アイリッシュダンス(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
写真一覧
抹消  鹿毛 1990年3月26日生
調教師栗田博憲(美浦)
馬主吉田 照哉
生産者社台フアーム
生産地千歳市
戦績20戦[9-2-1-8]
総賞金21,903万円
収得賞金4,900万円
英字表記Irish Dance
血統 トニービン
血統 ][ 産駒 ]
Kampala
Severn Bridge
ビユーパーダンス
血統 ][ 産駒 ]
Lyphard
My Bupers
兄弟 スピードアイリスブラザータイクーン
市場価格
前走 1995/12/24 有馬記念 G1
次走予定

アイリッシュダンスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
95/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 1281253.41211** 牝5 54.0 柴田善臣栗田博憲 474
(-2)
2.35.7 2.136.8⑥⑥⑧⑩マヤノトップガン
95/11/19 新潟 11 福島記念 G3 芝2000 165102.317** 牝5 57.0 橋本広喜栗田博憲 476
(0)
2.02.5 0.635.2⑯⑯⑯⑯マイネルブリッジ
95/10/29 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 186125.5310** 牝5 56.0 武豊栗田博憲 476
(-4)
1.59.4 0.635.3⑩⑩⑪サクラチトセオー
95/09/18 中山 11 オールカマー G2 芝2200 10895.122** 牝5 55.0 橋本広喜栗田博憲 480
(-4)
2.16.4 0.134.7⑧⑧⑦④ヒシアマゾン
95/08/27 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 11663.311** 牝5 56.0 柴田善臣栗田博憲 484
(+14)
2.00.7 -0.733.9④④④トウカイサイレンス
95/06/10 東京 11 エプソムC G3 芝1800 13572.824** 牝5 56.0 柴田善臣栗田博憲 470
(+2)
1.48.6 0.635.5⑩⑨⑦カネツクロス
95/05/14 福島 11 新潟大賞典 G3 芝2000 14337.731** 牝5 54.0 橋本広喜栗田博憲 468
(0)
2.02.9 -0.537.3⑬⑬⑨④スガノオージ
95/03/25 中山 11 韓国馬事会杯 OP 芝1600 156102.8111** 牝5 54.0 柴田善臣栗田博憲 468
(+10)
1.38.4 1.038.6⑬④⑦マリーゴッド
95/03/05 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 10442.929** 牝5 55.0 柴田善臣栗田博憲 458
(-14)
1.36.1 0.734.9ビッグショウリ
95/01/15 中山 11 ニューイヤー OP 芝1600 137111.911** 牝5 53.0 柴田善臣栗田博憲 472
(-4)
1.33.7 -0.634.9⑦⑩⑧インターマイウェイ
94/12/24 中山 10 クリスマスS OP 芝1600 16510--14** 牝4 53.0 柴田善臣栗田博憲 476
(+8)
1.33.4 0.635.0⑪⑩⑪システィーナ
94/11/20 東京 11 ノベンバーS 1500万下 芝1600 1735--11** 牝4 55.0 柴田善臣栗田博憲 468
(+6)
1.33.6 -0.334.7⑬⑪トモエボンバー
94/10/16 東京 9 山中湖特別 900万下 芝1400 844--11** 牝4 55.0 柴田善臣栗田博憲 462
(0)
1.21.9 -0.034.5④⑤ナイスタッチ
94/10/02 中山 12 3歳以上900万下 芝1600 1433--11** 牝4 55.0 柴田善臣栗田博憲 462
(-14)
1.35.0 -1.136.6パリゼット
94/09/04 新潟 10 佐渡S 900万下 芝2000 989--12** 牝4 55.0 柴田善臣栗田博憲 476
(-2)
2.01.1 0.436.3ダイゴウソウル
94/08/14 新潟 9 石打特別 500万下 芝1600 1155--11** 牝4 56.0 柴田善臣栗田博憲 478
(-8)
1.35.3 -0.434.9ニッポーバーディー
94/07/23 新潟 11 相川特別 500万下 芝1600 1635--11** 牝4 55.0 柴田善臣栗田博憲 486
(+8)
1.34.4 -0.335.5マジックモーニング
94/07/02 福島 12 4歳以上500万下 芝1800 15815--51** 牝4 55.0 柴田善臣栗田博憲 478
(+10)
1.49.6 -0.137.0⑦⑨⑧⑥シェナンドアワルツ
93/09/12 中山 1 3歳未勝利 ダ1200 1659--73** 牝3 53.0 田中勝春栗田博憲 468
(-12)
1.14.1 1.138.2⑩⑧サンライズグロリア
93/08/29 新潟 2 3歳未勝利 芝1400 944--38** 牝3 53.0 田中勝春栗田博憲 480
(--)
1.26.6 2.539.0⑤⑤アマゾンパール

アイリッシュダンスの関連ニュース

また、偉大な名馬が天国へと旅立った。2005年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬で、種牡馬としても多くの活躍馬を出したハーツクライが9日、繋養先の北海道勇払郡安平町・社台スタリオンステーションで起立不能で死んだ。22歳だった。

20年に種牡馬を引退し、功労馬として元気に余生を過ごしていたが、5日に歩様が乱れ、8日には起き上がることが困難に。牧場スタッフの看病もむなしく、9日午後8時半ごろ息を引き取った。社台SSの徳武英介場長は「食欲もありましたし、最後まで調子は何ともなかったんですが…。最後までかっこいいまま、ハーツクライらしいままでした」とコメントした。

栗東・橋口弘次郎厩舎に所属し、04年にデビュー。同年のクラシックは無冠に終わったものの、ダービーで2着に好走するなど素質を示した。05年の有馬記念では、クリストフ・ルメール騎手を背にGⅠ初制覇。無敗の3冠馬ディープインパクトを撃破する衝撃的な勝利だった。翌年はドバイシーマクラシックを鮮やかに逃げ切ると、〝キングジョージ〟に挑戦して3着と善戦。続くジャパンCで10着に敗れると、喉鳴りの症状もあり現役を引退した。

種牡馬としてドウデュースなど輩出

種牡馬としても大きな成功を収め、日本ダービードウデュースワンアンドオンリーのほか、ジャスタウェイリスグラシューなどのGⅠ馬を送り出し、先月26日にはJRA史上単独8位となる勝利数(1436勝)をマーク。現2歳世代がラストクロップとなる。

日本調教馬でただ一頭、ディープを負かしたハーツクライ。GⅠ・2勝の実績以上にファンの心をつかみ、強い印象を残した名馬だった。

ルメール追悼「伝説は消えない」

ハーツクライとのコンビでGⅠを2勝したクリストフ・ルメール騎手は10日に自身のSNSを更新。2005年の有馬記念で自身にJRA重賞初制覇をもたらした相棒の死を悼み、「私のチャンピオンの訃報を聞いてとても悲しいです。日本での私は、全ては彼から始まりました。吉田照哉さん、社台ファームのスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。伝説は決して消えることはありません」と思いをつづった。

ハーツクライを管理した橋口弘次郎元調教師「ドバイシーマクラシックを勝ったのが一番の思い出です。本当に強くて感動しましたし、興奮しました。有馬記念もそうですね。ディープインパクトを語るときに、必ずハーツクライが出てきますから。種馬としてもいい子をたくさん出して、ワンアンドオンリー日本ダービーも勝たせてもらいました。本当に感謝しています」

ハーツクライを生産した社台ファーム・吉田照哉代表「最後の最後まで気高く弱みを見せず旅立った、と担当者から聞きました。多くのサンデーサイレンス産駒を手掛けてきましたが、跳ね方、俊敏性、推進力が桁違いでした。勝ったレース、負けたレースも含めて、いろいろな景色を見せてくれました。どうか安らかに眠ってほしいと思います」

ハーツクライ 父サンデーサイレンス、母アイリッシュダンス、母の父トニービン。2001年4月15日生まれ、鹿毛の牡馬。現役時は栗東・橋口弘次郎厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。戦績19戦5勝(うち海外2戦1勝)。獲得賞金9億2536万900円(うち海外3億6962万9900円)。重賞は04年GⅡ京都新聞杯、05年GⅠ有馬記念、06年UAE・GⅠドバイシーマCの3勝。馬名は「心の叫び(アイリッシュダンスの演目のひとつ)」。

アイリッシュダンスの関連コラム

閲覧 2,704ビュー コメント 0 ナイス 6

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

オリンピックが盛り上がっていますね。競馬ファンあるあるだと思いますが、どうしても陸上のトラック種目は競馬と重ね合わせてしまいます。100mでは、毎回ラブリーデイのようなピッチ走法のガトリンがスタートダッシュは決めるのですが、ドゥラメンテのような重厚なストライドで走るボルトが差し切るんですよね。ボルトは、大型なのに体質は柔らかく、それなのに俊敏に動ける名馬と重なります。やっぱりサラブレッドは紛れもなくアスリートなんですよね。

さて今週は、スーパーGII札幌記念
モーリスヌーヴォレコルトという2頭のGI馬が参戦してきました。

モーリスについては、安田記念の際に、以下のように考察しました。
朝日杯3歳S(当時)を制した4代母メジロボサツがBlandford4・4×5で、そこにフィディオン、モガミ、カーネギーと重厚な欧州血脈を配され続けた母メジロフランシスがNorthern Dancer3×4。字面的には重厚な血が重ねられているが、競走馬というのは、スピードがあるからスタミナが活き(=先行できるからスタミナを活かせる)、スタミナがあるからスピードが活きる(スタミナがあるからスピードを持続できる)のであり、名短距離馬には重厚な血が入っていることが多い。
モーリスのマイルでスッと先行できるスピードというのは、スクリーンヒーローの牝祖モデルスポートのTom Fool≒Spring Runの3/4同血クロス(MenowとBull Dogが共通)2×3によるものと考えられる。一言でいうと、モデルスポートのスピードを「日本のMライン(=メジロ)」である母のスタミナで持続させているということだろうか。また、カーネギーの母がTeddy6・6×5・5・6・7・7、モガミの母もTeddy5・6×5・5とTeddyの血量が豊富で、Bull Dog(父Teddy)を遠目に増幅させていることもポイントだろうと考えている(モーリスの母父カーネギーもそうだが、世界で、特に欧州の活躍馬にはBold Reason≒Never Bendのニアリークロスを持っている馬が多く、Teddyの血量というのは様々なところで論じられている)。
スタートして先行できるスピード、直線での加速力、ニホンピロウイナーノースフライトタイキシャトルダイワメジャーを知らない自分にとっては、「マイラーとは何か」ということを教えてくれた紛れのない名馬。負けるとすれば、緩い流れで中距離馬の瞬発力に屈する時ではないか。今回はそういう流れになりそうではあるが・・・。

安田記念はまさに、懸念していた「ヨーイドン」となり、Halo的に瞬間的に加速できるロゴタイプに屈しましたが、2番手から粘り通しての2着死守は地力の成せる業。とはいえ、中距離馬ではなくマイラーであろうとみているので、ここはハイ<スローでしょう。ただ2000mで8枠となるとちょっと危険な臭いもします。

ヌーヴォレコルトの父ハーツクライは、その母アイリッシュダンスがトニービン×Lyphardという重厚なスタミナ型なので、母からスピードやパワーを取り込むことによってアイリッシュダンスのスタミナをレースで活かすことができる産駒が活躍しています。ジャスタウェイこそ例外ですが、ウインバリアシオン(Storm Bird)も、ワンアンドオンリータイキシャトル)も、シュヴァルグラン(Machiavellian)も母父はスプリンターorマイラーです。逆に母父が中長距離馬だと、カレンミロティック(A.P.Indy)やアドマイヤラクティ(エリシオ)、フェイムゲーム(アレミロード)などステイヤーに出ることが多いです。ヌーヴォレコルトも母からスピードとパワーを取り込んだ配合で、同世代や、牝馬相手のオークスエリザベス女王杯などは直線の長いコースでも勝負になりますが、内回りで立ち回りの巧さや粘着力を活かす競馬(=中山記念)がベスト。急坂こそありませんが、札幌2000mもマイナスになるということはないでしょう。

ヤマカツエースキングカメハメハ×グラスワンダーという組み合わせですので、Kingmambo≒Ameriflora2×3(Raise a Native、Graustark=His Majesty、Northern Dancerらが共通)といいう名種牡馬と名繁殖2頭の強力なニアリークロスを持ちます。Kingmamboのパワーを増幅しているので内回りでこそというタイプで、洋芝や道悪はプラス。初めて古馬の一線級との対戦になった京都記念も2着馬と差のない5着、鳴尾記念は開幕週で終始外を回されての6着はむしろ好走の部類、宝塚記念では期待していたのですがさすがにGIの壁に跳ね返された感じです。先述した通り福島記念→中山金杯の重賞連勝はもちろん、京都記念鳴尾記念の内容も素晴らしいですし、GI馬2頭の次点にいるのはこの馬だと考えていますが…。

昨年2着のヒットザターゲットは、配合的にキングカメハメハ産駒でもラブリーデイのように内回りで器用に立ち回るタイプというわけではないのですが、母父タマモクロスやHabitat(ヒットザの母母父ニホンピロウイナーの父父で遺伝力が強い)には、ピッチ走法とはまた違う「加速の速さ」があるようで、昨年の当レース2着や、ヴァンデミエール(母父タマモクロス)の福島巧者っぷりなどは似ているものがあります。ここも良馬場で真ん中よりも内目の枠だったら注意が必要でしょう。8歳になっても衰えを感じさせない走りは、母系に入るノーザンテーストの力であることは言うまでもありません。

エプソムカップでは4着だったロジチャリスは、ダイワメジャー×ロックオブジブラルタルという字面らしく550キロ前後の大型馬ですが、意外としなやかに走ることができ、東京の瞬発力勝負になっても大きくパフォーマンスを落とすことはありません。これは母母のNasrullah4×5や、Blushing Groomの影響と考えられます。ダイワメジャー産駒で母系にBlushing Groomを持ちしなやかな走りをする馬という意味ではメジャーエンブレムと被ります。ただ今回は、距離延長、大崩れはありませんが、ここは掲示板争い程度の好走で、次の1800mかマイル戦が狙い目ではないかと思います。

ネオリアリズムは、函館記念はスローペースで外々を回る競馬、休み明けを考慮しても悪くない内容でした。小倉や北海道で見せる3角〜4角の機動力は、ネオユニヴァース×Meadowlakeという、望田先生が指摘される「父中長距離馬×母父スプリンター」の配合系らしいもので舞台はベスト。まだ気性面の幼さもみせており、重賞の流れでも折り合いを欠いたりするのは脚力の証明でもあります。今回は斤量も2キロ増となりますが、それで人気が落ちるようなら重い印を打ちたくなる潜在能力を感じさせる馬です。ただもう少し内目の枠が欲しかったところ。

唯一の3歳馬レインボーラインは、個人的に2歳時から注目していた馬で、万両賞を制した時にはステイゴールド産駒らしい成長曲線を描いてきた神戸新聞杯で◎を打ってやろうと思っていました(笑)ノーザンテースト≒Vice Regent4×4・5(Northern DancerとVictorianaが共通)、母系に入るAlycidonでノーザンテーストの血を増幅。また、3代母レインボーローズがRoyal Cherger≒Malindi4×3、Prince Rose4×4、母父フレンチデピュティもBold RulerとPrincequilloを持っていて、重厚な斬れを伝えるRoyal Cherger≒Milindi=NasrullahとPrince Rose系を増幅した配合というのもなかなか味があります。馬体重が20キロ程度増えていたら、ステイゴールドのノーザンテースト発動といったところで、本来は大箱向きの馬でしょうが注目しなければならない1頭とみます。

ハギノハイブリッドタニノギムレット×トニービンと字面だけみれば東京で斬れに斬れそうな配合ですが、そうはならないのが血統の面白いところ。これは牝系がパワーがあるレガシーオブストレングスで、Bull Lea、Roman、Hail to Reasonなどでブライアンズタイムのパワーを増幅しているからではないかと思います。昨年の北海道シリーズは函館記念2着→札幌記念0.3秒差7着。その後は何と5戦連続で外回りコースを走っています。休み明けでもこのコース替わり&内枠は警戒したいところ。

近走不振のマイネルフロストは、馬自身が衰えているわけではないと思っています。母がグラスワンダー×Dyajurという配合でDanzig3×3なのですが、Princely Giftの影響か少し大飛びで、特別小回りが合っているわけでもなく、かといって東京の瞬発力勝負でも厳しいですから、3角〜4角が緩い中山外回り(AJCC4着)や、小回りでも前がごちゃついていない形で4角を迎えたい(2015福島民報杯、2016中山金杯)馬なのだと思います。だから今回も悪くはないんですが、少しストライクゾーンから外れている感じがします。

ダービーフィズは近走可哀想なほどに展開や枠順など外的要因が向いていませんが、舞台は合っていて、仮にモーリスとヌーヴォレオルトが直線で3番手以下を離すようなレースをした場合、3着には無欲の持続型の差し馬が突っ込んでくることがありますから、そういったイメージに1番合うのはこの馬です。

レッドソロモンは大箱向きの産駒が多いメイショウサムソン産駒でも、Key Partner牝系のパワーが強く出たピッチ走法なのでコース適性は高そう。ただ、重賞で通用するかというとまだ疑問符が付きます。6枠12番と、枠の恩恵も得られませんでした。

そして一言触れておきたいのがレッドリヴェール。人気のヌーヴォレコルトと同世代、桜花賞ハープスターレッドリヴェールヌーヴォレコルトという入線でした。母父Dixieland BandはNorthern DancerとHyperion×TraceryのAlibhai、Hyperion×SwynfordのHeliopolisでノーザンテーストを強力に増幅する血、だからこそ小柄な体でも道悪を苦にしないパワーがあります。しかしヌーヴォレコルトほど大成できなかったのは、母系に入るSir Gaylordが少し邪魔だったのではないかと思うのです。オルフェーヴルナカヤマフェスタもこういう柔らかい血は持っておらず、柔らかさや非力さを伝えるステイゴールドにとっては不要だったのではないでしょうか。それでもヴィクトリアマイルが刺激となったのか、前走は久しぶりに彼女らしい走りがみれました。ヌーヴォレコルトがこれほど注目を集めているのに…という何とも言えない寂寥感と僅かな期待を抱きながら彼女の走りを見守りたいと思います。

【まとめ】
モーリスはコーナー4つの2000mで8枠だと危険な感じがしなくもない。
ヌーヴォレコルトは札幌2000mがマイナスになることはない。
ロジチャリスは内枠でも距離延長は嫌いたい。
ヤマカツエースはKingmamboのパワーを増幅した配合で舞台は歓迎。
ネオリアリズムは重賞のペースでも掛かるところを見せているので、脚力はこのメンバーでも通用。ただ再度の外目の枠は残念。
ハギノハイブリッドの舞台替わり&内枠は要警戒
ヒットザターゲットも5枠9番なら昨年の再現に警戒
レインボーラインは、コース適性は高くはないが、ステイゴールド産駒の走る配合で、夏を超えての父産駒らしい成長に期待
洋芝内回り2000mが抜群に合うハギノハイブリッドヤマカツエースに期待したくなります。ヌーヴォレコルトからこの2頭かな。


----------


【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle

金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/


登録済みの方はこちらからログイン

アイリッシュダンスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 223ビュー コメント 0 ナイス 11

今週、最も力の入る馬券は『阪神の芝1800mに出走する牝馬』の頭です。

えっ、ローズSに美味しい穴馬でもいるのかって?
ちゃいまんがな、POGのネタやさかい野路菊Sでっせ♪
(↑絶対にパチモンの関西弁だと丸わかりww)

というわけで今週のPOG戦線は、来春の桜花賞に想いを馳せるべく、阪神の外回りに2頭のウマニティPOGで指名している牝馬が出走します。

【出走】
・9月17日 野路菊S
△モーヴサファイア(福永祐一騎手)

まずは土曜日の野路菊Sにモーヴサファイアが出走します。

モーヴサファイア
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 8ベスト 栗CW良 81.6 65.3 51.4 38.4 12.1[6]馬なり余力
 大 下 ■ 栗CW重 86.3 69.0 54.0 39.1 12.2[7]馬なり余力
 助 手 ◇ 栗坂良 1 回 52.3 37.7 24.4 12.3 末強目追う
★大 下 9. 7 栗CW重 69.2 53.9 39.6 12.3[8]馬なり余力
       ギモーヴ(古1000万)強目の外を1.1秒先行クビ先着
 助 手 9.11 栗坂良 1 回 59.3 43.3 28.8 14.6 馬なり余力
☆大 下 9.14 栗CW良 85.8 69.2 54.0 39.5 11.8[7]馬なり伸る
       スマートスペクター(古500万)馬なりの内を0.5秒追走アタマ先着

8着に敗れた新潟2歳Sから中2週ということもあって中間の調整はCW2本+坂路1本。終い重点という感じですけど、水曜日の併せ馬では追走先着と更に上昇というムードです。

野路菊Sが阪神の芝1800mで行われるようになったのが2007年から。過去9年の野路菊Sを調べてみました。
あくまでもザックリと…という感じですが
・近年はキャリアの浅い馬優勢
・逃げて初勝利を挙げた馬よりも決め手のある馬
・マイル以上の距離経験が望ましい
・強行軍の馬は疲労が心配
・牡馬優勢だが…

過去9年で新馬勝ち6勝、未勝利勝ち3勝なのだが新馬勝ちの6頭は野路菊Sで2番人気以内だったのに対して、未勝利勝ちの3頭は5,5,7番人気。穴を狙うなら未勝利勝ちということになる。今年のメンバーでは新馬勝ちはモーヴサファイアとアメリカズカップの2頭だけ。この両馬でおそらく1,2番人気なので頭に関しては平穏なのが濃厚っぽい。

決め手のある馬が優勢というのは『新馬戦を上がり最速で勝った馬』というのが大体信用できる、というわけで新馬戦が上がり2位で野路菊Sを勝った馬もいるけど、その場合は他に新馬戦を上がり最速で勝った人気馬がいなかった点も大きい。
上がり最速で初勝利を挙げていても、それが未勝利戦だと信頼度が下がる。でも勝たないまでも上位には来る。

距離経験は『1200mしか経験がないのに馬券対象になった』のは2008年に勝ったホッコータキオンだけ。基本的に一気の距離延長はマイナス。

ローテーションで言えば、中1週で勝ったのは2007年のオースミマーシャルだけ。ただこの馬、当時は新潟の最終週だった新潟2歳Sからの参戦で、中1週で新馬戦or未勝利戦からだと勝っていない。

そして牡馬優勢なのだが、そもそも過去の野路菊Sで2番人気以内になった牝馬がいない。
で、過去9年の野路菊Sで牝馬の成績は【0-1-1-5-2-3/12】と確かに牝馬の勝ち馬はいないけど、12頭中8頭が人気以上の着順を残している。まあ、過去に3頭の牝馬が3番人気になっていてその内の2頭は人気よりも下の着順だったのは引っ掛かるけどw
だけどね、過去の野路菊Sで『前走、重賞で1番人気』という履歴の馬はいないのよ。新潟2歳Sで2番人気(4着)だったダローネガは野路菊Sをキッチリ勝っているわけだし『重賞1番人気』という“金看板”をチラつかせて、押し切ってしまいましょう。

相手もアメリカズカップとナムラライラで大丈夫だと思うのだけど。
特に気になるのはナムラライラ。
この馬、トニービンの3×4というクロスを持っているのだが、父系のエアグルーヴ由来のトニービンと母系のアイリッシュダンス由来のトニービンというクロスなので、90年代の“彼女の変遷”というのがベガ→アイリッシュダンス→エアグルーヴだった自分には実に感慨深い血統だったりする。
じゃあなんでノーマークだったの?と問われるとカイテキセレブの仔が中央にいるとは思わなくて…(^^;)
こういう馬の存在に気がつくと、20年ぐらい前に何度も浦和とか南浦和とか、要は浦和界隈なんですけど、その辺で何度も酔い潰れて、気がついたら翌朝の新宿だったとかそういうことがあったので、本当にあの時、俺何もしてないよね?と確認したくなることがフラッシュバックされて…(殴蹴

そんな話、どうでもエエわw
とにかくユーイチにはそんな不安を一掃してくれる勝ち方を期待します。

・9月18日 阪神2R
△ドロウアカード(ルメール騎手)

日曜日のマイルの未勝利戦には中京の最終週以来中7週となるドロウアカードが出走します。

ドロウアカード
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 6ベスト 栗坂重 1 回 54.6 39.2 25.3 12.7 一杯に追う
 助 手 ■ 栗坂重 1 回 54.6 39.2 25.3 12.7 一杯に追う
 助 手 ◇ 栗坂良 1 回 55.0 39.7 25.4 12.7 強目に追う
 助 手 8.28 栗坂良 1 回 59.6 44.1 29.5 14.9 馬なり余力
 助 手 8.31 栗坂稍 1 回 53.6 38.9 25.1 12.6 馬なり余力
       タマモイヤリング(古500万)馬なりを0.6秒先行クビ先着
 助 手 9. 4 栗坂稍 1 回 59.9 43.6 28.9 14.5 馬なり余力
★助 手 9. 7 栗坂稍 1 回 53.6 38.7 25.0 12.8 末強目追う
       タマモイヤリング(古500万)馬なりを0.4秒先行同入
☆助 手 9.14 栗坂良 1 回 54.9 40.0 25.4 12.4 末強目追う
       キョウワゼノビア(古500万)末強目を0.3秒先行同入

17頭立てとなったこのレース、優先出走権があるのがペルシアンナイトの新馬戦の2,3着馬の2頭だけ。単純に相手もこの両馬となるでしょうね。
初戦の後で「マイルは大丈夫」と言っていたルメールに手が戻るので、そこは『お手並み拝見』ですね。
調教過程を見ていると、どうやら体を大きくする方に力点が置かれている感じで半信半疑。オッズ的には美味しそうだけど、自信を持って買えるほどでもないかと。
でもね前走の大外枠での敗戦は、今回の馬券的にはノーカウントにしてもいいような気がする。
そのためには真ん中より内枠を引いて、馬体重が10kg以上は増えていることが条件になるけれど。
もちろん勝つにこしたことはないけど、次回の優先出走権を確保できれば上々でしょうね。

【近況】
・在厩
☆アドマイヤウイナー(札幌2歳Sは3着→10月15日の紫菊賞へ)
☆レッドラシーマ(10月15日の紫菊賞を池添騎手で)
☆ミンネザング(9月8日にゲート試験に合格)
☆ファームフェイス(10月1日の阪神芝1400mへ)
☆トワードポラリス(9月4日の未勝利戦は7着→続戦)
△アエロリット(10月2日の中山のサフラン賞へ)
△オールポッシブル(9月24日のききょうSをミルコで)
△モアナ(8月28日の新馬戦は3着→続戦)
△ダンスウィズユー(続戦。芝2000mもしくはダート戦へ)
△クライオブジョイ(美浦に帰厩)
★ダンビュライト(10月8日のサウジアラビアRCをルメール騎手で)
★アンティノウス(10月1日の中山ダート1800mの未勝利戦へ)
★ルタンデュボヌール(10月2日の阪神芝2000mの未勝利戦へ)

・放牧
☆ヴァナヘイム(10月29日の萩Sへ)
☆ペルシアンナイト(10月22日のアイビーSを川田騎手で)
☆オメガドラクロワ(7月24日の新馬戦は3着)
☆ファヴール
△テンペスト(8月11日にゲート試験に合格→放牧)
★ラボーナ(秋の東京デビュー目指してNF天栄まで移動)

・故障者リスト
★アンジュシャルマン(右膝骨折で全治6ヶ月の診断)

・未入厩
☆Aguileraの2014
△エレンウイルモットの2014(今月中には本州へ)
△ミスアルダントの2014

【調教】
アドマイヤウイナー
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 6ベスト 栗CW稍 86.7 69.5 54.2 39.9 12.8[4]馬なり余力
 岩 田 ■ 函芝良 52.6 38.4 11.7[4]馬なり余力
 岩 田 ◇ 札芝良 63.8 50.2 35.9 11.6[6]強目に追う
☆荻野極 9.15 栗CW良 88.2 72.6 57.8 43.9 14.5[5]馬なり余力


アエロリット
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 6ベスト美南坂良 1 回 54.7 40.3 26.8 13.3 馬なり余力
 助 手 ■美南坂稍 1 回 55.4 40.3 26.0 13.1 馬なり余力
★助 手 9. 7美南坂良 1 回 58.6 43.3 27.4 13.5 馬なり余力
☆菊 沢 9.14美南坂良 1 回 53.4 39.4 25.7 12.6 馬なり余力
       モエルオンナ(三未勝)馬なりを0.4秒追走同入


ダンビュライト
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 6ベスト 栗坂重 1 回 51.6 38.4 25.4 13.0 一杯に追う
 助 手 ■ 栗坂稍 1 回 53.3 39.4 25.5 12.4 一杯に追う
☆助 手 9.15 栗坂良 1 回 55.1 41.2 26.6 13.2 馬なり余力


ルタンデュボヌール
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 7ベスト 栗CW稍 83.1 66.6 51.8 37.8 11.9[7]馬なり余力
 見 習 ◇ 栗CW稍 83.1 66.6 51.8 37.8 11.9[7]馬なり余力
 助 手 9. 4 栗坂稍 1 回 58.7 42.9 28.6 14.3 馬なり余力
★助 手 9. 7 栗CW重 85.5 68.6 52.8 38.6 12.2[7]一杯に追う
       アドマイヤミヤビ(二未勝)一杯の外を1.3秒先行0.3秒遅れ
 助 手 9.11 栗坂良 1 回 56.1 41.5 28.0 14.1 馬なり余力
       タピゾー(新馬)馬なりを0.1秒先行同入
☆助 手 9.14 栗CW良 99.1 83.3 68.6 54.4 40.8 12.7[9]G前仕掛け
       ザウォルドルフ(新馬)一杯の外を0.6秒先行同入

まあなんやかんやで10月末までは出走が続きそう。
紫菊賞の2頭使いはもったいないから、アドマイヤウイナーは来週の芙蓉Sを使ってくれないかな~。それならウマニティPOG的に9月の月間賞のチャンスもありそうだけどw

 藤沢雄二 2015年6月20日() 07:21
ウマニティPOG 今シーズンのラインナップ②
閲覧 449ビュー コメント 2 ナイス 16

というわけで獲得できた馬について。

◆エアグルーヴの2013
まずは何を差し置いてもエアグルーヴの2013。
ウマニティPOG的には10億PPを突っ込んだ理由を書かないといけないでしょう。

前回のエントリーで書いたように、1頭=1人のルールで誰にも渡したくなかったというのが根底にはあるのですけど、値踏みで10億PPというのは最初から決めていました。まさか前年のPPを繰り越せるとは思っていなかったので、今シーズンのPPをゴールドで買う気ではいたのですけど、繰り越せるということだったのでそこに迷いはありませんでした。
ただ、これだけ突っ込んだからといっても別に戦力としては考えておりません。
ドゥラメンテが結果を残したことでエアグルーヴの系統でも3歳春に重賞に手が届くことは証明できたのですけど、個人的にエアグルーヴの2013に望むのは秋の天皇賞での母子制覇。

POG関係ないやんけ~!
という声が飛んできそうですけど、真面目な話、自分の希望はそれ。
あくまでも10億PPというのは“広告宣伝費”という感覚で、最悪、期間内未出走でもこの馬に関しては構わないと考えています。
なので、戦略的には『エアグルーヴの2013以外の19頭でみんな頑張れ』w

今をもって尚、馬主さんのクレジットがないので何か箝口令でも敷かれているのかどうかはわかりません。なんとなく吉田和美さん名義になるとは思うのですけど、東スポの連載で角居調教師が意欲を見せていたのでその点には期待しております。

◆アドマイヤマリンの2013
上で10億PPを突っ込んでいるだけに、残りのPP的に獲得できるディープインパクト産駒は1頭だろうなと考えていたので、3頭入札したディープインパクト産駒の中で「これだけは獲る」と狙いを定めたのがこの馬。

で、ハープスターとジェンティルドンナに共通するのが
『上が期待ほど活躍しなかった全兄弟』
だと思うのですね。
このパターンはリアルスティールにも当てはまるでしょう。とにかく全兄弟が弾けなかった直近の下狙い。ただ、いくら弾けなかったといっても未勝利ではダメで期間内1~2勝で燻ったタイプがベター。
だから今シーズンはリッスンの2013を狙い打ちしようと思っていたのにイギリスに行っちゃうんだもんな。

で、狙いを定めたのがこの馬。全兄のアドマイヤスターを指名していたこともあるのだけど、ダートの新馬戦を勝ったはいいけどその後がパッとしなかったのは傾向には合っているかと。あと上がダート寄りという点ではボレアス→マウントシャスタ・カミノタサハラのパターンがあるのでその点にも期待。

ちなみにこの理論が正しければ、巷で人気のポルトフォイユは兄が重賞2着2回+ダービー出走で、確かに期待ほどではないにしろそれなりに走ったと言えて理論的には美味しくはない。
もう1頭のプロディガルサンは、リアルスティールこそがこのパターンなのでポルトフォイユ以上に妙味がない。ただ、プロディガルサンは金子さんの馬だということでリアルスティール以上があり得そうだという話w

◆タックスシェルターの2013
最近、注目を集めだした千葉サラブレッドセールの取引額2位の馬というのが4年連続で重賞で馬券になっているようで、今年の取引額2位だったのがこの馬。
母系は概ね堅実だし、千葉サラブレッドセールと比較的相性のいい三田昌宏さんの馬というのが魅力。

◆ベルヴィアンリリーの2013
須貝厩舎のハーツクライ産駒をチェックしていて引っ掛かったのがこの馬。既にゴールデンウィーク中にゲート試験に合格してダービーの前後は放牧に出ていたのが盲点になったかな。

◆リッチダンサーの2013
とにかく崩れない母系で計算のできそうな1頭。
POG本には北海道デビューも、という話もあったみたいですけど、どうやら今はペースダウンしている模様。
ただ、藤沢和雄厩舎にしては上が中山で結果を残しているので、そこまで東京にこだわらないだろうという意味では、コンスタントに使ってくれそうで秋に間に合えば…という感じですね。

◆ムードインディゴの2013
音無厩舎×ノーザンファーム×キングカメハメハorディープインパクト産駒というのは毎日杯の狙いどころなので、そこに乗っかりそうなのを見越して指名。
情報があまり出てきていないのが難点だけど、そこは金子さんの馬だから…と思っております。
この馬も秋に間に合えば…ですね。

◆ステラプラドの2013
アイリッシュダンスが好きな自分は、ここ数年、アイリッシュダンスの娘になるオメガアイランドの仔を指名していたこともあって、自分のリストには“オメガ枠”なるものが存在するw
で、千葉サラブレッドセールでオメガの原さんが落札したことで急浮上したのがこの馬。母馬のステラプラドにはMy Bupers4×3という牝馬クロスがあるのだが、原さんの重賞勝ちって妙にハーツクライ関連というかアイリッシュダンス関連というか、そういう匂いがするんですよ。で、母馬の3代母のMy Bupersというのがアイリッシュダンスの祖母なんですね。非常にマニアックな牝馬クロスを持ったこの馬を原さんが落札したとあればこれは面白そうだと。名前にはオメガ冠がつかないようなので、多分、斎藤誠厩舎になるのかとは思いますが、いわゆる趣味枠的な観点での指名。

◆マルカフレンドリーの2013
リスト作成の段階で既にトレセンに入っている馬を調べていたところで引っ掛かったのがこの馬。
なにしろ社台ファーム産のサウスヴィグラス産駒というところに強烈な違和感を覚えたから。

それで書いたのがこのエントリー↓
http://umanity.jp/home/view_diary.php?id=00ce7e4a65&owner_id=c218baf74d

社台のオーナーズなら普通に考えたらこの血統なら地方競馬オーナーズだろうと。それが中央に入ってくるのだから、当然、採算は合うんだよね?という臆測のもとに指名。
だって南関東なら浦和の桜花賞ぐらいなんとかなりそうじゃない、この血統なら。で、もろもろ逆算して既に入厩してるということは、これは交流重賞のエーデルワイス賞を意識しているんじゃないかと踏んで指名してみた。
まあ明らかなダート路線向きは、特にドラフト制のPOGでは指名しにくいのだけど、昨シーズンのウマニティPOGで指名したボクノナオミがコンスタントに走ってくれたこともあって、その経験からチャレンジしてみました。

◆ミスアルダントの2013
ポルトフォイユがドラフトで人気している理由を考えてみたところ、ポルトドートウィユといいポルトフィーノといい、あの血統にあって6月から動ける点が魅力なんだと思い、じゃあその理由は?と考えたところクロフネにあるんじゃないかと。
クロフネ産駒で活躍したホエールキャプチャは函館デビューだったし、先のマイルCを勝ったクラリティスカイも中京デビューだった。なので早い時期から動けるクロフネ産駒はいいんじゃないかと思って指名したのがこの馬。

・6月14日 東京6R 5番人気8.2倍 11着(2.2秒差)
【採点:4.5】
今シーズンはレース評にサッカー風に採点を入れてみることにします。
出遅れたようには見えなかったのだけど、とにかく進まなかった。2ハロン過ぎたところで2秒くらい置かれての最後方なのでレースに全く参加できていません。あの『前向き』とかいう評価はなんだったのだろう?w
上がり3ハロンが36.3秒で、上位3頭とは差があったから普通にレースができていれば勝っていたということはないけど、もう少し格好のついたレースになっていたのでは?ぐらいには思うので、芝がダメとかその辺のジャッジをこの一戦だけで下すのは早計。とにかく「レースがわかっていなかった」ということに尽きるでしょう。
山元に放牧に出たようですけど、新潟辺りからレースを使いつつ成長してくれればいいですね。

◆モルガナイトの2013
ポルトフォイユを取れなかったことでサンデーレーシングの馬がいないことに気がついてリストアップしたのがこの馬。
血統的に大物感があるとは言い難いけど、ドラフトの段階で入厩近しということだったので、まあ軽い気持ちで指名w
できれば2つ勝って重賞戦線に乗っかってくれるといいな。


以上で1回目の入札で獲得した10頭の紹介が終わり。

次は2回目、3回目の入札で獲得した6頭について書きます。

[もっと見る]

 TERAMAGAZI 2013年10月29日(火) 07:45
【ご報告】12月初旬に、僕の「馬券攻略本」を発行します! 
閲覧 182ビュー コメント 0 ナイス 4

ジャスタウエイの鬼脚にはびっくりしましたねえ!!

並ぶ間もなく交わされたジェンティルドンナの岩田の「えっ!」という表情が印象的でした。

【血統的考察】
ハーツクライの母アイリッシュダンスは重賞2賞馬。トニービン×リファール(ND系)で、 欧州系のタフな底力と類い稀なスピードとパワーに溢れるリファール(ダンシングブレーヴの父)という配合。そのアイリッシュダンスにサンデーサイレンスを付けて産まれたのがハーツクライ。

( 10月27日のブログ )でトニービンの血を持つハーツクライ産駒のジャスタウエイを推しましたが、まさか1着まで突きつけるとは。3連単の2着付けで買ってましたから。
(アタマはサイレンススズカの無念を晴らすユタカさんのトウケイヒーロー)
ハーツクライはディープインパクトを初めて敗った馬です。
ハーツクライのスピードを受け継いだジャスタウェイは全15戦中、8戦が上がり最速という鬼脚を持っています。G3を3戦連続上がり最速で2着。全2勝(実はまだ2勝馬!)はマイルで、1800mの毎日王冠も2年連続2着止まり。10ハロンは距離が少し長いですが、2着、3着ならありそうです ( 10月27日のブログ ) と書きましたが、

まさか勝つまで行くとは!しかも4馬身のぶっちぎり圧勝!!!

ところで、報告があります。

12月初旬に、馬券攻略本を発行します。

企画、取材、カメラ、インタビュー、執筆、全てTERAMAGAZINEです
この競馬ブログを始めて半年ちょっとで、10万馬券は5回。1レース10万円以上の払い戻しは、
30回を超える僕が責任監修執筆する必殺の攻略本です。

血統、ローテーション、距離、コース適性に主眼を置いていますが、
「超爆アナ馬を見つける必殺のファクター」がポイントです。

「万馬券20本的中!」とか「馬連3点で的中しなければ有馬記念まで無料で買い目を教えます」とか言って1回も当たらない自称プロとは違います。

元ジョッキーとか元調教師とか元馬主とか血統評論家とか指数信奉者とかラップ主義者が、たくさん書いている凡百な内容とは明らかに一線を画した画期的な馬券攻略本です。

僕は、JRA発行万馬券証明書やI-PAT記録を全て掲載して来ました。

土日の成果も掲載します。

僕のブログを読んで頂いた方はおわかりでしょうし、見ていない方は過去のブログを見て下さい。
一般書店、amazon、楽天BOOKSで購入出来ますので、よかったらご覧になって下さい。
現在、鋭意執筆中なので、容は少しずつ公開していきます。


僕のJRAと地方競馬の全レースの予想と買い目を公開しています
↓↓↓↓
【サンスポ・競馬エイト】】ウマニティ】予想コロシアムにて「中央競馬・全レース」買い目公開中
http://umanity.jp/coliseum/profile.php

【サンスポ・競馬エイト】【ウマニティ】予想コロシアムにて「地方競馬・全レース」買い目公開中
http://nar.umanity.jp/coliseum/profile.php?user_id=35fe1fee66

Twitterやってます。
https://twitter.com/tera_chaaaaan

【TERAMAGAZINEの鋭すぎる競馬予想!】で競馬の予想をしています。
http://blogs.yahoo.co.jp/teramagazine

[もっと見る]

⇒もっと見る

アイリッシュダンスの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
コメントはありません。

アイリッシュダンスの写真

投稿写真はありません。

アイリッシュダンスの厩舎情報 VIP

厩舎情報はありません。

アイリッシュダンスの取材メモ VIP

取材メモはありません。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。