美浦所属リーディングジョッキー上位3名の5月4日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
5月4日(日)東京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,600m) ガラク
2R 3歳未勝利(ダ1,400m) マックスキュー
4R 3歳未勝利(芝1,600m) アセンブリールーム
5R 3歳未勝利(芝1,800m) アローグレイシャー
7R 4歳上1勝クラス(ダ2,100m) シーリュウシー
8R 4歳上2勝クラス(芝1,600m) カニキュル
9R 府中S(芝2,000m) メリオーレム
10R ブリリアントS(ダ2,100m) アッシュルバニパル
11R プリンシパルS(芝2,000m) レイニング
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,300m) アグラード
11RのプリンシパルSはレイニングに騎乗。デビュー戦では将来の活躍を期待させる走りを披露し快勝。その後、成長を優先して無理にレースに使うことなく、ここまで調整を続けてきた。キャリア1戦ではあるが期待十分で、是が非でも日本ダービーへの切符をつかみ取りたい。8Rの4歳上2勝クラスではカニキュルに騎乗する。自己条件戦となる2勝クラスの前走では1番人気ながら2着に敗れたとはいえ、その時の勝ち馬シヴァースはすでにオープン入りを果たしている。今回のメンバーを見渡しても前走で馬券に絡めているのは本馬を除き1頭のみ。鉄砲はあまり得意ではない現状だが、立場的には負けられない一戦となりそうだ。
【丹内祐次騎手】
5月4日(日)京都競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) メイショウツクモ
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) オーウェンズバレー
4R 3歳未勝利(芝2,000m) コスモナッシュビル
6R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ヒラリーステップ
7R 4歳上1勝クラス(芝1,600m) ミッキースターダム
8R 島原特別(芝1,800m) タケトンボ
9R 須知特別(ダ1,900m) フォーワンセルフ
10R 淀S(芝1,200m) バンドシェル
11R 天皇賞・春・G1(芝3,200m) マイネルエンペラー
12R 巨椋池S(ダ1,200m) パルデンス
11Rの天皇賞・春は日経賞の勝ち馬マイネルエンペラーに騎乗。前々走では日経新春杯3着、そして前走の日経賞1着と近況の成長が著しい。父は2015年にこのレースを制しているゴールドシップ。親子制覇なるかに注目だ。10Rの淀Sはバンドシェルに騎乗。2勝クラスで足踏みが続いていたが、前走で待望の勝利をマークしている。今回の舞台では2勝目をあげている。末脚は堅実なタイプなだけに、昇級初戦から上位争いを期待したい。
【横山武史騎手】
5月4日(日)東京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,600m) パイシャオピン
2R 3歳未勝利(ダ1,400m) ポッドベル
4R 3歳未勝利(芝1,600m) ファリーザ
5R 3歳未勝利(芝1,800m) キューティリップ
6R 3歳1勝クラス(ダ1,400m) ガビーズブラザー
7R 4歳上1勝クラス(ダ2,100m) メイショウソムリエ
8R 4歳上2勝クラス(芝1,600m) タイキラフター
9R 府中S(芝2,000m) ウインオーディン
10R ブリリアントS(ダ2,100m) サクラトップリアル
11R プリンシパルS(芝2,000m) インパクトシー
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,300m) モンドプリューム
10RのブリリアントSはサクラトップリアルに騎乗。デビュー以降、【4-2-0-1】と掲示板を外したのはわずかに1回という安定感をもっている。オープンクラスには初挑戦となるが前走と同条件の舞台で斤量がマイナス1キロとなると、初戦から期待しても良いのではないだろうか。12Rの4歳上2勝クラスではモンドプリュームに騎乗する。自己条件の2勝クラスとなってからは長いこと苦戦を強いられてきたが、昨年末から成績が安定してきた。【0-2-1-1】と好相性の横山武史騎手が継続騎乗の今回はチャンス十分ではないだろうか。