フサイチリシャール(競走馬)

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写真一覧
抹消  芦毛 2003年4月6日生
調教師松田国英(栗東)
馬主関口 房朗
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績24戦[5-3-0-16]
総賞金27,878万円
収得賞金6,825万円
英字表記Fusaichi Richard
血統 クロフネ
血統 ][ 産駒 ]
French Deputy
Blue Avenue
フサイチエアデール
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ラスティックベル
兄弟 ライラプスビーチサンバ
市場価格1億395万円(2003セレクトセール)
前走 2008/03/30 高松宮記念 G1
次走予定

フサイチリシャールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
08/03/30 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 185945.6127** 牡5 57.0 川田将雅松田国英 496
(-2)
1.07.5 0.434.1ファイングレイン
08/03/02 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 1671317.158** 牡5 57.0 川田将雅松田国英 498
(0)
1.21.5 0.835.3ローレルゲレイロ
07/12/16 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 1861215.2612** 牡4 57.0 鮫島良太松田国英 498
(+2)
1.21.1 0.534.8⑤④スズカフェニックス
07/11/18 京都 11 マイルCS G1 芝1600 183617.9612** 牡4 57.0 O.ペリエ松田国英 496
(+4)
1.33.6 0.935.6ダイワメジャー
07/10/27 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 1871430.3102** 牡4 58.0 福永祐一松田国英 492
(-4)
1.20.7 0.034.8⑤④スーパーホーネット
07/09/09 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 1681511.9612** 牡4 58.0 鮫島良太松田国英 496
(+8)
1.08.7 1.634.4⑬⑪サンアディユ
07/06/10 中京 11 CBC賞 G3 芝1200 18247.9412** 牡4 58.0 鮫島良太松田国英B 488
(-2)
1.09.6 0.535.7ブラックバースピン
07/05/12 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 186128.365** 牡4 58.0 鮫島良太松田国英 490
(--)
1.20.8 0.835.1④④エイシンドーバー
07/03/31 アラ 2 ゴドルフィン G2 ダ1600 14--------6** 牡4 57.0 C.スミヨ松田国英 --0000 ------SPRING AT LAST
07/01/06 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 168156.4313** 牡4 57.0 鮫島良太松田国英 496
(+4)
1.34.9 1.035.8マイネルスケルツィ
06/12/17 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 1851010.181** 牡3 56.0 福永祐一松田国英 492
(+2)
1.20.6 -0.135.2④⑤プリサイスマシーン
06/11/25 東京 11 JCダート G1 ダ2100 152310.4413** 牡3 55.0 内田博幸松田国英 490
(-2)
2.10.2 1.738.1アロンダイト
06/10/28 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 16471.915** 牡3 54.0 岩田康誠松田国英 492
(-4)
1.35.7 0.436.4シーキングザベスト
06/09/24 中京 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 16359.744** 牡3 56.0 福永祐一松田国英 496
(+10)
1.58.3 0.235.0⑤⑦⑥④ドリームパスポート
06/05/28 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 184734.7108** 牡3 57.0 G.ボス松田国英 486
(-4)
2.29.0 1.136.2メイショウサムソン
06/05/07 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 188182.616** 牡3 57.0 福永祐一松田国英 490
(+4)
1.34.0 0.836.3⑤④ロジック
06/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18117.235** 牡3 57.0 福永祐一松田国英 486
(-4)
2.00.5 0.636.2メイショウサムソン
06/03/19 中山 11 スプリングS G2 芝1800 16231.612** 牡3 56.0 福永祐一松田国英 490
(-2)
1.48.9 0.036.0④④メイショウサムソン
06/02/05 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 11662.012** 牡3 57.0 福永祐一松田国英 492
(+12)
1.48.5 0.134.7アドマイヤムーン
05/12/11 中山 11 朝日杯FS G1 芝1600 166123.221** 牡2 55.0 福永祐一松田国英 480
(0)
1.33.7 -0.034.4スーパーホーネット

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フサイチリシャールの関連ニュース


週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第32回は2005年の東京スポーツ杯2歳S優勝馬フサイチリシャールを取り上げる。


競走馬クロフネは怪物であった。その初年度産駒であるフサイチリシャールは父親とよく似た風貌、そして同じような大跳び走法で駆けたが、スピードや先行力、それに器用さにも優れているよくまとまったタイプではあったものの、その“怪物性”は受け継がなかった。

2005年のG3(当時)・東スポ杯2歳S。このレースの単勝オッズは上位3頭が抜けていた。前述の通りクロフネの初年度産駒で、母は名牝フサイチエアデールであるフサイチリシャールが1番人気。父や母と同じく松田国英調教師が手掛ける彼は、強力なメンツの前走萩Sを逃げて完勝していた。鞍上は福永祐一騎手。同年の三冠馬ディープインパクトの全弟オンファイアが2番人気となり、素質馬ニシノイツマデモがそれに続いた。前者はここまで2戦1勝も競馬ぶりは非凡。後者は青葉賞2着馬ニシノドコマデモの半弟に当たり、おじはセイウンスカイ。それだけに前走いちょうS2着からの距離延長に懸けていた。

「今回は控える競馬も」とフサイチリシャールの陣営は戦前示唆していたが、スタートがポンと出たことで自然と逃げる形になった。3、4馬身ほど離れた2番手にはメイショウサムソンがつけ、オンファイアやニシノイツマデモが続く。速力の違いもあって競り掛ける馬もおらず、淡々としたマイペースでの逃げ。こうなると後ろの馬たちは手も足も出ない。完全に3ハロンの競馬となり、フサイチリシャールが終い34秒フラットで上がってしまえばもう勝負あった。2着3着にはメイショウサムソンとオンファイア。ニシノイツマデモは5着に敗れた。勝ち時計は1分46秒9とJRAの2歳レコードを0.2秒更新した。

この勝利はクロフネ産駒初の中央重賞タイトルであった。次走の朝日杯FSにてG1制覇を飾るフサイチリシャールであるが、勝ちっぷりや2着馬メイショウサムソンの後の活躍を考えると、この東スポ杯が彼のベストバウトと言えなくもないと思う。だが、当時はその他大勢の1頭に過ぎなかったメイショウサムソンの先行策が板につくようになり、アドマイヤムーンドリームパスポートらが頭角を現すと、2歳王者は次第に存在感を失った。ダートに活路を見出そうとしたこともあったが、適性のほどは並であった。

競馬ファンがフサイチリシャールに抱いた「ダートで変わるはず」という幻想を形作ったのは、まず父クロフネの怪物性であり、次に同父で同い年のフラムドパシオンの存在であった。このフラムドパシオンがUAEダービーにて3着に健闘したばかりに、種牡馬クロフネのダート適性が過大に見積もられたという点は否定できない。そしてクロフネのもう一つの誤算は、この後長らく牡駒のG1ウイナーに恵まれなかったことである。クロフネ産駒初期の尖兵と目され、且つ父親が偉大な存在でありすぎたために、競走馬単体としての魅力にイマイチ目を向けられなかったことこそが、フサイチリシャールにとって最大の不幸だった。

フサイチリシャール
牡 芦毛 2003年生
クロフネ 母フサイチエアデール 母父サンデーサイレンス
競走成績:中央23戦5勝 海外1戦0勝
主な勝ち鞍:朝日杯FS 阪神カップ 東スポ杯2歳S

(文・古橋うなぎ)

【血統アナリシス】スプリングS2022 道悪で気を配りたいSadler's Wells、父または母がKingmambo直系の馬も上位を賑わす 2022年3月19日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はスプリングS2022・血統予想をお届けします!


雨が降るなか重馬場として行われた昨年はハーツクライ産駒の3番人気ヴィクティファルスがアタマ差の接戦を制して重賞初制覇。同馬は母の父が欧州を代表する大種牡馬Galileoとなるが、2着アサマノイタズラも2代母の父がオペラハウスということで、母系にSadler's Wellsの血脈を持つ2頭の競り合いでもあった。今年も道悪で行われるようならば気を配るべき血脈といえるだろう。

ほか、昨年も3着には母の父キングカメハメハボーデンが入線していたが、20年1着ガロアクリーク、20年3着サクセッション、19年2着ファンタジスト、18年1着ステルヴィオ、と父または母がKingmamboの直系である馬が4年連続で3着以内に好走している。

ソリタリオは、父モーリス×母サブトゥエンティ(母の父キングカメハメハ)。近親にフサイチリシャールがいる血統で、2代母ライラプスは05年クイーンカップの勝ち馬。今回は初めての右回り、初めての1800mと未知の部分こそあるものの、堅実なレースぶりからもこなせる下地は十分にありそうだ。なお、近親フサイチリシャールは06年スプリングSで2着に好走している。近年の傾向からは母がKingmamboの直系であることも評価しやすい。

ビーアストニッシドは、父アメリカンペイトリオット×母マオリオ(母の父ネオユニヴァース)。母の父は03年スプリングSの勝ち馬で、本馬は2代母の父にキングカメハメハの血を引いている。父の産駒はJRAで挙げた14勝のうち8勝が逃げ切り勝ちで、しぶとさを身上とするタイプが多いことも特徴のひとつ。本馬においてもハナを主張したときの粘り腰は瞠目に値するものだろう。今回も1枠1番を引いたとあれば、自分の競馬に徹するのみ。

オウケンボルトは、父フェノーメノ×母オウケンサクラブ(母の父オウケンブルースリ)。父はステイゴールドの直仔となるが、同種牡馬の系統は昨年こそ出走例がなかったものの、直近5年で「1-2-1-1-1-1」と上位を賑わせている。本馬においては2年連続で勝ち負けとなる馬を送り出している水仙賞からの臨戦も興味深く、2代母オウケンサクラが中山芝1800mで施行された10年フラワーカップを制していることも気に留めておきたい。


【血統予想からの注目馬】
ソリタリオ、①ビーアストニッシド、⑬オウケンボルト

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【朝日杯FS】レースの注目点 2020年12月15日(火) 13:14

★未勝利→デイリー杯2歳Sを連勝 兄の雪辱を狙うレッドベルオーブ



 レッドベルオーブ(牡、栗東・藤原英昭厩舎)は、8月8日の新馬戦(新潟)こそ2着に敗れたが、2戦目の未勝利戦では中京・芝1600メートルの2歳コースレコードを更新(1分33秒1)して、2着馬に3馬身半差をつける快勝で初勝利を挙げた。同馬は、続くデイリー杯2歳Sでも、阪神・芝1600メートルの2歳コースレコードを更新(1分32秒4)して連勝を飾っているが、連勝の勢いそのままに朝日杯FSでGI初制覇を飾ることができるだろうか。



 レッドベルオーブは、父ディープインパクト、母レッドファンタジアという血統で、昨年のデイリー杯2歳Sを制したレッドベルジュールの弟にあたる。レッドベルジュールは昨年の朝日杯FSで10着に敗れ、同レースを最後に競走馬登録を抹消しているが、レッドベルオーブは兄が果たせなかった朝日杯FS制覇を遂げることができるかどうか。Vなら、同馬に騎乗予定の福永祐一騎手は歴代最多タイの朝日杯FS4勝目となる。



★今年のJRA2歳重賞で4勝をマーク 須貝尚介調教師はステラヴェローチェを登録



 12月14日現在、今年のJRA2歳戦での調教師別勝利数を見ると、最多勝は14勝を挙げている須貝尚介調教師(栗東)。朝日杯FSには、ステラヴェローチェ(牡)を登録している。須貝調教師は、今年のJRA2歳重賞で札幌2歳SアルテミスS阪神JFソダシ)、サウジアラビアRCステラヴェローチェ)の4勝を挙げているが、2週連続GI勝利を挙げることができるだろうか。なお、ステラヴェローチェはJRAが購入して2005年に輸入されたバゴの産駒で、伯父に2007年朝日杯FS勝ち馬ゴスホークケンがいる血統。



★2戦2勝馬が3頭、1戦1勝馬が1頭登録 今年も無敗のGI馬が誕生するか



 朝日杯FSでは、2017年ダノンプレミアム、2018年アドマイヤマーズ、2019年サリオスと3年連続で無敗馬が勝利を挙げている。今年の朝日杯FS登録馬では、サウジアラビアRC勝ち馬ステラヴェローチェ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)、アスター賞勝ち馬ドゥラモンド(牡、美浦・手塚貴久厩舎)、秋明菊賞勝ち馬ブルースピリット(牡、栗東・中内田充正厩舎)が2戦2勝、マーチリリー(牝、栗東・牧浦充徳厩舎)が1戦1勝という成績だが、今年も無敗のGI馬が誕生するだろうか。



 なお、ステラヴェローチェに騎乗予定の横山典弘騎手は、阪神に実施時期を移した2014年以降では初の朝日杯FS参戦となる。同騎手が朝日杯FSを勝てば、2000年メジロベイリー以来、20年ぶりとなるが、ステラヴェローチェを無敗のGI馬に導くことができるかどうか。



朝日杯FS初V狙うC.ルメール騎手 京王杯2歳Sを制したモントライゼに騎乗予定



 C.ルメール騎手は、12月14日現在、今年のJRA競走で198勝を挙げており、自身2度目のJRA年間200勝まであと2勝に迫っている。また、同騎手は今年JRA ・GI8勝を挙げ、自身が持つJRA・GI年間最多勝記録に並んでおり、JRA獲得賞金も43億5253万3000円で自身が持つJRA年間最多獲得賞金記録(46億6023万5000円)にどこまで迫るか注目される。ルメール騎手は、朝日杯FSでは京王杯2歳S勝ち馬モントライゼ(牡、栗東・松永幹夫厩舎)に騎乗する予定だが、同レース初勝利を挙げることができるかどうか。



朝日杯FS初制覇へ!21回目の挑戦 武豊騎手はドゥラモンドに騎乗予定



 ドゥラモンド(牡、美浦・手塚貴久厩舎)に騎乗予定の武豊騎手には、朝日杯FS初制覇がかかる。同騎手は現在JRAで実施されているGI24レースのうち、22レースで計77勝を挙げており、完全制覇へ残すは2歳GIの「朝日杯FS」と「ホープフルS」となっている。武豊騎手は朝日杯FSに過去20回騎乗して2着が5回あるが、21回目の挑戦で同レース初制覇を遂げ、JRA・GI完全制覇に王手をかけることができるかどうか。



 なお、ドゥラモンドは、新馬戦をD.レーン騎手、アスター賞をC.ルメール騎手が騎乗して連勝しており、今回は“テン乗り”となる武豊騎手とのコンビでGI初制覇を目指す。Vなら、同馬を管理する手塚貴久調教師は現役単独トップの朝日杯FS3勝目となる。



★親子制覇狙う大久保龍志調教師 新潟2歳Sの覇者ショックアクションを登録



 新潟2歳S勝ち馬ショックアクション(牡)を管理する大久保龍志調教師(栗東)の父・大久保正陽元調教師は、1993年の勝ち馬ナリタブライアンの管理調教師で、朝日杯FS史上初の親子制覇がかかる。大久保龍志調教師は今年の新潟2歳Sが自身のJRA2歳重賞初勝利で、朝日杯FSへの参戦は今回が3回目となるが、父に続き朝日杯FSのタイトルを手にすることができるかどうか。ショックアクション新潟2歳S以来、中111日での出走で、同馬が勝てばグレード制が導入された1984年以降の朝日杯FSで最も前走からの間隔が長い優勝馬となる。



 なお、ショックアクションには戸崎圭太騎手が騎乗する予定だが、“大久保龍志調教師&戸崎圭太騎手”のコンビは12月14日現在、27戦7勝、2着5回(勝率.259、連対率.444)という成績で、12月6日のチャンピオンズCではチュウワウィザードがGI制覇を遂げている。



★デビューから一貫してマイル戦に出走 デイリー杯2歳S2着のホウオウアマゾン



 ホウオウアマゾン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)は、6月14日の新馬戦(阪神)でデビュー以来、すべて芝1600メートル戦に出走して、4戦2勝、2着2回という成績を残している。同馬は前走のデイリー杯2歳Sでは、勝ったレッドベルオーブとアタマ差の惜敗だったが、GIの舞台でも連対率100%の堅実な走りを見せることができるかどうか。なお、同馬には松山弘平騎手が騎乗する予定。



 ホウオウアマゾンは父キングカメハメハ、母ヒカルアマランサスという血統で、2018年セレクトセール(当歳)において1億4000万円(税抜)という高額で取引された。ちなみに、ホウオウアマゾンの母ヒカルアマランサスも現役時代、芝1600メートル戦では4戦1勝、2着3回で連対率100%と好成績を挙げており、2010年のヴィクトリアMで2着と好走している。



★新種牡馬産駒は5頭が登録 2005年フサイチリシャール以来のVなるか



 今年の朝日杯FSには、ドゥラメンテ産駒のアスコルターレ(牡、栗東・西村真幸厩舎)、ジュンブルースカイ(牡、栗東・友道康夫厩舎)、ドゥラモンド(牡、美浦・手塚貴久厩舎)、モーリス産駒のカイザーノヴァ(牡、栗東・矢作芳人厩舎)、リオンディーズ産駒のピンクカメハメハ(牡、栗東・森秀行厩舎)と新種牡馬の産駒が5頭登録している。新種牡馬の産駒が朝日杯FSを勝てば、2005年フサイチリシャール(父クロフネ)以来15年ぶりとなるが、今年の新種牡馬産駒は、父にGIタイトルを贈ることができるかどうか。なお、リオンディーズは2015年の朝日杯FS勝ち馬で、ピンクカメハメハには同レースの父子制覇がかかる。



★父は2008年の朝日杯FSでV 岩田親子がJRA・GIで4回目の対戦



 今年の朝日杯FSでは、岩田康誠騎手・岩田望来騎手親子が揃って参戦する予定となっており、父の岩田康誠騎手は東スポ杯2歳S3着のジュンブルースカイ(牡、栗東・友道康夫厩舎)、子の岩田望来騎手は京王杯2歳S2着のロードマックス(牡、栗東・藤原英昭厩舎)に騎乗する予定。JRA・GIでの同親子の対戦はこれまでに3回あり、対戦成績は2勝1敗で岩田望来騎手がリードしている。さて、4回目の対戦はどちらが先着するだろうか。なお、岩田康誠騎手は2008年にセイウンワンダーに騎乗して朝日杯FSを制しており、子の岩田望来騎手が勝てば、同レース父子制覇となる。また、岩田望来騎手のレース当日の年齢は20歳6力月20日で、VならJRA・GI制覇、並びに朝日杯FSで史上2番目の年少優勝となる。



★3年連続で6月デビュー馬がV 7年ぶりV狙う外国産馬は2頭が出走予定



 朝日杯FSでは2017年ダノンプレミアム(6月25日デビュー)、2018年アドマイヤマーズ(6月30日デビュー)、 2019年サリオス(6月2日デビュー)と3年連続で6月デビューの馬が勝利を挙げている。今年の登録馬では、アスコルターレ(牡、栗東・西村真幸厩舎)が6月7日、モントライゼ(牡、栗東・松永幹夫厩舎)が6月13日、ホウオウアマゾン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が6月14日、スーパーホープ(牡、栗東・藤岡健一厩舎)とブルースピリット(牡、栗東・中内田充正厩舎)が6月21日、ロードマックス(牡、栗東・藤原英昭厩舎)が6月28日にデビューしているが、今年も6月デビュー馬から勝ち馬が生まれるだろうか。なお、ビゾンテノブファロ(牡、美浦・小桧山悟厩舎)は、地方競馬の門別競馬場で5月5日にデビューしている。



 また、ブルースピリットと、新潟2歳S勝ち馬のショックアクション(牡、栗東・大久保龍志厩舎)には2013年のアジアエクスプレス以来、7年ぶりの外国産馬による朝日杯FS制覇がかかる。ブルースピリットはInvincible Spirit産駒、ショックアクションはGleneagles産駒で、どちらもアイルランド産馬。なお、アイルランド産馬が朝日杯FSを勝てば1992年のエルウェーウィン以来、28年ぶりとなる。



朝日杯FSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【血統アナリシス】秋華賞 紫苑S勝ちの余勢を駆って戴冠を狙うルーラーシップ産駒!ローズSを制したディープインパクト産駒も主役候補の1頭! 2019年10月12日() 15:00

日曜日に行われる秋華賞の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。


ダノンファンタジー
父であるディープインパクトの産駒は秋華賞で好成績。母のライフフォーセールはアルゼンチンの中距離ダートG1を2勝。近親にはブラジルのG1馬や南アフリカの重賞ウイナーが複数並び、各要素をバランス良く兼ね備えた優良牝系と判断できる。少なくとも額面上のプロフィールでヒケをとることはない。気性面の問題から距離延長を不安視する声も多く見られるが、内回りの芝2000mかつ世代限定の牝馬戦なら、こなしてしまう可能性は十分にある。主役候補の1頭であることは間違いない。

メイショウショウブ【出走取消】
祖母を基点とする親族に重賞級はいないが、3代母から広がる一族にはアドマイヤムーンなど活躍馬の名が多数見られる。それゆえ、牝系の活力面についてはマイナスにとらえる必要はない。ただ、ヘイロー3×5のクロスならびに、父ダイワメジャーの影響によるものなのか、短距離指向が強いタイプに仕上がっている印象。距離延長+根幹G1の舞台で前回以上のパフォーマンスを示せるかどうかについては疑問符が付く。流れや馬場コンディションなど、何らかの恩恵があった際の掲示板争いまでが精一杯ではないか。

ブランノワール
阪神JF勝ちのローブティサージュを半姉に持ち、母のプチノワールは、安田記念を制したアサクサデンエンと父が同じで母同士が全姉妹という血統馬。母方にマキャベリアンとグローリアスソングを共有することで、ヘイローのクロスを実現しているあたりは、ヴィルシーナヴィブロスを彷彿させるものがある。加えて、父のロードカナロアアーモンドアイを輩出。構成面に文句のつけどころはない。本質的にマイラータイプかもしれないが、その一方で相応のポテンシャルを秘めているのも事実。ノーマークにはできない存在だ。

トゥーフラッシー
父のブラックタイドディープインパクトの全兄。近親には、2005年3着のニシノナースコール、2008年の優勝馬ブラックエンブレムがいる。それなりの舞台適性を備えているとみていいだろう。ただし、本馬は芝未勝利のうえ、7月の福島で牝馬限定の1勝クラスを卒業したあと、2勝クラスを4戦消化しながら複勝圏内に届かない現状。G1のここではいかにも分が悪い。今回はひとつでも上の着順を目指し、次戦以降の糧になれば……、といったところか。

クロノジェネシス
近親にフサイチエアデール、その仔としてフサイチリシャールがいる筋が通った一族の出自。半姉には今年のヴィクトリアマイルを制したノームコアがいるように、ファミリーの近況が活気づいている点は好感が持てる。バゴ×クロフネの配合自体は地味に映るが、父産駒の当該コース成績は悪くなく、母父にヴァイスリージェント系種牡馬を配する馬としては、ショウナンパンドラアパパネ秋華賞馬に輝いている。イメージほど血統面で劣るところはない。オークス以来の実戦とはいえ、軽んじて扱えない1頭だ。

ローズテソーロ
開幕週の京都芝2000mでは2レースが行われ、どちらも本馬と同じ父ハーツクライの系統が勝利。その点はいいのだが、19世紀末から続く在来牝系の出自とあって、本質的には野芝のコースがベター。それゆえ、オール野芝の中山芝2000m→野芝の比率が下がる京都芝2000mの臨戦過程で加点材料を見い出すのは難しい。京都芝であれば、もう少し荒れたほうがフィットするのではなかろうか。祖母オグリローマン、近親オグリキャップという、中高年の競馬ファンにはたまらない血統背景ではあるが、条件面の上積みに乏しく、好走へのハードルは高そうだ。

ビーチサンバ
父は芝、ダートの双方でG1を制したクロフネ。母は重賞4勝かつG1で3度の2着を記録、全兄のフサイチリシャールは2歳王者という血統馬。ノームコアや当レースに出走予定のクロノジェネシスなど、近い親族がG1で好成績を挙げている点も好感が持てる。一方で、スピード&パワー型のマイラーであることは間違いなく、1ハロンの距離延長は微妙な線。クロフネ産駒の当該コース成績も良いとは言えず、今回のコース替わりがプラスに転じる可能性は低い。展開や馬場に恵まれた場合の連下候補、という評価が妥当ではないか。

カレンブーケドール
父のディープインパクトは4頭の秋華賞馬を輩出。母はチリの年度代表馬に選出された名牝で、その父スキャットダディは米三冠馬ジャスティファイなどを送り出している。父×南米牝系配合馬という点は、サトノダイヤモンドマカヒキと同じ。父×ストームキャット系は、多数のG1馬が出現しているニックス配合だ。キレキレの脚を使えるわけではないが、立ち回りがうまく最後までしぶとく脚を伸ばすタイプ。ゆえに京都内回りの2000mは悪くないはず。前回の敗戦で見限るのは早計だろう。

シャドウディーヴァ
父のハーツクライは、秋華賞にて3頭の2着馬を輩出。北米で活躍したスピードタイプを母に持ち、母父のダンシリは欧州にて種牡馬・BMSの双方で成功を収めているうえ、ハービンジャーの父でもある。速力と持久力のバランスが良く、日本の高速馬場に適した血統構成といえよう。加えて、中・長距離型サンデーサイレンス系×欧州ノーザンダンサー系の組み合わせは当レースの活躍配合のひとつ。上位争いを演じてもおかしくない下地はある。この馬の場合、とにもかくにもリラックスして走れるかどうかが、好凡走のカギを握る。当日の気配には十分な注意を払いたい。

シェーングランツ
2017年のオークスソウルスターリングの半妹。母のスタセリタはG1 6勝の名牝、母父であるモンズーンは優れた底力を伝えて成功を収めた万能型。その母系にディープインパクトを重ねているのだから、潜在しているポテンシャルだけでいえば、G1でもトップクラスに位置する。ただ、ドイツ牝系の母方の血が強く反映されているせいか、反応に時間を要するのが難点。速い上がりを求められると後れをとりやすい。良さを引き出すには、前が苦しくなる消耗戦、あるいは自身から動くといった思い切った策が不可欠となる。

フェアリーポルカ
母は未勝利ながら、祖母は名繁殖牝馬のフェアリードール。一族にトゥザヴィクトリーほか、数多くの優駿が並ぶ上質の牝系だ。父のルーラーシップ日本ダービー馬×オークス馬の配合、近親のリオンリオンはさきの青葉賞セントライト記念を制している。3歳限定のハイグレード競争にマッチした適性を備えるだけでなく、ファミリーの近況が活気付いている点は心強い。反面、突出した要素に欠けるのも事実で、一線級相手だと詰めの甘さが目立つ現状。持ち味を活かすためには、上がりを適度に要する競馬になるか、自身から早めに動いて我慢比べに持ち込みたい。

レッドアネモス
伯父は天皇賞(秋)2着など中距離路線で活躍したアグネスアーク、近親には重賞3勝のビハインドザマスクヴィクトリアマイルを制したコイウタの名が見られる。スピードの持続力に優れていると同時に種牡馬の持ち味が活きる牝系だ。父は現3歳世代が好調のヴィクトワールピサ。世代限定のG1ならば、通用してもおかしくないバックボーンは整っている。ただし、ラジオNIKKEI賞惨敗後の休み明け。その状況に加えてG1挑戦となる今回、厳しい戦いは避けられそうにない。狙うなら次戦以降だろう。

サトノダムゼル
ケンタッキーダービードバイワールドカップを制したアニマルキングダムを半兄に擁する世界的良血馬。日本の高速馬場に高い適性を示す、ディープインパクト×ドイツ牝系の配合に加え、祖母の父ダンシングブレーヴは種牡馬として2001年の勝ち馬テイエムオーシャン、BMSとしても2004年の優勝馬スイープトウショウを送り出している。キャリアが浅く未知な面は多いものの、十分なポテンシャルを秘めている血統構成といえよう。母方から受け継いだ馬力とスピードの持続力を活かせる競馬になれば、上位争いに加わってきてもおかしくはない。

シゲルピンクダイヤ
母は未出走ながら、母父と祖母の父は英ダービー馬。一族には愛ダービー馬がいるように、牝系の質は高い。サンデーサイレンス系×欧州牝系配合馬の当レースにおけるパフォーマンスも上々だ。ダイワメジャー産駒の芝2000mにおける重賞成績が振るわない点は気がかりも、追ってバテない持久力は牝馬とすれば上等の類。桜花賞では内を突いてヒルむことなく脚を伸ばして2着。それゆえ多頭数も気にならない。母方の長所と父方由来のしぶとさを活かせるレース質になれば、勝ち切るまではともかく複勝圏内ならチャンスはある。

コントラチェック
2014年のオークスで3着に入ったバウンスシャッセ、昨年の京王杯SCを制したムーンクエイクの半妹にあたる血統馬。ディープインパクト×欧州牝系の当レースにおける相性も良く、京都芝2000mへのコース替わりは問題ないだろう。ただ、きょうだいを含む近い親族をみると、G1では善戦止まりの馬が大勢を占めている。その勝負弱さを父が有する高いレース適性でどこまでカバーできるか。また、オークスから直行した点をどうとるかも難題のひとつ。判断するに悩ましい1頭である。

パッシングスルー
クラスが上がると頭打ちの兄妹、重賞タイトルに一歩手前という近親の顔ぶれをみると、ここでは足りないように思える。だが、ルーラーシップ×クロフネの配合は、昨春のクラシック戦線を賑わせたリリーノーブルと同じ。そのあたりを踏まえると、牝馬限定のG1であれば、上位争いも可能という構図が成り立つ。ルーラーシップ産駒らしい長く良い脚を使うタイプで、後半の持続力勝負になりやすい秋華賞のレース質は歓迎のクチ。キングマンボ系×ヴァイスリージェント系×ボールドルーラー系の組み合わせは、2010年の勝ち馬アパパネを想起させる。大駆けがあっても驚けない。

エスポワール
半兄のアドミラブル日本ダービーで3着。叔父にリンカーンヴィクトリーがおり、近親にはフサイチコンコルドアンライバルドなどの名が並ぶ繁栄ファミリーの出身。シンボリクリスエス×トニービン×サドラーズウェルズという、やや重めの母の配合から瞬発力に欠けるきらいはあるが、潜在しているパワーと持続力はかなりのもの。水準以上の持久力を求められる、当レースの傾向にマッチした構成と判断できる。一方で、気がかりなのは自身が挙げた3勝すべて10頭立ての少頭数だったこと。性能の高さは認めても、多頭数の内回りG1で重い印を打つには躊躇してしまう。

シングフォーユー
父はハーツクライの後継種牡馬ジャスタウェイ。母のシングライクバード、祖母のシングライクトークは重賞で勝ち名乗りをあげることはできなかったものの、半姉のシングウィズジョイフローラSを制し、エリザベス女王杯でも2着と奮戦した。血統背景的にG1でも善戦できる素地はあるが、牝馬限定の1勝クラスをやっとの思いで卒業した身。スイートピーSで僅差の2着があるとはいえ、ここに入ると貫目が足りない。父母どちらの系統も成長力を見込める血筋ゆえに、今後の本格化に期待するべきだろう。



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【血統アナリシス】桜花賞 我慢比べになれば本領発揮のシーンもありえるルアーヴル産駒!豊作世代のヴィクトワールピサ産駒2騎も要警戒!2019年4月6日() 16:00

日曜日に行われる桜花賞の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。


シェーングランツ
2017年のオークスソウルスターリングの半妹。母のスタセリタはG1 6勝の名牝、母父であるモンズーンは優れた底力を伝えて成功を収めた万能型。その母系にディープインパクトを重ねているのだから、潜在しているレース適性だけでいえば、2017年の桜花賞で1番人気の支持を集めながら3着に敗れた半姉を上回る。脚質や母父の本質を踏まえると、もう少し距離が延びたほうがいいのかもしれないが、ディープインパクト×欧州牝系の組み合わせは当レースの活躍配合のひとつ。完全無視は禁物だ。

エールヴォア
きょうだいの戦績は冴えないものの、4代母にダイナサッシュ、5代母にロイヤルサッシュを擁する国内有数の名牝系。叔父にドリームパスポート、一族にはサッカーボーイステイゴールドといった面々が名を連ねるように、ポテンシャルはここに入っても見劣りしない。父のヴィクトワールピサは2016年の勝ち馬ジュエラーを輩出。500キロ前後の体格に恵まれている点はジュエラーと共通する。馬格を最大限に活かせるパワー勝負になれば、面白い存在と言えよう。

ノーブルスコア
父は4頭の桜花賞馬を送り出しているディープインパクト。母は伊G1リディアテシオ賞の勝ち馬で、母父は凱旋門賞馬のディラントーマスという血統構成。ディープインパクト×ダンチヒ系の配合、ノーザンダンサー系同士を組み合わせた母を持つ点は、2012年優勝馬のジェンティルドンナと同じ。母系には大舞台に強いニジンスキーのクロスもある。これといって大きな減点材料は見当たらず、上位圏内に食い込んできてもおかしくない。

クロノジェネシス
近親にフサイチエアデール、その仔としてフサイチリシャール、当レース出走予定のビーチサンバがいる一本筋が通った一族の出自。半姉には紫苑Sの勝ち馬ノームコアがいるように、ファミリーの近況が活気づいている点は好感が持てる。父のバゴは2010年の2着馬オウケンサクラを輩出。ほか菊花賞馬のビッグウィークも送り出しており、クラシックとの相性は決して悪くない。ここでも好勝負可能とみる。

ルガールカルム
ロードカナロア×サンデーサイレンスの組み合わせ、さらに母母父はヌレイエフ系という、今をときめくアーモンドアイと似た配合馬。英と仏の重賞を制した祖母、3代母にBCジュベナイルフィリーズの勝ち馬を擁する牝系も上質で、血統構成については申し分がない。アネモネS組のパフォーマンスが奮わない点は気がかりだが、その悪循環を血筋の良さで一掃してしまう可能性は十分にありえる。警戒を怠れない1頭と言えよう。

ホウオウカトリーヌ
母は現役時未勝利に終わったが、母父のヘンリーザナビゲーターは英・愛のマイルG1を4勝、BCクラシックでも2着に奮闘した名馬。母母父のサイフォンは伯・米で好成績を残し、ドバイワールドカップでも2着に健闘している。ゆえに、相応の爆発力を秘めているとみていい。ただ、マツリダゴッホ産駒は外回りよりも内回りに適性を示す馬が多く、阪神マイルへのコース替わりがプラスに作用するとは思えない。今回は割引が必要だろう。

アウィルアウェイ
さきの東京新聞杯を制したインディチャンプを半兄に持ち、叔父にはリアルインパクトネオリアリズムなどを擁する、ポテンシャルの高い牝系の出自。ただ、本馬の場合は短距離指向の濃い祖母トキオリアリティーの影響が濃いせいか、よりスピード指向が強い印象。そのあたりを鑑みると、距離延長のマイル戦で能力を発揮できるかどうかについては疑問が残る。クラシックの舞台となればなおさらだ。展開や馬場に恵まないと上位進出は厳しいだろう。

グランアレグリア
父であるディープインパクトの産駒は桜花賞で4勝と相性は抜群。一方、母のタピッツフライは5歳時にマイルG1を2勝。晩成型の印象も受けるが、リステッド格当時のBCジュヴェナイルフィリーズターフを制しており、早い時期から活躍できる傾向にある。ディープインパクト×ナスルーラ系の配合馬が当レースで勝ち切れていない点は気になるものの、同系統配合馬のアルアインが先週の大阪杯を制覇。勢いづいている点は好材料だ。状態さえまともなら、上位争いに絡めるだけの下地は整っている。

アクアミラビリス
半姉クイーンズリングエリザベス女王杯を含む重賞4勝。伯母には、仏1000ギニーの勝ち馬トレストレラがいる。母父のアナバーはBMSとして、トレヴやラッシュラッシーズなどを送り出しているように、牝馬の相がすこぶるいい。父は替わったが、ヴィクトワールピサ×仏牝系配合馬という点は、2016年の勝ち馬ジュエラーと同じ。父産駒の現3歳世代は初年度以来の豊作世代。現時点の破壊力と完成度は、桜花賞出走時の半姉(4着)を凌ぐ可能性もある。要注目の1頭だ。

フィリアプーラ
2011年の朝日杯FSを無敗で制したアルフレードを半兄に持ち、祖母はサクラバクシンオーの全妹、3代母はアンバーシャダイの全妹という、確かなボトムラインの持ち主。その牝系にサンデーサイレンスとハービンジャーを重ねているのだから、高いポテンシャルを秘めているのは間違いない。父がやや晩成型のため、本格化はもう少し先かもしれない半面、春を迎えて一段上の段階に変わってくる可能性もある。複穴として一考の余地がありそうだ。

メイショウケイメイ
さかのぼると、5代母のアンティックヴァリュー(1993年の2冠牝馬ベガの母)に辿り着く名門の出自。父は凱旋門賞馬のワークフォースで、一見すると中距離以上に適性を示してもおかしくない。だが、本馬は母父のデュランダル、ならびにミスプロの多重クロスが強く反映されているせいなのか、スピード優先のタイプに仕上がっている。ゆえに、速い上がりの決め手勝負になると分が悪そう。上位進出には、馬場や展開など何らかの助けが欲しい。

ノーワン
きょうだいに目立った存在はいないものの、母はフサイチコンコルドと同血、一族からは愛オークス2着馬など、活躍馬が多数出ている。ここで通用してもおかしくない下地はあるが、ハーツクライ×ニジンスキー系×サドラーズウェルズという配合をみるに、上がりを要する競馬がベターの印象。ゆえに、根幹距離で速い上がりを求められると苦しい。奥行きの深い馬ではあるものの、今回に限っていえば、展開や馬場など、何らかの恩恵がないと好パフォーマンスは期待できないかもしれない。

ジュランビル
キンシャサノキセキ×デピュティミニスターという、スピード色の濃い組み合わせ。母母父のラーイ、ヘイロー4×5のインブリードで、速力がさらに強調されている。そのあたりを踏まえると、前回から1ハロンの距離延長はマイナス材料と言わざるを得ない。小倉、阪神、京都と異なる競馬場で崩れていない点は評価できるものの、現時点では短距離の混戦向きという印象。今回の舞台で前回以上のパフォーマンスを望むのは厳しいのではないか。

ビーチサンバ
父は芝、ダートの双方でG1を制したクロフネ。母のフサイチエアデールは重賞4勝かつG1で3度の2着を記録、全兄のフサイチリシャールは2歳王者という良血馬。本馬も全兄同様、スピードとパワーを兼備したマイラータイプゆえに、東京→阪神のコース替わりは好材料。さきの紫苑S勝ち馬ノームコアや当レースに出走予定のクロノジェネシスなど、近い親族が重賞戦線で活躍している点も好感度が高い。軽んじて扱えない1頭だ。

ダノンファンタジー
父であるディープインパクトの産駒は当舞台で好成績。母はアルゼンチンの中距離G1を2勝。近親にはブラジルのG1馬や南アフリカの重賞ウイナーが複数並び、各要素をバランスよく兼ね備えた優良牝系と判断できる。一方、阪神リニューアル以降の桜花賞で、サンデーサイレンス系×グレイソヴリン系配合馬の連対例がない点は気がかり。単なるめぐり合わせと言えばそれまでだが……。父と南米系牝馬の相性の良さ、ならびに底力でカバーできるかどうかが、今回の大きな焦点になるのではないか。

シゲルピンクダイヤ
父のダイワメジャーは2017年の優勝馬レーヌミノルを輩出。一族には愛ダービー馬がいるように牝系の質も高い。ただ、母父はサドラーズウェルズ系のハイシャパラル。父×サドラーズウェルズ系の配合馬であるメジャーエンブレムは、2016年の当レースで1番人気に推されながらも4着敗退。また、父ダイワメジャーにスタミナ寄りの母、チューリップ賞を経由したあたりは、2017年16着のミスパンテールと重なる面が多い。前走の内容をストレートに評価しての、押さえ扱いが妥当とみる。

レッドアステル
母のレッドエルザは未勝利に終わったが、その全兄イングリッシュチャンネルはBCターフなど6つのG1を制覇。祖母の全姉も米G1を制しているように、血統的価値は高水準。ディープインパクト×スマートストライクの組み合わせは、2013年の2着馬レッドオーヴァルと同じ。ミスプロ系×ヌレイエフ系の肌馬にディープインパクトを重ねたパターンは、ヴィルシーナヴィブロスの姉妹など成功例が後を絶たない。相性が悪いアネモネS組と言えども、侮ってはいけない存在だ。

プールヴィル
父のルアーヴルは現役時に仏ジョッケクルブ賞(仏ダービーに相当)を制し、種牡馬としても2頭の仏二冠牝馬を輩出。母のケンホープは仏G3ウイナーにして、英マイルG1でも上位争いを演じた。タフさがウリの欧州配合馬であると同時に、早期から活躍が見込めるスピードも兼ね備えている。瞬発力比べでは分が悪いものの、欧州由来のしぶとさと勝負根性はハイレベルの域。持ち味を最大限に活かせる我慢比べになれば、本領発揮のシーンもありえる。



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【血統アナリシス】阪神JF ディープインパクト産駒2騎のプロフィールに不足なし!歴史的名牝の仔に未知の魅力あり!2018年12月8日() 16:10

日曜日に行われる阪神JFの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。


ベルスール
全姉のベルルミエールは3歳時、半姉のヴゼットジョリーは2歳時から重賞戦線で活躍。一族からは英1000ギニー勝ち馬が出ているように、スピード能力に優れた牝系である点が大きな特徴。父に短距離指向の強いスウェプトオーヴァーボードを配することで、スピードがより強調されている。視点を変えると、スタミナを問われる舞台は不向き。京都芝1400m→阪神芝1600mの臨戦過程で、好パフォーマンスを示せるかどうかについては疑問符が付く。軽い競馬質になれば3着には、といったところか。

ジョディー
スピードの持続力に長けたダイワメジャーを父に持ち、母父のモンズーンはBMSとして2016年の勝ち馬ソウルスターリングを送り出している。さかのぼると、米国の至宝とも呼ばれた名繁殖牝馬のラトロワンヌにつながる名門牝系。相応のポテンシャルを秘めた血統構成と言えよう。半面、母がモンズーン×サドラーズウェルズという欧州色の濃い配合ゆえに、瞬発力を求められる競馬では足りない印象。血の良さを活かすためには、上がりを要する競馬になるか、あるいは早めに仕掛けて持続質の競馬に持ち込むことが肝要になる。

プールヴィル
母父のケンダンジャルは父として仏2歳重賞勝ち馬を数多く輩出。母は仏G3ウイナーにして、英マイルG1でも上位争いを演じたケンホープ。早期から活躍が見込めるスピードタイプだ。この母に仏ダービー馬のルアーヴルを重ねることで、水準以上のスタミナが補完されている。一方で、欧州血脈で固められた配合ゆえに、瞬発力勝負ではパンチが足りない印象。持ち味を発揮するためには、上がりを要する競馬、あるいは自身から動くなど、思い切った策が不可欠となる。

シェーングランツ
2016年の勝ち馬ソウルスターリングの半妹。母のスタセリタはG1 6勝の名牝、母父であるモンズーンは優れた底力を伝えて世界的に成功を収めた万能型。その母系にディープインパクトを掛け合わせているのだから、潜在しているレース適性だけでいえば半姉を上回る。父と母父の本質を踏まえると、もう少し距離が延びたほうがいいのかもしれないが、展開利があったとはいえ前走でマイル重賞を制しているのは事実。2歳牝馬同士の争い、かつ直線の長い阪神外回りなら好戦可能とみる。

メイショウショウブ
ダイワメジャー×キングカメハメハという、当レースの活躍血統同士の組み合わせ。祖母を基点とする親族に重賞級はいないが、3代母から広がる一族にはアドマイヤムーンなど活躍馬の名が多数見られる。よって、牝系の活力面については過度に不安視する必要はない。スピードに長けたヘイロー3×5のクロスならびに父の機動力と、身体能力の高さが持ち味である母父の血がマッチするようであれば、好パフォーマンスを示しても、何ら不思議はない1頭と言えよう。

スタークォーツ
父はスピードとパワーを身上とするメイショウボーラー。母父に日本ダービー馬のアドマイヤベガを配し、スタミナを補完するかたちをとっているが、ヘイロー4×4のクロスが強く反映されているせいか、本馬はスピード優先のタイプに仕上がっている。スピード上位の一方、近い親族の活躍馬はトウショウシロッコが目立つ程度。マイルG1の舞台では活力面で見劣る印象を受ける。メイショウボーラー産駒の当該コースにおける成績も良いとは言えず、今回は厳しい戦いを強いられるのではないか。

ウインゼノビア
父はジャパンカップを制したスクリーンヒーロー。一族にはクィーンスプマンテなどの名が見られる。意外性に富んだ血統構成と言えよう。祖母のレディゴシップはタイトル獲得こそ成らなかったが、重賞戦線で堅実駆けしていた馬。本馬のブレが少ない成績は牝系譲りなのかもしれない。父と牝系をみるに力の要る阪神コースはマッチする印象。ただし、スタミナとパワーに長けているぶん、速い上がりの決め手勝負では分が悪い。持ち味を活かすには、自ら早めに仕掛けて我慢比べに持ち込むか、もしくは道悪など馬場の恩恵が欲しい。

ラブミーファイン
父は新種牡馬のジャスタウェイ、母父はアグネスデジタルという組み合わせ。トニービンのスパイスが効いた父に、北米血脈を掛け合わせた好バランスの配合と言えよう。パワーと持続力が強調された血統構成ゆえに、京都→阪神のコース替わりはプラスに作用してもおかしくはない。一方で、ジャスタウェイ産駒の当該コースにおけるパフォーマンスが悪い点は気がかり。近い親族に重賞クラスがいないところも物足りない。最も得意とする上がりを要する展開になった際の、掲示板争いまでが限界ではないだろうか。

クロノジェネシス
近親にフサイチエアデール、その仔としてフサイチリシャールがいる一本筋が通った一族の出。半姉には活躍中のノームコアがいるように、ファミリーの近況が活気付いている点は好印象だ。父であるバゴ産駒の当レースにおける馴染みは薄いが、2013年にクリスマスが7番人気4着と善戦。同じコースで行われる桜花賞では、2010年にオウケンサクラが3番人気2着と好戦しており、決して相性が悪い舞台ではない。最も得意とするスピードの持続力を問われる競馬になれば、面白い1頭になりそうだ。

タニノミッション
母は言わずと知れた歴史的名牝ウオッカ。父のインヴィンシブルスピリットはスピード持続力に優れた産駒を輩出する傾向が強く、2014年の欧州年度代表馬キングマンや2009年の欧州最優秀短距離馬であるフリーティングスピリットなどを送り出している。日本国内の産駒成績は芝短距離に偏っているが、東京マイルを勝ち上がった本馬には当てはまらないかもしれない。父の速力とパワー、母の持久力と爆発力が融合するようであれば、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性もある。未知の魅力に満ちた1頭だ。

ビーチサンバ
父は芝、ダートの双方でG1を制したクロフネ。母のフサイチエアデールは重賞4勝かつG1で3度の2着を記録、全兄のフサイチリシャールは2歳王者という良血馬。本馬も全兄同様、スピードとパワーを兼備したマイラータイプだろう。ゆえに、力の要る阪神コースは歓迎のクチ。さきの紫苑S勝ち馬ノームコアや当レースに出走予定のクロノジェネシスなど、近い親族が重賞で好成績を挙げている点も心強い。特長を存分に活かせる持続力勝負になれば、上位進出のチャンスは十分にある。

レッドアネモス
伯父は天皇賞(秋)2着など中距離路線で活躍したアグネスアーク、近親には重賞3勝のビハインドザマスクヴィクトリアマイルを制したコイウタの名が見られる。スピードの持続力に優れていると同時に種牡馬の持ち味が活きる牝系だ。父は現2歳世代好調のヴィクトワールピサ。勝ち上がり率が上昇しているだけでなく、重賞での活躍も目につくようになってきている。父の勢いと総合力、母父であるサクラバクシンオーの機動力がこの舞台で巧くマッチするようであれば、上位争いに加わってきてもおかしくない。

ダノンファンタジー
父であるディープインパクトの産駒は当舞台で好成績。母父にグレイソヴリン系種牡馬を持つ馬の相性も悪くない。母はアルゼンチンの中距離G1を2勝。近親にはブラジルのG1馬や南アフリカの重賞ウイナーが複数並び、各要素をバランス良く兼ね備えた優良牝系と判断できる。グレイソヴリン系×ストックウェル系という母の配合をみるに牝馬同士のレースであれば、少々タフな競馬質になっても不安はない。いかにも当レース向きの均整のとれた血統構成だ。

サヴォワールエメ
父はスピード型サンデーサイレンス系のダイワメジャー。母父であるピヴォタルは、BMSとして欧州中心に中距離以上のG1で活躍。国内でもさきの宝塚記念を制したミッキーロケットを送り出している。パワーとスピードの持続力が強調された配合だ。近い親族にBCマイル勝ち馬、一族にエルグランセニョールなどがいる牝系についても上質と言えよう。血の特長を存分に活かせる持続力勝負になれば、上位争いに絡んでくる可能性はある。

ローゼンクリーガー
父は2013年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでスーパーレコードを叩き出したノヴェリスト。その父にフジキセキの肌馬を組み合わせることにより、上質の速力を実現している。一方で、近い親族をみると重賞級はゼロ。ここに入ると活力の面でパンチに欠けると言わざるを得ない。過去4戦オール連対と底をみせていない点は評価できるものの、適性に優る馬が揃った今回は強調材料に乏しい印象を受ける。積極的には手を出せない。

グレイシア
母は秋華賞4着など3歳重賞戦線で活躍。さかのぼれば、4代母にシヤダイチヤツターを擁する名門一族。上質の牝系の持ち主と言えよう。ダイワメジャー×欧州型ノーザンダンサー系×欧州型ナスルーラ系の配合は2015年の勝ち馬メジャーエンブレムと同じ。その点を踏まえると、相応の潜在適性を備えていると判断できる。半面、相手強化で巻き返しが効きづらい父の産駒の特徴を鑑みると、G3大敗→G1の臨戦過程は不安材料。それなりの走りは見せるかもしれないが、馬券圏内までには届かないのではないか。

トロシュナ
母は米ダ6FのG3勝ち馬。きょうだいに重賞勝ち馬はいないものの、シュプリームギフトロワアブソリューデアレガーロといった重賞好走馬が並ぶ。父のタイプにかかわらず、堅実に走っているところが大きな特徴だ。その母にスクリーンヒーローを掛け合わせることで、さらにスピードの持続力を強調。加えて、アレッジド(リボー系/母母父)の血脈とノーザンダンサーの多重クロスを内包しているのだから、秘めている持久力もかなりのもの。決め手比べでは分が悪いかもしれないが、しぶとさを活かせる展開になれば、ここでも上位争いに絡んでくるかもしれない。

メイショウケイメイ
さかのぼると、5代母のアンティックヴァリュー(1993年の2冠牝馬ベガの母)に辿り着く名門の出。父は凱旋門賞馬のワークフォースで、一見すると中距離以上に適性を示してもおかしくない。だが、本馬は母父のデュランダル、ならびにミスプロの多重クロスが強く反映されているせいなのか、現状はスピード優先のタイプに仕上がっている。機動力を活かせるようなら面白い存在ではある半面、ワークフォース産駒の当該コースにおける成績が芳しくない点は気がかり。上位進出するためには、馬場や展開など何らかの助けが欲しい。



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マイルCS 「次への教訓」

 ゼファー 2007年11月21日(水) 01:24

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安藤Jがダイワメジャーの得意な展開を演出・・・京都の安藤Jは要注意!
を痛感したマイルCSでした。

さて、反省というかレース回顧は⇒図クリックで、

今回考えさせられたのはスーパーホーネット!
というかスワンSの上位1・2着馬であった。
非常に厳しい流れのスワンSで、一番強いレースをしたのは2着フサイチリシャールだったと思う。
ただし、過去の外した馬券の経験から、1400mと1600mはたった1F200mの差でも、
1800mと2000mや、1200mと1400mとの同じ200mでも、全く違う200mだと考えていた。
だから、スワンS組は本番のマイルCSでは勝負に足りない・・・・
1400mとマイルでは、レースそのものが問う適性が全く違うものになると考えていた・・・・

ところが、スーパーホーネットはGⅠ4勝のダイワメジャーを差し倒そうかという強さを魅せた。
強かった2着馬フサイチリシャールがペリエ鞍上で緩めの流れであったにも関わらず12着だったのにだ。

アグネスアークの札幌記念⇒毎日王冠でも魅せられたが(天皇賞2着)、
スーパーホーネットの前々走ポートアイランドSの緩い流れ⇒前走スワンSの厳しい流れを克服し1着
が示す通り、全く違う流れを克服し上位にくる馬は”進化中”で想定外と考えるべきであろう。

《次への教訓》
競争馬にとって前走で受けた影響は絶大であるにも関わらず、前走と全く違う体験を克服出来る馬は”進化”している。

こういう”進化”し始めた馬を、早い段階で馬券にできる為に見付ける方法として、
まだまだ検証中ですが、緩~い流れでラップ差の大きいレースを先行して上位にこれた馬に注目してみます。

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2008年3月30日高松宮記念 G17着
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自信
厩舎の
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フサイチリシャールの取材メモ VIP

2008年3月2日 阪急杯 G3 8着
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