栗東所属リーディングジョッキー上位3名の12月22日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【C.ルメール騎手】
12月22日(日)中山競馬場
5R 2歳新馬(ダ1,200m) シュヴァルボヌール
6R 2歳新馬(芝1,600m) レガーロカリーノ
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) レッドアレグロ
8R 冬至特別(ダ1,200m) カンザシ
9R グッドラックH(芝2,500m) スティンガーグラス
11R 有馬記念・G1(芝2,500m) アーバンシック
メインレースの有馬記念は今年の菊花賞馬アーバンシックに騎乗。C.ルメール騎手とはセントライト記念からコンビを組み2戦2勝の成績をあげている。中山コースもすでに重賞で3回走っており、皐月賞では1分57秒5のタイムで4着になっている。3歳馬ながら人気になることが予想される一戦で、ここを勝てるようだと一躍来年の競馬界の主役候補に躍り出ることとなる。7Rの3歳上1勝クラスではレッドアレグロに4度目の騎乗となる。これまでに騎乗した際には【1-2-0-0】と好相性。未勝利戦を勝ちあがった際には後続に8馬身差をつける圧勝劇だった。3か月半の休み明けとなるが昇級初戦から期待したい。
【川田将雅騎手】
12月22日(日)中山競馬場
4R 2歳未勝利(芝2,000m) ロジャリーマイン
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) ダンツティアラ
9R グッドラックH(芝2,500m) アイザックバローズ
11R 有馬記念・G1(芝2,500m) スターズオンアース
11Rの有馬記念では昨年の2着馬スターズオンアースに騎乗する。今年は大きな着順は並んでいるが、海外遠征と8か月の休み明けで挑んだジャパンCの2戦でのもの。桜花賞制覇へ導いた川田将雅騎手がどの様な手綱捌きをするか注目したい。9RのグッドラックHではアイザックバローズに3度目の騎乗をする。今年に入ってからは5戦すべてで掲示板を確保できているが、裏を返すとあと一歩足りない競馬が続いている。展開一つで2勝クラスはクリアする力は十分あるはずなだけに、今回で卒業を目指したい。
【松山弘平騎手】
12月22日(日)中山競馬場
8R 冬至特別(ダ1,200m) ミライテーラー
9R グッドラックH(芝2,500m) アバンデル
10R オルフェーヴルC(芝1,600m) ケイケイ
11R 有馬記念・G1(芝2,500m) ダノンベルーガ
12R フェアウェルS(ダ1,200m) エコロアレス
11Rの有馬記念へはダノンベルーガで挑戦をする。思い返せば2022年に共同通信杯制覇に導いたのが松山弘平騎手だった。前走のジャパンCで久々にコンビ復活をし、9着に敗れはしたが1着からは0.7秒差とそこまで大きく負けたわけではない。中山コースは皐月賞4着以来。強い5歳世代の意地を見せたい。8Rの冬至特別ではミライテーラーに初騎乗。9か月の休み明けで昇級初戦となるが、ダート戦ではまだ3着以内を外したことが無く底を見せていない。ここでも好勝負を期待したい。