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マイネイサベル(競走馬) |
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2013年12月21日(土) 11:32
第259話 「マイルCS」 08年 34.4-23.5-34.7 =1.32.6 ▼2△2△1 平坦戦 09年 34.8-23.9-34.5 =1.33.2 ▼1▼2△7 平坦戦 10年 33.7-23.0-35.1 =1.31.8 ▼3△8△3 平坦戦 11年 34.4-24.2-35.3 =1.33.9 ▼1▼2△3 平坦戦 稍重 12年 35.0-23.2-34.7 =1.32.9 ±0△2△4 消耗戦 稍重 昨年は消耗戦となりましたが基本的にはこのレースは平坦戦。 スピードと持続力が問われるレースです。 但し、10年と11年の走破時計が2.1秒も違うように馬場状態によっては問われるスピードの質は違ってくると思われます。 31秒台の高速決着になった10年の勝ち馬はエーシンフォワードですが高松宮記念3着などの実績があり1200~1600mでマイラーというよりは1400の馬。 稍重で荒れた馬場になった11年の勝ち馬はエイシンアポロンですが弥生賞や毎日王冠で2着の実績があり2000mもこなせる馬。 という感じです。 先週の日曜は雨の開催で馬場が荒れてきた可能性がある(内に入れた馬はあまり伸びませんでしたね)ので土曜日や日曜の午前中のレースでチェックした方がいいかもしれません。 では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。 1着馬 ブルーメンブラット 【瞬7平4消1】 カンパニー 【瞬8平6消1】 エーシンフォワード 【瞬2平3消3】 エイシンアポロン 【瞬4平3消0】 サダムパテック 【瞬4平2消0】 2着馬 スーパーホーネット 【瞬6平5消0】 マイネルファルケ 【瞬6平3消0】 ダノンヨーヨー 【瞬6平3消0】 フィフスペトル 【瞬4平2消2】 グランプリボス 【瞬3平4消0】 ほとんど瞬発戦&平坦戦実績馬で上記にも書いたエーシンフォワードだけがやや消耗戦に寄ってる(=スプリンター寄り)感じです。 過去5年のデータでは ・前走上がり1位有利 ・4~5歳馬有利 ・前走1800m~2000m有利 ・前走差し馬有利(追い込みは有利とはいえない) ・内枠有利 ・休養明けは不利 というものがあります。 昨年のコラム参照→こちら スピードと持続力が問われるとなれば納得の傾向かなと思われます。 各ステップレースを見てみましょう。 【スワンS】 35.3-11.5-34.0 =1.20.8 ▼3▼1△6 平坦戦 後傾ラップでどちらかといえばスローの前残り。 展開的には昨年のスワンSに似ていてその勝ち馬グランプリボスが本番では2着と健闘しましたがスローの展開を後方から上がり最速での差し切り勝ちだった。 となれば中団から上がり最速で3着となったサダムパテックが狙い目か。 【富士S】 35.8-23.9-33.8 =1.33.5 ▼9▼1△10 瞬発戦 こちらもスローでスワンSと違うのは大きな加速が生じた瞬発戦ということ。 このレース単体で見るとあまり本番に直結するような馬は感じられず。 但し、勝ったダノンシャークは先行しての勝利だったが本来は差し馬。 京都外1600コースは1-2-2-1で馬券にならなかったのは昨年のマイルCSのみで得意舞台なのは間違いない。 春の安田記念時452kgだった馬体重が前走は436kgというのは気になるところ。 1番人気だとちょっとリスクあるかも。 【毎日王冠】 35.5-37.9-33.3 =1.46.7 ▼15▼△14 瞬発戦 これまたスローの瞬発戦。 逃げて差されたクラレントよりも差して届かなかったダークシャドウの方が当然見直し必要。 但し、アクシデントで秋天を回避した影響があるのかないのか。 【府中牝馬S】 37.9-38.1-32.8 =1.48.8 ▼13▼1△6 瞬発戦 毎日王冠よりも更にスローの瞬発戦。 やはりドナウブルーよりも差して届かずのマイネイサベルの方が見直し必要。 これらのステップレース以外となると京都大賞典3着後のトーセンラーと安田記念14着後のカレンブラックヒル。 トーセンラーは京都外回りは間違いなく合うコース。 前走3着でしたがゴールドシップを負かしにいったため早めに動いたため無欲の差し馬2頭にやられただけで悲観する内容ではなかった。 問題はやはり初のマイル戦でスピードに対応出来るかどうかが鍵。 カレンブラックヒルは父がミスターマイルCSのダイワメジャーで平坦戦は得意舞台。 しかし近走イマイチなのと先行して粘り込むタイプの馬なので父レベルでないとこのレースでは勝ち負け出来ないかもしれません。 「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」 ダークシャドウ→マイネイサベル→ダノンシャーク ダークシャドウは春の安田記念は0.4秒差の6着。 初のマイル戦で1.31.5の超高速決着だったことを考えれば今回十分対応可能だと思えます。 (補足) 「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。 数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。 表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。 登録済みの方はこちらからログイン |
08年 35.7-24.3-33.7 =1.33.7 ▼8▼2△ 5 瞬発戦 09年 34.7-23.9-33.8 =1.32.4 ▼7▼4△10 瞬発戦 10年 33.8-23.7-34.9 =1.32.4 ▼4▼3△ 7 平坦戦 11年 33.5-22.4-36.0 =1.31.9 △3△4△ 4 消耗戦 12年 34.4-23.8-34.2 =1.32.4 ▼3▼3△ 3 平坦戦 エイジアンウインズが勝利した08年はスローから大きな加速が生じる瞬発戦でしたが以降はなかなか流れが速くなれての平坦戦消耗戦が多くなっています。 09年は08年ほど緩んでないのに上がりが速いレースになっていますがこれはウオッカが7馬身差で圧勝したためです。 10年11年のテン33秒台の激流はレアケースと考えていましたが12年もそれほどスローにはなりませんでした。 ヴィクトリアMは展開的に(激流がスタンダードな)安田記念ほど一貫性がないので予想する上でこの辺りが難しいかなと思われます。 では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。 1着馬 エイジアンウインズ 【瞬3平1消3】 ウオッカ 【瞬9平2消0】 ブエナビスタ 【瞬5平3消0】 アパパネ 【瞬6平1消0】 ホエールキャプチャ 【瞬6平1消0】 2着馬 ウオッカ 【瞬7平0消0】 ブラボーデイジー 【瞬1平5消0】 ヒカルアマランサス 【瞬4平1消0】 ブエナビスタ 【瞬8平5消0】 ドナウブルー 【瞬2平2消0】 展開的にはバラバラな傾向となっているものの勝ち馬を見るとエイジアンウインズ以外の馬は瞬発戦での実績が多い馬となっています。 結局のところどんな流れになろうが最後は瞬発力に長けた馬が勝ちやすいレースと言えるのでしょう。 このレースは前走敗退からの巻き返しが多く実績重視という傾向になっています。 連対馬の主な勝利レースを挙げてみます。 1着馬 エイジアンウインズ 阪神牝馬S ウオッカ ダービー、阪神JF、チューリップ賞 ブエナビスタ 桜花賞、オークス アパパネ 桜花賞、オークス、秋華賞 ホエールキャプチャ クイーンC、ローズS 2着馬 ウオッカ ダービー ブラボーデイジー 福島牝馬S ヒカルアマランサス 京都牝馬S ブエナビスタ 桜花賞、オークス、VM、秋天 ドナウブルー 京都牝馬S スローの瞬発戦を制したエイジアンウインズをレアケースと考えれば近年の勝ち馬は東京コース&阪神外回りコースでの重賞での勝利経験があった馬ばかりです。 一方、2着馬はウオッカ&ブエナビスタを別格扱いとするならばその年の重賞を勝利していた馬になっています。 コース実績の差が1着馬と2着馬の差になっていると言えるかもしれません。 今年の登録メンバーでは ・東京&阪神外コースで重賞勝利経験がある馬 ホエールキャプチャ ・東京コースで重賞勝利経験がある馬 ミッドサマーフェア、マイネイサベル、ヴィルシーナ ・阪神外コースで重賞勝利経験がある馬 マルセリーナ、ハナズゴール、ジョワドヴィーヴル となっています。 そして2着候補(?)に重要な今年に入って重賞勝利した馬は オールザットジャズ、サウンドオブハート、ハナズゴール、マイネイサベル となっています。 東京&阪神外コースで重賞勝利経験がある馬はホエールキャプチャのみなのでこの馬を狙ってみたい気もしますがこのレースは基本的にリピーターがあまりいません。 2回以上馬券になったのはウオッカとブエナビスタの2頭しかいないのです。 年齢別にみても 4歳:5勝 5歳:2勝 6歳以上:0勝 となっていて牝馬で(GⅠレベルで)ずっと活躍し続けるのは難しいということでしょう。 ちなみに5歳以上で連対した馬はウオッカ、ブエナビスタ、ダンスインザムードの3頭だけで牡馬混合のGⅠで連対した経験のある馬のみです。 今年のメンバーではそのクラスの馬は見当たらないので狙うべきなのは ・4歳馬 ・瞬発戦実績が多い ・東京or阪神外コースで重賞勝利経験がある となると…ミッドサマーフェア、ヴィルシーナ、ハナズゴール、ジョワドヴィーヴルが有力か。 イチオシはハナズゴール。 東京コースのNHKマイルC&オークスは惨敗でしたが桜花賞前に負傷回避した影響があったかもしれないので度外視していいでしょう。 年末のリゲルSで復活勝利し京都牝馬Sで連勝。 その2レースは流れの速いレースで平坦戦、消耗戦だったというのも強みでしょう。 チューリップ賞で見せた±0▼9△5という一瞬の斬れも持ち合わせているので信頼のおける馬だと思います。 問題は週末は雨予報となっていてそこがどうか?(全く問題ないかもですが) 「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」 ハナズゴール→ジョワドヴィーヴル→マイネイサベル ジョワドヴィーヴルが復活してくれると今後面白いんだが…。 (補足) 「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。 数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。 表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。 |
昨年、悲願のG1タイトル・ホルダーを誕生させたG2フローラ...
ビター ティー 2022年4月22日(金) 18:19
昨年このレースの日記は「なかなかG1勝利には手が届かないG2フローラS。今年こそオークス戴冠につながる本命候補が見つけられるか?」という題名でした |