栗東所属リーディングジョッキー上位3名の3月29日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【坂井瑠星騎手】
3月29日(土)阪神競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,400m) キャットテイル
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) タールベルク
4R 3歳未勝利(ダ2,000m) カルテシウス
5R 3歳未勝利(芝2,000m) ヴォイスオブゼウス
6R 3歳1勝クラス(芝1,400m) ヴァージル
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) ゴールデンチップス
10R 仲春特別(芝1,600m) テラステラ
11R 毎日杯・G3(芝1,800m) キングノジョー
メインレースの毎日杯はキングノジョーに騎乗。半兄ジャスティンパレスは2023年の天皇賞(春)を制し、同じく半兄にあたるアイアンバローズも2023年にステイヤーズSを勝利している。キングノジョーはデビュー戦を快勝し、2戦目の京成杯では4着に敗れはしたものの着差はわずかに0秒2だった。ここから先の大舞台に向け賞金加算を狙うライバル達も多く揃ってはいるが、前走の走りを見ると上位争いはじゅうぶんに期待できるだろう。10Rの仲春特別ではテラステラに騎乗する。前走では、休み明けながらしっかりと脚を使い3着と好走した。連闘策で挑む今回は是が非でも結果が欲しい。
【松山弘平騎手】
3月29日(土)中山競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) カレラエンブレマ
5R 3歳1勝クラス(芝1,200m) カネトシブレーブ
8R 4歳上2勝クラス(芝1,800m) ヴァイザーブリック
9R ブラッドストーンS(ダ1,200m) ベンダバリラビア
10R 伏竜S(ダ1,800m) イサナ
11R 日経賞・G2(芝2,500m) リビアングラス
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,800m) オールマイデイズ
中山11Rの日経賞はリビアングラスに騎乗。前走の京都記念ではヨーホーレイクから0秒1差の2着と好走した。松山弘平騎手が継続騎乗する今回も、期待じゅうぶんではないだろうか。10Rの伏竜Sではイサナに騎乗する。JBC2歳優駿では大きく敗れる結果となったが、自己条件に戻るとハナを奪う積極策で後続をおさえ、見事な逃げ切り勝ちを果たした。今回は連勝中の馬も多く決して楽な戦いにはならないだろうが、前走のような競馬が出来れば楽しみな存在になるだろう。
【川田将雅騎手】
3月29日(土)阪神競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,400m) リトルスカーレット
4R 3歳未勝利(ダ2,000m) トロワヴァレー
6R 3歳1勝クラス(芝1,400m) チムグクル
10R 仲春特別(芝1,600m) ミッキースピネル
11R 毎日杯・G3(芝1,800m) アスクシュタイン
12R 4歳上2勝クラス(ダ2,000m) オペラプラージュ
11Rの毎日杯はアスクシュタインに騎乗。近走では掲示板を外す競馬が続いてはいるが、コスモス賞での逃げ切り勝ちは実に見事な内容で、2着以下を7馬身ちぎった。現状は、前に行ったほうが結果を残せそうなだけにスタートに注目だ。6Rの3歳1勝クラスではチムグクルに騎乗する。未勝利勝ちから挑んだ前走のファルコンSでは、8着という結果に終わったが、悲観するような内容ではなかった。自己条件に戻れば上位争いはじゅうぶんに可能で、あとは連闘がどう出るか次第か。近走、馬体重がそこまで変動しているわけではないだけに、当日のパドック気配と馬体重にも注目しておきたい。