【小倉記念】ドモナラズ満点…データ解析2010年7月27日(火) 05:06
*過去10年が対象
◆小倉芝1800メートル以上の実績 連対20頭中14頭に小倉芝1800メートル以上でV歴。残る6頭中01年1着ロサード、05年2着ワンモアチャッターには連対歴、06年2着ヴィータローザはGIII北九州記念(当時芝1800メートル)で5着があった。残る3頭の06年1着スウィフトカレント、08年1着ドリームジャーニー、09年1着ダンスアジョイは小倉未経験。小倉で芝中距離の経験がある場合はできれば連対が欲しい。
◆前走3着以内 14頭が3着以内に好走。2ケタ着順から連対は5頭いるが、うち4頭は重賞ウイナーで、実績上位でなければ巻き返しは困難。以前は1000万下からでも好走できたが、近年は大半が重賞からの参戦だ。
◆軽ハンデ馬ひと息 57・5キロ以上で連対した3頭は00年1着アンブラスモア(58キロ)、05年1着メイショウカイドウ(58・5キロ)が小倉で重賞V&2連対以上、06年2着ヴィータローザ(57・5キロ)は重賞3勝馬。57・5キロ以上ならばそれなりの実績が必要だ。軽ハンデは51キロ以下が連対0で割り引き。ハンデ戦としては、思ったほど軽いハンデの馬の活躍は目立たない。
◆4~6歳 4~6歳世代が、5、7、5連対と活躍。7歳2連対、8歳1連対で高齢馬が苦戦の感は否めない。
◆牝馬はハードル高い 牝馬は2連対。共通項は同年に重賞連対実績があり、ハンデ54キロ以下。ハンデ55キロでは、05年チアズメッセージ(04年京都牝馬S〔1〕着、05年ダービー卿CT2着)が7着。07年の覇者サンレイジャスパーも08年は9着だった。今年のアルコセニョーラは七夕賞2着も55キロ、サンレイジャスパーは50キロでマイナス。
◆結論
前走の七夕賞で重賞初制覇したドモナラズがトップ評価。2戦2勝と得意の小倉芝コースなら重賞連勝も十分だ。七夕賞3着バトルバニヤンは、小倉芝1800メートル以上で3勝を挙げたコース巧者で侮れない。同じくサンライズベガも差はない。重賞3勝と実績では抜けたアドマイヤオーラだが、小倉未経験でトップハンデの58キロは厳しく、割り引いた。(データ室) |
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