キングヘイロー(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 1995年4月28日生
調教師坂口正大(栗東)
馬主浅川 吉男
生産者協和牧場
生産地新冠町
戦績27戦[6-4-4-13]
総賞金50,026万円
収得賞金9,025万円
英字表記King Halo
血統 ダンシングブレーヴ
血統 ][ 産駒 ]
Lyphard
Navajo Princess
グッバイヘイロー
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Pound Foolish
兄弟 ツルハチキングキングアカデミー
市場価格
前走 2000/12/24 有馬記念 G1
次走予定

キングヘイローの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
00/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 1651039.994** 牡5 56.0 柴田善臣坂口正大 488
(-6)
2.34.3 0.236.0⑮⑮⑯⑬テイエムオペラオー
00/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18487.757** 牡5 57.0 柴田善臣坂口正大 494
(0)
1.33.2 0.635.6⑤⑥アグネスデジタル
00/10/28 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 186125.2312** 牡5 59.0 柴田善臣坂口正大 494
(+4)
1.21.5 1.135.9⑤⑥ダイタクヤマト
00/10/01 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 162415.067** 牡5 57.0 柴田善臣坂口正大 490
(0)
1.09.6 1.035.5⑬⑭ダイタクヤマト
00/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18597.733** 牡5 58.0 福永祐一坂口正大 490
(0)
1.34.1 0.235.2⑤④フェアリーキングプ
00/05/14 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 186126.5311** 牡5 59.0 柴田善臣坂口正大 490
(0)
1.22.0 1.035.1⑩⑨スティンガー
00/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1771312.741** 牡5 57.0 柴田善臣坂口正大 490
(-4)
1.08.6 -0.034.9⑦⑩ディヴァインライト
00/02/20 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16125.1113** 牡5 57.0 柴田善臣坂口正大 494
(0)
1.37.2 1.637.8⑩⑩ウイングアロー
99/12/19 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 167137.843** 牡4 57.0 福永祐一坂口正大 494
(+10)
1.08.4 0.234.3⑮⑮ブラックホーク
99/11/21 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18598.042** 牡4 57.0 福永祐一坂口正大 484
(-2)
1.33.0 0.234.4⑦⑧エアジハード
99/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1781619.497** 牡4 58.0 柴田善臣坂口正大 486
(+8)
1.58.6 0.635.8⑤⑥⑤スペシャルウィーク
99/10/10 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 108910.525** 牡4 58.0 横山典弘坂口正大 478
(+8)
1.46.2 0.434.9⑦⑦⑦グラスワンダー
99/07/11 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1271026.758** 牡4 58.0 柴田善臣坂口正大 470
(-16)
2.14.6 2.537.8グラスワンダー
99/06/13 東京 11 安田記念 G1 芝1600 146106.0211** 牡4 58.0 柴田善臣坂口正大 486
(+10)
1.35.1 1.837.1エアジハード
99/03/14 中山 11 中山記念 G2 芝1800 12551.811** 牡4 57.0 柴田善臣坂口正大 476
(-8)
1.47.5 -0.336.2ダイワテキサス
99/02/07 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 166112.111** 牡4 57.0 柴田善臣坂口正大 484
(+2)
1.33.5 -0.535.2⑤④ケイワンバイキング
98/12/27 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 1671326.7106** 牡3 55.0 福永祐一坂口正大 482
(0)
2.32.9 0.835.3⑬⑬⑭⑬グラスワンダー
98/11/08 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 185910.335** 牡3 57.0 福永祐一坂口正大 482
(+2)
3.03.9 0.734.7⑤⑤⑤⑦セイウンスカイ
98/10/18 京都 11 京都新聞杯 G2 芝2200 168155.822** 牡3 57.0 福永祐一坂口正大 480
(-2)
2.15.1 0.136.6⑤⑤⑤スペシャルウィーク
98/09/20 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 14461.913** 牡3 56.0 岡部幸雄坂口正大 482
(+12)
2.02.2 0.337.8カネトシガバナー

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キングヘイローの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はシンザン記念2024・血統予想をお届けします!


種牡馬の勝利数を眺めてみると、サンデーサイレンスとディープインパクトが4勝、アグネスタキオンマンハッタンカフェロードカナロアが2勝となり、その大半がリーディングサイアーとなった経験を持つ。まずは日本競馬を牽引する主要血統が優勢であることを念頭に置きたい。なお、近年はディープブリランテキズナディーマジェスティリアルスティール、とディープインパクトの後継種牡馬の産駒も上位争いを繰り広げている。

ほか、古くからデインヒルを筆頭にDanzigの血を引く馬も好走が目立ち、1996年ゼネラリスト(父デインヒル)、2012年ジェンティルドンナ(母の父Bertolini)、2014年ミッキーアイル(母の父ロックオブジブラルタル)などが人気に応えて勝利をつかんだ。また、Danzig内包馬については、2015年2着ロードフェリーチェ(9番人気)、2016年1着ロジクライ(8番人気)、2021年2着ルークズネスト(8番人気)といった人気薄の台頭も散見される。

タイセイレスポンスは、父ミッキーアイル×母チャイマックス(母の父Congrats)。父はディープインパクト直仔の種牡馬で、現役時には芝1400~1600mの重賞を6勝、14年シンザン記念を制した実績も持つ。本馬は「Congrats×Storm Cat」という母の配合も相まってワンペースな走りだが、父のように逃げるスタイルを確立できるようになれば面白い存在。今回はブリンカーを着用するとのことなので、決め手を補う積極的な競馬に期待したい。

エコロブルームは、父ダイワメジャー×母シュガーショック(母の父Candy Ride)。別場所での施行ながら同産駒からは22年の勝ち馬マテンロウオリオンが出た。一方、本馬は母の父がFappiano系種牡馬であることも興味深く、母の父(BMS)として同系統は13年1着エーシントップ、05年3着マルカジークなど「1-0-3-2」と良績を残す。また、レース傾向を鑑みれば、2代母の父Distorted Humorを介してDanzigの血を引くことも評価に値する。

タイキヴァンクールは、父エイシンヒカリ×母タイキキララ(母の父キングヘイロー)。同じ母の父となる馬には21年2着ピクシーナイトが挙げられるが、キングヘイローは種牡馬としても06年1着ゴウゴウキリシマ、07年3着ローレルゲレイロと好走馬を出している。一方、本馬は近親タイキトレジャーが01年マイルチャンピオンシップで10番人気3着。シンコウラブリイハッピーパス、と京都芝1600mに所縁ある一族であることも心強い。


【血統予想からの注目馬】
タイセイレスポンス ⑬エコロブルーム ⑦タイキヴァンクール

【血統アナリシス】有馬記念2023 ドイツ血脈内包馬は人気不問で要注意、マイル以下でG1勝ちのある母の父も有力 2023年12月23日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は有馬記念2023・血統予想をお届けします!


中山競馬場は起伏の激しいトリッキーな小回りコースということもあり、自然の地形を活かした欧州の競馬場で実績を残してきた血統を評価しやすい。とくに2012年2着オーシャンブルー(母プアプー)・10番人気、2017年2着クイーンズリング(父マンハッタンカフェ)・8番人気、2020年2着サラキア(母サロミナ)・11番人気など、ドイツをルーツとする牝系血脈を持つ人気薄の激走が目立つ。

ほか、近年は勝ち馬の多くが母系からスピードを補う配合のかたちをしていることも特徴的。そのなかでも、サクラバクシンオー(2017年キタサンブラック)、キングカメハメハ(2018年ブラストワンピース)、American Post(2019年リスグラシュー)、クロフネ(2020年クロノジェネシス)、キングヘイロー(2022年イクイノックス)など、マイル以下のG1で勝利実績のある種牡馬を母の父に持つ馬が有力だ。

タスティエーラは、父サトノクラウン×母パルティトゥーラ(母の父マンハッタンカフェ)。注目したいのは母の父に配されたマンハッタンカフェの血脈で、同馬自身が現役時に01年有馬記念を制するほか、過去には同じ牝馬を祖とするブエナビスタサラキアも好走。なお、種牡馬としては17年2着クイーンズリングを出している。一方、シュヴァルグランクロノジェネシスを引き合いに出せば、本馬はMachiavellianの血を引くことも強調しやすい。

ソールオリエンスは、父キタサンブラック×母スキア(母の父Motivator)。父は17年有馬記念の勝ち馬であり、15年3着、16年2着と3年連続で3着内に好走していたことも特筆できる。その産駒から昨年の勝ち馬イクイノックスが出たことは記憶に新しいところだが、同馬の母の父キングヘイローと本馬の母の父MotivatorはLady Be Goodを牝祖とする遠縁にあたり、幅広い距離適性、マイル以下のG1で勝利実績があることにも共通点を見出せる。

ライラックは、父オルフェーヴル×母ヴィーヴァブーケ(母の父キングカメハメハ)。父は11&13年と隔年で有馬記念を制するほか、09年ドリームジャーニーとの兄弟制覇を果たすなど、「ステイゴールド×メジロマックイーン」の配合を周知させた存在。一方、本馬は兄妹でそろって好走したダイワメジャー(06年3着&07年3着)、ダイワスカーレット(07年2着&08年1着)と同じスカーレットインクの末裔であることも気に留めておきたい。


【血統予想からの注目馬】
タスティエーラ ①ソールオリエンス ⑧ライラック

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【血統アナリシス】有馬記念2022 ドイツ牝系の血脈を持つ人気薄の激走に注意、マイル以下でG1勝ちのある母の父も有力 2022年12月24日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は有馬記念2022・血統予想をお届けします!


中山競馬場は起伏の激しいトリッキーな小回りコースということもあり、自然の地形を活かした欧州の競馬場で実績を残している血統を評価しやすい。とくに12年2着オーシャンブルー(母プアプー)・10番人気、17年2着クイーンズリング(父マンハッタンカフェ)・8番人気、20年2着サラキア(母サロミナ)・11番人気など、ドイツ牝系の血脈を持つ人気薄の激走が目立つ。

また、近年は勝ち馬の多くが母系からスピードを補う配合のかたちをしており、マイル以下のG1で勝利実績のある種牡馬を母の父に持つ馬が有力。昨年においても母の父キングヘイロー(00年高松宮記念)のディープボンド5番人気2着、母の父クロフネ(01年NHKマイルカップ)のクロノジェネシスが2番人気3着と好走していた。

ブレークアップは、父ノヴェリスト×母リトルジュン(母の父クロフネ)。父はドイツを代表する血統&競走馬で、その父Monsunは有馬記念でも好走歴のあるエイシンフラッシュの遠縁にあたる。本馬は同じ母の父となるクロノジェネシスが20年1着&21年3着と直近2年で連続好走していることも追い風だろう。2500mは前走アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を飾るなど「1-1-2-0」と底を見せていない距離。近走の充実ぶりからも侮れない。

ヴェラアズールは、父エイシンフラッシュ×母ヴェラブランカ(母の父クロフネ)。フサイチホウオートールポピーアヴェンチュラの甥にあたる血統。上記ブレークアップと同じ母の父となるだけでなく、本馬は父がエイシンフラッシュとなるため、父系にも同じ一族という共通点を見出せる(牝祖Monacensia)。また、父自身が11年有馬記念で2着の実績を持ち、冬の中山は産駒がJRA重賞初制覇を果たすなど好相性を示すことも特筆できそうだ。

イクイノックスは、父キタサンブラック×母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)。昨年2着のディープボンド(父キズナ)を出した母の父となるが、配合面からは父系祖父がブラックタイドディープインパクト全兄弟の間柄であることも評価しやすい。粘り強さを身上とした父は中山で重賞初制覇を飾り、有馬記念でも3歳・3着、4歳・2着、5歳・1着と円熟味を増すほど着順を上げていた。天皇賞(秋)に続く父仔制覇にも期待が高まる。


【血統予想からの注目馬】
ブレークアップ ⑥ヴェラアズール ⑨イクイノックス

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【血統アナリシス】セントライト記念2022 ノーザンテーストの血を引く馬が有力、ダンシングブレーヴ内包馬は大駆けに注意 2022年9月18日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はセントライト記念2022・血統予想をお届けします!


昨年はヴィクトワールピサ産駒の9番人気アサマノイタズラが勝利する波乱となったが、同馬は母の父がLyphard直系のキングヘイローであることに注目したい。これまで母の父にLyphard系種牡馬を配された馬としては93年ラガーチャンピオン(母の父リイフオー)、03年ヴィータローザ(母の父Lyphard)が勝ち馬として名を連ねており、直系ではキングヘイローの父にあたるダンシングブレーヴが10番人気で勝利をつかんだ98年レオリュウホウを出すなど、やはり波乱を演出してきた経緯があった。

また、近年はステイゴールドを筆頭にノーザンテーストの血を引く馬の活躍が目立ち、昨年もオルフェーヴル産駒のソーヴァリアントがクビ差2着の惜敗、2年前の20年にはバビットが09年ナカヤマフェスタとの父子制覇を果たしている。中山競馬場で開催された直近10年の勝ち馬のうち8頭がノーザンテーストの血脈を持つことは気に留めておくべきだろう。

ロンギングエーオは、父スクリーンヒーロー×母フレンチボウ(母の父ホワイトマズル)。スクリーンヒーローは07年に14番人気3着と大駆けした経歴を持つが、種牡馬としても「1-1-0-0」と出走した産駒が底を見せていない。本馬は父を介してノーザンテーストの血を引くことのほか、昨年の勝ち馬に倣えば母の父がダンシングブレーヴの直仔であることも強調できるだろう。中山芝2200mの舞台実績もあるだけに、侮れない存在となりそうだ。

ガイアフォースは、父キタサンブラック×母ナターレ(母の父クロフネ)。父系と母系の双方からノーザンテーストの血脈を持つ興味深い血統構成となるが、そもそも父キタサンブラックが15年の勝ち馬でもあるので、本馬にとっては父子制覇のかかった一戦となる。新馬ではドウデュースとクビ差、前走も小倉芝2000mのコースレコードを更新と随所に能力の高さが見られるだけに、はじめての重賞も通過点となって不思議ない魅力を感じられる。

ラーグルフは、父モーリス×母アバンドーネ(母の父ファルブラヴ)。まだ同産駒の好走例こそないものの、父はスクリーンヒーローの直仔であることから今後の動向を注視したい種牡馬でもある。本馬においては父Roberto系×母の父Fairy King系という大まかな血統構成が07年1着ロックドゥカンブと共通することも興味深く、近親にノーリーズンワンアンドオンリーがいる血統背景も申し分ない。改めて真価を問われることになるだろう。

【血統予想からの注目馬】
ロンギングエーオ ⑨ガイアフォース ④ラーグルフ

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【血統アナリシス】北九州記念2022 デインヒルやStorm Bird、サクラバクシンオーのスピードが優勢 2022年8月20日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は北九州記念2022・血統予想をお届けします!

スプリント重賞ではあるものの、ダンシングブレーヴやトニービンなど、意外にも欧州の長距離血脈を強調しやすいところがあり、とくにダンシングブレーヴの直系は10年メリッサ(父ホワイトマズル)、17年ダイアナヘイロー(父キングヘイロー)、19年ダイメイプリンセス(父キングヘイロー)の3頭が勝ち馬として名を連ねている。昨年の勝ち馬ヨカヨカにおいても、近親にピルサドスキーファインモーションがいる血統背景は興味深いところ。

また、芝1200m戦である以上はスピード要素も当然必要となるが、デインヒルやStorm Bird、サクラバクシンオーの血脈を有力視しやすく、昨年は1着ヨカヨカがデインヒル、2着ファストフォースがデインヒル、Storm Bird、サクラバクシンオー、3着モズスーパーフレアがStorm Birdを血統表の5代以内に抱えていた。

ナムラクレアは、父ミッキーアイル×母サンクイーン2(母の父Storm Cat)。同産駒は北九州記念に初出走となるが、父系祖父ディープインパクトは18年1着アレスバローズ、13年3着バーバラを出した。本馬はデインヒルとStorm Birdを併せ持つ配合を強調しやすく、もとより小倉芝1200mは2戦2勝(フェニックス賞、小倉2歳S)と底を見せていない舞台。また、欧州要素という観点からも、近親にバゴがいる血統背景は申し分ないだろう。

ファストフォースは、父ロードカナロア×母ラッシュライフ(母の父サクラバクシンオー)。本馬は昨年の2着馬で、21年CBC賞で小倉芝1200mのコースレコード(当時)を更新したスピードが持ち味。先述のとおり、デインヒル、Storm Bird、サクラバクシンオーと相性のいい血脈を満遍なく抑えた配合も強調しやすい。前走の惨敗はレース前に落鉄、休み明けでマイナス14kgと状態面に問題があったことは否めず、巻き返し余地は十分にありそうだ。

テイエムスパーダは、父レッドスパーダ×母トシザコジーン(母の父アドマイヤコジーン)。本馬は前走CBC賞を1分05秒8というJRA芝1200mレコードを更新するタイムで圧逃。軽ハンデの恩恵があったとはいえ、小倉芝1200mでは3勝、2着1回と抜群の相性を誇る。血統表の2代目にはタイキシャトルアドマイヤコジーンとスプリントG1で実績を残した種牡馬が並び、血統構成からも高速馬場の前受けでこそ真価を発揮するタイプだろう。


【血統予想からの注目馬】
ナムラクレア ⑬ファストフォース ④テイエムスパーダ

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【血統アナリシス】ラジオNIKKEI賞2022 近年はKingmamboの血を引く馬が活躍、ダンシングブレーヴは人気不問で要注意 2022年7月2日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はラジオNIKKEI賞2022・血統予想をお届けします!


昨年は小雨が降るなか稍重の馬場状態で行われたラジオNIKKEI賞。例年、梅雨時の開催ということもあり、タフな条件で施行されることも少なくないせいか、Sadler's WellsやNureyevなど、パワーや底力に秀でた血脈を持つ馬が幅を利かせている。昨年の勝ち馬ヴァイスメテオールにおいても、父系と母系の両方からNureyevの血を引いていた。

近年はKingmamboの血を引く馬も毎年上位を賑わせており、21年1着ヴァイスメテオール(父キングカメハメハ)、20年2着パンサラッサ(父ロードカナロア)の直系だけでなく、19年1着ブレイキングドーン(2代母の父エルコンドルパサー)、18年1着メイショウテッコン(母の父Lemon Drop Kid)など、母系に入っても優秀な成績を収めている。

ほか、母の父にダンシングブレーヴ系種牡馬を配された馬も人気不問で気を配る必要があり、21年ヴァイスメテオール(母の父キングヘイロー)、19年ブレイキングドーン(母の父ホワイトマズル)と2頭の勝ち馬を出すだけでなく、12年には16頭中16番人気のオペラダンシング(母の父ダンシングブレーヴ)が3着で入線し、高配当の立役者となった。

フェーングロッテンは、父ブラックタイド×母ピクシーホロウ(母の父キングヘイロー)。ピクシーナイトの半弟。母の父は昨年の勝ち馬と共通し、母系でサクラバクシンオーとLyphardの血を引く点では父の代表産駒であるキタサンブラックも想起させる。もとより持続力勝負でこその配合だが、2走前にブリンカーを付けると前向きさが出てレースぶりが一変。今回も内枠を利して主導権を取れれば、持ち前のしぶとさを存分に活かせるだろう。

ホウオウノーサイドは、父キングカメハメハ×母ツーデイズノーチス(母の父ヘクタープロテクター)。ワンスインナムーンの半弟で、母は09年アネモネSの勝ち馬。直近2年でキングカメハメハ直系の連対が続いていることを強調しやすく、昨年の勝ち馬とは同産駒であるだけでなく、母系にダンシングブレーヴの血を引くという共通点も持つ。いずれもラジオNIKKEI賞とも相性のよさがうかがえる血脈でもあり、血統面からは注目したい存在だ。

ベジャールは、父モーリス×母エスジーブルーム(母の父アフリート)。近親にインターグロリアやインタースナイパーがいる血統。昨年は同産駒のノースブリッジが7番人気3着、タイソウが9番人気4着と人気以上の着順で入線していたが、かつては父系祖父スクリーンヒーローも07年に14番人気2着と波乱を演出している。本馬においては90年4着インタースナイパーが近親でもあり、父系からも母系からもレースに対する所縁を感じられる。


【血統予想からの注目馬】
フェーングロッテン ②ホウオウノーサイド ⑨ベジャール

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キングヘイローの関連コラム

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先週の日本ダービーは、とってもセンセーショナル! 福永騎手が19度目の挑戦で、福永家悲願のダービー制覇を果たしました。キングヘイローで大失態(1~2コーナーから引っ掛かり倒して、逃げ馬セイウンスカイのハナを叩く)した初挑戦の日本ダービーから、本当に長い道のりでした。


■2018春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=10147


 福永騎手は、キングヘイローのトラウマからか、これまで折り合いに拘りすぎるほど、後方からの騎乗が目立ちましたが、今回は積極策。しかし、キングヘイローのときと大きく異なるのは、前にコズミックフォースという壁を作りながらの積極策だったことです。
 私は、当初ワグネリアンが本命◎の予定でしたが、東京があまりに高速馬場の上に大外17番枠。折り合いに拘る優等生的な競馬をした場合、相当にロスのある競馬になると想定して本命にするのをやめました。しかし、エポカドーロが逃げて、2番手がコズミックフォースという外枠の競馬になるとは想定できなかったので仕方がありません。

 また、1番人気のダノンプレミアムは直線で詰まって脚を余しての6着凡退。馬の状態が万全ではなかった部分もあるにせよ、一番の敗因は、川田騎手が上手く進路が取れなかったことが理由なのに、大喜びで福永騎手を祝福しに行くとは何事か? 馬を精一杯走らせた上での敗北→祝福ならばともかく、ミスした上での祝福は陣営にも競馬ファンにも失礼だとは考えないのかなあ?

 さて、今週は、安田記念。今年は、昨年の安田記念からガラリとメンバーが入れ替わり、古馬中距離路線組も混在。勢力図が気になる方も多いのではないでしょうか? 今週も出走馬が経由した過去1年以内のレベル(決着指数)が高かったレースをピックアップしてみましたので、ぜひ、参考にしてください♪


 ★レベル1位 2017年 天皇賞(秋) (PP指数27pt)

 天皇賞(秋)当日は、不良馬場でスタートし、さらに雨が降り続いて極悪馬場。4コーナーで外へ広がっていく中で、サトノクラウンが内に進路を取り、出遅れて後方からの競馬となったキタサンブラックがそれに続く形。極悪馬場らしく、道中ペースが緩まずに、ラスト1Fで14秒0まで失速したレース。キタサンブラックは出遅れたことで展開にも恵まれ、進路にも恵まれました。
 
 極悪馬場らしく、前に行って、我が身かわいさに4コーナーから馬場の良い外を通した馬は、展開も厳しく、コーナーロスも多く、最悪だったレース。このレースを先行して馬場の中目を通して4着だったリアルスティールは、なかなか強い内容だったと言えます。しかし、道悪の消耗戦で厳しいレースをしたことで、調子を崩し、今年のドバイターフは前哨戦を使えずにぶっつけ本番という形。今回は、休養明け2戦目。一度レースを使われたことで、上積みはあるのかと言ったところ。

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2016年7月8日(金) 16:00 みんなの競馬コラム
【七夕賞】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

先週のラジオNIKKEI賞は、ディープ産駒のゼーヴィントが優勝。鞍上的にもファイナルフォームのリプレイを見ているようでしたが、血統的に気になった点は2つ。

1点目は、パシフィカス(ナリタブライアンビワハヤヒデの母)、キャットクイル(キズナファレノプシスの母)などを送り出すPacific Princess牝系とディープインパクトの組み合わせが、先述のキズナ以外にも、ラストインパクトモンドインテロ、そしてゼーヴィントと違う母から活躍馬が続出するニックスであるということ。
2点目は、ディープインパクトとRoberto血の相性は決して良いとはいえず、ディープインパクト×ブライアンズタイムの重賞ウイナーは昨年まで出ていなかったのですが、今年ディーマジェスティが出現、さらにゼーヴィントまでもが重賞を制しました。ここまで様々なタイプから活躍馬を輩出する種牡馬ディープインパクトは、とんでもないスーパーサイアーです。


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『日本サラブレッド配合史』の著者で血統研究家の笠雄二郎さんの言葉に、「血統と馬体と走りの考察の一致した点で馬を語らなければならない」というものがあります。
たとえば、名繁殖牝馬レーヴドスカーの産駒たちの多くがレーヴディソールレーヴミストラルのようにストライド走法で外回り向きの末脚で走っていますが、ゼンノロブロイを父に持つレーヴデトワールだけは、父からもLa Troienneの血を引くからか肩が立っていて前脚が伸びきらないのでほかの兄弟ほど追ってから味がないーというように「この母は」、「この父は」、「この系統は」と、表面的に語ることも重要なときもありますが、それだけでは気付かない部分があります。だから「一致した点」で語らなければならないし、その方が圧倒的に面白いということなのだろうと解釈しています。

なぜこんなことを書いたのかというと、たとえば七夕賞で「ハーツクライ産駒を買え」ということがいわれているとき、そしてその年の出走馬の中のハーツクライ産駒がメイショウナルトレコンダイトの2頭だった場合、前者は(Bold Reason≒Never Bend3×3のカーネギーを母父に持ち、マルゼンスキーも引くからLa Troienneパワーが強く肩が立っていて前脚が伸びきらないのでコーナリングが巧く、かつこういうパワーが発現している馬は気温が高い夏場の方が硬質な筋肉がほぐれて調子が上がりやすいから)福島向きだけれど、後者は(母がMill Reel3×3で、ダラーンとした斬れ方をするから)福島向きではないだろう、というようなことを言うことが血統・配合予想の面白いところなのだろうと思ったからです。

上記のことに関連して、ぼくは競走馬は、

A:可動域やアクションが大きくて体型骨格のわりに完歩が大きい=いわゆる大跳びの馬
Ex)タッチングスピーチ
B:長手の体格のために他馬と比較してコーナーより直線のほうが加速がスムーズな馬
Ex)ドゥラメンテ
C:肩が立ち気味で、小刻みなピッチを刻む馬=いわゆるピッチ走法
Ex)ラブリーデイ
D:ストライドは伸びないが一歩が大きく、地面を叩きつけるような走法
Ex)グラスワンダー

というような4パターンに大別できると思っていて、ペースによって変わりますが、基本的にはAとBが外回り向き、CとDが内回り向きです。

七夕賞が福島2週目に施行時期が変わってから、ぼくの見立てでAまたはBで馬券圏内に好走したのは昨年のグランデッツァトーセンラーだけ(ニューダイナスティーも若干Bのくらいがある)。今年は特にこの2頭のようにGIで好勝負出来るような馬は見当たりませんし、やはりC、D型を狙わなければなりません。

●もちろん福島適性は高い
過去の七夕賞での好走馬2頭、一昨年の勝ち馬メイショウナルトは先述した通り、前走の鳴尾記念も0.5秒差の8着と悪くない内容でしたし、人気次第では馬券に組み込みたい1頭。昨年2着のステラウインドは、母父スピニングワールドがパワー型のスプリンターで、その母Imperfect CircleはLa Troienne6×7、ここがゼンノロブロイの母父マイニングの母I Pass(La Troienne4×5)と脈絡しますから、硬質な筋肉で前脚が伸びないC型で機動力に富んでいます。2走前のブリリアントSはダート、3走前の大阪城Sは10着ながら0.4秒差、今年も蛯名騎手の好騎乗があれば好走しても何ら驚くことはありませんが、厳しい枠に入ってしまいました。

ジャスタウェイ的成長の可能性を秘める
ディープ産駒×戸崎騎手、先週のゼーヴィントと被るアルバートドックはディープ産駒でも母がHyperionが濃い馬で、瞬発力よりも持続力に富んだ馬。だからある程度の位置から粘り込む競馬が出来れば、さらに持ち味が活きるはずで、同じくHyperion的なスタミナに富んだハーツクライジャスタウェイワンアンドオンリーリトルアマポーラも前で受けれるようになって大成しました。前走エプソムCも18頭中11番手からの競馬、以前よりは前目で競馬が出来るようになってきていますし、厩舎の先輩ジャスタウェイ的な大成をする馬かもしれません。

●福島は合っているが
シャイニープリンスは、キングヘイロー産駒で母系にPrincely Giftが入るが、Alydarの影響かさほどストライドは伸びる走りではない。母母スイートラブはテスコボーイ×ネヴァービートというNasrullah系同士の組み合わせで北九州短距離Sなどを制したスプリンターだったが、Nasrullah的な軟質なスピードは怠慢さ(≒軟質で燃費の良い筋肉)として伝わることが多いし、テスコボーイもネヴァービートも母系は欧血でNasrullah系としてはスタミナも兼備していたタイプだったから、このあたりのスタミナも上手く伝わっているのだろう。レース巧者でPrincely Giftが入るから福島の4角での下り坂からの平坦な直線もプラスだと思いますが、大外枠だとさすがに狙いにくいです。

●軽いスピードで平坦が合う
ダコールは母アジアンミーティアが種牡馬Unbridled’s Songの全妹で、アジアンミーティアは父Unbridledと母Trolley Song(Caro×ナスキロ)の柔らかさを併せ持った馬。とはいえ、軽いスピードが出た走りで平坦コースは合っています。この枠なら・・・あとは斤量との戦い。

●粘着力に富んでいる
初重賞制覇を目指すヤマニンボワラクテは、母ヤマニンカルフールがエリシオ×Danzigで、その奥の3代母父がハイインロー(HyperionとSon-in-Low)血脈だから、粘着力に富み、先述した系統だとDに属するタイプ。2走前の福島民報賞は大外枠を考えれば強い内容で、55キロのここは期待できそう。

新潟記念の方が狙いやすい
2連勝と勢いに乗るルミナスウォリアーは、メイショウサムソン産駒。メイショウサムソンはその父オペラハウスの硬さがなくマイヴィヴィアンの柔らかさで走っていました。その特徴は産駒にも受け継がれているようで、デンコウアンジュフロンテアクイーン、トーセナルニカ、サムソンズプライドレッドソロモンなど活躍馬の多くは芝馬。ルミナスウォリアーもDrone≒Halo≒Boldnesian5×4・5と芝向きの軽いスピードを増幅させた配合をしており、ここまで出世したのも納得がいく。ただ、スラッとした脚長の馬体で、外回り向きにうつるからここは軽視で、新潟記念の方が狙いやすい。

●3歳時以来の福島で期待
クリールカイザーシャイニープリンスと同じキングヘイロー産駒で、母系にPrincely Giftを引くという点も共通です。本馬の母父サッカーボーイや、ステイゴールドに代表されるサッカーボーイはPrincely Giftの柔らかさとノーザンテーストの頑強さのバランスが絶妙に現れていたといいますが、クリールカイザーにも同じようなものを感じます。メトロポリタンSは11か月の休み明け、前走目黒記念はゲート入りの際に後脚を外傷とのことで参考外、4角下りの福島コースは合っていると思いますし、巻き返しに期待できそうです。

●復活の条件は整った
重賞2勝のマーティンボロは、フレールジャックの全妹でディープインパクト×ハルーワソングという世界的な良血馬。ヴィルシーと3/4同血でもあり、今春マカヒキロゴタイプストレイトガールでGIを席巻したHalo3×4(Halo≒Red God3×4・4)らしい加速力もあるので、内回り2000mの内枠という条件は魅力的です。復帰後も悪くない競馬が続いていますし、ここは久しぶりに力を見せてくそうです。

●鞍上魅力で
マジェスティハーツはSeattle Slewが入るからか胴長で、外回り向きの差し馬なのですが、母がパワーの型のスプリンターなので、ハーツクライ産駒らしくない反応の速さがあります。だから内回りでも鳴尾記念2着のように好走することもでき、何といっても今回は鞍上(横山典弘騎手)が魅力、この枠でどういう競馬をしてくるか楽しみです。

●内回りでどんな走りをみせるか
芝に転じて再上昇してきたバーディーイーグルは、ブライアンズタイム産駒でBramalea≒Gold Digger3×4、Graustark=His Majesty3×4、Hasty Road4×5という父母相似配合馬。Graustark=His MajestyのようなRibotのクロスは、最近だとラジオNIKKEI賞のアーバンキッドや、マーメイドSのヒルノマテーラなど内回りで結果を残すことが多いです。ここは外を回すことの多い鞍上が不安ですが、人気次第では馬券に組み込んでも面白いかもしれません。

【まとめ】
・人気どころでは、ダコールヤマニンボワラクテアルバートドックを推したい。
・逆にルミナスウォリアーシャイニープリンスは割り引きたい。
・穴目ではクリールカイザーマーティンボロに特に注目
・余裕があればメイショウナルトマジェスティハーツも加えたい
特にクリールカイザーに期待しています。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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2016年3月12日() 13:53 凄馬プロジェクトチーム
【報知杯フィリーズレビュー】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,452ビュー コメント 0 ナイス 3

学生団体「うまカレ」副代表の金沢ユウダイです。今週もよろしくお願いします。
先週の弥生賞は、マカヒキが無傷の3連勝を達成。2着リオンディーズも負けて強しの内容でしたし、3着エアスピネルも4着馬に5馬身の差を付けており、上位3頭の力の差が明白となる結果でした。僕個人としては、適性だけでいえば皐月賞サトノダイヤモンド、ダービーはリオンディーズ、そして最後の大物として来週のスプリングステークスに出走を予定しているサトノキングダムに期待しています。(先週の見解はこちら
中山記念、弥生賞と、適性云々ではなく、絶対能力の差で決まったようなレースが続きました。4歳、3歳世代は本当に層が厚く、とてつもないレベルのレースを観たのだと思います。ただ逆にいえば、能力が拮抗し、予想し甲斐があるのは今回展望するフィリーズレビューの方でしょう。

フィリーズレビューが行われる阪神芝1400mは内回りコース。ですから、クイーンズリングメイショウマンボのように能力の違いで末脚一本で差し切る場合もありますが、基本的には末脚勝負になりやすい桜花賞の舞台である阪神外回り1600mとは求められる適性が異なります。ここでは、ダートで初勝利を挙げたエスメラルディーナ(2014年3着)、ティズトレメンダス(2013年3着)らが好走しているように、スピード<、パワー粘りといった要素が重要になってきます。
また、よく「中距離馬の方が格がある」と言われ、マイル戦で中距離馬が好走したりしますが(マイルCSのトーセンラーや、安田記念ショウナンマイティ等)、これは直線が長く実力勝負になりやすいからであり、内回り1400mという舞台においてはマイル以上の適性が邪魔をする場合が多いです。泥臭いスピードとパワーで押し切る、そんな競馬が出来る馬の方がこのコースには合っているのです。
スピード粘りという点で注目したいのが、Lady Jurorという牝馬の血。この馬はスタミナ至上主義だったイギリスで、短距離で活躍する産駒が多いにも関わらず1950年にリーディングサイアーとなったFair Trialの母で、優秀なスピードと粘り強さを伝えます。Nothern Dancer系で良く名前が挙がる、Danzig、Nureyev、Sadler’s Wells、Lyphardなども母系にこの血を引いており、どの馬も先行しての粘りに持ち味がある血です。

●距離、舞台ともに◎
1400mの新馬、特別を連勝し3番人気に推された阪神JFでは5着に敗れたアットザシーサイドは、キングカメハメハ×アグネスタキオンというリーディングサイアー同士の配合ですが、母母タックスヘイブンがAlyder×Lt.Stevensと、非常にパワーが強い血統。父キングカメハメハはダート馬も多く輩出しているように、このような血が入るとパワー型に振れることが多いです。本馬はダートをこなすパワーとは異なりますが、肩が立っていて前脚の可動域が小さく燃費の悪い走り方をします。しかしこれは器用さの裏返しでもあり、距離短縮と、内回りコースは大歓迎でしょう。復帰後の福永騎手の状態に一抹の不安はありますが、これまでのパフォーマンスからもこのメンバーであれば決めてくれるのではないでしょうか。

ムーンエクスプレスに近い
ボーダレスは、昨年3着のムーンエクスプレスと同じアドマイヤムーン産駒で、母がTudor Minstrel(母母Lady Juror)のクロスを持っていっているという点まで同じです。また、母母がZilzal×ダンシングブレーヴで、Nureyev系×Lyphard系と、先述のNothern Dancer+Fair Trial血脈を継続交配されていて、これくらいの距離を先行した時に持ち味が活きそうです。前走の京王杯2歳Sでは、出遅れた上でのスローペースで参考外、内枠を引いたときの立ち回りは抜群に巧い四位騎手騎乗ですし、休み明けで人気が落ちるのも美味しいと思います。

●非サンデーサーレンス
血統評論家の望田潤氏は、マイル以下のレースで、「1600mのハイペースを好位で唸りながら抜け出す真のマイル王を出すには、サンデーサイレンスの血は少ししなやかで柔らかすぎる」という主張の下、サンデーサイレンスの血量に着目した考察をされています。現に短距離で圧倒的強さを見せたロードカナロアは非サンデーサイレンス、モーリスは1/8サンデーサイレンスと、サンデーサイレンスの血量が薄いです。前置きが長くなりましたが、春菜賞のカトルラポールは非サンデーサイレンスで、Danzig3×2という強いクロスを持ちます。1400mの速い流れを先行し、サンデーサイレンスを持つ馬たちの差し脚を押し切った春菜賞は血統通りのパフォーマンスで、あのスピードと粘りはこのレースにぴったりでしょう。
同じくサンデーサイレンスを持たないエイシンピカソワンダフルラッシュの力強いスピードも注意が必要でしょう。

●コース替わりは微妙?
エルフィンSでレッドアヴァンセの2着に好走したダイアナヘイローは、ステイゴールドショウナンパンドラサッカーボーイらを輩出するお馴染ロイヤルサッシュ牝系で、父がキングヘイローですので、キングヘイロー×サッカーボーイクリールカイザーに近い血統構成で、この血統は下り坂を下るのが巧いタイプに出ることが多く、前走の好走は下り坂のある京都外回りが向いていたという可能性もあります。能力のある馬だとは思いますが、ここは少し疑って抑えまで。

●気になる伏兵
クードラパンは母母がBold RulerとPrincequilloのクロスで産駒のブレイクランアウトのように切れ味も伝えますが、本馬の場合はパワー型のDynaformerが母父に入るため、東京でも中山でも勝ち切れない3/4兄グランシルクのようなどっちつかずのタイプ。しかし「今回は終いを活かす競馬をする」という陣営のコメントは興味深く、抑えたい1頭。
ナタリーバローズは1/8サンデーサイレンスで、母母がIn Realityのクロスでパワーがあり、いかにもこのコースが合いそうな走りをします。
ダートで500万を突破したソーディヴァインは、ソーミラキュラスエルズミーアなどダートで活躍する兄弟を持ちます。母がFairy King、LyphardとNothern Dancer+Lady Juror血脈を持つのも良いですね。

●今回は消し
フェアリーステークスを制したキャンディバローズは、3代母から4代に渡りNasrullahとPrincequilloを継続して配合されていて、距離は合いますが、パワーや粘りが求められる内回りよりは外回り向きかと思わせます。
メイショウスイヅキも前走は参考外ですが、さすがにこの枠で差し馬となると、メイショウマンボクイーンズリング級でないと手を出せません。

【まとめ】
軸としては距離、コース適性ともに抜群のアットザシーサイドキャンディバローズメイショウスイヅキは消し。相手筆頭にはスピードと粘りが持ち味のボーダレスカトルラポール。抑えはダイアナヘイローソーディヴァインワンダフルラッシュクードラパンエイシンピカソナタリーバローズ。人気馬を切っているので広めに勝負したいです。

執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2010年3月22日(月) 20:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」高松宮記念2010前走分析
閲覧 624ビュー コメント 0 ナイス 0

以下は、過去10年の高松宮記念優勝馬と前走指数の一覧である。

■2009年 ローレルゲレイロ
57.6 阪急杯2着

■2008年 ファイングレイン
57.4 シルクロードステークス1着

■2007年 スズカフェニックス
56.1 阪急杯3着

■2006年 オレハマッテルゼ
56.3 阪急杯3着

■2005年 アドマイヤマックス
57.4 阪急杯4着

■2004年 サニングデール
57.4 阪急杯1着

■2003年 ビリーヴ
52.4 阪急杯9着(香港帰り)

■2002年 ショウナンカンプ
58.7 オーシャンステークス1着

■2001年 トロットスター
56.6 シルクロードステークス1着

■2000年 キングヘイロー
52.7 フェブラリーステークス13着(初ダート)

前走が香港遠征帰りの一戦だったビリーヴと、前走が初ダートだったキングヘイローを除くと、前哨戦に出走し最低でも56.1以上の指数を記録した馬が優勝している。

以上の傾向を踏まえて、前走指数が56.1以上という条件を満たしている馬を、今年の出走予定馬からピックアップしてみよう。

58.5 アルティマトゥーレシルクロードステークス1着)
57.8 エーシンフォワード阪急杯1着)
56.8 サンカルロ阪急杯3着)
56.3 キンシャサノキセキ(オーシャンステークス1着)
56.3 エーシンエフダンズ(オーシャンステークス2着)

上記5頭の中から、今年の優勝馬が出る可能性が高いと結論付けたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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キングヘイローの口コミ


口コミ一覧
閲覧 210ビュー コメント 2 ナイス 6

(あたかも死んでしまったかのようなタイトル付けんなぁ!!!!!)

福永祐一騎手が調教師に転身されるという事で、当騎手へ今まで感謝と怒りも気持ちを込め、SNSでへ日記を書いてみた!

自身は、日記を書くのが十何年振りなので、ちゃんと書けるか不安ですが、頑張ってみようと思います。

前は書いてたんだけど、面倒臭くなってやめた(爆)
でも、福永祐一騎手は100本が指に入るほど好きな騎手の引退なので、ちゃんと日記にその気持ちを認め様と思って、書いてみた。(ユーイチ、ガバガバやん!)

んな訳で、みなさんコンバンハ☆
みんなの性的欲求不満を個人的にアウトローな角度から、相手の攻撃が届かない安全なトコロからの一方的な攻撃が得意の小生白勺谷欠求不満単戈士タマッテンジャー-neoです!(自分の攻撃も届かないのでは?)

以前は小生白勺谷欠求不満単戈隊たまってんジャーレッドとしてやっておりましたが、青臭いブルー・黄ばんだパンツのイエロー・愛川欽也大好きうつみ宮土理・白のブラと黒パンツで、上下がお揃いぢゃなくても平気なピンクを募集するも、一向に揃う兆しが無い為、今はソロで頑張ってます。

(歳をとっても盛んなシルバーも募集していたが…。)

歯が無くなり、歯茎で嚙まれると、気持ちいいらしいよ?(風俗嬢からの情報その①)

(ってゆーか、あんたは何のレッドだったん?)

『今日、私、あの日。のレッド。Byロリエ』

(夕ニャンのお習字の時間かっ!…2000年代は寛容だったが、現在はいかがなものか?)

これを読んでいる読者達に一言!
同情するなら、金をくれ!性欲溜まってるなら、デリヘルを呼べ!今は、自宅まで来てくれる時代になったぞ!でも、写真で騙されるなっ!!! そして、cupのサイズも…。Dって書いてあったのに、実際…寄せてもAあんの?俺の方が寄せたら、貴女よりあるぞってコトもね!!!

(何の話やねん…)

…おっほん。。。(仕切り直しの咳払い)

んな訳で、福永といえば、会員番号11番で1986年に「風のインビテーション」でキャニオンレコードでソロデビューし… (福永恵規ぢゃねーよっ!!)

ココだけの話、私は会員番号19番の岩井由紀子が好きでした。

(脱線しまくりやん…)

そんなユーイチは(扱い軽くなってる)、2月19日(日)の東京12Rが、国内最後の騎乗。5着だったのかな?今後、レースで騎乗している姿を見れないのはとても寂しい思います。

これを読んでる皆さんもユーイチに対して様々な思い出があるでしょうが、小生白勺谷欠求不満単戈士タマッテンジャー-neo的・福永祐一騎手への思い入れ◎○▲△×~♪でも書かせていただこうかな…と!

どんどんどん、ぱふぱふぱふ!

(女だらけの水泳大会の、おりも政夫のノリで…)

×2003年クラシックでエイシンチャンプを選ぶ
この年に同厩舎のネオユニヴァースでも主戦騎手?も務めており、こっちを選んでおけば、もっと早くダービーを制覇できたのに…と、当時は思っていた。数年後に発刊されたGallopの紙面にて、瀬戸口勉元調教師との会談で、福永は馬の力関係では社台RHのネオが上と思っていたし、エイシンの平井豊光氏から好きな方を選んでいいよ的な事を言われ、クラシックトライアル直前くらいまで悩んでたが、騎乗依頼が少ない時や勝てない時でも依頼をくれ、これまで支えてくれた平井氏の馬を選んだ。また、エイシンプレストンの主戦騎手を務めさせてくれた事もあったのかも。瀬戸口氏曰く、念願のダービー制覇より人との絆を大切にするユーイチらしい判断だったと語っていた。同席していた北橋修二元調教師からは、「ユーイチらしいけど、もったいないな(笑)」というシーンを今でもクラシックシーズンを迎える度、思い出す。
そういう人間臭いところが福永祐一騎手の好きなトコロ。。。(カネのチカラやニオイなら、社台・吉田だよなぁ…イヤラシイけど)
その後、ネオに騎乗していたMデムーロ騎手には、何か嫌がらせしたのかな?
Mデムーロの飲料水にイケナイ薬を混入とか?それが、2012年の有馬記念でエイシンフラッシュに騎乗予定だったが、尿管結石によって三浦皇成に乗り替わりという事態に直結したのでは?と睨んでいる。(約10年がかりかいっ!!!)
が、しかし、それは田中勝春の仕業説も浮上。2003年皐月賞ゴール後、Mデムーロが勝利し、喜びと興奮の余り、隣を並走していた勝春に対し頭をどつくというシーンがあり、流石に全国ネットであんなトコロを流された勝春が頭にきて、Mデムーロが尿管結石になるよう、お百度参り100回やった結果ではなかろうか…。。。あの時の勝春の叫んだそうな…「殴るなら木刀で…」と。(すまん、後藤)←フィクションです(汗)

△ラインクラフト変則二冠
ユーイチといえば牝馬のイメージ。特に河内洋引退後のJRAはその印象は色濃かった。
初めて勝利したG1がプリモディーネの99年の桜花賞や、その後のピースオブワールドの02年の阪神JF・ダイワエルシエーロの04年オークスなどから、そんな印象がある。
そんな中でも05年のクラシックで騎乗したラインクラフトは自分の中でも特別な存在で、2022年までこの馬一頭しか達成していない桜花賞⇒NHKマイルCの変則二冠制覇。この先、この偉業を達成できる馬はそうそう出る気配はしない。特別に強い馬ではなく気性で走るタイプだけに、今思えばよくその偉業を達成できたなと感じる。やはり、鞍上のユーイチが牝馬ならではの気質が難しい当馬の力・素質を上手に発揮させ、存分に走らせる事ができたからと痛感する。勝春にも、その上手さがあれば、セキテイリューオーで天皇賞・秋を二連覇できたろうなぁ…。。。(お前もお百度参りを100回されて尿管結石で苦しむぞ…) それは、困る。その間、風俗に行けない…。。。(どあほう)
あの桜花賞で騎乗を蹴ったシーザリオに阪神のゴール前で差されていたら、角居氏からオークスで当馬に騎乗依頼があったとしても、ユーイチが受けていたと思えないし、吉田稔が継続騎乗してたと思う。よって、その後の日米オークス制覇騎手になれてなかった。ある意味、ラインクラフトはユーイチにとって貢献馬だったかな?その繋がりか、エピファネイアで菊花賞を勝利してるし、結果的に偶然より必然を感じる。
同馬は翌年のスプリンターズSの調教中に心不全で死亡し、その後の子孫の活躍を見れなかったのが、とても残念。同世代のライバルであるシーザリオ・エアメサイア・ディアデラノビア等の子孫が活躍している分、子孫達の再戦が見れないのが非常につらい。これを忘れない事が、ラインクラフトやその他の命を失った競走馬や子孫を残せなかった馬たちへの供養と思っている。私の脳内の左脳側では、そんな競走馬たちがいつもレースをしているし、一方の右脳側では風俗界を去っていった姫たちが泡踊りをしている!(めでたい脳内だな!)そういえば、この馬も瀬戸口氏の所属で、引退間際の同厩舎は神がかってた。(メイショウサムソンもそうだし…)、

▲コントレイルでクラシック三冠
名騎手には運命の名馬が…というように、岡部にルドルフ、南井のブライアン、豊にディープ、池添にオルフェ、勝春にセキテイ…(笑)、そしてユーイチにも運命の名馬コントレイルが現れた。(吉永にシービーと書いたれ!)
ユーイチの星周りの悪さか?何かの悪戯か?これだけの馬に年度代表馬が獲得できなかったのが不思議。アーモンドアイやエフフォーリアといったライバルが強烈だった。でも、間違いなく、その世代を彩った中心に存在した一頭だったのは間違いなく、その鞍上を務めていたのがユーイチ。彼が騎乗していなかったら、クラシック三冠はあり得なかったと思う。ここだけの話、菊花賞はルメールが勝たせてあげた感が少しあるのは私だけ?あれ、差せたでしょ?(笑)その数週間後のジャパンカップにて、アーモンドアイを差さなかったのは、これと取引してたんじゃねーの説を感じる。(前田さん、シルクからいくら貰ってんの?社台に箔が付きまくるぢゃん←フィクションです)
ユーイチが調教師に転身し、コントレイルの子供とディープインパクト継承伝説第三章をどう作り上げるか、その鞍上は誰なのか?どんなドラマが我々競馬ファンの前に現れるのか、楽しみです♪それには、長生きせねばならんね♪酒、やめよう…。女はやめらんねぇ…。。。

○シャフリヤールで日本ダービー3勝目
2021年ダービー前日の関西テレビ『うまンchu♡』という番組を翌日の朝にYOUTUBEで観た時、ユーイチが出演していて、確か何とかユーイチ先生というコーナーでダービーの戦略について解説しており、この時に騎手目線でのレースの見方・他馬との力関係などについて細かく分析・解説していた事に感銘を受けた。確か、エフフォーリアをマークしつつ、ステラベローチェらの後続勢を抑えつつの位置取り・ポジション取りが肝心だと言っていた。そしてレースにそれをやり遂げ見事ダービー3勝目!この時、理想を実現させちゃった事について、こいつスゲーなと、本当に思った。また、その数か月後の天皇賞・秋で、逆にタケシがエフフォーリアでしっかりコントレイルマークし、直線で封じ込めてからの出し抜けを図り、ダービーの借りを返す!コントレイルは7割か8割の出来だったとしても、あの時のエフフォーリアはゾーンに入っていた凄い強さだった。これを機に、自分がレースを予想する時に、レース展開を深く考えるようなる。んで、的中・回収が機会が増えて自身初の年間プラス収支を競馬歴28年目にして達成。自分にとって競馬観の何かが変わったレースになった。因みに、ユーイチはレース勘を高める為、プレイステーションの競馬騎手ゲームの「ダービージョッキー」や「ギャロップレーサー」をプレイし、戦術に磨きをかけていたとの事。特に実際に負けたレースでやり返すと嬉しいらしい。想像でゲーム内は、キングヘイローは物凄い戦績を残し、日本の総大将の名をモノにしているんぢゃないか?と睨む。自分も好きなゲームソフトだけに共感を覚える。できる事であれば、ユーイチと対戦してみたかった。レースは98年の東京優駿で、私がスペシャルウィークに乗るのでユーイチはキングヘイローで対戦。今のユーイチなら、もっと上手くキングヘイローに乗れるさ!(いや、フラッシュバックするかも…)。どっちが勝つかな?ユーイチの意地か?neoの夢か?どっちだぁ~♪(By三宅正治…名言を安売りするな!)で、こら!コーエーテクモ!ギャロップレーサーの続編早く出せ!早くディープやオルフェに騎乗したいぞ!そして、今村聖奈や長島まなみに騎乗されたい…。。。(アダルトゲームではありません)余談だが、この『うまンchu♡』という番組に出演しているミサイルマン岩部の武将様の『光の差す方へ~』のモノマネで失敗して意気消沈している若手を励ます為に会社でやるが、真夏でもよく滑る。マットプレイ並みにつるっと良く滑る。羽生結弦のスピンの如く滑る!まだ、関東では浸透していないようだ…。そして、関西テレビの競馬BEATに出演しパドックの馬名読み上げをしている舘山聖奈アナ、マジで可愛いな♪素人系の風俗店に似てる娘、いないかな…?(上司の岡安譲にマイクで刺されるぞ…ってゆーか、ユーイチが置き去り。そして、コントレイルの件…多と比べ短くね?さては、馬券でやられてたろ?)…うん(泣)


◎念願の…
という訳で◎は、皆さんお待ちかねの想像通り、やっとの思いで手に入れたかけがえのないモノ!長かったな…ユーイチ。ケガで騎手学校に入学できず一年間を棒に振ったり、騎手になっても落馬負傷で内臓を摘出したり、辛かったよな…、痛かったよな…。でも尿管結石になった方が少しは良かったよな?ゴール後、デムーロにどつかれた方が笑いは取れるよな?って事で、父の洋一や母の祐美子も妹の洋美も、この事は福永家の最大の喜び、自身にとっても人生最大の祝福である、松尾翠(元フジテレビ女子アナ)との結婚!(ワグネリアンのダービー制覇じゃないんかい…)
くそぉ…、俺の翠を取りやがって…(怒) あの頃の松尾翠、凄い可愛い女子アナでした。中山や府中の競馬場のパドックとかでテレビ中継してる時に、カメラが回ってない時に声を掛けると笑顔で微笑んでくれるあの立ち振る舞いは…、風俗の待合室で店員に準備が整ったので呼ばれた時の本指名したときの風俗嬢の笑顔と一致!(笑顔の株大暴落…)
人生には三つの坂があり、上り坂・下り坂… そして「まさか」が欅坂から櫻坂になるとは…、平手友梨奈もクリビツです。(何の話やねん) まさか松尾翠をユーイチに取られるとは…うつみ宮土理だったら熨斗をつけてあげたのに…愛川欽也ももれなく付いてきますが…!俺の中での2000年代好きな女子アナは◎松尾翠○平井理央▲高島彩△小島奈津子×西山喜久枝で、ユーイチに一角の氷山を崩され、しばらく立ち直れず、精神的苦痛を負っており、朝が起きれなかった…。。。(夜は眠れなっただろっ!)枕はよだれで濡れ…(熟睡してるし)。そんな翠との間に三人の子供に恵まれ、三番目は男の子と聞いてます。立派な祖父や父親の背中を負って騎手になるのかな?その子が騎手になる頃には、俺…生きてるかな?人間て、いつか死んじゃうから、時間は人それぞれ決まってるから、生きてるうちにやりたい事やらないと、タイムオーバーになっちゃうね…。今後の競馬がどうなってるのか、ユーイチの息子が騎手になるのか…、見届けたい。その後も見てみたい。それは、自分の息子に伝え、俺の代わりに見てくれたらいいかな…。んで、俺が死んだら息子に東京競馬場の芝のゴール前に散骨してもらい、写真判定の際にたまり写り込む!(やめなさい!)死んでも競馬を見続けていたい…。。。(ユーイチ、再度置き去り)
一昨日で国内のレースを終えたが、サウジで何戦か残っているので無事に帰ってきて、家族を大切に過ごして欲しいと心底から思う!(風俗通いで家族を粗末にしてるお前にだけは言われたくない…)

んな訳で、みなさんの思い出も◎○▲△×の中に入ってましたかねぇ?女子アナの…。(いやいや…)
福永祐一、記録も記憶にも凄い存在だった。騎手をやめてしまうが、自分の記憶にずーーーーーっと残る偉大な騎手でした。自分の競馬史において、福永騎手の存在は絶対に中心にある事でしょう。それと後藤浩輝の吉田豊木刀襲撃事件は…。。。(これも供養!)
ユーイチ、マジで、お疲れさまでした。ありがとう。そして、さようなら!(それ、やめろ~!)
今後は調教師として頑張ってください!どんな調教スタイルで挑むのか…どんな馬を預かるのか…楽しみで仕方がない。競馬の夢は、どこまでも続く!そしてゴールは無い!

次回、日記を書く時は、坂井瑠星が引退する時だなっ!!! (お前の天命が先だ!)
ではでは… また数年後。。。さようなら。。。

 覆面ドクター・英 2022年12月18日() 22:34
覆面ドクター・有馬記念・2022
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まずは先週の回顧から。朝日杯FSは、当たりましたが、1番人気2番人気3番人気という残念な決着でした(笑)三連単で1着にドルチェモア、2着にダノンタッチダウンとオールパルフェ、3着手広くという作戦でしたが、4着に穴推奨の16番人気キョウエイブリッサだったので、3着と4着が逆なら(タラレバ言ってもしょうがないのですが・・)46倍と1020倍のえらい違いで、ともに500円持ってたので、残念でした。コロナのせいもあり今年もボーナス無し(まあここ15年で2~3回しかもらってませんが)なので自力ボーナスチャンスだったのですが、有馬記念で自力ボーナスゲットできるよう頑張ります。

今年はとうとう50歳になってしまいました(競馬歴も32年になり毎年買っている田端さんのパーフェクト種牡馬事典(はじめは辞典)は、競馬はじめた時に古本屋で過去のも買ったので更なる年数となります)。夢中になれる趣味に出会えたことは幸せだったと思っています。今年はこの50年でもっとも短く感じました。外食や飲み会がなくなり、学会や理事会もリモートでよくなって長距離移動不要となり、安定して毎日1時間程度、ガレージで球出しマシン相手のテニス練習できたし、バスケの3ポイントシュートも淡々とやったので、だいぶ身体も動くようになりました。それにタダでテニスの動画とかも観れる時代だけに、みながら寝落ちという睡眠学習法も積んで、若い頃よりだいぶ進歩した気がします。55歳以上大会に向けて、練習さらに積んでいく予定です。

それでは恒例の全頭診断へ。

<全頭診断>
1番人気想定 イクイノックス:秋の天皇賞で本命を打って(ダービーも本命打って惜敗)勝ってくれましたが、正直、菊花賞を使って欲しかったなあと思ってしまうのは古い感覚なのかもしれませんね(笑)秋の天皇賞は来年以降に何度でもチャンスありそうなのに比べて菊花賞は一回限りなので・・。キタサンブラックだけにブラックタイド×サクラバクシンオーというのが距離気にされやすいのかもしれませんが、キタサンブラック自身も距離問題なかったように忙しい距離の方がむしろ良くないのではないでしょうか。母父キングヘイローも、キングヘイロー自身は福永騎手(引退しちゃうのは寂しいですが、いい調教師となると思います)が若い頃、御せなくてずいぶん叩かれましたが、世界的名血だけあり、母父でいい成績残しているように、能力を伝え、母母父トニービンでもあり、この距離でも十分やれそう。後方になりやすい馬だが4角まくり先頭くらいの競馬ができれば今年の相手なら勝てるのでは。

2番人気想定 タイトルホルダー:昨年は菊花賞勝って臨んだ有馬記念で5着だったが、今年は日経賞、春の天皇賞、宝塚記念と連勝する大活躍。凱旋門賞で1番人気11着は、あんな田んぼみたいな馬場は向かなくてしょうがないので、ノーカウントとして、実力的に十分やれて良い。ただ調教の動きは悪くないが良くも無い感じか。

3番人気想定 ジェラルディーナ:モーリス×ジェンティルドンナの良血馬で今秋はオールカマーとエリザベス女王杯を連勝して本格化示した。ただデビュー当初はマイル前後をずっと使われていたように、この距離の適性は低そう。能力でどこまで食い下がれるか。

4番人気想定 エフフォーリア:昨年の有馬記念馬で、昨年は皐月賞勝ち、ダービー2着、秋の天皇賞勝ち、有馬記念勝ちとやりたい放題状態だったが、今年は大阪杯1番人気9着、宝塚記念1番人気6着と負け、今秋も使われず、ここが始動戦。調教の動きもいまひとつで能力高いのは今更言うまでもないが、体調なかなか整わないのでは。

5番人気想定 ヴェラアズール:父エイシンフラッシュ自身はすごい瞬発力でダービーを勝ったが、種牡馬となってからは、うんざりするくらい父キングズベスト同様、最後の直線で瞬発力無かったり、道中のスピード自体がなかったりしている産駒が多かったが、この馬は例外的に末脚きれるタイプで準オープン、京都大賞典、さらにはジャパンカップまで勝って3連勝きめてみせた。後方になりやすい馬だが、今の充実ぶりならここもやれる。

6番人気想定 ボルドグフーシュ:春は京都新聞杯で3着でダービーには出れず、秋は神戸新聞杯で3着して菊花賞でも2着と地味ながら実力つけてきた。スクリーンヒーロー産駒でもありサンデーサイレンスの3×3持ちの社台Fの馬で、頭はなくてもヒモには入れたい馬。

7番人気想定 ディープボンド:現役有数の本格的ステイヤーだが、海外は向かないようで、昨年も今年も凱旋門賞ではさっぱりだった。(私も数回しか海外行ったことないですが、空港や一流ホテルのトイレが日本の公衆便所レベルなので、テンションかなり下がります)まだ5歳だし、調教の動きも良いので、それなりにやれてもいいか。

8番人気想定 ジャスティンパレス:昨年のこの時期はホープフルS2着、今年は神戸新聞杯勝って、菊花賞3着とじんわり強くなってきている。距離も3000Mより2500Mの方が良さそうで、そこそこやれてもよい。

9番人気想定 ブレークアップ:昔より出世レースとなったアルゼンチン共和国杯の勝ち馬だが、今年はレベル低かった印象で、ここでは厳しい感じ。

10番人気以下想定
アリストテレス:2年前の菊花賞でコントレイルに迫った時は強い馬と思わされたが、それ以降は思ったほどでなく、今年は17着と11着と惨敗のみで、激変は期待できなさそう。

ボッケリーニ:ラブリーデイの全弟で、長く一線級で頑張ってはいるが、1年半前くらいがピークで、じわじわ衰えてきているのがJCでの17着に表れている現状。

ウインマイティー:2年前のオークス3着馬で、私と相性の悪いウインの馬だが、今年はマーメイドS勝ち、京都大賞典3着と頑張っているが、エリザベス女王杯16着だったように、古馬の一線級とは差があるのでは。

ラストドラフト:母マルセリーナの良血馬だが、当時は期待されていたのか、ノヴェリストをつけた(今なら無い選択肢でしょうが)のがこの馬。G3くらいがぴったりの馬で、まあそれでも十分立派とも言えるのだが、G1では要らない。

イズジョーノキセキ:今年は6月に準オープン勝ち、秋は府中牝馬S勝ちと結果を出したが、エリザベス女王杯でルメール騎手乗ったのに10番人気10着とさっぱり。中山2500Mは向かない。

ポタジェ:ルージュバックの半弟で父がディープインパクトの良血馬で、今年は大阪杯制覇とG1馬となったが(8番人気1着)、それ以降はさっぱりで、道悪にでもならないと厳しいのでは。

アカイイト:昨年のエリザベス女王杯を10番人気で勝った馬だが、それ以降は結果出せず、前走の今年のエリザベス女王杯で4着に追い込んできたが、昨年より力落ちているし、昨年の有馬記念も7着だったように、今年は圏外では。

<まとめ>
有力:イクイノックス、タイトルホルダー

ヒモに:ヴェラアズール、ボルドグフーシュ

穴で:ディープボンド、ジャスティンパレス

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 覆面ドクター・英 2021年12月9日(木) 20:57
覆面ドクター英の阪神JF・2021
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まずはチャンピオンズCの回顧から。ソダシから行きましたが、ピンかパーか的な初ダート挑戦だったのでしょうがないのですが、やはり沈んでしまいました。体調悪くなさそうですが、なんか闘争心が前ほどは無くて、あとはフェブラリーS使って、春から繁殖入りでいいんじゃないでしょうか。

それでは、阪神JFの話題へ。今年は突き抜けた感じの大物感のある馬が特に居ないので、馬券的には面白いと思います。父親の顔ぶれを見てもロードカナロア、ドゥラメンテ、シルバーステート、ミッキーアイルなど時代が変わってきたなあと感じます。

それでは恒例の全頭診断へ。

<全頭診断>
1番人気想定 ウォーターナビレラ:3戦3勝で前走ファンタジーS勝ち。武豊騎手と武幸四郎調教師の兄弟タッグなのも、シルバーステート産駒なのも面白いが、正直そうスケール感は感じず、完成の早いタイプでG1の舞台では連勝延ばせないのでは。当然それなりに走るだろうが。調教はきっちり動けている。

2番人気想定 サークルオブライフ:3戦2勝で前走はアルテミスSを7番人気ながら勝ってきた。ただレースレベル的にはそうでもなかった感じも・・。国枝厩舎らしくG1に向けての調教の動きは抜群で、これまた好走はするだろう。

3番人気想定 ステルナティーア:新馬勝ちの次にサウジアラビアRCでは牡馬のこの世代のトップクラスのコマンドラインと半馬身差の2着と好走。鞍上も、きっちりルメール騎手を確保してきたようにノーザンF的に、かなり評価しているのだろう(ステルヴィオの全妹)。当然かなり有力。

4番人気想定 ベルクレスタ:ごまかしの効きにくいコースの東京マイルのアルテミスSで前走2着だったように実力あり。須貝厩舎も本番に向けての仕上げぬかりなし。松山騎手も早めにスパーンと抜け出すの得意。

5番人気想定 ナミュール:新馬、赤松賞と2連勝での参戦。前走は出遅れながらもメンバーレベル高めに揃いやすい赤松賞だがきっちり差し切り能力の高さ見せた。前走の三浦騎手からCデムーロ騎手に代わるのも、かなりの好材料で、勝ち負けに加われる。調教も終い鋭く、間隔やや詰まっているが調子落ち無し。

6番人気想定 ナムラクレア:夏の小倉で未勝利勝ちの身ながらフェニックス賞と小倉2歳Sを連勝した。ともに1200Mだった。ただ前走のファンタジーSは2着ながらも1400Mより、やはり1200M向きを示す内容はいかにもスピード型のミッキーアイル産駒らしく要らないのでは。

7番人気想定 ラブリイユアアイズ:夏の札幌で新馬、クローバー賞と連勝して、秋は京王杯2歳Sで3着と好走。ロゴタイプ産駒だけに人気になりにくそうで、妙味あり。ローエングリンやキングヘイローは競走馬としては成績イマイチだったが世界的良血馬でもあったので、キングヘイローの血が結構活躍を生んでいるが、ローエングリンも同様に活躍につながる血では。

8番人気想定 アネゴハダ:ダートで新馬勝ち、小倉2歳Sで3着、ファンタジーS5着とそれなりに走っているが、G1の芝マイル向きには思えない。

9番人気想定 サク:11月末の新馬戦を内を突く、幸騎手の好騎乗で8番人気ながら勝ったが、まだここでどうこう言う感じでない。

10番人気以下想定
パーソナルハイ:矢作厩舎のディープインパクト産駒だが、この2戦は逃げて未勝利勝ち、1勝クラスで2着と結果を出しはじめた。1口150万×40口のG1レーシングの馬で能力は高そうで、それなりに上位に粘れても良い。

キミワクイーン:3戦2勝だが2勝ともに1400Mで、ロードカナロア産駒のよくいる短距離タイプで、ここ向きではない。

ダークペイジ:2戦2勝馬だが、小倉の新馬勝ちと阪神1400Mのりんどう賞とやや地味目な2連勝。母系が重いので、短距離をワンペースで行って、粘りこむタイプか。阪神JF
向きではない。

ナムラリコリス:夏の函館で未勝利勝ちと函館2歳Sを連勝してきた。ジョーカプチーノ産駒だけに様々な条件でも走れそうだが、トップクラスとのマイル戦は、あまり向かないのでは。

シークルーズ:11月20日に新馬戦を勝ったがゆるいペースを流れに乗って勝ち切るセンスの良さは見せたが、間隔詰まっており、その短期間で厳しいペースや瞬発力比べにいきなり対応するのは難しいだろう。

トーホウラビアン:すでに5戦を使っており、前走は1勝クラスで3着と、それなりだがG1で激走というタイプでない。

タナザウィング:10月3日の新馬戦をきっちり勝って以来となる。初戦は先行からすっと抜け出す好内容だったが、2戦目でいきなりG1で勝ち負けというほどではないか。

ヒノクニ:九州産馬だけに未勝利勝ちの無いまま一応オープンの九州産馬限定のひまわり賞を勝った。前走初ダートの交流重賞エーデルワイス賞は惨敗したが、芝ダートの問題でなく能力足りない感じ。

スタティスティクス:ハーツクライ×エーピーインディ系牝馬で血統良いのだが、夏2戦は勝ちあがれず11月20日にようやく未勝利勝ちで、1口70万円×40口の社台RHの馬だけに間隔詰まるここは無理に使ってこないのでは。

<まとめ>
有力:ナミュール、ステルナティーア

ヒモに:ラブリイユアアイズ、ベルクレスタ、サークルオブライフ、ウォーターナビレラ

穴で:パーソナルハイ

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