第265回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~福島牝馬ステークス G3
閲覧 1,517ビュー コメント 0 ナイス 0
みなさんこんにちは!
本日は福島11R「福島牝馬ステークス G3」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。
今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ
U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」
上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。
第1グループ(橙)は、ウキヨノカゼ1頭のみ。
第2グループ(黄)は、ペイシャフェリスから1.0ポイント差(約1馬身差)内のクインズミラーグロ、ウインファビラスまで3頭。
第3グループ(薄黄)はエテルナミノルから同差内のリーサルウェポン、ハピネスダンサー、ロッカフラベイビーまで4頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。
凄馬出馬表を見渡すと、ウキヨノカゼが2位以下に1.9ポイント差をつけているほかは大きな断層のない配置となっていることが分かります。
コース適性もさることながら、今週からコース替わりであることや芝刈りも行われていることを考えると、瞬発力で勝負するタイプよりも前々で持久力を発揮できるようなタイプを重視したいレースとなりそうな印象です。
そんな中、今回の私の本命は◎ハピネスダンサーとしました。持ち時計も含め、4走前、7走前などのコーナー4つ競馬+締まった展開での内容を評価。前走や昨年のこのレース(2番人気6着)のようなスローでは持ち味は活きないようですが、今回はその点流れてくれて好転するのではないかとみています。あとは最近“気持ち”の問題もあるようなので、そのあたりテン乗りの北村騎手への手替わりがカンフル剤になってくれるのではと期待しています。
以下、○ウインファビラス、▲ギモーヴ、☆ロッカフラベイビーといったところを上位評価し、瞬発力勝負が向くタイプは軽視した馬券で波乱を狙いたいと思います。
今回の私の馬券は、当日のオッズ次第ではおそらく◎の単複勝負になると思いますが、当コラムの買い目としては◎=○▲☆へのワイドと◎○からの3複で勝負とします。
【ワイド流し】
◎=○▲☆
2=1,5,14(3点)
【3複軸2頭流し】
◎○=印
2,5=1,6,8,9,10,11,12,13,14,15(10点)
計13点
|
|
[もっと見る]
先週の回顧~(1/5~1/8)いっくんプロが新年早々収支プラス313万超の大爆発!
閲覧 2,775ビュー コメント 0 ナイス 8
[もっと見る]
第233回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~ターコイズステークス 重賞
閲覧 989ビュー コメント 0 ナイス 1
みなさんこんにちは!
本日は中山11R「ターコイズステークス 重賞」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。
今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ
U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」
上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。
第1グループ(橙)は、マジックタイム1頭。
第2グループ(黄)は、カフェブリリアントから1.0ポイント差(約1馬身差)内のウリウリ、レッツゴードンキまでの3頭。
第3グループ(薄黄)は、アルマディヴァンから1.0ポイント差(約1馬身差)内のペイシャフェリス、アットザシーサイド、マイネグレヴィル、サンソヴールまでの5頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。
凄馬出馬表を見渡すと、第1G→第2G間に1.7ポイント、第2G→第3G間に1.1ポイントの開きがある一方で、その下は僅差で続く配置に。そして下位には大きな開きがあります。OP時代を含めた当レースの傾向としても非常に気になる3歳馬が、やはりその下位に多数みられていますので、そのあたりにも注意が必要な配置ではないでしょうか。
そんな中今回の私の◎は、その3歳馬の中から◎エテルナミノルとしました。第4Gとはいえ、第3G下位とは差のない状況。凄馬出馬表上位勢に隙がありそうな今回、53キロと指数の振れ幅が大きい3歳馬ということを考えると十分好勝負になるのでは、と考えています。前走東京で敗れて一変、という過去のターコイズS好走馬像を重ねると前走の好走はむしろ余計な印象さえありますが、当時は雨の降るなか稍重の馬場を先行しての押し切り勝ち。勝っている馬に対していうのも変ですがある意味で“度外視”のレースととらえたいと思っています。切れるタイプではないですし、フラワーC善戦などの戦績からも、今回条件好転とみて本命視します。
以下、○に冬場の中山マイルは絶好条件で“前走京都で大敗”というのも魅力的に映るペイシャフェリス、▲に逃げられなかった時の競馬は難しそうでも4走前、7走前の内容から期待できるマイネグレヴィル、☆に状態良さそうな53キロ斤量3歳馬ウインファビラスと上位評価します。
今回の私の馬券は、◎から○▲☆からの3複を中心とした馬券で勝負としたいと思います。
近5年3~5歳馬を単複ベタ買いしてもプラス(単勝回収率、複勝回収率いずれもプラス)という傾向から、3~5歳馬に重い印を打ってみましたが果たして!?
【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
15=9,12,16=1,3,5,7,9,10,12,16(18点)
【馬連流し】
◎=印
15=1,3,5,7,9,10,12,16(8点)
計26点 |
|
[もっと見る]
先週の回顧~(9/10~9/11)いっくんプロ(44万超)他14名がプラス収支を記録!
閲覧 1,046ビュー コメント 0 ナイス 2
[もっと見る]
【京成杯オータムハンデキャップ】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,347ビュー コメント 0 ナイス 5
今週から中山・阪神で秋競馬が開幕。日曜深夜にはマカヒキが出走するニエル賞(勝つと思いますが、本番でマークされないように、「圧勝」は避けてほしい)もあります。
西ではスプリンターズSに向けてGI馬が復帰しますが、予想的には東の方が面白そうなので京成杯オータムハンデを考察します。
●ダノンプラチナ
ダノンプラチナは「柔×柔」のディープインパクト×Unbridled’s Songで、母系にSeattle Slewも入るので「柔」の部分が発現している(もちろんそれを下支えする「剛」の血も素晴らしい)。レース振りを見ても分かるように1800寄りのマイラーで、一般的な「ディープ産駒」のイメージに合致するタイプ。明らかに外回り向きの走法だが、マイラーというのは一定の「パワー」というものも持ち合わせているもので、その「パワー」というものは年齢を重ねるにつれて発現してくるものだし、先行力というものはそのパワーに因るものだから、4歳秋を迎えてこれまで以上に前で競馬ができるようになっている可能性もある。もちろんこの中では地力は抜けているが、今回に関していえば難しい内枠に入ったし、開幕週の馬場を考えれば勝ち切る可能性は少ないのではないかとみている(ペースが流れて、且つスムーズに外目に持ち出したしたい)。
●3歳馬2騎
ロードクエストはマツリダゴッホにボルキロ血脈(Bold RulerとPrincequillo)を取り込みBold Biddr≒Secretariat4×5としたマツリダゴッホ産駒の典型的な好配合で、それらしいストライドで走るからベストは東京マイルと言うべきだが、Robertoの影響か、ノーザンテーストの影響か、ダノンプラチナほどのしなやかストライドではないから中山への対応力はある。ただ気性的な面でも乗り難しい面がある馬だし1着に据えた馬券はダノンプラチナよりは買いやすいが不安がある。
トウショウドラフタはSadler’s Wells≒Number3×3のアンライバルド産駒で、それらしい前向きな気性とパワーが最大の特徴。だからコーナーが多い中山マイルは合っているはずで楽しみなコース替わり、ただ、折り合いを付けるのが巧い田辺騎手からの乗り替わりというのは不安が残る。
●ダノンリバティ
ダノンリバティは、Nureyev≒Fairy King4×3で、それらしい足捌きを感じさせるからコース替わりは気にならないし、ここのパワーがあるから急坂がある中山も合っているクチだろう。前走で先行力をみせたことは4歳秋の充実を感じさせるし、臨戦過程や調教も抜群。今回最も欠点が少ない有力馬はこの馬だろう。
●ピークトラム
ピークトラムはマルゼンスキー≒Passing Mood3×3を持つ名繁殖タッチザピークの2番仔(産駒は3頭、異なる種牡馬で2勝以上挙げている)。Aureoleのクロスを持つから馬群を嫌う気性があり、関屋記念は2枠4番から包まれる形になってしまったのが敗因。そうでない形であれば中京記念で唯一先行して残している馬で地力は上位なのは明白。ただ今回も先行するスマートオリオンやペイシャフェリスの内である4枠7番に入ってしまったのは不運としか言いようがない。逆にこの枠で逃げを決め打ちしてくるかもしれないので実に悩ましい。
●クラリティスカイ
GI馬クラリティスカイは、再度田辺騎手騎乗&内枠で不気味だが、GI馬とは言え古馬相手となればGIII級のインパルスヒーロー的な馬だと思っているから「GI馬復活」的な煽りで人気先行ならば嫌いたい1頭。やはり東風Sくらいまで待ちたい。
●要注意の牝馬2騎
枠順を見て飛びつきたくなったのはアルマディヴァンとカフェブリリアントの牝馬2頭。
どちらもLa Troiennneの影響で肩が立ったピッチ走法だから、直線の長いコースではスローの加速力勝負向きで、本質的にはコーナリングの巧さが魅力。アルマディヴァンは中京記念→関屋記念の内容が夏馬っぷりを感じさせる復調振りで、再度の横山典弘騎手騎乗も心強い。コースは間違いなく合っているので期待は大きい。カフェブリリアントも、前走のヴィクトリアマイルはハイペースで飛ばし過ぎたが、それ以外は大きく崩れていないし、戸崎騎手騎乗というのが心強い。こちらもコース適性は抜群なはず。
●そのほか気になる穴馬
その他ではシベリアンスパーブも中山マイルは合っていますし、重賞でも力は通用することは昨年のチャレンジC3着と今年の京都金杯4着が証明。ワキノブレイブも地力強化が見てとれますし、本来は直線の坂があった方が良いタイプ。リーサルウェポンは名牝KatiesにAlydar、Gold Legendとディープに合いそうな血を持ってきた良血で、関屋記念の内容も悪くありませんし、大外枠で無欲の追い込みに徹すれば面白そう。
【まとめ】
・ダノンプラチナもロードクエストも信頼しきれない
・ダノンリバティはメンバーの中で最も欠点が少ない
・ピークトラムは戦法がカギ
・アルマディヴァンとカフェブリリアントの牝馬2騎が面白い
----------
【参考】
『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)
【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle
金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/
執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)
------------------------------------------------
あなたも「みんなの競馬コラム」コーナーでコラムニストデビューしてみませんか!
>>応募方法など詳しくはこちら<<
------------------------------------------------ |
[もっと見る]