ドリームパスポート(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2003年3月14日生
調教師稲葉隆一(美浦)
馬主ライオンレースホース 株式会社
生産者白老ファーム
生産地白老町
戦績22戦[3-7-3-9]
総賞金46,078万円
収得賞金7,850万円
英字表記Dream Passport
血統 フジキセキ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ミルレーサー
グレースランド
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ゴールデンサッシュ
兄弟 セイクリッドセブンフロンティア
市場価格
前走 2008/10/12 毎日王冠 G2
次走予定

ドリームパスポートの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
08/10/12 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 1671311.5311** 牡5 57.0 三浦皇成稲葉隆一 476
(0)
1.45.6 1.034.0⑦⑦⑦スーパーホーネット
08/06/29 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 1461023.189** 牡5 58.0 蛯名正義稲葉隆一 476
(+4)
2.16.5 1.237.8⑬⑫⑪⑧エイシンデピュティ
08/05/04 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 14579.959** 牡5 58.0 松岡正海稲葉隆一 472
(-4)
3.16.6 1.536.0⑨⑨⑩⑧アドマイヤジュピタ
08/04/06 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 118118.334** 牡5 57.0 松岡正海稲葉隆一 476
(-4)
1.58.9 0.234.6⑩⑩⑦⑦ダイワスカーレット
08/02/23 京都 11 京都記念 G2 芝2200 16354.734** 牡5 57.0 松岡正海稲葉隆一 480
(-4)
2.13.8 0.234.2⑩⑨⑧⑦アドマイヤオーラ
08/01/27 中山 11 AJCC G2 芝2200 165102.215** 牡5 57.0 松岡正海稲葉隆一 484
(+10)
2.13.9 0.335.9⑥⑥⑤エアシェイディ
07/12/23 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 161220.576** 牡4 57.0 高田潤松田博資 474
(+4)
2.34.8 1.236.3⑮⑮⑮⑪マツリダゴッホ
07/11/25 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 1871416.0614** 牡4 57.0 安藤勝己松田博資 470
(-6)
2.26.2 1.534.9⑪⑫⑯⑮アドマイヤムーン
07/03/18 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 11221.612** 牡4 57.0 安藤勝己松田博資 476
(-2)
3.08.3 0.034.5アイポッパー
06/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 143313.124** 牡3 55.0 内田博幸松田博資 478
(+12)
2.32.5 0.634.9⑦⑧⑦⑦ディープインパクト
06/11/26 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 116716.252** 牡3 55.0 岩田康誠松田博資 466
(0)
2.25.4 0.334.1⑤④⑤④ディープインパクト
06/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 187134.922** 牡3 57.0 横山典弘松田博資 466
(+4)
3.02.7 0.034.0⑥⑥⑥⑦ソングオブウインド
06/09/24 中京 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 167138.631** 牡3 56.0 高田潤松田博資 462
(0)
1.58.1 -0.034.7⑤⑥⑧⑥メイショウサムソン
06/05/28 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 1871513.073** 牡3 57.0 四位洋文松田博資 462
(-2)
2.28.3 0.434.9⑮⑮⑬⑫メイショウサムソン
06/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 181234.3102** 牡3 57.0 高田潤松田博資 464
(0)
2.00.0 0.134.8⑨⑧⑥⑨メイショウサムソン
06/03/19 中山 11 スプリングS G2 芝1800 165105.523** 牡3 56.0 M.デムー松田博資 464
(+4)
1.48.9 0.035.1⑭⑭⑫⑩メイショウサムソン
06/02/12 京都 11 きさらぎ賞 G3 芝1800 12114.221** 牡3 56.0 安藤勝己松田博資 460
(+2)
1.47.4 -0.134.2⑪⑧メイショウサムソン
05/11/26 京都 8 京都2歳S OP 芝2000 6446.222** 牡2 55.0 高田潤松田博資 458
(-6)
2.01.5 0.134.7⑤⑤⑤⑤マルカシェンク
05/10/29 京都 9 萩ステークス OP 芝1800 8223.312** 牡2 55.0 岩田康誠松田博資 464
(+2)
1.49.6 0.533.9⑧⑧フサイチリシャール
05/10/15 京都 2 2歳未勝利 芝1600 11671.811** 牡2 55.0 安藤勝己松田博資 462
(-6)
1.34.8 -0.735.1ハイブレッド

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週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第17回は2006年の神戸新聞杯優勝馬ドリームパスポートを取り上げる。


今年8月上旬のこと。「人をダメにする」ビーズソファが看板の株式会社Yogiboが、京成杯勝ちや菊花賞2着といった実績を誇る元競走馬アドマイヤジャパンと“広告出演契約”を結んだことで話題を呼んだ。その広告動画の構図…牧場の敷地一面に広がる緑の真ん中にサラブレッドが1頭鎮座している様子を目にして、約15年前に放映されたあるテレビCMを思い起こした方は一体どのぐらいいたのか。件のCMの出演者は奇しくも同じく菊花賞2着馬、それも1つ年下のドリームパスポートである。

後から考えてもどう立ち回ろうが“無理ゲー”だったと思われるアドマイヤジャパンの相手と比較すると、ドリームパスポートがクラシックで覇を競った相手には幾分の隙が感じられる。春二冠で敗れたメイショウサムソンは併せると無類の強さを発揮する馬ながらもキレるタイプでは無かったし、菊花賞でレコード駆けに屈したソングオブウインドは一体どのぐらい強いのか分からないまま屈腱炎で退場。何かが噛み合えば、3着だったダービーがとは言わないまでも、準優勝の皐月賞菊花賞のどちらかは獲れていたのではないか。3歳時のドリームパスポートは、ファンにそう思わせるだけのポテンシャルを備えていた。

メイショウサムソンフサイチリシャールといったG1馬、そして当時はまだ伏兵だったソングオブウインドをまとめて破ったG2・神戸新聞杯(2006年は中京芝2000mで施行)は、ドリームパスポートの競走馬としての性格を端的に示したレースだったように思う。基本的にどの競馬場でも合格点をマークできる彼が宿敵メイショウサムソンを降すためには中京コースで満点を取る必要があったわけだが、馴染みの高田潤騎手の卓越したエスコートにより120点の快走を見せた。大外一気で馬場の良いところを走れたし、馬体を併せなかったことも良かった。何より彼が最高点を取れるコースが旧中京だったのだろう。

フジキセキ産駒故に距離に限界があるのでは」とは当時よく言われていたし、春時点で実績と比較して軽く見られていたのに父の存在が影響していたことは否定しがたい。だが、ドリームパスポートという馬は父親から受け継いだ器用さと堅実味に加えて、母の父トニービンや優秀な母系から力強さと爆発力を補完された正真正銘の優等生であった。それだけに、様々な事情から鞍上を固定できず、世代屈指の才能がスポイルされてしまったのは残念だった。

後年オーナーの名義が変わって「ぼく、ドリームパスポートです」のナレーションがテレビで流れた頃にはすでに順調さを欠いており、一見のどかな雰囲気のCMにも哀愁が感じられたものだ。そして彼が種牡馬入りへのパスポートを得る機会はついに訪れなかった。サラブレッドが社会で光り輝くためには人間の助力が不可欠だし、馬は人間の手を離れては生きていけないのである。新旧の“CMスター”たるアドマイヤジャパンドリームパスポートには、そういった社会の理をそれぞれ異なる形で再認識させられた。

ドリームパスポート
牡 青鹿毛 2003年生
フジキセキ 母グレースランド 母父トニービン
競走成績:中央22戦3勝
主な勝ち鞍:神戸新聞杯 きさらぎ賞

(文・古橋うなぎ)

【新潟2歳S】フロンティアが先行押し切る! 2017年8月27日() 15:51

 8月27日の新潟11Rで行われた第37回新潟2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝・外1600メートル、馬齢、15頭立て、1着賞金=3100万円)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気フロンティア(牡、栗東・中内田充厩舎)が好位から抜け出して重賞初制覇。タイムは1分34秒6(良)。好スタートを切ったフロンティアは一旦は先頭に立つ形。途中からマイネルサイレーンが、3コーナーではコーディエライトがハナを奪うめまぐるしい展開で直線へ。最内にテンクウ、その外にコーディエライト、さらに外からフロンティアが脚を伸ばして世代初のマイル重賞を制した。

 3/4馬身差の2着には粘り込んだコーディエライト(5番人気)、さらにアタマ差遅れた3着に好位追走から最内を伸びたテンクウ(2番人気)。1番人気のムスコローソは後方追走から伸びを欠き、12着に敗れた。

 新潟2歳Sを勝ったフロンティアは、父ダイワメジャー、母グレースランド、母の父トニービンという血統。半兄のドリームパスポート(父フジキセキ)は2006年神戸新聞杯・GIIの勝ち馬で、その年の皐月賞菊花賞ジャパンCで2着。北海道白老町・社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主はサンデーレーシング。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。新潟2歳Sは、中内田充調教師は2016年ヴゼットジョリーに次ぐ2勝目、岩田康誠騎手は2008年セイウンワンダー、2009年シンメイフジに次いで3勝目。

 ◆岩田康誠騎手「いいスタートが決まって、前に1頭置けたのが勝因かと思います。本当にスムーズなレースができました。返し馬ではムキになるところがありましたが、レースでは賢かったですね。賢いところは(半兄の)ドリームパスポートに似ています。切れるというより、長くいい脚を使ってくれましたね。もっと落ち着いて走れるようになれば、距離が延びても大丈夫だと思います」



★27日新潟11R「新潟2歳S」の着順&払戻金はこちら

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【競馬エイト特別企画】痛恨の有馬記念(関東編) 2013年12月20日(金) 16:33

 競馬エイト・有馬記念スペシャル紙面(12月21日・土曜日付)でお届けしました「嗚呼…痛恨の有馬記念」。スペースの都合で紙面掲載できなかったトラックマンたちのコラムをド~ンと公開します。痛恨の極みの果てに得ることができた「教訓」。実体験だからこその熱い思いが込められています。有馬記念攻略のためのヒントがこの中にあるかもしれません…。 関東競馬エイト・トラックマンの「痛恨の有馬記念」 ▼藤牧満男(関東・時計班)の痛恨(?)1978(昭和53)年・第23回エリモジョージ(7着) カネミノブが勝ち、インターグロリアが2着した。どちらも人気薄で、当時は馬連、馬単がなく、枠連で買う時代。私の◎は逃げ馬エリモジョージ。○がカネミノブ。インターグロリアは、前日の朝追いで素晴らしい動きを見せたものの、マイラーと判断して無印。今ならもちろん外れだが、インターグロリアはエリモと同じ8枠。枠連で7330円の高配当をゲット。痛恨が一転して、思い出深い有馬記念でした。 ▼椋木宏(関東・想定班)の痛恨1993(平成5)年・第38回トウカイテイオー(1着) 奇跡の復活(オグリキャップ)、仰天の14番人気(ダイユウサク)、障害帰りで前走17着(メジローパーマー)と常識からかけ離れた結末が3年も続いて迎えたのが、この年の有馬記念ビワハヤヒデ一色だった。当然◎。骨折で1年ぶりに有馬記念に出走にこぎ着けたトウカイテイオーは好みの馬だったので、△は打っていた。 その日は有馬記念まで予想も馬券も当たらず、よく言う裏パー状態。その頃は馬連だったので当たり前にビワハヤヒデから買ったけど、トウカイテイオーは△を打ちながらも、1年ぶりということで、はなから軽視していた。 早めに抜け出したビワハヤヒデトウカイテイオーが直線でかわしたときには、馬券のことも忘れて、一級のサラブレッドの底力に改めて目を見張ったものだ。 “レースに絶対はない”。今年もこの言葉をかみしめるのか、それとも引退式を行うあの馬のために、円満に収まるのか…。 ▼野田慶一郎(関東・時計班)の痛恨1997(平成9)年・第42回シルクジャスティス(1着) まだトラックマンではなく、編集部員だった頃の有馬記念。当時は今とは違っていわゆる本命党だった。1番人気は昨年2着、宝塚記念快勝後に休養に入っていたが、調教採点7を連発して仕上がり万全のマーベラスサンデー。2番人気は牡馬相手に天皇賞(秋)を勝ち、続くジャパンCでも2着したエアグルーヴ。他の古馬勢はいかにもパンチ不足で、この2頭で1点で「取れる」と確信していた。3歳有力馬は2頭。メジロドーベルはまず牝馬。シルクジャスティスは一部で盛り上がっていたが、個人的には全く興味がなかった。「京都大賞典を勝ったっていったって、牝馬のダンスパートナーの内をすくっただけ。GIも未勝利だし」。心の中でシルクを買う人を笑いつつ、余裕の1点勝負。ところが直線で落とし穴が待っていた。 ラスト1ハロンではエアとマーベラスの一騎打ちだったのだが、ゴール寸前で突然外から来たのが、あの軽視したシルク。いろんなことがあって少しずつ人気馬を疑うようになってきたのだな。穴党へのシフトはたくさん刻まれたキズの跡。もう本命党には戻れません(笑) ▼高尾幸司(関東・想定班)の痛恨2000(平成12)年・第45回ダイワテキサス(3着) 2000年秋。古馬王道GIは天皇賞(秋)ジャパンCともに1着テイエムオペラオー、2着メイショウドトウと穴党には手も足も出ない結果となっていた。有馬記念こそこの2頭に割って入る馬を探すことに全勢力をつぎ込みました。そこでひらめいたのはダイワテキサスジャパンCでは、5着と日本馬としてはテイエム、メイショウに次ぐ着順にもかかわらず、有馬記念では単勝81倍の13番人気。ダイワの単複とテイエム、メイショウへの馬連だけを握りしめ、直線で先頭に立ったときは興奮度MAX。しかし、最後はその2頭にこの秋3度目のワンツーフィニッシュを決められ撃沈。当時に3連複、3連単があったら…。複勝の770円だけを払い戻しに行った苦い記憶がよみがえります。 よほど自信があったり、妙味のある穴馬がいたら、今は馬券の種類も豊富なので、手広く買うということをこのときの悔しさを味わわないためにやっています。 ▼松本ヒロシ(関東・想定班)の痛恨2007(平成19)年・第52回マツリダゴッホ(1着) 「必ず荒れる」という確信があった2007年。自分の中で穴馬候補は3頭に絞られた。マツリダゴッホダイワスカーレットドリームパスポート。そして悩みに悩んだ最終結論が◎ドリームパスポート、○マツリダゴッホ。結果はマツリダゴッホが快勝し2着ダイワスカーレット。これは痛恨以外の何ものでもないでしょう。今でもたまに思い出してため息をついてしまうぐらい悔しいレースだった。 教訓。迷ったら前走着順の悪い方を選ぶ勇気、外れることを怖がらない潔さ。いまだ実行しきれていないが…。  ▼吉田均(関東・時計班)の痛恨2008(平成20)年・第53回ダイワスカーレット(1着) 前年でマツリダゴッホの2着したダイワスカーレット。この年はスピードの違いで押し切れると自信の◎。レースはその通りになり、直線では完全に2着争い。どれが来ても馬券は取ったと思った瞬間、早めに勝ち馬を追いかけた馬の脚勢が鈍り、2着には最低人気のアドマイヤモナークが大外を一気。他の人気馬が窮屈な位置取りになって動けず。3着が10番人気のエアシェイディだっただけに…。トリッキーなコースだけに展開が微妙に影響。勝敗は別にして気楽に乗った人気薄の好走は競馬にはよくあるシーンだった。 ▼阿部一広(関東・想定班)の痛恨2008(平成20)年・第53回ダイワスカーレット(1着) 最強牝馬と信じてやまないのがダイワスカーレット。2着だった2007年こそ兄のダイワメジャーに◎を打ったが、翌2008年は前走の天皇賞が負けて強し(個人的には疑惑の写真判定と思っているが…)の内容で、有馬記念は負けようがないと思い、断然人気でも逆らわずに◎を打った次第。レースはダイワスカーレットが逃げて圧勝と、当然の結果だったが、最低人気(14番人気)のアドマイヤモナークが最後方から末脚を伸ばして2着に激走。3着にも10番人気のエアシェイディが頑張り、馬単は3万円超、3連単は98万円と大荒れ。馬券はダイワスカーレット1着固定の3連単を買っていたけど、当然のように相手はヌケ(無印)。ここまで荒れたら仕方ないんだろうけど…。有馬記念はこのような形で外すケースが多く、個人的には相性最悪のレース。近年の結果からも3着までに5番人気以下の馬が(それこそ2桁人気馬も)必ず絡んでおり、人気馬から買う場合でも相手には人気薄を入れようと肝に銘じて予想します。 ▼山本忍(関東・時計班)の痛恨2010(平成22)年・第55回ヴィクトワールピサ(1着) 同じ年の日本ダービーで本命にした馬。「海外遠征はその馬のMAX値、底値を引き上げる」という持論のもと、凱旋門賞後のジャパンCでも◎に推したが、東京コースでは切れ味不足でダービー同様に3着に敗戦。当然、暮れの中山での反撃は容易に予測できたが、あまのじゃくな自分の性格が災いしてか、もう一度追いかけることができなかった。 そのときの2着馬はブエナビスタ。楽々と馬券は本線で取れただろうに。持論を信じ切れず、まさに痛恨の極みだった。勝ったヴィクトワールピサはその3カ月後にドバイワールドカップを見事に制覇。持論が図らずも想像以上の形で証明されて、ひとまず留飲を下げたが…。 ▼西山茂樹(関東・時計班)の痛恨2012(平成24)年・第57回オーシャンブルー(2着) 「今年も有馬はステイゴールド産駒。ゴールドシップだな」と競馬仲間、友人(エイト紙上でも…)に言いながら、3頭しかいなかったステイゴールド産駒の1頭、オーシャンブルーとの馬券をなぜ買わなかったか? 増井TM(関西エイト)の◎がまぶしく、そして羨(うらや)ましかった。

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ドリームパスポート近親ヒカルマイソング圧勝 2012年2月26日() 11:41

 26日の阪神3Rメイクデビュー阪神(ダ1200メートル)は、C.デムーロ騎手騎乗の3番人気ヒカルマイソング(牡、父フレンチデピュティ、母ヒカルリクエスト、母の父アグネスタキオン、栗東・岡田稲男)が6馬身差で圧勝。タイムは1分12秒2(重)。

 2着には11番人気シゲルアプリコット、3着には2番人気ベリベリハッピーが入った。

 道中は好位で競馬を進めたヒカルマイソング。直線では外から楽な手応えで抜け出し、最後は6馬身差をつけ、危なげなく勝利を飾った。

 勝ったヒカルマイソングの母の半兄には06年神戸新聞杯(GII)を制したドリームパスポートがいる。

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【日本ダービー】必殺仕分け人(4)騎手 2010年5月28日(金) 05:05

 日本ダービーを様々な角度から検証する“必殺・仕分け人”。4日目は騎手をチェックする。キャリア、乗り替わり、重賞実績などを分析。新たに1頭が脱落した。加えて、木曜に追い切りを行ったアリゼオローズキングダム、シャインを調教の項目で検証した。なお、前日までの脱落馬についての見解は割愛した。

確定枠順へ

 〔1〕年齢(24歳未満=2点減点、30歳未満=1点減点)

 過去10年で最も若い連対騎手は03年1着ネオユニヴァースのミルコ・デムーロで24歳。日本人騎手では、01年1着ジャングルポケット角田晃一と、07年2着アサクサキングス福永祐一で、ともに30歳。若手には非常に厳しいレースだ。24歳未満は大きなマイナスで21歳の浜中俊が騎乗するサンディエゴシチーは2点減点。

 〔2〕ダービー初騎乗(最大2点減点)

 ダービー初騎乗で優勝したのは前述のデムーロのみ。3歳の頂点を競う舞台にかかるプレッシャーはかなりのもので、いきなり勝てるほど甘くはないのだろう。3着以内に広げても、初騎乗で上位に入ったのは00年ダンシングカラー3着の江田照男のみ。初騎乗は大きな減点とせざるを得ない。

 アリゼオのクレイグ・ウィリアムズは本来ならば2点減点だが、唯一の優勝例が外国人騎手であり、また、天皇賞・春をジャガーメイルで制した実績もあることから、この項では減点なしとする。ここでもサンディエゴシチーの浜中が初騎乗で2点減点となる。

 〔3〕乗り替わり(最大2点減点)

 乗り替わりで優勝した騎手は過去にいない。2着は01年ダンツフレーム=河内、02年シンボリクリスエス=岡部、04年ハーツクライ=横山典、06年アドマイヤメイン=柴田善、07年アサクサキングス=福永の5人。3着は02年マチカネアカツキ=デザーモ、06年ドリームパスポート=四位、07年アドマイヤオーラ=岩田康、08年ブラックシェル武豊の4人。この中でそれ以前にも騎乗経験がなく、まったくのテン乗りだったのはハーツクライの横山典、アドマイヤメインの柴田善、アサクサキングスの福永、マチカネアカツキのデザーモ、ドリームパスポートの四位の5人と、さらに信頼度が低くなる。大一番の前だけに、人馬の息が合った走りを見せていることが望ましい。アリゼオのウィリアムズ、ルーラーシップの四位、ローズキングダムの後藤はテン乗りで2点減点とする。

 〔4〕重賞未勝利(最大2点減点)

 過去10年の連対馬に騎乗していた騎手は、年明けからダービーの前までに全員がJRA重賞を勝っていた。やはりその年の調子は大きなバロメーターとなる。

 意外なことに、内田博幸は今年重賞Vがなく、エイシンフラッシュは2点減点。また、福永も重賞Vがなくリルダヴァルは2点減点。

 また、過去10年でGI未勝利の騎手が連対した例はないが、生き残りの馬でこれに該当する馬はなし。

 〔5〕舞台実績(最大2点減点)

 過去3年で東京芝2400メートルに騎乗していないのはウィリアムズだが、これは当然。しかし、舞台を経験していないことは少なからずマイナスにはなるだろう。1点減点とする。

 サンディエゴシチーの浜中は1度しか騎乗がなく着外。2点減点。ゲシュタルトの池添は10戦1勝で、残りの9戦は着外。1点減点とする。

《木曜日追い切り検証》

 〔1〕中間の調整(最大2点減点)

 皐月賞4着ローズキングダムは坂路で質量とも十分だったが、火曜にザ跖のアクシデント。調教を休んでいないとはいえ、大一番を前に追い切りを延ばした影響は大きく3点減点。

 5着アリゼオは先週の好タイム(南Wで6ハロン78秒3)に意欲を感じさせるが、速い時計はこれ一本。2点減点とする。

 16着シャインはCWコースで長めから2本。川村厩舎としては調教量は多い方で2点減点にとどめる。

 〔2〕最終追い切り(最大10点減点)

 《2点減点》A評価のローズキングダムは坂路4ハロン52秒9の好タイムを楽にマークして先着。動きは上々で、アクシデントがあったことを感じさせない。

 アリゼオは南Wコースでウィリアムズ騎手が手綱を取り、力強い動き。馬場が悪かったため時計はかかったが、フットワークには迫力があった。

 《6点減点》C評価のシャインはCWコースで5ハロンから馬なり。大一番を前にしては内容が軽すぎると言わざるを得ない。

 〔3〕仕上がり(最大5点減点)

 《1点減点》アリゼオは南Wで入念に乗り込んで、最終追い切りの動きもいい。もう少しハードさがあってもいいが、堀厩舎のふだんどおりの調整ができており1点減点にとどめる。

 《2点減点》ローズキングダムは中間の調整、最終追い切りの動きとも文句ないが、アクシデントがあったのはやはり割り引きだ。シャインは追い切りに現れないところで、様々な工夫を積んでいる。臨戦態勢は整っていそうだ。

★4日目の結論

 得点上位馬は実績豊富な騎手が騎乗しており、減点はほぼなし。順位の変動は少なかった。4日目で脱落したのはサンディエゴシチー。ダービーは若手騎手には厳しいレースで、過去10年では初騎乗の騎手が勝った例もない。昨年の菊花賞スリーロールスで制している浜中騎手とはいえ、大きな減点となってしまった。

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口コミ一覧

武幸四郎メモリアル

 銀色のサムライ 2017年2月21日(火) 20:11

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競馬界の2月は出会いと別れのシーズンになります。

美浦からは菅原泰夫調教師、成島英春調教師、田中博康騎手。
栗東からは長浜博之調教師、坪憲章調教師、武幸四郎騎手。
以上の6名が今月末をもって現役を退きます。

田中博康騎手は2009年のエリザベス女王杯でクィーンスプマンテに騎乗。
テイエムプリキュアと2頭で大逃げを打ち、大波乱を演出してみせました。
ダートの中距離で強かったシルクメビウスとのコンビも印象深かったです。

長浜博之調教師はアグネスタキオンやアグネスフライトなど、
冠名「アグネス」の強豪馬を数多く管理していました。
三冠馬と熾烈な争いを繰り広げたスターマン・シックスセンスの2頭も印象的でした。


今季の現役引退の顔ぶれの中で、最も注目が集まっているのは武幸四郎騎手でしょう。
ティコティコタックやメイショウマンボなどでGⅠを6勝しました。

騎手引退が決まってから良い騎乗を続けている印象があったので、
まだまだ現役にこだわって欲しかった、という思いは少なからずあるんですけど、
調教師になって、今までとは違う角度から競馬界を支えるのも大変重要な事ですからね。
新たな道に進む武幸四郎騎手を全力応援したいです。


武幸四郎騎手で一番印象に残っているレースは2006年の菊花賞です。

この年の牡馬クラシックはメイショウサムソンが皐月・ダービーの二冠を達成し、
前年のディープインパクトに続く、2年連続でのクラシック三冠制覇が期待されていました。

他では、ドリームパスポートやアドマイヤメイン、フサイチジャンクといったあたりが有力候補で、
武幸四郎騎手が騎乗したソングオブウインドは8番人気という低評価で菊花賞に出走しました。

レースは武豊騎手のアドマイヤメインが大逃げをして、引き締まった流れに。
メイショウサムソンが前々での競馬で、サムソンをマークできる位置にドリームパスポートがいた中、
ソングオブウインドはマイペースを保つ形で最後方に近い位置からレースを進めます。

大逃げを打ったアドマイヤメインがなかなか止まらず、
メイショウサムソンの伸び脚がイマイチ、という意外な形で直線に向き、
ドリームパスポートとソングオブウインドが馬体を合わせて上がっていって、
最後はソングオブウインドが最後方から一気にマクりきる競馬でクラシック制覇を果たしました。

菊花賞前までのソングオブウインドは先行タイプだったので、
最後方から追い込む競馬を仕掛ける、という違う策に打って出た武幸四郎騎手はあっぱれでしたよね。

ソングオブウインドは菊花賞後に参戦した香港ヴァーズで脚を故障し引退。
ソングオブウインドとのコンビがもっと長かったら、武幸四郎騎手もたくさんのGⅠを勝てたのに…
と、未だに思っています。


ソングオブウインドで菊花賞を勝った後は思うように勝てなかった武幸四郎騎手。
近年は体重制限に苦しんだ、といわれていますが、
177cmの武幸四郎騎手にとって、50kg台前半の体重をキープさせるのは相当苦しかったと思います。

そんな中でも腐らず、騎手生活をしっかり全うした武幸四郎騎手ならば、
厳しい調教師の世界でも良い成績を残してくれるのではないでしょうか。

いつの日か、兄・武豊騎手とのコンビで中央GⅠを勝利する事を願って、
今日の日記の締めくくりたいと思います。

 TERAMAGAZI 2014年4月15日(火) 18:48
ダービーの叩き台に落ちぶれた皐月賞 
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ダービーの叩き台に落ちぶれた皐月賞

皐月賞の1着賞金は9,700万円、2着3,900万円、3着2,400万円(賞金総額1億8,000万円)
ダービーは1着賞金は2億円、2着5,000万円、3着3,000万円(賞金総額3億8,470万円)
ダービーの1着賞金は皐月賞の2倍以上で、賞金総額も2倍以上です。
しかも栄誉はダービーが断然上。コレでは皐月賞がダービーの叩き台と化しても仕方ないのかもしれません。
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トゥザワールド【4・1・0・0】キンカメ。キャロットF。4連勝中。弥生賞
イスラボニータ【4・1・0・0】フジキセキ。社台RH。3連勝中。東スポ杯、共同通信杯
ロサギガンティア【3・1・0・1】フジキセキ。社台RH。スプリングS
ト-センスターダム【3・0・0・0】ディープ。島川隆哉。きさらぎ賞

アジアエクスプレス【3・1・0・0】ヘニーヒューズ。馬場幸夫。朝日杯FS、スプリングS2着
ワンアンドオンリー【2・3・0・2】ハーツクライ。前田幸治。ラジオNIKKEI杯、弥生賞2着

アドマイヤデウス【3・1・2・0】アドマイヤドン。近藤利一。若葉S
クラリティシチー【1・1・4・0】キンカメ。友駿HC。スプリングS3着
---------------------------------------------------------------------------
■前走■データは過去10年
【弥生賞】
皐月賞と同じ中山2000mで一見最有力トライアルだが消耗度が激しい。
1着馬の皐月賞成績は【2・2・1・5】
勝ったのはディープインパクトとヴィクトワールピサのみ。
日本競馬史上最強馬とドバイワールドカップを勝った超一流馬です。
トゥザワールドはそこまで伸びる馬なのでしょうか?
(将来、超一流馬になるのなら皐月賞も勝てるか)

2着馬はメイショウボーラー3着、アドマイヤジャパン3着。
今年の2着馬ワンアンドオンリーを管理する橋口弘次郎調教師(定年まで2年を切った)の悲願はダービー優勝。

今まで、ダンスインザダーク、ハーツクライ、リーチザクラウン、ローズキングダムが2着、ザッツィザプレンティが3着とあと一歩の所で手が届かない。
ワンアンドオンリーは弥生賞をプラス10キロと余裕残しで出走。明らかにダービーが目標だろう。
(それでもトゥザワールドにハナ差2着なので皐月賞も地力で馬券圏内には来るかもしれないが)

【スプリングS】
中3週と理想的ローテで最重要ステップレース。
1着馬の皐月賞成績は【4・0・0・6】
メイショウサムソン、アンライバルド、オルフェーヴル、ロゴタイプが勝っている。
(92年ミホノブルボン、94年ナリタブライアン、03年ネオユニヴァースも優勝)

2着馬はディープブリランテが3着(次走ダービー優勝)
3着馬はダイワメジャーが1着、ドリームパスポートが2着。

今年の勝ち馬ロサギガンティアは当然最有力だが、父フジキセキはクラシック未勝利。
新馬→もみじS→G1朝日杯→G2弥生賞と4戦4勝。「幻の3冠馬」と呼ばれたフジキセキ。
(ちなみに、皐月賞ジェニュイン、ダービー・タヤスツヨシ、菊花賞マヤノトップガン)
今は、体調不良(?)により、種付け中止になっており、今年の3歳世代がラストクロップ。
産駒の通算JRA勝利数・通算JRA重賞勝利数は内国産種牡馬の歴代トップで、通算3,000勝以上しているのにクラシックには無縁。
(一番惜しかったのは皐月賞2着→ダービー3着→菊花賞2着だったドリームパスポート)

ラスト世代のロサギガンティアに期待したいですね。
(東スポ杯→共同通信杯と重賞連勝中のイスラボニータもいますが)

2着馬アジアエクスプレスはどうしても距離に不安があるので、6戦してオール馬券圏内の3着馬クラリティシチーの方が期待出来ます。
----------------------------------------------------------------
【デープインパクト産駒】
桜花賞。マルセリーナ、ジェンティルドンナ、アユサン、ハープスターと4連覇中
ダービー。ディープブリランテ、キズナ
オークス。ジェンティルドンナ
しかしディープインパクトは春のクラシックで皐月賞のみ勝っていないのです。
(唯一の無敗馬トーセンスターダム。不安ですね)
----------------------------------------------------------------

【共同通信杯】と【きさらぎ賞】【若葉S】
なぜイスラボニータは共同通信杯から直行なのか?
なぜディープ産駒は皐月賞を勝てないのか?
社台グループの思惑と使い分け
など、明日書きます。

僕TERAMAGAZINEの「JRA全重賞完全データ攻略2014」http://www.amazon.co.jp/dp/4864365725/
には、過去5年の1~3着馬と1番人気で馬券圏外に沈んだ馬の父と母父、前走のデータ(コース・距離・グレード)を全て掲載してあります。その上で、馬券のキモとなるポイント、爆穴パターンも記載しているので馬券攻略の役に立ちます。ご参考にして下さい。

Twitterやってます。
https://twitter.com/tera_chaaaaan

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 TERAMAGAZI 2013年11月22日(金) 23:08
もう一度デニムアンドルビーに賭けます!! 
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【第33回ジャパンカップG1】
【血統的考察】
東京の芝2400mはスピード、スタミナ、底力の全てに高いレベルが求められる舞台。良馬場で開催された過去9年で、外国馬アルカセットを除く連対馬17頭中自身または父がダービーかジャパンカップを勝っていた馬が11頭。残る6頭中3頭は母父サンデーサイレンス、2頭は父サンデー×トニービンだった。

【前走】
最も多く連対馬を出しているステップレースは天皇賞(秋)(のべ10頭)で、菊花賞の4頭が続く。前走がG1でなかった連対馬はスクリーンヒーロー(アルゼンチン共和国杯1着)とタップダンスシチー(京都大賞典1着)の2頭しかいない。

【重賞実績】
外国馬を除く連対馬19頭がG1かG2の勝ち馬で、その内12頭が芝2000m以上のG1馬だった。
またG1未勝利だった連対馬7頭の内6頭にG1・2着の実績があった。ポップロック(有馬記念2着)、ドリームパスポート(菊花賞2着)、ハーツクライ(ダービー2着)、コスモバルク(皐月賞2着、菊花賞4着)、タップダンスシチー(有馬記念2着)。例外はココがG1初挑戦だったスクリーンヒーローだけ。

【コース実績】
外国馬を除く連対馬19頭中13頭が東京コースの重賞を勝っていた。残り5頭はタップダンスシチー(目黒記念3着)、オウケンブルースリ(天皇賞秋4着、前年JC5着)、ドリームパスポート(ダービー3着)、ハーツクライ(ダービー2着)、ザッツザプレンティ(ダービー3着)と東京コースの重賞で馬券になっていた。例外のコスモバルクはダービー8着だが、東京コースの百日草特別1着の実績があった。

【牝馬】
馬券になった牝馬はジェンティルドンナ、ブエナビスタ、ウオッカ、レッドディザイア、ウイジャボードの5頭(通算7回)
ジェンティルドンナ、ブエナビスタ、ウオッカ、ウイジャボードの4頭は年度代表馬に輝いた歴史的名牝。レッドディザイアはそれまで連帯率100%でブエナビスタと3冠を競い、桜花賞2着、オークス2着、秋華賞はブエナビスタを敗って優勝した実力馬だった。

【連覇】
ジャパンカップ史上、連覇した馬はいないが、ブエナビスタ、ウオッカが2年連続で馬券になっている。(10年ブエナビスタの2着降着は現在適用のルールなら降着になっていなかった。ローズキングダムを1馬身3/4ちぎって1着入線してるので実質2連覇と見ても良いが)

昨年3歳でオルフェーヴルを敗ってジャパンカップ優勝したジェンティルドンナはブエナビスタ、ウオッカ級の歴史的名牝であることは疑いようもない。

08年ウオッカ。毎日王冠2着→天皇賞秋1着→ジャパンカップ3着
09年ウオッカ。毎日王冠2着→天皇賞秋3着→ジャパンカップ1着

10年ブエナビスタ。宝塚記念2着→天皇賞秋1着→ジャパンカップ2着降着(1着入線)
11年ブエナビスタ。宝塚記念2着→天皇賞秋4着→ジャパンカップ1着

12年ジェンティルドンナ。ローズS1着→秋華賞1着→ジャパンカップ1着
12年ジェンティルドンナ。宝塚記念3着→天皇賞秋2着→ジャパンカップ?

宝塚記念→天皇賞秋のローテはブエナビスタと同じ。成績も似ている。
しかも昨年の優勝馬。東京コースは3戦してオークス1着、ジャパンカップ1着、天皇賞秋2着
ジェンティルドンナが連対を外すことはなさそうです。

前走がG1でなく連対した馬は、スクリーンヒーロー(G2アルゼンチン共和国杯1着)とタップダンスシチー(G2京都大賞典1着)の2頭で両馬ともにG2を勝って来ている。
前走G2なら1着が絶対条件。ゴールドシップは京都大賞典を勝てないどころか5着敗退。
同じ黄金配合(ステイゴールド×メジロマックイーン)のオルフェーヴルがダービー1着だがジャパンカップは2着止まり。
ダービー5着だったゴールドシップにオルフェーヴル以上の期待はかけにくい。

【結論】
もう一度だけ、3歳牝馬デニムアンドルビーに賭けてみます。

フローラS1着、オークス3着と東京コースに実績があり、53キロで出走出来るジャパンカップは3歳牝馬にとって最良条件。凱旋門賞も今年のトレヴ、11年デインドリーム、08年ザルカヴァと近6年で3回、3歳牝馬が優勝しています。
(昨年のジャパンカップも3歳牝馬のジェンティルドンナが優勝)
国際G1は『3歳牝馬がトレンド』ではないか。

血統的にもディープインパクト×キングカメハメハとダービー馬同士の配合。
前にも書きましたが、キンカメ×サンデー牝馬の配合はよくあるけど、ディープ×キンカメの配合馬はデニムアンドルビーしかいません。

アドマイヤラクティは父ハーツクライの母父が凱旋門賞馬トニービンで母アドマイヤテレサの父が凱旋門賞馬エリシオと凱旋門賞馬2頭の血が流れているので、ジャパンカップの大舞台で大仕事を成し遂げる可能性はあります。
ハーツクライ産駒はジャスタウエイが天皇賞秋を4馬身差圧勝して今一番ノッてる旬な種牡馬。ハーツクライはダービー3着でしたが、天皇賞秋の舞台でダービー馬ディープインパクト産駒を敗りました。同じことが起こるかもしれません。
ただ、前走G2なら勝っていなくちゃ連対の資格がないのです。

これは東京→【4・2・1・0】で天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念と3連勝したゼンノロブロイ産駒ルルーシュも同じ。
母父がグレイソブリン系ハイエストオナー、母母父がND系のキングジョージ&凱旋門賞馬ダンシングブレーヴでスピードの持続力に優れスタミナ、パワーもある配合ですが、前走のG2アルゼンチン共和国杯を勝たなければならないのに、アスカクリチャンあたりに負けてやっとの3着ではココは家賃が高い。

エイシンフラッシュはダービー、天皇賞秋と東京のコースG1・2勝馬ですが、切れる脚は一瞬しか使えず、スローの瞬発力勝負にならないと出番はない。
しかし瞬発力勝負になったらさらに切れるジェンティルドンナには勝てない。しかもジャパンカップは過去3年連続で出走して8着、8着、9着と適性がない。

許せないのは障害帰りの芝未勝利のダート馬ファイヤーの参戦。
優勝賞金2億5000万円で世界最高のジャパンカップが重賞初挑戦。芝では3着1回が最高着順
コレはジャパンカップを愚弄しているとしか思えない。

本来ならエピファネイアが出なければならなかったレース。
オルフェーヴル、キズナが凱旋門賞参戦によるローテの都合で回避したのは仕方ないが、2頭とも有馬記念には出走する。(キズナは血統、脚質的に明らかに中山2500mの有馬記念には不向きなのに、負け覚悟で出走する)
エピファネイアはジャパンカップ、有馬記念ともに回避。
これでは逃げたと見られても仕方ないだろう。

◎デニムアンドルビー
○ジェンティルドンナ
▲ゴールドシップ
△アドマイヤラクティ
△アンコイルド
------------------------------------------------------------------------------------
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