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牝馬クラシック第2弾、オークスの追い切りが15日、茨城県の美浦トレーニングセンターで行われた。桜花賞馬ステレンボッシュ(国枝栄厩舎)が、Wコースで抜群の切れ味を披露。前走後は調教での負荷を一段と強められており、万全の仕上がりだ。同じ厩舎から牝馬3冠に輝いたアパパネ、アーモンドアイに続くべく、まずは2冠制覇を飾る。
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樫の女王へ、態勢は万全だ。桜花賞馬ステレンボッシュが、美浦Wコースで切れ味満点の最終リハーサルを披露。見守った国枝調教師は、納得の笑みを浮かべた。
「途中からペースを上げて、しまいはしっかり走れた。先週もきちっとやっていますし、十分かなと思います」
初夏の朝日を浴びながら、午前6時にコース入り。前半は僚馬2頭を大きく先行させ、折り合いをつけてゆったりと追走した。徐々にペースを上げると、直線は圧巻の瞬発力で急加速。馬なりのままラスト1ハロン11秒4(6ハロン83秒6)をマークし、外テンペスト(1勝)に併入、中ウィンターダフネ(2勝)に半馬身先着した。脚どりは軽やかで、状態面に不安は一切ない。
ここまでの調整過程も文句なしだ。8日の1週前追い切りは、美浦Wコースでラスト1ハロン11秒1(5ハロン65秒8)の猛時計をマークした。場所の違いはあれど、栗東トレセンに滞在していた前走時の1週前追いがCWコース5ハロン68秒0―12秒1だったことを考えれば、さらに踏み込んだ調教を施されている。この日も5ハロンからラスト1ハロンのタイムは全て前走時の最終追い切りを上回った。
前走は中団から鋭く末脚を伸ばしてGI初制覇。昨年の阪神JFで敗れたアスコリピチェーノにリベンジを果たした。指揮官は「モレイラ騎手がうまいこと立ち回って、期待に応えてくれてよかったと思います」と高く評価する。モレイラ騎手が母国のブラジルで騎乗するため、今回は戸崎騎手との新コンビ。1週前追い切りにまたがった鞍上は「芯がしっかりしていて跳びも軽い」と好感触を得ている。
過去に2010年アパパネ、18年アーモンドアイと3冠牝馬を手がけた伯楽が「(2頭と同様に)順調だし、十分同じくらい(のレベル)じゃないかなと思っています」と絶大な自信で送り出す大器。「きょうも折り合いは全然問題なかったですし、距離は大丈夫だと思います」と、2400メートルへの延長も不安なしだ。
「能力的には十分いいものがあるので、期待に応えたいと思います」
トレーナーは力強く言い切った。偉大な厩舎の先輩たちに肩を並べるべく、まずは史上18頭目の牝馬クラシック2冠に輝く。(綿越亮介)
★戸崎圭太騎手TALK
--1週前追い切りで初めて騎乗した感触は
「やはりいい馬だなと感じました。フットワークのバネもいいですし、筋肉の質も良さを感じて、軽い走りでいいなと思いました」
--国枝調教師とはどんなやりとりを
「(国枝師から)『馬もできているし、自信を持っていってもらえたら』という話をしました」
--2400メートルに距離が延びる
「ベストかといわれるとわからないですけど、同世代ですし、問題ないなと思っています」
--希望の枠順は
「特にどこでも大丈夫じゃないかなと思います」
--オークスでは過去2着3回。初勝利に向けて意気込みを
「もちろん勝ちたい気持ちでいっぱいですね。このような素晴らしい馬に巡り合えたことを幸せに思いますし、この感謝の気持ちを結果で応えられるように頑張りたいです」
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