スリープレスナイト(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2004年2月7日生
調教師橋口弘次郎(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績18戦[9-6-1-2]
総賞金37,316万円
収得賞金13,375万円
英字表記Sleepless Night
血統 クロフネ
血統 ][ 産駒 ]
French Deputy
Blue Avenue
ホワットケイティーディド
血統 ][ 産駒 ]
Nureyev
Katies
兄弟 トゥルーライズリュシオル
市場価格
前走 2009/09/13 セントウルステークス G2
次走予定

スリープレスナイトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
09/09/13 阪神 10 セントウルS G2 芝1200 16482.812** 牝5 57.0 上村洋行橋口弘次 514
(+22)
1.08.2 0.434.1⑤④アルティマトゥーレ
09/03/29 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18243.512** 牝5 55.0 上村洋行橋口弘次 492
(-2)
1.08.1 0.134.8ローレルゲレイロ
08/10/05 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 167142.411** 牝4 55.0 上村洋行橋口弘次 494
(-8)
1.08.0 -0.233.9⑤④キンシャサノキセキ
08/08/17 小倉 10 北九州記念 G3 芝1200 18242.511** 牝4 56.0 上村洋行橋口弘次 502
(+10)
1.07.5 -0.334.2マルカフェニックス
08/06/15 中京 11 CBC賞 G3 芝1200 18127.741** 牝4 55.0 上村洋行橋口弘次 492
(0)
1.08.0 -0.233.8スピニングノアール
08/05/18 京都 11 栗東S OP ダ1200 166122.111** 牝4 55.0 上村洋行橋口弘次 492
(0)
1.10.7 -0.135.2⑤⑤ジョイフルハート
08/04/20 中山 10 京葉S OP ダ1200 16124.821** 牝4 53.0 横山典弘橋口弘次 492
(+16)
1.09.1 -0.035.6ニシノコンサフォス
08/01/06 京都 11 門松S OP ダ1400 166124.722** 牝4 53.0 上村洋行橋口弘次 476
(-4)
1.24.0 0.136.0⑫⑩トラストジュゲム
07/12/09 阪神 11 ギャラクシー OP ダ1400 16237.942** 牝3 53.0 上村洋行橋口弘次 480
(-4)
1.22.5 0.135.5⑪⑫マイネルスケルツィ
07/11/18 東京 11 霜月S OP ダ1400 16247.555** 牝3 53.0 上村洋行橋口弘次 484
(-2)
1.23.3 0.536.0④④アドマイヤスバル
07/10/08 東京 11 ペルセウスS OP ダ1400 16113.415** 牝3 51.0 上村洋行橋口弘次 486
(+4)
1.22.9 0.536.4⑤④トーセンブライト
07/07/14 新潟 11 越後S 1600万下 ダ1200 158143.421** 牝3 52.0 上村洋行橋口弘次 482
(+2)
1.11.0 -0.336.5⑤⑤エアアドニス
07/06/17 阪神 10 出石特別 1000万下 ダ1200 16483.411** 牝3 52.0 上村洋行橋口弘次 480
(0)
1.11.7 -0.336.7⑩⑩アグネスハッピー
07/05/13 京都 6 3歳500万下 ダ1200 16121.711** 牝3 54.0 上村洋行橋口弘次 480
(+14)
1.11.9 -0.436.4テイエムカゲムシャ
07/03/03 阪神 7 3歳500万下 ダ1200 13691.512** 牝3 54.0 安藤勝己橋口弘次 466
(-4)
1.12.9 0.237.7⑤④マジックボンバー
07/02/10 京都 1 3歳未勝利 ダ1200 166121.311** 牝3 54.0 安藤勝己橋口弘次 470
(-8)
1.12.8 -1.636.8④④スリーキュラソー
07/01/20 京都 5 3歳未勝利 芝1600 165101.813** 牝3 54.0 C.ルメー橋口弘次 478
(-6)
1.37.5 0.236.0⑥⑥ウィンナワルツ
07/01/07 京都 6 3歳新馬 芝1400 167141.912** 牝3 54.0 安藤勝己橋口弘次 484
(--)
1.25.2 0.035.7シュガーヴァイン

スリープレスナイトの関連ニュース

 【東京5R】セラフィナイトは祖母がスプリンターズSを制したスリープレスナイトで、スピード十分の血筋。Wコースで軽快な動きを見せ、仕上がりは上々だ。「燃えやすい性格だが、今週はしっかり我慢が利いたし、ストライドの伸びも上々だった。小柄なりに馬体も成長。平常心で臨めれば」と宮田調教師。(夕刊フジ)

【うわさの2歳馬】母の全姉にスリープレスナイト~ミッキーパンチ2019年11月16日() 13:24

 【東京5R】ミッキーパンチは、母の全姉にスプリンターズS勝ちのスリープレスナイトがいる。13日はWコース3頭併せで5F64秒4、ラスト1F12秒9の好時計をマークした。以前は「もうちょっと“パンチ”がほしい」と辛口だった国枝調教師も、「予定を延ばしてだいぶ動けるようになった。しぶとさを生かせれば」と前向きだ。(夕刊フジ)

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【高松宮記念】連勝馬は強し!勢いが重要2012年3月24日() 05:03

 高松宮記念に連勝で挑んだ馬は14頭(過去10年、条件戦のみとダート戦は除く)で、その中で3番人気以内は【2・3・1・3】と9頭中6頭が馬券に絡んでいる。5連勝で臨んだ09年スリープレスナイトは5カ月半の休養明けで2着。同じ5連勝でも、臨戦過程では今年1度使われたロードカナロアのほうが上だ。また、スプリントGIは高松宮記念(2010年キンシャサノキセキは4連勝、08年ファイングレインは3連勝でV)、スプリンターズS(08年スリープレスナイト、10年カレンチャンが5連勝でV)と連勝馬が好成績だ。なお、JRAでの最多連勝記録はカブラヤオー(1975年皐月賞、ダービー)の9連勝。

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スリープレスナイト死亡、右トウ骨を骨折2012年2月3日(金) 05:00

 2008年のGI・スプリンターズSを制し、同年の最優秀短距離馬に選ばれたスリープレスナイト(牝8、父クロフネ)が2日、繁殖牝馬として繋養されていた北海道安平町のノーザンファームで死亡した。右トウ骨骨折を発症し、予後不良となった。1月23日に2番目の子となるディープインパクト産駒を出産した矢先のアクシデントだった。JRA通算成績は18戦9勝で、重賞はGI・スプリンターズSの他に08年CBC賞北九州記念の3勝。獲得賞金は3億7316万5000円。09年秋に引退して、繁殖入り。産駒は、1歳馬と当歳馬(ともに父ディープインパクト)の2頭がいる。現役時に管理していた橋口調教師は「これからの繁殖牝馬だと思っていたので残念です。跡継ぎがいたのが幸いですし、2頭の産駒はともにうちに入厩する予定なので頑張ってもらいたいです」と語った。

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スリープレスナイト急死 右トウ骨を骨折 2012年2月2日(木) 16:29

 JRAは2日、08年スプリンターズS(GI)優勝馬スリープレスナイト(牝8歳)が、2月2日(木)午前11時頃、ノーザンファーム(北海道勇払郡安平町)で右橈骨々折のため死亡した、と発表した。

 スリープレスナイトは上記08年スプリンターズS(GI)含む重賞3勝、JRA通算成績18戦9勝。デビュー時はダートを中心に使われていたが、4歳春の芝転向を期に本格化。08年CBC賞(GIII)→北九州記念(GIII)→スプリンターズS(GI)制覇と、重賞3連勝で一気にGI馬にまで上り詰めた。血統は父クロフネ、母ホワットケイティーディド、母の父Nureyev。

 ノーザンファーム代表・吉田勝己氏は「最優秀短距離馬としての表彰も受けた名牝で、繁殖馬になった後も2頭目の仔馬を1月23日に無事出産したばかりの出来事で、大変残念に思います。幸い、現1歳馬と当歳馬にディープインパクトの産駒がおりますので、その馬たちに頑張ってもらいたいと思います。多くのファンがいた馬ですので、残された産駒も同様の応援をよろしくおねがいいたします」とコメントしている。

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【暴走予想】アルティマ、電撃戦の頂点へ!2009年10月4日() 05:09

 競馬ファンのみなさ~ん、元気ですか~っ。いよいよ秋のGIが開幕だ。宝塚記念(馬複2630円を〇◎的中)のおかげで、前半戦は黒字で折り返すことができた。秋も攻め抜いていくぜ!

 昨年の勝ち馬スリープレスナイトが故障で引退して、スプリンターズSは波乱含み。豪州からは世界トップクラスのシーニックブラストが来日したけど、日本の軽い馬場は合わないと思うんだ。

 馬券の軸はアルティマトゥーレ。芝1200メートルは【4・1・0・0】だし、セントウルSスリープレスナイトに2馬身半差をつけてV。斤量差はあったにせよ、この着差は相当に地力がついてきた証拠。前々からレースができるから、安定感もある。一気にスプリント界の頂点まで登りつめるよ。

 対抗はビービーガルダンキーンランドCの勝ちっぷりは圧巻だったな。この夏は昨年以上にいい調整ができたようだし、中山芝1200メートルは【1・1・1・0】と全て馬券に絡んでいる。次は3歳牝馬グランプリエンゼル。堅実な走りは魅力だし、血統的にも俺好みの1頭だ。最後は昨年の2着馬キンシャサノキセキ。今回は三浦皇成騎手の手綱さばきに期待だ。

 スプリンターズSの『炎の暴走3点勝負』は馬複(2)(9)、(2)(6)、(2)(4)。秋のGI開幕戦にふさわしいドラマを見せてくれ!(小川直也)

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スリープレスナイトの関連コラム

閲覧 617ビュー コメント 0 ナイス 2

12.0-10.2-10.8-11.2-11.5-11.7 =1.07.4
(33.0-34.4) △4△3△2 消耗戦

カレンチャン強し。

エーシンヴァーゴウがスタート良く飛び出すがハナを切る意欲はない。
押して押してヘッドライナーがハナへ。
ところが内枠からパドトロワがこれを交わして行く・・・。
若干遅いかもと予想していた前半ですがパドトロワのおかげで33.0秒となかなかのハイペース。
週中でも書いた通りこのレースはテンが速いと前有利。
この段階で後方にいた6頭ほどは勝ち負けには参加出来なかったでしょう。
(2番人気のダッシャーゴーゴーはこの時点でアウトだったと思います)

4コーナー回って直線に入りパドトロワが先頭。
外からエーシンヴァーゴウ、内からラッキーナインが迫る。
圧倒的人気のロケットマンはエーシンヴァーゴウの直ぐ後ろにいるが全く伸びてくる気配はない。
その外からカレンチャンが他馬よりもワンランク上の末脚で強襲。
一気に前の馬達を抜き去り1馬身3/4の差を付けての圧勝でした。
2着はパドトロワ、3着はエーシンヴァーゴウ、ロケットマンは4着。

もう1回言いましょう、「カレンチャン強いっす」
(可憐なのに強いのか・・・)
ハイペースだと前有利なのですがこの馬は中団6番手からの差し切り勝利。
これだけでこの馬の強さが分かります。
上がりは33.8秒でしたがこのレースを上がり33秒台で勝利したのは過去10年でトロットスターデュランダルスリープレスナイトの3頭です。
前者2頭は時代が一昔前なのであまり参考になりませんが近年で比較すればスリープレスナイトと変わらないパフォーマンスだったと思います。
4歳牝馬、父クロフネ、5連勝(スリープレスナイトは6連勝)でGⅠ制覇、ダート→芝への路線変更など共通点も結構ありますしね。
スリープレスナイトはその後2戦で引退となってしまいましたがカレンチャンにはスプリント界を盛り上げるためにも更なる活躍を期待したいと思います。

2着のパドトロワは「ハイペースを4角先頭」で走ることが出来たのが好走の肝でした。
過去10年を見てもこの条件で連対出来なかったのは7歳でピーク落ちとなったカルストンライトオだけとなっています。
謎解き編で触れた「フレッシュさ」ですがこの馬は休養明け4戦目で好走ラインからは1走多かったのですが、レース後の安藤Jのコメントからは
2戦目「今日は能力の違いで勝てましたが、いい頃と比べると歩様がよくありません」
3戦目「状態は徐々に上がってきていますから、秋がとても楽しみです」
今回「歩様も良くなり、具合がとても良くなっていました」
と4戦目が最も良い状態のようでした。
この馬にとっては4戦目がベストだったということでしょう。
3着のエーシンヴァーゴウは今回で6戦目。
ハナ差の着順は実はこの差だったかもしれません。
1~3着馬は揃って4歳馬、スプリント界の未来は明るいのでは!

圧倒的1番人気のロケットマンは直線伸びずに4着と完敗。
エーシンヴァーゴウの福永Jに上手く内に閉じ込められたとも見えますが本当に強い馬ならそれを跳ね返して突き抜けるはずです。
個人的には本当の敗因はハイペースのレースにあると思っています。
(この馬の過去のラップが不明なので私の憶測です)
動画でレース振りを見た限り1200mでも瞬発戦や平坦戦で強い印象でハイペース消耗戦でという感じはしませんでした。
それに加えて
・スプリント戦で5馬身や6馬身突き放して勝利しているレースが多い
・フォトパドックを見たところ筋骨隆々という馬体ではなかった
という辺りがそう感じます。
なので今回のレースではテン33.0秒というハイペースによって末脚が削がれたことが敗因ではないかと思います。

秋のGⅠ一発目で勝利した池添J、オルフェーヴルも控えているだけに今年何勝してしまうんだろうか・・・。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。


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スリープレスナイトの口コミ


口コミ一覧

ヤフオク いい人がいて

 はたと止まる 2021年3月31日(水) 02:15

閲覧 376ビュー コメント 2 ナイス 9

 こういうカードを100円一枚で出品してる人が(^£)

 上村洋行、リンドシェーバーなども。岡部幸雄も桑島も。

 kamaitadonという、ハンドルで出品多数で、おすすめです。

 上村はスプリンターズSで、スリープレスナイトに、今の橋口調教師の父の弘次郎氏(レッツゴーターキン、ダンスインザダークなども)に、「上村になんとかGⅠを」というはからいで、乗せてもらい、制覇。

 あのときは、橋口弘次郎も涙ぐんでたね。
 上村は目の病気があり、ナムラコクオーではナリタブライアンにはかなわなかったが、スリープレスナイトで、〇と締めた。
 サイレンススズカの弥生賞のスタート前に、スズカが暴れてゲートに足を挟まれて、ホント直前で乗り替わり、というのもあったね。

 武豊になってからサイレンススズカは重賞を連勝しだし、宝塚記念では武がエアグルーヴだったので、南井になり、GⅠ逃げ切り勝ち。
 でもサイレンススズカで馬券取ったことはないんだなぁ、これが(^£)

 あの最後の秋の天皇賞で、前にチャットかなんかで、会話してた人が「思い直してオフサイドトラップとステイゴールドの馬連を5000円追加購入」してた。
 120倍くらいだったから、あれで60万円の払い戻し・・・。

 山崎エリカ 2019年9月8日() 09:31
本日の見所(セントウルSなど)
閲覧 756ビュー コメント 0 ナイス 10

2019年 京成杯AH・セントウルS
_______________

●京成杯オータムH

京成杯オータムHは、エアレーションやシャッタリングの本格導入により、かつてほど顕著ではありませんが、内枠の馬が断然有利。中山で行われた過去10年では、7枠・8枠の複勝率が15%に対して、1枠・2枠は25%もあります。

7枠・8枠の優勝馬は2008年のキストゥヘブン、2着馬は2011年のアスコットフィス、3着馬は2009年のマイネルスケルツィ、2015年のヤングマンパワー、2017年のダノンリバティ。1枠・2枠の優勝馬は、2009年のザレマ、2012年のレオアクティブ、2着馬は2008年のレッツゴーキリシマ、2012年のスマイルジャック、2016年のカフェブリリアント、2017年のガリバルティ、3着馬は2008年のステキシンスケクン、2018年のロジクライです。

2枠3番のレオアクティブと、1枠1番のスマイルジャック、おまけに1枠3番のコスモセンサーが4着に粘った2012年は、1分30秒7の中山芝1600mのレコードが記録された年。決着タイムが速いほど、内枠有利が顕著。これは中山芝1600mが、円状コースだからでしょう。緩やかなカーブが続くようなコースなので、最初のコーナーで内に入れられないと、終始外々を回らされてしまうことになります。

ただ、中山芝1600mは、高低差約5.3mの最高地点から下って行くコース形態。開幕週でも前半からペースが上がることが多く、逃げ、先行馬はラスト約1Fの急坂で失速しやすい傾向。逃げ馬の優勝は2006年のステキシンスケクンまで遡らなければないし、過去10年で逃げ馬の3着以内は一度もありません。また、先行馬の連対も過去10年で4頭のみです。

しかし、追い込み馬も苦戦の傾向。これは脚質的に4コーナーで外に張られてしまうことが多くなるためでしょう。過去10年では、2015年に唯一、フラアンジェリコ(13番人気)が追い込み勝ちを決めていますが、この年はエアレーションがけっこう利いていて、レースの上がりが掛かっていました。また、4コーナーでは中目を回って、直線序盤で外に進路を切り替えたことが嵌ったことも大きいです。

ただし、起伏が激しいタフなコースの上にペースが上がりやすいレースだからこそ、フラアンジェリコのような前走芝1800m以上に出走していた馬が、高配当の立役者となっているのも確か。他にも前走芝1800m以上を使われていた2008年のレッツゴーキリシマ(12番人気)、2009年のアップドラフト(14番人気)、2010年にキョウエイストーム(7番人気)、2011年にアプリコットフィズ(7番人気)、2018年にミッキーグローリー(2番人気)がこのレースで連対しています。

まとめると京成杯オータムHは、馬場が高速化するほど内枠が有利。脚質は中団~差しが有利。内ぴったりの中団から、位置を上げていくタイプの馬は実力以上の走りが見せられることが多いでしょう。また、人気馬、人気薄ともに前走芝1800m以上のレースに出走していた馬の活躍が目立つ傾向があるので、本命馬とするのも良し、穴馬に一考するのも良しでしょう。ちなみに昨日の中山は、木更津特別(2勝クラス)で1分32秒1の好時計が出たように超高速馬場でした。


●セントウルステークス

中団から差しが有利な京成杯オータムHに対して、セントウルSは内枠の逃げ、先行馬が有利。開幕週で高速馬場の上に、最初の3コーナーまでの距離が約243mと短く、しかもコーナーが鋭角気味のため、この地点でハナへ行き切れなかった馬が折り合う形でペースが落ちつくことが多いです。

ただし、前に行ける脚のない内枠の馬は、包まれてしまうこともあり、それを嫌って3年間のビッグアーサーや昨年のラブカンプーのように、積極的に出してレースがハイペースに一転することもあります。昨年は外からハナを主張しているナックビーナスに、内枠のラブカンプーが抵抗する形でハイペースとなりました。

今年はラブカンプーの陣営が「昨年は出して行ったけど、今年は出たなりで」とコメントしているあたりから、今年は内枠のマテラスカイ、イベリスあたりに先に生かせる形。また、案外とペイシャフェリスタが1番枠に入ったことで、包まれるのを嫌ってマテラスカイらに抵抗していくかもしれません。その場合は、かなりのハイペース。そうでなかったとしてもハイペースにはなるでしょう。

また、セントウルSは芝1200mでは唯一のG2ということもあり、休養明けの実績馬がしばしば参戦します。当然、それらは本番を見据えての叩き台として出走してくるわけですが、この時期の阪神開催は超高速馬場で行われるために、息が持って走ってしまうことも少なくありません。これまでも2009年・スリープレスナイト、2011年・ラッキーナイン、2012-2013年・ロードカナロア、2014年・ハクサンムーン、2016年ビックアーサーなどのG1馬が休養明けで連対しました。(昨年はファインニードルが優勝しているものの道悪)

しかし、始動戦を叩き台に使えなかった馬のその次走はむごいことが多いもの。ラッキーナイン、ハクサンムーン、ビックアーサーは本番スプリンターズSで凡退、大敗。スリープレスナイトに至っては、その後、屈腱炎を発症して引退しました。無事だったのはロードカナロアくらいですね。同馬はこのレースで外枠を引いて2着と敗れたことで本番に繋がったのでしょう。(ロードカナロアがG1以外の重賞で勝てなかったのは、内で包まれた2012年の函館スプリントCと2012-2013年のこのレースのみ)

さて、今年の高松宮記念の覇者ミスターメロディはどうか? これまでの流れだと、セントウルSは休養明けのG1馬は「買い」ですが、今年は他路線馬も強く、能力が秀でた存在ではないのは確か。個人的には少頭数13頭立てながら荒れそうな気がしてたまりません。ぜひ、撃ち取りたいです。

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 山崎エリカ 2018年9月8日() 04:22
今週の見所(セントウルSなど)
閲覧 960ビュー コメント 1 ナイス 17

2018年 京成杯AH、セントウルS
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●京成杯オータムH

京成杯オータムHは、エアレーションやシャッタリングの本格導入により、かつてほど顕著ではありませんが、内枠の馬が断然有利。中山で行われた過去10年では、枠番7&8の連対率が5.0%に対して、枠番1&2の連対率は24.2%もあります。

枠番7&8の該当馬は、優勝馬は2008年のキストゥヘブン、2着馬はアスコットフィス。枠番1&2の優勝馬は、2007年のキングストレイル、2009年のザレマ、2012年のレオアクティブ。2着馬は2007年のカンファ―ベスト、2008年のレッツゴーキリシマ、2012年のスマイルジャック、2016年のカフェブリリアント、2017年のガリバルティ。

2枠3番のレオアクティブと、1枠1番のスマイルジャック、おまけに1枠3番のコスモセンサーが4着に粘った2012年は、1分30秒7の中山芝1600mのレコードが記録された年。決着タイムが速いほど、内枠有利が顕著。これは中山芝1600mが、円状コースだからでしょう。緩やかなカーブが続くようなコースなので、最初のコーナーで内に入れられないと、終始外々を回らされてしまうことになります。

ただ、中山芝1600mは、高低差約5.3mの最高地点から下って行くコース形態。開幕週でも前半からペースが上がることが多く、逃げ、先行馬はラスト約1Fの急坂で失速しやすい傾向。逃げ馬の優勝は2006年のステキシンスケクンまで遡らなければないし、過去10年で逃げ馬の3着以内は一度もありません。また、先行馬の連対も過去10年で4頭のみです。

しかし、追い込み馬も苦戦の傾向。これは脚質的に4コーナーで外に張られてしまうことが多くなるためでしょう。過去10年では、2015年に唯一、フラアンジェリコ(13番人気)が追い込み勝ちを決めていますが、この年はエアレーションがけっこう利いていて、レースの上がりが掛かっていました。また、4コーナーでは中目を回って、直線序盤で外に進路を切り替えたことが嵌ったことも大きいです。

ただし、起伏が激しいタフなコースの上にペースが上がりやすいレースだからこそ、フラアンジェリコのような前走芝1800m以上に出走していた馬が、高配当の立役者となっているのも確か。これまでにも2008年にレッツゴーキリシマが10番人気で、2009年にアップドラフトが14番人気で、2010年にキョウエイストームが7番人気で、2011年にアプリコットフィズが7番人気で2着と好走しています。もちろん、前走芝1800m以上に出走していた馬は、人気馬でも活躍しています。

まとめると京成杯オータムHは、馬場が高速化するほど内枠が有利。脚質は中団~差し。内ぴったりの中団から、位置を上げていくタイプの馬は実力以上の走りが見せられることが多いでしょう。また、人気馬、人気薄ともに前走芝1800m以上のレースに出走していた馬の活躍が目立つ傾向があるので、本命に穴馬に一考の価値はあるでしょう。


●セントウルS

中団から差しが有利な京成杯オータムHに対して、セントウルSは内枠の逃げ、先行馬が有利。開幕週で高速馬場の上に、最初の3コーナーまでの距離が約243mと短く、しかもコーナーが鋭角気味のため、この地点でハナへ行き切れなかった馬が折り合う形でペースが落ちつくことが多いです。

ただし、前に行ける脚のない内枠の馬は、包まれてしまうことも多く、また、一昨年のビッグアーサーのように、本来は逃げ馬ではない馬が積極的に出して失速することも少なくありません。ビッグアーサーは実力があるからそういう競馬でも通用しましたが、2013年のマジンプロスパーは逃げて大失速しています。

また、セントウルSは芝1200mでは唯一のG2ということもあり、休養明けの実績馬がしばしば参戦します。当然、それらは本番を見据えての叩き台として出走してくるわけですが、超高速馬場の上に芝1200mだと距離が短く、ほとんどスタミナが求められないために、走ってしまうことこの上ありません。

これまでもスリープレスナイト(2009年)やラッキーナイン(2011年)、ロードカナロア(2012-2013年)、ハクサンムーン(2014年)、ビックアーサー(2016年)などのG1馬が休養明けで連対しました。しかし、始動戦を叩き台に使えなかった馬のその次走はむごいことが多いもの。ラッキーナインやハクサンムーン、ビックアーサーは本番スプリンターズSで凡退、大敗。スリープレスナイトに至っては、その後、屈腱炎を発症して引退しました。

また、過去10年でロードカナロアだけがこのレースから始動して、スプリンターズSを連覇していますが、逆に言うと、ロードカナロアがG1レース以外の重賞で勝てなかったのは、内で包まれた2012年の函館スプリントCと2012-2013年のこのレースのみ。どれも2着です。前記したように、このレースは内枠と逃げ、先行馬が有利ですが、ロードカナロアは前に行ける脚がない上に、外目の枠を引いたことが幸いしたのでしょう。本番に繋がったという意味で。

さて、今年の高松宮記念の覇者ファインニードルは、どうか? これまでの流れだと、セントウルSは休養明けのG1馬は「買い」という流れですが、実は、2009年のローレルゲレイロは、始動戦のこのレースではしっかりとぶっ飛び、春秋のスプリントG1を連覇しています。また、鞍上の川田騎手は、叩き台と本番をきっちりと使いわかてくる男。この答えは……、ここでは教えない! (笑)

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1:
  try   フォロワー:8人 2009年9月13日() 16:24:04
スプリンターズSの軸馬

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2009年9月13日セントウルステークス G22着
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2009年9月13日 セントウルステークス G2 2着
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