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函館スプリントＳの関連ニュース
【函館ＳＳ】ガルボ、２年２カ月ぶり勝った！
©サンケイスポーツ
6月23日(月) 05:03
第２１回函館スプリントステークス（２２日、函館１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝１２００メートル、１着本賞金３８００万円＝出走１４頭）サマースプリントシリーズの初戦は、津村明秀騎乗の８番人気ガルボが中団追走から直線で力強く抜け出して快勝。重賞４勝目を挙げた。タイム１分８秒５（良）。クビ差２着に６番人気ローブティサージュ、さらにアタマ差の３着に４番人気クリスマスが入った。圧倒的な１番人気に支持されたストレイトガールは、馬群に包まれて末脚が不発。１１着と大敗した。
７歳牡馬ガルボは、メンバーで最も重い５８キロの斤量をものともしない。中団から直線で馬群を割って伸び、猛追するローブティサージュをクビ差で退けて重賞４勝目をゲットした。
「久しぶりに乗せてもらいましたが、具合のよさは感じましたし、４年前よりも成長を感じました。５８キロを背負ってこれだけの内容。差す競馬で新しい一面も引き出せたかな」
２０１０年１１月のＧＩマイルチャンピオンシップ（１５着）以来、コンビを組んだ津村騎手が笑みを浮かべた。自身にとって今年の函館初勝利だ。
ガルボは１２年４月のＧＩＩＩダービー卿チャレンジＴ以来、実に２年２カ月ぶりの勝利。清水英調教師は「以前乗ってもらって、津村騎手との相性のよさも感じていました。直線でうまく出せましたし、５８キロを背負ってたいしたもの」と人馬をねぎらう。
前走のＧＩ高松宮記念は１１着。菊地基助手は「敗因は距離（１２００メートル）うんぬんよりも馬場だね。道悪に尽きるよ」と説明する。
ガルボにとって今回、良馬場が幸いしたが、気候も味方した。今年６月の函館は、２１日までの最高気温の平均が約２０・８度。同助手はレース前から「函館は涼しいから馬は元気」と語っていたのだ。これまでの勝ち星は１１月下旬から４月上旬までだった。
この後は放牧を挟み、サマースプリントシリーズの第５戦・キーンランドＣ（８月３１日、札幌、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル）へ。冬男が夏男を襲名する日は近い。 （芳賀英敏）
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
ガルボ 父マンハッタンカフェ、母ヤマトダマシイ、母の父ジェネラス。青毛の牡７歳。美浦・清水英克厩舎所属。北海道様似町・高村伸一氏の生産馬。馬主は石川一義氏。戦績４０戦５勝。獲得賞金は３億４４３２万１０００円。重賞は２０１０年ＧＩＩＩシンザン記念、１２年ＧＩＩＩ東京新聞杯、ＧＩＩＩダービー卿ＣＴに次いで４勝目。函館スプリントＳは清水英克調教師、津村明秀騎手ともに初勝利。
【函館ＳＳ】ローブティサージュ、初の千二で２着
©サンケイスポーツ
6月23日(月) 05:02
第２１回函館スプリントステークス（２２日、函館１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝１２００メートル、１着本賞金３８００万円＝出走１４頭）一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを制して最優秀２歳牝馬に輝き、メンバーで唯一のＧＩ馬だったローブティサージュは、後方から鋭く追い込んでクビ差２着。上がり３ハロン３４秒０は、３着クリスマスと並んでメンバー最速だった。「初めての１２００メートル戦。テンに出して行ったぶん、少しバランスを崩すところがありましたが、直線はスムーズにさばけました」と三浦騎手。陣営がにらんだ通り、洋芝への適性の高さも示し、サマースプリントシリーズの主役候補に躍り出た。
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
【函館ＳＳ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
6月23日(月) 05:02
◆丸田騎手（クリスマス３着） 「スタートで後手に回り、腹をくくってロスのない競馬をしました。直線でうまくさばけていれば」
◆柴田善騎手（セイコーライコウ４着） 「内が伸びる馬場で外々を回らされたからね」
◆村田騎手（フォーエバーマーク５着） 「自分の形に持ち込めたときには、勝ったと思ったのですが…」
◆田中博騎手（アースソニック６着） 「もう少し出していけたら楽なんですけどね」
◆武豊騎手（スマートオリオン９着） 「前の組を見ながら、いい位置で運べたんだけど、スペースがなかった」
◆酒井騎手（ハノハノ１０着） 「直線ではスペースがなかったですね」
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
◆柴田善騎手（セイコーライコウ４着） 「内が伸びる馬場で外々を回らされたからね」
◆村田騎手（フォーエバーマーク５着） 「自分の形に持ち込めたときには、勝ったと思ったのですが…」
◆田中博騎手（アースソニック６着） 「もう少し出していけたら楽なんですけどね」
◆武豊騎手（スマートオリオン９着） 「前の組を見ながら、いい位置で運べたんだけど、スペースがなかった」
◆酒井騎手（ハノハノ１０着） 「直線ではスペースがなかったですね」
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
【函館ＳＳ】岩田不完全燃焼…ストレイト１１着
©サンケイスポーツ
6月23日(月) 05:02
第２１回函館スプリントステークス（２２日、函館１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝１２００メートル、１着本賞金３８００万円＝出走１４頭）単勝１．６倍の１番人気だったストレイトガールは〔２〕枠（２）番から６、７番手を進んだが、直線では馬群に包まれてまったく身動きがとれず、不完全燃焼のまま１１着に敗れた。「もう少し、じっくり乗ってもよかったのかな。あと一列後ろなら」と岩田騎手。藤原英調教師は「ファンに申し訳ない。勝ってスプリンターズＳ（１０月５日、新潟、ＧＩ、芝１２００メートル）に行きたかったが…」と唇をかんだ。予定通り、この後はひと息入れてから、短距離の頂点を目指す。
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
【函館ＳＳ】大波乱！７歳ガルボが重賞４勝目
©サンケイスポーツ
6月22日(日) 15:36
２２日の函館１１Ｒで行われた第２１回函館スプリントステークス（３歳上オープン、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル、１４頭立て、１着賞金＝３８００万円、サマースプリントシリーズ第１戦）は、津村明秀騎手騎乗の８番人気ガルボ（牡７歳、美浦・清水英克厩舎）が中団追走から差し切って快勝し、重賞４勝目を飾った。タイムは１分８秒５（良）。
人気馬が馬群に沈む悲鳴の中、したたかに抜け出していたのは７歳のベテランホース・ガルボだった。重賞４勝目で大波乱を演出。夏のスプリント王に名乗りを上げた。
レースは予想通りフォーエバーマークが逃げる形。メモリアルイヤー、レオンビスティー、スマートオリオンなどが好位集団を形成し、断然人気のストレイトガールは中団のインからレースを進めた。直線に向いてストレイトガールの伸び脚に期待が集まったが、馬群の中で伸びあぐねる案外な競馬。そんななかできっちりと抜け出してきたのがガルボだった。好位追走から中団に控え、４コーナーでスムーズに外に出すと、力強いフットワークで前をかわす。最後も猛追する後続を封じ込めてＶ。２年２カ月ぶりの勝利で波乱を呼んだ。クビ差２着が６番人気のローブティサージュ。さらにアタマ差で４番人気のクリスマスが、インから３着に突っ込んでいる。３連単は８７万円台の大波乱となった。
ガルボは、父マンハッタンカフェ、母ヤマトダマシイ、母の父ジェネラスという血統。北海道様似町・高村伸一氏の生産馬で、石川一義氏の所有馬。通算成績は４０戦５勝。重賞はＧＩＩＩシンザン記念（２０１０年）、ＧＩＩＩ東京新聞杯、ＧＩＩＩダービー卿チャレンジＴ（１２年）に次いで４勝目。清水英克調教師、津村明秀騎手ともに函館スプリントＳは初勝利。
津村騎手は「久々に乗りましたが、具合の良さは感じました。１２００メートルがどうかと思ってちょっと出していきましたが、いい位置につけることができましたし、４コーナーでの反応も良かったです。結果を残せてよかったですね」と２０１０年マイルチャンピオンシップ以来の騎乗で金星を挙げ、笑顔を見せていた。
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
人気馬が馬群に沈む悲鳴の中、したたかに抜け出していたのは７歳のベテランホース・ガルボだった。重賞４勝目で大波乱を演出。夏のスプリント王に名乗りを上げた。
レースは予想通りフォーエバーマークが逃げる形。メモリアルイヤー、レオンビスティー、スマートオリオンなどが好位集団を形成し、断然人気のストレイトガールは中団のインからレースを進めた。直線に向いてストレイトガールの伸び脚に期待が集まったが、馬群の中で伸びあぐねる案外な競馬。そんななかできっちりと抜け出してきたのがガルボだった。好位追走から中団に控え、４コーナーでスムーズに外に出すと、力強いフットワークで前をかわす。最後も猛追する後続を封じ込めてＶ。２年２カ月ぶりの勝利で波乱を呼んだ。クビ差２着が６番人気のローブティサージュ。さらにアタマ差で４番人気のクリスマスが、インから３着に突っ込んでいる。３連単は８７万円台の大波乱となった。
ガルボは、父マンハッタンカフェ、母ヤマトダマシイ、母の父ジェネラスという血統。北海道様似町・高村伸一氏の生産馬で、石川一義氏の所有馬。通算成績は４０戦５勝。重賞はＧＩＩＩシンザン記念（２０１０年）、ＧＩＩＩ東京新聞杯、ＧＩＩＩダービー卿チャレンジＴ（１２年）に次いで４勝目。清水英克調教師、津村明秀騎手ともに函館スプリントＳは初勝利。
津村騎手は「久々に乗りましたが、具合の良さは感じました。１２００メートルがどうかと思ってちょっと出していきましたが、いい位置につけることができましたし、４コーナーでの反応も良かったです。結果を残せてよかったですね」と２０１０年マイルチャンピオンシップ以来の騎乗で金星を挙げ、笑顔を見せていた。
★２２日函館１１Ｒ「函館スプリントステークス」の結果はこちら
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