美浦所属リーディングジョッキー上位3名の10月19日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
10月19日(日)東京競馬場
2R 2歳未勝利(芝1,600m) ルージュアストレア
3R 2歳未勝利(芝1,400m) ヴェンデボヌール
4R 2歳新馬(ダ1,600m) ティルベリー
5R 2歳新馬(芝1,800m) ランズダウンロード
6R 2歳1勝クラス(芝1,400m) サンアントワーヌ
7R 3歳以上1勝クラス(芝1,800m) クライスレリアーナ
8R 3歳以上1勝クラス(ダ1,400m) ピコテンダー
10R 西湖特別(ダ1,600m) サノノワンダー
11R ブラジルC(ダ2,100m) クールミラボー
12R 甲斐路S(芝1,800m) テリオスララ
8Rの3歳以上1勝クラスはピコテンダーに騎乗。1勝クラスでは4戦して【0-3-1-0】といずれも僅差の好勝負を続けている。それだけに裏を返せばあと一歩決め手が欲しい状況でもある。今回も初勝利を共にし前走でも手綱をとった戸崎圭太騎手が継続騎乗となり、何とか2勝目を掴み取っておきたい。11RブラジルCではクールミラボーに騎乗する。オープンクラスに昇級して9戦目で待望の初勝利をマーク。その時に2着だったカズタンジャーが次走でマーキュリーCを制し、白山大賞典でも3着と好走したことで勝利の価値を高めてくれた。そのことを物差しにすると、4か月の休み明けとはいえ今回は胸を張って主役候補といえるだろう。連勝を期待したい。
【横山武史騎手】
10月19日(日)京都競馬場
7R 3歳以上1勝クラス(ダ1,200m) ペッパーミル
8R 3歳以上2勝クラス(芝1,600m) ロンドボス
9R もみじS(芝1,400m) ファニーバニー
10R 京都開設100周年(ダ1,400m) イノセントキャット
11R 秋華賞・G1(芝2,000m) マピュース
12R 聚楽第特別(ダ1,800m) タガノマルアフ
京都メインレースの秋華賞はマピュースに騎乗。前走では軽斤量だったとはいえ、並みいる牡馬や年長馬を相手に見事に先行抜け出しで重賞初勝利をマークした。ここまでマイル戦でしか走っていないためいきなりの2ハロン延長が気にはなるが、桜花賞4着を含め実績面は申し分が無く楽しみな存在となりそうだ。8R3歳以上2勝クラスではロンドボスに騎乗する。春は重賞で大きな着順が並んでしまったが、その後は条件戦で着実に結果を残してきた。前走では2番手からしっかりと抜け出しセンスがあるところを見せてくれている。今回はメンバーも強くなり一筋縄ではいかないだろうが、今後を占う上では試金石の一戦となりそうだ。
【丹内祐次騎手】
10月19日(日)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,400m) シュネードリーム
3R 3歳以上1勝クラス(ダ1,400m) メイショウゴールド
4R 2歳新馬(芝1,400m) シティプロスパー
5R 2歳新馬(芝2,000m) トラカイキャッスル
10R 京都開設100周年(ダ1,400m) ビルカール
11R 秋華賞・G1(芝2,000m) パラディレーヌ
12R 聚楽第特別(ダ1,800m) インペリアルライン
京都11Rの秋華賞はパラディレーヌに騎乗。休み明けの前走では8着と敗れてしまったがそこまで離されておらず悲観するような内容では無かった。オークスではカムニャックから0秒3差の4着と好走をしている本馬。もともと末脚は切れるタイプで、大外枠とはいえ思い切った競馬が出来れば頭まで突き抜けても何ら不思議無い。3R3歳以上1勝クラスではメイショウゴールドに騎乗する。昇級初戦の前走では16頭立ての15番人気ながら6着と掲示板まであと一歩の競馬をし、このクラスでも戦える目途を立ててくれた。6か月半の長期休養明けとなるが力は足りそうで、初戦から上位争いを期待して良さそうだ。