の競馬。この2頭は最終追い切りまで見てみたいです。

もちろん他の馬も最終追い切り、枠順まで確認して最終予想となりますが、
最大注目 イクイノックス
要注目 タイトルホルダー(強気に乗れば)
伏兵注目 ボルドグフーシュ(一発強襲)、ジェラルディーナ(イン突き出来る枠で)

現時点ではイクイノックスと心中する気でいます(笑)
券種は考えますが、単勝・複勝・馬連の軸・三連単マルチの軸、三連複の軸かな?
※現時点ですw


~~~~~【プロ】~~~~~

能力、展開面からタイトルホルダー優位と見る声が多いのは明らか。とはいえ、それだけでは面白味に欠けるので、ここではそれ以外の注目馬を挙げています。

ディープボンド
年初の時点では昨年よりも能力が一枚落ちているように思われたが、適性外と思えた高速決着の宝塚記念での好走を逆に評価したい。
馬場傾向や距離に関しては今回のほうが明らかに向いているし、追い切りの動きもいい意味で昨年と大きく変わらない印象。
相当に追わせるタイプなので、川田騎手との相性も良さそうに映る。

エフフォーリア
一度躓くと上向きづらい血統で、今年の戦績で手を出すのは勇気が要るのは確かだが、昨年と今年のパフォーマンス差があまりにも大きいだけに、単純に能力落ちで片付けて良いのか半信半疑なのが正直なところ。
少なくとも調教におけるフォームは春の時点よりも良くなっているように映るし、状態上向きにも関わらず人気下降となるなら、美味しい存在と見ることも出来るかもしれない。

ボルドグフーシュ
今年の菊花賞はかなりのハイレベル決着と見ており、同3着のジャスティンパレスも注目はしているが、1週前追い切りの時点での印象はこちらが上。
脚質やレースの運び方から中山に向くイメージは薄いものの、上向き出すと止まらず、且つ年末の中山の馬場に合いそうな父系でもあるため、どのようなレースを見せるのか楽しみな存在。


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※

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2022年10月20日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 菊花賞2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月23日(日)阪神11R 第83回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念出走馬>(中4週)

ガイアフォース(1着、498kg(+8kg))<B>(優先出走馬)
前走時の追い切りでは終いの伸びがしっかりしていたが、この中間1週前追い切りでは伸び脚が物足りなかった。

アスクビクターモア(2着、476kg(+4kg))<A>(優先出走馬)
前走時は、1週前は力みの感じられる走りだったが最終追い切りではしっかりと仕上がっていた様子だった。この中間も、2週前、1週前と長めから好時計が出ていて、左回りでの追い切りだったが動きは良かった。

セイウンハーデス(4着、474kg(+2kg))<A>
休み明けの前走時は、乗り込み豊富で3週連続併せて先着も、動き自体には重さが感じられるものだった。それでもパドックでは、好仕上がりに映った。この中間も坂路、CWで好時計をマークしており、1週前追い切りの動きを見るに重め感が解消されて、更なる上積みが窺える。

ボーンディスウェイ(6着、488kg(±0kg))<D>(抽選対象馬)
この中間、坂路での時計が平凡で、南Wでの1週前追い切りは時計こそ速いが力みがあり、折り合い面での不安が残る。




<前走:神戸新聞杯出走馬>(中3週)

ジャスティンパレス(1着、452kg(+4kg))<A>(優先出走馬)
前走時の最終追い切りでは抑えきれない手応えを示し、キッチリ仕上がっていた。この中間は、坂路での調整で抜群の伸び脚を披露していて好状態をキープできている印象。

ヤマニンゼスト(2着、494kg(-12kg))<C>(優先出走馬)
前走時は3週連続CWで好時計が出ていて、馬体も大きく絞れて仕上がりは良かった。この中間、1週前追い切りは軽めの調整で、力強さが感じられず物足りない動きだった。

ボルドグフーシュ(3着、496kg(+6kg))<C>(優先出走馬)
この中間、CW併せ馬で行われた1週前追い切りでは好時計をマークするも、併走相手に手応えで見劣り、伸び脚も物足りず。

ヴェローナシチー(5着、498kg(±0kg))<A>
休み明けの前走時の1週前追い切りでは勢いよく直線に向くも終い伸びきれなかったが、この中間の1週前追い切りでは終いの伸びが良化。一度叩かれての上積みが期待できそう。

プラダリア(8着、456kg(-2kg))<C>
春は坂路での時計がかなり良かったが、休み明けの前走、そしてこの中間とCWでの時計は悪くないが、肝心の坂路での時計に不満が残る。叩き2戦目での上積みは窺えそうだが、青葉賞時のような迫力がまだ戻ってこない。前走時のパドックでは、かなり余裕の感じられる馬体だった。

ビーアストニッシド(9着、456kg(-6kg))<D>
休み明けの前走時は仕上り良く、パドックでも落ち着いていた。この中間の坂路調整でも走りに硬さがあり、フラフラする面も。仕上がりが良い割に、動きが物足りない。

アスクワイルドモア(10着、464kg(±0kg))<D>
休み明けの前走時は、乗り込み量が少なく追い切りの動きも重く、パドックでも馬体に余裕があった。この中間は、坂路での調整に変えてきているが、大敗したダービー時も坂路のみの調整。上積みはあまり期待できない。




<前走:その他のレース>

フェーングロッテン新潟記念:3着、472kg(+6kg)中6週)<B>
トレセンでの追い切り本数は毎回少ない馬。ここ3戦同様、1週前追い切りではCWを長めから追われて好時計をマークしている。もうひと伸びほしい動きだが、仕上りは良さそう。

ポッドボレット(関ケ原S:6着、510kg(+18kg)中2週)<B>
休み明けの前走時は、馬体こそ大きく増えていたものの太め感はそれほどなかった。この中間、1週前追い切りは坂路で馬なりの調整となっているが、力強い走りで上積みに期待が見込める。右回りのほうが成績が良い点もプラスになりそう。

セレシオン(阿賀野川特別:1着、474kg(+8kg)中8週)<A>
8月の前走からゆったりとしたローテーションで、この中間も乗り込み豊富。2週前、1週前にはCWで併せて先着の内容を披露した。動きを見ても、春よりも走り方がしっかりしていて伸び脚も抜群に良い。

ディナースタ(札幌日刊スポーツ杯:1着、458kg(-8kg)中8週)<B>
追い切りでは目立つ時計が出る馬ではないが、2連勝中で勢いがあり、併せて先着を果たした1週前追い切りでも引き続きの好状態を窺わせている。

タイムオブフライト(札幌日刊スポーツ杯:4着、438kg(+4kg)中8週)<E>
デビューが遅く小柄な馬で、前走時のパドックでも緩い馬体でまだ馬が幼い。この中間も、本数は乗られているが内容は物足りない。

ドゥラドーレス(藻岩山特別:1着、494kg(-4kg)中9週)<B>(抽選対象馬)
前走から間隔が空いているが、この中間の乗り込み量が少ない。それでも、1週前追い切りでは素軽い動きで伸び脚もしっかりしていて、出来自体は良さそう。

インプレス(木曽川特別:5着、524kg(+8kg)中4週)<D>(抽選対象馬)
休み明けの前走時にかなり乗り込んでいたが、馬体増での出走。この中間、1週前追い切りではまだ動きが重く終い伸びきれていない。

シェルビーズアイ(阿寒湖特別:4着、468kg(±0kg)3ヶ月)<C>(抽選対象馬)
速い時計を出す厩舎のこの馬。今回は3ヶ月ぶりの休み明けとなるが、乗り込み量が少なめ。伸び脚も物足りなく見えた。

シホノスペランツァ(1勝クラス:1着、478kg(+6kg)中6週)<B>(抽選対象馬)
休み明けの前走を勝ってのこの中間、1週前追い切りではCWの大外を走って好時計マークと、引き続き出来良好との印象。

ジェンヌ(釧路湿原特別:4着、420kg(±0kg)中6週)<D>(抽選対象馬)
小柄な馬で、6月から使い詰めできてこの中間は時計も平凡。

マイネルトルファン(富良野特別:1着、492kg(+2kg)中8週)<B>(抽選対象馬)
夏に2戦使われてきたが、前走時のパドックでもまだ緩さが残る馬体だった。この中間もかなりしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りでは併せて先着と前走からさらなる上積みに期待できそう。

レッドバリエンテ(金山特別:1着、470kg(-4kg)中4週)<D>(抽選対象馬)
休み明けを勝って迎えるが、マイナス体重で絞れたというよりもトモの筋肉が寂しく映った前回のパドック。この中間も格上馬と併せたとはいえ併走遅れで、出来に関しては不満が残る。                                      


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジャスティンパレスセレシオンヴェローナシチーセイウンハーデスアスクビクターモアの5頭をあげておきます。


◇今回は、菊花賞編でした。
今年も阪神で行われる菊花賞ですが、阪神で行われる3000m以上のレース自体が少なく過去10年を見ても阪神大賞典⑩、天皇賞(春)②、菊花賞①、松籟S②、古都S①の合計16レースのみ。その16レースで連対した32頭の調教内容を調べてみると、最終追い切りをWコースで行っていた馬が19頭。さらに1週前追い切りでは23頭がWコースで追い切られていて、坂路調教馬よりもWコースで追い切っている馬のほうが連に絡む確率がかなり高い傾向にあります。その他のレースを予想していても、近年は坂路で追い切る馬よりもWコースで追い切る馬が多くなっているように感じますし、中長距離戦では特に多くなっているように思います。調教内容も厩舎によって個性がありますが、Wコース中心に調整している馬たちが今年も馬券に絡む可能性は高いのではないかと思っています。
もっとも、昨年の勝ち馬タイトルホルダーは、関西への輸送が初めてだったこともあってか1週前に南Wで速い時計を出し、最終追い切りは坂路での調整。条件戦の松籟Sと、古都Sの計3戦に関しても、連対6頭すべてを坂路で最終追い切りを行った馬が占めるなど、真逆の結果もみられていることからも、馬の能力、条件戦と重賞での違いなど例外があることも頭に入れておいたほうがいいかもしれません。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月16日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月16日号】特選重賞データ分析編(328)~2022年菊花賞
閲覧 3,399ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 菊花賞 2022年10月23日(日) 阪神芝3000m内


<ピックアップデータ>

【“同年4月以降、かつJRA、かつG1・G2のレース”において“着順が4着以内、かつ4コーナー通過順が10番手以内”となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [8-8-6-50](3着内率30.6%)
×なし [1-1-3-85](3着内率5.6%)

 皐月賞以降の戦績がポイント。極端に先行力の低い馬でない限り、同年4月以降に施行された格の高いレースで上位に食い込んだことのある馬は高く評価するべきでしょう。なお“同年4月以降、かつJRA、かつG1・G2のレース”において“着順が4着以内、かつ4コーナー通過順が10番手以内”となった経験がない、かつ“同年8月以降、かつJRA、かつ2200mのレース”において1着となった経験がない馬は2013年以降[1-0-1-80](3着内率2.4%)と苦戦していました。

主な「○」該当馬→ヴェローナシチージャスティンパレスプラダリア
主な「×」該当馬→ディナースタドゥラドーレスボルドグフーシュ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2013年以降[8-8-8-67](3着内率26.4%)
主な該当馬→ジャスティンパレスディナースタドゥラドーレスボルドグフーシュ

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2022年9月21日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 神戸新聞杯2022
閲覧 1,386ビュー コメント 0 ナイス 4



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月25日(日) 中京11R 第70回神戸新聞杯(3歳G2・芝2200m)


【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬>(4ヶ月)

プラダリア(5着、458kg(+2kg))<C>
これまでもトレセンではあまり多く乗り込まずにレースを使われてきている馬だが、この中間もダービーからの休み明けにしては少なめ。1週前の併せ馬では併走相手に手応えで見劣り、まだ重さの残る感じの走りだった。

ジャスティンパレス(9着、448kg(-10kg))<B>
休み明けで乗り込み豊富。CWでは速い時計が出ているが、坂路での時計が平凡。1週前の追い切りもビッシリと追っている割にスパッと伸びきれていない。ただ、このひと追いで馬が変わってきそうな気配は感じられた。

ビーアストニッシド(10着、462kg(-6kg))<C>
休み明けで、1週前追い切りでは走りが硬い印象を受けた。日曜日にもCWを長めから一杯に追われ、これで絞れてくるのが理想的。パドックでテンションが高くなるところがあるので、直前は馬なりで控えめに調整してくることが出来れば。

アスクワイルドモア(4着、464kg(+2kg))<D>
ダービーからの休み明けとしては、乗り込み量が少なく、CW、坂路での終いの時計が良い時ほどのレベルにない。




<前走:青葉賞、ラジオNIKKEI賞出走馬>

レヴァンジル青葉賞:5着、478kg(+2kg)5ヵ月)<D>
休み明けで、3週前から南Wで追われているが時計平凡。1週前の映像を見ても、前走時のような抑えきれないくらいの手応えはなく、好調時とは別馬のような動きだった。

サトノヘリオス(ラジオNIKKEI賞:3着、460kg(-12kg)3ヶ月)<A>
追い切りでは終い甘くなるところのある馬で、1週前追い切りでもラストは息が上がる感じ。ただ、直線に向くまでの走りに力強さと迫力があって、良い頃の動きに近く、残り1週でさらに良くなってきそう。




<前走:その他のレース>

ヴェローナシチー(白百合S:2着、498kg(-2kg)4ヶ月)<C>
休み明けで乗り込み豊富も、1週前追い切りでは終い伸びきれずに併走遅れと物足りない動き。

ボルドグフーシュ(一宮特別:1着、490kg(+6kg)3ヶ月半)<A>
休み明け。乗り込み入念で、坂路、CWで好時計。1週前追い切りは、馬体に余裕がありズブそうな印象は残しつつも、力強い走りで余力を感じさせながら先着をはたしている。

ジュンブロッサム(出雲崎特別:1着、460kg(-6kg)中7週)<A>
夏場に一度使われていることもあり、馬体がスッキリしている。1週前追い切りでは反応が良く、終いしっかり伸びていた。

パラレルヴィジョン(1勝クラス:1着、506kg(+12kg)3ヶ月半)<A>
2戦2勝の素質馬。乗り込み豊富で、南Wでの時計も前2戦の時と同じような好時計が出ていて終いの伸びも良い。休み明けも好仕上り。

メイショウラナキラ(WJ第4戦:3着、452kg(±0kg)中3週)<D>
夏場3戦を使われていて、この中間栗東へ戻っての時計が物足りない状況。状態面で下がることはあっても、上がることはなさそう。

ヤマニンゼスト(藻岩山特別:4着、506kg(+2kg)中5週)<C>
この中間は栗東に戻っての調整。2週前にCWを長めから馬なりで好時計こそマークしているものの、大きな馬の割に強めに追われておらず、疲れが残っているのかも。

リカンカブール(足立山特別:1着、488kg(±0kg)中4週)<B>
休み明けを一度使われ、この中間も乗り込み豊富。前走時のパドックでは多少緩さが残る印象だったので、馬体が締まってくれば叩き2戦目での上積みかありそう。

アイキャンドウイッ(1勝クラス:6着、452kg(±0kg)中9週)<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは好時計が出ていたがパドックでは馬体に余裕があった。この中間も、引き続き好時計をマークし、2週前、1週前には併せ馬で先着と上積みが感じられる。

コントゥラット(未勝利:1着、482kg(-4kg)6ヶ月)<E>
未勝利勝ちから半年の休み明け。乗り込み量はあるが、時計が平凡でまだ状態面での不安あり。

サンセットクラウド(未勝利:1着、438kg(-10kg)中10週)<C>
前走未勝利勝ちも、10キロ体重が減っていてトモの筋肉が寂しく映った。矢作厩舎の馬でこの中間の乗り込み量は少ないが、前走時の馬体を鑑みるにビシビシと乗り込めそうにもない。上積み期待は酷か。

ミスターホワイト(国東特別:4着、506kg(±0kg)3ヶ月)<C>
前走4着も、勝ち馬からは大きく離される。大型馬でこの中間乗り込み量は多く、上積みこそ窺えるが、一歩で大きな変わり身まではどうか。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、サトノヘリオスボルドグフーシュジュンブロッサムパラレルヴィジョンの4頭をあげておきます。


◇今回は、神戸新聞杯編でした。
去る9月16日は競馬の日。昭和29年のこの日に日本中央競馬会が発足しました。それまでは農林省蓄産部が運営する国営競馬でしたが、これにより民営競馬がスタートしました。19日の開催はJRAアニバーサリーデーとして開催され、記念のレースも行われました。そんな今年の競馬の日に耳にしたひとつの出来事を紹介します。
私の住む静岡県のK-mixというFM局で、シンガーソングライターの小椋佳さんが毎週金曜日に番組をされています。その小椋さんですが、銀行員時代に支店長をされていたのが浜松だったり、「ウナギパイ」の歌を作っていたり、k-mixも本社が同市だったりと、何かと浜松には縁があるようです。そんな小椋さんが、たまたま競馬の日と重なった9月16日、もう何十年も続いているその番組の中で競馬の話をされていました。
馬主をされていることは前から知ってはいたのですが、本人の口から競馬の話というのはこれまで聞いたことがなかったので少し驚きでした。聞けば、会話の冒頭本人が「あまり競馬の話をしないでくださいとスタッフに言われますが、実は競馬歴50年の歴史があります」と言うように、これまで本人の口から語られることはほとんどなかったのでしょう。それなのに、なぜこれまで何十年もの沈黙を破ってのこの日の告白だったのか。
私も、35年近くの競馬歴がありますし、長く競馬に関わっている人たちなら小椋さんの気持ちもなんとなく分かるような気がしています。それだけ、競馬のイメージが良くなってきていることもありますし、好きで続けていることなのでいつか話したかったのではないかと思います。会話の最後には、今年デビューする愛馬の話をされていて、その馬の曲も作ったとのこと。馬名はサンセットブライトで申請しているようで、愛馬の話をされるその声からは、孫の成長を楽しみにしているような優しさが伝わってきました。小椋佳さんも今年で歌手を引退されるようですが、これからも競馬を愛しずっと楽しんでいってもらいたいです。


神戸新聞杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ボルドグフーシュの口コミ


口コミ一覧
閲覧 169ビュー コメント 0 ナイス 6

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

一雨ごとに暖かくなり、三寒四温の繰り返し!?
季節の変わり目なのでくれぐれもご自愛ください。

先週金曜(17日)、
この東海地方(名古屋)も桜(ソメイヨシノ)の開花宣言!!
ただ、今日から雨模様?? 
前線の停滞により週末も雨模様みたい??

相変わらず、我が懐だけ寒いのは、今でしょう?
では無く、昔からでしょう? (>_

 競馬戦略研究所所長 2023年3月22日(水) 08:01
重賞回顧 阪神大賞典
閲覧 61ビュー コメント 0 ナイス 3

2023年03月19日 阪神 11R 阪神大賞典(G2)

◎:3枠 3番 ジャスティンパレス
◯:1枠 1番 ボルドグフーシュ
△:7枠 11番 アフリカンゴールド
△:8枠 13番 ディープボンド
△:8枠 14番 アケルナルスター
-----------------------------------
馬券  :単勝310円 的中!
購入金額:3,000円
馬/組番:◎
◎ (3)
3,000円
-----------------------------------
馬券  :単勝
購入金額:3,000円
馬/組番:◯
◯ (1)
3,000円
-----------------------------------
馬券  :馬単 540円的中!
買い方 :1着ながし(マルチ)
組合わせ:8点
購入金額:8,000円
1着:◎(3)
相手:◯, △(1, 14, 11, 13)
各1,000円(合計 8,000円)
-----------------------------------
馬券  :3連単
買い方 :ボックス
購入金額:6,000円
馬/組番:60組
◎, ◯, △(3, 1, 14, 11, 13)
各100円(合計 6,000円)



三つ巴の人気となりましたが、ふたを開けてみれば三つ巴の中の4歳馬同士の決着。ハイレベル世代恐るべしを印象付けました。

優勝した所長◎のジャスティンパレスは、直線でふらつきながらも、最後は1馬身以上抜け出す完勝。ヤネのルメール騎手も手放しの喜びようで、大阪杯か天皇賞春の優勝候補の一頭に躍り出ました。

 2着は今回も同世代に負けてしまったボルドグフーシュも力は見せました。昨年末は菊花賞、有馬記念で2着しており、この馬も本番仕様の馬体での2着。次走は逆転を狙いたいところです。

 3着は最後に逃げ馬を捉えて上がったブレークアップ。この馬も有馬記念以来のレースで3着をキープ。馬体ができていましたので本番はさらなる成長が必須でしょう。

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 ちびざる 2023年3月21日(火) 15:25
【雑感】今年の桜花賞について・・・。
閲覧 206ビュー コメント 0 ナイス 25

先週の日曜のメインから阪神大賞典を回顧。
勝ったのは、ジャスティンパレスでした。
スタートは、五分のスタートでした。道中は3番手を追走。
勝負所でペースを上げて直線へ。
直線で、脚を伸ばしての勝利でした。
ルメール騎手に乗り替わりましたが。やはり上手かったですね。
3番手追走からボルドグフーシュが動いてから動きましたからね。
その辺りの判断は、さすがですね。
この後の本番も楽しみですね。ボルドグフーシュとの再戦も注目したいですね。


さて、今日の本題に入りたいと思います。今回は今年の桜花賞について。
トライアルも終わりました。なので、今年の桜花賞について書きたいと思います。
まずは、トライアルの印象ですが、これっといった馬は出ませんでしたね。
なので中心は、2歳女王のリバティアイランドで仕方ないって感じですね、
今のトレンドである前哨戦を使わず、桜花賞直行になるわけですが、今のところ問題はないと思います。
アルテミスステークスで負けましたが、馬込みにいれてどうかと試した感があり、想定内の敗戦だったと思います。
この馬中心でしかたないですね。
対抗馬1番手は、ライトクオンタムでしょうか。
無敗でシンザン記念を制しました。
無敗でリバティアイランドとも未対決も魅力。
その反面、右回り未経験、多頭数が未経験など未知数の部分もありますが
魅力のが大きいのも事実。惨敗もありえますが・・・。
対応2番手がラヴェルですね。
阪神ジュベナイルフィリーズは11着と崩れましたが、大外枠で終始外を回るレースでした。
枠に泣いた感じですね。
ただ、アルテミスステークスではリバティアイランドに勝っていて能力は一級品だと思います。
血統的にはマイルは短いかなって気がしています。
本番はオークスかもしれませんが・・・・・。
桜花賞は、マイルGⅠの流れに乗れるかどうかかなって感じですね。
あとは枠順。内枠でどこまでやれるかですね。
他にもシンリョクカ、ドゥアイズ、モリアーナ、シングザットソングなどがいますが
現時点では、上記3頭を上位に扱いました。
リバティアイランドを負かす馬が出てくるのか楽しみですね。

最後に、高松宮記念について。現時点での私の注目はナムラクレアですね。
前走のシルクロードステークスは、1着でした。
前走は、中団追走から直線で上がり三ハロン最速の脚で差し切りました。
期待された昨年のスプリンターズステークスは5着でした。
GⅠでは、ワンパンチ足りない気がしていますが、ここはチャンスだと思います。
前哨戦は、キッチリ勝ったことに意味があると思います。
あとは直線で馬群を上手くさばけるかどうかだと思います。

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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:0人 2022年10月23日() 16:04:37
流石は追いの甘い隼人。間抜けにも田辺に勝たせてしまった愚弟の証拠。同馬の方が先々出世するだろうが鞍上を変えないとソダシの二の舞は必至!

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2023年3月19日阪神大賞典 G22着
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2023年3月19日 阪神大賞典 G2 2着
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