マツリダゴッホ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2003年3月15日生
調教師国枝栄(美浦)
馬主高橋 文枝
生産者岡田スタツド
生産地静内町
戦績27戦[10-2-1-14]
総賞金65,013万円
収得賞金25,850万円
英字表記Matsurida Gogh
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
ペイパーレイン
血統 ][ 産駒 ]
Bel Bolide
Floral Magic
兄弟 マツリダジャパントーセンファイナル
市場価格
前走 2009/12/27 有馬記念 G1
次走予定

マツリダゴッホの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
09/12/27 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 16479.437** 牡6 57.0 蛯名正義国枝栄 502
(+12)
2.31.9 1.937.6⑩⑩④ドリームジャーニー
09/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1871333.2817** 牡6 58.0 蛯名正義国枝栄 490
(+4)
1.58.9 1.735.3カンパニー
09/09/27 中山 11 オールカマー G2 芝2200 158154.631** 牡6 58.0 横山典弘国枝栄 486
(0)
2.11.4 -0.334.1ドリームジャーニー
09/08/23 札幌 9 札幌記念 G2 芝2000 167146.929** 牡6 57.0 横山典弘国枝栄 486
(-10)
2.01.3 0.635.6⑬⑮⑮⑥ヤマニンキングリー
09/04/05 阪神 10 産経大阪杯 G2 芝2000 12116.227** 牡6 58.0 武豊国枝栄 496
(-2)
2.00.4 0.735.0④④ドリームジャーニー
08/12/28 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 146104.4212** 牡5 57.0 蛯名正義国枝栄 498
(+6)
2.33.1 1.637.5⑪⑪⑤④ダイワスカーレット
08/11/30 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 187138.054** 牡5 57.0 蛯名正義国枝栄 492
(+2)
2.25.7 0.234.4④④スクリーンヒーロー
08/09/28 中山 11 オールカマー G2 芝2200 147111.411** 牡5 59.0 蛯名正義国枝栄 490
(+12)
2.12.0 -0.334.6キングストレイル
08/08/24 札幌 9 札幌記念 G2 芝2000 11442.312** 牡5 57.0 蛯名正義国枝栄 478
(-2)
1.58.6 0.034.9⑤④④タスカータソルテ
08/04/27 香港 8 クイーンEC G1 芝2000 11--------6** 牡5 57.0 蛯名正義国枝栄 480
(--)
2.01.4 0.6----ARCHIPENKO
08/03/29 中山 11 日経賞 G2 芝2500 13692.311** 牡5 59.0 蛯名正義国枝栄 496
(-2)
2.32.7 -0.534.6④④④トウショウナイト
07/12/23 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 162352.391** 牡4 57.0 蛯名正義国枝栄 498
(+12)
2.33.6 -0.236.3ダイワスカーレット
07/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1681632.4815** 牡4 58.0 蛯名正義国枝栄 486
(+4)
2.00.1 1.735.8⑩⑩⑩メイショウサムソン
07/09/23 中山 11 オールカマー G2 芝2200 16362.311** 牡4 58.0 蛯名正義国枝栄 482
(+2)
2.12.5 -0.134.8⑧⑧⑤シルクネクサス
07/09/02 札幌 9 札幌記念 G2 芝2000 167134.217** 牡4 57.0 安藤勝己国枝栄 480
(+4)
2.00.6 0.534.9⑤⑤④フサイチパンドラ
07/04/29 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 16119.6511** 牡4 58.0 横山典弘国枝栄 476
(-4)
3.15.1 1.035.6メイショウサムソン
07/03/24 中山 11 日経賞 G2 芝2500 14452.413** 牡4 57.0 横山典弘国枝栄 480
(-4)
2.32.0 0.235.9⑥⑥⑥④ネヴァブション
07/01/21 中山 11 AJCC G2 芝2200 10553.221** 牡4 56.0 横山典弘国枝栄 484
(+2)
2.12.8 -0.835.3④④④インテレット
06/12/23 中山 11 クリスカップ 1600万下 芝1800 14582.711** 牡3 56.0 横山典弘国枝栄 482
(-2)
1.46.9 -0.135.4⑦⑦⑧⑤ニホンピロキース
06/12/10 中山 10 冬至S 1600万下 芝2000 12792.312** 牡3 55.0 横山典弘国枝栄 484
(+14)
2.00.2 0.035.4⑦⑥⑥⑥フェイトトリックス

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マツリダゴッホの関連ニュース

天皇賞・春以来の復帰戦 再起を図るGI3勝馬タイトルホルダー

GI3勝馬のタイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎)が、産経賞オールカマーに登録している。タイトルホルダーは2021年の菊花賞馬で、昨年は天皇賞・春と宝塚記念を制してJRA賞最優秀4歳以上牡馬を受賞した。今年は初戦の日経賞を8馬身差で圧勝し、連覇を狙った天皇賞・春で1番人気に支持されたが、右前肢跛行を発症したため競走中止となった。菊花賞馬の産経賞オールカマー出走は1996年マヤノトップガン(4着)以来27年ぶりで、菊花賞馬がオールカマーを勝てば94年ビワハヤヒデ以来29年ぶり3頭目となるが、タイトルホルダーは復帰初戦を勝利で飾ることができるだろうか。同馬には引き続き横山和生騎手が騎乗を予定している。

★連覇、隔年Vを狙う牝馬2頭に注目 ジェラルディーナ&ウインマリリン

宝塚記念4着以来の出走となるジェラルディーナ(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が、産経賞オールカマー連覇に挑む。ジェラルディーナは昨年のオールカマーを勝ち、続くエリザベス女王杯でGI初勝利を挙げ、暮れの有馬記念でも3着と好走した。ジェラルディーナは今年に入り3戦0勝という成績だが、産経賞オールカマーで連覇を遂げ、昨年秋の勢いを取り戻すことができるだろうか。今回はテン乗りとなる団野大成騎手が騎乗する予定だが、団野騎手はJRA重賞通算7勝のうち3勝をテン乗りの馬で挙げている。

また、ウインマリリン(牝6歳、美浦・手塚貴久厩舎)は、中山で通算6戦4勝という成績を挙げており、2021年には日経賞産経賞オールカマーを制している。ウインマリリンは前走の札幌記念では9着に敗れているが、好成績を挙げる中山で巻き返すことができるだろうか。今回も引き続き松岡正海騎手が騎乗を予定している。なお、産経賞オールカマーでは07~09年にマツリダゴッホが3連覇した例があり、ジェラルディーナが勝てばマツリダゴッホ以来2頭目の連覇、ウインマリリンが勝てば史上初のオールカマー隔年制覇となる。

【血統アナリシス】函館2歳S2022 マツリダゴッホの血を引く馬が2連覇中、サクラバクシンオーの血脈も存在感を示す 2022年7月15日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は函館2歳S2022・血統予想をお届けします!


世代最初のJRA重賞として施行されるようになった1997年以降、函館2歳Sでは2勝以上を挙げた種牡馬がいないことも特徴のひとつ。昨年もジョーカプチーノ産駒の3番人気ナムラリコリスが勝ち、同種牡馬の産駒は本競走初勝利を飾ることになった。一方、直近2年はマツリダゴッホの血を引く馬が連勝しており、昨年の勝ち馬ナムラリコリスは母の父に、2年前の勝ち馬リンゴアメは父に、その名前が刻まれていることは気に留めておきたい。

また、近年は母の父にサクラバクシンオー系種牡馬を配された馬も「2-2-2-8」と存在感を示し、15年ブランボヌール&19年ビアンフェは姉弟制覇を果たした。ほか、16年レヴァンテライオン(父Pioneerof the Nile)や18年アスターペガサス(父Giant's Causeway)といったアメリカ産の外国産馬も勝ち馬として名を連ねているように、Storm CatやUnbridled、フォーティナイナーなど、アメリカ系のスピード血脈も評価しやすい傾向が見受けられる。

クリダームは、父ハーツクライ×母ブーケトウショウ(母の父サクラバクシンオー)。顕著な活躍を見せる母の父の血脈はもちろんのこと、本馬においては2代母マザートウショウが92年函館3歳Sの勝ち馬という血統背景も見逃せないポイントのひとつ。34秒1-35秒4の前傾ラップでまとめた新馬の勝ちタイムもメンバー最速と申し分なく、好スタートを決めながら2番手で我慢させた経験も重賞の舞台でこそ活きてくるものだろう。

ニーナブランドは、父ダンカーク×母カルディア(母の父ゼンノロブロイ)。父系はUnbridled’s Song、Unbridledへと遡るが、同系統からは16年の勝ち馬レヴァンテライオンが出た。また、父系祖父Unbridled’s Songは姉弟制覇を達成したブランボヌールビアンフェの近親(2代母アジアンミーティアの全兄)であることも強調できるだろう。新馬では危なげのない逃げ切り勝ちを披露していたが、この早期完成度の高さは重賞でも侮れない。

ブトンドールは、父ビッグアーサー×母プリンセスロック(母の父スウィフトカレント)。サクラバクシンオーの後継種牡馬である父は初年度産駒からオープンや重賞でも活躍する馬を出す好調な滑り出し。その2世代目にあたる本馬は新馬の随所にレースセンスのよさが垣間見え、調教不足が囁かれていたことを踏まえれば、父に重賞初制覇を届ける馬となっても何ら不思議ない魅力を感じられる。稍重で勝ち上がっただけに、週末の雨予報も歓迎か。


【血統予想からの注目馬】
クリダーム ⑪ニーナブランド ⑫ブトンドール

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【血統アナリシス】函館2歳ステークス2021 昨年はSeeking the Goldの血を引く馬のワンツー決着、母の父サクラバクシンオー系も存在感を示す 2021年7月16日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は函館2歳ステークス2021・血統予想をお届けします!


世代最初のJRA重賞として施行されるようになった1997年以降、本競走では2勝以上を挙げた種牡馬がいないことも特徴のひとつとなっており、昨年は10番人気リンゴアメが勝利したことでマツリダゴッホが種牡馬としての初勝利を飾っている。また、勝ったリンゴアメは母の父マイネルラヴ、2着ルーチェドーロはマクフィ産駒なので、昨年は父または母の父がSeeking the Gold系の2頭によるワンツー決着でもあった。なお、Unbridledやフォーティナイナーの血を引く馬も人気不問で好走する傾向にあるので、同じMr. Prospector系種牡馬としてSeeking the Goldと併せて注目しておきたい。

ほか、母の父サクラバクシンオーも15年ブランボヌール、19年ビアンフェの2頭が姉弟制覇を果たすだけでなく、14年タケデンタイガーが11番人気2着と大駆けするなど存在感を示しており、母の父サクラバクシンオー系として見ても18年にカルリーノ(母の父ショウナンカンプ)が3着と好走している。

ポメランチェは、父キングカメハメハ×母オレンジティアラ(母の父サクラバクシンオー)。母オレンジティアラは全4勝を芝1200mで挙げたスプリンターで、09年小倉2歳S・3着など早期重賞でも活躍した実績を持つ。なお、近親には93年札幌3歳Sを制したメローフルーツがいる。前述のとおり、母の父サクラバクシンオーは好相性を示しており、父キングカメハメハも種牡馬としてJRA重賞初制覇を飾った所縁あるレース。小柄で仕上がり早なタイプとはいえ、新馬はスピードの違いをまざまざと見せつける完勝だったので、重賞でも楽しみは大きい。

イチローイチローは、父カレンブラックヒル×母クリンゲルベルガー(母の父スウェプトオーヴァーボード)。父系にUnbridled、母系にフォーティナイナーの血を引くことから函館2歳S向きの血統と言えそうで、カレンブラックヒル産駒も昨年にラヴケリーが3番人気3着と順当に好走した実績を持つ。使いつつと思案された新馬は4頭横並びの接戦を制する勝負根性を見せており、今年の北海道開催は変則日程となることから、連闘でも同じ函館芝1200mの舞台を経験していることは強みとなりそうだ。

ナムラリコリスは、父ジョーカプチーノ×母ナムラキッス(母の父マツリダゴッホ)。ジョーカプチーノ産駒は実質的に函館2歳Sに初出走となるが、函館芝1200mでは抜群の成績を残しており、重賞でもジョーマンデリンが20年函館スプリントSで3着となっている。なお、ジョーカプチーノの母の父フサイチコンコルド、本馬の母の父マツリダゴッホも種牡馬として函館2歳S勝ち馬を出していることにも注目したい。新馬ではポメランチェにこそ水をあけられたが、自身の走破タイムも従来のレコードより0秒4速かった。函館替わりも苦にせず、2戦目で順当に勝ち上がった競馬センスは非凡。


【血統予想からの注目馬】
ポメランチェ ③イチローイチロー ⑪ナムラリコリス

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【函館5R・新馬】北の一番星はマツリダゴッホ産駒のリンゴアメ! 2020年6月13日() 14:07

 6月13日の函館5R・2歳新馬(芝1000メートル)は、丹内祐次騎手騎乗の1番人気リンゴアメ(牝、美浦・菊川正達厩舎)が好スタートから3番手に下げ、直線に入ると楽々と抜け出して快勝した。タイムは57秒6(良)。

 1馬身3/4差の2着にはクムシラコ(7番人気)、さらにクビ差遅れた3着にトーセンロジャー(4番人気)が続いた。

 リンゴアメは、父マツリダゴッホ、母マイネデセール、母の父マイネルラヴという血統。

 ◆丹内祐次騎手(1着 リンゴアメ)「周りを気にしたり、物見をしたりとまだ子供っぽいけど、いいスピードがありますね。仕上がり過ぎてたくらいでしたし、それを生かせました」

★13日函館5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら

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【3歳戦結果】ウインガナドル、夏木立賞V2017年5月14日() 05:01

 【東京】9R夏木立賞(500万下、芝2000メートル)=ウインガナドル(美・上原、牡、父ステイゴールド

 ◆田辺騎手 「よくこの緩い馬場(重)で走ってくれました。逃げなくても競馬ができるので、上のクラスに行っても対応できると思います」

 6R500万下(牝馬、ダ1600メートル)=アンジュデジール(栗・昆、父ディープインパクト

 ◆昆師 「前走が少し忙しい感じだったし、広いコースも合うので、東京のマイル戦を狙い撃ちした。先頭に立ってフワフワしていたように、まだ余裕があるし、強い競馬だった」

 【京都】10R葵S(OP、芝・内1200メートル)=アリンナ(栗・松元、牝、父マツリダゴッホ

 ◆藤岡佑騎手 「道悪も苦にしなかった。直線で突き放したぶんとステッキを入れたことでモタれたが、まだ余裕もあった」

 6R500万下(ダ1800メートル)=タガノグルナ(栗・大根田、牡、父ルーラーシップ

 ◆国分優騎手 「いい走りをしてくれました。厩舎がうまく調整してくれていたおかげです。いいときに乗せてもらいました」

 7R500万下(芝・内1600メートル)=バルベーラ(栗・渡辺、牝、父ルーラーシップ

 ◆国分優騎手 「3コーナーで引っ張るロスがありましたが、気持ちを切らすことなく、最後まで頑張ってくれました」

 【新潟】10Rはやぶさ賞(500万下、芝・直1000メートル)=ウランゲル(美・松永康、牝、父マツリダゴッホ

 ◆丹内騎手 「馬場のいいところを目指して競馬をしました。千直も合っていましたね」

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【有馬記念】ジェンティル、絶好位から抜け出す! 2014年12月28日() 05:10

 逃げ宣言しているのは(2)ヴィルシーナ1頭。速いペースで飛ばすタイプではなく、マイペースでラップを刻むことが予想され、3番手を進んだマツリダゴッホが勝った2007年、道中2番手のヴィクトワールピサが制した10年のような先行有利の流れになりそうだ。

 (2)ヴィルシーナに続くのは(4)ジェンティルドンナ。(13)エピファネイアは好位の外をなだめられながら進み、(15)ジャスタウェイは中団。スタートが遅い(14)ゴールドシップは押していくが、後方からになりそうだ。

 前半1000メートル通過は61~62秒のゆったりとしたペース。向こう正面から2周目の3コーナーでレースが動き出す。(2)ヴィルシーナに続く好位勢の位置取りは激化し、(15)ジャスタウェイも進出を開始。後方の(14)ゴールドシップは外を通り、進出を開始する。

 2周目の4コーナーから直線へ。4コーナーで先頭に立った07年マツリダゴッホ、直線で早めに抜け出した10年ヴィクトワールピサのように(4)ジェンティルドンナが逃げる(2)ヴィルシーナをかわして先頭に躍り出る。(3)ワンアンドオンリーは内、(13)エピファネイアは外から迫り、(15)ジャスタウェイは馬場の真ん中から末脚を伸ばす。(14)ゴールドシップも追い込んできた。しかし、中山の直線は短い。女傑(4)ジェンティルドンナが後続を振り切ってゴール! 有終の美を飾る。

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マツリダゴッホの関連コラム

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 今回と次回は、JRAの新馬で優勝を果たした馬たちのプロフィールを紹介していきます。まずは6月6日(土)、6月7日(日)、6月13日(土)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2020年06月06日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】ダディーズビビッド(U指数78.9)
牡 父キズナ/母ケイティーズギフト 千田輝彦厩舎
→半兄に2016年函館記念2着のケイティープライド。上水牧場の生産馬ですが、母のケイティーズギフトはもともとノーザンファームで飼養されていました。JRAでデビューした兄姉6頭のうち4頭が勝ち上がりを果たしており、まずまず堅実な血統。単勝オッズ28.3倍(6番人気)と前評判は高くなかったものの、今後が楽しみな一頭です。

■2020年06月06日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】ウインアグライア(U指数76.4)
牝 父マツリダゴッホ/母ウインアルテミス 和田雄二厩舎
→ウインの所属馬で、募集価格は1200万円。ちなみに、所属するウインレーシングクラブのホームページでは、和田雄二調教師が出走直前に「動けませんね。追い切りを重ねていけば反応や動きが変わってくると思っていましたが、まったく変わってきません」「現状で勝ち負けは難しいですし、1頭でも頭数が少ないところでひとつでも上の着順を狙いたいというのが本音です」とコメントしていました(→ウインレーシングクラブ)。単勝オッズ109.3倍(8番人気)にとどまっていたのは仕方のないことだったと思いますし、POG、そして2歳戦の難しさを改めて実感した方も多かったんじゃないでしょうか。次走は8月15日のコスモス賞(2歳オープン・札幌芝1800m)を予定しているとのこと(→サンケイスポーツ)。実戦向きであることは証明済みですし、まだまだ別のところで驚かせてくれそうな気がします。

■2020年06月07日 阪神05R 芝1400m内
【優勝馬】アスコルターレ(U指数80.6)
牡 父ドゥラメンテ/母アスコルティ 西村真幸厩舎
→サンデーレーシングの所属馬で、募集価格は4000万円。母アスコルティはPOG期間中に2勝をマークした馬で、初仔の半兄アストンクリントンもデビュー2戦目で勝ち上がりを果たしました。祖母リッスンからはサトノルークスタッチングスピーチらが出ており、早熟性だけでなく将来性も兼ね備えていそう。引き続き注目しておきたいところです。

■2020年06月07日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】サトノレイナス(U指数75.7)
牝 父ディープインパクト/母バラダセール 国枝栄厩舎
→2018年のセレクトセールで購買されており、価格は10800万円。母バラダセールは現役時代にアルゼンチンオークス1000ギニー(亜G1)やアルゼンチンオークスオークス(亜G1)などを、全兄サトノフラッグは2020年弥生賞を制しています。派手な勝ち方ではなかったものの、評判馬が無事に“第一関門”を突破し、ホッとしているプレイヤーは多いはず。今後は秋の東京開催を目標にするとのことで(→サンケイスポーツ)、順調ならば重賞戦線でも注目を集めることになるでしょう。

■2020年06月07日 東京06R 芝1400m
【優勝馬】グレイトミッション(U指数74.0)
牝 父ダイワメジャー/母アートスタジオ 菊川正達厩舎
→2019年の北海道セレクションセールで購買されており、価格は1458万円。半兄にJRA2勝のサウンドスタジオがいます。次走は7月18日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)となりそう(→サンケイスポーツ)。コース替わりがプラスに働くようならば、早いうちにポイントを上積みできそうです。

■2020年06月13日 函館05R 芝1000m
【優勝馬】リンゴアメ(U指数)
牝 父マツリダゴッホ/母マイネデセール 菊川正達厩舎
→母マイネデセールは2004年カンナステークスの勝ち馬。また、全兄マイネルギャルソンは2013年中京2歳ステークスで3着に食い込みました。仕上がりの早いタイプであることは血統からも明らか。この馬も次走は7月18日の函館2歳ステークスを予定しているそうで(→サンケイスポーツ)、引き続き期待できるんじゃないでしょうか。

■2020年06月13日 阪神05R 芝1200m内
【優勝馬】ヨカヨカ(U指数)
牝 父スクワートルスクワート/母ハニーダンサー 谷潔厩舎
→2020年のJRAブリーズアップセールで購買されており、価格は1122万円。半姉に2019年ひまわり賞2着のローランダーがいます。本馬も生産地は熊本県なので、8月29日に施行される九州産馬限定のひまわり賞(2歳オープン・小倉芝1200m)に出走可能。ロマンだけでなく、実利の面でも面白そうな一頭です。

■2020年06月13日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】ノックオンウッド(U指数)
牡 父Frankel/母トゥアーニー 堀宣行厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は7000万円。母トゥアーニーは現役時代にカブール賞(仏G3)などを制しました。母の初仔ということもあり、JRAのレースに対する適性が気になるところだったものの、心配は無用と見て良さそう。しっかりマークしておきましょう。

■2020年06月13日 函館06R 芝1200m
【優勝馬】ラヴケリー(U指数)
牝 父カレンブラックヒル/母ダームドゥラック 高柳大輔厩舎
→2019年の北海道サマーセールで購買されており、価格は270万円。母ダームドゥラックは2011年ラベンダー賞を勝っています。次走は7月18日の函館2歳ステークスとなる見込み(→サンケイスポーツ)。決して注目度の高い血統ではありませんが、早熟性やコース適性の高さは証明済みと言えそうで、引き続き注目しておきたい一頭です。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2016年11月16日(水) 07:00 競馬プロ予想MAX
最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.13・G1マイルチャンピオンシップ編~
閲覧 3,301ビュー コメント 0 ナイス 4

前回の~エリザベス女王杯編~では、「ペース次第では馬券圏外に消えることも想定しておいたほうがいい」(河内一秀プロ)との1番人気6着マリアライトへのコメントや、ミッキークイーンに対する「直前坂路で一杯に追われて出走した未勝利、忘れな草賞の2戦はともに1着となっています(→エリザベス女王杯当週は坂路“ゴール前仕掛ける”で2番人気3着)」(くりーくプロ)といった声をピックアップ。引き続き今週も馬券的中へのヒントを探しにプロ予想家に迫って参りたいと思います。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、11/20(日)G1マイルチャンピオンシップ
今回も、ウマニティ公認プロ予想家の中からスガダイサラマッポ河内一秀くりーく加藤拓の5人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て11/14(月)時点のものです。

●プロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近9年中8年で年間プラス達成!)。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
加藤拓プロ・・・血統予想。血統的データを中心に、前回よりも今回の馬場に適性が向く馬を狙う予想スタイル。

●各馬へのコメント
サトノアラジン
 サラマッポ 前肢が良く伸びたストライドの大きな走法で急坂は苦手です。なので、直線平坦の京都コースはベストコースと言えます。マイルでは最後のひと伸びを欠く印象なので、その点がどうでしょうか。
 加藤拓 父ディープインパクト×母父ストームキャットの組み合わせは、1800m以上で安定する馬が多い傾向です。この馬は昨年からマイル中心に舵を切りましたが、マイルでは勝ち星はなく安定はしていません。去年の同レースもそうですが、どうも京都の4コーナーで流れに乗るのが上手ではない印象です。前走は京都1400mで派手に勝利しましたが、うまく立ち回ったというより、大外一気が決まっただけ、決まるような相手だっただけ、という気もします。末脚は脅威ですが、届かずの3、4着といった可能性が今年も多いにあるのでは。
 河内一秀 オープン入り以降、距離が長すぎた香港カップを除くと、重賞を7戦して最大着差が0.2秒、指数的にも昨年の富士ステークス以降の6戦がG1で“掲示板以上”のレベルと、脚質を考えると驚異的な安定感を誇っているね。その一方で、G1で“勝ち負け”に持ち込めるレベルの指数を記録したのは京王杯スプリングカップだけ。G1では、“掲示板以上”には届いているものの“勝ち負け”レベルにまでは到達できず。壁を破れずにいるのも確かだね。
 スガダイ 前走は見た目は鮮やかだったけど、レベルとしては微妙な印象。時計的に凡戦と言わざるを得ない。秋緒戦としては、これで悪くないのかもしれないけど、その内容で下手したらこの馬が今回1番人気でしょ?だったら積極的には買いたくないかな。去年、何の不利もなく運んで4着って結果も物足りないしね。距離的にも2戦2勝の1400の方が合っているんじゃないかと思うよ。あとはこの脚質も、人気を考えると嫌だよね。
 くりーく この中間の調教に関しては、1週前に速い時計を計時していませんが、中2週ということ、前走時にしっかり乗り込まれていたこと、などから反動等はないとみています。日曜に坂路で終いの速い時計を出しており、これで最終追い切りで終いバッタリ止まるような動きでなければ、問題なくこの馬自身の力は出せると思っています。

ロードクエスト
 くりーく 今回が初の関西圏での競馬ということで栗東で調整されていますね。結論から先に言うと、いつもと環境、調整方法が変わるので最終追い切りの動きを見て判断したいところです。1週前追い切りを見ると、慣れない栗東坂路で追い切られ、重心の高い走りでフラフラするところがありました。ただ、終いは速い時計が出ていて、状態面はそれほど問題ないと思っています。
 加藤拓 出遅れることが多い馬。今回も後手を踏めば流れに乗れず、大外一気ではどうしようもないでしょうから、まずはスタートがポイントです。ただ、ある程度スムーズに出たとすると、4コーナーでうまく流れに乗って加速できる可能性もあります。マツリダゴッホ産駒については、末脚では他のサンデー系などに分が悪いのか、京都マイル戦では今のところ勝ち星がありません。しかし、馬個体で見た場合、この馬はマツリダゴッホ産駒でも末脚が一つ抜けていると思っているので、今回も善戦の期待感は多少ありますね。
 サラマッポ 実績通りマイルがベストの印象。前走は・・・

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2016年9月9日(金) 20:01 みんなの競馬コラム
【京成杯オータムハンデキャップ】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,347ビュー コメント 0 ナイス 5

今週から中山・阪神で秋競馬が開幕。日曜深夜にはマカヒキが出走するニエル賞(勝つと思いますが、本番でマークされないように、「圧勝」は避けてほしい)もあります。
西ではスプリンターズSに向けてGI馬が復帰しますが、予想的には東の方が面白そうなので京成杯オータムハンデを考察します。

ダノンプラチナ
ダノンプラチナは「柔×柔」のディープインパクト×Unbridled’s Songで、母系にSeattle Slewも入るので「柔」の部分が発現している(もちろんそれを下支えする「剛」の血も素晴らしい)。レース振りを見ても分かるように1800寄りのマイラーで、一般的な「ディープ産駒」のイメージに合致するタイプ。明らかに外回り向きの走法だが、マイラーというのは一定の「パワー」というものも持ち合わせているもので、その「パワー」というものは年齢を重ねるにつれて発現してくるものだし、先行力というものはそのパワーに因るものだから、4歳秋を迎えてこれまで以上に前で競馬ができるようになっている可能性もある。もちろんこの中では地力は抜けているが、今回に関していえば難しい内枠に入ったし、開幕週の馬場を考えれば勝ち切る可能性は少ないのではないかとみている(ペースが流れて、且つスムーズに外目に持ち出したしたい)。

●3歳馬2騎
ロードクエストマツリダゴッホにボルキロ血脈(Bold RulerとPrincequillo)を取り込みBold Biddr≒Secretariat4×5としたマツリダゴッホ産駒の典型的な好配合で、それらしいストライドで走るからベストは東京マイルと言うべきだが、Robertoの影響か、ノーザンテーストの影響か、ダノンプラチナほどのしなやかストライドではないから中山への対応力はある。ただ気性的な面でも乗り難しい面がある馬だし1着に据えた馬券はダノンプラチナよりは買いやすいが不安がある。
トウショウドラフタはSadler’s Wells≒Number3×3のアンライバルド産駒で、それらしい前向きな気性とパワーが最大の特徴。だからコーナーが多い中山マイルは合っているはずで楽しみなコース替わり、ただ、折り合いを付けるのが巧い田辺騎手からの乗り替わりというのは不安が残る。

ダノンリバティ
ダノンリバティは、Nureyev≒Fairy King4×3で、それらしい足捌きを感じさせるからコース替わりは気にならないし、ここのパワーがあるから急坂がある中山も合っているクチだろう。前走で先行力をみせたことは4歳秋の充実を感じさせるし、臨戦過程や調教も抜群。今回最も欠点が少ない有力馬はこの馬だろう。

ピークトラム
ピークトラムはマルゼンスキー≒Passing Mood3×3を持つ名繁殖タッチザピークの2番仔(産駒は3頭、異なる種牡馬で2勝以上挙げている)。Aureoleのクロスを持つから馬群を嫌う気性があり、関屋記念は2枠4番から包まれる形になってしまったのが敗因。そうでない形であれば中京記念で唯一先行して残している馬で地力は上位なのは明白。ただ今回も先行するスマートオリオンペイシャフェリスの内である4枠7番に入ってしまったのは不運としか言いようがない。逆にこの枠で逃げを決め打ちしてくるかもしれないので実に悩ましい。

クラリティスカイ
GI馬クラリティスカイは、再度田辺騎手騎乗&内枠で不気味だが、GI馬とは言え古馬相手となればGIII級のインパルスヒーロー的な馬だと思っているから「GI馬復活」的な煽りで人気先行ならば嫌いたい1頭。やはり東風Sくらいまで待ちたい。

●要注意の牝馬2騎
枠順を見て飛びつきたくなったのはアルマディヴァンカフェブリリアントの牝馬2頭。
どちらもLa Troiennneの影響で肩が立ったピッチ走法だから、直線の長いコースではスローの加速力勝負向きで、本質的にはコーナリングの巧さが魅力。アルマディヴァン中京記念関屋記念の内容が夏馬っぷりを感じさせる復調振りで、再度の横山典弘騎手騎乗も心強い。コースは間違いなく合っているので期待は大きい。カフェブリリアントも、前走のヴィクトリアマイルはハイペースで飛ばし過ぎたが、それ以外は大きく崩れていないし、戸崎騎手騎乗というのが心強い。こちらもコース適性は抜群なはず。

●そのほか気になる穴馬
その他ではシベリアンスパーブも中山マイルは合っていますし、重賞でも力は通用することは昨年のチャレンジC3着と今年の京都金杯4着が証明。ワキノブレイブも地力強化が見てとれますし、本来は直線の坂があった方が良いタイプ。リーサルウェポンは名牝KatiesにAlydar、Gold Legendとディープに合いそうな血を持ってきた良血で、関屋記念の内容も悪くありませんし、大外枠で無欲の追い込みに徹すれば面白そう。


【まとめ】
ダノンプラチナロードクエストも信頼しきれない
ダノンリバティはメンバーの中で最も欠点が少ない
ピークトラムは戦法がカギ
アルマディヴァンカフェブリリアントの牝馬2騎が面白い


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
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金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
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2016年3月17日(木) 17:32 みんなの競馬コラム
【フジテレビ賞スプリングステークス】血統考察 byうまカレ
閲覧 4,994ビュー コメント 0 ナイス 5

先週のフィリーズレビューでは、軸として推奨したアットザシーサイドが2着となりました。しかし、Fair Trialという血の話をしておきながらFair Trial的な血を強く持つソルヴェイグについて一切触れていませんでした。これは痛恨のミスです・・・。(先週のコラムはこちらhttp://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=6987)

スプリングステークスはご存知のように、内回り1800mを使用します。コーナー部分が非常に多く立ち回りの巧さが求められます。過去3年の勝ち馬、ロゴタイプロサギガンティアキタサンブラックなどは現役でも屈指の器用さ、機動力を持っている馬でしょう。

ポイントとなる血は先週と同じように、スタミナ至上主義だったイギリスで、短距離で活躍する産駒が多いにも関わらず1950年にリーディングサイアーとなったFair Trialとその母Lady Jurorという血。非常に遺伝力がある血で、Nothern Dancer系で良く名前が挙がる、Danzig、Nureyev、Sadler’s Wells、Lyphardなども母系にこの血を引いており、影響は大です。

たとえば、
ロゴタイプは、母母スターバレリーナがBold Ruler3×4で、自身がHalo4×3、Sadler’s Wells≒Nureyevの3/4同血クロス4×4、Bold RulerやHaloは優秀なスピードや器用さを伝えますし、Sadler’s Wells≒NureyevのFair Trial血脈でパワー面を補強。同期の大物エピファネイアキズナらを相手に、ダービーや菊花賞ではなく内回り2000mの皐月賞を制したのは極めて順当といえます。
ロサギガンティアは母父Big Shuffleの母母がLady Juror3×4をはじめとする近親交配馬で、このスピードの影響が大きいと思われます。重賞2勝目となった阪神カップも、内回り1400mでしたし、器用さが求められるコース向き。東京などの直線の長いコースではスローペースで驚異的な上がりを出しますが、ハイペースで差し馬向きに流れになったときは案外すぐ脚が上がるタイプといえます。
キタサンブラックはLyphard4×4、そしてあのコーナーでのフワッとしたスピードの乗りはBold Ruler系、母母父ジャッジアンジェルーチの影響と思われます。
このように、器用さが求められるコースのためLady Juror→Fair Trial血脈の優越がみられます。

●コース適性が高そうな2頭
そんな中、注目したいのはハレルヤボーイプランスシャルマン
ハレルヤボーイは、ルーラーシップドゥラメンテなど望田潤先生のいう「野太い斬れ」を生み出すキングカメハメハとトニービンによるHornbeam5×7を持ちますが、母のNureyev、LyphardというFair Trial血脈や、ノーザンテースト4×5の影響か小刻みなピッチ走法で走るので、中山の未勝利戦で見せたような加速力が魅力的な馬です。ですから直線の長いコースだと脚の使いどころが難しいですが、中山内回りであればコーナリングで一気に加速できるのでこのコース替わりは大幅なプラスでしょうシュンドルボンで同コースの中山牝馬ステークスを制したばかりの吉田豊騎手とも手が合いそうです。
プランスシャルマンジャングルポケットに、母カラフルトークがノーザンテーストを持つので、コパノリッキーのようにトニービン、Nureyev、ノーザンテーストを併せ持ちHyperionが濃い血統構成。ある程度の位置からしぶとさを活かしたいタイプで、前走はスタート後の不利で位置取りが後ろになりながらもラストは目立つ脚で追い込んできましたし、前々走のホープフルステークスでは内枠がアダとなり4角で動くに動けない不完全燃焼の競馬。今回は強気な騎乗が目立つ内田騎手が騎乗ですし、この馬のしぶとさを活かす乗り方をしてくれるはずです。

●ベストコースではないが力上位で
注目のロードクエストは、Bold BidderとSecretariatの3/4同血クロス4×5の影響か、あまり器用さは無く競馬の形が限られるタイプ。内回り1800mというコース形態は不向きですが、さすがにここでは力上位で馬券圏内は堅いのではないかと思います。

●押さえておきたい1頭
京都2歳ステークス以来となるドレッドノータスは、レースで行きたがってた(=重賞で掛かるほどの脚力の持ち主)というのが良いですね。ただ典型的なハービンジャー産駒の域は抜けていないでしょうから内回りの方がベター、となるとここは抑えが必要でしょう。

●魅力的な血統背景
ロードクエストと同じマツリダゴッホ産駒で、東京のフリージア賞を逃げ切ったマイネルハニーは面白い血統構成をしています。まず何といっても産駒頭数が少ない母父ナリタブライアンですし、Nothern Dancerを持たないマツリダゴッホにNothern Dancer3×3の母、そして自身はHail to Reason4×5、Bold Ruler5×5、Graustark5×5と相似配合系になっているのです。更に母母クインリマンドはリマンド×イコマエイカンという配合ですから、アグネスタキオンの母母アグネスレディーの全姉で、Lady Juror5×5を持つのです。パワーと粘りが持ち味の馬で、変にスローペースに巻き込まれるならば自分でよどみない流れを作ってしまった方が良いタイプで、コース替わりも歓迎でしょう。

●素質上位だが疑ってみたい2頭
マウントロブソンはあすなろ賞こそ、素質の違いでねじ伏せましたが重賞レベルで中山1800mはまだ疑ってみたく、ここ凡走→青葉賞からのダービー出走に期待したいです。ミッキーロケットはNureyev4×4、更にトライマイベスト、Caerleon、Never BendとLa Troiennneの血を引く馬を多く持つためやや肩が立っています。内回りでも極端にパフォーマンスを落とすタイプではないでしょうが、まだ緩さがある馬で坂は微妙かなと思います。この2頭は素質で馬券圏内の可能性がありますが、血統背景、鞍上から過剰人気するでしょうから今回は嫌ってみたいですね。

●大穴なら
大穴ではプレイヤーサムソン。High Top=Camden Town4×4という全きょうだいクロスを持ち、この2頭はCourt Martial(父Fair Trial)を持ちます。走法的にも気性的にも内回り替わりはプラスです。

【まとめ】
勝ち切る可能性は高いとは言えないが、軸はロードクエストで良さそう。相手には妙味も考慮するとハレルヤボーイプランスシャルマンが面白く、ドレッドノータスマイネルハニーも切れない。メウントロブソンとミッキーロケットは割り引いてみたく、大穴ではプレイヤーサムソン

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【参考】
『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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2016年2月5日(金) 11:30 みんなの競馬コラム
【東京新聞杯】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,416ビュー コメント 0 ナイス 4

学生団体「うまカレ」で副代表をやっている金沢ユウダイです。
先週の根岸Sでは、人気でしたがモーニンを「絶好の舞台」、レーザーバレットには「本質的に東京は微妙」と懐疑的な見出しを付けました。ただ1番期待していたサクラエールが出遅れて見せ場なしだったのでダメですね(^^;)

今週は東京新聞杯です!

●東京向きの人気4歳2頭
ダノンプラチナは母父Unbridled's Songが父Unbridledのパワーと母父Caroの柔らかさ、スピードを併せ持った血統。その奥の母母父General MeetingはSeattle Slew(母My Chermer)×Alyder(母Bull Lea3×3)×Nujinsky(母系にBull Dog)、更に3代母Rare LadyがNever Bend×Double Jay(Black Toney系×Ben Brush)と、全体的にNasrullahをベースとしながら、米血が豊富で、外回り向きの長め(1800m寄りの)マイラーにでました。富士S、香港マイルの内容をみても、モーリスの2番手であることは疑いようがないですし、内目有利の馬場といってもまともな状態で出てくれば勝ち負けでしょう。
・4代血統表(ダノンプラチナ

ディープインパクト

 2002年 鹿毛 (早来町)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年 (米)
Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well
 1975年
Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア

 1991年 鹿毛 (愛)
Alzao
 1980年
Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere
 1977年
Busted
Highclere
*バディーラ

 2008年 芦毛 (米)
Unbridled's Song

 1993年 芦毛
Unbridled
 1987年 (米)
Fappiano
Gana Facil
Trolley Song
 1983年
Caro
Lucky Spell
Magical Allure

 1995年
General Meeting
 1988年
Seattle Slew
Alydar's Promise
Rare Lady
 1974年
Never Bend
Double Agent

ダッシングブレイズは父父El Pladの母父Sir Ivorと、母母父Miswakiをベースとしてそこが発現された走りをしますから外回り向き。ただやはりパワー血脈が多いのでマイラーですね。ダノンプラチナよりはトップスピードに乗るのに時間が掛かるタイプだと思いますので、あまり遅い流れになると不安です。

●戦績通り勝ち切れないタイプ
4歳馬でいうと、グランシルクはBold Ruler×Princequilloの母母キューとRoberto系の母父Dynaformerが混じった走りで東京向きでも中山向きでもなく、どこでも好走できるタイプ。しかしどちらかといえば中山向きで、東京で勝ち切るには結構なレベルの好騎乗が求められそうです。

ロードクエストと同じ、末脚を活かすマツリダゴッホ産駒
阪神カップでは大外から0.5秒差7着と復調してきたもう1頭の4歳馬アルマワイオリは、Nothern Dancerを持たない父マツリダゴッホにNothern Dancer4×5の母を持ってきて、母の持つMill Reefにより父の持つBold Bidderを刺激した配合(どちらもNasrullah×Princequillo血脈)。同じ父を持つクラシック候補ロードクエストも、母系にSecretariatを引いていて、「父系がNasrullah→Bold Ruler、母系にPrincequillo」というBold Bidderを刺激した配合になっていて、こういう配合だと外回りで末脚が斬れる馬になりやすいです。アーリントンカップで2着に大外から追い込んだ走りがこの馬の本質を表していて、能力的に1枚足りないところはあるので内枠と展開利がほしいところではありますが、東京自体は合います。

●ストライクゾーンが狭い馬
トーセンスターダムはクラフティワフ牝系にディープですからSir Gaylord≒Secretariat6×5の影響か体質は柔らかく芝の外回り向き、しかし母父エンドスウィープの父フォーティナイナーのパワーが発現しているので前脚が伸びきりません。こういうタイプは内回りも器用に立ち回れたりするのですが、先述した理由から外回り向きで、ストライクゾーンが狭い馬ですね。前走は大外枠と出遅れが響きましたし、内枠なら印を回すといったところ。

●展開利が見込める2頭
京都金杯で2着となり、準オープンで勝ち切れないレースが続いていたのが懐かしいテイエムタイホーは、Busanda≒Striking2×3で種牡馬Woodmanの母でもある、父ニューイングランドの母母プレイメイトのパワーが伝わっているのでタフな阪神で先行した時が強いです(1月の京都はパワーがいるので金杯も好走できた)。ここでも雨が降ったら要注目ですし、そうでなくとも前が残る今の馬場、そしてこのレースはレッドスパーダガルボクラレントなど先行馬が活躍してきたレースでもあります。
ダイワリベラルはマイル戦に転じて2連勝。母がトニービンとノーザンテーストを持ち、自身はノーザンテースト3×4とHyperionが濃く、さらにAlibhai7×6・6というクロスも持つので530キロを超える大型馬となりました(個人的にはダートでも面白いと思っている)。Hyperionという血の持ち味は、持続力ですから、中距離の緩い流れではなく、マイル戦の速い流れでこそ持ち味が活きるということがよくあります。ダイワメジャーエリモピクシー産駒(クラレントレッドアリオン等)などがこれに該当します。ただ東京替わりはマイナスでしょう。

●スローペースでも狙える差し馬
6歳となった牝馬スマートレイアーは、母スノースタイルがLyphard3×4で、Fair Trialのスピードを伝える繁殖牝馬です。スマートレイアーの父はディープインパクトですから、Lyphard4×4・5、Lyphardらしくコーナーでの加速が素晴らしく内回りの1400の阪神牝馬Sでは毎年好走してきました。加えて、Alzao≒ダンシングブレーヴ3×3でもあるので一定の斬れも兼ね揃えているのが素晴らしいです。牝馬限定戦では能力からコース問わず好走しできますが、ベストは内回り1400や、中山マイルのようなコースでしょう。ただ距離短縮は間違いなくプラスで、スローでも狙えるタイプの差し馬です。

●能力はトップクラス、強調材料が多い
同じディープ産駒のエキストラエンドは、外回り向きのMill Reef×Sicanbreの母父Garde Royaleと内回り向きのCourt Martialを持つ母カーリングの産駒。ですから中山のダービー卿CTや京成杯AHでも好走できるし、外回りの京都金杯やマイラーズカップでも好走できます。それ以上に注目すべき点は、①馬群の中に突っ込んで良さが出るタイプということと、7歳となり体質が良化し厳しいトレーニングを課してもへこたれなくなったというコメントが陣営から出ているという2点。昨年の安田記念は大外枠があだとなり9着止まりでしたが、一昨年のマイルCSでは0.5秒差5着。個人的には、血統的にも能力的にもGIで通用するものがあると思っています。内枠を引いたら積極的に推したい1頭です。

【まとめ】
やはりダノンプラチナの能力には逆らえませんし、ダッシングブレイズも東京向き。ただ後者はスロー濃厚な今回のメンバー構成だと差し損ねも考えられます。それならばエキストラエンドに注目してみたいです。先述したように掴みづらいところがある馬ですが、人気以上に能力があるタイプです。他ではどこでも走れるグランシルクと、スローペースでも差して来れるスマートレイアー

【参考】
日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

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ブログ http://derby6-1.hatenablog.com/


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2013年6月13日(木) 17:00 サラマッポ
サラマッポの走法診断~第1回 走法と馬体バランスが良いマツリダゴッホ産駒 
閲覧 2,110ビュー コメント 0 ナイス 18

 このコラムではデビューした若駒の走法、馬体から適性や将来性を分析していきたいと思います。さて、先々週から始まった新馬戦ですが、関東と関西で違う印象を受けました。関東ではマツリダゴッホ産駒が目立ってましたね。関東圏で3頭出走し(1,2,0,0)とかなり優秀な結果。好走した3頭とも走法と馬体のバランスが良く、芝の実戦でさらに良さが出た感じ。これからも芝の新馬戦での同産駒には注目です。関西は出走頭数の少なさにレースレベルの低さが比例していた印象です。いずれの勝ち馬も相手関係か展開に恵まれた感が否めず、クラシックにつながるかには疑問が残ります。

-表の見方-
·距離は今後の可能性も踏まえた潜在的な距離適性を表しています。
·芝(良)、芝(道悪)、ダートの適性は◎○▲×の4段階表示。
·活躍期待度は5→4→3→2→1の5段階評価です。


勝ち馬 

レース/着順馬名距離芝良芝道悪ダート活躍
期待度
コメント
6/2(日)2歳新馬:
東京(芝1600m)
/1着
イスラボニータ(牡)1400~
2000m
×3フットワークに軽さがあり芝向き。出遅れに加え、直線では手前を頻繁に替えながらの勝利。気性的な課題が残り成績が不安定な馬になりそう。
6/8(土)2歳新馬:
東京(芝1400m)
/1着
マイネルギャルソン(牡)1200~
1600m
×3前肢が良く伸びた走法で芝の良馬場がベスト。走法のバランスからはマイルまでこなせる。2戦目で行きっぷりがどう変わるかで距離適性が決まりそう。
6/9(日)2歳新馬:
東京(芝1800m)
/1着
マイネルフロスト(牡)1800~
2400m
×4四肢が良く伸び、全体のバランスがとれた走法。芝の良馬場で中長距離がベスト。胸前に深さがあるのでスタミナを問われる流れでも大丈夫。
6/1(土)2歳新馬:
阪神(芝1600m)
/1着

レッドリヴェール
(牝)
1600~
2000m
×2追って伸びるタイプで直線の長いコース向き。現状では腹回りに余裕がないので、使っての上積みやハイペースの競馬に疑問が残る。
6/2(日)2歳新馬:
阪神(芝1200m)
/1着
エイシンオルドス(牝)1200~
1600m
4全姉より首の使い方が上手く折り合い次第で距離延長にも対応可能。前さばきに硬さがあり芝道悪も得意。馬なり勝ちで能力は高そう。
6/9(日)2歳新馬:
阪神(芝1400m)
/1着
ダンツキャノン(牡)1800~
2600m
×3全身を上手く使った走法。1400mでの勝利だが距離延長してさらに良い。スローの逃げきりで展開に恵まれたことは否めず能力には疑問が残る。

注目馬

レース/着順馬名距離芝良芝道悪ダート活躍
期待度
コメント
6/2(日)2歳新馬:
東京(芝1600m)
/4着

ウインネオルーラー
(牡)
1200~
1600m
2ヒヅメが厚く血統通りのダート馬。デビュー戦は良馬場の芝で4着だったが、相手関係と完成度の高さゆえの好走とみる。ダート替わりを楽しみに待ちたい。
6/8(土)2歳新馬:
東京(芝1400m)
/5着
カヴァリエール(牡)1200~
1800m
3兄弟に比べフットワークに軽さがあり芝向き。デビュー戦では直線で内にもたれて追えずにアシを余した。ハミ替えか右回りならすぐに勝てるはず。
6/9(日)2歳新馬:
東京(芝1800m)
/2着

ウインマーレライ
(牡)
1600~
2400m
×4頭が高めだが、全体のバランスがとれた走法。馬体のバランスも良く距離は幅広くこなせそう。デビュー戦は最速上がりで2着。すぐに勝ち上がれるはず。
6/9(日)2歳新馬:
阪神(芝1400m)
/6着

クールオープニング
(牡)
1400~
2000m
×3随所に柔らかみを感じる馬体で芝向き。トモの甘さが目に付くので現状では平坦コースがベター。初戦は直線で窮屈になり力出せず。次走が試金石になる。

サラマッポさんのPOGマイページはこちら

(更新は7/10(水)、8/14(水)、9/11(水)となります。)

■執筆者プロフィール
サラマッポ
 競馬歴12年の25歳。中学2年の時、タイキシャトルグラスワンダーらの"栗毛の怪物"に魅せられ競馬にのめり込む。競馬ありきの人生を歩むことを決意、競馬漬けの高校~大学時代を過ごすことになる。競走馬の馬体と走法を分析する独特の予想スタイルを徹底的に追求し、予想コロシアムで3年連続プラス収支を達成。通算2000レース以上を予想して、的中率29%、回収率110%という安定した成績を収め、ウマニティ主催の2010年秋期公認プロ定期選考で合格。同年10月にウマニティ公認プロ予想家としてデビューを果たした。POGでも馬体、走法から適性、将来性を見抜く。
ホームページ開設しました。走法、馬体理論やオープン馬情報などを掲載してます。

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マツリダゴッホの口コミ


口コミ一覧
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今年のマイラーズはメンバーが手薄、中荒れ?


◎56 4牡ヴァルディゼール カナロア 京都マイル3戦3勝
○56 4牡ワイドファラオ へ二ーヒューズ 番手
▲56 8牡ベステンダンク タイキシャトル 逃げ
△56 4牡ヴァンドギャルド ディープ 先行
△58 5牡インディチャンプ ステゴ 先行
△56 5牡レッドヴェイロン キンカメ 差し


◎からの馬単流し
◎→○▲→○▲△の三連単
保険:三連複6頭BOX


>8歳 7歳 6歳 7頭

8歳56ブラックムーン父アドマイヤムーン
京都金杯優勝、中京記念3着、2018年は後方から9着。

▲8歳56ベステンダンク父タイキシャトル
スワン4着、逃げ番手から穴をあけること数回。グァンチャーレ、ミエノサクシードなど重賞クラスとも差なし好走も。

7歳56ロードクエスト父マツリダゴッホ
スワン、京成AH、新潟2歳優勝、NHKマイル2着。後方からで、京都開幕週は向かない。

7歳56カルヴァリオ父マツリダゴッホ
京成AH4着、差し、同斤量ならロードクエストより先着することはない

6歳56アウトライアーズ父ヴィクトワールピサ
中距離地方G3で5着が最高位、NHKマイル13着、後方からで、京都開幕週は向かない。

6歳56タイムトリップ父ロードアルティマ
稍重スワン4着、NHKマイル6着、マイルはちょっと長い。

6歳56フィアーノロマーノ父Fastnet Rock
ダービー卿優勝、阪神カップ阪急杯2着、前に行けるが阪神中山専用。

>5歳 3頭

△58インディチャンプ父ステイゴールド
安田記念マイルCS優勝。
京都はステゴの苦手コース。昨年は56kgで4着。先行できて、マイルCS勝っているので、走らない訳ではない。

△56レッドヴェイロン父キングカメハメハ
NHKマイル3着アーリントン3着、前走休み明け東京新聞杯1番人気後方から9着、叩き2戦目。1600では前走を除き3-2-2-0、京都マイルは初。好位に行けるか。

56ラセット父モンテロッソ
きさらぎ賞3着、アーリントン11着、後方からで、京都開幕週は向かない。

>4歳 4頭

◎56ヴァルディゼール父ロードカナロア
新馬勝ち2戦目でシンザン記念優勝、その後アーリントン8着NHKマイル6着、京都1800で13着大敗後、前走休み明け稍重京都マイルLで好位から抜け出して楽勝。京都マイル3戦3勝。単勝確勝級。

○56ワイドファラオ父へ二ーヒューズ
NZT優勝、NHKマイル9着先行してヴァルディゼールと同タイム

△56ヴァンドギャルド父ディープインパクト
2歳重賞5戦とも3/6/4/3/9着と好走、前走休み明け東京新聞杯2番人気差して6着、叩き2戦目。

56ランスオブプラーナ父ケープブランコ
毎日杯優勝、先行できるが力不足

 パトラッシュ 2019年12月17日(火) 08:47
有馬記念はマツリダゴッホの再来、ウインブライト!!
閲覧 566ビュー コメント 1 ナイス 3

私の夢はウインフライトです。
杉本アナ風に言えば、こうなります。
どうしても有馬記念というと、その時点での最強馬が勝つというより、余力を残してた馬が勝つというイメージがあります。
また、それ以上に印象に残っているのは、中山に強い馬、代表格が、オールカマーを三連覇したマツリダゴッホ。
有馬記念でも、えっ、この馬が勝っちゃうの?って感じで優勝しています。
今年、参戦してる馬で中山巧者といえばウインフライト。中山記念を連覇して、金杯も含めて、中山では、最高のパフォーマンスを見せてる感があります。
アーモンドアイに関しては、香港から矛先を急に変えたことや、天皇賞からの直行のローテーションなどを不安視する声もありますが、これまでのパフォーマンスを見ると、些細なことをあげつらってる感じがします。
そういう意味で、アーモンドアイが馬券圏内に来ることは、サリオス以上の鉄板と見てます。
ということで、ウインブライト、アーモンドアイの3連単二頭軸マルチを買おうと思っています。
特に、キセキを多めに買います。

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 ネアルコとハイペリオ 2019年5月22日(水) 16:27
日本ダービー2019過去6年の1着~ビリの父、母父の血統
閲覧 919ビュー コメント 2 ナイス 12

()内のは自分用にメモったもんなんで、父親だったり系だったりごっちゃになってます、系って書いといて直の父親だったりミスもあると思う

過去6年の日本ダービーの1着からビリまでの父と母父の血統になります。1~3着くらいまでは調べればどこのサイトにも載ってますが(血統フェスティバルってサイトが系統で色分けされてて一番わかりやすい)、それだと来る血統はわかっても来ない血統や、あとちょっとで馬券に絡みそうな血統まではわからないので全部書きました。過去6年という中途半端な数字は、10年分調べようとして途中でめんどくさくなったから

過去6年は全て東京競馬場2400メートル良馬場での結果になります

めちゃくちゃ成績が良いのはシンボリクリスエス(ロベルト系)です。過去6年で4頭出走して、父シンボリクリスエスが2,6着、母父シンボリクリスエスが1,3着と複勝率75%という異常な数字を出している。まあ今年シンボリクリスエスは出ないんですけども、来年以降の参考にしてください。また、シンボリクリスエスのおかげもありますが、ロベルト系が過去6年で去年以外全て馬券に絡んでいます

次がディープインパクトやキングカメハメハ、ハーツクライですね。2016年のシンボリクリスエスがいない時はディープインパクトの1,2,3フィニッシュで4,5着はキングカメハメハ

2018
1ディープインパクト、キングカメハメハ
2オルフェーヴル、フォーティナイナー
3キングカメハメハ、ネオユニヴァース
4ステイゴールド、CactusRidge(ストームキャット系)
5ハービンジャー、キングカメハメハ
6ディープインパクト、Intikhab(ロベルト)
7ハーツクライ、ストームキャット
8ロードカナロア、ファルブラヴ(フェアリーキング)
9ハーツクライ、BernStein(ストームキャット)
10ステイゴールド、キングカメハメハ
11ハーツクライ、ブライアンズタイム
12ディープインパクト、キングカメハメハ
13ルーラーシップ、アグネスタキオン
14ハーツクライ、ロックオブジブラルタル
15オウケンブルースリ(ジャングルポケット)、エリシオ(フェアリーキング)
16スクリーンヒーロー、ロックオブジブラルタル(デインヒル→ダンチヒ系)
17Kitten′s joy、サンデーサイレンス
18カネヒキリ、CraftyProspector(ミスタープロスペクター)

2017
1キングカメハメハ、シンボリクリスエス
2ハーツクライ、Unbridled′sSong(三代目ミスタープロスペクター)
3ディープインパクト、シンボリクリスエス
4ハーツクライ、フォーティナイナー
5ディープインパクト、Essence of Dubai(エーピーインディ→ボールドルーラー系)
6ルーラーシップ、サンデーサイレンス
7ハービンジャー、サンデーサイレンス
8スクリーンヒーロー、エイシンサンディ(サンデーサイレンス)
9NewApproach(ガリレオ)、Efisio(ハイペリオン系)
10ディープインパクト、Redoute′sChoice(デインヒル→ダンチヒ系)
11ディープインパクト、フレンチデピュティ
12リーチザクラウン(スペシャルウィーク)、ダンスインザダーク
13ディープスカイ(アグネスタキオン)、ブライアンズタイム
14キングカメハメハ、サンデーサイレンス
15ステイゴールド、アドマイヤコジーン
16ステイゴールド、ジェイドロバリー(ミスタープロスペクター)
17マンハッタンカフェ、コロナズドクエスト(フォーティナイナー)
18ジョーカプチーノ(マンハッタンカフェ)、キングヘイロー

2016
1ディープインパクト、フレンチデピュティ
2ディープインパクト、Orpen(ダンチヒ系)
3ディープインパクト、ブライアンズタイム(ロベルト)
4キングカメハメハ、サンデーサイレンス
5キングカメハメハ、スペシャルウィーク
6ダノンシャンティ(フジキセキ)、Alzao(リファール系)
7ディープインパクト、Mrgreeley(ゴーンウェスト→ミスタープロスペクター)
8ステイゴールド、フレンチデピュティ
9ゼンノロブロイ、Darshaan(ナスルーラ系)
10ディープインパクト、ストームキャット
11マツリダゴッホ、チーフベアハート(チーフズクラウン→ダンチヒ)
12ヴィクトワールピサ(ネオユニヴァース)、SevresRose(カーリアン、ニジンスキー)
13ディープインパクト、ガリレオ
14ハービンジャー、フレンチデピュティ
15マンハッタンカフェ、Acatenango(ハンプトン系)
16マツリダゴッホ、ナリタブライアン
17ハービンジャー、タニノギムレット(ブライアンズタイム)
18トーセンファントム(ネオユニヴァース)、トウカイテイオー

2015
1ハーツクライ、タイキシャトル
2フジキセキ、Cozzene(カロ、フォルティノ系)
3ブラックタイド、グラスワンダー(ロベルト系)
4キングカメハメハ、スペシャルウィーク
5キングカメハメハ、サンデーサイレンス
6シンボリクリスエス、マンハッタンカフェ
7アドマイヤドン(ティンバーカントリー→ウッドマン→ミスタープロスペクター)、サンデーサイレンス
8ディープインパクト、フレンチデピュティ
9キングカメハメハ、サンデーサイレンス
10ディープインパクト、Pivotal(PolarFalcon→ヌレイエフ)
11ネオユニヴァース、DixielandBand(ノーザンダンサー)
12ステイゴールド、DixielandBand(ノーザンダンサー)
13タニノギムレット、トニービン
14ディープインパクト、ダンシングブレーヴ
15ゼンノロブロイ、マルゼンスキー
16ディープインパクト、エンドスウィープ(フォーティナイナー)
取消スペシャルウィーク、サクラユタカオー
中止メイショウボーラー、コマンダーインチーフ(ダンシングブレーヴ→リファール)

2013
1ディープインパクト、ストームキャット
2シンボリクリスエス、スペシャルウィーク
3BigBrown(Boundary→ダンチヒ)、PurePrize(ストームキャット系)
4アグネスタキオン、トニービン
5ローエングリン、サンデーサイレンス
6ブラックタイド、ダンチヒ
7キングカメハメハ、ダンスインザダーク
8フジキセキ、ノーザンテースト
9キングカメハメハ、サンデーサイレンス
10ダイワメジャー、ブライアンズタイム
11フジキセキ、ブライアンズタイム
12SmartStrike(ミスタープロスペクター)、SilverHawk(ロベルト)
13ディープインパクト、ストームキャット
14アグネスタキオン、LoupSolitaire(LearFan→ロベルト)
15スズカフェニックス(サンデーサイレンス)、フレンチデピュティ
16グラスワンダー(ロベルト)、エンドスウィープ(フォーティナイナー)
17メイショウサムソン、エルコンドルパサー
18ネオユニヴァース、El corredor(Mrgreeley→ゴーンウェスト→ミスタープロスペクター)

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  いかれポンチ   フォロワー:0人 2009年9月29日(火) 00:33:23
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2009年12月27日有馬記念 G17着
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2009年12月27日 有馬記念 G1 7着
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