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牝馬クラシック第2弾「第85回オークス」が19日、東京競馬場で行われる。最大の注目はやはり桜花賞馬ステレンボッシュだ。阪神JF2着のリベンジを果たした才女が2冠目へ向けて順調に調整。アパパネ、アーモンドアイと3冠牝馬2頭を送り出した名伯楽・国枝調教師は自信を持って樫の舞台へ送り出す。
揺るぎない自信を持って牝馬2冠制覇へ―。桜花賞馬ステレンボッシュがオークスに向けて歩みを進めている。国枝調教師はいつになく強気な口ぶりで手応えを明かす。
「相手に合わせて同じような競馬をすれば、最後は力で抜けてくるんじゃないかな。もともと距離は長いほうがいいだろうという見立てだったし、特に不安はないよ」
前走の桜花賞は中団から一気に末脚を伸ばしてGI初制覇。昨年12月の阪神JFではアスコリピチェーノとクビ差の2着に惜敗したが、見事にリベンジを果たした。
1週前追い切りは美浦Wコースで新コンビの戸崎騎手を背に、5ハロン65秒8、ラスト1ハロン11秒1の好時計。指揮官は「非常にスムーズな動きで雰囲気も良かった。圭太(戸崎騎手)も『乗りやすいし、特に気になるところはない』と満足していた。馬が自信を持っているような雰囲気だったよ」と満点を与えた。
国枝厩舎は10年アパパネ、18年アーモンドアイでオークスを2勝。どちらものちに牝馬3冠に輝いたが、その名牝2頭と比較しても「まったく遜色がないし、いいレベルだと思うよ。トラブルなく競馬に臨めれば、(2頭と)同じような結果が出てくると期待している」と愛馬に絶大な自信を抱いている。偉大な先輩たちに肩を並べるべく、まずは樫の舞台で女王の座を防衛する。(夕刊フジ)
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