【うわさの2歳馬】ミトノマルーン半兄にアドマイヤメイン2018年10月26日(金) 11:13
アドマイヤメインの半弟がデビュー戦快勝2009年10月31日(土) 13:07
【日本ダービー】データ大作戦(4)騎手2009年5月29日(金) 05:05
データ大作戦4日目はジョッキーに焦点をあてる。GI、特にダービーとなれば、馬だけでなく、騎手の力量が重要になってくる。キャリアやGI実績などの観点から検証していくことにする。
木曜追い切りのフィフスペトルについても検証。前日までの脱落馬については割愛する。
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〔1〕キャリア(24歳未満=1点、ダービー初騎乗=2点)
過去10年で連対した最年少ジョッキーは、99年2着のナリタトップロードに騎乗した渡辺で24歳と2カ月。それ以下は減点対象として、藤岡康が1点減点。
また、ダービー初騎乗で優勝したのは03年ネオユニヴァースに騎乗したデムーロ、2着も前記の渡辺しかいない。ともにコンビを組んで皐月賞V、3着と前走での実績があり、いきなりの活躍となるとかなり厳しい。かかるプレッシャーも想像以上で、経験は大きなアドバンテージだ。初騎乗も減点対象で、こちらも藤岡康が該当する。ただし、今回騎乗するジョーカプチーノとのコンビでNHKマイルC優勝の実績があり、減点はなしとする。
〔2〕GI実績も重要(GI未勝利=2点減点、クラシック未勝利=1点減点。重複あり)
GI未勝利騎手が連対したのは渡辺だけ。
またクラシック(皐月賞、ダービー、菊花賞、桜花賞、オークス)未勝利で連対したのは渡辺、佐藤哲(05年インティライミ2着)と柴田善(06年アドマイヤメイン)の3人。藤岡康はGIジョキーだが、クラシック未勝利のため1点減点とする。
〔3〕乗り替わりは割り引き(騎乗経験馬に乗り替わり=1点減点、初騎乗=2点減点)
乗り替わりは、2着5人(01年ダンツフレーム=河内、02年シンボリクリスエス=岡部、04年ハーツクライ=横山典、06年アドマイヤメイン=柴田善、07年アサクサキングス=福永)だが、優勝した騎手は過去10年ではいない。どんな名ジョッキーでも、ダービーの大舞台では緊張すると言う。ちょっとしたミスが命取りになることも少なくない。慣れない馬ならなおさらのことだ。セイウンワンダーの福永と、ブレイクランアウトの藤田がテン乗りで2点減点とする。
〔4〕今年の重賞勝ち(今年のJRA重賞未勝利=2点減点)
連対馬に騎乗していた騎手は全員、年初からダービーまでに何らかのJRA重賞を勝っていた。トライアンフマーチ騎乗の武幸四郎は、今年重賞未勝利で2点減点。
★木曜に追い切ったフィフスペトルを検証
〔1〕中間の調整(最大10点減点)
中2週とはいえ、同じNHKマイルC組の他陣営と比較すると軽さが否めず3点減点。
〔2〕最終追い切り(最大15点減点)
当初は1本の予定だったが、時計が遅すぎたために“追試”でもう1本。チグハグな内容で5点減点。
〔3〕前走時と比較(最大5点減点)
前走時の坂路から南Wコースへ。長距離を意識した変更だが、異例の2本追いの評価は微妙。プラスと思えず、2点減点。
★4日目の結論
ここでもアンライバルドは死角が見当たらず、満点をキープ。上位陣にも特に大きな変動はないが、トライアンフマーチとブレイクランアウトが2点減点でボーダーの85点となり、すでに後はなくなった。また、騎手では減点なしのフィフスペトルだったが、調教で10点減点となり、姿を消した。 |
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重賞2勝のアドマイヤメインが種牡馬入り 2009年2月6日(金) 05:00
06年のGII青葉賞馬で、同年のダービーでも2着に好走したアドマイヤメイン(栗・橋田、牡6)が種牡馬入りすることになった。JRA通算成績は22戦4勝(うち海外1戦0勝)。重賞勝ちは、青葉賞とGIII毎日杯(06年)の2勝。獲得賞金は2億3616万円。引退後は北海道安平町の社台スタリオンステーションに繋養され、初年度の種付け料は20万円が予定されている。父がサンデーサイレンス、母がクイーンS勝ち馬プロモーションという良血馬。リーズナブルな価格で人気を集めそうだ。 |
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