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アルマワイオリ(競走馬) |
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2017年11月25日(土) 18:02
日曜京都の最終12レースは、芝短距離重賞の京阪杯(26日、GIII、芝1200メートル)。今回と同じ京都芝1200mのオパールSを快勝したソルヴェイグが人気も、桜花賞3着の実績があるアットザシーサイド、昨年のこの一戦では1番人気に支持されたメラグラーナ、高松宮記念覇者・セイウンコウセイなども差なく続いており、前日最終オッズは割れ模様となっている。 |
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ダッシングブレイズは父父El Pladの母父Sir Ivorと、母母父Miswakiをベースとしてそこが発現された走りをしますから外回り向き。ただやはりパワー血脈が多いのでマイラーですね。ダノンプラチナよりはトップスピードに乗るのに時間が掛かるタイプだと思いますので、あまり遅い流れになると不安です。 ●戦績通り勝ち切れないタイプ 4歳馬でいうと、グランシルクはBold Ruler×Princequilloの母母キューとRoberto系の母父Dynaformerが混じった走りで東京向きでも中山向きでもなく、どこでも好走できるタイプ。しかしどちらかといえば中山向きで、東京で勝ち切るには結構なレベルの好騎乗が求められそうです。 ●ロードクエストと同じ、末脚を活かすマツリダゴッホ産駒 阪神カップでは大外から0.5秒差7着と復調してきたもう1頭の4歳馬アルマワイオリは、Nothern Dancerを持たない父マツリダゴッホにNothern Dancer4×5の母を持ってきて、母の持つMill Reefにより父の持つBold Bidderを刺激した配合(どちらもNasrullah×Princequillo血脈)。同じ父を持つクラシック候補ロードクエストも、母系にSecretariatを引いていて、「父系がNasrullah→Bold Ruler、母系にPrincequillo」というBold Bidderを刺激した配合になっていて、こういう配合だと外回りで末脚が斬れる馬になりやすいです。アーリントンカップで2着に大外から追い込んだ走りがこの馬の本質を表していて、能力的に1枚足りないところはあるので内枠と展開利がほしいところではありますが、東京自体は合います。 ●ストライクゾーンが狭い馬 トーセンスターダムはクラフティワフ牝系にディープですからSir Gaylord≒Secretariat6×5の影響か体質は柔らかく芝の外回り向き、しかし母父エンドスウィープの父フォーティナイナーのパワーが発現しているので前脚が伸びきりません。こういうタイプは内回りも器用に立ち回れたりするのですが、先述した理由から外回り向きで、ストライクゾーンが狭い馬ですね。前走は大外枠と出遅れが響きましたし、内枠なら印を回すといったところ。 ●展開利が見込める2頭 京都金杯で2着となり、準オープンで勝ち切れないレースが続いていたのが懐かしいテイエムタイホーは、Busanda≒Striking2×3で種牡馬Woodmanの母でもある、父ニューイングランドの母母プレイメイトのパワーが伝わっているのでタフな阪神で先行した時が強いです(1月の京都はパワーがいるので金杯も好走できた)。ここでも雨が降ったら要注目ですし、そうでなくとも前が残る今の馬場、そしてこのレースはレッドスパーダ、ガルボ、クラレントなど先行馬が活躍してきたレースでもあります。 ダイワリベラルはマイル戦に転じて2連勝。母がトニービンとノーザンテーストを持ち、自身はノーザンテースト3×4とHyperionが濃く、さらにAlibhai7×6・6というクロスも持つので530キロを超える大型馬となりました(個人的にはダートでも面白いと思っている)。Hyperionという血の持ち味は、持続力ですから、中距離の緩い流れではなく、マイル戦の速い流れでこそ持ち味が活きるということがよくあります。ダイワメジャー、エリモピクシー産駒(クラレント、レッドアリオン等)などがこれに該当します。ただ東京替わりはマイナスでしょう。 ●スローペースでも狙える差し馬 6歳となった牝馬スマートレイアーは、母スノースタイルがLyphard3×4で、Fair Trialのスピードを伝える繁殖牝馬です。スマートレイアーの父はディープインパクトですから、Lyphard4×4・5、Lyphardらしくコーナーでの加速が素晴らしく内回りの1400の阪神牝馬Sでは毎年好走してきました。加えて、Alzao≒ダンシングブレーヴ3×3でもあるので一定の斬れも兼ね揃えているのが素晴らしいです。牝馬限定戦では能力からコース問わず好走しできますが、ベストは内回り1400や、中山マイルのようなコースでしょう。ただ距離短縮は間違いなくプラスで、スローでも狙えるタイプの差し馬です。 ●能力はトップクラス、強調材料が多い 同じディープ産駒のエキストラエンドは、外回り向きのMill Reef×Sicanbreの母父Garde Royaleと内回り向きのCourt Martialを持つ母カーリングの産駒。ですから中山のダービー卿CTや京成杯AHでも好走できるし、外回りの京都金杯やマイラーズカップでも好走できます。それ以上に注目すべき点は、①馬群の中に突っ込んで良さが出るタイプということと、7歳となり体質が良化し厳しいトレーニングを課してもへこたれなくなったというコメントが陣営から出ているという2点。昨年の安田記念は大外枠があだとなり9着止まりでしたが、一昨年のマイルCSでは0.5秒差5着。個人的には、血統的にも能力的にもGIで通用するものがあると思っています。内枠を引いたら積極的に推したい1頭です。 【まとめ】 やはりダノンプラチナの能力には逆らえませんし、ダッシングブレイズも東京向き。ただ後者はスロー濃厚な今回のメンバー構成だと差し損ねも考えられます。それならばエキストラエンドに注目してみたいです。先述したように掴みづらいところがある馬ですが、人気以上に能力があるタイプです。他ではどこでも走れるグランシルクと、スローペースでも差して来れるスマートレイアー。 【参考】 日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著) 望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo 栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html ---------- 「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。 【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com 【Twitter】https://twitter.com/umacolle 【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle 金沢ユウダイ Twitter https://twitter.com/derby6_1 ブログ http://derby6-1.hatenablog.com/ 執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク) ------------------------------------------------ あなたも「みんなの競馬コラム」コーナーでコラムニストデビューしてみませんか! >>応募方法など詳しくはこちら<< ------------------------------------------------ |
14年 34.9-24.9-36.1 =1.35.9 ▼3▼9△13 瞬発戦 稍重 朝日杯FSが阪神芝1600mコースで開催されるのは今年で2回目。 昨年は稍重で時計が掛かる馬場コンディション。 テン速めで中団は脚を溜めて▼3▼9の加速が生じた瞬発戦となっています。 上りが36.1秒と掛かったこともありどちらかといえば差し馬有利の展開だったと思われます。 その中で逃げたアクティブミノルは5着と踏ん張り、中団前めのクラリティスカイは3着と健闘。 この2頭以外は8着までが3コーナー10番手以下の馬だった、という展開の有利差はあったでしょう。 ちなみにアクティブミノルはその後1400m以下のレースでは1-1-0-1で流石にスプリンターズSでは9着と敗退しましたが重賞で穴を開ける活躍をみせています。 クラリティスカイはNHKマイルを勝利してGⅠ馬になりました。 では昨年の1~3着馬のラップギアを見てみましょう。 ダノンプラチナ 【瞬3平0消0】▼5▼1△9 ▼15▼3△3 ▼5▼5±0 アルマワイオリ 【瞬2平0消0】▼2▼6△2 ▼ 5▼7△2 クラリティスカイ 【瞬3平0消0】▼8±0△4 ▼ 5▼3△2 △1▼8△4 瞬発戦実績、連続加速実績の2つが上位3頭にはありました。 あとの共通点は ・500万下以上クラスの瞬発戦で勝利経験あり ・前走1600m戦出走 ぐらいでしょうか。 昨年の1レースのみで傾向を決め付けるのは危険かもしれませんが…。 今年の登録馬では エアスピネル、シュウジ の2頭が該当します。 シュウジは1600mの中京2歳Sで圧勝しながら適性があると言って出走した1200mの小倉2歳Sでも圧勝。 前走は再度1600mに戻ってのデイリー杯は2着にはなったがエアスピネルには3馬身半も引き離されてしまいました。 そのデイリー杯は逃げたのがシュウジでスローの瞬発戦で前有利の展開。 今回は舞台が急坂のある阪神1600mコースに変わるので距離適性を考えるとエアスピネルとシュウジの差は更に広がる気がします。 ではエアスピネルに対抗可能な馬は?というと筆頭はイモータルでしょう。 前走のサウジアラビアロイヤルCではハナ差届かず2着でしたが追い出しのところがスムーズなら逆転していた可能性も十分あります。 ムーアJに乗り替わりの予定でしたが騎乗停止で乗れない可能性もあってそこが不安でしょうか。 もう1頭はエピファネイアの半弟リオンディーズ。 京都芝2000mコースを▼10▼7▼1で完勝。 エピファネイアは1800mの新馬戦以降は全て2000m以上のレースに出走しました。 リオンディーズは父がキンカメに変わりましたが距離適性はそれほど大きくは変わらないのではないかと思っているので1600mという距離が今回は課題になると思われます。 「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」 エアスピネル→イモータル→リオンディーズ う~む、これといった穴馬が見つからず…。 (補足) 「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。 数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。 表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。 |