美浦所属リーディングジョッキー上位3名の3月16日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
3月16日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) リリカルガンマン
2R 3歳未勝利(ダ1,200m) ピコテンダー
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) フォンメイリー
8R 4歳上1勝クラス(ダ2,400m) シーリュウシー
9R 房総特別(芝1,800m) ロムネヤ
10R 東風S(芝1,600m) グレイイングリーン
11R スプリングS・G2(芝1,800m) ダノンセンチュリー
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,200m) ショウナンアビアス
メインレースのスプリングSはダノンセンチュリーに騎乗。2022年のセレクトセールにて税込み2億3,100万円で取引をされ話題になった本馬。新馬戦では着差以上に強い勝ち方を披露した。父フィエールマンに初の重賞制覇を届けられるか注目だ。2Rの3歳未勝利ではピコテンダーに騎乗する。デビュー戦では既走馬相手に互角の走りで2着に好走。2戦目は距離を1ハロン短くして挑んできた。南半球生まれのため遅生まれというハンデはあるかと思うが、斤量差を活かし上位争いに食い込みたい。
【横山武史騎手】
3月16日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) ネクストダンサー
3R 3歳未勝利(ダ1,800m) オキョンピー
4R 3歳未勝利(ダ1,800m) フィールザゴールド
5R 3歳未勝利(芝1,600m) キャトルエピス
6R 3歳1勝クラス(芝1,200m) マイネルステラート
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) バロン
9R 房総特別(芝1,800m) テリオスサラ
10R 東風S(芝1,600m) マルディランダ
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,200m) イノセントキャット
5Rの3歳未勝利はキャトルエピスに騎乗。ここまで2戦ともに先行する競馬を披露し、ともに3着と好走している。今回はより距離を短縮し挑む一戦。粘りこみも期待できそうで前進を期待したい。12Rの4歳上2勝クラスではイノセントキャットに騎乗する。芝のレースでは思ったような走りが出来なかったが、舞台をダートに移してから成績が安定してきた。近2走のレースぶりをみると、昇級初戦とはなるが十分に連勝の期待が出来るのではないだろうか。
【横山和生騎手】
3月16日(日)中山競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,200m) ヒタムキ
4R 3歳未勝利(ダ1,800m) オンザスクエア
5R 3歳未勝利(芝1,600m) ブドワールドール
6R 3歳1勝クラス(芝1,200m) ソードマスター
9R 房総特別(芝1,800m) フォーザボーイズ
10R 東風S(芝1,600m) タシット
11R スプリングS・G2(芝1,800m) クモヒトツナイ
10Rの東風Sはタシットに騎乗。デビュー以来1,600m戦では【3-2-1-0】と安定感抜群。もちろん中山コースでの成績も申し分ない。今回は初のオープンクラス以上の戦いとなり楽なレースにはならないだろうが、舞台実績を考えると軽視はできない存在だ。9Rの房総特別ではフォーザボーイズに騎乗する。昨年の超高速タイムを記録した紫苑Sでは、本馬も1分57秒0をマーク。次走の自己条件クラスでも2着と好走をした。休み明けとなった前走では案外な競馬をしてしまったが、力があるところはすでに見せてくれているだけに今回でクラス卒業を目指したい。