ショウヘイ(競走馬)

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ショウヘイ
ショウヘイ
ショウヘイ
写真一覧
現役 牡3 黒鹿毛 2022年3月15日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主石川 達絵
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 5戦[2-1-1-1]
総賞金14,830万円
収得賞金3,100万円
英字表記Shohei
血統 サートゥルナーリア
血統 ][ 産駒 ]
ロードカナロア
シーザリオ
オーロトラジェ
血統 ][ 産駒 ]
オルフェーヴル
ミュージカルウェイ
兄弟 シエルサンリミット
市場価格4,400万円(2022ノーザンファームミックスセール)
前走 2025/06/01 東京優駿 G1
次走予定

ショウヘイの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/06/01 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 181214.463** 牡3 57.0 C.ルメー友道康夫 460
(+4)
2.24.0 0.334.3④④クロワデュノール
25/05/10 京都 11 京都新聞杯 G2 芝2200 107810.751** 牡3 57.0 川田将雅友道康夫 456
(-2)
2.14.7 -0.433.8エムズ
25/02/09 京都 11 きさらぎ賞 G3 芝1800 10663.224** 牡3 57.0 川田将雅友道康夫 458
(-4)
1.48.0 1.036.3⑤④サトノシャイニング
24/12/15 京都 4 2歳未勝利 芝1800 14581.411** 牡2 56.0 川田将雅友道康夫 462
(-4)
1.48.9 -0.434.6フィーユチャン
24/11/30 京都 5 2歳新馬 芝1800 13332.212** 牡2 56.0 C.デムー友道康夫 466
(--)
1.49.5 0.133.2マディソンガール

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川田将雅(39)=栗・フリー=騎乗の2番人気ジャンタルマンタルが、3番手から直線で抜け出してそのまま押し切り、朝日杯FSNHKマイルCに次ぐGⅠ3勝目を挙げた。安田記念NHKマイルCの覇者が勝ったのは初めて。川田騎手は安田記念単独最多の4勝目となった。2着は9番人気ガイアフォース、1番人気のソウルラッシュは伸び切れず3着に敗れた。



1年前の宣言通り、日本最強マイラーへと上り詰めた。ジャンタルマンタルが、香港マイル13着の大敗から鮮やかに復活。昨年のNHKマイルC快勝時に、川田騎手に「(マイルで)この馬が日本で一番強いんだというレベルまでいければいいなと思っています」とまで言わしめた逸材がついに頂点へ。GⅠ3勝目の瞬間、珍しく人さし指を掲げた鞍上が、相棒へ賛辞を贈った。

朝日杯FSを勝ったときにとてもポテンシャルの高さを感じ、NHKマイルCを勝ったときにはこの馬が日本で一番のマイルの馬になると実感しました。秋は結果を伴うことができなかったですけど、馬自身が日本で一番強いマイル馬なんだと証明してくれたレースじゃないかと思います」

昨秋は体調が整わず、香港マイルでは全く競馬にならず13着に終わった。失意の帰国後もガレた馬体が疲労の大きさを物語ったが、この春は安田記念に目標を絞り、復活へ向けて牧場、厩舎が力を注いできた。

「負けた後の戦い。この馬の評価のためにも勝つこと」と自分にプレッシャーをかけてきた高野調教師も装鞍所で愛馬をチェックし、「馬体の張りがしっかり出ていて、落ち着きつつ、人間を寄せ付けない雰囲気。(調教では)四肢の伸ばし方もこれまでと違って一段上にいるなという感覚があったし、完璧だと思いました」と、自信を持って送り出した。

状態の良さで苦境もはね返した。好スタートから3番手を確保したものの、他馬が外からかぶせてきたところでエキサイト。川田騎手も「どうなっていくか」と心配したが、崩れかけたリズムを取り戻して直線へ向くと、ライバルと歴然に違う手応えで先頭を捕える。ゴーサインを出せば、力強く反応。2着に1馬身半差をつける完勝劇に「改めて素晴らしい馬だなというのを実感しながらの直線でした。本来の姿をきょうはお見せできたと思います」と鞍上は胸を張った。

今後については海外のレースも含めて協議されるもよう。「またこうやって輝きを取り戻せたということで、ジャンタルマンタルの第2章が始まった」。高野師は力強く締めくくった。まだキャリア8戦の4歳馬。才能あふれる若きマイル王の快進撃はここからだ。(板津雄志)

ジャンタルマンタル 父パレスマリス、母インディアマントゥアナ、母の父ウィルバーン。黒鹿毛の牡4歳。栗東・高野友和厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(有)社台レースホース。戦績8戦5勝(うち海外1戦0勝)。獲得賞金5億435万円(すべて中央)。重賞は2023年GⅡデイリー杯2歳S、GI朝日杯FS、24年GINHKマイルCに次いで4勝目。安田記念は川田将雅騎手が2015年モーリス、17年サトノアラジン、21年ダノンキングリーに次いで4勝目、高野友和調教師は初勝利。馬名は「インドにある天体観測施設」。

★アラカルト

川田将雅騎手 2021年(ダノンキングリー)以来の通算4勝目で、勝利数単独トップ。JRA・GⅠは24年朝日杯FSアドマイヤズーム)以来で、通算29勝目。14年から12年連続勝利となった。同重賞は京都新聞杯ショウヘイ)以来で今年4勝目、通算146勝目。

高野友和調教師 のべ5頭の出走で初勝利。これまでの最高着順は24年(ナミュール)の2着。JRA・GⅠは24年エリザベス女王杯スタニングローズ)以来で通算9勝目。21年から5年連続の勝利。同重賞も24年エリザベス女王杯以来で、通算29勝目。

◆パレスマリス産駒 初出走で勝利。JRA・GⅠは本馬による24年NHKマイルC以来で、通算3勝目。同重賞も24年NHKマイルC以来で、通算5勝目。

★入場&売り上げ

安田記念の入場人員は5万1642人で前年比115・8%。売り上げは222億4741万9800円で同111・1%だった。

【安田記念2025】逃げ馬の作る展開から推理 今度こそスロー!? 外差し有利の傾向に逆らって…… 2025年6月7日() 17:00

安田記念は東京芝1600mで施行されるG1。

東京競馬場の連続G1も最終週を迎え、昨年までならここでひと息だったが、今年は来週すぐに宝塚記念がある。馬券ファンにとって、息の入れにくい開催日程だ。

東京連続G1のうち、今回と同じマイル戦は二回あり、そのNHKマイルCヴィクトリアマイルも緩みない流れになった。3つ目のマイルG1、ハナに立つ馬は息を入れつつ逃げられるのか。

過去10年、逃げた馬の成績は[1-2-0-7]。馬券内に絡んだのは、16年&17年8番人気2着のロゴタイプと、19年3番人気2着のアエロリット

ロゴタイプの16年は12頭立てと頭数が揃わず、前後半47.0秒-46.0秒のスロー逃げ。自身の上がりが33.9秒だから、控えた馬はなかなか厳しい。

ただ、翌年はフルゲートの8枠16番からハナ、前後半45.5秒-46.0秒と突っ込んだ流れ。上位を差し馬が占めるなか、前の組で唯一踏ん張っている。

アエロリットの年は前後半45.8秒-45.1秒。インディチャンプの勝ち時計1:30.9はレースレコードで、レコードの出る馬場でこの流れだと差し込むのは難しい。

圧倒的1番人気アーモンドアイは、4角9番手から上がり最速32.4秒で猛追するも3着まで。

ロゴタイプは13年の皐月賞馬、アエロリットは19年天皇賞(秋)でも3着に走った。両馬とも、中距離もこなせるタイプだったという共通点を見出せるか。

東京マイルはスタートから下り、3コーナーも下りで息を入れづらく、距離以上にタフさが求められる形状だが、平均ラップを見ると、古馬G1だとそこまで速い感じはない。

▼平均ラップ
12.2-10.8-11.3-11.6-11.6-11.2-11.1-11.7
前後半46.0秒-45.7秒

それでも、脚質別成績は控えた馬優勢に出ている。逃げ馬以下、先行[1-2-1-31]・中団[6-3-6-52]・後方[2-3-3-41]。上がり最速馬は[3-3-3-3]で複勝率75.0%。

ペース的に前の組に振れそうななか、後方勢の活躍が目立つのは、外差しの利く馬場の影響だろうか。たしかにここ数年(どこまで幅を取るかは感覚的な問題とはいえ……)の東京は、差し馬に向く馬場に思われる。

今開催東京の重賞も差し決着が目立つものの、Cコース替わりの先週行われた芝レースを振り返ると、順当にインの前をとった馬に恩恵があった気もする。

メインのダービーでも、2400mは少し長そうなショウヘイが、1枠2番から3番手インを運び6番人気3着と頑張った。週中から東京はぐっと気温が上がり、馬場傾向は継続するとみてよさそう。

また、メンバー中、前走逃げたのはウインマーベルだけ。初角3番手以内に広げても、シックスペンスジャンタルマンタルと先行馬があまりいない。距離延長組もウインマーベルレッドモンレーヴマッドクールの3頭と少なめ。

NHKマイルCは逃げ馬不在のなかハイペースになったが、脚質の定まった古馬戦ならペースは落ち着きそう。内枠を引いた先行馬で一発狙いたい。

マッドクール。昨年の高松宮記念勝ち馬でスプリント戦歴が中心も、1ハロン延長した前々走の阪神C(京都)は、前崩れの展開のなか好位から2着に粘った。スプリントとマイルの路線比較でスプリントが特別落ちる感じもせず、2枠3番かつ坂井騎手ならハナまでありそう。枠に馬場、展開も味方につけての好走を期待。馬券は◎の単複。

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【特報! POGニュース】~'25 第2回 ワールド上位者レビュー~ 2025年6月5日(木) 16:00

先週6月1日のダービーデーをもって、一年間にわたる「ウマニティPOG 2024」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果や上位に食い込んだプレーヤーの指名馬をご紹介します。

なお、JRAのレースにおいて1億円以上の本賞金を獲得した馬は下記の10頭です。

クロワデュノール(牡 父キタサンブラック/母ライジングクロス 斉藤崇史厩舎) 49520万円
ミュージアムマイル(牡 リオンディーズ/母ミュージアムヒル 高柳大輔厩舎) 25410万円
マスカレードボール(牡 ドゥラメンテ/母マスクオフ 手塚貴久厩舎) 23520万円
カムニャック(牝 ブラックタイド/母ダンスアミーガ 友道康夫厩舎) 21220万円
アルマヴェローチェ(牝 ハービンジャー/母ラクアミ 上村洋行厩舎) 20020万円
エンブロイダリー(牝 アドマイヤマーズ/母ロッテンマイヤー 森一誠厩舎) 19527万円
パンジャタワー(牡 タワーオブロンドン/母クラークスデール 橋口慎介厩舎) 18140万円
ショウヘイ(牡 サートゥルナーリア/母オーロトラジェ 友道康夫厩舎) 14360万円
サトノシャイニング(牡 キズナ/母スウィーティーガール 杉山晴紀厩舎) 12820万円
ジョバンニ(牡 エピファネイア/母ベアフットレディ 杉山晴紀厩舎) 10460万円

複数の産駒が本賞金額1億円を超えた種牡馬は、1頭もいませんでした。ディープインパクトの直仔がいなくなって以降、軸となる種牡馬を欠いたまま、より混戦模様に拍車がかった印象です。このうち、ドゥラメンテは現3歳世代がラストクロップにあたります。

また、本賞金額トップ10のうち、ノーザンファーム生産馬は1位クロワデュノール、2位ミュージアムマイル、5位アルマヴェローチェ、6位エンブロイダリー、8位ショウヘイと、半数を占める結果となりました。昨年も同じく5頭がランクインし、種牡馬の傾向と異なり、今後も中心視してよさそうです。


最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはoharuさん。同クラス2位の四白流星タイテエムさんとの差は約5億円でした。

最終週前も2位以下のプレーヤーと約2億円差のある首位でしたが、日本ダービーで指名馬クロワデュノールが快勝し、さらに差を広げる結果となりました。

ほかのワールドと違い、1頭1オーナー制のスペシャルワールドは、ほかのプレーヤーが先に獲得してしまうともうその馬には入札できません。そんななか、oharuさんはクロワデュノールを第1回入札で獲得。同じく第1回入札時にカムニャックも獲得しており、後のダービー馬とオークス馬を同時に指名していました。

仮想オーナー馬には上記2頭を含め、重賞勝ち馬は3頭いますが、もう1頭のマジックサンズも第1回入札で獲得。結果論にはなりますが、3頭の獲得した賞金をふまえると、第1回入札の5月31日の時点で、勝負の趨勢は決まっていたと言えるでしょう。

また、1頭1オーナー制のハンデがありながら、全ワールド対象の総合ランキングでも僅差2位と、見事な相馬眼でした。


G1ワールドを制したのは桜街道さん。総獲得賞金は12億1739万円でしたが、2位かっちゃさんが11億3436万円、3位むーたんにゃんさんが10億5539万円で続き、当ワールドは大混戦でした。

G1ワールドトップ10にランクインした方のうち、8名がクロワデュノールの仮想オーナーとなっています。このうち、獲得賞金が1.5倍となる筆頭仮想オーナーだったのは、第1回入札で指名した2位のかっちゃさんでした。筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレーヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定します。かっちゃさんは最終週前の5位から、クロワデュノール日本ダービー勝利により、2位へ猛追しました。惜しくもあと一歩でしたが、ランキング上位の争いには、筆頭仮想オーナーによるボーナスポイントの加算も大きく、できるかぎりその座を狙いたいところです。

1位の桜街道さんは、第2回入札で獲得したクロワデュノールをはじめ、マスカレードボールカムニャックエンブロイダリーなど、途中入札で後の重賞勝ち馬をコンスタントに指名され、レース内容をふまえた目利きの良さが、優勝につながったようです。


G2ワールドを制したのは鉄板ママさん。冒頭に記載した本賞金額の上位、クロワデュノールマスカレードボールの2頭の筆頭仮想オーナーでした。2頭ともに第1回入札の際に競り勝っています。日本ダービー週の前、鉄板ママさんは同ワールド6位で、首位にいたやどだすさんとは約2億円の差がありました。それが、筆頭仮想オーナー馬の日本ダービーワンツーにより、最終週だけで6億5190万円加算し、大逆転となりました。仮に第1回入札時に2頭を獲得していなければ、結果は大きく変わっていたでしょう。


G3ワールドを制したのはnaoなおさん。naoなおさんも、G2ワールド優勝者鉄板ママさんのように、日本ダービー週の前はトップと約1億5千万円差の5位でした。最終的には2位ももたんさんに約6千万円競り勝つのですが、ここも筆頭仮想オーナー馬クロワデュノールの活躍が大きく影響しました。ちなみに、2位のももたんさんはマスカレードボールの筆頭仮想オーナーであり、もし2頭の日本ダービーの着順が入れ替わっていたら、G3ワールドの順位も変動していました。手に汗握るゴール前だったのではないでしょうか。


オープンワールドを制したのは雅夢。さん。総獲得賞金の14億9187万円は全ワールドを通じてトップの数字でした。オークス週の終了時点で2位と差のあるトップでしたが、日本ダービーで筆頭仮想のオーナーのクロワデュノールマスカレードボールがワンツーを決め、さらに差を広げました。全ワールド通じて、クロワデュノールマスカレードボールの筆頭仮想オーナーになれるか否かが、勝敗の鍵を握っていたようです。

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【2歳戦の注目点】いよいよ新馬戦がスタート!今年、産駒デビューの新種牡馬は35頭 2025年6月5日(木) 12:30

コントレイルクリソベリル、ベンバトルなど 今年、産駒デビューの新種牡馬は35頭

2023年に国内で初年度産駒が誕生した、所謂、今年の新種牡馬は35頭。その顔ぶれを見ると、内国産馬は、2020年の3冠馬コントレイル、〝統一ダートGⅠ〟4勝を挙げたクリソベリル、国内外でスプリントGⅠを制したダノンスマッシュ、2019年に安田記念マイルCSを制したインディチャンプなどがいる。また、輸入種牡馬は、2018年のドバイターフ(UAE)などGⅠ・3勝を挙げたベンバトル、2021年に英国でGⅠ・2勝を挙げたポエティックフレアなどがいる。

昨年の新種牡馬産駒では、桜花賞エンブロイダリーアドマイヤマーズ産駒)、NHKマイルCを制したパンジャタワータワーオブロンドン産駒)、京都新聞杯を勝ち、日本ダービーで3着に入ったショウヘイサートゥルナーリア産駒)などが活躍したが、今年の新種牡馬からもGⅠ戦線を賑わせる産駒が現れるだろうか。なお、初年度産駒の血統登録頭数が100頭を超えた種牡馬はコントレイル(130頭)、クリソベリル(112頭)、ダノンスマッシュ(106頭)の3頭だ。

★昨年は6月デビュー組から2頭がクラシック制覇 6月7日、2歳新馬戦がスタート

6月7日に開幕する3回東京と3回阪神から、2歳新馬戦がスタートする。昨年6月の2歳新馬戦では、ダービー馬クロワデュノール桜花賞エンブロイダリーと2頭のクラシック競走勝ち馬などがデビューしたが、今年の〝6月デビュー組〟からも来年のクラシックで活躍する馬が現れるだろうか。なお、今年最初の2歳新馬戦は7日の阪神5Rで、発走予定時刻は12時15分となっている。



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【安田記念2025】ダービー的中に続く!プロ予想家・四天王『霧』の重賞展望 2025年6月3日(火) 16:00

先週は◎ショウヘイを推奨し見事に日本ダービー3連複的中させたウマニティ・プロ予想MAX四天王の(きり)プロが3日、ウマニティ公式YouTubeチャンネルにて安田記念(G1)のレース展望について厳選注目馬や危険な人気馬とともに解説した。

■レース全体の展望について
「近2年でマイル路線上位を賑わせていた馬(ソングラインシュネルマイスターナミュールセリフォス)がこぞって引退し、勢力図が変わりつつある印象。」としたうえで、「その中でもいまだ現役馬のソウルラッシュが濃い存在感を発揮しており、伸びしろのある4歳勢が挑むという図式。メンバー構成を見ると、極端な大波乱はなさそうなので買い方も重要になるレース。」と分析した。


■注目馬①シックスペンス
「近2戦(中山記念大阪杯)は、今年の全重賞・G1の中でも指数的にかなり高い数字が出たレース。中山記念では中間に坂路主体の調整で決して順調そうには見えないなか、エコロヴァルツソウルラッシュを抑えていた。エコロヴァルツは次走の大阪杯で3着に限りない4着、ソウルラッシュは次走のドバイターフロマンチックウォリアーを撃破、とそれぞれ大舞台で存在感を示している。」と力関係は上位との見解を示した。

「前走の大阪杯(1番人気7着)は結果を出せなかったが、レースを振り返ってみるとスタートから行きっぷりが良すぎるぐらいで、デシエルトがハナに立ってからペースを落とさない流れのなかでも中盤過ぎあたりまでは見た目以上にかなり力んでいた。」とコメント。

「関東馬の阪神遠征となると馬房の環境など他場とは事情が異なる点があるし、大阪杯が初の関西遠征ということを考えると、そのあたりが気性面に悪影響を及ぼした可能性もある。」と前走の敗因に言及した。

「血統的には、母系にスピード能力に秀でた速い血が並んでいる馬。母フィンレイズラッキーチャームはスプリンターに近い気質だったことを考えると、2000mよりかはマイルの方がリズムよく運べそう。」と血統背景に触れ、「3歳時からは左回りの調教でモタれるような挙動を見せていたので距離よりもその点が心配ではあるが、この中間では3歳時ほど癖が目立たなくなっているし、東京でもパフォーマンスを落とさず走れそう。その結果、近2走と同じぐらい走ってくるようであれば勝ち負けのチャンスは十分にある。」と期待した。


■注目馬②ソウルラッシュ
「実は危険な人気馬として挙げようとしていた馬」と前置きしたうえで、その理由について「東京では6回走って2着2回、3着1回。これほどの実績馬が勝ち切れていないばかりか、指数的に見ても東京コースだけ顕著に数値を落とすことが多い。左回りで直線が長いコースでは脚が持続しきれないのではないかという印象があった。」とコメント。

にも関わらず注目馬2頭目に挙げた理由として「7歳にしてさらに一段階成長を遂げた雰囲気がある。4走前のマイルチャンピオンシップでは他馬の追随を許さず圧勝、3走前の香港マイルではそれを遥かに上回る指数を記録しながら、先日香港3冠を制したヴォイッジバブルに肉薄。2走前の中山記念は59kgを背負い、捌きにくいところがありながらも高指数決着で3着。そして前走、合わないという印象があった左回りの直線が長い舞台、ドバイターフロマンチックウォリアーを撃破。衰えているどころかむしろ強くなっているとすら感じさせる内容。」と評価。

「それを示すかのように、中間のコース追いではラスト10秒5、と見たこともないような上がり時計を2週連続で掲示。1週前に至っては馬なりでこの驚異的な数字。このデキであれば多少コースに不安があったとしても見せ場は作ってくれそう。」と2番手評価に挙げた。


■注目馬③エコロヴァルツ
「昨年末から今年春にかけて大きく成長した一頭。中山記念は勿論のこと、大阪杯でも落鉄と外枠という難しい状況のなかでも脚を使っていたし、脇役に甘んじていたクラシック3冠路線の時とはひと味違う競馬を見せている。」と近走内容を評価。

「もともとかなり気性的にかなり難しい馬で、道中抑えが利かずハナに立ったり、3歳時の共同通信杯では序盤から折り合いを欠いてどうにもならなかった。それもあってクラシック路線では極端な競馬にならざるを得なかったが、ここ数走は好位から中団で脚を溜めるという普通の競馬もなんなくこなせるようになった。」と精神面の成長についてコメント。

「追い切りを見ても折り合いは非常にスムーズで、1週前のコース追いでも若干内を回っていた分とは言え、見栄えのいい時計を刻んでいる。」としたうえで、
「血統的には、母プティプランセスが1800~2000mの実績馬、全姉ウォータースペースがダート1400mで最も高いパフォーマンスを発揮していたことを考えると、2000mよりも少し短いマイル近辺の方が向いていそう。」と中間追い切り・血統背景に言及。

「レースでの走り方を見ていると、左回りでは内に若干モタれてしまいそうなのは不安だが、共同通信杯(0.7秒差5着)、ダービー(0.9秒差8着)と1秒以上負けていないし、成長した今であればそこまで大きなマイナス材料にならない。大舞台だと人気にもなりにくい存在なので配当妙味に期待したい。」と締めくくった。

※最終結論はプロ予想MAXにて公開!

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【日本ダービー2025】重賞レースおさらい帳 迷いなき正攻法で世代の頂点へ! クロワデュノールがダービー馬の称号を掴む 2025年6月2日(月) 13:00

なんという美しい先行押し切りだろうか。

クロワデュノールが最後の直線で抜け出した時、素直にそんな感想が浮かんだ。

最もポピュラーなであるがゆえに、どこか地味な印象を与えてしまう先行という脚質。それがこれほどまでに輝いて見えたのは、1ミリたりとも相棒の力を疑わなかった鞍上と、それに応えたクロワデュノールの走りが鮮烈だったせいだろう。


レースは大外枠のサトノシャイニングが前に行くという意外な展開で始まった。

掛かる面があり、その出方には注目が集まっていたものの、レジェンド武豊騎手が自滅のリスクを取ってまで逃げに近い戦法を取ると予想できた人は少数派だったろう。ほどなくホウオウアートマンにハナは譲ったものの、枠の不利を一気に軽減。同じく外枠を引いていたクロワデュノールマスカレードボールもそつのない立ち回りで早々に好位を確保。内枠の利を生かしてショウヘイも前目に付ける。


これまでであれば、レース中盤にファウストラーゼンがマクりを打ってくるところだったが、今回は大出遅れにより動いていくことができず。この世代としては異例の"普通の展開"が形成された。

その結果もたらされたのは、ストレートな能力差の反映。

早めに先頭に立ったサトノシャイニングクロワデュノールが捉え、マスカレードボールがこれを追撃。ショウヘイもこの争いに喰らいつくが、サトノシャイニングとの3着争いがやっと。最後はクロワデュノールが押し切るかたちとなり、マスカレードボールが2着。2歳の早い時期から世代トップの能力を持つと評価された2頭がワンツーを決める結果となった。


皐月賞では厳しい展開に巻き込まれたものの、再度王者の競馬、正攻法でダービー馬となったクロワデュノール

これまで同様スタートも序盤のスピードの乗りも良く、外目の枠からでも難なく好位を確保。適度な前進気勢がありつつもしっかりと溜めは利き、東京の長い直線でも最後まで伸び切る。そんな、極めて弱点の少ないキャラクターはここでも健在だった。

皐月賞ほど癖の強くない展開も良かったのだろうが、臨戦過程も前走時より順調に映り、血統的に距離が延びたのも良かった印象。全てにおいて好転していた状況を、鞍上の北村友一騎手が完璧に生かし切った。

かなり距離適性の広そうなタイプであることに加え、半姉アースライズの戦績を見ても、4歳、5歳とさらなる成長を期待できそうなので、長きにわたって一線級であり続ける可能性を秘めた馬。すでに登録を済ませている凱旋門賞をはじめ、世界の舞台での活躍も期待したくなってしまう。


2着のマスカレードボールも能力を出し切る素晴らしい走り。

かなり難しい枠を引いたことでその出方が注目されていたが、近い枠の馬が好発を決める合間を縫って一気に進路を内に。序盤のロスを最小限に留めた坂井騎手の冷静な手綱捌きが光った。

道中の折り合いもスムーズで、直線も最後までしっかり。やや不透明な部分があった距離も問題なくクリアしたことで、今後の選択肢も大きく広がることになった。

東京での強さがクローズアップされる馬ではあるが、のびのびと走れさえすれば回りの差はあまり関係なさそう。

走るたびに精神面も逞しくなっている印象で、秋にはさらにパワーアップした姿を見せてくれそうだ。


皐月賞組に割って入っての3着だったのはショウヘイ

馬場が回復し、内伸び傾向があったことにも助けられたが、京都新聞杯で見せたパフォーマンスが一線級相手でも通じるものであったことを証明。デビュー前からの評判馬が再び世代上位争いに食い込んできた。

初の関東遠征でもプラス体重と、引き続き状態面は良好だったが、直線では馬場の影響もあってかバランスの悪い走りになるシーンも。総合力では上位2頭とまだ少し差がある感じで、秋以降にどれだけ成長できるかが逆転の鍵となりそう。


4着は大外枠から序盤逃げのかたちを取ったサトノシャイニング

掛かるリスクがありながら、この大一番での大胆な選択はさすが武豊騎手といったところ。ホウオウアートマンがハナに立ったところで力みが強くなったぶんロスが生じたが、それ以降はしっかり我慢して走れており、馬としてもかなり濃い経験ができたように思う。

本質的にはマイル〜中距離向きという印象で、秋はそうした進路を選択してきそうな予感。この馬もまだ底を見せたとは言えないだけに、適条件ならばさらに大きく羽ばたくかもしれない。


5着のエリキングは良くも悪くもこれまで通りの走り。先行勢が上位を占める中で後ろから差してきた点は評価でき、走り方の印象通り、のびのびと走れる長丁場が合うのではないかと思われる。
骨折明けからのG1連戦という難しいローテだった春シーズンだが、ここからしっかりリセットして菊花賞路線に向かってくれば怖い1頭かもしれない。


皐月賞ミュージアムマイルは6着。

レース前やスタート直後など、少しやる気がありすぎるような雰囲気を醸し出していたが、中盤以降は比較的スムーズ。それでも直線の攻防に割って入ることはできず、ジリジリと伸びるに留まった。

いろいろと敗因は考えられるが、今回が皐月賞とは大きく異なるレース質になったのは間違いなく、そのあたりで適性とのズレが生じたのかもしれない。
ここまで特に内容が目立つのは朝日杯FSと高速決着の皐月賞ということを考えると、本質的にはマイル〜中距離がベストの可能性もある。この後陣営がどういった進路を選択するのか、注目していきたい存在だ。


そして今回は、ジョッキーカメラの映像や検量室前の映像も話題になった。

バチバチの真剣勝負を終えた後、勝者を祝福するジョッキーたちの姿。ゴール後もウイニングランでも相棒をしきりに指差し、その強さを大観衆へアピールした北村友一騎手。最高の結果で重圧から解放された斉藤崇史調教師やスタッフの方々の表情など、日本の競馬っていいものだなぁと思える光景が満載だった。

毎年のように思うことではあるが、やっぱりダービーはいい。すごくいい。

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ショウヘイの口コミ


口コミ一覧
閲覧 27ビュー コメント 0 ナイス 1

5月31日

東京1R ジルクン
6人気3着 複勝890円

東京3R メイリー
4人気1着 単勝1420円 複勝200円

東京6R ルグランヴァン
3人気1着 単勝590円 複勝170円


京都2R モレポブラーノ
2人気1着 単勝660円 複勝530円

京都3R カンピドリオ
1人気1着 単勝270円 複勝190円
京都3R ミッキーコンドル
7人気2着 複勝350円

京都5R ワイドリューレント
5人気3着 複勝310円

京都7R ハニーコム
4人気1着 単勝500円 複勝250円

京都9R ハギノコラソン
6人気3着 複勝420円

京都10R ソーニーイシュー
2人気1着 単勝360円 複勝180円

京都11R クラスペディア
13人気2着 複勝710円

京都12R キタサンダムール
3人気1着 単勝520円 複勝240円
京都12R アンビバレント
5人気2着 複勝420円
京都12R ビップジーニー
6人気3着 複勝450円


6月1日

東京1R スカイビート
1人気1着 単勝170円 複勝110円

東京3R セブンメデュラス
1人気1着 単勝150円 複勝110円

東京5R ドントゥザムーン
8人気3着 複勝560円

東京7R ノルドヴェスト
1人気1着 単勝180円 複勝110円

東京8R プリズマジコ
9人気3着 複勝530円

東京9R ダノンザボルケーノ
2人気1着 単勝420円 複勝180円
東京9R リバートゥルー
6人気3着 複勝480円

東京11R クロワデュノール
1人気1着 単勝210円 複勝110円
東京11R ショウヘイ
6人気3着 複勝300円

東京12R アドマイヤテラ
1人気1着 単勝330円 複勝160円


京都1R フラッシュケリー
7人気2着 複勝310円

京都3R コリカンチャ
5人気1着 単勝780円 複勝250円
京都3R セレスチャルホープ
9人気2着 複勝590円

京都5R ジョイボーイ
1人気1着 単勝150円 複勝110円
京都5R コパカバーナ
11人気3着 複勝1000円

京都8R フォルテローザ
8人気2着 複勝310円

京都9R ノボリクレバー
8人気2着 複勝500円
京都9R プルナチャンドラ
9人気3着 複勝470円

京都10R グレイイングリーン
8人気2着 複勝440円

京都11R バズアップビート
7人気3着 複勝340円

京都12R ガロンヌ
1人気1着 単勝60円 複勝200円

 shu008 2025年6月9日(月) 20:27
安田記念
閲覧 84ビュー コメント 0 ナイス 2

先週の優駿はショウヘイ3着に来たが予想ハズレ、安田記念は一押しのシックスペンス12着惨敗です。
遠征組が強かったようで自部の思惑通りにならなかった残念。

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 気まぐれ馬券師のレイ 2025年6月7日() 13:17
安田記念
閲覧 144ビュー コメント 0 ナイス 9

人気は割れてるけど、そんなに荒れないっぽい。
単勝と複勝メインで買う予定。
ダービーは🔘ショウヘイでしたが、トリガミ。

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2025年6月1日東京優駿 G13着
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2025年6月1日 東京優駿 G1 3着
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